ロウラットに転生したのでヴェルミィーナと結婚したい 作:とある槍男
リアルが忙しいのです。
こちらは原作本編終了後の話です。
元々こちらを最初は書きたくてやったのですが愛が育まれる流れも書きたかったのでゲーム本編も書いたのです。
皆がいる館で過ごすために最初は胸糞展開になりますが、最初だけの予定です。
あとは夢魔なので予定調和ですね。
帰還
色々なことが、本当に色々なことがあった。
ロウラットに転生し、最初のサキュバスに負け、拠点が知ってるのと変わっていて、新しい家を買ったり、遊技場に出演することになったり、色んなユニークサキュバスと契約したり、ヴェルミィーナを打ち負かしたり、天上界に行って、銀色の都市でレジスタンスと行動して、配下とシスターを倒して契約し、イヴと一つ屋根の下で過ごし、夜の町を乗り越えニュクスとその子供たちとも契約し、夜のお店で精技を教えてもらい、力を解放したエルジュマリアと鍛錬し、七大罪を撃破した。
ってエッチして契約交わすの以外ほとんど何もやってない気がする。
まあいいや、ハッピーエンドは迎えたし。
***
現実世界の自分の部屋に帰って来たのだがまず初めにやることといえば
「おっ、ルーンは残ったままだな、よしよし」
自分に刻んだルーンと手持ちのルーンがあるかどうかの確認だった。
だって持ってて使えるのしかないし。
それともうひとつ確認しないといけないことがある。
とりあえずスマホを見る。
「俺が向こうに行ったのが2018年5月2日、そして今日は2018年8月10日つまり、3ヶ月しか経ってないのか」
向こうの世界では2年は過ごしたが帰ってきたのは3ヶ月後だという。
2年も過ごしたのであちら側の全ての夢魔と関係持ったし何人かとは子供も作った(できたのは全て夢魔だったが)。
ちなみに全員こっちの世界に来てるらしい。
ほら、窓の外からニュクスが飛んで来て…って
「いや待って待ってこっち来るの早すぎどうやって俺の居場所察知してるん…?」
ちなみにロウラットから本来の自分の体に戻っているが、向こうの世界で事情も説明してあるので問題無いと言えば問題無いのだが。
「お待たせしましたロウラット、いえ、青神成夜なのでセイヤとお呼びしてもいいですか?」
いつものしおらしくふんわりした態度でニュクスがそう言いながら部屋に入ってくる。
「いや、待ってないけど。それよりどうやってここが分かったの?」
「ふふふ、愛の力です」
見惚れるような笑みで言われたものでこちらも閉口するしかない。
「まあいいや、それより今すぐ外用に切り替えといて」
「?」
何でか分からないという顔をしたが言われた通り、初めて会った時のような雰囲気になる。
今でこそ激甘ですぐに甘やかしてくるが、以前はラスボスやってみた系お姉さんをニュクスはしていた。
そちらの方が対外的には良いのだ。
下からドタバタと階段を上がってくる音がする。
そして部屋のドアが開かれた。
「成夜貴様どこ行っていた!!」
乱暴にドアを開けて親父が言い放つ。
「あんた今までどこ行ってたんだ!」
それに続いて母親も怒鳴ってきた。
「「お前がいない所為で!!!」」
二人揃ってこちらを睨み、殴りかかってくるのは最早懐かしいレベル。
痛いのは嫌なので回避率に全振りしようと思いますと思いながらとりあえず避ける。
「逃げんな!!」
「お待ちください」
親父が避けた俺を更に殴ろうとした所ニュクスが声をかけ、それに気づいた両親は止まった。
そして二人してニュクスを見ると言葉が出ないようだった。
まあ当たり前だよね、だってニュクスを前にしたら親父はすぐに鼻の下伸ばして、母親はその美貌に完全敗北したことを悟ってか膝をついてるし。
「親が子に殴りかかるのは良くないと思いますわ。なにか理由があるのですか?」
いかにも聖女っぽく聞いているが中身はお察し。
「それはこいつが急に消えたからですよ。俺たちに金を稼いで返さないといけないのに」
「お金を借りているのですか?」
「ああそうさ、俺たちがここまで金かけて育てたんだ。返すのは当たり前だろう?」
その言葉がニュクスの琴線に触れたのか珍しく怒った口調にニュクスはなった。
「親が子供を育てるのにお金をかけるのは当たり前です!愛情を与えて子を育て、見守り、その子にとってより良き未来を願うのが親でしょう!!!」
ニュクスママブチ切れてる((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル
ていうかそりゃそうかと思える理由はある。
普通に子持ちだしたくさん育ててきてるし。
「あなた方がそういう親ならば成夜君はどれほど辛い目にあったのでしょうね……」
「うるさい!人ん家の子育ての仕方に文句をつけんな!!!」
あ、親父も切れた。
「そうですか、ならば成夜君を養子としてこちらが引き取れば何も文句はありませんね?」
「はっ、そいつにそんな価値があるかよ。てか引き取るなら代わりにお前がこいつが払う分払ってくれるんだろうな……」
ニヤニヤしながらニュクスを見てるがこれ完全にニュクスの思うツボだろう。
「ええ、良いですよ。なんなら体で支払いますか?」
「はっ、そりゃあいい!それなら金は許してやるがまともに意識が残ってるとは思わないことだな、ヒャハハ!!!」
ほらな。
ニュクスもこっち見てウインクしてるし。
「おい、さっさと起きろ!こいつを徹底的に犯すぞ、手伝え!!!」
「ええ、いいわよ……ぶっ壊れるまでやりましょうか……!」
母親も負けたのが気に食わないのかノリノリだな。
まあ二人揃ったところで逆にニュクスが搾り取るだけだろう。
「へへ、こっちだ。明日まで意識を保ってたらこいつを養子に出して今後俺たちは関わらなくしてやってもいい」
「そうですか、なら書面にて正式に契約しましょうか」
そう行ってペンでニュクスが書類を作成する。
青神成夜と血縁関係である父親、及び母親はニュクスを明日の日の出までに意識を堕とせなければ青神成夜を養子に出し、今後二度と関わらない。
「いいだろう、書名してやるよ」
両親が名前と親指で印を押し、契約が成立した。
「じゃあとっとと始めようぜ」
そう言って三人は俺の部屋から出て行ったので俺は荷物整理を始めた。
***
「ただいま戻りましたわ」
案の定ニュクスが戻ってきたので両親がどうなったか聞いてみる。
「おかえり、結局どうなった?」
「ああ、父親の方は今後二度と精が作られないように徹底的に搾り取って不能にしましたわ。母親の方は常に快楽を求めてしまうように体中を開発しましたの♡」
思ってたよりえげつなかった。
「そ、そうか……」
「ええ、では皆さんも待ってると思いますので準備して行きましょうか♪」
というわけで準備を終えて朝になると二人で家を出た。