※この作品はR-18です。

アダルトショップ佐藤へようこそっ!   作:Rヲウ

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第4話 少年の日の夢のおわり♥

 8時を過ぎたくらいからクラスメイトがちらほらと登校してきて教室に姿を見せ始めた。

 僕はいつも遅い方だから先に座って待ってるのはすごく新鮮な感覚だ。

 

 

 あ、ジャガスケが来た。

 あいつが来ると女子がみんな避けるから一発で分かる。

 

 ジャガスケが朝登校してくるとこんな感じになるのか。

 去年、ジャガスケがクラスの女子にカンチョウして泣きだした女子が出たんだよな。

 血も出てたし。

 

 それ以来学校中の女子から総スカンくらって今もそのままだ。

 

 丸坊主でジャガイモみたいな顔と頭をしてるからジャガスケ。昔からそう呼ばれてるけどあいつにモノを貸すと返ってこないから男子も大抵あいつを嫌ってる。

 

 僕もあいつと話したことはほとんどない。

 

 朝からあいつ見ても良いことないし、せっかく早く登校したんだから僕は仕事がしたい。

 

 

 そう、僕は社畜なんだ。

 父さんがいつも自分をそう言って嘆いているけど、あれは自慢だ、僕には分かる。

 

 だってやっぱり僕も自慢したい。

 

 ほら、佐竹さんが教室に姿を見せた。

 

 ポニーテールをぽよんぽよんと揺らしながら、そしておっぱいはぷるんぷるんと揺らしながら、僕に近づいてくる。

 

 ぷるんぷるんでぽよんぽよんだ。

 

 これが僕の仕事だ。

 これより大事な仕事なんてきっと世の中に数えるほどしかない。

 

「おはよう、佐竹さん。今朝もよく弾んでるね。……そのポニーテール(おっぱい)

 

 おっぱいをガン見しつつ僕は礼儀正しく佐竹さんに朝の挨拶をした。

 

「……おはよう、佐藤くん」

 

 佐竹さんの顔が一瞬だけ曇ったのを僕は見逃さない。

 

 ……ぞくぞくする。

 

 僕はぎりぎりを攻めるのが好きだ。

 具体的には帰りの会でつるし上げられるか否かのギリギリのラインが。

 その魅惑のラインが僕を惹きつけて止まない。

 

 それに僕も小学生男子だから好きな子をついつい虐めてしまうという、その習性から逃れられないんだ。

 

 だから仕方がない。仕方がないったら仕方がない。

 

 でもお父さんが常々僕に、男は女性には紳士たれと言っている。

 

 だから僕は女子に対してその溢れる思いを副音声に乗せて紳士の会話を心掛けている。

 お父さんの言うとおりだったよ。

 紳士の会話(セクハラ)って本当に最高だ。

 

 紳士の会話(副音声)を佐竹さんは特に敏感に感じ取れるからね。

 感じやすい敏感な女子を嫌いな男子なんかいない。

 僕はますます佐竹さんを好きになった。

 

 僕に顔を向けたせいで大西さんの椅子が視界に入ったのか、椅子に灰色の防水テープで張り付けられた台座に佐竹さんが気づいた。

 

 佐竹さんは「なにこれ?」って不思議そうな顔をしてる。

 

 うん、僕もそう思うよ。

 

 佐竹さんが台座から前方に突き出てる突起物をしげしげと眺めていたけど、何かに思い至ったのか、顔を真っ赤に染めていきなり挙動不審になった。

 

 わわわわわって感じで両手を振り回しながら自分の席に座り、横目でちらちらと大西さんの椅子の上の台座を観察してる。

 耳の赤みがどんどん増していってるから、そのうちゆでダコになりそうな感じ。

 

 ときどき

 

「(うそでしょ? 教室! 教室でそんなことしちゃうの!?)」

 

 とか小さく呟いているのが聞こえてきた。

 何だか知らないけど、佐竹さんはこれが何なのか分かったのかな? 

 

 僕にはさっぱりなのに。

 

 

 そういえば、そろそろ朝の会が始まるけど、大西さんが未だにトイレから帰ってこないな……

 彼女の言ってた準備ってそんなに時間のかかるものだったのか。

 

 

 

 お、噂をすればなんとやらだ。大西さんが教室に姿を見せた。

 

 ん? 

 歩き方がなんか変だぞ。

 

 足でも挫いたのだろうか。

 

 右足と左足を交差するようにゆっくりとゆっくりと歩いて向かってくる。

 モデルみたいな歩き方……というより水を入れたコップをお盆に乗せて揺らさないように運んでいるみたいな感じ。

 

 まるで、そうだな……油でつるつると滑りやすくなった丸いガラス棒を縦にして手に持ち、ぐっと握りしめて運んでいる、そんな感じだ。

 歩く時の震動で、つるっと抜けて床に落ちてしまわないように慎重に、かといって力みすぎると外に飛び出してしまうという微妙なバランス。そんなイメージがある。

 

 我ながら的確な比喩だと思う。

 

 あんな感じで女子トイレから歩いてきたらそりゃ時間もかかるかな。

 

 

「大西さん、どうしたの? 大丈夫?」

 

「だ、大丈夫」

 

「歩き方が変だよ?」

 

「大丈夫だから」

 

 佐竹さんも怪訝そうに大西さんをちらっと見た。

 そのあとさらに視線が動いて椅子の台座を見たようで、また耳が赤くなった。

 彼女の動揺を映すかのようにポニーテールが揺れている。

 

 

 大西さんは自分のことで一杯なのか、そんな佐竹さんには気付かず、ツルりと何かが抜けてしまわないようにって感じで慎重に腰を屈め、椅子の前の方にゆっくりと着席した。

 

 椅子の前の方に座ったので台座は大西さんのお尻のすぐ後ろにある。

 角度によってはお尻に台座の角がつっこんでるように見えるな。

 

 でもまあ大西さんは単に避けて座っただけだと僕には分かるけど。

 

 そして担任の高井先生が教室に現れ、朝の会が始まった。

 高井先生が生徒の出欠をとって、来週の予定とか周知事項を述べてすぐに終わってしまったけど。

 

