※この作品はR-18です。

公爵家次期当主好色物語   作:ルペッタ好き

90 / 127
姫初め

 悪魔について語る上で、七つの大罪という題材は欠かせないものだ。

 

『傲慢』『憤怒』『嫉妬』『怠惰』『強欲』『暴食』『色欲』。

 

 これらといわゆる一つの『萌え』には割と関係性があるのではないだろうか。

 

 俺はプライド高い系お嬢様が好きだ。従うもよし、逆転するもよし、競い合うもよし、一粒で三度以上美味しい。

 

 俺はちょっと怒りんぼな妹系キャラも好きだ。もー、もう! とビシバシ叱ってくる感じには、どこか甘えたくなる魅力がある。

 

 ヤキモチ焼きな幼馴染キャラなど、大変お世話になった。これについては語るまでもない。

 

 無気力系の魅力も捨てがたいものがある。あのどこか世俗を投げ捨てたかのような雰囲気は、ときに元気溌剌なメインヒロインを喰っていく。

 

 金銭にうるさい味付けのキャラなんて、割とよく見るところだろう。こういう子が、お金よりもアンタのことが……とか言い出すとたまらないし、ビジネスライクなお付き合いもそれはそれで良いものだ。

 

 大食いキャラなんてどこにでもいるもので、性格の良し悪しに関わらず追加できるお手軽な要素だ。

 

 さて、本題の色欲だが──えっちな女の子が嫌いな男などいるだろうか? いや、いない(断言)。

 

 これらの要素は適量の範囲内であれば、ただ単に可愛いだけなのである。

 

 つまり、悪魔の女の子は総じて可愛いということだ。

 

 ちなみに俺は、自分が興味のないことはやりたくなくて、かなり怒りっぽく、自己中心的で、好色かつ独占欲が強いことは自覚している。まったく可愛くない。

 

 身分の高い立場に生まれて財に困らず、強さは将来的には悪魔の最高峰に至りそうで、ついでに顔も良いなんて恵まれた状況でなければやっていけないような性格だ。

 前世の俺はこの我ながらろくでもない精神性を、ぐ──っと抑えて堪えて生活していたのだから、なかなか大した忍耐力だったのではないだろうか。

 

 さて、日付は一月二日姫初めの日。

 去年は婚約もしたし『悪魔の駒』も解禁され、いろいろな美女・美少女と関係を持った。思い返せば、「ああーん♡」なことや、「はぁーん♡」なことで頭がいっぱいになる。

 今年は一体どうなることか。あんな出会い、こんな出会い、あるいはこれまでに出会った女との関係性がガラッと変わってムフフなこともあるかもしれない。そう思うと実に楽しみだ。

 

 で、そんな期待に満ちた今年最初のお相手は──今生での最初の相手であり、婚約者にして未来の正妻、眷属の『女王』で、金稼ぎのパートナーでもあり、将来的には領地経営もやってくれる感じの俺にはもったいないくらいの実によく出来た娘さん、レイヴェル・フェニックスである。

 

 レイヴェルの性格は、七つの罪のどれに当てはまってくるのだろう? 

 当てはめようとすればどうとでもこじつけられるが、今のところ俺としては──まぁ、どれも可愛いの範囲内でしかないな。

 

 

 

 小さく狭く暗い穴の中に、硬く長く細い棒が入っていく。某の先端には引っ掛けるように曲がっていて、それが穴の中をカリコリと引っ掻き、するりと出て行き、また中へと侵入してくる。

 片耳の下には晴れ着姿のレイヴェルの膝の感触と温かさ、上に向けた耳の穴に耳かきが入って来ては出て行って……ああー、幸せ。足元に感じる畳の具合もいい感じだ。

 耳かきなんぞ別にする必要はないのだが、敢えてやってもらっているのはそういうプレイだからである。

 

「はい」

「ん」

 

 梵天だっただろうか、耳かきについている白い毛の塊がもぞもぞっと入ってくる。んん、この瞬間はいいものだ。

 しかし、なぜ梵天? たしかブラフマー神のことだったはず。ブラフマー神は耳かきの神さまだった? 調べたら分かるだろうけど、まぁいいか。そんなことよりこの細毛の塊が耳穴のなかでごぞごそごそっとする感触よ。

 

「ふ~っ……」

「ふぁぁ……」

 

 ふへぇ……やはり、いいものだ。最後にこう息をフーっとされるのもね。たまらんね。人間は耳かきをやり過ぎるとマズイらしいが、こちとら悪魔なのでヤリたい放題。実に良い良い。

