公爵家次期当主好色物語 作:ルペッタ好き
「んんふ、あふ、んんくぅ……んんぅ」
セラフォルーは肉棒の先、傘のように広がっている部分を舐めしゃぶっていた。
舌を伸ばして全体的になめまわした後、唇を開いて口内に納めていく。
これが、リーくんの味……。
這わせた舌に、亀頭の先から滲む汁の味が染みてくる。美味しいものではないはずなのに、なぜかその味に魅入られてしまう。
鼻の穴を通って出入りする熱い呼吸の音が口内の水音と混じって、いやらしく頭の中に響く。
熱病にかかったように潤んだ瞳と上気した頬。唾液と牡の先走りに濡れて艶めいた唇を、上下にゆっくりと動かす。
「ああ、気持ちいいよ。おねーちゃんの口」
なんだろう、すごく嬉しくなってくる。
もっと言って欲しくなって、拙い舌技でセラフォルーは懸命にしゃぶり続ける。
こういうときに、どうしたら相手が気持ちよくなってくれるのか。そんなこと、セラフォルーはこれまで考えたことがなかった。
どうしたらいいんだろう。こうした方がいいのかな?
ぐっと奥の方まで、喉に当たるほどに呑み込んでみる。
「おぐぅ……うぇ」
やりすぎた苦しい、そう思って頭を上げると、尻の上の方にぎゅっと抱き着かれる感じがした。
もっと、もっとそうして欲しい。まるでそう言われているように思えて、セラフォルーはその苦しいはずの行為をまたしてしまう。
「んぐぅ♡ ふはっッ……ふぐううう♡ んっ……くうんんん゛♡ ふあっッ……ふぐぐうう、おう゛ぇぇ♡」
嘔吐きの混じる、自ら進んでやるはずなどないはずの行動。それに何故か夢中になってしまう。
「おねえちゃん! おねえちゃん、すごいよ」
そう言うと、彼は牝芽をついばんできた。歯ではないと思う、おそらく唇、下着越しに敏感な先端をはむりと挟まれ、じゅるじゅると吸い付かれる。
それと同時に彼はセラフォルーの尻を掴んで下に強く引いてきた。快感の中心から電流のような痺れが全身にはしり、彼の肉竿を深く呑み込んだままセラフォルーの腰が落ちた。
膝で身体を支えていた両足が伸びて、秘所を少年の顔に押し付けるような形になる。腰を上げようとするが、力が入らない。
連続して肢体を駆け抜ける快楽が、上半身を支えていた両腕からも力を奪った。
「んぐぅ、え゛♡」
胸を彼の腹部に押し付け、男根を喉の奥の奥まで咥え込む。そんな体勢で、セラフォルーは女の割れ目をひたすら舐め上げられた。時折クリから奔る強い快感に、
ビクリビクリと背をそらせ、それに合わせて上下する喉奥を肉の槍で小突かれる。
なにこれ? なんで、こんなのが……。
吐き気と呼吸の辛さ、その苦しみと、下半身の真ん中から襲ってくる痺れるような快楽の波。相反する感覚が頭の中をぐちゃぐちゃにして、セラフォルーは目の回りそうな気持になった。それが決して嫌ではないだなんて、頭がおかしくなったとしか思えない。
リーくんは、どうなんだろう?
魔力を使って光の軌道を捻じ曲げ、肉棒への奉仕を続けながら彼の姿を瞳に捉える。
するとそこには、自身と同じように、性器のある場所に顔を埋めて口と舌を動かしている彼の姿があった。
ああっ♡ リーくん! リーくん!!
