恋姫†無双 ~漢ノ朱儁ココニ有リ~ 作:黒影
さて、漢の大将軍である傾についてだが、彼女は朝廷内ではおおむね嫌われていた。まあ、普段から権力を笠に着る言動が目立つので、自業自得としか言えない部分であったのだが。
元々は一介の肉屋であった傾が、大将軍にまで上り詰めたのは、妹が前皇帝に見初められて後宮入りした事が大きく影響していた。つまり、妹の身体で出世しただけという見方をされており、それが本人の言動も相まって憎まれる原因となっているのだろう。
さらに極めつけは、一刀を手篭めにしたことである。とある日に傾が、一刀を抱いてひぃひぃ言わせたと近臣の者に自慢していたのだ。一刀はあの通り見た目も性格も良く、好感を持つ者が多い。だから、傾が一刀を権力を盾にして犯したという話が広まり、余計に憎まれる原因となった。
その一方で、一刀に対しても、陰口を叩く者も居た。曰く、傾の肉便器だとか、身体で傾に取り入って将軍になった等、ある事ない事を言う奴まで出てくる始末。まあ、一刀が傾と肉体関係を持っている事は間違いないが、実際にひぃひぃ言っているのは傾の方であり、傾の言葉の方が間違っているのだが。
それでも、一刀は何も言わなかった。否定したところで炎上するだけというのは分かっていたから。
だが、そんな一刀の状況を歯痒く思っている者がいた。同じ将軍の風鈴(盧植)である。彼女にとって、一刀は年下の可愛い後輩であり、彼が初めて朝廷に出仕した時から、宮中のしきたりを伝授し、他にも色々と世話を焼くなど、先輩として指導していたのだ。そんな彼が、傾の肉便器としていいように扱われ、周囲から悪く言われるのは見ていられなかった。
故に、彼女は考える。傾にいいように犯されてひぃひぃ言わされているのは、一刀の女性経験が少ないから。ならば、先輩として自分が女性の扱いを教えなければ。これ以上変な女に引っ掛からないよう、自分が導かねば。風鈴はそう考えていた。
*****
「ふ、風鈴!?」
話があると風鈴の邸宅に誘われ部屋に入った一刀は、寝台に座らされるとそのまま風鈴に押し倒される。
「うふふ。私が女の人の扱い、教えてあげるわ」
「ちょっ、何言って……」
「いいから、黙って私の言うことを聞きなさい」
急な展開に一刀は少し抵抗するも、風鈴は問答無用で一刀の服を脱がせる。そして、自分も服をあっさり脱ぎ捨てると、一刀に覆いかぶさった。
「うふふ、すごくたくましい身体つきね」
そう言って、一刀にぎゅうっと抱き着く風鈴。それだけで、一刀は身体をビクッと震わせた。風鈴の柔肌と直に触れ合った時の感触が、ものすごく気持ちよかったのだ。
「ふふっ、一刀くんのここ、もう大きくなってるわ」
風鈴は、一刀の肉棒をそっと握り、そしてゆっくりと上下に動かし始める。すでに興奮して固くなっていたそれは、風鈴の愛撫でさらに固さを増していく。
(……確か、男の人はこうされると気持ち良いんだったかしら?)
風鈴は、書物の記憶を頼りに愛撫を重ねていく。彼女は肉棒をしごきながら、一刀の唇を奪う。
「んむっ、んんっ♥ んふぅ……ちゅっ♥ んちゅっ♥」
一方の一刀はといえば、風鈴のなすがままになっている。一刀は、突然の風鈴の変わりように頭がついていけない様子だった。だが、風鈴の痴態に驚きつつも、彼もまた風鈴の愛撫に応え、自ら舌を絡めていく。
ひとしきり唇を貪ったのち、ぷはっと風鈴は口づけを終える。次に彼女は、身体の向きを変えると今まで握っていた肉棒に顔を寄せ、れろっと舐めた。
「うあっ!」
思わぬ刺激に、一刀の腰が跳ねる。その様子を見て、風鈴は満足そうに笑みを浮かべる。
(ふふっ、一刀くんも喜んでくれてるわ)
期待通りの反応に、風鈴は自分の予習の正しさを実感する。一刀に女の子の扱いを教える為に、さんざん書物で予習したのだ。性技に関する本は何冊も読みこんだし、筆おろしに関する記述は何度も見返した。胡瓜を肉棒に見立てて口技の練習もした。あとは実戦で予習したことを出すだけ。
風鈴は一刀の肉棒をぐっぽりと咥え込み、強く吸いながら頭を上下に動かしたかと思えば、裏筋をれろれろと舐め上げる。さらにカリをぐりぐり舌先で嬲ったかと思えば、亀頭に吸い付きながら根元をしごく。その自在な責めに、一刀は快楽の声を漏らしてしまう。
「ふ、風鈴っ! 何でそんなに上手い……くぁっ!」
風鈴の愛撫に圧倒され、一刀は何度も腰を跳ねさせてしまう。風鈴はそんな彼の顔を跨ぐようにして態勢を変えると、彼にも愛撫をねだった。
「自分だけ気持ち良くなっちゃダ~メっ♥ 一刀くんも私のここ、舐めて♥」
そう言って、風鈴は一刀の顔に自身の秘所を押し付ける。もう、理性を吹っ飛ばしていた一刀は、夢中で風鈴の秘所を舐め始める。
