公爵家次期当主好色物語 作:ルペッタ好き
レーティングゲームのイベントも終了し、リュイが帰還した。
そう帰還だ。彼女にはもう帰る家がない。俺が捨てさせた。
「帰って来たか」
「はい、長らくおそばを離れてしまい誠に申し訳ありませんでした」
そう言って、ベッドに腰かける俺の前でリュイは床に両手をつけ頭を下げた。土下座の姿勢だ。角の生えたピンク髪の頭部にホワイトブリムが乗っている。
今の彼女はロイガン・ベルフェゴールではなく、俺のメイドのリュイだ。ロングスカートにセパレートの上着。それらを隠すように前面や肩を覆うフリル付きのエプロン。まごうことなきメイドさんである。
ここは俺の後宮の一室に用意した、眷属となった後にリュイに与える予定の部屋だ。ただのメイドとは部屋を変えないといけないからな。
「ベルフェゴール家とはどうなった?」
知ってはいるが、リュイ自身の口から聞きたかった。
「当主は引退してまいりました。いえ、引退させられたといった方が正確かもしれません」
ベルフェゴール家は政治から距離を置く『番外の悪魔』。人間たちからは七大罪の魔王の一角と恐れられる大悪魔ではあるが、現政府と深いかかわりを持ちたがらない一族でもある。
「俺の『騎士』では政治に近すぎるからな」
この俺、リヴラクス・グレモリーは、政府の中心的存在である魔王サーゼクス・ルシファーの実弟である。加えて、大王派の真のトップであるゼクラム・バアルの弟子であり、大王派の次代を担うバアル大王家次期当主マグダラン・バアルの師匠だ。
さらに、『フェニックスの涙』を通して各所に影響力を持つフェニックス家の長女と婚約しており、このたび魔王アジュカ・ベルゼブブの姪であるアスタロト家の姫とも婚約した男だ。
俺の周囲は現政府にそれはもうどっぷりと関わっている。そんな男の『騎士』になると噂が広まり、リュイ本人も否定しなければ政治を厭う御家から追い出されもするだろう。
貴族家の当主や次期当主が他者の下僕というのも、建前では魔王に仕えているとされる元七十二柱アガレス大公家次期当主シーグヴァイラが魔王ベルゼブブの眷属になった件の他は聞いたことがない。その例外自体もつい最近のことだ。
「元々、レーティングゲームで名をはせたことからの飾りのような当主でしたから、統治の実務も行っておりませんでした。ですので、ベルフェゴール家には大きな影響は有りません」
「後任は、以前から統治をされていた方だったな」
「はい、むしろやりやすくなると言われました」
貴族家当主の仕事は、当たり前だが領地の運営だ。レーティングゲームではない。
フェニックス家にはルヴァル義兄上という名の知れた立派な跡取りが居るが、それでもまだ当主の座が移行しないのはその辺りを考えてのことだろう。ルヴァル義兄上には次期当主のまま活躍してもらい、フェニックス卿がそのまま統治を続けていく方が良いと判断しているのだろうな。
「それは良かった。俺もこれ以上の面倒はごめんだったからな。まったく、お前は手間のかかる女だ」
ロイガン・ベルフェゴールを眷属とする。このことでベルフェゴール家から俺に対しての動きは特に何もなかった。
ロイガンは、レーティングゲームでの活躍に憧れ御家を飛び出した女性だ。それが活躍したから飾りになっていただけのこと。
政治には関わるつもりがない御家なので、広告塔を失ってもさして痛くないのだろう。いや、『王』の駒の話が伝わっていれば醜聞のもとを切り捨てたと見ることもできるか。
「若さまにご面倒をおかけしてしまい、申し訳ございません」
「構わん、許す。他ならぬお前のための苦労だ。欲しいと言ったのは俺からだからな。それで、レーティングゲームからも引退するんだな?」
「はい、これからは若さまの『騎士』として誠心誠意尽くさせていただきます。どうか、どうか若さまのお傍に……置いてください」
この女は、生まれた家を飛び出し、危険な『王』の駒に手を出してまで掴んだレーティングゲームランキング2位の地位も捨てると言う。家も名声も地位も、従えた下僕以外の全てを差し出したのだ。
「ああ、これからは俺の下僕、メイドのリュイとして仕えろ」
愉悦が背筋を駆け上り、後頭部がゾクゾクする。これをさせたのが俺の肉棒だと思うと、股間がいきり立ってしまう。
