異世界転移した種付けおじさんのテイワット冒険記 作:黒胡椒サラミ
「おじさま、紹介するね。この人はジン団長だよ。モンドを守る西風騎士団の代理団長で、とっても頼れる人なんだよ。――ジン団長、この人は、わたしが森で会ったおじさま。長旅をしていて道に迷っちゃったんだって」
「ほう……では、あなたも『旅人』というわけか」
アンバーが紹介してくれた金髪の凛々しい女性――ジン団長は、そうつぶやくと、僕の姿を上から下までじろじろと眺めた。僕が見ているのに気付くと、彼女はコホンと咳払いをして、僕に詫びた。
「すみません、不躾な事をしてしまいました。――……ただ、あなたのその服装は……」
「こちらこそ申し訳ありませんジン団長。一か月も森の中をさ迷っていたので、この通りボロボロのみっともない格好で」
「おじさまは悪くないよ! おじさまの服を調達してからにしたほうがいいかなって迷ったけど、先にジン団長に話をしておいたほうが、身元も証明できるし、色々と便利だと思ったの、わたしが」
「なるほど、そういうことか」
アンバーの説明に、ジン団長は納得した様子で頷いた。
「もちろん、我々西風騎士団は、全ての民の味方だ。それが旅人であろうと関係ない。それに、アンバーが保証する人物なら安心だ。あなたの身元証明は、西風騎士団が引き受けましょう」
ジン団長は、こちらを安心させるような柔らかい微笑みを浮かべながら、落ち着いた声で宣言した。幸運にもアンバーという少女と知り合う事ができたが、この世界の戸籍も無い状態でどうしたらよいか、その不安が無いわけではなかったので、この展開は素直にありがたい。
「ジン団長、ありがとうございます。恩に着ます」
「なに、お互い様ですよ。……せっかくだし、騎士団の予備の装備を着られますか?」
「え、良いんですか?」
「まぁ……そのほうが、我々としても」
ジン団長は言葉を濁した。だが確かに、いつまでもこんな半裸のオッサンに街中をうろつかれては、この街の治安を司っているであろう彼女には、都合が悪かろう。なので、僕はとことん騎士団の厚意に甘えることにした。
「良かった。――じゃあアンバー、彼の面倒は……」
「うん、わたしに任せて」
「頼む。彼が住むところも、見つけてあげてくれ」
「うん、それも私の家があるから大丈夫」
「そうか。…………え?」
「じゃあ行こ! おじさま!」
「おいおい、腕を引っ張るなよ」
アンバーは、僕の腕を抱え込むようにすると、部屋の外に引っ張っていった。
「私の家……? 一緒に住むつもりなのか? まさかな」
そして、騎士団のお古から適当に着るものを見繕ってもらい、どうにか身なりを整えた僕は、アンバーと共にモンドの街中に出た。
「それじゃあおじさま、改めて、この偵察騎士のアンバーが、西風騎士団を代表してこの街を案内してあげる」
「おお、頼むぞアンバー」
「ふふっ♡」
騎士団の建物を出ると、僕はアンバーの案内によって、このモンドの街の主要なスポットを見て回った。アンバーは、まるで僕の恋人のように、ニコニコ顔で腕を組み、肩に頬ずりしそうな勢いですり寄ってきていた。そんなアンバーに、僕は釘を刺す。
「おいアンバー、あんまり露骨に僕に近寄ったらダメだぞ」
「え……どうして?」
「そんな悲しそうな顔するな。――でも、お前の知り合いとかに見られたら、ちょっとマズいんだ」
「そうなの?」
そうなのだ。アンバーは既に僕のメスだが、あまり大っぴらにベタベタとして、以前までの彼女を良く知る人間などに警戒されたら、それはそれで厄介だ。特にさっき会ったジン団長には見られたくない。――いずれ、彼女も僕のメスに堕とすためにも。
そこまで詳しく説明しなかったが、アンバーは素直に僕の命令に従った。腕を組んで密着するのをやめて、少し離れて前を歩きだす。でも、彼女は時々僕のほうを振り返って、はにかむように笑う。――ああ、なんて可愛いんだろう。
湖に浮かぶモンド城とその城下町は、風神バルバトスに見守られているのだという。高台の上には、立派な城と大きな神像が見える。牧歌的なレンガ造りの街並みには穏やかな風が吹き、いくつもの風車が回っていた。
