※この作品はR-18です。

公爵家次期当主好色物語   作:ルペッタ好き

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私は今回の話を前振りとして、朱乃さんの♡シーンを書こうとしていた。
だが、気付いたらレイヴェルのシーンだけで終わってしまっていた。
消すのももったいない気がしたので、これはそのまま投稿します。


2-33 昼休みに焼き鳥弁当を食べた

 俺はネットゲームも嗜んでいた。MMORPGとかそういうヤツだ。

 ネトゲは遊びじゃないんですよって感じで、極まれにしかポップしないレアアイテムをドロップするモンスターなどを巡ってライバルたちと鎬を削ったりしたものだ。

 会話こそなかったが、その頃のライバルたちとは、連休潰してこんなとこに張り込んでいないでどっか遊びに行けよなんてお互いに思ってそうな、なんというかしょうもない連帯感があったような気がする。

 さて、そのゲームの世界で俺の大嫌いな奴らがいた。PK(プレイヤーキラー)? 違う。MPK? これも違う。横取りもイラついたがそこまででもない。それが出来るゲームのルールなのだから、まぁ納得するしかない。

 では、何が嫌いだったかってクレクレくんだ。いやな、たしかに長いこと遊んでいれば初心者から見て遥かに金もアイテムも揃っている。別に序盤のちょっとした装備やら小銭ぐらいくれてやれないことはない。

 だが、なんだかとにかく嫌いだったのだ。なんでお前なんかにくれてやらにゃならんの? フレじゃないよね? というか初めて会ったよね? なに、自分で集めたら? というような感情が沸き起こって仕方がなかったのだ。

 心が狭いと言うか、なんというかどうにもアレなのだが、とにかくそうだったのだから仕方がない。それが俺の性分なのだ。

 

 

 

 

 

 黒歌の眷属化は無事完了した。

 ナベリウス本家としては、曰くつきになってしまった他のエダーギ殿の眷属も引き取って欲しそうな様子だったが、そこまでは俺の知ったことではない。

 まぁ、他の眷属は美女でも美少女でもなかったから仕方ないな。

 だが、良く鍛えられてはいたので、それこそナベリウス家の中でレーティングゲームに参加している者が使って行けばいいと思う。

 その片方の『王』不在の少しばかり特殊なトレードには、『悪魔の駒』の開発者であるアジュカ・ベルゼブブさまに出張っていただくことになった。ここは事前にベルゼブブさまの出身家であるアスタロト家のディオドラとラティアを通して頼んであったこともあって快く引き受けていただけたのだ。

 これによって、黒歌はエダーギ殿の『僧侶』2駒の眷属から、俺の変異『僧侶』1駒の眷属へと移籍できたわけだ。まぁ、俺の力であれば通常『僧侶』でも眷属化出来ないことは無かったようだが、元は2駒だった黒歌を変異とはいえ1駒に出来ただけでよしとしておくべきだろう。贔屓が過ぎると後で面倒になるしな。多少損をしている感じがあるくらいで丁度いいだろう。

 その際に『王の駒』のことを匂わせてみたところ、アジュカさまと後日面会する予定も決まったことだし、順調順調。

 とはいえ、それがすぐに実現できるかどうかがやや怪しい。今の俺はとても忙しくなってしまったのだ……。

 

 

「疲れるな……」

「ええ……」

 

 そろそろ年も変わる頃、俺とレイヴェルはとても疲れていた。魔力がどうこうとか、体力とかでもなく、主に精神的なものだ。揃ってため息を吐くなんて、これはよろしくない。とりあえず指を絡めてみたりして、精神エネルギーを補給しなければ。

 なんで女の子の手って、こうやって触れ合っているだけで幸せ気分になれるんだろうな。

 

「ふふ、くすぐったいですわ」

 

 何故か知らないが、クリスマス前から始まった例の大戦・内戦時の傷痍兵治療。これの人数が多い。物凄く多い。リストを見た時点で分かっていたことだが、実際やってみるとうんざりしてくる。

 現在俺たちの居場所は、医療に力を入れていることで知られるシトリー領にある、シトリー家出身の魔王さまを記念して建てられた病院の一角。そこに急遽設置された特別ルームである。

