今野麻美は山本浩一に電話をかけた。
浩一くん、今何してるの?
もうすぐ中間テストだからね。
数学の勉強してるよ。
それより、心配してたんだよ。
さよならもなしに気づいたら教室から居なくなってたから。
ごめんなさい。
友達に呼び出されちゃって、色々相談受けてたの。
そうだったんだ。
麻美は?今何してるの?
だ〜〜〜〜い好きな浩一くんに電話してるんだよ〜〜ん。
そう言ってくれると嬉しいな。
俺さ、麻美と毎日でもキスしたい。
麻美を感じたいんだ。
あっ、変な意味じゃないからな。
分かってるよ。
私もね、沢山キスしたい。
浩一くん、大好きだから。
明日は浩一くんの家にお邪魔しようかな?
え?いつでも来たい時に来ればいいよ。
あっ、でも明日は母さんいないんだ。
え?浩一くん私に変なことしたいの?
いや、それはない。俺は麻美を大事にしたいんだ。
完全否定されると、私に魅力がないみたいじゃない?
え?そんなことないよ。
顔だって可愛いし、スタイルだっていいし、その〜〜胸だって大きいし。
大きいの、好きなんだ。
大抵の男は大きいのが好きなんだよ〜
そうなんだね。
浩一くん、今度の日曜日、遊園地行かない?
最近、あまり出かけてないしさ。
あっ、いいね〜、遊園地行こうか。
母さんにお小遣い前借りするよ。
無理しないでね。
大丈夫大丈夫。
じゃあ、私ご飯の支度あるから。
うん、じゃあまた明日。
うん、また明日。
麻美は決心した。
浩一と別れるなんて考えられない。
本当のことは絶対言えない。
春風美琴……彼女に恨みなんて何一つない。
だけど、犠牲になってもらわないと何もかもダメになる。
春風さん、ごめんなさい。
気持ちが揺らぐ前に、工藤にメールした。
『二つ目の条件受け入れます』と。
麻美は浩一に心配をかけたくないから、途中までだが一緒に帰るようにした。
今日は浩一の家に寄るので明日からの話ではあるが……
浩一は徒歩だったため、麻美は自転車を押して歩こうとした。
そしたら浩一が、
「俺が自転車押すよ」
と言って、麻美を右側にして、自分の左に自転車を持ってきて歩き出した。
しばらく歩くと、何故自分を右側にして歩くのか分かった。
そして、気遣いのできる人なんだな〜と感心した。
あの最悪な男達と、浩一くんでここまで違うのだと浩一には感心し、あの男達は軽蔑した。
浩一の家に着くと、誰もいないことが分かってはいるが、
「お邪魔します」
と、声をかけた。
2階の浩一の部屋に入るとベッドに腰を降ろした。
浩一が、
「ちょっと待っててね」
と言って台所へ向かう。
「はい、どうぞ」
差し出されたのはペットボトルの緑茶だった。
受け取って、
「ありがとう」
と言った。
麻美は立ち上がって、
「浩一くん、キス……しよ」
と言って、浩一の首に両手を回した。
背伸びしてキスをする。
首に手を回していたので、身体が接近し、胸が当たる。
浩一は柔らかな胸の感触にたじろぎ、身体を後ろにそらそうとしたが麻美がそれを許さなかった。
麻美は唇をさらに強く押しつけ、上下に開いていった。
浩一の唇が押し広げられ、麻美の舌が入ってきた。
浩一も舌を絡めていき、お互いの舌を舐めあった。
麻美はそれでも満足出来ず、ディープキスを続けたまま、浩一の手を取り、自分の胸にそっと置いた。
これには流石に浩一がびっくりして、唇を離し、
「麻美、どうしちゃったの?」
と、尋ねた。
「浩一くん、こんなことする私、嫌い?」
真剣な顔で聞いてくる。
「嫌いなわけない。大好きだよ」
「なら続けよ」
