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(ゆうくんが虹ヶ咲の中等部だなんて……毎朝一緒に登校出来るね♡1時間半も一緒に居られるなんて♡)
私は少々浮ついた気持ちで家から駅に向かいました。
(ゆうくん、先に来てるんだね♡偉い偉い♡)
「ゆうくん♡お早う♡」
「おはようございます。しずく先輩」
「ふぇ?」
私は思わず変な声を出してしまいました。
(先輩だなんて……壁があるみたいだよ!)
「ごめんなさい。嫌なら元に戻します」
「そ、それはイヤ!」
私は慌てて否定しました。
「でも……」
困ったような表情をする彼。
ああ、可愛いなぁ♡
「お姉ちゃんって呼んで!」
「え?お姉さんじゃないんですか?」
「お姉さんじゃなくて、お姉ちゃん!わかった?お姉ちゃんよ!後、敬語も無し!」
「はぁ……」
彼は困惑している様子。
「ほら、早くぅ♡」
「分かったよ。しずくお姉ちゃん」
その瞬間、私の心はキュンとなってしまいました。
「ああ♡いいわぁ〜♡」
思わず身悶えしてしまいます。
「え?しずくお姉ちゃん?どうしたの?」
「あ、何でもないよ。それより、今日は有難うね」
「ううん♪しずくお姉ちゃんからのお誘いだもん」
ゆうくんは私の耳元に近付いてきて
「しずくお姉ちゃんは誰にも触らせないからね」
って囁いて来ました。
「ああっ♡」
それだけでイッちゃいそうになります。
「じゃあ、行こっか」
彼の腕に抱き付きながら歩き出します。
電車に乗り込むと、ゆうくんが密着してきました。
「ねえ、ゆうくん。もっとくっついても良いんだよ」
「うん♪」
嬉しそうな声と共にギュッと強く抱きしめてくれて……幸せです。
(環状線は混んでるね)
通勤ラッシュと重なり、ぎゅうぎゅう詰めの状態になっていました。
「ちょっと苦しいけど我慢しようね」
「大丈夫だよ。それにしても、しずくお姉ちゃんの胸、フカフカだね」
「ああん♡」
そんな事言われたら感じちゃいます。
「ゆうくん、オッパイ好きなんだぁ〜」
「うん♪大きくて柔らかいの大好き」
私にだけ聞こえるように小さな声で話してくれています。
(ヤバいです。興奮しちゃう)
暫くすると、少し隙間が出来たので移動出来そうでした。
「良かった。動けるよ」
「本当だね。じゃあ、こっちに」
彼がドア側の手すり側に立たせてくれると、私はゆうくんの方に向き直り、胸に顔を埋めさせました。
「えへへ♪やっぱりこれが一番落ち着くよぉ」
「うん。僕も嬉しいよ」
そうして学園前まで行く電車に乗り換えるまで過ごしました。
流石に学園前駅に向かう電車は空いていて座ることが出来ます。
学園前駅の1つ手前に成ると、ゆうくんは「あ、ここで降りないと」
と言って来たんです。
「あっ!中等部はこっちからの方が近いんだよね」
「うん、そうだよ。だから又放課後にね」
「うん♪お勉強頑張ろうね♪」
そう言って別れたのですが……
「しずく、お早う。随分見せ付けてくれてたね♪」
「お早う御座います部長」
(あぅ……見られちゃいましたか……凄くニヤニヤしてますよ!)
「あの子可愛いね。何処の子?」
「中等部の2年で……弟なんですよ」
私は誤魔化す事にしました。
「ふーん……」
(あ、疑ってる?)
「まぁ、良いか♪恋愛感情は表現の幅を広げてくれるからね」
「はい?」
(不問にしてくれたのかな?でも……)
「さて!朝練始めるよ!」
「はい」
(取り敢えず、今は部活に集中しよう)
私は気持ちを切り替える事にしたんです。
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(しずくさんが、あんなに甘えん坊だったとはね……)
僕の上腕と頬にはしずくさんの乳房の柔らかな感触が残っている。
(僕の背がもう少し高かったら様に成ったんだけど……あ?! そうするとオッパイに顔を埋め難く成っちゃうか……)
しずくさんとのスキンシップを思い出しているだけで、幸せな気分になる。
(あ、しずくさんの弟って言う設定は使えるかも)
僕はそんな事を考えながら教室に向かい1日を恙無く過ごしました。