 こんな時、いつもなら大西さんは1時間目の授業が始まるまでは仲のいい女子と窓際で話すことが多いんだけど、今日はずっと椅子に座ったまま、教科書を開いて予習してた。

 

 大西さんがトイレでやってきた準備の関係で歩き回るつもりがないんだろうな。

 

 その時佐竹さんの呟きが聞こえてきた。

 

「(そっち? そっちだったの!? お、お尻とかっ!)」

 

 ポニーテールがぽよんぽよんと激しく揺れている。

 

 ……佐竹さんはお尻に興味津々、と。

 次の紳士の会話(セクハラ)で佐竹さんに振ってみよう。

 

 

 

 

 そして1時間目の国語の授業が始まった。

 

「起立」

「礼」

「着席」

 

 委員長の掛け声で立ち上がって先生にお辞儀して座る。

 僕が椅子に座った後で大西さんがスカートを広げて椅子に直座りする。

 椅子の周りにスカートが広がる。

 

 これで他の人には大西さんがスカートの中でどんな腰使いをしても誰にも気づかれない。

 たとえ、今の佐竹さんのように大西さんを凝視していてもだ。

 

 大西さんはお尻をもぞもぞと動かして微妙に座る位置を調整してるけど相変わらず外から見ると全く動いてないように見える。

 

 僕のほっぺたに彼女の右臀部と左臀部の肉がぺったりと温もりと共に張り付いた。

 

 そうだろうな、と。

 もう予想はしていた。

 

 昨日のパンツなしで直接肉突起を座板に擦りつけこねくり回すアレが大層お気に召したのではないかと思っていたのだ。

 

 そして僕の鼻先にコツンコツンと串団子型ケースが何度もぶつかっている。

 

 そう、僕の鼻先にだ。

 

 

 好奇心に負けた僕は大西さんがいない間に台座を僕の鼻に移し(シフト)たのだ。

 

 

 大西さんは椅子に座ると僕の鼻にお尻の割れ目を押し付けて徐々に前方に移動させていって、そして手さぐり、いや尻探りで串団子型ケースと台座の角をドッキングさせようとしている。

 

 僕の鼻先がお尻の割れ目を通り過ぎ、なんだかぷっくり膨らんで真ん中が縦に割れてるお饅頭みたいなところの一際窪んだ場所に押し付けられた。

 

 そこに硬い何かが埋まっていた。

 

 昨日までは分からなかったけど、串団子が4個ほど連なった全長9.7cm、直径3.0cmのお菓子の空ケースだということが今は分かってる。

 

 ぐっ

 ぐぐぅ

 

 

 お? 

 固定に成功したようだ。

 何かが引っ掛かった感じが鼻先に伝わってきた。

 

 固定がうまくいったのが大西さんにも分かったようだ。

 股間の中心が台座に、すなわち僕の鼻に押し付けられてきた。

 

 彼女の股間の肉の割れ目から3cmほど突き出していた串団子型ケースが、ゆっくり、ゆっくりと彼女の股間の大切なところに押し込まれていく。

 

 僕の鼻先に粘液が垂れてきた。

 すごく熱を持っている。

 

 もう確定だ。

 

 女子の股間の大切なところにはお尻みたいに肉の穴が開いていて、その肉穴から熱い粘液がとろとろと溢れてくるんだ。

 たっぷりとお湯を張ったお風呂に浸かると湯船からお湯が溢れ出る様に、串団子型ケースが彼女のこの大切な肉穴に押し込まれ粘液が溢れ出てきたのだ。

 熱を持った肉穴がきゅっと締まり搾りだされるようにとろとろの蜜がこんこんと湧き出てくるのだ。

 

 

 串団子型ケースがゆっくりと彼女の肉穴に入りこんでいくと、時々ぷすっと粘液と空気が彼女の肉穴と串団子型ケースの隙間から噴き出して僕の鼻にかかる。

 

 ケースが凸凹してるから彼女の肉穴に押し込まれていく時に隙間に空気を巻き込んでしまうんだろう。

 そして肉穴がねっとり串団子型ケースに張り付き密着し強く締め付けることで空気と粘液を搾りだしてる。

 

 彼女の右臀部と左臀部の奥の筋肉がぷるぷると震え始めた。

 強く搾るために股間と腰回りの筋肉を総動員しているのか、肉穴を強く擦り上げるから勝手に股間に力が入るのか。

 

 ただ、肉穴を埋めるだけの一突きで彼女の体が出来上がり始めている。

 

 串団子型ケースはゆっくりと根元まで彼女の肉穴に収まったが、押し付ける動きは止まらない。

 僕の鼻先も彼女の肉穴に入り込んでしまった。

 

 奥へ、奥へ。

 

 肉突起と同じように刺激を与えたい個所がきっとこの肉穴の奥の方にあるんだろう。

 

 肉穴にめり込んだ僕の鼻先がきゅっきゅとリズミカルに締め付けられた。

 鼻の先の方だけだけど、奥へ誘い搾り取ろうとする動きだ。

 

 

 早い。

 始めて2分も経ってないのに彼女を軽い痙攣が襲ってる。

 

「ほぅ♥」

 

 大西さんは今度は腰をゆっくりを浮かせはじめ、凸凹ケースを抜きにかかった。

 僕の鼻がもの凄く引っ張られる。

 

 

 あれ? 

 

 これはちょっと痛くない? 

 待って待って、大西さん。僕の鼻が痛い。

 

 

 僕はやらかしてしまったことに気がついてしまった。

 

 これ鼻フックだ。

 

 漫画とかでムチで打たれるSMギャグキャラ扱いの豚おじさんがやってる鼻フックだ。

 なんてこった、僕にそんな趣味はない! 

 そういえばこの力の解除方法なんか知らないぞ? 

 

 やばい! 

