淫辱次元ゲイムネプテューヌ 〜敗北女神の末路〜 作:ぴんころ
それを女神たちが見てしまったのは、彼女たちにとっては最悪の偶然だった。
ネプテューヌという玩具をもらえなかったことにわずかに落ち込んだ触手の動きが鈍り、一滴で女神を壊すこともできるだろう媚毒で満たされた膣内の撹拌が止まった瞬間のこと。ほんのわずかな、周囲を見る余裕。
触手に囚われ、今もまだ屈服宣言をしていない二女神、強烈な快楽に耐える必要もなく失神してしまったベール以外の二人の視界に飛び込んできたネプテューヌの姿は、彼女たちに勝てないと悟らせるには十分だった。
「ひ、ああぁぁぁぁっ! イくっ! イっちゃうのっ! 子宮、ぐりぐりって、されてぇっ! イっ、くぅぅぅぅっ!」
快楽に仰け反る背中を抱き寄せられ、四肢で男に抱きつきながら、胸を胸板で潰し幸せそうに犯されるパープルハートの姿。
それは何よりもはっきりとした、淫らな性奴隷に落ちたことを示す屈服宣言。
「んっ、ふぁぁっ、くぁ、あ、あ、やぁっ」
ベール、いいやたとえそれが他の誰であっても、自分以外の女神が一人なら、まだ何かの間違いだと信じることができた。
けれど二人、四女神の半数が性に溺れ、男に媚び、淫らに腰を振りながら、女神の矜持を捨てて叫ぶ姿を表出させる姿は、残り二人、肉体を支配する快楽に堪えんとする女神の心にも疵をつけ、その疵から徐々に耐えようとする心が少しずつ内より慣れだす。
彼女たちのことを誰よりも信じているから、その屈服に心は歪み、また同じ調教を受けた自分が信じられなくなる。
ネプテューヌの膣から溢れる精液の量は尋常ではない。溢れた精液は愛液と混じり合い、先に抱き潰されて彼女の下に転がっている妹の体を穢す。それはかつて、妹の結婚式で彼女がしてしまったことと同じで、かつ最悪の上位版。
女神の似姿を踏み躙っただけのネプギアと、女神候補生そのものをトイレとして扱うネプテューヌ。女神として、候補生に見せるべき姿があるというのは性奴隷になってもは変わらないはずなのに。
心まで堕ちてしまった今の彼女は、犯されることで男の性欲と嗜虐心を満たし、さらには妹に精をおすそ分けしているこの状況こそが、女神として、性奴隷としての正しいことだと信じている。
ネプテューヌという女神をよく知るからこそ、その事実を女神たちは理解してしまう。
「あ、や……んぅ……あ、ぁぁ……どくどくって、出され、てぇっ……ひぅっ……しきゅ、ぐりぐりされ、てぇっ……はら、む……孕んじゃいま、すぅぅっ!?」
「さあ、ネプテューヌ。今の君が何か、触手に犯されてる女神たちにもたっぷりと教えてあげなよ。国を守る女神なのか、それとも僕の性奴隷なのか」
肉棒を引き抜かれ、強制的に自分の背後にいた淫靡な姿の女神たちを見せつけられるパープルハート。
共にこの地獄に引き入れられた仲間たちの姿にほんの一瞬、彼女の瞳は理性を取り戻す。
快楽に蕩けきった顔に、けれどわずかに戻った理性に期待が浮かんだ二女神。
「わた、しは……」
その期待を裏切るように、彼女の理性は何をされることもなく、快楽の中に沈んだ。
「ご主人様の孕み袋、です……女神まんこも、子宮も、妹も、全部捧げて、犯されるだけの性奴隷、です……だから、だから、犯し──ぃっ!」
「はい、よく言えたね」
一瞬浮かんだ、まだどうにかなるかもしれないという期待がネプテューヌの快楽絶叫に音を立てて崩れる。
彼女たちの絶望が心の疵を広げ、耐えなければという精神の砦に致命的な亀裂を刻み、決壊を引き起こす。
