※この作品はR-18です。

公爵家次期当主好色物語   作:ルペッタ好き

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例によって例の如く捏造しています。





2-20 黒歌のお仕事(3)

 黒歌のこれまでの人生は、順風満帆とは言い難いものであった。

 

 猫魈という上位の妖怪として生まれたことに文句はない。

 強さが尊ばれる異形の世の中で、それは喜ばしいことだ。

 

 父親がいないも同然だったことにも文句はない。

 猫又は異種族の異性と交わるのが特徴の種族。このとき相手が人間だった場合に生まれるのは、猫又のみになる。これは猫又の希少種である猫魈でも同様だ。

 相手の男からしてみれば、自分の子供であるという実感が湧きにくいだろう。実際、子種のみを提供させて、子を成してからは母親である猫又だけで育てている場合も多い。

 思うところがないわけではないが、これはある程度仕方がない。なんといっても妖怪と人間では寿命が違う。

 もとより、猫の妖怪である猫又は、元の動物である猫の性質を引き継いでいるところが多分にあるということもある。猫という動物は、基本的には男は子育てをしないし、父親の顔も知らないことが多い生き物だ。これで相手が異形の種だったならば、寿命や男親の特徴が子に反映されることもあって違ってくるらしいけれど、これは人間の父を持つ黒歌には当てはまらない。

 だから我慢できる。父親が子供になんの関心もなく、研究にしか興味がなかったとしても。異形と人間の番なんて上手く行く方が稀なのだから、と。

 

 猫又の、妖怪の母としても問題があったとすれば、それは藤舞の方だったのだろう。

 母親はどうにも父親に心底惚れ込んでしまっていたようで、どうにかして人間の父親との間に生まれた黒歌や白音を認めてもらおうとしていたように思う。

 娘二人を妖怪の里に置いて、男の所へ行ってしまったのだから……。それが娘二人を惚れた男に愛して欲しかったのだとしても、まだ独り立ちできていない子供を放置したことは確かだ。

 挙句の果てに、男と共に何かの事故で死んでしまったとあってはどうしようもないではないか。

 

 父親にはもとより期待していなかった。母親は父親と共に死んでしまった。

 

 幼い妹を抱え、『力』もなく、アテもなかった当時の黒歌は困窮した。その頃、母親の繋がりで黒歌たちが与していた東の妖怪の総大将ぬらりひょんの一党は黒歌たちを助けてはくれなかった。

『妖怪は妖怪を助けはしない』のだと、それで黒歌は学んだのだ。

 自分だけならばまだなんとかなる。だけど妹の白音の面倒までもみるとなると厳しい。

 困った黒歌に声をかけてきたのが、父親の勤め先の主であったナベリウス家の分家当主エダーギ・ナベリウスだった。

 エダーギから眷属になるよう誘われた黒歌は、妹を食べさせるために悪魔の眷属となった。

 

 その後、眷属の強化に熱心過ぎるエダーギの無茶な要求に応え続けた黒歌は『力』を高めていった。

 

 要求される厳しい鍛錬にヘトヘトになって休もうとしていると、妹の白音が甘えてくる。姉一人、妹一人だけの家族だ。可愛いとは思う、守らなければとも思う。

 でも、ときどき、ふと思ってしまうのだ。

 

 この子がいなかったら……私はこんなに苦労しなくても良かったのではないか、と。

 

 そんなことを考えてしまう自分が嫌になる。しかし、振り切ろうとしてもその想いはどこからか湧いてきてしまう。

 親愛と染み出してくるやり切れなさに翻弄されながらも黒歌はこれまでの眷属生活を乗り切り、昨年に猫魈としての成熟を迎えて今に至ったのだ。

 

 

 

 

 ―○●○―

 

 

 

 そして、黒歌の成長した『力』を確認したエダーギ殿は、今度は妹の白音にも黒歌と同様の無茶なトレーニングを課そうとしているらしい。

 

「だから、トレードで他所の眷属に移籍するために、お前はこうして好きでもない男に抱かれているわけか」

 

 愛撫を続けながら、嬌声混じりのとぎれとぎれな黒歌の話を聞き終えた俺は、彼女の頭をぐっと抱きかかえた。

 

