その日、ユイはトゥインクルウィッシュのギルドハウスで掃除に励んでいた。そんなある時、ふと玄関が開く音に首を傾げるユイ。
「?・・・・・・誰だろう?」
レイもヒヨリも、無言で帰ってくるような性格ではない。不審に思ったユイは掃除の手を止め、玄関の様子を見に行った。そこには俯きがちに力なく、ぼろぼろになりながらもとぼとぼと足を進めるヒヨリの姿があった。
「ヒヨリちゃん?!どうしたのっ?その恰好・・・・・・!」
「ユイちゃん・・・・・・」
顔を上げてユイの姿を認めた瞬間、ヒヨリの目から一筋の涙が零れ落ちた。
「あれ・・・・・・?あれ?あれ?おかしいな・・・・・・涙があふれて止まらないや・・・・・・」
どんどんあふれる涙を、しきりにぬぐっていくヒヨリ。満身創痍のヒヨリを思わず両腕で包み込むように抱きしめ、ユイは安心させようとする。
「大丈夫。何があったかわからないけれど、ここにはひどいことする人も、痛いことする人もいないから」
「ユイちゃん、あったかいな・・・・・・ねえ、ユイちゃん・・・・・・」
束の間の抱擁を解き、ヒヨリは至近距離でユイを見つめた。
「なぁに?ヒヨリちゃん」
「あのさ・・・・・・キス、してもいい?」
一瞬、何を言われているかわからなかった。
(え・・・・・・えぇ~~~~~~~~っ?!)
真っ白だった頭が、言葉の意味を理解すると同時に、悲鳴に塗りつぶされていく。自分に想い人がいることは、既にヒヨリにはばれていることを知っていたからだ。しかし、潤んだ瞳で見つめてくるヒヨリの切なる願いを断る事は、ユイにはできなかった。
「も、もぉーっ!今日だけなんだからねっ?!」
まさか友人とこんなことをするハメになるとは、ユイは想像もしていなかった。潤んだヒヨリの瞳と上気した頬は微かな色気を身にまとい、見つめているこちらもおかしな気分になってくる。その色気に呼応するように、ユイとヒヨリはどちらからともなく唇を重ね合わせた。
しかしユイは気づかなかった。ヒヨリの瞳の奥の奥に、どす黒い闇が渦巻いているのを。
そして・・・・・・
ぷすり。
(え――――――っ)
首筋から伝い堕ちる、一滴の真紅。
ヒヨリは手に隠し持っていた注射器でユイの首筋を刺し、ピストンを容赦なく打ち込んだ。
「どう、して・・・・・・っ」
ふらつく身体、薄れる意識。どさりと力なく倒れこんだユイを、ヒヨリは澱んだ瞳で見下ろして、意味ありげに自らの下腹部をそっと撫でた。
「えへへ、ユイちゃん、私ね。お腹の中に赤ちゃんいるんだよ?誰の子供かはわからないんだけどね」
それは既に、手遅れである証の告白。
(そんな・・・・・・それじゃあ、もう・・・・・・)
ヒヨリの境遇に言いようのない悲しみに襲われながら、ユイの意識は闇の中に堕ちていった。
「ぁ、あはっ、や、やくそく、どぉり・・・・・・っ、ユ、ユユユ、ユイちゃんっ、ハメてきたよ・・・・・・っ?だからぁ・・・・・・もっとご褒美、ちょうだい・・・・・・っ!」
「ヒヨリ、ちゃん・・・・・・?」
正気のものとは思えない、呂律の回らないヒヨリの声で、拘束されたユイの意識は覚醒する。声の方角へ目を向けると、男達の集団の中に6歳相当に身体が縮んだヒヨリが、全裸の巨漢の足元に犬のようにしゃがみこんで、上を向いて大きく口を開けていた。
「はっ、はっ、はっ、はっ、はっ、はっ、はっ」
舌をだらりと投げ出し、目と唇とあそこから汁という汁を情けなく垂らしながら、ヒヨリはとろんとした目で巨漢に服従の意を示す。
「ハハハッ!これじゃあ猫じゃなくてむしろ犬だな!お望み通り、たっぷりとくれてやるっ!」
巨漢の手にした瓶から、尋常じゃない量の錠剤がヒヨリの口の中に放り込まれていく。それを水を用いもせずにゴクンッと飲み下したヒヨリの瞳孔が大きく収縮する。
「あへっ・・・・・・がががっ・・・・・・!きたっ、きたぁっ!頭バチバチって、しゅごいのっ!これ、しゅごくイイよぉっ!もっと、もっともっともっとちょうらいっ!!」