 

 

 僕の心の叫びが聞こえたのか、大西さんは凸凹ケースを抜くのを止めてまた肉穴に押し込み始めた。

 

 抜いては押し込み、押し込んでは抜いて。

 ねっとりとまとわりつく肉穴の粘膜が奥へ押し込まれ、手前へ引き戻される。

 

 粘膜が粘液と絡んで肉筒の中で自分自身に揉みほぐされる。

 そのため奥から奥から蜜が溢れ続ける。

 

 僕の鼻にも溢れる蜜がとろとろとかかる。

 

 大西さんは、この前後1㎝の抽送をひたすら繰り返してる。

 肉穴の締め付けも若干緩んだおかげで僕の鼻の痛みもそれほど気にならないレベルまで落ちた。

 

 

 僅か1㎝の前後運動だけど凸凹ケースが奥へ挿入された時に、大西さんは腰を上に救い上げる様に押し付けそこでクイクイと腰を左右に捩じる。

 ドライバーでねじを締めるような動き。

 

 凸凹のケースが彼女の肉穴にネジのように捩じりこまれ、緩めては捩じりこむ。

 はてしなく繰り返すその動きが彼女を桃源郷へ連れて行こうとしてる。

 

 肉穴の奥の腹側の部分、ここを凸凹ケースを押して擦ってを繰り返すたびに大西さんの腰全体の痙攣が大きくなってくる。

 股間のぷっくりと膨らんだ肉饅頭も縦の割れ目が綻び自然と広がり始める。

 

 小学校4年生女子の未熟で毛も生えていない股間が雌の表情を見せ始める。

 

 

「はぁー♥はぁー♥」

 

 

 大西さんの肉穴の入り口がきゅっきゅっとリズミカルに収縮し僕の鼻先を柔らかい粘膜で擦り上げている。頻度と速さがどんどん高まり続け、彼女の吐息が甘く漏れ始めた。

 このまま行けばもうすぐ彼女のストイックな目的である全身痙攣に至るだろう。

 

 右臀部と左臀部から感じる肉の動きからも、彼女がどんどん高まり続けているのが分かる。

 きゅーきゅーっと彼女の大切な部分を包む腰の内部の筋肉が搾り上げるように動いて、彼女の大切な部分の内側の粘膜は凸凹のケースで粘液と混じりながら何度も擦り上げられ、外側の筋肉が彼女の肉穴ごと搾り上げて刺激を送り続けるのだから彼女はそろそろ弾けそうだ。

 

 ぷしぷしっっと僕の鼻に肉穴から噴き出した粘液が掛けられた。

 多分、もう一擦りか二擦りで彼女は全身が痙攣し桃源郷に至る。

 

 またあの蕩けて赤く上気したなんとも無防備な彼女の顔が見れると思うと、ぼくの勃起ちんちんがズボンの中で上下に何度か律動した。 

 

 

「ほぅ♥」

 

 

 

 彼女が急に前後の抽送速度を緩めた。

 全身が痙攣するほんのちょっと手前。

 

 あと一突き。

 

 ほんの少し強めに擦るだけで至れるその半歩前。

 腰の動きは止めずにただ、高みに居続けるために自分へのお預けをしているようだ。

 腰をほんの少し落とすだけで桃源郷に至れるのに。

 

 

 彼女は腰全体が破裂寸前の痙攣をしているのに、上半身をわずかに前傾させて、我慢に震える肉突起を座板に押し付けた。

 

 ぷるぷると震える肉突起がまずは縦に座板に押し付けられ潰される。

 塗された粘液が後を追うように座板の上に円を描き始める。

 

 縦、横、斜め。

 

 こねくり回すように彼女の腰が肉突起を軸にして円運動を開始した。

 

 肉穴には串団子型ケースが固定されたまま、円運動をしている。

 肉穴は蜜を垂らしながらゆっくりとした上下運動から円運動が加わり螺旋の動きで抉られ始めた。

 

 

 

 すごい。

 なんてすごい発想だ。

 

 僕はこんなの全然思いつかなかった。

 

 昨日の彼女は股にあった串団子型ケースを彼女の中心に向かってリズミカルに円運動で押し込み続けて彼女の大切な部分をスリコギみたいに抉りまわしていた。

 

 そしてトドメに落差1㎜のタッピング! 

 

 串団子型ケースの凸凹が彼女の大切な部分を数cmも強く擦りつつ肉穴の奥の奥まで打ち込ませていた。

 彼女の体重全部乗った一撃を凸凹ケースが媒介し彼女の一番奥だけに衝撃をピンポイントで加えていたんだ。

 彼女の大切な肉穴へ硬くて凸凹してる串団子型ケースで中や奥の方を何度も何度も突き入れてこね回し首を反らして痙攣に耐えて。

 ようやくデザートとなる股間の突起を粘液まみれにしながら舐り擦り上げるという二段階の味わい方。

 

 だけど。

 今日の彼女は違う。

 

 後ろから見ている僕でさえ気づかないように前傾姿勢をとって、お尻を若干浮かせて肉突起だけを座板に押し当てるという得意の円運動を始めている。

 

 パンツの生地を間に挟まず座面の硬い表面に肉突起を押し当て、彼女の股間から溢れてくる粘液でコーティングし、突起を上に捩じり、円を描くように斜め上から横へ、そして斜め下から真下へ座面の360度全てを使って彼女の体重を突起にかけて押し潰しながらこねくり回している。

 

 1週目、2周目、3周目、4周目、5周目。

 

 腰の動きで肉突起をくりくりくりくり弄り倒している。

 

 逆回転で1週目、2周目、3周目、4周目、5周目。

 

 逆方向に捩じられるという新鮮な刺激に彼女の肉突起が悦びでさらに膨らむ。

 

 ぼくのほっぺたには肉突起が捩じられ押しつぶされるたびに彼女の股間が痙攣を繰り返してるのが伝わってくる。

 

 

「はっ♥はっ♥はっ♥はっ♥はっ♥はっ♥はっ♥」

 

 

 激しく肉突起に刺激を送り込む円運動の最中も、彼女の股間の大切な肉穴は台座と串団子型ケースで固定されたままなのだ。

 

 彼女の肉穴と肉突起。

 

 昨日までは一度に味わえるのはどちらか片方だけ。

 彼女は今日、両方を同時に味わおうとしている。

 

 

 肉突起を軸とした円運動はそのまま台座を経由して彼女の大切な肉穴をいつもと違う角度でゴリゴリと摩りおろしている。

 彼女の大切な肉穴は凸凹のケースに上下運動で肉襞を撫でられ擦られ奥を突き回されながら、肉突起からも激しく刺激が送り込まれ続けているのだ。

 