「黒歌は偉いな。より良い条件の生活のために股まで開いて」

 

 手付まで払ったのだ、今更撤回するつもりはさらさらない。だが、一応このトレードはキャンセルが出来る。俺が気に入らなければ、黒歌はそのままエダーギ殿の眷属のままだ。 

 そうなると、エダーギ殿はきっと白音にもトレーニングをという考えを実行するだろう。下僕である眷属悪魔の身分では、主にそれを強行されてしまうと逆らい難い。

 とはいえ、それはこれまで黒歌のやって来たことだ。姉が出来たのだから妹も、というエダーギ殿の思考は理解できるものだ。彼にとっての眷属とは、売り物だからな。駒に空きが出来たときのために、前もって仕込んで置くというのは実に悪魔らしい合理的な考えといっていい。

 

「お前に頼りっぱなしで、甘えているだけの妹のために、ここまでするなんて本当に偉いな」

「んあぁっ♡ いわな、いで……白音を悪く、言わないで」

 

 まぁ、分からないでもない。

 同じ年の頃、自分が出来たことが、何故妹はしていないのか? そう考えると苛立ってしまう。

 自分が辛かったことを、何故妹は味わっていないのか? そう考えると妬みが生まれる。

 でも、こんな思いを妹にはさせたくない。そう考えるから頑張れる。

 

「お前は妹想いのいいヤツだよ。俺の、グレモリーの眷属に相応しい」

「んや、んにゃぁっ♡ ああっ、ああぁ、んっひっ♡ ……ほん、とに」

「ああ、グレモリーは身内に甘い情愛の悪魔だからな。それでいい、今のお前でいいんだ。どっちの感情も否定するな」

 

 適当なことを言いつつ、弱点を責め、誉めるように頭を撫でてやる。

 

「んんっ……、ふぅっ……♡ ふにゃぁぁ……♡」

 

 官能に翻弄されて考えが回っていないからだろうが、そうすると黒歌は俺に頭をこすりつけながら抱き着いてきた。

 

「よしよし、偉いぞ。黒歌は頑張ったんだ。大したものだ、なかなか出来ることじゃない」

 

 エダーギ殿から軽く聞いただけでも、かなり厳しい訓練内容だったからな。俺では三日も耐えられずに逃げ出しそうな代物だった。

 それを何年もこなしてきたのだから、黒歌は実際すごいヤツなのだ。

 そう言って誉めてみると、耳をピクピクとさせながらまたも頭をこすりつけてくる。これは、かなり嬉しがっているのか? 情交の最中でもあるので、頭が回っていないこともあるのだろうが。素直な反応だ。

 

 なんだろう、もしかしてあまり誉められた経験がないのだろうか。

 

 いや、そうか。父親とはほぼ縁がなく、母親は父親にべったりだったか。与していた妖怪の一団は、黒歌と妹が飢えても食べるものを恵んですらくれない程度の関係性だったようだし。

 

 エダーギ殿は……あまりそういった性格には見えなかったしな。なんだろうか、こう数字と結果だけ見て満足しそうな感じというか。「よくやった」とか言いそうにない感じとでも言えばいいのか。

 

 妹の白音からは尊敬されているような雰囲気だが、身内からの称賛と、他人からの評価ってのは感じ方が違ってくるものだ。

 前世の俺は誉められるとすぐに調子に乗るところがあったが、何をしても誉めてくれる祖母の言葉は結構流していたからな……。

 

「よくやったな。大変だっただろうに、ほんとうによくやった」

「あ……う」

 

 うん、照れてるな。これは。

 よしよし、俺の眷属の教育方針は誉めて伸ばすだ。小言を言って引き締めて皆からちょっと鬱陶しがられるような憎まれ役は、『女王』のレイヴェルに頼んでいる。優しくしたり甘やかすのは俺、厳しくして叱るのはレイヴェル。すまんとは思うが、役割分担って大事だしね、仕方ないね。

 うちの父上と母上もそんな感じだし、兄上と義姉上もそうだから、なめられるのは男で怖がられるのは女って、これグレモリー家の伝統なんだと思う。

 

