逆行転生TSF 作:逆行物増えろ
悠樹ちゃんは私の言葉を聞いて固まってしまった。おそらく外の勇斗くんも同じだろう。
混乱している間に勇斗くんと自分の場所を入れ替える様に中へと引き込む。私が外側に来た事でもはや退路は無い。
ちょっとやり過ぎ感もあるが最初に連れ込もうとしていたし……まぁ大丈夫でしょ。
観念するといいさ。
恥しそうにしている悠樹ちゃん。
「…………えっと、どうかな?」
勇斗くんは最初は目を逸していたのだが、その言葉を聞いてチラリと悠樹ちゃんの方を見る。
「…………良いんじゃねーの」
男の子みたいな感性でも褒められればやはり嬉しかいのだろう。そう言われた悠樹ちゃんは照れ笑いをしている。
「そっか…………選んでくれてありがとね」
「……あぁ」
これ以上は止めておこう。お邪魔虫は退散すべきだ。
というか尊さに耐えられない、マジ無理ぃ……。
「後は若い二人に任せてお姉さんは退散するね!ではではー!」
戦略的撤退!
まぁまだ小学生だし、放置しておいても行くところまで行っちゃう事はないでしょ多分。
……倉橋さんはそう言うと、僕等を置いてどこかへ行ってしまった。
「なんかゴメンね?こんなふうに巻き込んじゃって」
「……今更だろ、気にしねーよ」
「そっか……」
かなり振り回してしまったはずなのに勇斗くんは気にしていないと言ってくれる。なんだかとっても温かい気持ちになった。
「「…………」」
勇斗くんがチラチラとこちらを見てくる。
さっき褒められた時はとっても嬉しくて忘れていたのだが、今はなんだか女装を見られているみたいで恥ずかしさがぶり返してきた。
「あっ!倉橋さんどこ行っちゃったんだろうね!?」
勇斗くんの横を通ってカーテン側に行き、隙間から外を窺う。
何か行動していないと羞恥心から叫び出しそうなのだ。
「……近くにはいないみたいだね」
……という事は、もしかして二人きり?こんな狭い個室で?僕だけが下着姿で?
―――――っ!
自分で確認しておいてなんだが、これはダメかもしれない……。
元々早かった心臓の音が緊張のせいか凄く大きく聞こえる。顔だけじゃなくて身体全体が熱くなっている気がする。
無理矢理とはいえ自分から感想を求めてしまった手前、今更出ていけとは言いづらい。
「「…………」」
話題も無いためか少々気まずい沈黙が流れるが、勇斗くんがその沈黙を破ってくれた。
「……そういやコレ、どうすればいいんだ?」
勇斗くんがそう言って差し出してきたのは何枚かの布地……ブラジャーだった。
「あー……取り敢えず受け取るよ」
「それじゃあはいコレ」
勇斗くんから渡されたソレを広げてみると何となく自分に合いそうな色や派手過ぎない好みなデザインの物が多かった。
……ちゃんと僕の事を考えて選んでくれたのだろう。
そう思ったらまた嬉しくなってきてしまった。
ちょっとサービスしてあげても良いかなと思うくらいに……。
「ねぇ勇斗くん?どうせならコレ着てみるからさ、また感想貰えないかな?」
「お、おぅ……」
「ありがと、着替えてる所を見られるのはなんだか恥ずかしいから後ろ向いててね?」
僕は今カーテン側に立っていて勇斗くんは姿見側だ。後ろを見たら当然鏡に映った僕の事が見えるはずだ。
既に間近で裸を見られてしまっているのだ。だから恥ずかしさはあるががこれくらい耐えてみせるさ!
顔は既に真っ赤なので表情や目線にだけ気を付けてゆっくりと着替えていこう。
勇斗くんは僕のお願いを聞いて後ろを向いてくれている。
まだ鏡に映る僕には気が付いていないみたいだが、映っている像が動けば目に付くはずだ。
流石に勇斗くんの方を向いているのはおかしいので斜め前を向く様にしている。これならちゃんと僕の身体が見えるだろうし鏡越しに目が合ったりしないだろう。
上半身を大きく動かして今つけているブラをゆっくりと脱いでいく。
視界の端で勇斗くんが顔を上げたのが分かった。
……鏡越しでもちゃんと気が付いてくれたかな?
胸を張っておっぱいを強調する様な姿勢を保ち、時間をかけて頭からブラを抜いていく。
「ふう……」
脱いじゃった……!
今更でしかないが、なんて大胆な事をしてしまったのだと欠片ほども残っていない冷静な頭が訴えかけてくる。
……ちゃんと見てくれたかな?
しかし、オーバーヒートして機能不全に陥った情緒は止まろうとしてくれない。
勇斗くんにもっと良く見てもらおうと両手で自らの胸を掴んで揉んでみる。
傍からはどう見えているのだろう?