「アンバーちゃん、こんにちは。あら、その人はだぁれ?」
「こんにちはおばさん。この人は、最近この街に引っ越してきた旅人さんだよ。わたしが騎士団代表として、この街を案内してあげてるの」
アンバーと共に街を見て回っていると、彼女は多くの住人に話しかけられていた。街の人にも慕われているのだ。それだけに、さっきの指示はやはり正しかったと思った。
下町に降りて、アンバーの行きつけの食堂や、雑貨屋などの基本的施設を見て回り、それから冒険者協会なるものにも案内された。
「星と深淵を目指せ! ――あら、アンバーさん、こんにちは冒険者協会に御用ですか?」
冒険者協会は、モンド以外の全国に施設を置く組織だという。僕は別に冒険で身を立てるつもりは無かったが、受付のキャサリンという女性が美人だったので、登録するだけはしておいた。
「そうなの? おじさまはきっと才能があると思うよ?」
アンバーはそう言うが、しばらく安全で文明的な場所で過ごしたい。この街から出て別の場所に行くとかそういうことは、もうちょっと落ち着いてから考えよう。
「それにしても、なんだかあちこち壊れてるんだな。まるで嵐でもあったみたいだ」
「うん……ちょっと前に色々あったんだ。その時も、おじさまみたいな『旅人』が、モンドの街を救ってくれたんだよ」
「『旅人』……? そう言えば、ジン団長もそんな感じの話を……」
「うん。その子はおじさんじゃなくって、蛍っていう女の子だけどね」
「ほう……」
突然この街に現れ、様々な問題を解決していった身元不明の少女。なんだか、気になるものがある。僕がこの世界に飛ばされてきたことと、何か関係があるのだろうか。
「はいっ、それじゃあここが、今日の最終目的地だよ!」
「――ん?」
アンバーに言われて、僕は顔を上げた。高台にある城にも訪れていない。まだまだ街の半分も案内してもらっていない感じだ。それなのに最終目的地とはいったい。僕の目の前には、これと言った特徴の無いレンガ造りのアパートのような建物があった。
「ここは?」
「えへへ……。私の、お家……」
この路地には人気が無い。アンバーはつつっと僕に近寄ると、再び腕を組んで、胸の谷間を僕に押し当ててきた。
「そういうことか……。やれやれ……朝もチンポくれてやったろ? もうお腹空いたのか?」
「うん……♡ おじさまチンポで、お腹いっぱいにして欲しいよ……♡」
発情したメスは、これだから仕方ない。だがしかし、アンバーにチンポの味を教え込んだのは僕なのだから、その責任は取らなければならない。アンバーが発散するメスのフェロモンにあてられて、僕のチンポもズボンの中でギチギチに硬くなっていた。
「わかったわかった。それじゃあお邪魔させてもらうよ。欲しがりなアンバーのマンコに、たっぷりチンポしてあげる」
「ふぁ……♡ お願いします……♡ あ……でも……♡」
「ん?」
「お邪魔しますなんて言わないで……♡ ここは今日から、おじさまの家なんだからぁ……♡」
アンバーは、もうすっかり僕の可愛いお嫁さんだ。その潤んだ琥珀色の瞳を見ていると、チンポがイラついてしょうがない。僕はアンバーを、僕と彼女の愛の巣で犯してハメ殺すべく、ひょいと彼女をお姫様抱っこに持ち上げると、一緒に玄関の扉をくぐった。
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「あ゛おっ♡ おっ♡ おっ♡ おっ♡ おじしゃまチンポっ♡ しゅごいよぉっ♡ おじしゃまのおチンポっ♡ わたしのおマンコにぴったりぃっ♡ ――んぃいっ♡♡」
「アンバーのマンコも凄いぞ! 僕のモノを全部飲み込んで、吸い付いてくるっ! 誰がご主人様なのか、ちゃんと覚えてるんだなっ!」
「――うんっ♡ おじしゃまはっ♡ アンバーのご主人しゃまっ♡ アンバーは、おじしゃまのおんなで、メスなのぉっ♡」
若い子は本当に覚えが早い。アンバーの乱れようは、ついこの前まで処女だったとは思えない。彼女はしっかり膣内で感じる術を習得し、ポルチオやGスポットをチンポで突かれる悦びを身に着けていた。