 まぁ、ベッドの上ではそうでもないわけだが。

 基本、『ハーレムを築くのなら男は常に上位者でいなければならない』とは偉大なる先達であるライザー義兄上の言葉だ。

 ハーレム王になるには女をデレッデレのドロドロに蕩けさせるテクニックが必要ということだ。俺の場合は、龍のオーラやらグレモリーの魔力で下駄をはかせてもらっているワケだから、おそらくは素でやっているのだろうライザー義兄上やディオドラってスゲーわ。

 

「ほら、こっちを向け」

 

 口調は命令風にして、潤んだ瞳を向けてくる黒歌の唇を吸う。

 

「んぅふッ」

 

 繋がり合った口内に、呻きが響いた。さっき唇を重ねたときよりも、さらに甘く艶を帯びている。

 彼女の唇の瑞々しい感触をもっと味わいたくなって、きつく重ねても嫌がらない。むしろ向こうから押し付けてくる感じだ。

 舌先を挿し込んで、彼女の舌の裏側をくすぐるようにしてみると、うねうねと動いて逃げていく。が、唇自体はキュッと吸い付いてきた。

 

 逃げたくはないが、でも少し怖いといったところだろうか。発情期に男を誘って咥え込んだ時は、激しくやらせていただけらしいからな。

 男に惚れこみ過ぎた挙句に爆死したらしい母親のようにはなりたくない。だから優しくしないで欲しい、なんて可愛いことを言われたら。そりゃ優しく落としていくに決まってるんだよなぁ。

 

「んんっ~~ッ、んぁッ」

 

 舌先を尖らせ、優しく丁寧に歯茎をなぞる。上あごを舐め、時折舌を絡めようと誘う。

 そうしていると、徐々に黒歌の顔の角度が変わってくる。俺が舐めやすいように合わせているのだ。 

 

 誉められるのに慣れていなくて、優しくされるのが怖い。でも、実際それをされると甘い声を漏らして欲しがってしまう。なんとも可愛いものじゃないか。

 

 語尾にわざとらしく「にゃん」だの「にゃ」だのと付けたり、やや雑な言葉遣いや態度も、なんというのだろうか……自己防衛? 的なものだと考えると余計に愛おしくなってくる。

 どうせ誉められたりなんかしないのだから、最初から態度を悪くしておけば注意されるのが当たり前だから……といった感じで。

 

 れろれろ、ちゅるクチュり、じゅちゅリュ。

 

 俺の背に回された彼女の両腕に力が籠った。緊張や嫌悪の力みとは違う、より強い官能を求める力みだ。

 舌が絡み合う。ディープキスの快感に酔いながら、俺は黒歌の舌の与えてくる感触に改めてテンションが上がるのを自覚した。

 

 このザラリとした感触。舌と舌を合わせて一体感を感じるにはやや不向きなザリザリとした舌ざわり。このザラ付きはやはり猫科のあれだろうか。

 骨などにこびりついた肉をこそぎ取るためにあるとかいう、アレだろう。

 

 これはいい。まださせていないが、肉棒を舐めさせたら気持ちいいに違いない。これまでにない新触感を味わえるだろう。

 舐め奉仕させるためにあるような舌だな。それを想像すると、ギンギンに硬くなっている男根にさらに血流が注ぎ込まれるような気分になる。

 命令する者、支配者、上位者であるといった雰囲気を崩さないようにしながら黒歌の内から舌を引き抜いた。同時に抱き合ったままくるりと身体の向きを変え、横向きだった態勢から正常位のそれに近づける。

 上から見下ろしながら、彼女の鼻に軽くチュッとキスをした。

 

「……うにゃぁぁ♡」

「どうだ? 気持ち良くなってきただろう」

 

 さて、気持ちを解きほぐすために一度弱めてしまったが、ここからはもっと攻めていくとしよう。

 熱っぽい瞳で見上げてくる黒歌の乳首に吸い付くと、ビクっと弾かれたように彼女は背を仰け反らせた。

 ビンビンに主張する部分に舌を絡みつかせながら彼女の顔を伺うと、快感にだらしなく口元を開いている。

 両手で乳房を掴むと、おおっ、さっきも思ったが実にいい触り心地だ。

 乳肉の柔らかさと弾力が実に心地いい。ずっと揉みしだいていられそうだ。

 

「んにゃぁ、奥まで、胸の奥までじくじくきちゃう♡ ああっ、気持ちいいぃ」

 

 左右のおっぱいを交互に舐めしゃぶり揉み尽くしていると、黒歌の口から官能に染まり切ったうわ言が漏れた。

 良い感じだ。双丘の声ももっともっとと俺の責めを望んでいる。

 

 ふふふ、それ、ここがいいんだろう? 

