逆行転生TSF 作:逆行物増えろ
それでも大丈夫な方のみどうぞ。
六年生編 隠れんぼの最中に1
小学六年生
勇斗と彼氏彼女の関係になってからはや数ヶ月、初夏に突入しようかという季節になっていた。
こうして勇斗と特別な関係になってはいても、僕たちの日常はあまり変わっていない。
今まで通り休み時間にサッカーをして放課後は一緒に下校し、そのままどちらかの家で遊ぶという毎日。ただそこに、1つ2ついつもと違う行為が足されただけだ。
そのせいなのか、僕たちが付き合い始めた事に気が付いた人はほとんどいない。多分学校で知っているのは両想いになれて真っ先に報告しに行った委員長と愛梨ちゃんくらいだろう。
他だと結衣さんくらいかな?後はもしかしたら僕のお母さんとか。
ちなみに皆とはまた同じクラスになれた。前回の6年生でも同じではあったのだけれど、僕が女の子になった影響が出ないかと心配していたのだが杞憂だったみたいだ。
心配していた事も無くなった僕は、二回目の小学6年生を大いに楽しんでいるのだ。
「お姉ちゃーん! こっちー!」
「はーい! 今いくよー!」
現在僕は近所の子供たちを引率して近くの神社まで遊びに来ていた。新年度が始まり新入生の入学等、顔ぶれも変わったという事で顔合わせも兼ねた交流会だ。
晴れて最終学年になった僕は町内会の引率者として駆り出されているのだ。
田舎で人数もそう多くはないのだが、ほとんどが低学年のため無軌道に動き回る子供たちを見ているのは骨が折れる。前回のコレで酷い目にあった僕はその経験を活かし、今回は勇斗を助っ人に呼んでいるのだ。他の町内ではあるものの高学年が僕だけになってしまったのでこれくらいは許してくれるはずだ。
「……これは大変だな」
「でしょ?」
鬼ごっこやら隠れんぼやら、見ているうちにどんどん変わっていく遊びに対応しつつそれに夢中で危ない事をしていないか目を光らせる。
「お姉ちゃんとお兄ちゃんも今度は一緒に遊ぼうよ」
「え? だけど、うーん……」
「お願ーい!」
「あー……それならルールを決めないとね。先ずは範囲はさっきも言ったけどこの神社の敷地内である事、そして木の上とか構造物の上とか高い所や危ない所に隠れない事。これらの事を約束してね!……わかった?」
「「はーい!」」
どうやっても目が届かない所が出てきてしまうので危険が無いようにそこだけは徹底するよう約束してもらう。
「勇斗もそういう事で良かったかな?」
「りょーかい」
「じゃあ始めよっか、先ずは―――」
―――こうして隠れんぼが始まったのだ。
やるからには僕だって負けたくないのだ。神社を隈無く歩き回って隠れる場所を探す。
鬼になった子のカウントダウンが聞こてくる。あまり時間はないみたいだしそろそろ隠れないと不味そうだ。
少し焦りつつも周囲を窺えばいい感じの小さなお堂があった。
生垣や周りの木々のおかげで目立たない立地。しかも床下欄間で囲われているのに階段裏からだけは縁の下に潜り込めそうだったのだ。
幅は丁度子供一人分位だが奥行きはそこそこありそうで、奥まで入れば暗くてパット見で人が居るとは分からないはずだ。
いい場所を見つけたと僕はそこに潜り込む。外の様子が分かるように頭を外側に向けてズリズリとバック走行だ。
少しずつ下がって行くとつま先に何なが触れた気がする。そろそろ終点だろうか?
「……おい」
「うひゃぁっ!?」
なな、な、何ぃ!?
更に下がろうとしたところに突然後から声がかけられ、更にお尻を押されて後退を止められたのだ。
ビックリして咄嗟に足を出そうとしてしまったのだが、それが勇斗の声だと気が付いて既のところで止める事ができた。
「あっぶねぇ……」
「はははは……ゴメンね?」
僕は謝りつつこれからどうしようかと考える。同じ場所に二人は一網打尽にされる可能性が高いし流石にどうなんだろう?
「どうしよう? 別の所に行ったほうがいいかな?」
「もう遅いんじゃないか? 今出ていっても鬼に見つかるだけだろ」
確かに鬼の子のカウントダウンは終わり、元気よく探し回っている声が聞こえてくる。
「ならお邪魔するね?」
「おう」
そうして暫く隠れていたのだが僕は気が気じゃなかった。
だって僕は膝を地面に着いている関係でお尻を後ろに突き出しているようなものなのだ。そして後ろには勇斗がいる……多分僕と同じポーズをしているのだろうから顔の前に僕のお尻が感じだろう。
そんな状況に僕はドキドキしてしまっているのだ。
―――なのに何で触ってくれないのかなっ!?