もはや触手が何かをするまでもない。急速に砕け、堕ちる心は既に堕ちきった身体に引っ張られ、信仰という形のない感情により生まれた肉体は、彼女たちの心に引っ張られる形でより
たとえ、この虜囚の身から解放される時が来たとしても、彼女たちが女神として人の拠り所になることはできないだろう。
女神から奴隷になったことで、皮肉なことに女神たちの自由は虜囚だった頃によりも格段に増した。
男に力の全てを掌握し、仲間を人質に取ったとはいえ女神は女神。どんな手段を行使するのかわかったものではない彼女たちだったからこそ、ただの性奴隷となって初めて、家の設備を使うことを許されたのだ。
今、ブラックハート……ノワールが足を踏み入れようとしている風呂場も、そうして使えるようになった設備の一つ。
「……皆が処置を受けてるのに、私だけこんなところにいていいのかしら」
そこはまさしく大浴場。性奴隷に堕ちてしまった女神たち全員、いいやまだゲイムギョウ界に残っている女神候補生三人と彼女たちが主人と仰ぐ男が入ったとしても、まだまだ埋まるには程遠い。
だというのに彼女一人だけがこの風呂場を使うのは、他の少女たちがこの場にはいないから。
ゲイムギョウ界を守る四女神が揃って屈服を宣言した数日前。女神たちの子宮が始めたのは、自らを犯す触手と同様の怪物を産み落とす準備。
子宮でかき混ぜられた媚毒エキスとシェアエナジーが反応し、そのための薬を使うまでもなく勝手に孕んでしまったのだ。
当然、それはノワールも同じことなのだが、彼女だけはなぜか産まれてくる子供のための”処置”に連れて行かれることはなかった。
「ご主人様、あとで来るって言ってたわよね……それまでに清潔にしておかないと」
疑問はあった。けれど命令をされてしまえば、もうダメだ。
命令されるという行為そのものに性的な想像を掻き立てられ、奴隷になってしまった彼女には頷く以外の選択肢が残されない。
身に纏っているのは、もう何の体液なのかもわからないほどにぐちゃぐちゃに汚れたプロセッサ。当然、その内側も淫らな行為の残滓が大量にこびりついている。
シェアエナジーによる洗浄は可能だが、せっかくの機会。他の皆には悪いけれどと、久方ぶりのシャワーに、ノワールが意識を集中させたのは左手の薬指ある指輪。
プロセッサのオンオフ、並びに性奴隷にふさわしいとつけられた機能の数々を起動させるだけの力を持つ指輪が、彼女のプロセッサを体液ごと分解する。
「……シャワーとかは、特に何も仕込まれてないわよね?」
少女の憧れたる結婚指輪。それに詰め込まれた男の享楽のための仕様の数々は、健やかなる時も、病める時も、あらゆる時を男のために差し出すというこれ以上ない証明。
ずっとつけていたプロセッサが解除され、空気に晒されるのは女神の名にふさわしい女性らしい起伏に満ちた身体。
恐る恐る、指先でシャワーの放水に触れ、湯船に張ったお湯に浸し、触手エキスに入れ替えられていた、なんてことはないということを確認、
「〜〜〜」
ギョウカイ墓場に来てから初めての安息の時間。
鼻歌を歌う女神、そのハリのある肌の上を流れていく水流は非常に艶かしく、けれどそれを見る者は誰もいない。
誰にも肌を見られていない、という感覚それ自体が久しぶりで、どこか戸惑いながらもノワールは湯船に浸かる。
「ああ〜」
わずかにお湯が溢れるのと同時に、玉体を再度覆ったプロセッサ。
黒のレオタードと、ニーソックスにもロングブーツにも見える足を覆うサイバーチックな装備。それらも、これまでとは違い、ぴっちりと張り付いたスーツの中に入り込んで来る媚薬がない。
これぞ正しき女神の姿、というには武器も戦闘能力も持たないが故に言い切れないが、それでも見栄えとしては多少は女神らしい状態。