 

(ああっ、そこ、そこぉ♡)

 

 ああ、こっちもか? 

 

(んんっ、こっちもぉ、こっちも、もみもみしてぇ♡)

 

 欲しがりなおっぱいだな。

 

(気持ちいいよぉ、この人の、すごいのぉ♡)

 

 そして、彼女のメスの穴は、

 

(ああっ、早く、はやく欲しいよ。もう、もう……ちょうだい♡)

 

 とさっきから涎をダラダラと垂れ流して懇願してきている。

 今押せば簡単に彼女の股を広げられるだろう。が、次回以降の円滑な性交のために、今日ここである程度は身体だけではなく心も堕としておきたい。

 黒歌が正式に俺の下僕になるまでの半年の期間。その間に完全に堕とす。なにせ、黒歌が大事に大事に育てている妹も、いずれはいただいく予定だからな。

 文字通り身体を張って、苦痛にも耐えて面倒を見て来た妹も俺のものにしてしまおうというのだから、むしろ黒歌の側から差し出してくるくらいにしてしまわないと。とりあえず、白音を俺の使い魔にしてしまっても、文句を言われないようにしてしまう必要がある。

 まぁ、最終的に無理だったならリュイのようにしてしまうことになるが……出来ればそれなしでやってみたいところだ。

 

「ああっ、それダメぇ……ゾクゾクしちゃう……にゃぁん……♡」

 

 バストへの責めを継続しながら、右手を下へ下へと滑らせていく。

 すっかりトロトロになって欲しがりまくっている陰核や牝穴を放置して、まずは快感に酔ってモゾモゾといやらしく捩り合わせている太腿を撫でる。

 優しく、優しく、ゆっくりと、ねっとりと、じっくりと……。

 

「ふにゃ……ああっ……あっ♡ じれったいのぉ……うぁっぁぁぁ♡」

 

 胸に激しく吸い付き、舐めまわし、左手でぐにぐにと忙しなく形を変えてやりながら、右手はあくまでもゆるりと責める。

 太腿の外側をそっとなぞるように、楕円を描いて時間をかけて愛撫していく。

 黒歌の切なそうな表情と、

 

(焦らさないでぇ……!! ♡♡)

 

 という身体の声を頼りに、じりじりといじめ抜く。

 もうこれ以上堪えられない! 黒歌がそう言いだしそうなタイミングで、そっと右手を内腿へと進める。

 それだけで、黒歌はビクビクビクッと反応した。喘ぎ声がより大きくなり、彼女の股が自然と開いていく。結合へと向けて進んだ状況に、黒歌の瞳が期待に満ちて、熱い眼差しを感じる。

 もう、欲しくて堪らないんだろうな……だが、まだやらん! 

 外側よりもなお優しく内腿に指を這わせる。

 

「んっひぃっ! ああっ! 胸、乳首すごいのにィっ! なんで、そっちはッ……ひにゃぁぁ♡」

 

 黒歌が優しいのはやめて欲しいと言うからだぞ。

 だから胸は激しく責めてやっている。だが、優しいのに弱いらしいので、下半身はじっくりと焙ってやる。

 上半身と下半身、それぞれに与えられる官能の落差でよがり狂え! 