そう言って、またディープキスをねだり、そのままベッドに倒れ込んだ。
「浩一くんがしたいこと、全部していいよ」
麻美はそう言った。
浩一は麻美のブラウスのボタンを外し、リボンを取って、ブラウスを左右に広げた。
キスをしながら、麻美の後ろに手を回してブラのホックを外した。
ブラを取り除くと、Dカップの胸が露わになる。
「麻美、綺麗だ」
思わず声に出した。
「ありがとう、すごく嬉しいよ」
そう言って、浩一の手を胸に置いた。
浩一は麻美の胸を優しく揉み、乳首を転がすように愛撫した。
胸に顔を埋め、乳首を舐め回す。
舌を使って優しく舐めたり、吸いついたり、その度に麻美の口から、
ハーハーと淫らな声が漏れる。
こうなると浩一も止まらない。
次にスカートのホックを外し、スカートを下へずらしていく。
靴下を脱がして、残るはショーツ一枚だ。
自分も服を脱ぎ、パンツ一枚になった。
麻美の手を取り自分の股間に乗せた。
「こんなに元気になっちゃった」
と言うと、
「女の子も結構エッチな動画見たりするんだよ。おちんちん、舐めたりすんんだよね」
あえてフェラチオとは言わなかった。浩一にそんな言葉は使いたくなかったのだ。
そして、
「してあげようか?」
勇気を出して言った。
浩一は頷いた。
今度は麻美が浩一のパンツを降ろし、露わになった、硬直したペニスを手で包み、上下にゆっくり動かした。
そして、唇を近づけ、亀頭ををある程度舐め回してから、口の中にペニスを入れていった。
舌を絡めながらペロペロ舐める。
ある程度続けると、浩一が、
「ダメだ、出ちゃうよ」
と言ったが、麻美は構わず続けた。
そして、浩一は絶頂に達し、玉袋に溜めていた精子の多くを、一気に麻美の口の中に出してしまった。
「ごめん、俺、好きな子になんてことを……」
と言いかけた浩一を制して、
「大丈夫だよ。私が望んだことだから」
と、麻美はそう言った。
フェラチオが終わると今度は浩一が麻美のショーツを降ろして、足からショーツを抜きとった。
露わになった陰毛と、綺麗なピンク色のまだ未発達の膣を見て、また、
「麻美、綺麗だよ」と言った。
「俺も麻美を気持ちよくしたい」
そういうと、麻美は
「うん、お願い」
と返事した。
浩一は両手で麻美の足を広げて、露わになった膣に顔を埋めた。
時に舌の先で、時に唇を押し当て、気持ちよくなってくれと願いながらクンニした。
麻美も絶頂に達したのか、大きな声で、
「あ〜〜ん」と発した。
クンニが終わると、浩一はまだガチガチのままのペニスをを麻美の膣に当てがい、やがてゆっくり埋めて行った。
決して、激しい動きはしない。
滑らかに滑らかに腰を動かした。
自分の意思とは裏腹に激しく突き上げられた経験を持つ麻美からすれば、浩一のどちらかと言えばスローな動きは物足りなさも感じたが、浩一と一つなれた喜びが上回り、極上の快感を手にしたのだった。
浩一は中に出すような失礼なこと?はしなかった。
コンドームを付けていれば話は別たが中出しはあまりに危険な行為だと思った。
だから麻美のおへそのあたりへ発射したのだ。
フェラチオで大量に出した後だったので、布団を汚すほどは出なかった。
ベッドに置いてあるティッシュで優しく身体についた自分の精液を拭き取った。
浩一は麻美に、
「最後までしちゃったね。よかったのかなぁ」
とつぶやいた。
それを聞いて麻美は、
「私は一つになれて凄く嬉しかったよ後悔なんて絶対にしない」
「そう言ってくれると嬉しいよ」
そう言って、布団の中で抱きしめ合った。
続く