まぁ、肉棒というより龍のオーラとグレモリーの魔力なのだが、それもまた俺の力なのだから同じことだ。
「あぁ……、ありがとうございます」
下僕扱いすると言われて礼を述べる彼女の声には、恍惚の響きがある。
「さて、改めて忠誠を受け取ったところで伝えておくことがある」
「はい」
俺はラティアから聞いた『
その成り立ちと、何故その存在が秘匿されたのか、そして公表後の使用者たちの扱いについてだ。
「では、今後は『王の駒』をアドバンスト・クラウンと呼称すると」
「そうなるな。最初から『王』の駒などというものは存在しなかった。どこかの誰かが、勝手にそのような名前を付けて呼んでいただけだ。開発者であるアジュカ・ベルゼブブさまご自身が、その名称は最初からアドバンスト・クラウンだったと言って下さるのだから。何処の誰がそう呼びだしたか知らんが、名称に駒などと付けるから『悪魔の駒』やレーティングゲームと結びついてしまう」
その名前が良くないなってヤツだ。
「アドバンスト・クラウンは、あくまでも外部勢力から悪魔を守るために開発された試作品でしかないのですね」
「ああ、『悪魔の駒』自体も、当初は失われた戦力を補充するための物だったはずなのだがな。それにしたって国の守りを傭兵に頼っているようなものだ。しかも、国が雇っているのではなく上級悪魔、貴族の私兵という形でな。『はぐれ』が絶えないことを考えれば、転生者の多くは悪魔という種への帰属意識が低いことは間違いない。少数精鋭の戦力と言ってはいるが、戦時にあって不利な状況になったときそれほどあてにはならんだろうな」
扱いが悪いから、悪魔への転生が押し付けられた不本意なものだったから、転生悪魔が『はぐれ』になる理由は様々だ。
ただ、命の危険がない状態でも『はぐれ』になるのだ。死にそうなら、負けそうなら逃げるだろうよ。俺だって逃げる。
「転生悪魔の中の一定数は戦況が悪くなれば逃げ出すと考えていい。そして平民は数を揃えねば役に立たん。だが、まだ大戦時と比べて平民の数は回復していない。そうなれば貴族を強くしようとするのは納得の行く方向性だろう。悪魔の中でしか生きられない平民どもにとっても悪い話ではないはずだ。まぁ、公表時の情勢と公表の仕方次第でどうにでもなるだろう。兄上がこれまで進めて来た政策のおかげで、平民は報道に流される者が多いようだからな」
一部の雑誌などが「不公平」だのなんだのと書き立てるかもしれんが、戦力維持のための模擬戦闘としてやっているゲームで戦力強化のための実験をして何の問題があるのかって話だ。文句を言うヤツなんぞ、最前線に叩き込んでしまえばいい。
元々、悪魔の世界の価値観は「命の価値は平等ではない」のはずだからな。不平等が普通なのだ。リュイのように運よく機会を掴んだものが上に行っていただけのこと。
まぁ、アドバンスト・クラウンの力で得た名声や地位も、それを公表することで変化していくのだろうが、少なくともある種の名誉だけは残るだろう。
「これで現魔王派はアドバンスト・クラウン使用者を管理下に置けるようになる」
武力こそが権力だ。それは悪魔社会の内部でもそうだが、対外的にも同じこと。どうせ晒すカードなら、せいぜい有効利用しようってことなのだろうな、兄上たち現魔王としては。
「大王派は、抱え込んでしまっている負債を帳消しに出来る」
で、これまで『王』の駒で利益を得て来たらしい大王派は、アジュカ・ベルゼブブさまから盗み出した物で不正をしてきたと責められなくても済む。
これまで勝敗操作で儲けてきたことについては何も言わないようだしな。
貴族間で勝ち星のやり取りがあるなんてのは周知のことだ。別に『王』の駒をアドバンスト・クラウンとして表に出したところで、勝敗操作は今後も継続出来る。裏で儲けている者たちも大損ってことはないわけだ。俺もこれまでリュイの試合の分だけは儲けさせてもらったからな。
同じ穴の狢ってやつだ。お仲間、お仲間。
「現状では守ってもらっている立場でしかない平民どもは、危機が訪れた際に庇護者である上級悪魔が数十倍にまで強化され得るという安心感を抱ける」
平民どもにとってレーティングゲームはただの見世物。アイツらは弱い。だから、上級悪魔の眷属に選ばれることなどほとんどない。