 軽く昼を摂って、今は二時間ほどの休憩時間の最中。この後も患者たちの長蛇の列に会うことを考えると、さすがの俺でもここで盛るわけにはいかない。でも、なぜか疲れると逆に勃つことってあるよね。

 

「レイヴェルは休んでいてもいいんだぞ」

 

 体力温存して、夜の営みに備えておいてくれ。

 治療するだけなら、俺一人でも問題はないのだ。フェニックスの特性はレイヴェルから受け取っているのだが、そのために近くに居てもらう必要はない。距離どころか、次元の壁を超えて俺とレイヴェルの位置関係が人間界と冥界に離れていても問題なく作用することは、朱乃を眷属にしたころから分かっていたことだ。

 

「いえ、そういうわけにもまいりませんわ。リアスさまお一人でなんて申し訳ありませんし……お母さまからもくれぐれも顔を見せておくようにと言われていますので」

 

 フェニックス家も関わっているのですよ、とアピールしてきなさいということだろうか? 

 まぁ、治療というのは人聞きはいいものだしな。逆にそのせいで面倒ごとになるパターンも俺は知っているワケだが……。強欲な悪魔、しかも付け上がったクソ平民共に、架空のファンタジーな世界の一般人間ほどの精神性を期待するのは無駄だろうな。

 

「ところで、例のアレ……どこでタダで治療してもらえるかもしれないなんて勘違いしたんだろうな?」

「さぁ……わかりませんわ。フェニックスの涙は、これまで有料高額で問題ありませんでしたのに、どこでどう伝わったら平民に無料、あるいは格安で治療を施すなんて話になったのでしょうか」

 

 実は昨日少し騒ぎがあった。

 今回の治療は、あくまでも過去の大戦及び内戦で癒えない怪我、身体の欠損を負ってしまった軍人・兵士のために現政府から依頼を受けたものだ。

 それをどこでどう勘違いしたのか、幼い子供が事故で両脚を失ってしまった。どうかそれを治療して欲しいとか叫んで回った女がいたようなのだ。

 しかも、激戦を戦い抜いた兵と同じように政府からの金、もしくは俺やレイヴェルの善意で無償または格安で、とくる。

 

 ふざけるな、アホと言ってやりたい。

 

「結婚して二百年かかってようやく生まれた子供なんです! この子の両脚がなくなってしまったんです! だから、だからどうかお願いします!!」とか子供抱えながら叫ばれてもね。

 なるほど、気持ちは分からないでもない。だが、その程度で絆されてロハ治療なんてしてやろうものなら絶対に後で揉めるに決まっている。バカか。灰になってしまえ! 

 その女はきちんと警備の者たちに捕らえられて連行されていったのだが、コイツがいらんことをしたせいで、今日の分の治療終了後に行う記者会見でこの話題が出るに違いないのだ。

 

 ああ、面倒くさい。

 

 いくら儲かると言ってもマスコミ対応とか好きじゃないんだよな。今生の生まれが生まれなので、対応しないって選択肢はないのだが。俺って口がペラペラ回る方じゃないから、大勢の人の前で話すの苦手なんだ。

 

 ああ、クリスマスとか正月向けにいろいろ準備していたんだがなぁ。今回の政府の動きがやたら早かったおかげで年末年始大忙しで、ミニスカサンタ服えっち大会とか、年末姫おさめだよ全員集合とか、新春姫はじめだよ全員集合とかの諸々がこれのせいで出来そうにないじゃないか。金は儲かるけど。

 せっかく、メイドたち用の衣装まで用意させたのに、ただのプレゼントになってしまった。

 当たり前だが悪魔はクリスマスを祝ったりはしない。ただし、聖なる夜を性なる夜に変えて穢してやるという名目で、ヤリまくりパーティとかはするらしい。ライザー義兄上が言っていた。

 くっそー、義兄上は今頃眷属たちとずっぽりずぽずぽヤリまくってるんだろうなぁ。羨ましい。

 俗にサキュバスだのインキュバスだのと呼ばれる淫魔連中も、日本のクリスマスは書き入れ時なのだと聞く。お相手がいなくて寂しく過ごす人間を相手に商売、商売ってことだ。

 はぁ、前世の俺が悪魔との契約なんてものの存在を知ってたら、まず呼び出しちゃってただろうな。

 一人暮らしで、ケーキ買って来て食べて、同じく独り寂しく過ごしているネトゲ仲間連中とダベっていたものよ……。彼女がどうとか言ってログインしてなかったヤツらの半数以上は実際には彼女なんていなかったに違いない。だってお前ら、休日いっつもインしてたじゃないか。

