恋姫†無双 ~漢ノ朱儁ココニ有リ~ 作:黒影
「んっ♥ はぁっ……ああっ♥」
祭は一刀に馬乗りになり、一心不乱に腰を揺すっていた。やっと、夢にまで見た一刀とのセックスを、もう止められそうになかった。
「んんっ♥ んああっ♥ あんっ♥ 気持ちいいっ♥」
激しく動いている訳ではない。それどころか、祭の腰の動きは、一刀の肉棒を味わうかのように緩やかである。それでも、固くそそり立った肉棒が、自身の膣内を満たしてかき回す感触に、祭は酔いしれていた。
「ああん♥ 一刀ぉ♥」
祭は、目の前の愛おしい男に呼びかける。一刀からの反応は、無し。実は彼、失神からまだ覚めていなかったのだ。
そう、祭は炎蓮との交尾で失神した一刀を、一方的に犯しているのだ。こんなものは交合ですらなく、ただの自慰行為。いけない事とは知りつつも、彼女はどうしても誘惑に抗えなかった。気になっていた男と繋がるチャンスを、逃したくなかったのだ。
「んんっ……」
祭がずっと快感を貪り続けていると、その感覚で一刀の意識が覚醒し始める。そんな彼に、祭は優しく話しかけた。
「目覚めたようじゃの、一刀♥」
「んぁぁ……って、何これ!?」
自身がどういう状態なのかに気付いた一刀は、驚いた声を発する。妙な感覚に目が覚めたら、何故か炎蓮ではなく祭が自身の上で腰を振っているのだから。
「あれ! 何で……炎蓮は?!」
さっきまで、炎蓮と交わっていた筈なのに。状況が飲み込めなくて、一刀は周囲を見回す。だが、そんな彼の頬を両手で挟むようにして、祭は強引に自身の方に向けさせた。
「こぉら一刀っ、他のおなごの事を考えるでない! 今は儂だけを見よ」
そう言いつつ、祭は一刀の唇を奪う。彼女のその情熱的な愛撫に、一刀はだんだん夢中になっていく。
何故、祭が一刀と交合っているのか。話は少し前に遡る。
✳✳✳✳✳
(んぁっ♥ あぁっ……一刀ぉ♥)
炎蓮の天幕の外で、祭は自慰に耽っていた。天幕から漏れ聞こえてくる炎蓮と一刀の情事の様子に、身体が火照ってしまっていたのだ。
「んっ、はぁっ♥ ぁぁっ……んぁぁっ♥」
自分で自分の胸を揉みしだき、もう一方の手で自身の秘所を掻き混ぜる。くちゅくちゅ、という水音が徐々に大きくなり、だんだん押し殺した声も我慢出来なくなってくる。
「んあぁっ♥ ああぁんっっ♥」
祭は軽くイってしまい、荒い息をつく。だが、まだまだ物足りなかった。祭も炎蓮と同じく長い間、男と親密に接する機会が無く、熟れた身体を持て余していたのだから。
「はぁっ……はぁっ……」
祭は自慰で束の間の達成感はあるものの、やがて虚しくなってくる。そんなとき、ふと彼女は天幕から情事の音が聞こえなくなっている事に気付いた。
「まさか、祭がこんな所で自慰とはなぁ」
「……っっ!」
不意にすぐ近くで声がして、祭は驚いて跳ね起きる。振り返れば、炎蓮がニヤニヤと笑みを浮かべて祭を見下ろしていた。はっきりと自慰を見られてしまった。そんな感覚に、祭は恥ずかしさに顔を真っ赤になってしまう。
「炎蓮様っ、これはじゃの……」
「祭、こっちに来な」
炎蓮は、動揺する祭の腕を掴んで引っ張っていく。向かった先は、何故か炎蓮がさっきまで一刀と交わっていた天幕の中であった。
「祭、あとはお前が一刀を満足させてやれ」
「い、炎蓮様!?」
炎蓮の思わぬ言葉に、祭は言葉を失う。満足させてやれって言っても、目の前で一刀は失神しているのに一体どうしろと、という気持ちだった。だが、一刀の肉棒はいまだに固くそそり立ったままである。
「今日は加減したから、一刀はまだ出来る筈だ。後はお前に譲ってやる」
お前、一刀の事が好きなんだろ。炎蓮は祭に囁いた。祭が炎蓮の一刀への想いを見抜いたように、炎蓮も祭の一刀への想いを見抜いていたのだ。
炎蓮はもちろん、一刀が好きである。なんなら婿にしようかと密かに画策した事もある。だが、祭も一刀の事が好きっていうなら、独り占めする気は無かった。祭もずっと自分に付き従ってきたせいで今まで婚期を逃し、独り身を持て余していたのだ。そろそろ祭にも幸せになって欲しい、と炎蓮は思っていた。