 

「旦那さま、反対もしますから向きを変えてくださいまし」

「うん」

「ふふ、今日は甘えてくださるのですね」

「そういう気分の日もあるんだ」

 

 俺は普段、レイヴェルに対して上からものを言っている。

 これは『王』と『女王』、主と眷属という立場。グレモリー家の当主となるのは俺で、レイヴェルは我が家に嫁入りしてきて補佐する立場ということもあるが──他にも大きい要因として、彼女の嗜好もある。

 英雄を支える女になりたい。そう望んだレイヴェルは、自分の男に上からものを言われたいようなのだ。魔王の装束にも興奮していたしな。

 メイドさんを征服し、従属させ、支配したい俺とは相性がいい感じだ。プレイとしてなら着せてもいいのかもなメイド服。

 普段からそうしていると、フェニックス卿に怒られそうだが。「うちの娘を何だと思っているんだ!」とか。

 

 そんな俺だが、たまにはゴロゴロ甘えてみたくなる日もある。

 ああー、年下で、自分より背がぐっと低い子にデレデレと甘えるのは良いものだ。頭の中がダメになるこの快感、今の俺はきっと余所様には見せられない顔をしているに違いない。

 

 そんなことを考えながら、俺は身体を回して頭の向きを変えた。耳かきと言えば「膝枕」。これは外せない。

 膝枕にも種類があって、相手の身体の向きに対して正面から行くのか、あるいは横から行くのか。そして、相手に対する顔の向きはどうするのか。

 今回の俺のチョイスは、安定の正面からである。こうすると顔を下向きにした際にレイヴェルの両腿の間に鼻や口が納まる感じになって、ちょいと変態的だが具合が良い。くんくん。

 

「もう、そんなところ嗅がないでくださいまし」

「どうせこのあと……」

「もう! こっち向いてください」

 

 クンカクンカと口で言っていると掃除の終わっていない方の耳を軽く引っ張られたので、イテテとふざけながら顔を横に向ける。じゃれ合いってのも楽しいものだ。

 

「動かないでくださいね」

「はーい」

 

 あ、あ、ああっ、レイヴェルの硬くて長いものが俺の敏感な穴の中に……、奥の方、ゴリゴリされてるぅ……。と、脳内で変な解説を付けてみたくなる心地よさ。

 耳に棒を突っ込むと言うのは、普通に考えて危険な行為だ。前世の俺は別に何も持ってはいなかったので、その手のお店で見知らぬ姉ちゃんにお任せできた。

 だが、今生の俺は『持つ者』だ。地位、金、力、それらを悪魔の社会で上から数えた方が圧倒的に早いくらい所持している。

 それが、おまえ、こんなちょっと腕力と魔力を籠めてブスッとされたら大事な膜とか、その奥の重要器官、下手すりゃ脳みそこねこねされちゃいそうなことを他人にさせられるかって話だ。

 悪魔の肉体は人間のそれとは違うところも多いので、まぁ、大丈夫と言えば大丈夫なのかもしれないが、やはり滅多な相手には任せられない行為だ。

 

 それを、こう、許せるというか。してもらっても気にならないというか。やって欲しいと思える相手がいるってのは、こう、いいものだなって……ふへぇ……しゃーわせ。思考がとろけてまう。

 

「気持ちいいですか?」

「ん」

 

 耳かきしてもらっているとき、俺はなんだかしゃべれなくなってしまう。なんとなく頭をちょっとでも動かすのが怖いというか。だが、それが良いというか。

 だが、幸せな時間にもいつか終わりが来るものだ。息をフッとされて、ブラフマー神をつっこまれてぐりぐりされ、もう一度……。

 

「ふ~……っ」

「ふぁぁ~……」

「はい、終わりですわ。……ふふふ」

 

 俺の蕩け顔が余程おかしかったのか、起き上がってから見たレイヴェルの口元はニヤけている。ふふん、ニマニマしやがって、お前もすぐにこうなるんだよ! 