 あー、前世でサキュバスのおねーさんに搾り取られたかった……。まぁ、それがなかったおかげで、現在、純血悪魔の婚約者とイチャイチャ出来ているのかもいれないが。うん、魂まで持っていかれてそうだものな、前世の俺がそんなことしていたら。

 そうなっていたら、今のこの俺はいないわけだ。ナイス、前世の俺。悪魔との取引なんてものを知ることもなくて、正解だったぜ。

 

「んっぅ……。あの……リアスさま……後半のお仕事もありますし……。その……」

 

 気が付いたらレイヴェルの胸を揉んでいた。まったく、俺の手はワガママだな。

 しかし、このドレスと下着越しの感触がなんとも言えず良い。生の感触も良いが、着衣の上からというのも実に良いものだ。むしろ、着ている方がエロい気がするまである。

 裸で向き合っているときは、もうヤルのが前提の状況。しかし、着衣ということは、本来そういった場面ではないことが多いわけで、そこでイタしてしまうというのが、なんともエロいのだ。

 学校の教室で制服で……とか。病院の患者さんにナースが……とか。葬式後に喪服の未亡人や、娘さんと……とか。コスチュームプレイの大半には、そういうところから来る興奮があるのではなかろうか。

 

「まぁ、さすがにマズイか……」

「はぁ……、はぁ……、もう! 場をわきまえてくださいまし」

 

 プリプリと怒って見せるレイヴェルの顔に浮かぶ、若干の期待を俺は見逃さなかった。

 実に、実にそそられる。結婚式直前に、ウェディングドレスの新婦に興奮して襲い掛かってしまう新郎のような気分。

 だが、ここはぐっと我慢だ。

 

「レイヴェルのおっぱいが育ってきたのが悪い」

 

 とんだ言いがかりである。が、まぁよくやっているやり取りなのでじゃれ合いの範疇だ。 

 レイヴェルとの初めてから半年以上が経過した。その間に俺の身長も伸びたが、レイヴェルも成長している。あの頃はこうフニって感じだったのが、今はフヨンとなる感じだ。

 揉んだら大きくなるとの噂は、迷信ではなかったのかもしれない。単に成長期ってだけの可能性も高いが。女の子の方が成長時期が早いって聞くしな。

 レイヴェルと俺には二歳の年齢差があるので、丁度同じ感じで身体がいろいろと成長しているのかもしれない。

 

「リアスさまは、やはり大きい方がお好みなのですか?」

 

 このやり取り、何度目だろうか。

 

「レイヴェルが一番好きだぞ」

 

 これは別に嘘ではない。ただまぁ、レイヴェル以外の眷属が成長著しい朱乃に、三桁直前の黒歌、来年には眷属予定のリュイも大きいから……。レイヴェルの中では俺が大きいことは良いことだ主義者であるという疑惑が消えないようなのだ。俺はつるぺったんもそれはそれで好きな男だというのに、まったく失礼な話である。

 

「うそ……、だって、グレイフィアさまはあんなに大きいのですもの」

 

 そうですね。義姉上は、物凄く大きいですね。たぶん、俺がよく顔を合わせる女性の中では最大級だろう。余裕で100を超えている。

 いじけた様子でそっぽを向いて見せるレイヴェルの腰に腕を回した。婚約者さまのこれは構ってサインなのだ。

 

「義姉上のことは、その、サイズは関係ないから……な」

 

 胸の大きさって、そこまで気にすることでもないと思うのだが。やっぱり気になってしまうものなのだろうか。

 ただ、俺も肉棒のサイズは気になってしまう。見せ合う趣味がないので分からないが、俺のモノは果たしてディオドラやライザー義兄上のモノより大きいのだろうか……。ま、俺には『倍加』があるがな! 