僕は今、アンバーの部屋の入り口の、玄関の扉のすぐ裏で、立ちバックで彼女を犯していた。あれだけチンポを煽られて、オスがいつまでもガマンできるはずが無い。部屋のドアをくぐった瞬間、僕はアンバーをレイプした。玄関わきの壁に彼女を押し付けて、ホットパンツの隙間から強引にチンポをねじ込み、小柄なアンバーのつま先が持ち上がるくらい、乱暴に腰を打ち付けた。
「うおおおっ!! 出すぞアンバー!! 子宮で精液飲め!! 一滴もこぼすな!!」
「はいっ♡ はいぃっ♡ だして♡ せーえき♡ おじさまのあついの♡ ちょーだいぃっ♡♡」
「おおおおお――っ!! おっ!!!! おおおっ!! おお……!!」
「――あっ♡ うっ♡ あああ……♡♡ 出てるよぉ……♡」
「ふぅ――ふぅ――ふぅ……。ちゃんとイケたか? アンバー」
「うん……♡ わたし……おじさまチンポで……ちゃんと奥イキした……♡ ……えへへ。嬉しいな……♡」
ちゃんと躾けてやれば、メスはチンポに愛情を持つものだ。アンバーは幸福そうなトロ顔で、子宮内部に広がる熱に震えている。僕はしばらくアンバーの尻に恥骨を密着させて、彼女と一緒に事後の余韻を味わっていた。
「おじさま……♡ おっぱいで挟めばいいの……? こう……? あっ♡ ぴくぴくしてる……♡ これがさっきまで、わたしの中に……♡」
「そうだアンバー。そのまま涎を垂らして、上下に擦るんだ。それで亀頭の先を舌で舐めたり、つついたり――……そうそう、いいぞ……おお……」
「んちゅっ♡ ちゅぅっ♡ おじさま気持ち良さそう……♡」
堕としたメスには、本番以外の性技も教え込む。服を脱ぎ捨てた僕は、アンバーの部屋の椅子に座り、まるで自分がこの部屋の主であるかのようにふんぞり返って、股の間に跪いたアンバーに、パイズリフェラ奉仕をさせていた。
アンバーの胸は、ちょうど僕の手のひらに収まるくらいのお椀型の美乳だ。発展途上で、迫力はやや不足しているが、そんな年端も行かない少女にエロいことをさせているという背徳感と征服感がたまらない。従って、僕のチンポはついさっき発射したにも関わらずガチガチだった。
アンバーは、自分の奉仕で僕が気持ち良さそうにしているのが嬉しいらしく、目だけで微笑みながら、口をすぼめて亀頭を吸いつつ、一生懸命パイズリしている。ああ、この子はいつか絶対孕ませよう。このおっぱいから、本当に母乳が出るようにしてやろう。この無駄な脂肪の無いお腹をぽっこりと膨らませ、僕の子どもを産ませよう。そう思うと、金タマの中で新鮮な精子がぎゅるぎゅると生産されていく。
そして僕は予告無しで、アンバーの口内をザーメンまみれにすべく、欲望を解き放った。
「――きゃっ! ――んぅっ♡ あむっ♡」
突然びゅるびゅると噴き出てきた精液に驚いて、アンバーは一瞬亀頭から口を離した。その瞬間に飛び散った粘っこいオス汁が、彼女の胸と顔を白く穢す。それでも、アンバーはすぐに亀頭にかぶりつき、ちゅうちゅうと音を立て、チンポをストローに金タマの中身を吸い出し始めた。
「ぐ……! おお……!!」
僕は背もたれに体重を預け、椅子の肘掛を強く握りしめ、僕専用のメスとなった少女が与えてくれる、腰が溶けそうなくらいの快楽に打ち震えていた。
「……んくっ♡ ……んくっ♡ ……んくっ♡ ――ぷはぁ……♡ ご馳走様、おじさま♡」
「ああ……」
「おじさまのチンポ、まだビクビクしてるよ。気持ち良かったね……♡」
アンバーは、そのリンゴのような頬をピトリと竿に当て、すりすりと愛おしそうに頬ずりしている。末恐ろしいと思わざるを得ない。ちょっと経験を積んだだけでこうなら、将来はどんなサキュバスに成長してしまうのだろうか。せいぜい翻弄されないようにしなければなと、僕は苦笑した。
「え? 可愛い女の子がいるところを知らないか?」
僕がそれについて尋ねると、アンバーは目を丸くした。