何が琴線に触れたのか自分自身でもよく分からなかったが、セラフォルーは心の内で彼の名を繰り返し呼んだ。一旦肉棒から口を離すと翼を広げて上体を少し持ち上げ、『レヴィアたん』の衣装の胸の部分を破り素肌を露わにする。彼の上着もまくり上げてセラフォルーは尖った乳首を押し付けながら、再び彼の肉槍に喉奥を突かせた。
しがみつくようにして彼の腿の付け根を抱え込む。身体全体を前後にゆすると、二つの胸の真ん中からはシュリシュリと、股の真ん中からはズキンズキンと快感がやってくる。
「んぐぅ♡ んぐぅ♡ うぇあ゛♡ んっぅぅ、んぅぅあ゛♡」
息をするのも忘れて、オスのモノにむしゃぶりつくその有様。オスに舐めまわされながら快楽を求めて身体をゆする姿。
そこに魔王としての立場を考える素振りなど最早どこにもない。
「脱がすよ」
「うん、脱がして……おねえちゃんの大事なところ見てぇ♡」
もっと刺激が欲しかった。彼の手がパンツを足元へとズラしていくのを、身体をくねらせて助ける。
「ああっ♡ リーくんにぃ……。いいよぉ、ソコ、そんあにしたら……♡ おねえちゃん、それ、イイよぉ♡」
片方の足首に先に愛液と唾液にまみれたパンツを引っ掻けた姿で、セラフォルーは嬌声を上げた。彼の舌が淫らな涎を垂れ流す下の口に入り込み、ぐねぐねと這いまわり、布地越しよりもずっと強い快感を与えてくる。
「おね、おねえちゃんも……もっと、してあげるから、ね♡」
セラフォルーも、これまでにソコを自分でいじってみたことはあった。しかし、こんなに甘い快感が奔ったことはない。
絶頂、イク、オーガズム、そのように呼ばれるものをセラフォルーは体験したことがなかった。
それなのに彼の舌の鉾先がクリトリスに向かうと、もう堪らなくなってしまう。
「んっぅう♡ ……んっぐう、んぅっんぅっ、じゅを゛っ、んんぅ……」
嬌声を響かせてしまいそうになる喉に、彼の肉槍を自ら突き立てて黙らせる。
彼の舌先がセラフォルーの牝の突起を小刻みにつつく、その刺激に慣れる前に今度は舌全体を大きく使って舐め上げられる。まるで弱いところ、感じてしまうやり方が分かっているかのようなその愛撫に、セラフォルーの腰が何度も跳ね上がった。
こんなの知らない。なにこれ? なんで、こんなになってるの?
口を肉棒で塞ぎ、鼻で荒い息をしながら、下腹部を激しく波打たせてセラフォルーは悶絶した。
「んんぅー……んぅ、んくぅう゛……んんんっ♡♡ …………?」
あと少し、もう僅かで、経験したことないなにかが来る。来てしまう。その期待と不安の最高潮で、彼の舌はセラフォルーの秘所から離れて行った。
ギリギリまで昂らされ、全身にあった痙攣を伴う力みが抜けていく。ちょっとした安心感と大きな不満が、セラフォルーの中で渦巻いた。
なんでやめちゃうの? もう少しで、あとちょっとで、何かが……。
「じゅっぶぉ…………。何してるの? リーくん」
いやらしい水音を立てて口内から牡の肉を抜き、手をついて状態を起こして捻る。そうしてセラフォルーが自分の股の間を見ると──そこには、太ももの内側にスリスリと頬をあてて、何やら幸せそうにしている彼の顔があった。
「ダメだった?」
「ダメ……じゃないけど。おねえちゃん、もうちょっとで……」
「もうちょっとで……?」
「んんぅう!! リーくんのイジワル! バカ、おたんこなす!!」
もう! なんで怒ってるのに嬉しそうにするの! いいもん、いいもん、それなら、おねえちゃんだって、同じことしてやるんだから! プンプンなんだからね!