 肉突起と肉穴への同時刺激は未発達な体の彼女にとって負担が重すぎないだろうか僕は心配になった。

 肉突起が座板と粘液によって舐り倒され、肉穴が螺旋で抉られる同時刺激によって彼女の股間は先ほどから痙攣し続けている。到達点としての痙攣ではなく、股間が痙攣しながら更に痙攣が上乗せされ続けているのだ。

 

 

「お゛♥」

 

 彼女が首を反らした。

 

 

 懸念したようにやはり衝撃と刺激が強すぎて限界が来てしまったようだ。

 全身痙攣の一歩手前でお預けをしたのも不味かった。

 

 彼女の両足が爪先立ちになりぶるぶると震えるお尻の肉から昨日までとは比べ物にならない大きな波が彼女の神経に襲い掛かっている。

 

 

 終わりはあっけなかった。

 

 

 彼女の腰から力が抜けて、若干持ち上がっていたお尻が彼女の意図しないまま座面に落下したのだ。

 落下直前に既に脱力していた彼女のお尻は衝撃を受け止めきれず柔らかく変形し、串団子型ケースが彼女の肉穴の奥に叩きつけられる。

 

 ここに台座の高さが加わる。

 

 2cm。

 

 彼女の大切なところは串団子型ケースの9.7㎝の長さ分の衝撃は味わい慣れていたが、全体重を乗せて今回は台座の分だけ2cm余分に彼女の中心の奥の奥に叩きこまれたのだ。

 

 爪先立ちしていた彼女の両足はその衝撃で前にピンと突き出してしまった。

 衝撃を受けた時の彼女の癖でのけ反ることもさらに悪く働いた。

 

 両足がピンと前方に投げ出され、同時に前傾姿勢であった彼女の上半身が垂直に伸びあがったのだ。

 

 衝撃を逃がすためのストッパーが全部外され、両爪先での支えも、前傾姿勢での重力分散もすべて外されて彼女の中心の奥の奥にその衝撃がすべて打ち込まれてしまったのだ。

 

 ケースの凸凹と先っぽの丸い部分によって彼女の大切な中心が今まで以上に、必要以上に抉られてしまい、口を半分開けて空気を求めて舌を突き出し彼女は硬直してしまった。

 僕の鼻から衝撃でケースが外れたのを感じた。

 

 呆然と見ていた僕の前で糸が切れたように前に倒れ始めたので、僕は慌てて、彼女の両脇に手を突っ込んで彼女を支えた。

 

 

 まずい。

 

 彼女は気を失ってしまったようだ。

 

 それに彼女の様子がおかしいのに気付いたのが僕以外にもあらわれたようだ。

 教室がざわつき始める。

 

 さらにまずい。

 

 彼女はパンツを履いていない。

 彼女の大切な股間の肉穴には凸凹のお菓子のケースが収まっているのだ。

 

 他の誰にも彼女の体を触らせるわけにはいかない。

 

「先生! 大西さんは体調が悪いようなので保健室へ連れていきます!」

 

 僕は椅子を蹴って立ち上がり、先生に何かを言う暇を与えないまま彼女を抱えて教室を飛び出した。

 

 火事場の馬鹿力を発揮した僕は彼女を抱えて保健室のそばのトイレに駆け込んだ。

 

 時間がない。

 多分他の先生とか生徒も保健室にやってくるはずだ。

 

 彼女のスカートを乱暴にめくり彼女の股間を確認する。

 無毛でぷっくりと膨らんだ肉饅頭に縦の割れ目が見えた。

 

 その一本筋の割れ目の上に不釣り合いな大きさの肉の粒がぬるぬるの粘液に包まれ赤く腫れて突き出て、ひくひくと痙攣を繰り返している。

 

 ぐっと突き出すように肉の粒が盛り上がり、次は体内に吸い込まれるように引っ込んでいく。引っ込んだ状態でも肉の粒の先っぽだけは外に出たまま存在感を示している。

 肉の粒は僕の目の前でもリズミカルに突き出たり引っ込んだりを繰り返してる。

 これが肉突起の正体か。

 体の持ち主が気を失っていても鞘に収まらず剥き出しになっている肉の粒は刺激を求め続けていた。

 

 じっくり見たいような気がするけどその時間はない。

 ポケットからハンカチを取り出して股間と赤い肉の粒の粘液を拭き取る。

 

 急げ急げ。

 

 次はケースだ。

 生まれて初めて見る女子の割れ目。

 勝手に触っていいものではないけど今は緊急事態だ。

 

 乱暴に扱えないのでとりあえず両手の人差し指を割れ目にあてがい、左右に引っ張ってみる。

 できるだけ接触面積を減らそうという僕なりの気遣いだ。

 

 くぱぁ

 

 よし。

 作法を守れたというインスピレーションをどこからか感じた。

 

 割れ目を左右に開くだけで粘液が溢れて出てトイレの床に零れ落ちた。

 割れ目の下の方にぽっかりと口を開けた肉の穴があったので覗き込むと凸凹ケースの丸い底が見えた。

 

 肉穴の内部はうねるような動きと収縮を今も繰り返しており、ケースを奥に送り込もうと蠕動運動を繰り返している。

 凸凹ケースが肉襞の動きで奥に送り込まれては、内圧で押し戻され、肉壁を擦り奥を突き上げる動きが彼女が気を失っていても継続していた。

 割れ目を左右に開き覗き込んでいる僕の目の前のてらてら濡れ光る肉穴の入り口の粘膜から、ケースが押し戻されるたびに粘液がしたたり落ちている。

 

 だからだろう。

 

 彼女の全身の痙攣をまだ収まっておらず、口からは吐息が漏れ、顔はだらしなく笑み崩れている。 

 彼女はとても幸せそうだし、実際に幸せなのかもしれないがこのままにはしておけない。

 

