1話
「ふぅ……今日から此所が俺の城か……」
俺、
『安藤整体医院』
巨大な学園都市内……虹ヶ咲学園の傍で開院出来るなんてな。
「拓人さん、開院お目出とう♪」
「有り難う♪歩夢ちゃん♪」
そんな俺に声をかけてきたのは、実家のお隣さんで、幼い頃から知っている上原歩夢ちゃん。
そうか、今年から虹ヶ咲学園の高等部に進学したんだっけ。
しかし……暫く見ないうちに女らしく成長したな……。
「拓人お兄ちゃん♪頑張ってね♪」
歩夢ちゃんは周りを見回すと、幼い頃の様に小声で囁いて来た。
「勿論だよ!」
俺は笑顔で返しながら、歩夢ちゃんのお尻を撫でる。
うん!昔と同じでスベスベだぁ~♡
「もう!こんな所でエッチなんだからぁ!!」
顔を真っ赤にして怒る歩夢ちゃんも可愛いぞぉ~♡
でも……少し残念なのは、幼馴染じゃなくて恋人になってくれたら良かったんだけどなぁ……。
其の侭手を下げて太股に手を這わすと、少し違和感が!
「歩夢ちゃん、運動始めた?」
何時もの柔らかさより引き締まった感じがあるぞ?
「あぁ……バレちゃったか……」
歩夢ちゃんは頬を掻きながら苦笑いを浮かべた。
「実はね……スクールアイドル同好会に入ったんだよ」
「えぇ!?そうなの!?」
驚いた!!
引っ込み思案な歩夢ちゃんが、あんな、目立つ事を始めるなんて……。
「凄いなぁ~。頑張れよ♪」
俺は心の底からのエールを送る。
「ありがとう♪だって、拓人お兄ちゃんが、高校の時スクールアイドルの追っかけしてから……私の事も応援してくれると思ったからで……その……」
ん? どういう意味だ? 俺の記憶では、あの時は純粋に可愛くて、歌や踊りを見て楽しかった記憶しかないけど……。
「あっ!ごめんなさい!私、変な言い方しちゃって!ただ……拓人お兄ちゃんが私の事、意識してくれたらなって……」
「意識?」
「うん。だって……小さい頃からずっと一緒に居てくれたから……女の子として見てほしいなって……」
成程……そういう事か。
「そうだなぁ~」
俺は頭を掻く。
確かに昔から一緒だったもんなぁ。
正直、異性というより妹みたいな感覚が強かった。
それにしても……この娘は本当に大きくなったなぁ……。
胸とか特に……。
あっ♪
俺には合法的に其れを拝めて、触れる手段が在るじゃん♪
「進学祝いと新しい事を始めた事のお祝いに特別にマッサージしてあげるよ♪」
「えぇ!?そ、それは嬉しいけど……恥ずかしいよぉ~」
俺は有無を言わさず歩夢ちゃんの手を取ると、そのまま医院の中に!