 

「じゃあ、次はそっちの番だな」

 

 そう言って、俺は自分の膝の上を叩いた。正座をするときに、とある理由から少しばかり苦しかったが、まぁ仕方のないことだ。

 

「あら……困りましたわ。旦那さまがそ(・)れ(・)では、どこに頭を置いたらいいのか困ってしまいます」

 

コ(・)レ(・)は仕方のないことなのだ。この後レイヴェルとヤルのだから、正座した俺の股間にエッフェル塔が建造されてしまっているのは仕方がないことなのだ。

 

「そんなこと言って、レイヴェルだって……」

「あ、おやめくださいまし……ああっ♡」

 

 俺の股間に目を向けてからかうような口調のレイヴェルを後ろから抱くように捕まえ、衽(おくみ)とか言う着物の合わせ目の部分から手を滑り込ませる。

 胸元には滑り込ませるようにするりと差しこみ、太ももの辺りは大胆にはだけさせるようにして──そうしてレイヴェルの上と下の敏感な部分に触れた俺の指先は、それぞれに彼女が興奮している証に触れた。コリっとぬるぬる。

 

「あっ……やぁっ……♡ まだ、だめですわ。そこは……」

 

 レイヴェルの背後から抱き着きながら、最初の日よりも育ってきた胸と、俺の指を咥え込むことに慣れた割れ目をなぞる。

 そして、股の間から引き抜いた指を彼女の目の前に持ってきた。その指先には、はっきりと女の滑る蜜が付着している。

 

「そっちだって、準備で来てるじゃないか」

「あう……そ、それは……ひゃぅん♡」

 

 何か言い訳を口にしそうだったので、彼女の膨らみ始めた胸を弄っていた側の指でキュッと乳首を摘まんだ。

 

「うう……濡らしてました。旦那さまのお耳の穴を掃除しながら、濡らしてしまっていましたぁ」

「じゃあ、一緒だな」

「だって……この後のことを考えてしまうと、どうしても……。仕方ありませんわ」

「そうだよな。仕方ないよな」

 

 俺の婚約者が、耳かきしながら濡らしちゃうようなエッチな娘で嬉しい。抱きしめたくなる。

 彼女の頭の上に顎を乗せるような形で、両手と両足を使って抱え込む。この位置は、俺だけのものだ。誰にもやらん。

 

「ああ、もう……。あ……っ、これ……はぁー……」

 

 以前やった、魔力を溶かし合わせるのを軽く誘う。

 すると、レイヴェルもすぐに応じてくれたので、しばしお互いの呼吸、身体と心から放たれる魔力を合わせて過ごす。

 初めてやったのように、うっかり魔力を膨れ上がらせてしまうようなことは、もうない。たぶん。

 気持ちいいから、こっそり続けていたので慣れてきたのだ。お控えくださいと言われていても、やはり気持ちいいことには勝てない。やりたいことをやる。それが悪魔。

 心、身体、心臓の鼓動、それらが同調して揃ってくるような心地良い感覚。まるでレイヴェルと一体化しているような気分。それをしばらくの間楽しんだ後、俺は彼女を離して座り直しまた膝の上を叩いた。

 

「ほら、続き」

 

 耳かきを片手にポンポンと膝を叩くのを繰り返すと、だらしない顔になったレイヴェルはその上に横向きに頭をのせた。

 彼女の顔の向きは俺の腹に向けられていて、その眼前には未だ健在な大ピラミッドが存在している。

 

「くんくん……」

「こら、嗅がない」

「うふふ、さっきのお返しですわ」

「ハハハ、こいつめ」

 

 自分の股の間を嗅がれるのは恥ずかしがっていたクセに、俺のモノを嗅ぐのは平気とか分けわからん。

 だが、それもよし。戯れなのでノリでやってしまうのだ。

 

「ふぁっ、やぁん……押し付けないでくださいまし」

 

 レイヴェルの頭を掴んで俺の腹の方へと引き寄せる。俺の肉棒にぐりぐりと顔を押し付けられる形になった彼女は、「いやん」などと言いつつも楽しそうに頬をすりすりとしてきた。

 うむ、なんだか分からんが俺も楽しいのでよし。嫌がる女を無理矢理とか、快楽漬けにした女に奉仕させたりとかも良いが、こういうのも全然ありだ。むしろ、一番好きかもしれない。

 耳かきをしてやると言いながら、いきり立った肉棒を女の子の顔にこすりつけるセクハラ美少年おじさんと化した俺は、またもしばしの時をキャッキャウフフと楽しんだ。

 

「動くなよ」

 

 くすぐったそうにしながら甘えてくるレイヴェルとのひと時を堪能した俺は、そう言って彼女をたしなめた。

 

「旦那さまのせいですのに」

 

 外ではツンと澄まし顔のレイヴェル。そんな彼女と子供のように──実際そう言ってよい年齢なのだが──じゃれ合うのは楽しいのだが、いつまでもそれでは先に進めない。

 まぁ、無理して進まずともこれはこれで……という気持ちもあるにはあるのだが。

 