からかうような笑みを向けられ憤慨したセラフォルーは、丁度いい位置にあった、彼の怒張に頬をあてた。それから、顔を動かして頬でこすってみる。
男性器に頬ズリする。そんなこと、セラフォルーは一度もしたことがなかった。いや、そもそもこういうときに男になにかしてやろうなどという発想自体が、一度だけの交際経験の際にはなかった。
あれ……なんだか、これはこれで。
オムツを替えたことのある子だ。抱っこしてあげたこともあるし、オシオキとしてお尻を叩いたこともある。
そんな子のおちんちんに自分は一体なにをしているのだろう? 困惑しつつも、セラフォルーの口元はにへっと緩んでいった。それはついさっきみた彼の表情によく似ていて、
「俺はこれ、なんだか好きなんだけど……。おねえちゃんは、イヤかな?」
「ううん……いやじゃないかも。なんだろうね……」
「じゃあ、『もうちょっと』の続きをするから、そのままにしてて」
「え? ひゃっ……あっ、あんんぅ♡」
太ももや尻をゾワゾワとした快感が撫でまわしてくる。そっとなぞるような手つきで、温度を上げられていく。
絶頂の寸前で一度止められくすぶっていた熾火のような熱が、再びセラフォルーの肢体のあちらこちらで火を噴きはじめた。
「ひぁ……、リーくん、触り方がえっちだよぉ♡」
「おねえちゃんの声が聴きたいから、そのまま続けてよ」
「う、ん……♡」
一度強く激しい刺激で沸騰直前まで持っていかれた。そこから焦らされ、今度は弱く優し気なタッチで到達点へとジリジリと追い込まれていく。
じれったい切なさにセラフォルーは、甘く鳴いた。あられもない声を上げながら、そそりたった彼のモノに頬を擦りつける。
「ね、ねぇ……もう、イジワルしないで……♡」
頬を寄せ、胸をすりつけ、腰を振って未だ経験したことのないこの先をねだる。
「おねえちゃん、初めてなの! これぇ! これ、この、この感じ、初めてなの!」
すると、一番強く感じる場所の、その牝の芯の周囲を彼の舌がなぞり始めた。すぐ近くにあるのにギリギリ当ててくれない。セラフォルーは快感を求めて身体をくねらせたが、そのたびに舌先が逃げていく。
「んんっーッ! リーくんっ! リーくんッ! お願いだからぁ! なんでもしてあげるから、ねぇ!!」
「ホントに何でもしてくれる?」
「うんッ! うんっ! だからぁ!」
もどかし過ぎて頭がおかしくなる。圧力鍋の中に閉じ込められた蒸気のように、自分ではどうにも解放できない。
「写真撮ってもいい?」
「いいよ、いいから……うぁあん♡?」
真っ赤に染まった可愛らしい顔立ちが、驚きと羞恥と悦びに崩れる。限界を超えて茹で上がった頭の中に、牝の割れ目を広げられる感覚が電流となって奔った。
「ああっ♡ 何してるの? リーくん、なに、やぁ、やっ、そんなところぉ♡」
指が入っていた、彼の三本の指がセラフォルーのソコを広げて中を見つめている。
悪魔の視力は暗闇を見通す。膣内のうねりをハッキリと視認されてしまっている。
「やぁ、リーくんに……みら、見られてるぅ♡」
魔力が、彼の魔力が自らの穴の中に侵入してくるのを感じる。遠くの物を魔力を使って手元に取り寄せるのと同じ、その要領でセラフォルーの膣は挿入もされていないのに、受け入れたときと同じくらいに拡張されていった。
「撮るの? そんな、とこ、撮っちゃうの? やだぁ♡ そん、なぁ♡」
シャッター音、フラッシュ。音と点滅が幾度も連続して続いた。
「おねえちゃんのここ、すごいことになってる」
「いやあ、イジワル、イジワル!」
カシャッと音がするたびに、光が瞬く度に、セラフォルーの中の快感の圧力が解放を求めて際限なく高まっていく。
髪を振り乱して悶える。身体中が発火しそうなほど熱い。羞恥と快楽に意識が踊り狂う。この先にある悦楽への期待が、どうしようもなくなったところで、
「ヒィっアッ♡♡♡ ────ッ♡!! ──―ッ♡♡!! イイィィィイ、あぁあぁァァアア♡♡♡!!!」
キュッとクリをこすられた。瞬間、セラフォルーの内側に蓄積されていたものが爆ぜた。
足を突っ張って、彼の下半身にしがみつく。そうやって身体を跳ね上げようとするエクスタシーの大波を、セラフォルーは味わった。
大人の悪魔女性としては幼い容姿を快感に染め上げ、大きな瞳が恍惚に浸って彷徨う。断続的に甘美な痙攣が襲ってきて、そのたびにセラフォルーの股が閉じていき、最後には彼の頭を足で挟み込んでしまう。
溶けちゃうよ、頭が蕩ける……こんなのだったんだ。こんなの、おかしくなるに決まってる。
「ああっ♡ リーくん! リーくん! リーくんぅっっっ♡♡」
痙攣がおさまり始め、ようやく呼吸することを思い出すと、セラフォルーはウットリと蕩けた瞳を彼の肉棒に向け、愛おしそうに顔を擦りつけた。
「おねえちゃん、さ……経験豊富って」
「うん……ウソつきました、ごめんね。見栄張っちゃった☆」
「なんでもしてくれるんだよね?」
「え……うん。お、おねえちゃんに……な、何させるつもり?」
今、言われたら……なんでも聞いてしまうそうな気がする。でも、ヒドイこと言わないよね?
