※この作品はR-18です。

ロウラットに転生したのでヴェルミィーナと結婚したい   作:とある槍男

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あまり期待はせずに、どうぞ


夢世界でのポートは凄く大事だよ!

レッサーサキュバスとの契約を終え、ニックネームとして「ルナ」という名前をつけた。

 

何?これはニックネームになってないだと?

 

原作でもそんな感じだったからこれで良いのだ。

 

「それじゃ行こうか、ルナ」

 

手を繋いで少し先にある建造物の扉を開け、中に入ると一面の星空が広がっていた。

 

石畳が直線で一本道になっており、そこ以外の床は星空に、というか宇宙空間みたいになっている。

 

道を進むと赤紫色のクリスタル、【ポート】がある。

 

ポートが無いと夢世界の中を夢遊病みたいにさまよい続けるしかなく、出会った夢魔に片っ端から搾り取られるだけである。

 

閑話休題

 

ともかくポートに触れると意識がハッキリして自分がちょっとした集落にいると気づくことができるので、早速触れてみる。

 

「っ!?」

 

確かに意識がハッキリするような感覚がした。

 

そして

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「最初の拠点に到ちゃ…ってええええええええええ!!!?」

 

「えっ、何!?ロウラットどうしたの!?」

 

周りを見渡して見るとそこには確かに集落みたいな感じだったけれど

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「何か違う!」

 

そう、原作では左にアイテムショップの羊とルーンショップの魔女がいて右に空き家、ショップの上に酒場だったはずが

 

「すぐ右は花畑、左は変なスイッチと化粧台みたいな鏡、少し行くと左にショップで右に空き家、更に正面真っ直ぐが宿って……えぇ……(困惑)」

 

「え?ロウラットってここのこと何か変な風に聞いてたの?」

 

以前見ていたサキュラプの動画の内容と完全に違うので驚いてしまうのも無理はない。

 

「あ、うんそんな感じ」

 

「そうだったんだ…」

 

とにかく変わっているものはどうしようも無いのでそのまま探索を始めることにした。

 

***

 

「いらっしゃい。うちは道具屋だよ。

旅の必需品はうちで揃えていくといい。

…おや、見慣れない人だね。この辺の人じゃないだろう?」

 

道具屋の主人(羊)の声は渋みのあるおじさんみたいな感じで意外に思った。

 

「ええ、よく分からないうちに気がついたらこんな所にいてびっくりしましたよ」

 

「へえ!気がついたらこんな所にかい!おたくも大変だねぇ」

 

ノリが近所のおばさんみたいだ。

 

「じゃあ隣人として僕から君にちょっとした援助をしてあげよう。なあに、遠慮はいらないよ」

 

そう言われると共に体の中に何かが入ってくる感じがした。

 

「そのお金を君にあげよう。それはLps.って言って夢世界での通貨さ」

 

「え!?あ、ありがとうございます」

 

まさか通貨がダークなソウルみたいに体に入ってくるようなものとは…

 

「お礼もいらないからね!…でもどうしてもお礼がしたいのならここにまた買い物しに来てくれればいいよ」

 

***

 

ひとまず装備アイテムの剣のアミュレットとシックなチョーカーだけ買って隣りのルーンショップに行ってみる。

 

「いらっしゃーい。うちは魔道具専門店だよー

……お、これはロウラットの旦那。

旦那は確かルーンの刻印を専門としてるんでしたよね」

 

確かにラーミル師匠から習ったうちで得意なのはそれだけだ。

 

「でしたら、こういうものとか欲しいんじゃないです?」

 

ニヤニヤする魔女っ子から手渡されたのはルーンを簡単に刻印できるシールだった。

 

シールと言えども魔術的な方法でしか貼り付けられないので扱える人はそう多くない。

 

「あ、これはサービスなんでお代は結構ですよ」

 

急に真面目顔に戻るなよ。

 

「これからもうちで買い物していってくれれば、ね?」

 

変な奴かと思ったら商魂逞しいだけだった。

 

「まあ、今はお金があまりないのでまた来ますね」

 

「ええ、どうぞご贔屓にー!」

 

もらったルーンは刻印した者の魅力を少し上げるルーンだった。

 

立ち去ろうとした所、横から声をかけられる。

 

「あ、お客さんですね!」

 

振り向くとまた魔女っ子(色違い)だった。

 

「ルーンは一度刻印したら外して再度刻印することはできませんから気をつけてくださいね!良ければこちらをお試しください」

 

ルーンシールをまた貰った。

タダであげるのが流行ってるのだろうか?

 

貰ったルーンは忍耐力が上がるものだった。

後で自分につけておこう。

 

「お渡ししたものはあまり貴重なものではありません。そこにいる姉に言えば購入もできますよ」

 

なんと色違い魔女っ子は姉妹だったか。

 

「……って、ラーミル様のお弟子様じゃありませんか!

あわわわわご存知ですよね、失礼しました!」

 

やっぱりラーミル様は有名人なんだなと思いましたまる。

 

「えっ?気づいてなかったの?」

 

姉の方がひょっこり顔を出しながら言う。

 

「お姉ちゃん!気づいてたなら先に言ってよ!」

 

「ええー、一目見て気づかない?」

 

「うっ……、確かにそうだけど!」

 

「それじゃ、僕はもう行くよ?」

 

ヒートアップしそうな雰囲気がしたので早々に退散する。

 

「あ、はい。またのお越しをお待ちしておりますー」

「はい、また来てくださいねー!」

 

姉妹の挨拶を受けて手を振って離れるとやはり喧嘩勃発してた。

 

ただ、姉の方はのらりくらりと言い逃れて妹は良いようにあしらわれていたが。

 

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