ブラを着ける様に言われて初めて自分の胸の大きさを自覚した子供に見えているだろうか?
上半身を揺すったり、軽くジャンプしてみたりして動きに合わせてくん震える胸を見せつける。
それから受け取ったブラをゆっくりと身に着けて同じ動きをしてみる。
……これで着けている時といない時でおっぱいの動きがどう変わるのか確かめているのだと勘違いしくれないかな?
さてと―――。
「もうこっち見ても大丈夫だよ」
「そっ、そうかっ!」
僕が突然話しかけたからか勇斗くんからの返事は少し焦った様な、驚いた様な声だった。
鏡越しに目が合ってしまっても気まずいので自分の胸を見下ろしながら勇斗くんの方に向き直る。
勇斗くんがこちらを向いたのを足元を見て確認してから顔を上げる。
相変わらず顔を真っ赤にした勇斗くんが視線を横に向けつつもチラチラとこちらを窺っていた。
本当はもっとしっかりと見たいくせにね……!
だが、そんな初な所も可愛らしく思うのだ。……でもせっかく着替えたのだからいい加減こっちを見て欲しい。
「勇斗くん、これはどう?似合うかな?」
勇斗くんが選んでくれたこの猫柄のブラは可愛くて僕も気に入っている。
ほら、勇斗くんが選んでくれたブラが僕の胸を覆っているんだよ?ちゃんと見て?
「お、おぅ、なんだ……それも、似合ってるんじゃねーかな」
「ふふっ……そっか!」
こうして勇斗くんに褒めてもらっていると自分も捨てたもんじゃないなと思えてしまう。
クラスの女の子達に胸が大きいとか羨ましいと言われても「ふ〜ん……」という気持ちにしかならなかったし、その成長にも戸惑いしかなかった。
でも勇斗くんに褒められただけで自分の胸の大きさが自信になってしまうのだ。我ながら現金なものだ。
そして人は欲深いもので、良い事があるとまたそれが起こらないかと期待してしまうのだ。
僕だって人間であり、許されるならずっと良い気分に浸っていたい。
だからもっと褒めて欲しくて次のブラ、また次のブラ、と次々と着替えてはその姿を勇斗くんに見て褒めてもらっている。
当然同じ動きではつまらないだろうと着替える度に違う動きを取り入れている。
苦しい程ではないがスポーツブラはしっかりとした締め付けがあるので脱ぐ時にいい感じでおっぱいに引っ掛かるのだ。
そしてそのまま上にスライドさせると少し形の変わった下乳が覗く。さらに上へと引き上げればプルンッと乳房全体が飛び出してくる。
成長期特有の強い張りと弾力のせいか、揺れると言うよりは震えるといった感じだ。
もっと大きくて柔らかなおっぱいならちゃんと派手に揺れてくれるのだろうか?動きが思っていたほど大きくなかったのでちょっと残念である。
そうして何度かそんな事を繰り返していると小さく勇斗くんが動いている事に気が付いた。
基本的に自分の胸を見下ろしているので勇斗くんの全身が見える事は無いのだが、足元まである鏡のおかげで間接的に勇斗くんの下半身を確認する事ならできるのだ。
勇斗くんの片手が自分の股の上に置かれていた。そして服の上からゆっくりと動かしていたのだ。
勇斗くんが僕でオナニーしてくれてる……!
前回の時は僕も寝たフリをしていて誰も咎める人がいなかったし、初めての経験だったせいもあってか無我夢中といった感じだった。
しかし今回は初めてじゃない。それに最近では僕を仲間外れにしてクラスの悪餓鬼共とエロについて語り合ってるのを知っているのだ。
だから自分が何をしているのかは解っているはずだ。そしてそれを解った上で僕の裸で気持ちよくなってくれているのはとっても嬉しく感じる。なんだか勇斗くんを独占してしまっているみたいだ。
……でもこのまま終わるのもつまんないかな。
僕の身体で勇斗くんが興奮してくれているという精神的優位からか、ムクムクと悪戯心が膨らんできた。
―――あの時と同じ様に、僕の手のひらで射精に導いてあげたい……!
勇斗くんに襲われた事で変な自信が付いてしまったのかもしれない。最近の僕は昔と比べてちょっとおかしいくらい大胆になってしまっている。
ちなみに今から身に着けようとしていたのが最後のブラだ。つまりここで決めるしかない。
どういう流れなら違和感なくいけるだろうか?
少しだけ考えていたが良さそうな案は浮かんでこない。
……まぁ適当でいいか。
僕も勇斗くんも頭は完全に湯だってしまっているのだ、多少強引でもそういう流れになればそのまま進んでいってしまうはずだ。
そう、どんなに不自然であってもその後の事で塗り潰してしまえばいいのだ!
さぁいくぞ!
余分なキャラ出したせいか思いの外、長くなっちゃいました。
多分次で買い物回は終わりかな。