※この作品はR-18です。

無職転生 18禁SS集   作:TANASOUKO

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この物語は書籍24巻で冥王ビタの見せた夢のひとつ、「アリエルと結ばれる世界」と似たような世界線を辿った世界です。
ビタはいません。パウロ(ボトムレス)もいません。
あまり難しく考えず「アリエルとえっちする世界だね!」と認識いただければと思います。



アリエル√

ラノア魔法大学。

俺は3階の食堂で食事をとりつつ、ため息をついた。

 

EDを治療するために訪れた魔法大学。

転移事件の情報を調べつつ、級友であるザノバに人形作りを教える日々。

しかしED治療は一向に進まず。ため息も出ようというものだ。

 

おまけに最近はもうひとつ面倒ごとが持ち上がっている。

 

「ルーデウス様、こちらよろしいですか?」

 

顔を上げると、食器の乗ったトレーを持った女性が俺の向かいに座ろうと許可を求めている。

別に他に空席がないというわけではない。

つまり、俺と話がしたくてわざわざ俺のところに座ろうというのだろう。

 

これがもうひとつの面倒ごとだ。

 

――アリエル・アネモイ・アスラ。

 

目の前にいるそんな名前の絶世の美女は、俺の許可を得ずにトレーを俺の向かいの席に置くと、ゆっくりと微笑んだ。

 

 

---

 

 

アスラ王国での政争に敗れた第2王女アリエルは、現王が死去するまでに力をつけ祖国に返り咲こうとしている。

それはこの魔法大学では周知の事実である。

当然、戻れば待っているのはダース単位の暗殺者の群れだ。

そのため、アリエルは少しでも強い戦力を必要としている。

 

現在、魔法大学では最強と言われているのは俺だ。

大学で唯一の無詠唱魔術の使い手。

最近では魔法大学に姿を見せた魔王バーディガーディを一撃で粉砕したことで一気に名が広まってしまった。

 

「あなたも物好きだな。何度来られても俺の返事は変わらないよ」

 

「まぁ、まだ結論を出すのは早いのではないですか?」

 

スープを口に運びながらアリエルが言う。

完璧なテーブルマナーだ。

 

「俺はアスラの政争に関わる気はない。何度もそういったろ」

 

「別に貴方に政治に携わっていただこうとは考えておりません。私が貴方に望むのはただひとつ。私の身を守っていただきたいのです」

 

にこり。

アリエルが微笑む。

 

これが困りものだ。

控えめに言ってもアリエルは美女だ。

この笑顔が自分に向けられるというだけで命を捧げる気になる男は星の数ほどいよう。

 

このお姫様もそのことを十分にわかっていて、武器として使ってくるのだ。

 

現在進行形で女性を味わえない俺だからこそ、その誘惑に抗えているのかもしれない。

 

「貴方がそのつもりなら、私の身体を捧げても構わないと思っているのですよ?」

 

冗談か本気かわからないような口調でそう言うアリエル。

思わず周囲を見渡す。

すぐそばに控えるアリエルの侍女二人のほかには、この会話を聞かれていることはなさそうだ。

 

「くどいよ。前にも断っただろ」

 

「最近、風の噂で聞いたのですが……」

 

口元に指を一本当てて微笑むアリエル。

くそ。かわいいな。

 

「実はラノア最強の魔道士ルーデウス・グレイラットは性的不能を患っており、その治療を探しているとか」

 

げ。

アリエルの耳に入ったのか。

 

ザノバやリニアたちには話してしまったが、失策だっただろうか。

 

「なるほど、そうした事情ならば、私の身体を報酬として捧げようとしても無駄ですね。何しろ受け取ることができないのですから」

 

「……ほっといてくれないか」

 

つい、つっけんどんな口調になってしまう。

何年も治療ができない俺の下半身。

男性としての自信は失われ、一時はすっかり卑屈になっていた。

目の前の完璧な美女にそのことを弄ばれるのは、正直、つらい。

 

「ですが、私にはそれを治療する手段がある、と言ったらどうします?」

 

「!?」

 

がたっ。

 

思わずテーブルから立ち上がる。

 

「アスラ王国はこの世界で最も歴史の長い国。王族が同様の病にかかれば国の存亡に関わるのです。アスラ王族にはそういうことに対する知識があっても不思議ではないと思いませんか?」