「一刀のチンポもまだガチガチだし、お前が抜いてやれ」
そう言って炎蓮は、はっはっは、と豪快に笑いながら天幕を出ていく。後に残されたのは、祭と一刀の二人だけであった。
「……全く、炎蓮様には敵わぬ」
祭は苦笑する。だが、夢に見た一刀との交合に、年甲斐もなく心が高ぶるのも感じていた。
祭は一刀との付き合いは長く、過去に一刀が炎蓮に救援を求めて転がり込んできた時からの知り合いである。その時は一刀もまだ将軍ではなく、朱家の跡を継いだばかりの少年でしか無かった。そんな彼を世話し導いたのが、この祭だった。
その一刀が努力して将軍にまで出世し、再び炎蓮や祭の前に姿を見せた事が、祭には感慨深かった。そして祭は、そんな彼が愛おしかった。いつしか彼女は、一刀に対して秘めた感情を抱くようになっていたのだ。炎蓮が先に一刀を食べてしまったから、主を立てて遠慮していたが、本当はずっと一刀に抱かれる事を考えていた。
「……許すのじゃ一刀」
気絶した相手を一方的に犯すのはどうなのか、と祭は思う。しかし、自身の想いを止められそうにない。彼女は服を脱ぎ捨てると一刀に跨がり、なおも雄々しくそそり立ったままの肉棒を、自身の秘所に宛がった。さっきの自慰でそこは充分に濡れており、肉棒を迎え入れるのに何の問題も無い。
「んっ……んはぁっ♥」
徐々に埋没してくる、一刀の肉棒。そして、それは深々と祭のナカを突き進み、やがて根元まで完全に埋まってしまう。
「んぁぁっ♥ あぁんっ♥」
最奥を押し上げる一刀の肉棒の感触に、祭は艶やかな声を漏らし、軽く達してしまう。
そして、話は冒頭に遡るのであった。
✳✳✳✳✳
「んっ♥ んちゅっ♥ くちゅっ……んぁっ♥ 一刀ぉ……はむっ♥ んんっ♥ んむぅ♥」
一刀に覆いかぶさったまま、祭は想いのこもった口づけをする。そして、そんな彼女の熱烈な愛撫に、一刀もだんだんのめり込んでいく。
「ちゅっ♥ ちゅぅぅっ……んはぁっ♥ 一刀、どうじゃっ、儂のナカは気持ちいいかっ」
「祭のナカ、すごくヌルヌルで、暖かくて、気持ちいいっ」
腰を揺らしながらの祭の問いに、一刀が答える。その言葉に気を良くした祭は、一刀の胸に手をつき、再び腰を揺らして快感を味わう。
決して激しく動いている訳ではない。むしろ、炎蓮に比べればじれったいくらい緩やかである。だが、それが疲労困憊の一刀にはちょうど良かった。
そして、それは祭も同じである。色事から長い間ご無沙汰だった状態であり、激しく動くには少し刺激が強すぎるのだ。だからといって、気持ちが良くない訳ではなかった。祭は徐々に迫りくる絶頂を感じて、だんだん喘ぎ声を高めていく。
「んぁぁっ♥ ああっ♥ あひぃぃっ♥ 気持ちいいぃぃぃっ♥」
あまりの気持ち良さに、祭は腰の動きを激しくしていく。そして、そのまま絶頂へと上り詰めた。
「んひぃぃぃーっ♥ イクイクイクぅぅぅーーーっ♥」
「んあぁっ、出るっ!」
背を反らし、のけ反るようにして絶頂する祭。それと同時に、一刀もそんな祭に引き込まれるかのように、彼女のナカに射精してしまう。
「んぁぁーっ♥ 一刀ので、いっぱいになるぅぅっ♥」
ナカ出しの感覚に、歓喜の声を漏らす祭。彼女はひとしきり快感を味わったあと、くたぁっ、と一刀の身体に倒れ込む。
「はぁっ、はぁっ……簡単に、イってしもうたのじゃ……良かったぞ一刀♥」
そう言って、祭は一刀を抱きしめ、そっと口づける。もちろん、一刀もそれを受け入れた。一刀は最初は驚いたものの、既に祭の痴態に虜になっている。
そもそも、一刀から見て祭はかなり魅力的な女性である。普段は酒浸りでガサツに見えるが、実は彼女が世話好きで料理上手な女らしい部分を知っている。それに、顔もかなりの美女であり、おっぱいも大きくて包容力豊かな女性である。そんな彼女が目の前で乱れたのだから、虜にならない訳が無い。
一刀は祭を抱きしめ、そのまま身体を起こす。本当はかなり疲れていたが、もう一回祭を抱きたくなったのだ。