「ここでして欲しい。そう言ったらしてくれる?」
ついさっき、奥の奥まで視線で犯され、途轍もなく恥ずかしい写真を撮られてしまった場所。その入り口を指でくすぐられ、セラフォルーは身体をくねらせる。
「いいよ、何でもしてあげる♡ でも、おねえちゃん……お口頑張ったんだけどな」
自分はイかされてしまったのに、相手はなんともなさそうにビンビンしているのはどうなのだろう。
セラフォルーとしては、生れてはじめてくらいに頑張ってじゅっぽじゅっぽとしていたのだ。
「あーっと……ハッキリ言ってもいい?」
「う、うん……」
「歯が当たってた……というか、おねえちゃん噛んでたから。ちょっと強めで痛かったから」
よく見てみればたしかに、歯形がある。
「そ、そうだったんだ……ごめんね、痛かったよね。言ってくれたらよかったのに」
「いや、言ったけど。聞こえてなかったみたいで」
どうにも頭の中が茹で上がり過ぎて、聞き逃していたらしい。
セラフォルーは、謝りながら男根に残る己の歯の痕をそっとさすった。そうすると、なぜか、心の中に奇妙な満足感のようなものが湧き上がってくる。
なんだろ、これ。
ゾワリと背筋に奔った感覚を振り払い、仰向けになっている彼の下腹部に跨った。尻の割れ目にあたる硬い肉の感触に媚熱が上がる。見下ろす形になった彼はいつの間にか上着を脱いでいて、その身体つきが目に飛び込んできた。
「リーくん、結構鍛えてるんだ」
腰を浮かして牝穴に牡竿の先端をあてながら、彼の腹や胸の筋肉に指を這わす。
あの小さかった男の子は、いつの間にか適度に筋肉のついた引き締まった男性の身体つきになっていた。上着を着ているとすぐには分からない程度なので、彼の従兄のようなムキムキマッチョではないが。
「ハー、白龍皇と戦わないといけないだろうから、体力をつけておかないと。長期戦の途中でバテるわけにはいかないから」
「あー、そっか……そうだよね」
「ああ、そうだ」
「いっん♡」ひょいと起き上がった彼の口がセラフォルーの乳首を吸い上げた。そして、カリッと上下から硬い感触があり、甘い痛みが響く。「やっ♡」背を抱くようにして引かれ、彼の上に倒れ込む。
「ああっ♡ おっぱい食べられちゃってる。リーくんにかじられちゃってるよ♡」
左右の乳首、その周辺、さらに双丘の麓までまんべんなく甘く噛まれてしまう。チクリとくる微かな痛みは、それ以上の快感となってセラフォルーの身体を痺れ振るわせた。
「噛んでもいいけど、これぐらいで」
「いいの……?」
返事を待たず、セラフォルーは彼の胸に噛みついた。今味わわされたように、ほんの少しだけ痛みを与えるような甘噛み。
胸板に舌と唇を這わせ歯を噛み合わせながら、上目遣いに彼の様子をうかがう。
男の子でも、ここカリってすると気持ちいいんだ。
髪を撫でてくる手に頭を擦りつけるようにしながら、セラフォルーは体重を彼に預けた。ずりずりと胸を押し当てながら身体をズラし、彼の肩に歯を当てる。
軽く噛んでみると、返ってくる筋肉の感触。背をそっと撫で上げる彼の手つき。
はむはむと噛り付きながら、セラフォルーはまたどんどんと昂りだしていることを自覚した。
熱い。すごく、熱い。汗がすごく出てる。
先ほどの絶頂のあとも身体と頭の真ん中に残り続けていた官能の熾火が、ごうごうと燃え上がりだす。
男のモノを受け入れるのに十分な潤いを宿していたセラフォルーの女の穴が、肉汁をだらだらと垂れ流し始めていた。
ふと目を彼の肩に向けると、自身の付けた大量の噛み痕。これと同じものが、セラフォルーの胸にもつけられている。そのことがひどく嬉しく思えた。
「リーくん……♡」
口づけをねだる声が、淫らな期待に濡れて、唇を受け取る前に舌を突き出してしまう。
パクリとそれを彼の唇が挟み込んだ。そうして伸ばした舌に上下から微かな痛みを伴う甘い愛撫。
ああぁ♡ また溶けてる。融かされてる。私、リーくんに蕩けちゃった……♡
「お、おねえちゃんが、してあげる、から」
ずっとこうして愛撫し合いながら、口づけを交わしていたい。そんな気もしたけれど、セラフォルーは彼の肉棒がパンパンなままだったことを思い出した。
シテあげるって言ったのに、こんなにシテもらっちゃって、ダメなおねえちゃん!