 

「本当のことをおしゃってくださいまし。正直なところ……どれぐらいがお好きなのですか?」

「だから、レイヴェルが一番好きだと……。まだ成長期なんだから、そんなこと気にしなくてもいいじゃないか。それに俺は顔派で、特に目が好きだ。いつも言ってるだろう?」

 

 目、瞳、眼。いいよね。人型生物の身体部位の中で一番綺麗なところだと思う。明らかに他の部位と造りが違う。

 人間が外界から得る情報の大半は視覚によるものだ。そこは悪魔もそう変わらない。そう考えると、自分や他人の認識している世界のほとんどは眼によるものだって考えてもいいのではないだろうか。

 

「ほら、こっちを向け」

 

 レイヴェルの顎を掴んでこちらに向かせ、じっと見つめ合う。こうしていると、なんとも言えない心地よい気分になる。これ、俺だけなのかな。実はレイヴェルはそうでもなかったりするのだろうか。

 まぁ、いいか。見つめていると、瞳をとろんとさせる堕天使ハーフもいる。「なあに?」と首を傾げる義姉もいれば、恥ずかしがってすぐに逸らしてしまう妹っぽい子もいる。あと特に反応なくひたすら見つめ合い続けることになる相手もいるな。見つめていると照れたように顔を伏せ、その後ちらちらと見上げて来て、視線を合わせては外し、合わせては外しするあざとい黒猫が最近のお気に入りだ。

 と、反応は相手によってさまざまだが、それが良い。

 

 レイヴェルは……しばらくこうしていると、すっと目を閉じることが多い。

 

 マズイとは分かっているのだが……。

 

「んっぁ……、リアスさまぁ♡ だめ、ですわ……」

 

 唇を離すと、婚約者が甘い声で「だめ」とか言って誘ってくる。まったくこんなおとを言われたら、俺はもう我慢できなくなるだろうが。

 椅子を二つ並べて座っていた体勢からレイヴェルを促して立たせ、俺は彼女がよく着ているドレスの長いスカートに目を向けた。

 

「スカートを捲り上げて中を見せろ」

「で、ですが……」

「いいから早くしろ」

 

 低めの命令口調で決定を伝える。なに、会社員時代の短い休憩時間ではないのだ、行けるイケる。

 この半年、集中的に撫でまわして来た彼女のお腹をさすってやると、レイヴェルは真っ赤な顔でこくりと頷いた。

 

「あう……わかりましたわ」

 

 羞恥と焦りと不安、そしてそれ以上の興奮に染まった表情で、レイヴェルはじわりじわりとスカートをたくし上げていく。

 この部屋の中は二人きりだが、すぐ外には警備の者と小間使いのメイドが居る。さすがに声が漏れては困るので、俺はレイヴェルの脚を見ながら室内の音は漏れず、室外の音は拾えるように結界を展開した。

 白いストッキングが徐々に見えてくる。脛の骨の形が浮き上がった細い脚、何度もなぞったふくらはぎの曲線が膝へと向かって伸びて行く。

 丸い膝を過ぎ、太ももの中ほどでストッキングを吊るガータベルトの端が見えてきたところで、レイヴェルが手を止めた。

 

「あ、あの……やっぱり、帰ってからにしません?」

 

 俺はその声を聞き流して、そっとストッキングの上の端に施されたレース飾りの部分を指先でなぞっていく。

 

(ああ♡)(えっちな触り方ぁ……♡)(ふぅん……♡ もっと触ってくださいまし♡)

 

 躾けたレイヴェルの太ももは、俺に撫でさすって欲しくて仕方がないらしい。

 そのまま彼女の太ももから腰へと繋がるベルトの裏側に指を潜り込ませ、ラインに沿って上昇させていく。正面をくすぐりながら腰まで這い上がり、帰りは後ろのベルトをツーっとなぞって下る。

 それを何度か繰り返してから、レイヴェルを見上げると、彼女は眼を閉じて形のいいあごを上向かせ、ぐっとスカートを一番上まで捲り上げた。

 

「帰ってからにするか?」

 

 そう言ってやると、彼女はピクリと肩を震わせ、そっと腰を前後に振って見せる。

 

「ちゃんと口で言うんだ。言わないとやめてしまうぞ」

「続けてくださいまし。……今、したいですわ」

 

 よしよし、欲望に正直なレイヴェルにはご褒美を上げないとな。

 しかし、このガーターベルトって代物はどうしてこう情欲をそそるのだろう。実にけしからん。眺めているだけで、愉しくなってくる。

 レイヴェルは俺が脱がせやすいようにか知らないが、ガーターベルトの上にパンツを履いているので、両手を使ってパンツの両端を引っ張ってずり下げていく。

 