僕らは今、アンバーのベッドの上で、抱き合ってシーツにくるまっている。あれから僕は、この部屋の至る所でアンバーを犯し、部屋中に僕のザーメンの匂いをマーキングした。最後にベッドで正常位で繋がってから、今はピロートークの時間だ。
そんな時間にさっきの問いかけは、あまりにも露骨過ぎたかもしれない。アンバーは怒るかと思ったけれど、僕の予想に反し、彼女はしょうがないなぁと言って微笑んだ。
「おじさま、わたし以外の女の子も、わたしみたいにメスにしちゃうつもりなんだね……♡ ……うん、分かってるよ。――え? それは嫌だけど……わたしはもう、おじさまに逆らえないんだもん……♡ おじさまに、わたしの他にメスがいても、我慢するよ」
アンバーはそう言うと、僕の胸にぐりぐりと額を押し付け、各所にキスをしてキスマークを付けていく。そしてどうやら気が済むと、僕の質問に答えはじめた。
「う~ん……可愛い人……美人な人……。このモンドだと、やっぱりジン団長かなぁ」
やはりそうか。一度会っただけだが、彼女の容姿は抜群だった。アンバーもそうだが、鍛えられた騎士の身体は、引き締まっていて服の上からでもソソる。しかも「元素」というファクターがあるせいか、単なる筋肉ダルマというわけでもない。奇跡的なバランスの上に成り立ったスタイルだ。あの凛々しい顔をチンポで歪ませ、僕のザーメン中出しを懇願するくらいまで調教できれば、さぞ心地良いだろう。
「ジン団長はね、ああ見えて可愛いところもあるんだよ。あとはねぇ、騎士団だとリサさんが美人で有名だよ」
「リサさん?」
「うん、普段は図書館にいるの。おっぱいがすごく大きいの」
ふむ、それは聞き捨てならない。
「あとは……クレーちゃんはいくら何でも小さすぎるし……騎士団メイドのノエルさんとか? ああ、あと西風教会のシスターさん。美人な人ばっかりだよ」
なかなか適格なところを突いてくる。メイドやシスターという単語は、それだけでオスの煩悩を煽る響きを持つ。何にしても、手近なところで騎士団や教会周辺を見て回るとしよう。
「ここから遠いけど、璃月にも美人さんが多いんだって」
「璃月……それは?」
「モンドの隣の国で、岩神様の領地なの」
アンバーの説明によると、そこにはモンドと違った文化があり、仙人などもいるそうだ。仙人……仙女か。こんな世界に来たからには、人間以外の美女を抱くというのも、男の本懐と言えるかもしれない。
このテイワットには、他にも雷神や氷神など、各種の「元素」にちなんだ神が住む国々があって、それぞれに特色ある文明を築いているそうだ。
「なるほど……この世界も広いんだなぁ。――ん? アンバー?」
「……すぅ、……すぅ」
「寝たのか……」
各地の美女の話から、いつの間にかこの世界の様々な文物にまで話が及んで、アンバーは喋りつかれてしまったようだ。考えてみれば、出会った時にも一晩中ぶっ続けでセックスしたりもしたし、疲労がたまっていたのだろう。アンバーの安らかな寝顔を見ていると、僕も段々眠たくなってきた。
「お休み、アンバー」
「ん……おじさま……」
そして僕は、アンバーの頭の下に枕代わりに腕を差し込むと、アンバーを抱き包むようにして眠った。
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数日後、僕はアンバーと一緒にモンドの高台にある西風教会の建物にやってきた。前にいた世界では信仰とは無縁のところにいた僕だが、この世界では、神様というのは実在する。それも、前いた世界よりも、もっと人々に身近な存在として。
初めて訪れた西風教会は、信仰の場らしい荘厳で清浄な空気に満ちていた。並んでいる長椅子には、熱心に祈りを唱える人が座っている。煩悩の塊である僕などは、ここに長居すれば下手をすれば浄化されてしまうかもしれない。そんな冗談めかしたことを思いながら、僕はアンバーと共に適当な椅子に腰かけ、それとなく目当ての人物を探した。
僕がここに探しに来たのは、バーバラちゃんという名のシスターだ。その子はアンバーと親しくしている友達で、なんとモンドの「アイドル」として崇められているそうだ。その「アイドル」というのは、神の偶像とかいう意味でのそれではなく、歌ったり踊ったりする例のアレだ。
