抜きゲーみたいな島に住んでいる忍者はどうすればいいですか? 作:アイエエエニンジャ!
月光も届かぬ闇に包まれた森の中、鋼と鋼のぶつかる音が聞こえる。
「郁子ォ!お前は俺にとっての最後の光だぁ!!!」
「ホント全然意味わかんないんですけどぉ!!!」
何度も何度も互いの刀をぶつけあう。
「たとえお前が忘れていようとも!俺は何時までも思い続ける!!」
「だから!いい加減説明しなさい!!悪いけど昔の事なんでほとんど覚えてないわ」
「私は悲しい……だから一度叩きのめし記憶あの頃の…幼い日々の記憶をよみがえらせる!!」
「ほんと、めんどくさい……」
「安心しろ、私の方が強い今も過去も!!」
彼は腰のバックから脱法巻物を出し口に咥える。
「は?私の方が強いし……あったまきたもう本気出すし。にしても何か見たことある巻物……」
そういうと青髪の彼女も腰のポーチから興奮剤の入った無針注射器を取り出し首に当て引き金を引く。
「ハァァァァァァァァァァァァキタキタ。本気でいくから死なないでね…」
目元が髪で隠れ、雰囲気が180°変わり底冷えするような冷気を放つ。
「
締まらなかった。
そして二つの影が交差した。
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学園
淫行が横行(激うまギャグ)する水乃月学園。その放課後、廊下の中央を誰にも声を掛けられずそして、イチモツを一切反応させず堂々と歩く改造制服を纏う大男がいた。
誰も彼に気づかず。いや、誰も認識すらもされていない。そう、なぜなら彼は忍者なのだ。
突拍子の無い事を言っているが、全身黒ずくめでぴっちりとしてたスーツを着ており、顔をヘルメット上の装備で守っている。これを忍者と言わずなんと言おうか。
彼は何時も通り山の中にある神社に帰ろうとしていると。
「おにぃ、次の廊下を右!!」
マウントを取るときだけ早口になるような少女の声が聞こえた。
男はいつもの下校と違うことを瞬時に把握するとその場を跳び天井に張り付く。
「やば!正面に反応がある!」
「アサちゃんでも誰もいないぞ!」
「あれ?でも反応は確かにあるんのに」
「少しのタイムロスも許されない!多分バグだろうから急ぐぞ!」
「おかしいな、そんなはずないのに」
そういうと一人の男子生徒と四人の女子が昇降口の方に走り去っていった。
(この前助けた男子と…知らない女子だ。それにビッチ王の七瀬も一緒だった。あと一人は…ラーメン屋の臭いがしたが……???そんな奴いただろうか……。それと何故か高等部の校舎に初等部の幼女。それにしても何故彼らは走り去っていった?しかも、急いだ様子だった。怪しいな、後をつけるか……)
そういうと男は窓から外に移動し彼らの後をつけた。
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(どこまで行くつもりだ。すでに学園を出て数十分もう住宅街だ……)
彼は学園を出た後も彼らを追っていった。屋根から屋根を走り後を追っていた。
(む、あの家か、少し探りを入れるか……)
そういうと、彼はそっと玄関を開け家に盗聴器を仕込みその上カバンの中にも仕込んだ。一軒もクソもなく犯罪行為だが、彼は忍者なので問題はない。一仕事終えた彼はそって家を後にした。
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その後。彼は森の中にある神社に帰っていった。
神社には同居人もいるがまだ帰ってきてないらしい。
それを確認した彼は離れを改造して作った秘密基地に入っていった。中には諜報用の道具がそろっており、島内の至る所に設置した盗聴器で情報を漁っている。
彼はつまみを操作し周波数を弄り新たに設置したチャンネルに合わせる。
『あああああああ、また七瀬しゃんの晩御飯が食べられるぅぅぅぅぅぅぅおいちい、おいちい』
『あさちゃん!ちゃんと嚙まなきゃめっ!っていつも言っているでしょ』
どうやら夕飯を食べているらしい。その後も盗聴を続けるがこれといって情報は手に入らなかった。
そんなことをしていると扉を控え目にノックする音が聞こえる。
「すみません、忍様。御夕飯の用意ができました。母屋の方にお願いします」
同居人の様だ。
「わかった」
そう短く返すと道具の電源を落とし離れを後にする。
母屋の方に行くと魚の焼けたいい香りがする。部屋に入ると焼き魚をはじめとした和食が用意されていた。
「すまないな、毎度夕飯を用意してもらって」
「いえ、神社の修理やシャワーの設置、夜の戦闘も手伝ってもらっています。これぐらいはさせていただきます」
「ああ、感謝する。今日も行くのか……」
「ええ、もちろんです。またお手伝いをお願いします」
「もちろん、承った」
そういい夕飯を食べていく。食べ終わったら食器を洗い、拭き、食器棚に戻す。そんなことをしていると同居人の準備が整ったようだ。森での戦闘なのに和服をキッチリと着て狙撃銃を装備している。
俺の武装は秒で終わる。背中の帯刀ホルダーに忍者刀を嵌め込むそれだけだ。
「それでは参りましょう」
「ああ」
そういうと二人は森に消えていった。
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翌日、朝起きると同居人はもう登校しており不在だった。寝ぼけた目で時計を確認するとすでに始業15分前になっており、彼もあわてて登校した。
忍者に不可能はなく始業前の五分前には席についていた。
