逆行転生TSF 作:逆行物増えろ
林間学校ではあんな事があったが僕の日常は変わらずに続いている。
勇斗くんとは気まずくなりそうだったけれど、よく考えたらいつもの事かと思い直せたのでそこまで長引く事は無かった。
それよりも女の子達の方が問題だ。
懐いてくれていた子達は前からくっついてくる事が多かったのだが前にも増してボディタッチが多くなっている気がする。
特に前まで物静かだと思ってたあの子。僕の胸に顔をうずめたりはよくあったのだけれど、林間学校の後からは抱きつきながら僕のシャツや短パンの裾から手を入れてくる様になってしまった。特に下の方は油断してるとパンツの隙間に指を入れてきたり布を横にズラしたりしてくるのだ。それとなく拒否しているが一向に止めてくれない。かといってこちらが離れようとすると捨てられた子犬みたいな顔をするので強く出れないし……。
前世で相談にのっていたお姉様方の中にもこんな人がいた気がする、対象は僕じゃなかったけどね。多分、将来この子は百合畑の人になるだろう。
そんなこんなで僕はスリリングな毎日を過ごしている。
僕の貞操はこの先生きのれるのだろうか……?
それはさておき……日曜日である今日、僕は勇斗くんの家にお邪魔している。ちなみに翔も一緒だ。
休みの日なんかに僕が遊びに行こうとすると、寂しかったのか翔も付いて来たがる事がよくあったのだ。それでちょくちょく翔を連れ出していたのだが、それで勇斗くんとも仲良くなっていた。
前回の時もそんな感じ勇斗と仲良くなったんだっけ?
翔からしたら兄である僕の友達=懐いてもいい人という方程式が成り立っていたのだろう。翔は勇斗に対して最初からじゃれついていっていた。
それに対して勇斗も好意的な翔を邪険にはできなかったようで世話を焼いてくれていたのだ。
そうしているうちに僕抜きでも二人は遊ぶ様になっていてよくサッカーをやっていた。
引っ込み思案だった翔がアウトドア派のサッカー少年になったのは勇斗の影響が大きかったのだろう。
今回も順当に同じ様な道を辿っているようで、僕が勇斗くんの家に行くと言うと自分も勇斗兄ちゃんと遊びたいと自己主張してきたのだ。
そんな翔の成長を嬉しく思いつつ勇斗くんに許可をもらってからお邪魔したのだ。
本当は外で虫取りでもしようかと思っていたのだが、生憎の雨で家で遊ぶ事になった。
真夏の雨は激しく、その熱気と相まって酷い湿気だ。肌に纏わり付く様で息苦しさすら感じる。
それに呼応する様に皆薄着で、勇斗くんも翔もティーシャツに短パンだし僕もタンクトップにハーフパンツである。
そうして勇斗くんの部屋で三人で遊んでいたのだが皆ちょっと飽きてきたみたいだ。人生ゲーム的なスゴロクを何回もヘビーローテーションは流石に刺激が少なくなってくる。
勇斗くんと二人だけの時はそれぞれ漫画を読んでいたりニ画面の携帯ゲームをしていても同じ空間で同じ時間を過ごすというだけで安心していられる。
だけどまだ小さな翔は何かをやっていないと落ち着かないのだろう、スゴロクの手を止めて何かないのかとキョロキョロしている。いつもの僕らだったらプロレスごっこでもやっているのだがまだ体格差のある翔には少々辛い。
どうしようかと考えていると突然部屋のドアが開いた。
……ドアの向こうに立っていたのは勇斗くんのお姉さんである結衣さんだった。
「あっ、結衣さんお久しぶりです、お邪魔しています」
「おっ、悠季ちゃん来てたんだ、久しぶりー」
軽く挨拶を交わした後、勇斗くんともおかえりただいまの流れを行っている。一通り終わったみたいなので翔の事も紹介しておこうと思う。
「それとこの子は私の弟の翔です……ほら翔」
「えっと……翔です、よろしくお願いします?」
「よろしくね、私は勇斗のお姉ちゃんで結衣っていうの。気軽に結衣さんって呼んでね」
「うん!」
「うーん悠季ちゃんに似てて可愛い!」
恙無く挨拶も終わったのでタイミング良く現れた結衣さんに暇を持て余している事について相談してみる事にした。
そうしたら結衣さんは自分の部屋からトランプを持ってきてくれた。
確かにトランプなら色んなゲームが楽しめるのでマスの変わらないスゴロクを何度もやるよりは楽しめるだろう。
鉄板の大富豪に始まりダウトやババ抜きときて現在は真剣衰弱をやっている。僕の右隣に結衣さんで左隣に翔、正面は勇斗くんという並び順だ。
何度かやっていたのだが何故だかここに来て勇斗くんの勝率が低くなっている。
僕は流石に大人なのである程度は自重して翔や勇斗くんに負けが込まない様に調整していたのだが神経衰弱になってから勇斗くんが全然勝てていない。
僕の番に回ってきたのだがこのまま連続で取ってしまっていいのだろうかと勇斗くんの方をチラリと見ると何故か目が合い、すぐに逸らされてしまった。
????