 

「……そ、それは……」

 

椅子にかけ直しながら、俺は聞く。

 

「話だけでも聞くつもりはおありですか?」

 

そう言ってアリエルは艶然と笑う。

ああくそ。

どんな笑い方をしても絵になる女だ。

 

 

---

 

 

アリエルは、まず夜に自室に来いとのことだった。

男の俺は女子寮には入れないはずだが、普通に入り口でアリエルの侍女が待っていて部屋まで案内された。

どんな権力だ。

 

「ようこそ、ルーデウス様」

 

アリエルは真っ白いガウンのようなものをまとって俺を待っていた。

窓際に設置されたテーブルには簡単な食事が用意されていた。

 

「こちらの酒にアスラの秘薬を溶かしてあります」

 

食事の横には、ピンク色の液体が注がれていた。

なんだか甘い匂いを漂わせている。

 

「少々複雑な配合が必要なものですので、一度で効果が出るとは限りません。よろしければ、何度か通っていただいて試させていただければと思います」

 

アリエルは俺の向かいに座ると、俺のものとは色の違うグラスを手に取る。

 

「乾杯をしませんか? 貴方の病の完治を願って」

 

「ああ」

 

「では、乾杯」

 

グラスをかちんと合わせると、アリエルは口をつける。

こくこく。

形のいい喉が嚥下する。

 

――何かの罠じゃないかとは思った。

例えばこうして何度も俺の足を運ばせてひたすらに口説き落とそうとするとか。

 

だが、アリエルはそんな様子を見せず、ただの世間話に興じていた。

その様子はなんだか普段よりも気安い。

いつも学内で見せる完璧な所作がわずかに崩れている。

自室だからだろうか。

それとも、相手が俺だからだろうか……。

 

 

---

 

 

異変は、アリエルの勧める秘薬入りの酒とやらの2杯目を飲んだあたりで起こった。

 

「あ、れ?」

 

ぐらりと視界がゆがむ。

たいして強くない酒だと思ったが、そんなことはなかっただろうか。

 

すぐさま頭に手を当て、解毒魔術の詠唱をとなえる。

 

「――え」

 

おかしい。魔術が発動しない。

視界は傾き続け、身体が倒れ込むのを感じる。

 

どさ。

 

倒れ込む俺の目に、アリエルの顔が映る。

その顔は、見たこともない表情だった。

 

頬は紅潮し、目は潤んでいる。目に浮かぶのは、恍惚の色か……?

まるで、まるで花に擬態した食虫植物が獲物を捕らえるかのような。

 

そんな顔の記憶を最後に、俺は意識を失った。

 

 

---

 

 

じゃらり。

鎖の音で目が覚めた。

 

はっと目を開ける。

 

「これは――」

 

俺は大の字に縛られていた。

全裸だ。

 

そして。

ああ。そして。

 

この数年ぴくりともしなかった我が息子が屹立している。

今にもはち切れんばかりだ。

 

触りたい。

触って、この手でしごきあげ、数年ぶりの情熱を放出したい。

 

だがそれにはこの手を縛る鎖が邪魔だ。

 

魔術で切断しようとして――俺は愕然とした。

魔術が発動しない。

 

体内の魔力がうまく働いていないようだ。

 

ぐぐっ。

 

力を込めてみたが、鎖が切れる様子はない。

なんと言うことだ。

数年ぶりの感動体験だというのに、時が経てば元に戻ってしまうのではないか。

 

「あらあら。起きられましたか、ルーデウス様」

 

扉の開く音がして、アリエルが姿を見せた。

 

「アリエル。これはいったい――」

 

言いかけて、俺は目を見開いた。

 

アリエルは先ほどまでのガウンを脱いでいた。

ベビードール、というのだろうか。

肩も太ももも露出した薄手のレースをあしらった服に身を包んでいる。

 

その下は全裸だ。

 

つまり、アリエルの形の良い乳房も。その頂点にそびえる桜色の乳首も。

つつましく存在しているへそも。

その下に広がる薄毛の草原地帯も。

薄毛であるが故に正面からも見えてしまっている割れ目も。

 

全てが俺の目にさらされている。

 

「――」

 