参加資格すら得られないレーティングゲームは、平民の実生活とは関係の無いものだ。
だったら、レーティングゲームどうこうよりも、外部勢力に攻め込まれた際に前線に出張る者の強さの方が重要に決まっている。
味方が弱くて喜べるのは、勝ち戦で手柄を競い合っている者だけだ。
クソ弱い民衆からすれば、自分たちを守ってくれる存在がどうやって強くなったかなどより勝利の方が重要なはずだ。前魔王の血族はともかく、天使や堕天使相手にした戦で負ければ殲滅されて死ぬのだからな。
「誰も損をしない話だ。強いて言えば、恩恵に預かっていないゲームプレイヤーがアドバンスト・クラウン使用者を妬むかもしれないくらいか。だが、まぁ俺は俺で欲しいものがある。だから、そいつらのことなど知らん。力が欲しければ、ベルゼブブさまに頼み込むがいいさ」
どうも兄上たちはこれ以上使用者を増やしたくない様子だった。
だが、俺の考えは兄上たちとは違う。手段があるのならば、悪魔の戦力はガンガン増大させるべきだ。是非とも量産して使いまくって欲しいところなので、そいつらには頑張って交渉して欲しいね。
「そして……俺はお前を『騎士』にできるわけだ」
これが最重要。ぶっちゃけ他はどうでもいいくらいだ。晴れてリュイというエロエロ美女悪魔をメイドさんにして、好き放題しまくりだ。今でもしているだろうと言えばそれまでだが、やはり正式に駒をぶち込みたいからな。
最初は強引に発表しておいて、内戦時に敵方だったという義姉上のようにメイドプレイで反省してますってことで済まそうかと思っていた。だが、どうせならリュイも後ろ指刺されない立場の方が良かろうというもの。
ベルゼブブさまは、大変良きに計らってくださったものだ。俺のためというより、俺の眷属になったラティアのためなのだろうが……都合よければ全てヨシ。
黒歌のときのこともあるので、借りが山盛りになってきているが、『悪魔の駒』関係は頼るしかないからなぁ。
ま、俺にとってはイイコト尽くめになりそうだ。目出度い、愛でたいとしておこうじゃないか。
そうやって、俺が良い気分になっていると、リュイがこちらを見上げて来た。
何か言いたそうな表情だったので、身振りで許可を出す。
「実は、私のところに数名の上位ランカーから接触がありました。はっきりとは口にしませんでしたが、その全員がアドバンスト・クラウンの使用者と思われる者たちです。どういった対応を取ればよろしいでしょうか?」
「詳しく話せ」
リュイの言うところによれば、ランキング3位のビィディゼ・アバドン殿を含む数名の者たちから、「『王』の駒の噂を聞いたが、今後どうなるのだろうか?」といった内容を遠回しに訊ねられたようだ。
そんなことをすれば使用者ですと言っているようなものだが、リュイにせよ、ビィディゼ・アバドン殿にせよ、お互い「使っているのだろうな」と前から分かっていたらしい。
レーティングゲームデビューほぼ同期の連中ばかりが
お年寄り連中はもうちょっと考えて渡せよ……怪しんでくれと言っているようなものではないか。バカなの? ボケたの?
ディハウザー・ベリアル殿もリュイたちとほぼ同期デビューで、これまでに『王』の駒の話題が出た際には「才能を開花させた者を妬んでいるだけだろう」みたいなことを言って慰めてくれていたらしい。本気だとしたら、人が良すぎるぞ『皇帝』さん……。
ちなみに、『皇帝』はどうやら
俺の禁手の能力を考えると、レーティングゲームでの最大の壁は『無価値』を持つ『皇帝』なのだが……。そうか、使ってないのか。
まぁ、普通に神器なしの素の実力で勝てばいいか。『皇帝』の魔力量は魔王クラスってことだし、『無価値』で特性を無効化されるのならば、超越者クラスの魔力量で押し切ってしまえばいいだけのこと。
「ここで上手く立ち回れば、彼らを若さまの影響下に置くことも可能かと思われますが」
「いらん。俺はお前が欲しくてやっているだけだ。適当に今の話でも聞かせて、悪いようにはせんとでも伝えておけ」
出てきた名前、男ばっかりだしな。美女がいるならまた違ってくるが、はぁ……リュイみたいな美女が混ざっていればなぁ。
「若さま……」
うっとりとした瞳でリュイが見上げてくる。俺の股間、さっきから勃ちっぱなしだからな。漂うエロ魔力にあてられたかな?