「おねえちゃん、あのさ、俺もう結構ギリギリだから、すぐ出ちゃうかもだけど……」
身体を起こして腰を浮かし、肉棒の先端をいやらしい涎だらけの裂け目に埋める。
「いいよ! リーくんの、おねえちゃんにちょうだい♡」
否定の言葉を聞きたくなくて、セラフォルーは彼のモノを一気に奥まで沈めた。
「ああっ♡ すごい、こんな……♡ あああっ♡ ああん、リーくんのおちんちん、すごい♡♡」
これまでの数百年はなんだったのか、そう思えてならない悦楽がそこにあった。
夢中になって腰を振りたくる。セラフォルーの頭の中には、もう彼とその男根の与えてくれる快感しかなくなっていた。
「もう出ちゃう? ああっ♡ おねえちゃんの中に、ね♡ なかに、いいよ、ちょうだい、ね♡ ちょうだい♡」
膣内を広げる牡の象徴に恍惚の笑みを浮かべながら、セラフォルーは我慢している様子の彼を見下ろした。
「ねぇ、リーくん……♡ おねえちゃん、赤ちゃんほしいの……だから、我慢しないで、ちょうだい♡」
ぎゅうぎゅうと締め付けているのが分かる。これを離すまいと咥え込んでいる。肉槍の先端を一番奥に押し当てても満足できず、セラフォルーは腰を回して子種をねだった。
「うっ、オオッ!」
「あっん♡ 出てる、リーくんの……♡ 出して、もっと、出してぇ♡ たくさん、ああっん♡ ああっいぃ゛♡゛」
海獣レヴィアタンの長い封印は解かれた。
性を貪るケダモノの目付きで、セラフォルーは彼を見据えた。ずっと、ずっと、ずっと、知りたいと思いながらも得られなかった官能をもっと味わい尽くしたい。
「おねえちゃん、目が怖いよ」
「でも、リーくんのもうおっきくなってるよ」
今しがた放ったばかりだというのに、咥えこんだ牡には萎える気配もない。その逞しさに子宮が疼く。ようやく得た牝の悦びをもっと、もっと、もっと欲しい。
「もっと欲しいよ。リーくんの、もっと、欲しいの、ねぇ、ちょうだい、おねえちゃん、リーくんのがほしいの♡」
返答は、激しい突き上げだった。ガツンガツンと遠慮なく、セラフォルーへと打ち付けられる肉の杭。
経験の少ない身体だ、本来なら痛みを覚えそうなその上下動に、セラフォルーの膨大な魔力が応えた。
身体が作り替わる、彼のモノを受け入れる形になっていく。おそろしい勢いで、快感が高まっていく。
「リーくん……目が……」
セラフォルーは、自分を見上げてくる彼の紫瞳に背を振るわせた。壊されてしまうのではないか、そう思えるような獣欲の滾りを感じたのだ。
ドラゴン? でも、きっと、私も似たような目をしてる……。
「リーくん……全部、ぶつけてぇ♡♡♡!!」
パンパンパンなどというものではない、肉と肉がぶつかり合い、しぶきが飛び散り、なにより暴風のような魔力をまき散らしながら。
二頭の怪獣は、肉欲の限りを貪り合いはじめた。
―○●○―
あー……よかった。ものすごい、よかった。
俺ことリヴラクス・グレモリーは、現在なんだかボロボロになった魔王レヴィアタンの城の一室にいる。
ひっくり返っていた最高級品だろうソファーを戻してベッド代わりにし、おねえちゃんことセラフォルーさんを上に乗っけて寝そべっているところだ。
「寝顔だけ見てると、可愛い女の子なんだけど」
どうにも前世があるせいか、悪魔であっても見た目で判断してしまうところがある。
多くの女性悪魔は、二十歳付近から三十歳手前あたりの容姿をしている。だが、セラフォルーさんは十代中盤程度に見えるため、なんとなく感じ方が変わってしまうのだ。
もしくは血と肉と骨に宿ったグレモリー気質なのかもしれない。
生まれた頃は戦争中で、多感な少女時代を内戦に明け暮れ、大人になるとすぐに政治闘争とその裏の暗闘。
悪魔同士で誰が味方で誰が敵なのかも分からず疑って暮らし、天使や堕天使にも警戒し、さらに大戦で弱体化した聖書の勢力を狙う他の神話勢力とのやり取り。
油断の隙も見せられない、見せたとしてもそれはそう見せているだけ。魔王の肩書を背負ってしまい、一番上の立場で責任を抱えて生き続ける、そんな生活を何百年……。魔法少女でもやって、はっちゃけていないとやっていられないのかもしれない。
「頑なにもなるか」
それはそれとして、セラフォルーさんは大変面倒くさい女だった。性格ではなく、いや性格によるものだが、まず精神的に落とすというか融かすというか、安心させるというか、とにかく心を揺さぶってほぐしてやらないと感じてくれない。乳クリまんこ、グリグリすりすりずっこずこで簡単に感じてくれはしないのだ。面倒と言うより、難しい? 似たようなものか?
