※この作品はR-18です。

100000000000   作:アンデッド

4 / 8
また、別のヤツを思いつきました。


呪いの家と超暴力と害虫駆除
プロローグ


「地獄はここや。

あたしらの生きてる世界こそが、クソの

はきだめなんじゃ」これは“猫の集まる家”

“辺獄につながる場所”と呼ばれる〈呪いの家〉を

破壊した少女の言葉だ。

 

「あたしがやってんのは浄霊やない。

害(・)虫(・)駆(・)除(・)じゃ」これが少女の口癖。

 

少女の名はレイン。自称『ドーベルマンの

後継者』と名乗る無造作に伸びたクセのない

黒髪、やや幼さを残す澄んだ綺麗な目、

白く見えすぎる肌が特徴の着飾らない

端麗な美少女。赤いフード付きコート、

セーターとニーハイソックス。丈が短い

スカートをいつも着ている。

 

95~21年の間に世間を賑わせた事件は

すべて呪いの家から端を発している。

それらの出来事に一人の少女が関わり、秘密裏に

未解決というカタチで真相を暴き解決へ導いてきた。

これは私が、少女に対しおこなったインタビュー

と呪いの家に関連する資料を再構成してまとめた

暗闘の記録である。

 

 

 

1995年

 

これは連続幼児誘拐事件の犯人とされていた

今は亡きM君(仮)の話。

 

 

『これは~』

 

「イヤ」

 

 

M君はいつも通り、ボクがやってる怪談ライブの

録音を流しながら帰宅途中の幼稚園児を

車へ乗せていた。その園児……女の子が

録音テープを取り出したから「返して」と

言ったけど、胸に抱えて離さないので

肘打ちしようとしたら、

 

「ぎゃっ」フロントガラスを貫き、

.30カービン弾(7.62×33mm)が喉と胸部に

叩き込まれる。正面からアメリカ製

自動式軍用小銃、M1カービンを連射しながら

歩いてくる中学生ぐらいの少女。

サングラスかけたレインが、太陽を背に

現れたんですよ。ドアを開けてアスファルトを

這いずり逃げようとするM君。だが、背中を

踏みつけられてしまう。S&W社のリボルバー、

極端に銃身が短い(スナブ・ノーズ)M19を彼の頭へ六発。

後頭部から脳が飛び散せたM君を置き去りに、

彼女は「大丈夫やで~すぐ送ったるから」

関西弁でかたまる女の子をなだめつつ、

血がこびりつく穴だらけのフロントガラスを

粉砕してアクセルを踏み込んだ。軽自動車は

ゆっくり発進し女の子が通う幼稚園まで向かった。

レインはいつの間にやら姿をくらませました。

都内で起きる連続誘拐事件の犯人として、実は

M君をマーキングしていたレインはついに

犯行現場を目撃したんです。すぐさま、車を

マチャミ(きっとママチャリ、軽快車のことを

指してる)で追跡。待ちわびたその時に

正面……百メートル先から狙撃したらしい。

 

使用したカービン・ライフルとスナブ・

リボルバーゴミ処理事業やってる知り合いに

マイクロ派の焼却炉で溶かしたそうです。

 

 

 

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