俺としても、そろそろどうでもいい話は終わりにしてお仕置きタイム突入と行きたいところだ。
「大王派がこの話を受け入れさえすれば、兄上たちもわざわざ歴戦のアドバンスト・クラウン使いを無碍に扱うことはないだろう。戦の危機が迫っているというのに、魔王クラス、最上級悪魔クラスにまで育った戦力を損なわせるとは思えん」
ラティアから聞いた、アドバンスト・クラウンの話。現在の使用者をデータ取りに使ったってところはどうも本当っぽいしなぁ。
そうでなければ、アジュカ・ベルゼブブさまが未完成品を流出させるなんてミスをするわけがない。『悪魔の駒』サイズの物らしいから、保管するだけなら自分の亜空間収納に入れておくだけでいい話だ。それだけで誰も手を出せない。俺や兄上でも無理だろう。
誰が超越者アジュカ・ベルゼブブの亜空間に手を突っ込んで物を盗み出せるんだよ。どんな手練れの盗人だそれは。
アジュカさまがキチンとした保管をせず、
使用した者がレーティングゲームに参加するなら、試合内容から試作品のデータは取れる。さらに大王派に弱みを作ることも出来る。
仮に不具合が出てしまっても、それは盗み出した大王派の責任であり、勝手に使った使用者が悪いだけ。
アジュカさまも上手いことをする。
そして、お年寄り方はいとも簡単に引っ掛けられたものだ。やはり長く生き過ぎて考える力が弱ってきているのだろうか?
俺ならそんな火中の栗は拾わないね。火中の美女なら拾うがな。
「ただし、お前は別だ。アドバンスト・クラウンを返還し、俺の下僕になってもらう。嫌とは言わせんぞ」
そう言って、角を掴んで咥えさせてやろうと思った矢先、リュイは深く頭を下げ、俺の靴に口づけた。
靴のつま先に、彼女の唇が僅かな圧をかける。その瞬間、俺の股座に奔った痺れはこれまでに感じたことの無いものだった。
「くっ、ハハッ、ハハハハハハッ! いいぞ、いいぞ、リュイ!」
気が変わった。
仕置きと称してイジメてやろうかと思っていたが、褒美として嬲ってやろう。どちらでもヤルことは同じだ。
ジーィッと音を立ててファスナーを下ろし狭苦しい場所から剛直を解放すると、その音に気付いたリュイがピクリと反応した。
上を向くように言うと、彼女の瞳には既に淫らな期待が宿っていて、それがみるみるうちに強くなっていく。色欲に染まった牝の瞳だ。
「いつものようにしろ」
「はぁ……♡ は、はい、若さま」
やはり角メイドにはフェラをさせなければ。初心を忘れてはいかん。
「んっ、チュッ……」
リュイの唇の感触が、先端から始まって肉傘の上下左右に幾度か押し当てられた。
そして、「んぁぁ……♡」と長く伸ばされた舌が裏筋を舐め上げた後、幹のあちこちを這いまわり始める。
「ああ、いいぞ。これだ、これ」
早速口内にぶち込んで、ハンドル代わりに丁度いい角を掴んで前後動かし喉を犯してやりたくなるが、まずは奉仕させないとな。
「はぁぁ、んじゅっ……♡ あぁっ、じゅりゅっ……♡」
いやらしく粘ついた水音を響かせ、リュイは唇と舌とを蠢かせ、俺への奉仕に熱中していく。手を使わせてもいいが、床に両手をつかせ這いつくばらせたままというのも、また一興というものだ。
手を床に付けたままベッドの上に座る俺の逸物の先に奉仕するには、首を目いっぱい伸ばす必要がある。ガチガチに昂った肉棒は反り返って天を突くように上を向いているからな。
リュイが必死に舌を伸ばしても、その先がようやく届くといったところだ。
「あ……あぁ……、んふぅ……れろっ……♡ あっ、んちゅぅ……♡ ああぁ……若さまぁ……♡」
上体を反り返らせ、頭上に掲げられた餌をねだる犬のように口を開くリュイの姿は何処か滑稽だ。無様とさえ言える。
プライドの高い悪魔。その中でも頂点に近いところまで行った女が、俺のものを口に咥えたいがためにこんな有様を晒している。
ビッチを支配することは、男を知らなかった女を処女から自分専用に仕立て上げるのとはまた違った喜悦が湧いてくるものだ。たまらん。
必死に舌を伸ばして奉仕しようとするその姿、その堕ちようを存分に愉しんだ後、俺は彼女に命じた。
「リュイ、膝を開いて腰をこっちに寄せろ」
言いながら角を掴んでリュイの顔を引き上げると、彼女はされるがままに膝を肩幅に開き、腰をこちらへとズリ寄せた。