絶句した。

今まで俺はアリエルの顔を見て美しいと判断していたが。

これは、その比ではない。

 

アリエル・アネモイ・アスラの美しさの真骨頂は顔ではなく、その肉体にあったのだ。

 

じんじんと股間に血液が集まる。

下半身が訴えかける。

あの女を組み伏せろと。あの女を犯せと。

 

再度腕に力を込めて鎖をひっぱる。

びくともしない。

 

「ふふふ。アスラの秘薬。存分に効果が出ているようで何よりです」

 

「アリエル、この状況は――」

 

アリエルから目が離せない。

その乳房から。その乳首から。その秘所から。

 

――つ。

 

アリエルの指が俺の息子をなで上げる。

 

「っ!」

 

びくん。

それだけで射精しそうになる。

 

「魔術は使えませんよ。体内の魔力を狂わせて、魔術を使えなくする薬も混ぜてありましたから」

 

「なんで、そんな――」

 

言いかけた俺の口を、アリエルの唇が塞いだ。

と、同時にアリエルの指が魔法のように動き俺の息子をしごきあげてきた。

 

「っ! うあっ!!」

 

びくん、びくん。

 

ひとたまりもなかった。

先ほどから高まり続けていた俺の興奮は、アリエルのキスと手技でひとたまりもなく決壊した。

 

床に精子が飛び散る。

 

アリエルはその指が汚れるのもいとわず、俺の息子をにゅるにゅるとさわり続けている。

 

「ルーデウス様……私が必死に口説いても歯牙にもかけなかった憎らしいお方」

 

耳元でアリエルの声がささやく。

天使の声か。これは悪魔の声か。

 

「もう、いっそ、ルーデウス様の何もかもをいただきます。誇りも。尊厳も。愛も。憎しみも。純情も。劣情も」

 

にゅるにゅる。

アリエルの手は止まらない。

 

先ほど出したばかりだというのに、もう息子は次弾を装填している。発射させろと訴えている。

 

「もちろん、無料とはいいません。同じくルーデウス様には私の全てを捧げます。誇りも。尊厳も。愛も。憎しみも。純情も。劣情も」

 

はあ、とアリエルの吐息が耳にかかる。

耳たぶを甘噛みされる。

 

「っ!」

 

二発目。

発射された精子が床を汚す。アリエルの手を汚す。

 

「さあ、天使のように睦み合い、獣のように絡み合いましょう?」

 

興奮を隠しきれないように、アリエルが俺の足下にしゃがみ込む。

その目に浮かぶのは明らかな劣情だ。

赤子のように頬を紅潮させ、俺の息子に舌を這わす。

 

それでも。それでもなお、アリエルは美しかった。

 

 

---

 

 

そのあと、アリエルの口で3回発射させられた俺は、ようやく鎖を外してもらうことができた。

アリエルの侍女はまるで感情がないかのように何も言わず鎖を外すと退室した。

 

「あ、あ……」

 

俺の股間はいまだはち切れんばかりだ。

だが5回発射した俺には少しばかり理性が戻ってきていた。

 

あれほど口技で悶絶させられたのだ。

せめて一矢報いねばならない。

 

俺はアリエルの両足を掴むと、大きく広げた。

秘所の中央、そこはてらてらと光を反射し、むわっとした雌の匂いを漂わせていた。

 

くそ。

神様。

こんなところまで、美しく作りやがって。

 

俺は迷いなく、中央のクレバスに口をつけた。

 

「ああっ!」

 

アリエルが嬌声を上げる。

 

じゅるじゅる。じゅぱっ。

なるべくいやらしくなるように音を立ててやる。

 

「いや、そんな、むしゃぶりつくように……」

 

アリエルはいやいやをするように首を振る。

許してなどやるものか。

 

かつてない興奮が、俺を乱暴にさせている。

 

「あーっ、あ、ダメです。イキます! イクーっ!」

 

アリエルの陥落は早かった。

俺を弄くり回しているときから自分で慰めていたのかもしれない。

 

びくっ、びくっと身体を震わせるアリエル。

だが俺の舌は休んだりなどしない。

 

先ほどはアリエルの口で3度も発射させられたのだ。

せめて同じだけの回数は、この女に屈辱を味わわせなくてはならない。

 

じゅぷ。じゅるるる。べろり。

 

