逆行転生TSF 作:逆行物増えろ
俺の親友はかなり変わったヤツだ。
最初にアイツの存在を知ったのは五年生になった初日の自己紹介だった。その時はこんな綺麗なヤツがいるんだなって思ったのを覚えている。
髪型はショートボブ?ベリーショート?よくわからないけどそんな感じの短めなヤツでパーカーにズボンという服装も相まって最初は男だと思ったんだ……だけどそいつは女だった。
興味は引かれたけど女だったから自分と関わる事は無いと思っていた。
だから放課後、帰る直前になってそいつが話しかけてきた時は驚いた。しかも第一声が自己紹介からの友達になりましょうだもんな。勢いに負けて頷いてしまったけど後から早まってしまったかと若干後悔したんだっけか。
だけど初めてのヤツだったというのに不思議と悠季とは気が合ったのだ。
ただの会話でも、いつも通りの遊びでも、アイツと一緒だと何故だかいつもより楽しく感じる。特にサッカーでは初めて競い合える相手が現れた事に興奮したのを覚えている。
自分で言うのもなんだけど俺は近所のクラブでは敵無しだった。実際に多少マークされたくらいなら一人で振り切ってゴールを決めた事も少なくない。
そんな俺相手にアイツは対等以上の動きを見せてきた。
最初は女のクセになんて思った事もあるけどそれ以上にライバルが現れた事の方が嬉しかった。それに1on1でぶつかり合う内に男とか女とかそんな些細な事は忘れてしまっていた。
そうしていつの間にかアイツと俺は一番の親友になっていた。
そうやってこれからずっと続いていくのだと勝手に思っていたんだけど、最近少し困った事になっている。
別に仲が悪くなったとかそういう事は全く無い、むしろもっと良くなっているくらいだ。
……困った事になっているのは俺の方だけだ。アイツは何も変わっていない。
何というか最近、アイツが女だという事を思い出したのだ。
きっかけは多分かくれんぼだったと思う。あの狭い密閉空間に二人で無理やり隠れた時だ。
悠季は何とも思ってないんだろうけど俺にとっては色々ありすぎた。
それから俺は無自覚にアイツと事を目で追う様になってしまった。
アイツが服で扇いだりして無防備に晒す白いお腹や首元から見える薄い胸、ズボンに浮かび上がるお尻の形にどうしても目が行ってしまう。
俺は同じくらいの年齢の女子をそんの風に見たことはなかった。
姉ちゃんが中学になるまでは一緒に風呂に入る事もあったので慣れていてクラスの女子の身体にはそんなに興味無かったのだ。それに姉ちゃんが小五の時点で既に胸とか結構大きかったしな……。
だからだろうか?俺の異性に対する判断基準は姉ちゃんだった。
だから男の子みたいなアイツをそういう風に見てしまった時は自分でも困惑したのだ。
今でもあの暗がりの中で起きた事を繰り返し思い出してしまう。
アイツはまだ性について理解していないと思う。理解しているならあんなに無防備な姿を晒すなんてするはず無いからだ。
アイツと俺以外誰も居ない空間、首筋にかかるアイツの吐息、身体から仄かに感じる甘い香り、素肌の太腿同士が触れ合う柔らかな感触……いつの間にか俺のアソコは勃ってしまっていた。
今までクラスメイトに対してそんな事は起こらなかったし、そもそも朝に目が覚めた時くらいしか大きくなったりする事は無かった。
だからいきなりの事で混乱してしまってそれからは大変だった。
大きく硬くなっていくにも関わらずそこには十分なスペースがなくて痛みを訴え始める。
それが何故か突然解消された時は開放感と共に襲ってきた強い刺激に腰が抜けそうになってしまった。
それで初めて俺は自分のアソコを刺激する事の気持ち良さを知ってしまったのだ。
多分アイツは俺が何をしているか解っていなかったと思う。初めての事で余裕の無かった俺は、アイツの無知をいい事に自分のアソコをアイツの手のひらに擦り付けてしまっていた。
アイツの柔らかな手を感じ、抱きつく様にしてアイツの香りを吸い込む、それと同時にアイツの胸元をまさぐる。ペタンコに見えたアイツの胸は意外にも女の子らしい柔らかさを俺の手のひらに伝えてきた。
もう俺に理性は存在しなかった。欲望のままアイツの身体を使って生まれる快楽を貪っていく。
チャイムが鳴ってくれて本当によかったと思う。
既に手遅れかもしれないが、あのままだと俺はアイツに対して取り返しのつかない事をしてしまっていたかもしれない。
ロッカーから出た後に見た何も解っていないアイツの無垢な笑顔に、俺は初めて後悔というものを理解したのだった。
需要あるみたいなので短いですが投稿します。
前から書いてはいたけれどイメージとか崩れたりして嫌がられそうだなと投稿する気はなかったヤツです。