「ああっ、一刀ぉ……んむっ!」
対面座位で繋がったまま、何か言いかけた祭の唇を、今度は一刀が自身のそれで塞ぐ。一刀が積極的になったことに祭は少し驚いたものの、彼女もそれに応えて自ら舌を絡ませる。
「ん、あむっ♥ んちゅっ♥ ん……むちゅっ♥ くちゅ♥ くちゅっ……んむ♥ んんっ♥ んぅぅ♥ んぅぅっ♥」
甘い吐息を漏らしながら、口づけに没頭する祭。それに対し、一刀は手を伸ばして彼女のお尻を撫で始めた。祭の安産型のむっちりとしたお尻は、撫でていて心地好い。そうして彼女のお尻を撫でながら、一刀はもう片方の手で祭を強く引き寄せるように抱きしめる。そうやって、彼女の豊満なおっぱいが胸板に押し付けられる感触を楽しんでいた。
「んぁぁ♥ あふぅっ♥ んんっ……ちゅぱっ♥ ん、れろっ♥」
身体を撫でられる感触がくすぐったいのか、祭は軽く身をよじるような仕種を見せる。それでも、彼女は決して口づけを止めず、さらに一刀を深く味わい続ける。
そんな祭が愛おしくなり、一刀は彼女をしっかり抱きしめたまま、腰を動かし始めた。
「あふぅっ♥ んんっ♥ んぁぁっ……ああっ♥ んああっ♥ はあぁぁんっ♥」
ジワジワくる快感に、祭は口を離して再び甘い喘ぎ声を漏らし始める。彼女は快感に耐え切れず、思わず身体をのけ反らせてしまう。そうする事で、彼女の豊満なおっぱいが強調され、それが一刀をますます虜にしていくのであった。
一刀は祭の巨乳に顔を埋め、ピンとなった乳首を吸い舌で転がすようにして味わう。すると、祭はますます乱れるのであった。
「んああぁぁぁっ♥ ダメじゃっ! そんな、おっぱい吸われて……んひぃぃぃーーーっ♥」
彼女は一刀の愛撫に喘いでしまう。だが、それを引きはがすどころか、逆に一刀の頭に抱き着いて、自身のおっぱいに押し付けるように引き寄せる。一刀は祭の胸を吸いながら、先程まで尻を撫でていた手でもう一方のおっぱいを揉み始めた。
「あひぃぃぃっ♥ そんなっ、おっぱいばかりっ……んああっ♥ あはぁぁーーーっ♥」
一刀の頭を抱きしめたまま、軽く絶頂に達してしまう祭。そんな祭のおっぱいを充分に味わうと、一刀はプルプル震える彼女の身体を抱き寄せる。
「……祭、かわいい」
そして、再度腰を動かし始め、彼女の身体を味わい続ける。とちゅっ、とちゅっ、と祭のナカを小突くたびに、彼女は小刻みに身体をビクンっと跳ねさせる。
「んはぁぁ♥ ああぁっ♥ んあぁぁぁっ♥」
祭はもはや、一刀の動きに合わせて喘ぐことしか出来ないでいた。そんな彼女をしっかりと抱きしめ、一刀はまたもや彼女の唇を奪う。
「んむっ♥ んんっ♥ んうぅぅっ……んんっっ♥ んんーーーっ♥」
一刀との対面座位でのラブラブセックスに、すっかり夢中になっている祭。彼女も一刀を強く抱きしめながら、いつしか無意識に一刀の動きに合わせて腰を動かし始めていた。徐々に快感が大きくなっていき、腰の動きも大きくなっていく祭。そしてついに、彼女は絶頂に上り詰めてしまう。
「んんーっ♥ んふぅぅっっ……んんぅぅぅーーーっっ♥」
抱き合って口づけたまま、祭はイってしまう。そして、その後を追うかのように、一刀もしっかりと祭を抱きしめ、彼女のナカに再び濃厚な精液を注ぎ込んだ。
「んふぅぅっ……ぷはぁっ♥ ああっ♥ ああアアぁぁぁァァーーーっっ♥」
ナカ出しされる感触に、祭は身体をのけぞらして絶叫し、再びイく。そして、ガクガクと身体を振るわせると、やがて、くたぁっと脱力したかのように、一刀にもたれかかった。
「んぁぁ……一刀ぉ♥ おまえの事、好きじゃ♥」
「祭、俺も……」
そう言って、祭は甘えるように一刀を抱きしめる。一方の一刀も、我ながら気が多いとは思うのもも、昔密かに好きだった祭にそう言われてむしろ嬉しかった。一刀自身、最初は驚いていたものの、祭の想いをしっかりと受け取っていた。
「儂はもう、おまえのものじゃ♥ 一刀、愛しておるぞ♥」
そして彼女は、一刀への愛を伝えるかのように、一刀にそっと口づけた。