俺の口がクレバスを上下するたびに、アリエルは身体を震わせる。

 

「ああ、すごい、すごい、いいです、ルーデウス……」

 

アリエルはうっとりした様子で俺の名を繰り返している。

 

 

---

 

 

それから4度、アリエルは身を震わせた。

俺の息子はもう爆発寸前だ。

 

横たえたアリエルに覆い被さると、股間をアリエルの秘所にあてがう。

 

「……あの、ルーデウス。私、こんなですけど……」

 

「?」

 

「初めて、なんです。殿方と、その、するのは」

 

嘘だろ。

言いかけて、言葉を飲み込む。

本当だったらあまりにも失礼だ。

 

「……幼い時分より、侍女や奴隷を使って楽しむことはしてきたのですが、この中に入れるのだけは、その」

 

言いよどむアリエル。

俺は思わず、口走る。

 

「いいのか、俺で……?」

 

「貴方が、いいです。貴方を、ください」

 

とろんとした表情で、アリエルが言う。

 

快楽に流されそうな頭で、考える。

ここで入れたら、もう一生をともにする覚悟が必要だ。

 

アリエルは、それだけの覚悟で俺に接近してきた。

その覚悟が、俺にも求められている。

 

逡巡は、一瞬だった。

 

ずっ。

 

一突き。

最初若干の抵抗を見せたクレバスだったが、そのあとはすんなりと俺自身を飲み込んでいった。

 

「あ! ああ……! ああ……!」

 

入れただけで、アリエルの身体が震える。

破瓜の傷みを、快楽が上回っているように見える。

 

と、アリエルの手が俺の頭に回されると、ぎゅっと自分の頭に寄せてくる。

キスされた。

舌を絡めてくる。

 

「……ルーデウス」

 

キスの合間にささやくような声が混じる。

 

「……もう、逃がしませんわ」

 

上等だ。

ここまで来たら、俺も全て食らいつくすしかない。アリエルを。

 

ずちゅっ、ずちゅっ。

抽送の度に、下半身に電流が走るかのようだ。

 

くそ。

なんて具合のいい。

 

「あっ! あっ!」

 

おまけにとびきりのあえぎ顔が目の前だ。

こんなの、すぐ、出てしまう。

 

「うっ!!」

「あああっ!!」

 

俺が大きく身を震わせる。

同時にアリエルもびくん、びくんと痙攣する。

 

 

---

 

 

それから俺とアリエルは、一晩中、いや翌日の昼まで交わり続けた。

アリエルは上になれば楽器のごとくその甘美な声を響かせ、後ろから突けば獣のごとくに吠え立てた。

俺も幾度となく発射し、その全てをアリエルの中に注ぎ込んだ。

 

互いの声ががらがらになる頃、ようやく俺の息子は力を失った。

アリエルはす、と身体を起こすと、居住まいを正し、髪をかき上げた。

 

「ルーデウス」

 

先ほどまでの興奮の色は消えていた。

 

「私を差し上げます。……守ってください」

 

俺も、アリエルを見つめた。

息子は今は力を失っているが、またすぐ復活する気配がある。

 

俺の病気は治ったのだ。

 

目の前にいる美女が、身を粉にして治してくれた。

今は感謝と、そして確かな愛情を感じている。

 

「わかった。アリエル・アネモイ・アスラ。……お前をもらう代わりに、生涯守ると誓う」

 

言うと、アリエルは飛びついてきた。

 

「本当ですか? 約束ですよ!?」

 

先ほどまであれほど色情に狂った様子だったというのに、今は童女のように無邪気だ。

アリエルはこんな表情もできるのか。

 

――なんて好ましい。

 

ああ、困った。

 

どうやら本当に。

 

ルーデウス・グレイラットは。

アリエル・アネモイ・アスラに、惚れ込んでしまったようだ。

 

す、とアリエルが俺の顔の前に手を差し伸べた。

俺は万感の思いを込めて、その手の甲に口づけをしたのだった。

 

 

 




アスラの秘薬=そんなものはない。
アリエルが盛ったのはバティルスの媚薬(高純度)と睡眠薬と245話でクリフが使った魔術阻害薬のカクテル。

SでMで変態で純情で完璧美女なアリエルっていいですよね。
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