 

「おかし、おかしくなっちゃう……、頭が、ああんっ♡ うにゃぁぁぁ、ゾクゾクしちゃうのぉ……♡」

 

 おお、いい感じだ。やはりグレモリーの魔力は素晴らしい。漬け込まなくとも、声が聞こえるってだけでガイド付きみたいなものよ。

 骨の髄、頭のど真ん中、子宮の奥に俺のよさを刻みつけてやる。優しい、優しいご主人様としてな。

 

「お前が俺のものになったことを後悔しないように、もっと感じさせてやるからな」

「んっっ……んあぁぁっ……♡ まだ、まだ……ああっ」

 

 内腿のどこもかしこもを堪能しつくし、すっかりとほぐし終えたのでようやくその先へと進めることにした。焦らすのは良いが、限度はある。じりじりとでも進んでいるのならば、不思議と我慢できてしまうものだ。

 ダウンロードのパーセンテージが一向に進まない画面はぶっ壊したくなるが、ほんの少しでも進んでいるのなら待てるような感じだろうか? 違うか? まぁ、何にしろ最後の絶頂の快感を押し上げるための、『タメ』なのだよ、これは。

 

「ッ~~゛! んはぁ……ふにゃぁあぁ~~♡」

 

 乳首から口を離し、両手を黒歌の左右の太腿に添える。胸への責めから解放されて息も絶え絶えに、艶めいた吐息を繰り返す黒歌を見据え、

 

「足を開け」

 

 そう命じると、彼女はコクリと頷いた。

 緩く開いていた彼女の両脚が、そろりそろりと広がっていく。

 淫らな蜜をこんこんと沸き立たせる女の泉を見つめながら、俺は着ていたものを脱ぎ捨てた。でも黒歌は脱がさない。半脱げ着物は良いものだ。

 

「挿れやすいように持っていろ」

 

 М字に開いた彼女の両脚の間に腰を進め、ガチガチにいきり立った逸物をこすりつける。

 

「んっ、恥ずかしい……こんな格好するの……」

 

 黒歌自身に自分の両脚を抱えさせるようにさせると、彼女の顔がこれまで以上の羞恥と興奮によって真っ赤に染まっていった。期待に濡れた割れ目からは、メスの匂いがプンプンと漂ってくる。

 どうにもこれまでの男はすぐにぶち込んでばかりだったようだからな。そいつらとは違うのだと覚え込ませないといかん。実際はどっこいどっこいの肉欲獣なのだろうが、なに、黒歌の中での認識が異なってさえいればいいのだ。

 俺の命令があれば、股を開いてこんな格好もしてしまう。そういう風に教え込んで行かないとな。

 

「にゃぁぁん♡」

 

 くちゅりと男根の先端を割れ目に触れさせると、黒歌が鳴いた。

 

「欲しいか?」

「ああっ……欲しい、欲しい……。主さんの子種、いっぱい欲しいにゃ……♡」

 

 腰を動かし位置を調整し、伸し掛かるようにしてゆっくりと挿入していく。

 黒歌が陰毛を処理してごく短くしているため、我慢汁を滴らせる先端が割れ目へと沈みこんで行くさまが、実によく見える。これがなんともいやらしい。

 牝の肉が亀頭を包み込んでくる。なんというか、ふわふわとろとろとした感触だ。

 

「んんっ、はぁぁっ、はいって、私の中、いっぱいになってく……んんっぅぅ♡」

 

 おお、これはいい。ふわとろ系のマンコで締め付けはそこまででもないが、ザラザラとしたつぶつぶがあって刺激自体はかなり強い。

 これまでにない快感に歯を食いしばって耐えながら、じっくりと肉棒を押し込んでいくと、結合部から押し出された愛液がぶちゅぶちゅとあふれ出し始めた。

 

「くおっ、いいぞ黒歌……すごくいい」

「あぁん……奥まで入っちゃったにゃん……♡」

 

 挿し込んだ状態で慣らすまでもなく、彼女の肉壺が蠢いてザラつきをこちらに押し当てて快感を与えてくる。放っておくと動かなくとも果ててしまいそうだ。

 なんつうものを持っていやがるんだ、この黒猫め。さすがは異種族のオスから子種を搾り取って繁殖する妖怪猫ということか……滅茶苦茶気持ちいい。

 だがしかし、負けるわけにはいかんのだ。長時間の『待て』状態によって、俺のマラがさっさと射精したいと喚いていたとしても。

 

「んっ……んっんんっ……ふにゃぁ……ああン♡ 主さぁん♡♡」

 