「あんっ♥ んふふっ♥ 一刀くんったら……んっ♥ んちゅっ♥ ん、じゅるっ♥ じゅずずっ……んんっ♥れろっ……じゅぱっ♥ じゅぱっ♥」
風鈴も負けじと一刀の肉棒をしゃぶりつくす。そうやって互いの性器を舐め合い、存分に味わうと、次はいよいよ本番である。
「よく我慢したわ。次はこっちで、ね♥」
風鈴は一刀に跨がると、肉棒を手で支えながら自身の秘所を押し付け、ゆっくりと腰を下ろしていく。
「ああっ、凄いっ♥ 一刀くんのが、入ってくるっ♥」
固い肉棒が自身の秘所を掻き分けて来る感触に、風鈴は思わず甘い声を漏らす。そうやって肉棒の感触を味わいながら腰を下ろしていく風鈴だったが、やがて彼女は我慢出来なくなったのか、半分ほど肉棒をくわえ込んだところで、一気に腰を落とした。
「んあぁっ、ああぁぁぁーーーっ♥」
最奥をコツンっと小突かれた瞬間に身体中に電気が走り、風鈴は軽くイってしまう。彼女は想像以上の快感に身体を震わせ、一刀の胸に両手をつく事で何とか身体を支えた。
だが、一刀の方はまだイっていない。彼はイって荒い息をつく風鈴の腰を両手で掴むと、自ら腰を突き上げて彼女を責め始めた。
「やぁんっ♥ 待って、私まだイったばかり……んあぁぁっ♥」
「誘ったのは風鈴でしょ。俺もう止まらないからっ」
「そんなっ、ダメっ♥ 私が動くのっ……ああぁぁんっ♥」
こちゅん、こちゅんっ、と奥を小突かれ、風鈴は艶やかな喘ぎ声を漏らす。その可愛らしい声に、一刀はますます風鈴との交合いに没頭していく。
「んあぁぁっ♥ こんな筈じゃ……」
下からガンガン突き上げられ、風鈴は嬌声を漏らす事しか出来なかった。
こんな筈では無かった。本来なら、風鈴が女性経験の未熟な一刀に、何進などに負けないように女の子の扱いを教え込むつもりだった。そのために、エッチな書物を何度も熟読してきたのだ。だが、一刀は経験不足どころか、まるで百戦錬磨であった。
(何進さんは、本当に一刀くんをひぃひぃ言わせてるのかしら?)
どう考えても、逆ではないか。そう思うも、風鈴はだんだん何も考えられなくなってくる。
「ああんっ♥ ダメよ、そんなっ……ああっ♥ 凄いわ、一刀くんっ♥ 私もうダメっ♥ あんっ♥ ダメもうイくぅぅぅっっ♥」
そう言って、風鈴はまた絶頂に達してしまう。彼女はガクガクと身体を震わせると、一刀の身体に倒れ込んでしまう。一刀はそんな彼女の身体をしっかりと受け止め、強く抱きしめる。胸板で押し潰される、風鈴の豊満なおっぱいの感触が、めちゃくちゃ気持ち良かった。
一刀は風鈴をしっかり抱きしめると、身体を入れ替えて今度は自身が上になる。そして、彼女を押し潰さないよう肘で身体を支えながら、巧みに腰を動かして再び風鈴の身体を貪り始めた。
「ああっ♥ んあぁっ♥ はぁんっ……あんっ♥ あんっ♥ あはぁっ♥ ああっ……ああんっ♥ 一刀くんの、おっきい♥ んあぁぁぁっっ♥」
「風鈴のナカ、暖かくて気持ちいいっ」
「嬉しいっ♥ 一刀くんっ、一刀くぅんっ♥ ああっ、好きよっ♥ 好きっ……ああぁぁんっっ♥」
いつしか風鈴は、自然と一刀に対して好きを連呼していた。そう、彼女の本心では、一刀が好きでたまらなかったのだ。彼女はようやく、一刀への想いを自覚する。
初めて会ったときから、この年下の男の子の事が可愛くて仕方なかった。女の子の扱いを教えるという理由をつけているものの、本当は一刀と恋仲になりたかったのだ。
(私にも、まだこんな気持ちが残ってたなんてね……)
もう歳だから。周囲が幸せならそれでいい。色んな言い訳をしていたのも、一刀にフラれるのが怖かったから。傷つくのが怖かったから。
でも、こんなオバサンでも、一刀は夢中になって抱いてくれている。愛してくれている。想定とは違ったものになったが、風鈴はすごく幸せだった。
「風鈴っ! 俺もう出そうっ!」
「あはぁぁんっ♥ 来てぇ♥ 一刀くんのっ、いっぱい出してぇぇぇーーーっ♥」
だから、一刀がイきそうになると、彼女は手足を絡めてぎゅううっとしがみつき、全身で受け入れる。
「くぁっ! 風鈴っ、出るっ!」
「んあぁぁぁーーーっ♥ しゅごいっ♥ 一刀くんのっ、いっぱい来てるうぅぅーーーっ♥」
どくどくとナカに出される感触に、風鈴は歓喜の声をあげ続けていた。
「なあ風鈴。いくら女の子の扱いを教えるったって、自分の身体を使ってまでこういう事をするのは……」
「あら、どの口が言ってるのかしら♪」
「……はうっ!」
確かに、強引に誘惑したのは風鈴だが、その彼女を存分に抱いてドバドバ中出しをしたのは一刀である。風鈴の言葉にぐうの音も出ない。
「それにね一刀くん、私が本当にそれだけの理由で一刀くんに抱かれたと思う?」
「え? じゃあ……」
「うふふ。一刀くん、好きよ♪」
そう言うと、風鈴は一刀の唇に自身のそれをそっと押し付けた。