1話
「歩夢……」
「拓人君……良いよ♡私だって、夜に1人暮らしの男の子の家に上がる意味は分かってるよ♡」
そう言うと、歩夢はゆっくりと僕に近づき……目を瞑り、唇を突き出してきた。
リップを塗ってるのであろう、ツヤツヤしている。
僕はゴクリと唾を飲み込み、覚悟を決めると……彼女の肩を掴み、引き寄せて顔を近づけていく。
「んっ♡」
「んんっ♡」
2人の吐息が重なり合い、そして重なる唇。
「んん♡チュ♡拓人くぅん♡」
歩夢の甘い声を聞きながら、僕は舌で彼女の口をこじ開けると、そのまま彼女の口内へと侵入させる。
「んむっ!?ちょ、ちょっと待って!」
だが、突然歩夢は慌てて僕の体を押し返した。
その反応を見て、僕は自分のした行動を振り返る。
(あ、あれ?俺今何してたんだ?)
まるで自分の意識が無かったかのように頭が真っ白になっていた。
ただ分かることは、歩夢とキスをしたということだけだ。
そんな僕を見つめていた歩夢だったが、ハッとすると急に慌て出した。
「ご、ごめんね!ちょっとびっくりしちゃっただけで嫌とかじゃないから!」
「え?」
「ただ、ちょっと心の準備が出来てなかっただけなの!だから気にしないでね!むしろ私はウェルカムだよ!!」
よく分からないけど、歩夢が嫌じゃ無かったなら良かった。
それにしても……。
「やっぱり歩夢も始めてなんだね」
「うん♡当たり前だよ♡私の始めては全部拓人君と経験したいもん♡」
「歩夢♡」
「ん♡んんっ♡」
歩夢の言葉に嬉しくなった僕はサマーセーターをたくし上げブラウス越しにオッパイを揉むと手触りが……。
「あれ?歩夢、ブラは?」
「へぇ!?そ、それは……外してきてよ♡だって、拓人君、ブラ外すの初めてでしょ?だから……もう、恥ずかしい♡」
頬に手を当てモジモジしながら上目遣いで言う歩夢。
その姿を見た瞬間、僕は思わず彼女を抱きしめていた。
「きゃっ♡だ、ダメだよ♡まだお風呂入ってないんだから汗臭いかもだし……それに、その、私だって一応女の子だからそういうところには気を使って欲しいというか……」
「大丈夫、全然臭くなんか無いよ。それどころか凄くいい匂いがする♡あゆちゃんの匂い、落ち着くよ♡ううん、今は興奮する♡」
「~ッ!!やぁん♡首筋舐めないで♡」
「ねぇ、もっと歩夢の事感じたいんだけど良いかな?」
「……うん♡」
その後、寝室に歩夢をお姫様抱っこで連れて行き、ベッドの上に押し倒すとそのまま覆いかぶさり激しいディープキスをする。
「んちゅ♡んふぅ♡んんんんっ♡ぷはぁ♡んんんっ♡んむぅ♡」
舌を入れられ最初は戸惑っていた歩夢だったが、次第に自分からも絡めてきた。
「んんっ♡んふぅ♡れろぉ♡んんっ♡んんんんんんーっ♡♡」
長いキスの後ようやく唇を離すと、2人の口から銀色の糸を引く。
そしてトロンとした表情で見つめ合うと、今度はお互いの耳元で囁き合った。
「好き♡たっくん♡」
「好きだよ♡あゆ♡」
幼い頃の呼び方で呼び合い再びキスをして、舌を入れて絡み合わせる。
「んんっ♡ちゅぱっ♡れるっ♡んんっ♡んふぅ♡チュプ♡んむっ♡クチュクチャ♡レロォ〜ッ♡」
互いの唾液を交換しあいながら、何度も角度を変えて貪るようにキスを続ける。