いや確かにこんな状況で触って欲しいだなんておかしい事だと分かってはいるのだ。現に何度か欄間越しにお堂の前を横切る脚の影をみているのだ。いたしている最中に見つかれば大惨事である。
勇斗もそれを見越しているんだろうけど、それでも彼氏彼女の関係でいつでも触れていいお尻が目の前にあるのに何もしないなんて思春期の男としてどうなのさ?
大切にしてくれてるのは分かるけどさ……。
―――それはそれで僕に魅力が無いんじゃないかとモヤモヤしてしまう。
だから僕は勇斗に手を出してもらうため、さらなる一手を打つのだ。
「そういえば前にもこんな事あったよね?」
「ロッカーの時のか?」
「あれ? よく覚えてたね?」
「まぁ色々と印象深かったからな……」
「ふ〜ん?」
やっぱりちゃんと覚えててくれた。ならこの方向から攻めてみようかな。
「……ねぇ? もしかしてだけどさ、あの時勇斗ってばおちんちん大っきくしてたりしてた?」
「バッ……!」
「流石にその頃は僕もそんな知識は無かったし『何だろう?』って思ってただけなんだけどさ、今思うと……ね?」
「いや、だって……あんな風に密着してたらしょうがなくないか?」
「えー? あの頃の僕ってほとんど男の子同然だったと思うんだけどなぁ……おっぱいだってペタンコだったし」
「いや、ちゃんと柔らか……って何でもない」
「?」
これで意識してくれたかな? 後は切っ掛けか……。
……っと、丁度よく鬼の子の足音が近付いてきた。
僕は畳み掛ける様にして鬼から隠れる振りをして更に後退する。
当然真後ろにいる勇斗は僕の身体と触れ合う事になるわけで。
「(おいって! これ以上下がるのは無理だぞ!)」
「(でもこのままじゃ見つかっちゃうよ!?)」
それっぽいやり取りをしながらも無理やり勇斗の身体の下へと潜り込む。
流石に広さの関係で完全に密着する事はできなかったが、四つん這いになった僕の腰の辺りに勇斗の顔が乗っかかり、お尻にかけて引っ付いている感じだ。
勇斗に後から抱きかかえられてるみたいでいい感じだ。勇斗の体温を感じる。
鬼が離れていくまでの間、互いに無言のまま固まり身を寄せ合う。
「…………どうやら行ったみたいだね」
「……そうだな」
さて、一難去ったわけでそろそろ今の体勢に気が向いてくる頃だろうか?
「どうやら本堂の方へ探しに行ったみたいだね。ここにまた来るのは暫く先になるかな?」なんてとぼけた事を呟きながら勇斗の様子を窺う。
案の定、勇斗は固まってしまっていた。
僕の後退を止めよとした手はそれぞれ背中とお尻に添えられている。しかもそれでも後退しようとしたせいかシャツが捲れ上がり背中の半分が露出していた。
ちょうど素肌とシャツの境界辺りに置かれたその手からは、ジリジリとした葛藤が感じられる。
『この状況に気付いてないのか? 気付いていないならもっとちゃんと触りたいな。でも手をズラす事で気付かれてしまうかも……それで隠れんぼの最中だからと拒絶されてしまったら?』まぁそんなところだろう。杞憂なのにね?
僕がそうそう拒絶するはずないじゃないか。
少しずつ、少しずつ、移動してくる手のひら。いじらしくって笑ってしまう。
でもまぁ、こちらから煽っておいてここまで焦らすのは流石に可愛そうかな?
ギリギリまで堪えてくれた勇斗にはご褒美をあげないとね♡
「あの、さ、勇斗……」
「……な、何だ?」
「手が……」
「!? 悪い……ッ!」
すぐに引っ込みそうになる勇斗の手に自らの手を重ね、抱きしめる様にお腹の方へと巻きつける。
「……大丈夫、嫌なわけじゃないんだ。こんな状況だとさ、ちょっと恥ずかしいってだけで……こうして勇斗が求めてくれるのは、凄く嬉しいんだよ?」
「悠季……ッ!」
「あっ、ん……♡」
許しを得た勇斗の手がお腹側からジュニアブラの内側へと侵入してきて、僕のおっぱいをポヨポヨと掬い上げる様に弄ぶ。
お尻に置かれていた手も腰からパンツの中へと入り込み、僕の小さくてまだまだ子供っぽいお尻をサスサスと撫で回す。
好きな人に身体を触れてもらっているという幸せに身を委ねながらも、僕は崩れ落ちかねないその快感を抑え込み体勢を維持し続ける。
―――コレは、ヤバいかもしれない……♡
見られるつもりは更々無いけれど……外で、しかも隠れんぼの途中に自分達よりも歳下の子たちが僕らを探しているという、そんな現実にどうしようもなく興奮してしまう。
(露出狂の気持ちが解ってしまったかもしれない……)
露出はスパイスみたいなもので他人に見られてしまうみたいな決定的な事をさせるつもりは無いです。