※この作品はR-18です。

100000000000   作:アンデッド

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なぜか、前作を書いてるときに
出てきた内容ですぜ。


一億八千二百年前のきみへ

1000000000000000000000000000000000000000000000000000000000080000200年前

 

 

 

「ねぇエレン」

 

「どうした? カヨ」

 

「もしやけど~」

 

 

オレが〈パラディ島〉以外の世界を滅ぼす

決意を固めたとき。

 

「エレンが、壁のなかにいる超大型巨人全部を

解放したら」

 

「どうすんだよ」

 

「あたしが最期のトキや。めちゃくちゃ

厄介なトキとして立ちはだかったる」

 

「敵(・)な。トキってなんだよ」

 

 

アイツはうそつかない。それは身近で一番、

理解していた。でも──

 

 

「ハリル!!」

 

「おっちょちょ」

 

 

オレの役目(さだめ)だ。止めようがない。 

 

 

「ゲハハハハハハハ」

 

 

二人で助けた敵国の移民である子どもを

瞬間移動させ、迫り来る超大型巨人の大群に

立ちはだかるカヨ。気が狂ったみたく高笑いを

あげてやがんだ。相変わらずウソがつけない

ヤツだな。鼻をすすり、両肩を震わせてやがる。

 

 

「世界を滅ぼしたいなら──」

 

「あたしを殺してみろっっっ!!!!!!!!」

 

 

「エレンーーっっっっっっ」

 

 

そう激昂しながら、

 

 

 

「アッッマッッッッッッゾォォオオオォオオオオオオンンンンンンンンンンッッッッッッ」

 

 

一世一代のかけ声と共に、紫色の閃光と

衝撃波が周囲を包む。

 

噴出した蒸気の中からカヨの変(・)身(・)形(・)態(・)が

姿をみせる。

 

がっしり堂々たる体軀はごつごつして

覆われた鱗の間から、筋肉繊維や骨格が

剥き出しで赤い光が漏れていやがんな。

たくましい前肢の先についた凶暴そうな鉤爪。

広い背中に連なった鋸の歯のような先端に

白縁の無い背びれは、とげでおおわれた

太い尻尾までつづいてやがる。

 

尾の長さは超大型巨人の背丈ほどもあんな。

大きくせり出した額の下の獰猛な目は、

常に下方を向いてるが、 いまにも

襲いかかろうとするようにオレを

睨みつけている。頑丈な顎の奥で、おとなの

人間の大きさほどもありそうだが不揃いの

舌がない牙がぎらりと光かせてやがる。その口が

大きく開き、悲壮に満ちた咆哮をあげた。

 

生物として避けては通れねぇハズの

〈死〉概念を超越している存在。

 

 

生態系の頂点に君臨する完全生物……

カヨがその本領発揮してきやがった。

 

カヨの喉の奥で火花がはじけ、過熱状態になった

空気が発火。下顎が二方向に分裂、大きく開き

鮮やかな紫色の細い光線が超大型巨人を

薙ぎ払い、烈火に包んでいく。

 

 

わかってるぜカヨ。オレはお前に勝てない。

 

それは否定しようのない事実だ。

 

でも……

 

 

“かかってこいよ”

 

 

オレは戦う。たとえ、お前が立ち

はだかったとしてもな。そんなこと

考えてる間にカヨは全身から紫色の光を

放出させ、周りの大型巨人もろとも、オレを

包みこんだ。

アイツの意識がなだれ込み──

 

 

 

“エレン、大好き”

 

“ああっ……”

 

 

“オレもだよ”

 

いっしょに眩い光のなかへ溶けていく。

幸福に満たされながら……意識が……。

 

 

 

 

 




イメージ的には『ゴジラ2016』と
『GODZILLA ゴジラ』が組み合わさった
感じです。
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