「入れるぞー」

「んっ、はい」

 

 レイヴェルの可愛らしい耳穴に、俺の手にした引っ掻き棒がスルスルと侵入していく。

 耳の穴の中というのは普段それほど刺激を受けない場所なので、なかなかに敏感だ。当然ながら音も良く響くので、ヤっている最中などはここに舌を突っ込んで音責めなどもよくする。

 ま、性感帯の一つと言っても良いだろう。そこをこうしてやると──。

 

「ふぅ……んふぅ……」

「危ないからあまり頭を動かすな」

「だってぇ……、こん、な……」

 

 あくまでもそーっと、そーっと、優しく優しくだ。硬いもので擦っているのだから、そこは慎重に。しかし、俺に宿る愛欲の魔力は女の身体の何処からだって官能を導き出す。

 ふふふ、耳穴責めでよがってしまうがいい。でも、怖いからピクンピクンするのはやめてくださいねー。

 コショコショと掻いていくが、特段レイヴェルの穴の中に取るべきものはない。悪魔なので、その辺りは綺麗なものだ。魔力でどうとでもなるからな。

 

「あぁ……、あぁ……、んぅ……」

「艶っぽい声を出すなって……俺のがもっと硬くなる」

 

 レイヴェルの眼の前でグンっと布を持ち上げて自己主張している性欲の塔が、彼女の声に反応して大きさを増していく。硬く、長く、太く。

 彼女はそれを熱っぽい目で見つめな、今までとは違う快感に身をゆだね、それでいて反応して動くことも出来ない。

 荒い吐息を布越しに感じながら、俺はしゅるしゅると耳かきを動かしていった……。

 

「ふっ!」

「ひうん♡ ……あ、もう、おわり、ですか……?」

 

 さすがはグレモリーの魔力だ。耳かきしてただけで、レイヴェルがとろっとろの蕩け顔になっている。

 もっと穴の中を弄って欲しいと、おねだり顔で俺のモノを唇でついばんでくるくらいだ。

 

「次は反対側」

「あっ……はぁい」

 

 で、その場でゴロンと転がって後頭部をこっちに向ければいいというのに、何故か起き上がって反対側から俺の膝に頭をのせてくる。

 そんなに俺の肉棒を眺めていたいのか、いやらし可愛い婚約者め。もっと感じさせてやろう。

 

「あっ……♡ ふっぅ……ん♡」

「ここがいい?」

「あはぁ……っ♡」

「動いたらダメだぞ」

「んっ……はい」

 

 しかし、今のレイヴェルはどんな気分なのだろう。不死身のフェニックスだから、仮に俺がここでグサッと押し込んで頭の中をかき混ぜてしまったとしても平気だろうから、気楽なものなのかな。

 まぁ、俺がレイヴェルにそんなことするわけはないが。

 

「うぅふぅ……♡ んっ……うぅん♡」

 

 うーん、色っぽい声を出してくれる。耳の中もこれからは開発していかないとだなぁ。覚えさせちゃったし。

 危なそうだからレイヴェルにしかやらんけど。

 

「よっし、これで終わり」

 

 挿入していた棒を抜き出し、フッと息を吹き込むとレイヴェルがビクンと跳ねた。

 

「はぁ……はァ……♡ 耳の中ってこんなに気持ち良かったのですね。知りませんでしたわ」

 

 そう口にする彼女の視線は、目の前にこんもりと盛り上がった肉棒柱の山と俺の顔の間を行き来している。

 もうすっかりぶち込んで欲しい気分なのだろう。俺だってそうだ。金髪美少女にチンコの目の前でハァハァハァハァ言われ続けていたら、そりゃあそうなる。

 

「ああっ……♡」

 

 レイヴェルを起こした俺は、彼女の着物の襟に手をやり一気に広げズリ下ろした。出会った頃の黒歌がよくしていたような、肩や胸の上側が丸見えの遊女スタイルよりももっと下までだ。

 彼女の肘の辺りまで襟を広げて下げてやると、膨らみ始めた果実が俺の目の前に現れた。婚約前の夜はふにふにっと柔らかい程度だったそこは、今ではレモンくらいに育っている。

 

「布団に行こうか」

「はい♡」

 

 レイヴェルを抱えあげ畳の上から布団の上に移ると、すぐに彼女に覆いかぶさった。

 

「旦那さまぁ……ここ、ここにいらしてくださいまし」

「レイヴェル……レイヴェル……!」

 