セラフォルーさんの身体が自分でそう言っていたのだから、そうなのだろう。
はっきり言って、俺の本来の経験値では太刀打ちできない相手だった。グレモリーのエロチート魔力特性がなければどうにもならなかった。
あとは、知り合ってからの期間が長く、付き合いが多かったおかげだろう。
最初からある程度、ほぐれていたし。
行為の最中に断片的に聞いた、一人だけいたお相手。その人はたぶん警戒されていたはずだ。しかも、見合いの席で初めて会話したような仲。まず、無理だろう。
安心しきった、あるいは満足感に浸っているような、そんな寝顔の頬を撫ぜると──ふわりと笑みを浮かべる。
相当な年上なのだが、こういう姿を見るとものすごく甘やかしたくなる。身内に甘い一族なせいだろうか。
まぁ、甘やかすって……Hなことするんですけどね。なんでもしてくれるって言ってたし。
☆『魔法少女マジカル☆レヴィアたん』復活の紅色龍帝ブラッド・ライグ!! ××版
かつて天地冥の三界を炎と鮮血の紅に染め上げた紅色の龍帝ブラッド・ライグ。
かの龍帝の復活を企む秘密結社と戦い続けてきたレヴィアたんであったが、ついに復活してしまった龍帝の圧倒的な力の前に敗北してしまった。
そして、蹂躙が始まった。龍帝は様々な責め苦でレヴィアたんを甚振った。必死の反抗も、愛と勇気と希望の心も、全ては龍帝の力の前に圧し潰された。
嬌声を上げさせられ、よがり狂わされる日々。いつしかレヴィアたんの瞳からは輝きが消え去り、龍に犯さることを悦んでしまう暗い陰が宿ってしまうのだった。
「いい姿になったものだ」
「龍帝……」
むき出しにされた巨乳を籠手を着けたままの堅い手で鷲掴みにされることも、今のレヴィアたんには快感でしかなかった。
敗北する前よりも明らかに大きくなった双丘、それを龍帝の手が根元から順に絞っていく。
「あっ♡ あぁぁっ♡ でちゃう、で、あぁぁ♡」
するとレヴィアたんの胸から母乳が噴出した。牛の乳を搾る様にして、龍帝はレヴィアたんの二つの丘を何度も絞り上げる。
「あぁあぁ♡ あっ♡ はぁう♡」
「ふふふ、気持ちよさそうだな」
「うっ……、あなたがしたんじゃない。こんな風に……」
母乳に濡れたレヴィアたんの膨れた腹を、龍帝の手が愛おしそうに優しく撫でる。
「おっと、ロールプレイ中だった」
「もう! ちゃんとやってよ、リーくん!」
スーニャ・シトリー:
シトリー家次期次期当主様。
ソーナの姪にして、ミリキャスの従妹。
ソーナっぽい響きのロシアンな感じで、名前の由来はサンスクリット語で『空』の意sunyaではなく……ニャースである。
原作者さまのキャラ命名方法的に原作で居そうな名前ですが、思い当たらないのでいないのかな? 詳しい人おしえてください。