そうして彼は無駄にまじめに授業を受けた。
昼休みは相も変わらず廊下で淫行が横行(天丼)しているが彼は昨日と同じく窓を飛び出し壁に設置したセーフゾーンに移動する。
そしていつも通りに同居人が作った。弁当を食べ午後の授業に臨む。
そしてチャイムが鳴ると同時にここに来たのと同じように壁と窓を伝いクラスに帰る。
そんなことを繰り返し一日を終える。
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それは偶然だった。
昨日後をつけた兄弟がエレベータの操作盤を操作しているの見つけた。その時、忍者直感が「その行動をよく見ろ」とささやいた。基本的に、9割が当たることをささやくこの直感。いつも通り観察した。そうすると一回、上を押せば終わるはずの操作盤を何度も操作している。そうしてやってきたエレベーターに乗り込むとなんと一回にあり下に行くはずのないカゴが下に移動していったのだ。唐突な動きに一瞬面食らうも彼は忍者。一瞬で落ち着くと昨日のメンバーもやるのではないかと思いまた、天井に張り付くと気配をほとんど完全に消す。
そうして待っていると七瀬や中等部の幼女が同じような操作をしてカゴに入っていった。そして同じようにカゴはしたに動いて行った。
何故か記憶があやふやになっているがあと一人いた記憶があった。そのまま監視を続けるとラーメンの臭いが鼻についた。意識をフル覚醒させ忍者アイを起動。そして紫色の髪をした女子を発見した。
記憶を呼び覚まし、昨日のメンバーの一人であることを思い出した。最後の一人だということも思いだし、気配を消しながら彼女の後を追い同じカゴに入った。
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そして彼らは他愛のない会話を数時間しエレベーターに乗り部屋を後にした。
それを確認したら天井から降り地面に足をつける。数時間ぶりの地面だが一日天井にいる訓練もした。数時間程度なんてことはない。
そしていつも通りここにも盗聴器を仕掛ける。降りる瞬間にカメラから自分の姿を消すガジェットを用い俺はカメラに写っていない。これも忍者直感によるものだ。本当に感謝している。
そして昨日と同じように部屋を後にした
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翌日、盗聴をするために学校が終わると同時に瞬時に帰宅し離れに入る。
そして盗聴器の周波数は変え盗聴を開始すると。
『よし!それでは今日のNLNSの逃走経路を説明する!アサちゃん頼んだ!』
『それでは不祥アサちゃんが今日の経路を発表いたします!!』
盗聴を続けていくとだんだんこのグループの目的と結成理由がわかっていった。
どうやらこのグループは No LOVE No SEX 掲げる反ドスケベ条約組織(単語の順が逆では?)らしく純愛、いや、相思相愛でなければSEXなんかしない!する必要はない!というテロ組織らしい。そして、毎日SSとの鬼ごっこをしながら帰宅をしているらしい。
個人としてはドスケベ条約を悪とは思っていないが、まあ、俺も元本島の人間だ。その思想は理解できる。
そして忍者直感がこのグループを助けろと言っている。直感の言うことはさっきも言ったように基本的に当たるソシャゲの10連引き時以外はもう、本当に当たる。ナルタタイジンは何時来るんですかね。
盗聴を続けるとそろそろ帰宅を始めるらしい。直感の言う通り装備を整え行動を開始する。一度帰宅したがそこは忍者、三分も経たずに学園に戻った来た
どうやら鬼ごっこはもう開始しているらしく早くもNLNSは昇降口に到着していた。そのまま逃げ切れるかと思ったがどうやら正門のSS一番隊隊長に足止めを食らっているらしい。確かに戦闘力が低い彼らにはきついだろう。
自身の武装を確認すると男に振り下ろそうとする刀の前に飛び出し刀を受けた。そのまま弾き飛ばした。
「な」
「お前は漆黒の!」
青髪の彼女は体勢を崩しながらも
「ここは俺が受け持とうさあ、行け!」
言うと同時に印を結び住宅街の続く道に扇突風を起こし道を開ける。
「アイエエエエエエエエエエ、ニンジャ!ニンジャナンデ!!!!!」
ポニーテールの少女が一兆憶点の反応をしてくれた。
「なんだかわからんが感謝する!行くぞみんな!」
「わっ、淳君まって~」
「ありがとうなのだわ!」
「本当にニンジャなんているんですね……」
ゴーグルを掛けた男が号令をかけると一斉にメンバーが開けた道に掛けていく。
「逃がすな!」
青髪の彼女が号令を掛けるも、一跳びで移動、また印を結ぶと背中に炎の壁が表れた。
「言ったであろう行かせぬと……」
「みんなは迂回して奴らを追って、こいつはあたしが相手する」
「久しいな、郁子よ」
「生憎、黒ずくめで変な術を使う知り合いはいないんだよね」
両人は互いに刀を抜きぶつかり合った。
数分、いや、数十分だろうか何十合と渡り合った二人。そして忍者が間合いを開く。
「もう十分だろう。郁子、俺は今でもお前を思っているぞ」
「いろいろな変態を相手にした私でもあなたみたいな変態は一回もシてないわ」
「うっ」
一瞬忍者が胸を抑え、郁子は好機か?と踏み込んだが、同時に忍者が煙玉を足元に叩きつけ一体に煙を覆う。
「ゴホッゴホッ」
そして郁子が煙を剣圧で吹き飛ばす
「逃したか……」
黒ずくめの男はどこにもいなかった。
知っているか、4500文字書いてドスケベワードが一度も出ていないのだ!