 ごめんよ、と心の中で彼女に謝って粘液に溢れた肉の穴に人差し指を恐る恐る挿れてみる。

 人差し指で押し出された粘液がこぽりとトイレの床に零れ落ちる。まだあまり発達してない肉襞がそれでも初めて受け入れる男性の指に嬉しそうに絡まり、やわやわと愛撫し肉穴の優秀さをアピールしてくる。

 きゅっきゅと何度も人差し指が柔らかい粘膜で締め付けられ動かさなくても粘液まみれになった。

 挿れた人差し指で彼女の大切な中をかき回したいという欲望が一気に膨らむが、それをやると僕だけじゃなくて彼女も破滅する。

 

 躊躇いつつ彼女のひくひくと収縮を繰り返している肉穴に中指も挿れてケースを指で挟もうと試みた。

 小学校4年生女子の狭い肉穴に中指も挿れたためにぐっと肉穴を少し広げるような刺激を与えてしまったのか、人差し指と中指に粘膜がねっとりと絡みついて肉穴の入り口がきゅぱきゅぱっと肉穴本来の目的である搾り取るための収縮を繰り返す。

 

 ただの指だから搾り取る動きは無意味なのに、きゅっきゅと繰り返し繰り返し指を搾り肉襞粘膜で擦り上げる。

 無意味な刺激であっても、肉壁を指でなぞるように擦られ、肉穴がうねることで体の持ち主に効果的に刺激を送り込んだのか、気を失いながらも彼女が甘いため息を漏らした。

 

「あふ♥」

 

 彼女が無意識に漏らした幸せそうな声が僕の勃起ちんちんに直撃して誘惑に負けそうになる。

 だけど僕は首を振ってその考えを振り切り、滑りやすいケースをなんとか指で挟んで引っ張り出した。

 

 よし! 

 

 あとはパンツだ。

 絶対にここにあるはず。

 

 彼女のスカートのポケットを探ると折りたたまれた純白のパンツが出てきた。

 彼女の両足を抱えて持ち上げパンツを履かせる。

 

 彼女の股間の付け根は太ももと太ももに挟まれた隙間に縦の肉の割れ目が綺麗な三角形を描いている。

 お尻からのラインと股間の縦の割れ目が肉の穴の少し後ろで交わる光景とか生まれて初めて見た。

 

 微妙な曲線で描かれた小学4年生女子の股間に目が奪われて手が一瞬止まる。

 

 昨日の夕方から続いている僕の勃起に更に血液が集まる。

 一瞬の迷いを振り切り、でもとりあえず脳裏に彼女の股間を焼き付けてパンツを履かせ切った。

 

 スカートを戻して彼女を再び抱え上げた僕は保健室へ駆け込んだ。

 

 

 30秒後には先生が二人ほど駆け込んできた。

 そして一分後にはクラスのみんなが全員やってきた。

 

 危なかった。

 本当に危なかった。

 

 

 

 

 保健の先生が意識を失った大西さんをベッドに寝かし簡単な診察をしている。

 

 クラスのみんなは教室に追い返され、担任の高井先生と保健の先生が話してる。

 僕はなぜか保健室に残ることを許可された。

 大西さんが意識を取り戻し、僕にそばにいてほしいと先生にお願いしたからだ。

 高井先生が全部分かっているぞと言うように僕を見てニヤニヤしている。

 

「体温が少し高め……脈拍と血圧も高いけど、……平常値に戻ってきているから大丈夫と思いますけど、念のため親に連絡して帰宅させましょうか」

「そうですね、ちょうど……ですし」

 

 先生は声を潜めて話しているので、すべては聞き取れないけど、大西さんは保健室で休んで午後には親が迎えに来てくれることになったみたいだ。

 

「ではお姫様は騎士に任せて我々は退散しましょうか」

 高井先生と保健の先生は連れ立って保健室から出て行った。職員室へ向かうようだ。

 

「あ、佐藤は3時限目からは授業に出ろよ」

 

 

 そして保健室は僕と大西さんの二人きりになった。

 僕はベッドの横の丸椅子に腰かけて大西さんに声をかけた。

 

「大丈夫?」

「……うん、もう大丈夫」

 

 沈黙

 

 大西さんがぎゅっと布団を握りしめて顔を赤くしながら

 

「あの、……お菓子のケースが……その……入ってないんだけどもしかして佐藤くんが?」

 

 僕はポケットから串団子4連みたいな形をしたお菓子のケースを取り出して彼女に渡した。

 

「うん、その……入ったままだとまずいと思って抜いておいたんだ」

 

「あ、ありがとう……。え? 抜けたんじゃなくて抜いた?」

 

「……うん。奥まで入りこんでて、……その、すごくきゅっきゅって収縮してお菓子のケースを奥に吸い込むように締め付けていたから指を挿れて挟んで引っ張りだした」

 

「きゃああああ!」

 

 大西さんはボンっ! と一瞬で真っ赤になり枕に顔を押し付けて布団に包まって僕から隠れた。

 

「あの……抜くときにゅるにゅるして指に絡みついてきたけどすごく綺麗だったよ。あとひくひくしてた肉のお豆さんみたいなのも綺麗な形してると思うし!」

 

 僕は言葉に困ったけどとりあえず褒めておいた。

 

 お父さんが常々僕に「会話で困ったときは女性を誉めろ、そうすればなんとかなる」と人生の指針を示してくれている。

 

 僕の褒め言葉を聞いて大西さんが布団にくるまってジタバタと悶えてる。

 どうやら上手くいったようだ。

 

 ありがとうお父さん。

 

「……ずるい」

 

 ひとしきり悶えた後それで満足したのか動きを止めた大西さんが布団の中で呟いたのが聞こえてきた。

 

「え、何が?」

 

「佐藤くんだけ私のお股を見たり指を挿れたりしてずるい!」

 

「えぇー? 大西さんを助けるために頑張ったんだけど?」

 

「それはそれ。これはこれ!」

 

「……男子のちんちんなんか見ても仕方なくない?」

 

「佐藤君のおちんちん見たいし、触りたいし色々したい!」

 

「えぇ……」

 

 

 僕は押し切られた。

 

 

 

 

「はー♥はー♥」

 

 大西さんの鼻息が荒い。とても荒い。

 

 僕の肛門に生暖かい息がかかる。

 