「ダメだな。今でさえ致死量ギリギリなんだ。それにほら、もうあそこもこんなぐちょぐちょじゃねぇか」
と、巨漢は手を使うまでもないと、足の親指で器用にヒヨリのあそこをまさぐる。
「にゃん・・・・・・っ、んっ、にゃん、にゃんっ♪あんっ♪にゃんっ♪あはっ、きもひよすぎてうまく鳴けないよぉっ」
喘ぎ声を押し殺し、無様に鳴くヒヨリのあそこから際限なく溢れ出す愛液が、巨漢の足をぐっしょりと濡らしていく。
雌奴隷以下の、獣人の最低限の尊厳さえ失われたその光景に、ユイは顔を青ざめさせて息をのんだ。
「そら、"元"お仲間が目を覚ましたぞ。上手くできたら、また明日もご褒美やるからな」
「うんっ、うんっ・・・・・・♪」
"ご褒美"欲しさに一も二も頷くヒヨリは、四つん這いでユイに近づいてゆく。
「ヒ、ヒヨリちゃん・・・・・・こんなの、嘘だよね・・・・・・?私のこと、騙したなんて・・・・・・!」
「アハー、ナンノコトカナー?頭バチバチしててよくわかんないやー」
悪意もなく、正気を失い首を傾げるヒヨリに、ユイの目に涙が滲む。
「ごめんね、そんなになるまで気づいてあげられなくて・・・・・・」
「なんであやまるの?わたしいま、すっごくしあわせだよ?」
目を閉じて満面の笑みを浮かべると、それはもう元のヒヨリそのままで。ユイにはそれが少し、怖かった。
「ねえ、一緒に気持ちよくなろっ?たっくさん"ご褒美"もらってっ、たっくさん中出しされてっ、そして・・・・・・たーっくさん、赤ちゃん作ろうねっ♪」
幼女化の薬を飲まされ、身体が縮んだユイの頭を、部下の一人が押さえこむ。
「やめてっ!やめてよぉっ!どうしてこんなひどいことするのっ?!やだよぉっ、ヒヨリちゃんっ!」
泣き叫ぶユイのクリトリスを、悪意のまったくないヒヨリが愛撫して、奥底に眠る少女の蜜を滲ませる。
「良い子だヒヨリ。もうそっちの準備は万端のようだな」
「うんっ、準備おっけー!」
「あ、あぁっ・・・・・・たすけてっ、騎士クンっ!」
しかしその切なる願いも、想い人には届かなかった。
びゅるっ!!!!びゅるっ!!!!びゅるっ!!!!
「すごいでしょっ?あたしもはじめはびっくりしちゃった!」
「ひぐっ、あっ、んっ、ぅっ、っだっ、あぁっ!こんなのっ、やだぁっ」
「ピンクは淫乱、か。こうして実際に目にしてみると、都市伝説もあながち馬鹿にできないな」
びくんっ、びくんっ、と陸に上げられた魚のように跳ねる身体を、ヒヨリは自分の体重で押さえこむ。その後ろから、魔術師が注射器をユイの腕に打ち込んだ。と、息遣いは更に荒く、身体の火照りは増し、愛液はみるみるその量を増やす。
「孕んじゃえ♪孕んじゃえ♪惨めに無様に孕んじゃえ♪」
「やだぁ・・・・・・もぉ、おくすりやだぁ・・・・・・にんしんやだぁ・・・・・・」
そして巨漢による、何十度目かを数える射精の末、
「おめでとう、ユイ。これでお前も俺達のコレクションの仲間入りだ」
「えへへ、これであたし達は仲間だよ♪」
「やだよぉ・・・・・・知らない人の精液、ホントに出ちゃってるよぉ・・・・・・」
こうしてユイも、かつての仲間にハメられ、闇に染まっていった。
それからしばらくの時が経った。
「お?」
レイプの際にユイが漏らした尿に、気まぐれに妊娠検査薬をつけていた男の顔が喜悦に歪む。
「出たぞ、陽性だ」
「えへへ、やったね、ユイちゃん!」
「・・・・・・」
宙を見上げながら、足を大きく開いて、あそこから大量の精液を垂れ流すユイの頬に、ヒヨリは親愛のキスをする。
「そういやトゥインクルウィッシュにはもう一人いたよな」
「・・・・・・・・・・・・ああ、レイさんのこと?」
意識を朦朧とさせながら、なんとか思い出したヒヨリ。
「どうだ?どうせなら3人で仲良く俺達に飼われてみないか?」
「それ、いいかも!」
即座に頷いたヒヨリは、満面の笑顔でその光景に想いを馳せる。
「レイさん、しばらくあってないなぁ・・・・・・今頃何してるのかなぁ・・・・・・楽しみだなぁ・・・・・・また"仲間"になりたいな」