「あぁっ……♡」

 

 この女の秘所を露わにする瞬間というのはたまらないものがある。相手がその気になって濡れていれば、こちらもグフフと支配欲が刺激されて興奮するというもの。逆に嫌がって怯えて抵抗されるなら、それはそれで嗜虐心が満たされて興奮するのだ。

 本当は脱がす前にもいろいろと責めてトロットロにしたいところなのだが、今回は時間的にそうもいかないのでちょっと急ぎだ。まぁ、レイヴェルもこのシチュエーションに悦んでいるようなので構うまい。

 椅子に座ったまま身体を前に倒し、レイヴェルの股間に顔を埋めるようにしながらスルスルと彼女のパンツを足首まで下げた。

 

「あ、やだ……嗅がないでくださいまし。お風呂にも入っていませんのに……」

 

 そう言いながらレイヴェルが右足を浮かせたので、そちらの足ぐりを通して片足分だけ外ずしてやる。女のパンツを全部取ってしまわず、片足のくるぶし付近に引っ掛けておくのはなんだかエロいよな。様式美ってやつだ。

 

「レイヴェルのなら構わない。俺はお前が大好きだからな」

 

 蒸れた汗の臭いがいいとか、一日の労働を終えた後の脇の下の臭いが好きとか、世の中にはいろいろな趣味の連中がいるものだが、俺は普通に清潔な方が好みである。

 たまにエロ本なんかで女にチンカス舐めさせて悦んでいたりするのがあるが、それ舐めさせた口とキスとか出来ないだろと。お姫様が浮浪者たちに……ってシチュに興奮することは理解できるがな。

 でもまぁ、レイヴェルはその辺り特に問題ない。悪魔でフェニックスだから新陳代謝とかが人間とは違うので。

 

「愛してる」

「あ、やだ……♡ そんなところに言わないで」

 

 彼女の上の口はこんなことを言うが、下のお口はフルフルと震えて素直に悦んでくれている。

 よだれを垂らし始めているそこに俺はチュッと吸い付いた。

 

「んぅっ……♡ あっ♡ ああっ♡ んふっ……んふっ♡」

 

 彼女の口から喘ぎが漏れた。その鳴き声にかぶせるように、じゅずずゅっりゅじゅっじゅっずと音を立ててすすると、

 

「んんっ~~♡゛ んっんんっ~~♡゛」

 

 レイヴェルが手を離してしまったのか、まくり上げていたスカートが落ちて来て俺の頭の上を覆う。照明の灯りが遮られて目に映る光景がやや暗くなるが、なに悪魔は暗闇を見通す目を持つ。

 感じてピクつくヒダの様子も、ぷっくりと膨れたクリの姿も、とめどなく滴る淫蜜もすべてよく見えている。

 

「ん゛っ、ん゛ん゛♡ あっふぁ♡゛ ……んんっ♡゛」

 

 手で口を押さえて声を押し殺しているのか、レイヴェルの喘ぎはいつもより小さくくぐもっている。だが、それもよい。

 俺に言われたことを守ろうとしているのか、口元を押さえているだろう手とは反対の彼女の手がスカートを掴みに来る。が、その手は途中で役目を放棄して、スカート越しに俺の後頭部に添えられた。

 同時にレイヴェルの腰が前に出て来て、俺の舌に割れ目を押し付けてくる。

 

(あ♡ もっと……♡)(はぁん♡ そこ、そこ気持ちいいのぉ♡)(クリちゃんも、クリちゃんのことも、いじってぇ♡)

 

 片手で寂しがりやなクリちゃんを構ってあげながら、もう一方の手で尻から太腿をなでさする。舌を膣内に侵入させながら、ソフトタッチで内腿の感触を楽しんでいると──。

 

「ふぅぅ~~んん゛♡♡」

 

 ゾクゾクゾクッっと音が聞こえてきそうなほどに、レイヴェルが肢体を痙攣させた。どうやら軽くイったようだ。

 俺は挿し込んだ舌を使って潤い震える膣内を存分に味わう。その刺激をレイヴェルの中は大喜びで迎えてくれる。歓迎されるってのはいいものだ。まさしく大歓迎だ。

 時間が許すのなら、ここから足の指先から髪の毛まで余すことなく可愛がってやりたいところだ。だが、今はゆっくりじっくりと楽しめるベッドの上ではない。

 

 さあ、さあ、レイヴェルの牝穴ちゃん、もう俺の肉棒が欲しいか? 