 出来るかぎりの優しい笑みを浮かべて、胸の上の方、鎖骨、首筋、頬、目元、おでこ……鼻の頭。黒歌のあちこちにキスを降らせる。

 暴発しそうな肉棒を抑えるための時間稼ぎでもある。

 最後に唇を触れ合わせてやると、彼女の表情が目に見えて緩んだ。こちらを見つめてくる瞳が、甘く潤んで蕩け始めている。

 両手を使って彼女の身体を、ゆったりとなぞっていくと身体中の力が抜けてふにゃんとしていっているのがよく分かる。

 

「もう手を放してもいいぞ」

「ふにゃん♡ んちゅっ……ちゅッ……んあぅ♡♡ なんで、こんな気持ちいいの……♡♡」

 

 自由になった手をこちらの背に回し、甘えるようにしがみついてきた。そんな彼女がキスをねだってくるので、それに応えてちゅっちゅっと何度も唇を触れ合わせる。

 しばらくついばむのを繰り返した後で、深く重ね合わせた。すると今度は開かせるまでもなく彼女の方から舌を伸ばして来たので、レロレロと音を立てて絡めて楽しむ。

 

「なぜって……」

「あっ……んっ、ちゅくっ……」

 

 答えを返そうと唇離して上半身を持ち上げると、縋り付く様にして唇を重ねられた。

 余計な力みもない、表情はトロットロに蕩けている。向こうから積極的にキスをしてくる状態。

 実に良い感じだ。もうこれでいいだろう。俺が我慢できない。

 

「じゅっ……動くぞ」

「はい♡♡」

 

 突き当りまで押し込んでいた逸物をゆっくりと引き抜こうとする──。

 

「うっ、おおっ!?」

 

 いきなりやって来た強烈な快感に思わずうめき声が漏れてしまった。

 なんだ、これ!? なんだ、この穴!? 

 ふわとろなのに、とんでもなく刺激が強い。挿入するときに感じたあの粒々が、これまで女を鳴かせてきた自慢のカリ首にくちゅくちゅと引っ掛かって、とんでもなく気持ちいい。

 油断していると、みこすり半で出してしまいそうな絶品なアソコじゃないか! これ、あれか? 俗に言う数の子天井ってヤツか!? 

 いや、でもこれは……。

 ゆっくりと引き抜いていくと、カリに引っ掛かった粒々がくちりくちりと向きを変えていくのが分かる。

 

 これは内側に向かって、倒れ込んでいるのか……? 

 

 挿して、抜いてとゆっくり繰り返しながら、具合を確かめる。すると、挿入するときよりも、引き抜くときの方が刺激が強い。

 

「んにゃぁぁん。ああっ、これ好きぃ……ふぁぁぁん♡」

 

 男のモノを咥え込んだら、離さない。もしくは、抜こうとすると射精してしまう。黒歌はそんな名器を持っていた。

 

 これが、猫魈の穴か……。ヤバイ、これはヤバイ……絶対モノにしてやる! 

 

 同種とすることで最高に具合の良くなる悪魔のフィット感とは異なる、他種のオスの子種をきっちり奪い取るための牝種族の秘裂。

 

 たまらんな、これは……!! 

 

 とはいえ、こっちが篭絡されてしまうわけにはいかん。俺が主人で、黒歌が下僕。そう躾けていかなければならんのだ。

 

「随分と気持ちよさそうだな」

「う、うん……、なんで、こん、な……こんなの、ああンっ……こんあの、はじめてにゃん♡♡」

 

 俺はにゃんにゃんと喘いでいる黒歌の尻尾にそろりそろりと手を伸ばし始めた──。

 

 

 






猫又は他種の子種をもらうってことで、鬼とかのクソデカなモノも受け入れられるゆるっと感。
でも、小さめの人間さんからも頂けるように、(猫のちんちんには逆棘があるらしいのを参考に)猫魈の膣には逆粒々があることにした。
メスしかいないっぽいので、より確実に孕むために、引き抜こうとすると気持ち良すぎて子種出ちゃう系機能付きてことで。




【……そういえば……藤舞が……二匹の猫を生んでいたな……】

黒白猫の父親のセリフですが――猫又って猫が化けてるんだからして、藤舞さんが「あなたの子供よー」って見せに行ったとき、ほんとにセリフままの猫の姿だったとしたら……人間な父ちゃんが自分の子供って認識できないのもちょっと分かるような気がしなくもないような気がしなくもない。
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