※この作品はR-18です。

恋姫†無双 ~漢ノ朱儁ココニ有リ~   作:黒影

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幕間 楼杏

 一刀が抱いた女性たちの中で最も愛情が重いのは、間違いなく楼杏であろう。結婚を夢見る彼女にとって、一刀は初めての男であり、何度も身体を重ねる事によって、すっかりこの年下の男に夢中になってしまっていた。

「ああっ、一刀さんっ……一刀さんっ♥」

 洛陽での逢い引き(デート)の最中、二人きりになれたのがよほど嬉しいのか、楼杏は一刀と恋人繋ぎで指を絡め、さらにそのまま一刀の腕にしがみつき、満面の笑みで頬刷りをする。

「ちょっ、楼杏……」

「一刀さん、好きっ……大好きっ♥」

 一刀が制止しようとするも、楼杏は聞かずにイチャイチャし続ける。漢の首都であり、大陸一の都市である洛陽は、行き交う人の数も圧倒的に多い。二人の様子は多くの人の目に触れる事となる。

 しかも、将軍職の一刀と楼杏は有名人である。彼らの逢い引きの様子は多くの人に知られ、瞬く間に噂に上るのであった。

『見て! 朱儁様と皇甫嵩様よ』

『美男美女かぁ、いいなぁ……』

『チッ、うぜえ……』

 楼杏の様子を見れば、誰が見ても二人がデキているのが丸わかりである。微笑ましい目で二人を見る家族連れの人。特定の相手が居ないのか、羨ましそうな目で見る人。いい年して若い男に、と残念な目で楼杏を見る人。羨まけしからん、と露骨に一刀を非難がましく睨む人。様々な好奇の視線に晒され、一刀は胃が痛くなるような思いだった。

 だが、楼杏はそんな周囲の反応を全く気にした様子も無い。もはや彼女には、一刀しか見えていないのである。だから、彼女はさらに暴走する。

「一刀さんっ、私……赤ちゃん欲しい♥」

 幼い子供を連れた夫婦を見て触発されたのだろう。楼杏がそのようなおねだりをする。もちろん、彼女の言葉は周囲にしっかりと聞こえている。

『うひゃぁー! ねぇ聞いた? 赤ちゃん欲しいだって』

『うわぁ、凄い熱々。聞いてるこっちが恥ずかしくなりそう』

『みっともない……チンコもげろ』

 周囲の雰囲気が危なくなってくるのを感じた一刀だが、楼杏は留まるところを知らない。彼女は一刀にベタベタしながら引きずり回す。

「一刀さん、あのお店に行きましょ♥」

「ちょっと、楼杏……うわっ!」

 そして、とある甘味処が見えてくると、楼杏は一刀を強引に連れてその店に入っていくのであった。

 

「一刀さん……あ~ん♥」

 満面の笑みを浮かべて、一刀に『あ~ん』をしてくる楼杏。さすがに恥ずかしすぎるので一刀は躊躇するのだが、楼杏は全く容赦しない。

 二人掛けの席で隣に密着し、腕をガッチリとホールドされ、逃げられない一刀。仕方なく、楼杏に差し出された菓子を食べ、咀嚼する。すると、楼杏がとても嬉しそうな表情を見せる。

「ふふっ。一刀さん、美味しいねっ♥」

 いい歳した女と明らかに年下の男が、ベタベタと仲良く甘味を食べさせ合っている図は、周囲にはどう映っているだろうか。凍てつく周囲の視線を気にも留めず、楼杏は今度は一刀におねだりする。

「一刀さん、私にも食べさせて♥」

 彼女は今度は一刀に『あ~ん』してもらおうと、餌を待つ雛鳥のように口を開けていた。

「えーと、楼杏?」

 一刀は話しかけるも、楼杏の『あ~ん』して貰おうという姿勢は変わらない。他になすすべもなく、一刀は彼女の要望に応えるしかない。

「んふふっ、幸せっ♥」

 楼杏の行動は、まさにバカップルそのもの。しかし、彼女にとってはずっと憧れていたシチュエーションであり、その為に楼杏はすっかり味を占めてしまっていた。

 

 その後も楼杏の暴走は変わらず、一刀の腕をガッチリとホールドしたまま、洛陽の街を巡っていく。そして、いよいよ日が暮れてデートも終わりに近づいていく。

「……もう少し一緒に居たい」

 楼杏を家まで送ったところ、戸口で引き止められる一刀。まだまだ一緒に居たいと、楼杏は彼の背にしがみつき、離れようとしない。

 なかなか愛情が重くて面倒な女である。だが、一刀には彼女のその面倒さが逆に可愛く思えた。だから、一刀は彼女との時間の延長を選択する。

「じゃあ、もう少し居ようかな」

「……嬉しいっ♥」

 一刀の言葉に、楼杏は歓喜の声をあげる。そして、一刀と抱き合うと、そのまま彼女は口づけを交わした。

 

 