 

(欲しいよぉ♡)(もっとおく、おくに来てぇ♡)(ガンガン突き上げてくださいまし……♡)(浅いところばっかりペロペロしてちゃヤダぁ♡)(コンコンッって赤ちゃんの部屋ノックしてぇ♡)

(クリちゃんも、クリちゃんもぉ! 、クリちゃんのこと、もっといじめてよぉ♡ おねがぁい♡゛)

 

 自己主張の激しいレイヴェルのクリちゃんをギュッとつねってやる。まったく、誰がこんな子に育てたんだか。

 それは、もちろんこの俺だ。

 

「い゛っ、んんんッ♡゛!」

 

 俺の後頭部を押さえる彼女の手を取り、スカートの中から顔を出す。口元を彼女の淫蜜でびちゃびちゃにした俺を見下ろすレイヴェルは、もう一方の手の指を二本噛みしめていた。

 

「旦那さまぁ……♡ そ、そこは敏感なので、あまりいじめないでくださいまし」

「そうか? だが、レイヴェルのそこはもっとイジメて欲しいと言っていたぞ」

 

 言いながら、彼女が口を押さえていた手を取って、唾液に濡れた指に軽くキスをする。

 

「そ、そんなこと……ありませんわ」

「俺の妻は嘘つきだな。そんな悪い口は塞いだ方がいいな」

 

 二回、三回と唇を触れ合わせるだけのキスをした後、俺は彼女のスカートを捲り上げた。

 

「あ……」

「ほら、こっちの口の方がずっと正直だ。夫に嘘を吐く悪い女は、これでも噛んでいろ」

 

 スカートの布をレイヴェルの口に押し付けながら、ズボンの前のファスナーを下ろしてググっとモノの位置をずらした。すると窮屈そうに解放の時を待っていた肉の槍が、いよいよ出番かと勢いよく飛び出してくる。

 

「あっ……。はぁ……♡」

 

 濡れた瞳に情欲の火を灯し、俺の欲望の象徴に視線を集中させるレイヴェル。そんな彼女の口に俺はスカートをぐいぐいと押し込んだ。

 

「そのまま俺の首に腕を回すんだ。──そう、しっかりしがみついていろよ」

 

 かがんで顔の高さを合わせ耳元で命じながら、彼女の尻と太腿の中間辺りを両手でしっかりと抱える。レイヴェルがギュッと抱き着いてきたのを確認し、俺は彼女を持ち上げた。

 

「んんっ……ん゛ッ♡」

 

 持ち上げて、先端を割れ目に合わせると、降ろす勢いと重力に任せて肉の槍で彼女の膣を一気に貫く。

 

「ふぅん゛ンンッ♡゛ んんぅッ!! ♡♡゛」

 

 自らの体重で串刺しにされながら、だらしなく開いてしまいそうな唇を必死に噛みしめる彼女の顔が実にそそる。

 身体と身体をピッタリとくっつけ、見つめ合いながらこれができる身長差がいいのだ。

 

「ああ、羽は出さなくてもいい。俺も力が付いてきたからな」

 

 元々小さくて軽いレイヴェルだが、持ち上げるような体位の時は炎の羽を小さく出してこちらの負担を軽減しようとしてくれる。

 だが、まぁ、俺もこの半年である程度体力がついてきた。もう補助は必要ない。

 

「愛するお前の身体の重みをもっと感じたいんだ」

 

 悪魔の女性に体重の話はさほど失礼ではない。親しい間柄ならなおさらだ。

 人の欲望を糧として生きる我々は、欲望に忠実な体形になっていくものだ。純血悪魔ならばなおさらに。

 

「ふぅっ……ん゛♡」

「一番好きだ」

 

 特にレイヴェルは、一番身近な人間の魂である俺の欲望をしょっちゅうこうやってダイレクトに受け取っている。

 そんなレイヴェルが俺の好みから外れるはずがあるものか。

 