まさかこの世界にもアイドルがいるとは思わなかった。しかもモンドにファンクラブまで存在するというバーバラちゃんに、ぜひともお目にかかりたい。そう思って教会まで来たのだが、ちょっと探したけれど見当たらない。
「今日はいないのかな……?」
僕がそうつぶやいた時、何とその本人に、横合いから声をかけられた。
「西風教会にようこそ。――アンバー、久しぶり」
「あ、ば、バーバラ!」
「ふふっ、どうしてそんなに驚いているの? あなたのリボンが見えたから、私に会いに来てくれたのかなって思って、話しかけちゃった。――ねぇ、最近騎士団をお休みしていたんですって? 風邪だって聞いたけど、大丈夫なの?」
「う、うん、もう治ったよ。全然平気」
「私に言ってくれたら、治しに部屋まで行ったのに……」
アンバーは咄嗟に嘘をついた。彼女が数日騎士団の仕事を休み、僕がこうして教会を訪ねるまでに日数がかかったのは、その間、僕らはアンバーの部屋で、ほとんど一日中生ハメセックスを繰り返していたからだ。
その調教によって、アンバーはさらに僕のチンポにメロメロのメスになった。彼女は今も、何食わぬ顔で友達であるバーバラちゃんと会話しているが、その子宮内には、今朝注ぎ込んだばかりの僕のザーメンがパンパンに詰め込まれている。アンバーが太ももをモジモジとさせているのは、ホットパンツの下で、そのザーメンがマンコから染み出てきているからだろう。
初めて目にしたバーバラちゃんは確かに可愛い。アイドルというのも納得の容姿、スタイルだ。それにもまして、澄んだ声の響きが素晴らしい。でも、彼女は知らないのだ。風邪で休んでいた同年代の友達が、僕というオッサンに部屋で一日中ハメ回され、チンポで泣かされはしたないメス声をあげていたことを。大切な女友達の子宮の中に、新鮮なオッサンザーメンがうようよと泳ぎまわっていることを。
「あなたはアンバーの付き添いですか?」
「――ん? あ、ああ、ええ。そうですよ」
いけないいけない。ついつい妄想にふけってしまっていた。僕は微笑みで心の中の煩悩を覆い隠すと、できるだけ人畜無害な顔でバーバラちゃんに自己紹介した。
「初めまして、バーバラちゃん。僕はこの間彼女に助けられた旅人です。今はアンバー……ちゃんの部屋の隣に厄介になってます」
いくら何でも、アンバーの部屋で同棲していると公言するわけにはいかない。都合よくアンバーの部屋の隣が空き室になっていたので、僕はそこを借りることにしていた。
「あ……そうですか、あなたが。ジンから――いえ、ジン団長から聞いています」
バーバラちゃんは身体の前で手を重ね、ぺこりと丁寧に頭を下げた。
バーバラちゃんは、元居た世界のナース服とシスター服を融合したような服を着ている。胸元には白と青の大きなリボンがあって、袖がダボっとした感じで可愛らしい。スカートの下から伸びる華奢な脚も、真っ白なタイツで覆われている。とても清楚な雰囲気なのに、肩が丸出しになっているのが、そこはかとなくエロい。
彼女の目はサファイアのように澄んだ青で、淡い金色の髪は、両サイドでまとめられ緩くカールしている。僕と同じ人間だと考えるのもおこがましい、整った愛らしい見た目の美少女だ。――実に、チンポで堕とし甲斐のありそうな。
「あの……」
「――ん? おっと、失礼。ちょっと考え事をしてて」
う~む、この子を見ていると、どうしても邪念が膨れ上がって誤魔化しきれないな。そもそも、友達の隣に座っている謎のオッサンという時点で、バーバラちゃんから見た僕の怪しさはマックスのはずだ。警戒心を抱かせないようにしないと。
僕は出来る限り快活を装って、明るい声でしゃべり始めた。
「いやあ、実は今日アンバーちゃんにここに連れてきてもらったのは、バーバラちゃんにお願いしたいことがあったからなんです」
「私にお願い……? 何でしょう」
「バーバラちゃんは、怪我人や病人の治療なんかもされると聞きまして」