 

 僕はベッドの端に股を開いて座っている。

 ズボンとパンツは大西さんにむしり取られた。

 

 恥ずかしいので、股を開いたままベッドに倒れるように横になると僕の勃起ちんちんが大西さんから離れた。

 

 すかさず大西さんが身を乗り出して勃起ちんちんの根元を掴む。

 僕の勃起ちんちんは真上を向いて大西さんに触られた根元がすごく敏感になってる。

 

 ぴくりぴくりと律動するちんちんをキラキラした目で大西さんがガン見してる。

 

「これ、勃起してるんだよね? なんで?」

 

 何と答えにくい……。いや、全部素直に言っちゃえ。

 

 

「全部大西さんのせいだよ」

 

「え?」

 

 びっくりしたような顔で僕を見る大西さん。

 

 僕は言葉をつづけた。

 

「大西さんにちんちんを見られると勃起する」

「大西さんにちんちんを触られると勃起する」

「大西さんが椅子の上で腰を動かしているのを見ると勃起する」

「大西さんの顔を見ると勃起する」

「大西さんが近くにいると勃起する」

 

「……大西さんが好きだから……勃起する」

 

 惚けたような顔をしていた大西さんが、僕の最後の言葉で顔を真っ赤に染める。

 

 

 

「ひゃあぁあああぁ、えぇえええぇぇぇぇええっ!?」

 

「僕は大西さんが大好きなんだ」

 

「ひゃ、ひゃぅぅ」

 

 

 真っ赤な顔のままの彼女が荒い息を深呼吸で整えた後、僕を上目づかいで見てる。

 

「えっと……」

 

「うん」

 

「あの……、私も佐藤君が好き……」

 

 彼女がそう僕に言ってはにかんだ笑顔は蕩けた顔の大西さんよりも魅力的だった。

 

 

 

 それから僕たちは自慢合戦を始めた。

 

 僕がどれくらい前から大西さんを目で追ってみていたか、大西さんがどれくらい可愛いか。

 大西さんはというと去年ジャガスケのカンチョウ被害に遭った女子に真っ先に駆け寄り体を心配した僕を見てから気になっていたと。

 見ていた長さは自分が上だと。

 

 

 その後いろんな話をして、最終的に僕の勃起したままのちんちんを射精させようという話になった。

 僕が昨日から大西さんのせいで勃起が収まらず、ちんちんの危機だからだ。

 一周回って元に戻ってしまった。

 

 ベッドに腰掛け、手で顔を隠す僕。

 

「や、優しくしてね?」

 

「う、うん」

 

 大西さんは僕の股間の前に座りちんちんの根元を掴んでいる。

 

「優しくだよ?」

 

「なんで念を押すの?」

 

「……つい」

 

 彼女の小さい指が僕のちんちんの根元からゆっくりと上に上がってくる。

 指が皮膚の上を滑っているだけなのにすごく気持ちがいい。

 

 なんだが凄く幸せな気分になってきた。

 

 

 僕は目を瞑った。

 見てると恥ずかしいからだ。

 僕は乙女なんだ。

 

 

 ……急にぐっと僕のちんちんが両手で掴まれた。

 

 あれ? 

 妙に力が強いな。

 

 そして僕のちんちんの先がぱくりと咥えられて、激しくペロペロ舐められ始めた。

 

 可愛らしい口の大西さんが一口で僕のちんちんを銜え込むとは意外だった。

 

「ちょ、強いよ、大西さん」

 

「えっ? まだ何もしてないけど?」

 

「えっ?」

 

 

 僕は目を開いて自分のちんちんを見た。

 

 大西さんは僕のちんちんの根元を持っているだけだった。

 

 

 あれ? 

 

 

「あ! 大西さん、今何時限目?」

 

「え? 今10時だから2時限目で移動教室で理科室で実験じゃなかったっけ?」

 

「教室には……」

 

「誰もいないと思うけど?」

 

 

 僕のちんちんが両手で握られて今も舐められている。

 特にちんちんの先っちょを啄むように執拗にキスされているように感じる。

 

 くっ、もの凄く嫌な予感がする……。

 

 

 僕はベッドから飛び起きて、大西さんにごめんと一言。

 

 大急ぎでパンツとズボンを履いて、保健室を飛び出した。

 

 

「ちょっと、佐藤くん? どうしたの!?」

 

「ごめん! あとで説明するっ!」 

 

 

 僕は全速力で廊下を駆け抜けて、教室の扉を乱暴に開け中に飛び込んだ。

 

 教室にいたのはジャガスケだった。

 いきなり飛び込んできた僕にジャガスケは相当驚いていた。

 

「な、なんだよ、佐藤。びっくりするじゃないか」

 

「おい、ジャガスケ! 今右手を後ろに隠したよな?」

 

 僕はジャガスケに詰め寄った。

 

「何を持っている?」

 

「な、何も持ってねーよ! なんだよ、おまえ!」

 

 

 ジャガスケは右手を完全に後ろに隠して何かを握りしめた。

 

 そして僕のちんちんがきゅっと握りしめられた。

 

 

 やっぱりかっ! 

 やっぱりかよ、このやろう!!!!! 

 

 死ねぇええええ!!!!!!!!! 

 

 

 大切な何かを失った僕はジャガスケに猛然と殴りかかった。

 

 

 教室で乱闘を始めた僕たちの音で周りの教室から先生が何人か飛んできて生徒たちの野次馬が現れ始めた。

 

 

 

 

 男の先生3人がかりで僕とジャガスケは引きはがされた。

 僕のクラスメイトも全員が教室に集まっている。

 

 担任の高井先生がジャガスケと僕に訊いてきた。

 

「なんで喧嘩なんかしたんだ?」

 

「佐藤がいきなり殴りかかってきたんだ」

 

 高井先生が僕を見る。

 

「ジャガスケがリコーダーを握ってるでしょ?」

 

「ああ、それが?」

 

「それ、多分佐竹さんのリコーダーです」

 

 野次馬の中にいた佐竹さんが「えっ?」っと驚いたのが伝わってきた。

 

権田原(ジャガスケ)、ちょっとそのリコーダーを先生に渡しなさい」

 

 ジャガスケは一瞬迷ったようだけど諦めてリコーダーを先生に渡した。

 

「たしかに名前が書いてあるな。佐竹のものだ」

 

「佐藤、他人のリコーダーを持っているのは確かに変だがそれが喧嘩の理由になるのか?」

 

 

 なるんだよ! 