 自ら股を広げ、着物の合わせをはだけて太ももを晒すレイヴェル。彼女の秘所に指を挿し込むとさっき確かめたときよりも明らかに多くの露を垂らしていた。

 細い首筋。肌に張り付く金色の髪の筋。巻いた髪が布団の上で広がって、華奢な両肩が期待に震えている。

 本当はもう少し焦らしてから……などと考えていたのだが、俺ももう我慢できない。

 

「ちゅっ……んチュッ……んれろ……♡」

 

 唇を吸いながら、手早く自分の下半身を露出させていく。

 後のことは、とりあえず一発射精(だ)してから考えよう。そう決めた。

 

「あっ、こりってされるの……ああっ♡」

 

 彼女の乳首を甘噛みしながら、俺はパンツを脱ぎ捨てガチガチになった肉棒を開放し終えた。

 

「やぁぁ……♡ 焦らさないでくださいまし」

 

 細く白い彼女の脚が、薄暗い室内で艶めかしく踊って俺を誘う。その内腿に鈴口をこすりつけ、先端から滲みだしている先走り汁で線を引いていく。

 ああ、このきめ細かな肌のつるつるとした感触がたまらない。太ももの半ばから始まり、徐々に上へ上へ、目的地へと……近づけて。

 

「はぁっ……ん♡ 入って、旦那さまのたくましいの、私の中に……♡」

 

 ぐじゅりと先端がレイヴェルの割れ目に沈み込んだ。蜜壺の中に溜まっていた淫蜜が押し出され、びちゅびちゅと音を立てて京妖怪に特急で仕立ててもらった高価な着物に淫らな染みを広げていく。

 

「熱い」

「あぁぁん、だん、なさまのも熱いぃですわ……♡」

 

 熱くぬめる膣口に包まれて、股間から頭へと官能の衝撃が伝わって来た。

 

「そんなに締め付けたら……っ」

「ああっ、でも、んっ……♡ なって、勝手にそうなって……んんぁ♡」

 

 咥えた亀頭を離すまいとキュッと締め付けてくる膣、その奥へとじりじりとペニスを押し込んでいく。

 トロトロに潤んだ肉襞をカリが擦りつけ始めると、レイヴェルは口を半開きにして小刻みに身体を震わせた。

 

「あッ……♡ ああっッ♡゛」

 

 今日のレイヴェルはどうやら相当興奮しているらしく、なかなか入って行かない。慣れ親しんだ牝穴だというのに、おそろしいくらいの食いつきだ。

 そんなギュウギュウと締め上げてくる媚肉の筒の中を、ヌルヌルとした愛液の滑りを頼りに奥へ奥へ。

 

「あああっっッ♡!」

 

 ついに先端がレイヴェルの最深部に届くと、彼女の形の良い顎がくっと跳ねた。

 

「くっ……今日は……締め付けが……」

 

 思わず呻いてしまう。膣内全体がうねり、しまり、襞が俺のモノの表面を這いまわってくる。

 彼女の腰、ほどいていない帯を手で掴むと、俺は子宮の入口とキスをしている先端をさらに押し込んだ。

 

「あっ、あううッ♡♡! お、おしあげ、らりぇ♡」

 

 離してくれそうにないのなら、さらに押す。押して押して、ぐりぐりと突き上げているとやがてレイヴェルの腰がググっと持ち上がった。

 

「あっ、いっ、イイっ♡ いう゛っん♡ いッん゛……あっ、ああああっっッ♡♡♡!」

 

 ガクリと力の抜けたレイヴェルの唇を奪う。

 唇を合わせていると自然と舌が絡まり合い始め、長々としたディープキスなっていく。俺が上から流し込む唾液を彼女はこくこくと喉を鳴らして受け入れていった。

 

「今日はどうしたんだ?」

「わかりませんわ……、何故か……。んぁっ……あっ♡ まだ、あっ、まって、くださいまし」

 

 一度達して力の抜けたレイヴェルの中は、いい具合に肉棒に絡みついてくる。

 

「俺はまだなんだ」

「あ、あ、ああ♡ あっ♡ まだ、あんんぅ……まだ、かんじすぎちゃ……ひぃうん♡ そ、そこばっかりぃ♡」

 

 よがり啼くレイヴェルの浅いところを何度かカリで引っ掛けるようにして刺激し、その後に──。

 

「んあぁああッ♡゛♡゛!」

 

 ドスンと奥に叩きつける。

 