「んっんッ♡゛ んっ♡ んふッ♡゛」

「レイヴェルの身体のどこだって、俺が好きでないところなんてないんだ。心も魂も言葉も全部愛している」

 

 愛している。好きだ。大好きだ。全部愛おしい。そんな言葉をささやきながら、ぐちゅぐちゅと彼女の中をかき混ぜていく。

 まったく、何度も何度もこうするたびに言い聞かせているというのに、すぐに他の女と比べて自信をなくして俺の好みになろうとするなんて……ほんとに可愛いなぁ。

 拗ねるし、妬くし、譲れる部分はいくらでも譲ろうとしてくるので逆に面倒だったりもする──だが、それがいい。

 

(ああっ♡ 旦那さまとキスしてるぅ♡ もっと、もっとキスしてぇ♡♡)

 

 上の口と違って正直な彼女の子宮の口は、俺のペニスの先に鈴口を何度もキスを繰り返す悦びを素直に語ってくれる。

 従順に躾けたレイヴェルの膣内は、俺のモノを咥え込むとすぐに襞をうねらせ奉仕し始め、主人にかしずく快感に震えて痙攣を繰り返す。

 

「だから、他と比べなくていいんだぞ」

「んんっ~~♡♡゛ んぅうう゛♡♡!」

 

 もう完全に癖になったのか彼女の目尻に浮かべた涙に唇を付け、チュッチュッと吸い取る。レイヴェルは唇へのキスをねだる顔をしてくるが、今はスカートを噛ませているので、代わりに左右の瞼へと交互にキスを落としていく。

 ぎゅーッと彼女の中が締まって、俺の子種を欲しがってくる。

 

(出してぇ♡ この奥にいっぱい欲しいですぅ♡♡)

 

 中にたっぷりと注がれながらイキたいとねだる彼女の声に応えるため、俺は膣の行き止まりに先端を押し付けたままグリグリと腰をグラインドさせる。

 

「ん゛♡ ん゛♡ んっ♡ んっ♡ んんっ♡゛」

 

 俺の動きに合わせてレイヴェルも腰を揺すってきて、ぐちゅぐちゅといやらしい水音をさせながらお互いが絶頂に向けて昂っていく。

 

「愛してるぞ!」

「わたし、も、わたしも、愛してますわ! はぁっ♡ イッンンッ、ああッ♡ イクっ♡ イクッ♡ いっちゃ……アアアッ♡♡♡!!」

 

 我慢できなくなったのか、ついにレイヴェルが口を開いてスカートを落としてしまった。

 それを見た俺は、興奮に促されるままにすかさずその口を塞いだ。舌と舌を交尾する蛇のように絡め合いながら、俺たちは同時に至った。

 

「んおおおっ! んっ、ウオオッ!」

「んふぅっ♡♡♡ んんんぅあうあ゛ぁぁぁぁ♡♡♡!!」

 

 レイヴェルを抱える腕が勝手に動いて、彼女の身体をきつくきつく抱き寄せる。俺の首に巻き付く彼女の腕が、俺の身体に回された彼女の脚が、きつくきつく締めつけてきて、俺の唇同士が潰れそうなほどに押し付け合う。

 逃げられないように、逃がさないように、びゅくっどびゅるっと幾度も繰り返される射精の一滴たりとも漏れないように、お互いの身体がこれ以上無理と言うほどに押し合ってぶつかりくっ付いていった。 

 

 

 





次回『ラティアの計画?』


一万文字かけて、仕事の合間に「休憩」しただけという。


オリ主:
邪眼とか(メデューサの)魔眼とか出てくる世界観なのに、じっと目を見つめるのが好きとかいう危ないヤツ。
後にエルメンヒルデにコロッと転がされて攫ってしまう原因。

レイヴェル・フェニックス:
婚約者・正妻ポジで多くの場面でオリ主くんの隣にいるせいか、特に前触れもなく突入してしまう。前の話でも描きかけて、文字数見てやめたので、たぶん今後もそんな感じでしょう。


そろそろこの章が終わるので、アンケ結果

オリ主は白音に……?
優しく甘々に中出し798 / 38%
恥ずかし尻調教368 / 17%
姉妹丼だ!947 / 45%


黒歌はDXで出番が確定したので、この章での出番は終了。
オリ主君は、焼き鳥駅弁の他に姉妹丼もいただくことになりました。


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