 これは戦争だろうが! 

 命のやりとりだよ! 

 

 ……とは言えない、な。

 

 

「ジャガスケが、佐竹さんのリコーダーをペロペロ舐めてたんです」

 

 

 僕の爆弾発言に教室が静まり返った。

 僕のクラスの女子は佐竹さんも含めて全員顔が真っ青だ。

 

 そりゃそうだ。今日はたまたま佐竹さんだったかもしれないけど、別の日にやられているかもしれない。

 しかも3時間目が音楽の授業という念の入りようだ。

 

 過去にジャガスケの唾液の付いたリコーダーを吹いていたかもしれない可能性に女子は全員気付いたのだろう。

 

 

「……権田原(ジャガスケ)、佐藤。二人はちょっと指導室に来なさい」

 

 

 

 

 

 ……結局、ジャガスケと僕は親が学校に呼び出された。

 ジャガスケは音楽の授業の前に移動教室があるときは時々トイレと言って抜け出してやらかしていた。

 つまり常習犯だったというわけだ。

 

 後日、それが知らされた時の女子たちの絶望的な顔を僕は忘れられそうにない。 

 

 僕はジャガスケを殴った時に手首を痛めていた。

 喧嘩の最中は興奮してて痛みに気付かなかった。それで病院に行くために親が呼ばれた形になった。

 子供の骨は弱くて特に硬い頭蓋骨を殴ったりすると、殴った手の方が骨折とかヒビが簡単に入るんだそうだ。

 

 

 大西さんと僕はちょうど同じタイミングで学校から親に連れられて下校することになった。

 

「大西さん、また明日ね」

 

 大西さんはちょっと微笑んで親の車に乗っていった。

 

 僕は親に連れられて近くの整形外科に行ってレントゲンを撮って湿布を貰った。

 骨には異常はなかったけど軽い捻挫だろう、と。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 朝の会で、担任の先生から大西さんが転校することがクラスのみんなに告げられた。

 教室はざわめいたが、大西さんと仲のいい一部の女子は知っていたらしく、主に騒いでいるのは男子だった。

 

 僕は騒ぐことすらできなかった。

 ただ茫然としていた。

 

 

 事情を知ってたらしい女子が他の子に喋ってるのが聞こえてくる。

 大西さんの両親が離婚し、母親に引き取られる形で東京に引っ越すんだそうだ。

 もうこの学校に登校してくることはない。昨日が最後だった、とも。

 

 ……そっか。

 

 大西さんが昨日朝早かったのは自分の片付けもあったからか。

 それを微塵も感じさせずに。

 

 

 

 東京か……遠いなぁ。うん、遠いや。

 

 ポニーテールが揺れ、佐竹さんが僕をちらっと見たのが分かった。

 

 なんで僕を見るのかな? 

 

 なんてすっとぼけるのは止めよう。

 また明日なんて守れない約束を彼女に伝えてしまったじゃないか。

 親しくなったのはこの数日だけど、ずっと前から彼女を見ていたんだ。

 

 胸にぽっかり穴が開くなんて嘘だと思ったけど、本当だったとか。

 

 教室の窓から外を眺めると空がどこまでも青く、雲は風に吹かれるまま流されていく。

 この空の先に彼女がいるならそれでいいか。

 

 胸に開いた大きな穴を埋めるため、僕は仕事で忙殺されることを選ぼう。

 日課の佐竹さんのおっぱい観察の仕事が僕を待ってる。

 

 実に忙しいな。

 だけど今日は目を凝らさないと少し見えにくいや。

 

 

 

 

 ふと思い出して僕はポケットからハンカチを取り出した。

 昨日彼女の股間でぴくぴくと震える肉突起ときゅっきゅと収縮する肉穴を丁寧に拭いたハンカチだ。

 それで目を拭い、僕は彼女へのお別れを済ませた。

 

 

 

 

 この時実はほんの少しだけ違和感を感じていたけど、感傷的な気分だった僕はこの違和感にさほど注意を払わなかった。

 

 

 そして唐突に破滅が訪れ僕の視界は暗転し意識は闇に飲まれた。

 

 

 

 

 

 

 

 佐竹律子 34歳 二児の母。専業主婦。

 

 幼馴染の夫と結婚して12年。夫婦仲はとてもよく、昨夜も遅くまで夫に性的に責められ律子は今朝も睡眠不足だった。

 

 愛する夫は、最近はペニスを挿入しても腰を動かさないスローセックスに凝り始めており、騎乗位で律子が跨っても腰を振ることを許してくれない。

 夫は半年前までは騎乗位で律子が腰を激しく振るのをとても喜んでくれていたのに。自分の大きな胸がばるんばるんと大きく揺れるのを下から見上げると夫のペニスが大きく膨れ上がり、律子の一番善いところにピンポイントで当たるので、激しく腰をグラインドさせながら夫に乳首を虐められると5分とかからず律子は絶頂()きまくっていた。ただ夫も興奮しすぎてすぐに射精してしまうので、夜の営みは半時間程度で終わってしまうことが多く、律子的には不満だった。

 だけど夫も30代半ばを過ぎて回復力に陰りが見え始め、最近自分が射精するよりも律子を絶頂()かせまくることに夢中になってしまった。

 昨夜も騎乗位の態勢で腰を振ることを許されず、ひたすら夫に下から胸と乳首を弄ばれ乳首だけで何度も絶頂させられた。

 自分でも知らなかったが、乳首だけで何度も絶頂()きまくると膣が勝手に収縮を繰り返すようになって夫のペニスにねっとりと絡みつき、夫のペニスの根元をきゅっきゅと締め付けながら子宮が下に降りて夫の鈴口に張り付きひたすら射精を強請るようになってしまうのだ。