距離が縮めば、女の口が亀頭に届くようになる。
「はぁっ♡ 若さま。おしゃぶりさせていただいてもよろしいでしょうか?」
それまで舐めるだけだった肉棒の先を口の中に咥え込みたいと、リュイがねだってくる。
少しばかり考え込むフリをしていると、彼女は肉棒の幹の部分に唇を付けて上下させたり、玉袋を隅々まで舐めまわしたりを繰り返し、ピチャピチャといやらしい音を奏でて傘の部分を疼かせてきた。
言葉でダメなら、行動でねだる。悪くない。
俺は彼女の両脚の間に右足を置くと、軽く頷いてやった。
「ふふ、いいぞ」
許可を出してやると、リュイの顔に淫らな悦びが広がっていく。
「ありがとうございます」
彼女はちゃんと礼の言える牝奴隷だ。
膝立ちになって亀頭をパクリと咥えた彼女の頭が上下し始める。
「んちゅっ……♡ んぷっ、ぢゅっ……♡」
リュイの唇が肉傘の裏をくすぐる。裏筋に張り付いた舌びらがぬるりぬるりと蠢く。
「ちゅぴゅっ、んちゅぷっ♡」
ねっとりとした口奉仕で、リュイは俺のものをじっくりと味わっているようだ。
「んぅ、んぅっぅ……♡」
時折、肉棒を深く咥えられると、先端が彼女の喉を突く感触がした。それから、すぼめられた口内粘膜で肉棒全体を摩擦される。
「じゅっぅぅう……♡」
俺を飽きさせないように様々な刺激を寄こしつつ、リュイはフェラチオに没頭しているようだ。
ぼうっと熱っぽい彼女の瞳は奉仕の悦びに満ちていて、腰をゆるゆると揺すり始めている。
さて、そろそろ角メイドの股がびしょ濡れになっている頃合いだろうか。
「んっぅ♡! ふぅっんんッ♡♡!」
メイド服のスカートごと、靴を彼女の股に押し込む。割れ目の辺りにつま先を押し付け、ぐりぐりと敏感な箇所を探ってやる。
「ふぅぅん♡! ふぅぅぅっんんッ♡!」
探り当てた女の弱点を重点的に踏み躙っていく。肉棒を咥えたまま身悶えするリュイの顔に浮かぶのは、屈辱ではなく隷属と被虐の快感。
女を蕩けさせる紅のオーラを込めた蹂躙だ。頭の中をこれで染め上げられてしまった女にとっては、足蹴にされることすら甘美なものなのだろう。
やはりメイドには服従が似合う。
主に従順に頭を下げ、隷属し、奉仕と被虐を悦びとするべきなのだ。たまには責められるのもいいものだが、基本はこうでなくてはな。
「なぁ、リュイ」
「ふぁい」
「俺から離れている間、その口とここに何本咥え込んだ?」
この女は淫乱だ。男のモノなしで何日も過ごせるわけがない。
陰核をつま先でグイと圧しながら聞いてやると、リュイは肉棒を呑み込んだまま小さく首を横に振って見せる。
「ふぅぅ、うぅぅん♡」
「正直に言え。俺はお前の好色なところが気に入っているんだ」
元から色を好む女だ。俺のところに来るまでに関係を持った男は数えきれないほどだろう。
人間の若い男を好むと言うくらいだ。少年を誑かし弄んで、大人になったら捨てる。それを繰り返してきたのなら、男の入れ替わりは激しかったはずだ。
「5本です……」
ロイガン・ベルフェゴールの眷属には男もいるが、そいつらも彼女の愛人だったりするのだろう。男がハーレムを作るのだ、女がそれをして悪いってことは無い。
前にもこんなことを思った気がするが、こういう女も悪くないものだ。こなれた味わいがある。
「なんだ、思ったよりも少ないな。遊び相手にしている人間はもっといるだろう?」
「若さまを知ってしまうと、どれも物足りなくなってしまって……。はぁん♡ むちゅぅっ……♡ ああっ、やっぱり違う……んむぅぅっ♡」
そう言って、リュイは再び俺のものを懸命にしゃぶり始めた。
「くくっ、そうか物足りなかったか」
ねっとりとした奉仕を受けつつ、俺は通信魔方陣を起動しリュイ不在の後宮を取りまとめていたメイドに連絡を取る。
「風呂の用意をしておけ。ああ、そうだ。お前と、他はあの二人でいい」
まずはリュイをたっぷり犯し、その後はこれから彼女に仕切らせる予定の
ビィディゼ・アバドン:ランキング3位の男。
原作の描写から考えて、10巻時点のイッセーやサイラオーグより強そう。
同じアバドン家なので、クイーシャ・アバドンの親類のはず。親戚関係を複雑にしても面倒なので、ここでは叔父ということにしておく。