普通は絵柄と数字を記憶するためにトランプの方を向くと思うのだけど……。
暫く考えて合点がいった。多分勇斗くんは僕の胸元を見ているのだ。
僕の格好はタンクトップであり緩い作りになっている。真剣衰弱を床で行っているので基本的に四つん這いになっている。そのため重力によって胸元が大きく開かれてしまっていたのだ。
……これを見ていたから気が散っていたのか。
流石に先っぽまで見えはしないだうけど最近丸みを帯びてきた胸の大部分が見えしまっていたみたいだ。
ちなみに結衣さんも女性用の物だが僕と同じ様な格好をしている。しかし僕と違って胸元に隙間なんて存在しない、あるのは深い谷間だけだ。
胸についている大きな果実は服をはち切れんばかりに押し上げてその隙間を埋めてしまっている。
僕としては目の毒で視線のやりどころに困ってしまう。
正面の翔は年齢故か解ってないし勇斗くんも何時もの事なのか、慣れているのか、興味を持っていないみたいだった。
……ふーん、僕の胸を見ていたんだ……。
勇斗くんは性格の通り負けず嫌いだ。
そんな勇斗くんが負けてしまうとわかっていても僕の胸を見ていたのだと思うと、なんというか、嬉しくなってくる。
そんなふうに真剣に見てくれる勇斗くんにはサービスしてあげようかな?
僕は自分の番が終わって注目度が下がったタイミングで皆に気付かれない様に片方の肩からタンクトップを外してしまう。
それによってタンクトップはズレ落ち普通に直立していても正面から片方の膨らみが見えてしまっている状態だ。そんな状態で四つん這いになろうものなら……。
次の僕の番が回ってきたら今まで通り身を乗り出しより勇斗くんに近い位置で四つん這いになる。
……勇斗くんからは僕の動きに合わせてプルプルと震えるおっぱい、そしてその先っぽである乳首までもが見えてしまっているだろう。
僕はワザと選ぶカード迷うフリをして時間を引き延ばす。
「えーと、どこだったっけ……」
勇斗くんから強い視線を感じる。
翔や結衣さんまでいる環境でこんな露出狂紛いの行動をしている事の背徳感にゾクゾクしていまう。
―――っ!
段々と胸の先っぽが硬くなっていくのがわかる。発展途上のおっぱいでは些細な違いでしかないだろうが微かに大きくなった僕の乳首に勇斗くんは気が付いているのだろうか?
まぁ気が付いていたとしても、その意味は解らないだろうけどさ……。
大きく顔を上げるわけには行かないのでそのまま顔を伏せつつ勇斗くんの方を見てみると胡座をかいているのが見える。
……薄手の短パンのおかげで勇斗くんのアソコも起ち上がってしまっているのがよくわかる。
勇斗くんは自分のアソコが変化してしまっている事に気付いていない。
見る事に必死でそれに気が付く余裕がないのか、年齢からくる性知識の乏しさから恥ずかしい事だと解ってないないのか、でもどちらにせよ僕を見て興奮してくれているという事だ。
こうしてたまに誘惑はしてはいるが……それでも男の子みたいな格好をしていて性格もどちらかと言えば男子よりな僕を勇斗くんはそういった対象として見てくれている。
それはとっても嬉しいと思うのだ……。
その後、何組かカードを取りつつたっぷりと時間を使った後に翔へと順番を回す。
「あー、間違えちゃったかー……」
仰け反る様にして大袈裟に悔しがってみるとそれにつられて胸元に固定してされていた勇斗くんの視線が僕の顔へと向いた。そこで僕はさも今気が付いたかの様に勇斗くんと視線を合わせたあとに微笑んでみた。
勇斗くんは少しの間、ポーっとしていたのだが自分が何を見ていたのかようやく気付いたのだろう、凄い勢いで顔を逸らされてしまった。
おっぱいを露出していた興奮からか僕の顔は紅潮してしまっていたのだが、勇斗くんの顔も僕に負けないくらい紅くなっていた。そしてそんな勇斗くんを見て更に恥ずかしさが込み上げてくる。
……無限ループかな?
こんな状況で平静でいられるはずもなく、僕らは翔と結衣さんに負けまくるのであった。