1話
「ひっ!!や、やめて……」
貴方と初めて別々に登校した朝。
濃霧で電車が遅れてて、女性専用車両が無くなっていたの!
だから私は知らない男の人達からの押しくら饅頭状態で電車に揺られているの。
その押しくら饅頭状態なのを良いことにお尻を触られているの。
ううん、触るなんて生易しい状態じゃ無くて。
お尻の丸味に沿ってピッタリと沿わされていたの。
今までは貴方がいたから、手を出されなかったんだね……。
お尻を捩って逃げたくても、全然そんな隙間無くて。
私が手を拱いている間に……。
「ひいぃぃぃっ!!」
夏服の薄いスカートを捲られてて……薄いスカート1枚無くなるだけで、男の人のゴツゴツした手の感触が強くなるの!
ピンクの在り来たりのパンツだけど、見られちゃってるかも?
もう私の頭の中はパニックに成っていて、そんな取り留めないことを考えちゃっていたの。
こんな状態を見られたくないよぉ……そんな保身的な事を考えていたから……その間もお尻に添えられている手は蠢いていていて……もう直ぐ駅に着くからそこで乗り換えれば……。
途中駅についたけど、下りるどころか、更に人が乗り込んで来て、私は下りる駅まで開かない側の壁際に追い込まれていたの。
うう~!
お尻から手が離れてくれないよぉ!
「~~~!」
声に成らない悲鳴が出たの!
だ、だってぇ……お尻に指が食い込んで来てるだもん!
流石に恥ずかしいとか言ってる場合じゃないよぉ~!
いざ、声を出そうとしたら……。
「君、上原歩夢ちゃんっていうんでしょ? 可愛いね♪ おっと、抵抗したら撮ったパンもろの写真ネットに曝すよ」
え?
な、に、言ってる、の?
私の名前、如何して知ってるの?
「何時もは邪魔な男が居たからね……色々調べさせてもらったよ」
その男の人……スーツ姿のおじさんはスマホを私にだけ見えるようにしながら、そう言ってきたの。
そんな……貴方の事までなんて……もう……何しても無駄なんだ……。
「今日はお尻をショーツ越しに揉むだけで許してあげるよ♪」
や、嫌だぁ!
パンツ捩れて、大事な処に食い込んじゃうっ!
「モチモチしていて、確り肉が詰まった良いお尻だ♪ 揉みごたえ充分だ♪」
「や、やめ……~~~っ!」
パンツが引っ張られて敏感なお豆さんに……。
足、ガクガクするぅ……。
「おいおい♪ クリにショーツが擦れてイッたのかい?スケベな娘だね♪」
イッくって……こんなところでなんて……わたし……。
悔しくて……感情がコントロール出来なくて……自然に涙が溢れて、頬を流れていたの……。
「泣き顔を可愛いな♡ 歩夢ちゃんは♡」
名前でなんて呼ばないでよっ!
身体に力が戻らなくて……周りに押されるように、学園の最寄り駅で下りられたの……。
~~~~~
ふむ。
上原歩夢ちゃんか……彼女は当たりだな♪
普通は見知らぬ男に触られて……しかも初めてで達する事なんて無い。
そんな中でも、10に……否100人に1人ぐらいの割合で、被虐的性嗜好を持った娘が居るのだ。
見られているかも知れない状況で興奮してしまう娘も居るのだ!
ああ……1年生から調教出来ていてら、今頃は車内ファック出来て居ただろうに。
まあ、過ぎてしまった時間の事を考えていても仕方が無い。
~~~~~
フラフラの足に、何とか力を入れて駅のお手洗いに。
パンツを直そうとしたら。
“クチュ”
パンツのクロッチがお液を吸って肌に張り付いていたの……。
こんなに濡れていたなんて……しかも、何時もと色が違うの!
如何かなっちゃったのかな?
携帯で調べたら……“ポンッ”
頬が恥ずかしくて紅く成っちゃったよぉ!
其れは、私だって年頃。
生理前のムラムラした時には、貴方を思って慰めていたし。
如何して……全く知らない男の人に触られていたのに……こんなに気持ち良く成ってるのぉ!?
“パン”って頬を叩いて……パンツを履き代えて……体育の後の為に持ってきててよかったぁ……頬の熱を取るために洗面台で顔を洗って。
「うん。何時もどおりにだよ、歩夢!」
気持ちを切り替えて、学園に向かったの。
貴方が短期留学から帰って来た時に胸をはって再会したいから。