「あっ♡ あっ♡ あっ♡ あッ♡ ──んぁっアアアッ♡゛♡゛!」

 

 それを何度か繰り返していると、肉棒の根元からぐつぐつとしたものが上がって来て発射したくてたまらなくなってきた。

 

「出すぞ、奥に出す!」

「ああッ、くだしゃい、くだしゃいまし……♡ だんな、さまの……あっついの、おく、おくにぃぃイイ♡♡゛!」

 

 腕と足をこちらに絡め、中出しを乞いながら腰を合わせてくる。そんな彼女の姿に俺の興奮は臨界点寸前。

 感じさせるための腰遣いから、子宮にぶちまけるためのピストン運動に切り替わっていく。

 

「んあぁっ、もっと♡ あっん……もっと、ダメにしてぇ♡♡」

 

 乱れまくるレイヴェルの最奥に、肉棒を根元まで打ち付け子宮口を押し上げまくる! 

 

「いっ……♡♡ いうっ……♡♡! ああッ、イぅ……ぅぅうう♡゛♡゛!」 

 

 大きく口を開いて嬌声を上げるレイヴェルの爪が、背中に食い込んできた。

 その痛みが快感になって頭の真ん中に奔り、肉棒が膨れ上がった! 

 

「んおっ……おおおッ、レイヴェル! レイヴェルッ! 俺のッ、おれのレイヴェルッッ!!」

「ああアッ、リアスさまぁ♡! だんなさまぁッ♡! わた、わたしの、お、王さまぁぁぁッ♡゛♡゛!!」

 

 欲棒の爆発に合わせて、レイヴェルの敏感なクリ豆を捻り上げる。

 グググっと勝手に前に進む腰が、大量の精液を打ち出す肉棒を彼女の奥へ、さらに奥へと埋め込んでいく。

 噴きだす白濁で彼女の中を埋め尽くし染め上げようとして。

 

「あッ♡! ああッ、熱いッ♡ なか、わたしの、なかぁ……いっぱい、イイっぅぅうう゛♡♡♡!!」

 

 子宮口を押し開けられ、その中に熱く滾ったものを注ぎ込まれたレイヴェルは、その衝撃で蕩けた顔を晒しながら肢体を痙攣させた。

 達している。幾度も噴きだし、撃ち付ける精液の衝撃に合わせて繰り返し連続で絶頂しているのだ。

 

「はぁっ……♡ はぁっ……♡ はぁっ……♡」

 

 レイヴェルの上に伸し掛かり、身体を重ね合って絶頂の悦びを舌で貪り合う。

 未だ萎えず硬いまま彼女を貫いている俺のモノは、まだ名残惜しそうにチロチロと残り汁を吐き出しているに違いない。

 

「だんなさまぁ……♡」

 

 まだ、もっと、そうねだってくる濡れた彼女の眼差しに、俺は軽く顎を引いて答えた。

 

「ん、少し休んだら、この間言っていたことをしようか?」

 

 互いの身体に手や舌を這わせ合いながら、二回戦のことを話し合う。

 

「この間の……ですか?」

「『ずるいですわ』って言ってたよな? 朱乃の録画したのを観て」

「……だって、朱乃ばかりするいですもの」

 

 うちの嫁さんは、俺が他の女としているところを見ると燃えてくる性質(たち)だ。

 元々の性の目覚めが、実の兄の行為を覗き見ていて……というものだったからなのかどうかは分からないが、取り返す的な気分で盛り上がるらしい。

 で、どうも朱乃とクリスマスにヤったときの映像を見て、『朱乃ばかり手間をかけてずるいですわ!』となったようなのだ。

 まぁ、SMって手間も暇もかかるからね。縛ったり、叩いたり、なじったり、嬲ったりで。

 

「だから、これから少しやろうか? 軽くだけど」

 

 プッと可愛らしく子供みたいに頬を膨らませたレイヴェル。そんな彼女の頬を指で凹ませると、俺は亜空間を開いて縄と筆とトロリとした粘液の詰まった瓶を取り出した。

 

「あう……。あの……なにを、なさるのでしょうか?」

 

 期待半分、不安半分といった様子のレイヴェル。

 

「んー……書初め?」

 

 そう言ってから、俺は彼女の腕を後ろ手に縛った。

 うん、やはり着物には縄が似合うと思う。

 

「書初め……ですか?」

 

 もちろん、筆を走らせるのは紙の上ではなく、レイヴェルの肌の上だ。

 

 






次回『書初め』






耳をほじっていたら8000文字くらいになったので分割です。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。