ロウラットに転生したのでヴェルミィーナと結婚したい 作:とある槍男
ロウラットになってた
拝啓、我が友人達よ。
私、青神成夜(あおがみせいや)17歳は転生してしまいました。
しかも転生先はロウラットです。
ついでに言うなら我が父のパソコンのロック付きフォルダ内にある青少年ダメぜったいなけしからんシーンが多数あるゲームに出てくるような見た目の人が俺の師匠で魔女です。
寝て起きたらリアルに「知らない天井だ…」と言うことになるとは思いもしないし、そこが自分の知ってるゲームの中だとは更に思わない。
ちなみになぜ知ってるかというと
ようつべってモザイクついてればエロゲも見れるからネ!!!
ちなみに最推しは露悪狂のあの金色ですわ
とりあえず、今やるべきことは
「ロウラット、そこのフラスコを取ってください」
「はい師匠」
と、このように我が師ラーミルの助手として生活してます。
ちなみに食事は師匠の手作りです。
本当にありがとうございます。
***
「師匠、相談があるんですが」
「はい?何ですかロウラット」
とある日の昼下がり、僕(以前の一人称は俺だったが直した)は師匠にとある相談を持ちかけた。
そしてその内容とは
「僕もご飯作れる様になりたいです。作り方教えてください」
ということである。
理由は今後のため(2重の意味で今後)。
「ええ、それは構いませんよ。でしたら今日の夕飯の支度から少しずつ手伝って貰いますね」
師匠はちょっと驚いた顔をした後、柔らかい笑みを浮かべてそう言ってくれた。
あぁ〜師匠の笑顔に癒されるんじゃ〜^~^
でもこの世界に来たからには最推しのあの金色の夢魔と結婚がしたい。
***
という感じで過ごして3ヶ月。
料理技能はそれなりといったところ。
もう家庭崩壊系男子とは言わせない。(誰も言ってない)
そしてゲームでのメインイベントも発生した。
つまり
我が師ラーミルが眠りから目覚めなくなった。
そしてとある(知ってる)女性から語りかけられる夢も見た。
***
「こんにちは」
「あら、ロウラット様こんにちは」
今日も買い物に出かけている。
師匠が目覚めなくなってまだ5日目。
レンディカ(町の名前)の人達には説明して何人かに来て見てもらっている。
「ロウラット様、ラーミル様はまだ目覚めないのかしら」
「ええ、揺すっても声をかけても目を覚まさないです」
「本当に大変なことになったわねぇ」
「ええ、本当に」
師匠の二つ名は秩序の魔女。
この町を守っているのである。
「ああ、そうだ。ロウラット様、目が覚めやすくなるお香がありますのでどうぞ使ってください」
「すみません、ありがとうございます」
お店の人から目覚めのお香を貰った。
***
町を北上して行ったところに師匠の家はある。
庭には妖精もいたりする。
「ただいま戻りました」
ドアを開け、いつも言っている言葉を発するが返事はない。
師匠の部屋に行き、お香を焚き、掃除を済ませる。
「さて、研究室に行きますか」
***
ラーミルの家の地下に研究室はある。
机の上にある鍵を取り、奥の部屋の鍵を開け入ると目の前にクリスタルがあった。
それに触れると何かが体の中に入ってくる感覚がする。
それを確認し、夜になるまでその場で待機してから部屋を出た。
そして長い長い廊下を抜け、扉を開けるとあら不思議。
目の前には林と浅瀬が広がっていました。