「はい、そうです」
バーバラちゃんは水の元素魔術による、怪我などの治癒を得意とする。彼女が「アイドル」を目指したのも、モンドの人々に元気と癒しを届けたいと思ったからなのだそうだ。――そう、彼女は本当に純粋で優しい良い子なのである。だからこそ、僕のような人間に付け込まれる隙が生まれる。
僕は自分の表情を深刻そうなものに切り替えて、今度は出来るだけ沈んだ声で話しだした。
「実は……僕が森をさ迷っているところをアンバーちゃんに助けてもらったのは、さっきお話した通りなんですが……」
「はい」
「どうも、自分がどこから来たのか、自分がどこに住んでいた誰なのかが、全く思い出せないんです」
「えっ…………」
そう、実は僕は、このモンドに来る前の全てについて忘れてしまった、いわゆる記憶喪失者なのだ。――ということにしたほうが、色々と説明が省けて良い。それにこうやって、目の前の優しい女の子の同情も買える。
「そうだったんですか……それは、辛かったですね」
バーバラちゃんが眉をひそめて表情を暗くしているのは、僕と違って演技ではない。目の端で彼女の様子をうかがいながら、僕はさらに嘆き続けた。
「帰る家がどこなのか……家族はいたのか……そんなことすら分からなくて」
「…………」
「もしかしたら、治療魔術の得意なバーバラちゃんなら、僕の記憶を戻してくれるかもしれないと思ったんです」
「…………っ」
バーバラちゃんが息をのむ音が聞こえた。優しい彼女は、目の前の哀れなオッサンのことをどう思ったのだろう。うつむいている僕には、彼女の表情は読み取れない。しかし、しばらくそうしていると、僕の前にすぅっと誰かが近づいた気配がして、爽やかな風のような、清らかな水のような香りが、僕の鼻に漂ってきた。かと思うと、青い光が僕の周囲を包み、次の瞬間、僕の体内からぶわっと活力が湧き起こって来た。
「……どうですか? いまかけられる魔術をかけてみたんですが」
「う……おお……こ、これは……」
これは凄い。治療魔術とはこういうものなのか。肌についていた細かい傷やシミが、嘘のように消え失せた。それだけじゃない。視覚も聴覚も以前よりクリアになった気がする。口の中にあった口内炎も取れた。そして、精力も完全回復だ。ズボンの下でチンポがギンギンになって、僕は咄嗟にそれを隠すため、よりおおげさにうずくまった。
「ど、どうしたんですか? 治療魔術で、逆に苦しみだすなんて……!」
「う、うう……! 頭がっ……!!」
「頭が痛いんですか⁉」
「割れる……! うあああ……っ!」
「おじさまっ! おじさま大丈夫っ!?」
機転を利かせ、僕はバーバラちゃんの動揺を逆に利用した。頭部を押さえ、さも苦しんでいるという振りをする。アンバーまでも、僕の迫真の演技を見て慌てふためいていた。
「はぁ……はぁ……はぁ……。ど、どうやらダメみたいです。全然何も思い出せない」
脂汗にまみれ、目の端に涙まで浮かべた僕に対し、バーバラちゃんは何か言葉をかけようとして、口に出せずに飲み込んだ。彼女の手は、胸の前できゅっと握りしめられている。彼女は僕の記憶喪失に対し、ある種の「責任」を感じ始めたのだ。
僕の背中をさすりながら、アンバーが言った。
「おじさま、今日は帰ろう? きっと他に方法が見つかるよ。ごめんねバーバラ、教会でうるさくしちゃって……。わたしたち、もう帰るから。おじさまは、わたしが面倒を見てるから、バーバラは気にしないで」
彼女に演技は求めていないから素なのだろうが、今のアンバーの台詞は、まさにファインプレーだ。「気にしないで」と言ったところで――いや、言われればなおさら、バーバラちゃんのようなタイプは気に病むものだ。
僕は長椅子から立ち上がると、アンバーに支えられるような格好で、トボトボと教会の外に向かって歩いた。
そして、そんな僕の後姿を、バーバラちゃんはずっと見ていたに違いない。
記憶喪失を治す手がかりを見つけたと、あまり眠っていない様子のバーバラちゃんが、息巻いて僕の部屋を訪ねてきたのは、それから数日後だった。