✳✳✳✳✳

 

 

「んっ♥ あっ♥ ああっ♥ あっ……はんっ♥ あんっ♥ ああんっ♥」

 部屋に響く甘い声。一刀に抱かれ、楼杏ははしたなく嬌声を漏らし続けている。だが、彼女は手足を絡め、しっかりと一刀を受け入れていた。

「ああんっ♥ 一刀さんっ……一刀さぁんっっ♥」

 頬を紅く染め、うっとりとした瞳で一刀を見つめる楼杏。すっかり彼女は、人生で初めて出来た恋人とのセックスに舞い上がっていた。

「楼杏っ、もう出るっ!」

「あんっ♥ ダメっ、ちょっと待って……」

 あまりの気持ち良さに、一刀は絶頂付近に上り詰める。すると、楼杏は制止の声をあげる。

 だが、彼女はナカ出しを拒んだ訳ではない。一刀が射精しそうな気配を感じると、楼杏はグッと腰を浮かせ、むしろ秘所を密着させるようにして奥の奥まで一刀のモノを受け入れようとする。一刀の赤ちゃんを産みたがっている彼女らしく、確実に妊娠するように、と。

「いいわ、来てっ♥」

 準備が整った楼杏が、ナカ出しをねだる。その声に応えるかのように、一刀は彼女の最奥まで肉棒をねじ込み、そして思いっきり精液をぶっ放した。

「んはぁぁっ♥ 出てるぅ♥ ナカにいっぱいっ……んひぃぃぃーーーっ♥」

ナカに吐き出される精液の感触に、歓喜の声を漏らす楼杏。彼女は一刀にしがみついて、ひとしきり絶頂を味わうと、やがてグッタリと手足を投げ出して余韻に沈んでしまう。

 だが、一刀が身体を起こそうとすると、楼杏はとっさに手足を一刀に絡め、再び全身でしがみつく。

「あん、ダメっ♥ 離れちゃイヤっ♥」

 このままで居たい、と一刀に甘える楼杏。そして彼女は一刀と身体を重ねたまま、そのまま一刀に頬擦りをする。

 そんな楼杏が可愛くて、一刀もしっかりと彼女を抱きしめる。そして、そのまま彼女に口づけた。

「あむっ、あふぅ……んっ♥ んんぅ♥ んふぅ……ん、れろっ♥ ちゅぱっ♥」

 嬉々として一刀との口づけに応じ、自ら舌を絡ませる楼杏。彼女自身は、もうすっかり一刀に夢中になっている。

 そして、一刀の方も楼杏に対する愛情が増していき、彼は楼杏の唇を貪りながら彼女をしっかりと抱きしめ、激しく腰を動かし始めた。

「んふぅ♥ んむぅ……んはぁっ♥ ああっ♥ ああんっ♥」

 一刀との口づけに没頭していた楼杏だが、やがて彼女は口を離して大きく喘ぎ始める。そんな彼女をもっと鳴かせようと、一刀はさらに腰を大きく動かして彼女を責め立てた。

「ああんっ♥ ああっ……あっ、あんっ♥ あんっ♥ あはぁっ♥ ああぁっ♥」

 大好きな彼と愛し合う喜びに、すっかり味を占めてしまった楼杏。彼女は手足を絡め、ぎゅうっと一刀にしがみつき、自らも腰を動かして快感を貪っていく。そんな彼女につられるように、一刀は再び絶頂付近に上り詰めていく。

「うぁっ! 楼杏の、気持ち良すぎっ……もう出そうっ!」

「ああんっ♥ 出してぇ♥ 一刀さんの、いっぱいっ……いっぱい出してぇぇっ♥ 一刀さんの赤ちゃん孕ませてぇぇっっ♥」

 ありったけの嬌声を漏らしながら、一滴も零すまいと楼杏は全身で強くしがみつき、奥の奥で一刀の精液を受け止めようとする。そんな彼女の想いに応えるように、一刀も腰をガツンっと強く打ち付けると、そのまま彼女最奥目掛けて再び精液をほとばしらせた。

「ああぁんっ♥ 来たぁぁっ♥ 一刀さんのセーエキ、ビュクビュクってぇぇ♥ ナカにいっぱいっ……あーイクっ♥ あーイクっ♥ イクイクイクイクっ♥ イックぅぅーーーっ♥」

 身体をのけ反らせるようにして、ナカ出しの感触を嬉々として受け入れる楼杏。そうやって、全身を大きく振るわせて絶頂に上り詰める彼女であったが、やがてグッタリと身体の力を抜き、そのまま絶頂の余韻に沈んでしまう。

 そもそも、この間まで処女だった彼女である。快感にそこまで慣れている訳でも無く、これ以上はもう限界だった。

「一刀さん、好きっ……大好きっ♥」

 至福の笑みを浮かべて愛の言葉を囁くと、楼杏はそのまま一刀の腕の中で意識を飛ばしてしまった。

 

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