 夫は私の膣肉にねっとりと吸い付かれながら根元からの蠕動運動で搾り取られるのがとてもお気に入りらしい。

 なんでもペニスが肉襞に絶妙に撫でられ続けるもんだから萎えないまま高まり続け、2時間ほどで非常に気持ちよく射精に導かれると嬉しそうに私に語って聞かせてくれる。

 夫はご機嫌で私の乳首を捏ね上げ続けるので、昨晩、日が変わる頃には私は訳が分からなく程よがり続け明け方近くまで何時間も嬌声を上げ続ける羽目になった。

 

 二階で寝ている娘が起きてしまわないか少し心配になる。

 娘の教育上悪いから夫にこのスローセックスを止めるように何度も言ってみたが聞き入れてくれない。

 

 そういえば最近気になることがあった。

 二軒隣の三宅さんの奥さんと井戸端会議をしていた時、5歳になる娘の夕紀ちゃんが

 

「佐竹のおばちゃん、どっかイッちゃうの?」

 

 って聞いてきて三宅さんが慌てて夕紀ちゃんの口を押さえて、やぁねぇもう、おほほと何か誤魔化していた。

 

 

 ……二軒お隣まで響いているのかしら。

 

 

 

 律子は娘二人を学校へ、夫を会社へ送り出してから家の戸締りをした。

 昨日の夕方、上の娘から突然「これ捨てて」と渡されたものがあったのだ。

 

「まだ全然使えるのにもったいない」

 

 このセリフを何度も娘に言って説得しようとしたが、「絶対いや、触るのもいや、見るのもいや」と取り付く島もない。じゃあせめてリサイクルへと言うとそれもイヤだと言う。

 

 できるだけ早く処分して欲しいと思っているみたいだから、わざわざこれだけをゴミ袋に入れてゴミ捨て場に急いでいる。

 

 速足で歩くと胸が上下にばるんばるんと弾んでしまい人目を引くことは承知しているが、町内の人は全員顔なじみで、たとえ自分の胸が弾むところを見ても礼儀正しく腰を引いて会釈してくれる人たちばかりだ。

 

 時々ありがとうございますとか感謝されるのはよくわからないけど。

 

 

 遠くに見えるゴミ捨て場には既にゴミ収集車が停車しており、作業員の方がゴミを収集車に投げ込んでいる。

 

 あら、急がないと。

 

「おや、佐竹の奥さんじゃないですか」

 

 いつもの作業員の人はゴミ収集車にゴミを全て投げ入れ終わって次の場所へ移動する直前だった。

 

「あの、これだけお願いできますか?」

「もちろんいいですよ」

 

 と作業員の方は笑顔でゴミ袋を受け取ってくれた。

 

「おやリコーダーですね。捨てちゃって大丈夫なんですか?」

「ええ、娘がそう言ってきかなくて」

「まあ娘さんもお年頃ですし色々あるんでしょうなぁ」

 

 作業員はゴミ収集車の後部側面のスイッチを押して機械を起動した。

 金属でできたプレス用のプレートが上から降りてきたので作業員は受け取ったゴミ袋を投入口へ投げ入れた。

 

「あれ、ちょっと引っかかったかな?」

 

 プレスプレートは一瞬動きを止めたが、次の瞬間にはゴリっとリコーダーを真っ二つに圧し折り、その反動でリコーダーは投入口内で縦や横へとのた打ち回る様に跳ねまわった。

 プレスプレートは制御通り次の回転運動に切り替わり、跳ね回るリコーダーを押さえつけ粉々に砕きながら内部へ押し込んで行った。

 

 その際、リコーダーの破片が回転するプレートと中の金属壁に偶然挟まれる状態になったのか

 

 ギギギ、キィエエエエエーーーー

 

 とまるで断末魔の悲鳴のような音を立てながら内部へ回収されていった。

 

「はっはっは。木っ端微塵になるのも珍しいね」

 

 作業員の方は良い笑顔で律子に会釈しながら次の場所へ向かった。

 

「これで一安心ね」

 

 律子はにっこり微笑んでわが家へ帰るのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「……夢……か……」

 

 俺はレジ台に張り付いていた顔をべりべりと剥がして背伸びした。

 首とか背中の関節がごきごきといやな音を立てる。

 ちゃんとした布団で寝るべきだったなぁ……

 

 俺は恐る恐る右手を股間にやり、ペニスを軽く揉んでみて異常がないのを確認して深く安堵した。

 

 当時、友達に聞いたところ、俺は授業中にいきなり「きぃえーーーー」と奇声を上げた後、白目を向いて口から泡を吹きながら真横に倒れてしまったらしい。そして教室の床の上で激しく反り返り、のた打ち回りながらびくんっびくんっ! と明らかにやばそうな痙攣を始めたもんだから学校は上から下への大騒ぎになったって話だ。

 

 そして救急車で大学病院に運ばれ、目が覚めたら病室で母親が泣きながら俺の両手を握りしめていた。検査に次ぐ検査で慌ただしく過ごし、ちんちんが粉砕された衝撃から精神的に立ち直るころには俺の右手から光が消えて、力は失われていた。

 

 

 夢を見たせいか、母親が握りしめていた手の感触を思い出してしまった。

 

 ……夢の中の両親は若かったなぁ。

 親に心配ばかりかけておきながら恩返しすることもできなかった。

 

 

 ……そうだな。

 

 今から思えばあれは夢のような数日間だった。

 夢のような出来事があって夢のような彼女がいて夢のように儚く全てが消えてしまった。

 

 友達からはしばらくカニって呼ばれて弄られたのは今となっては懐かしい。

 久しぶりに思い出した大西さんも、不仲の両親の家庭では大きなストレスに晒され子供の身ではどこにも逃げ場がなく、四六時中絶頂()きまくって股間をひくひくと痙攣させるしか逃避先がなかったのかもしれないな。

 

 ……まあ多分。

 その……最大限好意的に解釈して。

 

 

 ……さて! 

 しんみりするのは終わりにするか。

 

 

 俺はパンっ! と両手を打ち鳴らした。

 

 今日から開店だ。気合い入れないとな。

 




次話から時間は現在に戻り、毎回登場する女性が変わる連作短編の形式で当面はエロ主体の話が進みます。


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