恋姫†無双 ~漢ノ朱儁ココニ有リ~ 作:黒影
「ところで、何進さんのアレって、誰に対してもあんな感じなのかしら?」
先ほどから身体をビクンビクンさせてアヘってる傾を見て、風鈴が問う。
「いや、傾は自分で認めた相手じゃないと、こんな風にはならない。他の奴が言ったら、普通に打ち首」
「そう……残念ね」
露骨に残念がる風鈴。どうやら彼女も日頃から傾へのうっぷんがあったようで、自分が責められない事を残念がる。ただ、楼杏の方は、少し違っていた。
「……それでも私は、懲罰覚悟で言いたいことがあるわ」
「ちょっ、楼杏!?」
楼杏の雰囲気に、一刀は嫌な予感がして止めに入ろうとする。だが、それより先に、楼杏の方が行動を起こしてしまった。
「……いくらなんでもっ、他にやりようがあるでしょうがっ! いくら国庫が空だからって、平然と賄賂受け取ってたらっ、他に示しがつかないでしょうがっ! そんな状態なのに自分だけで全部抱えてっ! そんなに部下の私たちが信用できないかぁぁっ!!」
べちぃぃんっ! と大きな音がするぐらい、楼杏は思いっきり傾の尻をひっぱたく。それも、何度も何度も。それは普段一刀がしているようなプレイの一貫としての加減したものではなく、本気の一撃だった。
「楼杏っ! それはヤバいって!」
さすがに傾もこれには怒るであろう。そう思って一刀はヒヤヒヤする。彼は楼杏を傾から庇おうと、二人の間に割って入ろうとする。ただ、傾の様子は、一刀が思ってたのと真逆であった。
「あひぃぃぃっ♥ もっと、もっとぉぉ♥」
「……え゛」
お尻が腫れ上がるほど楼杏に叩かれても、傾は相変わらずアヘ顔で喜びの声をあげていた。様子を見ると、どうやら本気で尻を叩かれたのが最高に良かったらしく、これまで一刀が見た事無いようなイき様で、盛大に身体を震わせて絶頂に達していた。潮も盛大に噴き出してるらしく、見る見るうちに傾の足元の床に水たまりがじわぁっと広がっていく。
「うえぇ……」
これには、さすがに楼杏もドン引きである。ただ、予想していた最悪の事態にならなくて、一刀はホッとする。どうやら、傾は内心で楼杏の事も認めていたらしい。
「あらあら、本当に叩かれて感じてるみたいね」
傾の様子を目の当たりにした風鈴は、面白いものを見つけたというような眼で彼女を見る。
「風鈴、まさか……」
嫌な予感がして、一刀は風鈴を止めようとする。だが、彼女も一刀の制止を聞かず、傾を弄り始めた。
「お尻叩かれてるのにこんなに濡らして……本当に変態なんですね」
「ふぁぁっ……だ、誰が変態だぁっ」
「何進さん以外にあり得ないでしょ、この変態」
風鈴は傾の秘所に手を突っ込む。どうやら傾のナカはぐちょぐちょに濡れているらしく、粘膜をかき混ぜるような卑猥な音が漏れてくる。
「ほぉら、すごく濡れてるわよ。一刀さん以外でも感じるなんて、変態以外の何者でもないわ」
「んあぁっ、止めろぉ♥ そこはらめぇぇっ♥」
口では止めろというものの、傾は明らかに感じていた。発言に困る風鈴の行動に、楼杏は唖然として見守る事しかできない。その一方で、一刀は(さっきの俺も、二人から見たらこんな感じだったんだろうな……)と他人事のように考えていた。
その間も、風鈴の傾に対する責めは続いていく。
「何進さんって、案外かわいいのね。何だか、イケナイ事に目覚めそうね」
いかにも楽しそうな様子で、風鈴が傾をどんどん責め立てる。これまでのうっぷんもあり、また堂々と傾を責められるという滅多に無い機会に、風鈴自身が興奮してしまっていた。
「ふぁぁぁっ♥ あはぁぁっ♥ はあぁぁぁっ♥」
「あら、一刀さんじゃないのにイくのね、この淫乱」
「ああぁぁっ♥ ああっ、あああぁぁぁぁーーーっ♥」
背後から抱きかかえられるようにして、ぐちょぐちょに秘所をかき回され、もう片方の手でおっぱいをこねくり回され、さらに耳元で囁かれて耳を甘噛みされ、傾はあっけなくイってしまう。
「うふふ。こういう事、一度やってみたかったの♪」
それにしても、風鈴は一体どこでこういう技術を身に着けたのであろうか。そう疑問に思う一刀であった。
「それにしても、何進さん可愛いわね。一刀くんが夢中になるの分かるわ」
先ほどの痴態を思い出したのか、風鈴は機嫌良さそうに言う。傍らでは、傾が未だにみっともないアヘ顔で意識を飛ばしている。
「可愛い……かはともかく、見る目が変わったのは確かだわ」
そして楼杏も、すこし機嫌を直した様子である。一刀がなぜ何進なんかと、と当初は思っていたものの、今では彼女も認識を少し改めていた。人から伝え聞いた伝聞や、表面上の事だけを見て裏の意味を察せられなかった事を、彼女は恥じていた。
とりあえず、風鈴と楼杏の傾に対する認識が変わったのなら、今後まとまっていく事も容易くなるだろう。一刀はそう思い、ホッとひと息つく。
「英雄色を好むとも言うし、例が無い訳ではないからね。ただ、私に構ってくれる時間が減るのは、ちょっと嫌よね」
と、楼杏。
「一刀くんがちゃんと幸せにしてくれるなら、少しくらい大目に見るわ。私たち三人分、ちゃんと幸せにしてね」
と、風鈴。もし傾が評判通りの悪女ならば、難しかっただろう。だが、傾の本当の姿を見たことで、二人とも何とか傾を認めてくれたのだろう。
だが、風鈴の言葉を聞いた瞬間、特に『三人分』という言葉を聞いた瞬間に、一刀は微妙な顔をする。
「あら、どうしたの一刀くん。顔が青いわよ」
「まさか、他にもまだいるのかしらっ」
二人に迫られ、タジタジとなる一刀。その時になって、部屋の戸が開く。
「もう、私を抜きにして自分たちだけ楽しむなんて、酷いじゃない♪」
「何太后様っ!?」
入ってきたのは、傾の妹にして、亡き前皇帝の后である、瑞姫だった。彼女が入ってきた瞬間、一刀はヤバい、という表情を見せる。
「一刀くん、もしかして……」
「一刀さん、まさか……」
二人とも、察してしまったようである。一刀は観念して、口を開いた。
「二人ともごめん。三人じゃなくて『四人』なんだ……」
一刀の発言に、二人の「ええ~っ!」という叫びが、家中に響き渡った。