その外見すら崩れ始めてしまったのは、すぐのことだった。
(なんで……こんな時に……)
ちゃぷちゃぷと、お湯を跳ねさせる肌に、熱湯とはまた別の、内側から湧き上がるような熱が浮かぶ。
浮かんだ玉のような汗は湯に溶け、溢す吐息は湯気よりもなお熱い。
原因なんて考えるまでもなく一つだけ。そんなことはノワールにだってわかっている。
粘性がない。毒性もない。滴らせる触手もそこにはなく、そも彼女の主人も入るのだから水以上の何かがあるはずもない。
だというのに、彼女の体は液体という共通点。それだけを頼りに陵辱の記憶を思い出し、半ば条件反射的に結合する対象を探すシェアエナジー。
「んぁ……」
小さく溢れた、男に向けるのとは比較にすらならない快楽の声。思い出した快楽が彼女の思考を苛み、知らず知らずのうちに手が伸びた先は上半分を露出した胸と、誰に触れさせてもならなかった秘部。
一度は全身に塗布され、馴染ませるように揉み込まれた女神専用陵辱液の洗礼を最も多く受けた二箇所。そこに向けて手が伸ばされたと気がついたのは、陵辱を思い出し鋭敏になった感覚が、どんな小さな悦楽でも見逃さないと気を張っていたからに過ぎない。
(……って、何やってるの私! ……でも)
「ひぅ……なんでぇ……」
だが、気づいたからと言ってもどうしようもない現実というものだってある。
力の全てを奪われ、見た目以下の膂力になってしまったノワールにはプロセッサユニットとの間に隙間をこじ開け、指を秘所に突っ込むことは不可能。
ふにふにと、力なくプロセッサユニットの上から秘部を押し込む指とは異なり、胸に向けて伸ばされた手はその豊満な乳房を手のひらから溢れさせながら、ぐにぐにと形を変えるように揉み込んでいる。
「なんで、止まらないのぉ……っ」
体が絶頂を求めているというのに、自らの刺激では絶頂にはまるで程遠い。
乳液の張り詰めた胸が求めるのは、触手に、あるいは主人の手に揉まれ、女神乳を無理矢理に搾り出されての無様な快感。
蜜壺が愛液を滴らせながら求めるのは、子宮の奥、卵の一つに至るまで強制的に屈服させられ、こびりついた毒へのさらなる刺激による絶頂。
そのどちらも、もはや女神と呼ぶことも烏滸がましい、ただの雌奴隷一人で手に入れられるようなものではなかった。
「ぁ……」
偶然、水滴が反射され視界に止まったのは奴隷結婚指輪。プロセッサの機能をオンオフできるそれに思考が及ぶよりもなお先に、彼女の本能はその機能を行使する。
選ばれたのは、快楽電流。その発生源が水中に沈んだ状態で放たれる電流は、正しく使用した時とは比べ物にならない。
通常の人間であればまず電流の熱に焼け焦げ、それに生き残ったとしても許容量をはるかに超える快楽に命を奪われるであろう超電流。
「ひっ──」
けれどそれも、女神であれば問題なく耐えられてしまう。女神には信仰の消失や魔剣による殺害はあれど、通常の死など存在せず、だからこそ彼女は自らが望んだ通り、自らが想定していた以上の快楽を受け取った。
「ひぃっ、ひっ、あ、あぁぁぁぁっ! イ、くぅっ、イくの、止まらなっ、ぁぁぁぁ! イっちゃうっ、イっひゃぁっ、あひっ、とま、止まってぇっ、壊れ、壊れちゃうぅぅ!」
どれほど懇願しようと意味はない。女神の指輪には機能を止める権限はない。
彼女たちにその機能が渡されているのはあくまで男を誘うためであり、男の指示に従い自らの身を調理し差し出すためだけのもの。
途中で女神が自分の意思でそれらの機能を止めては興ざめであり、だからこそ彼女の絶頂は自分の意思では止められない。
「へぇ……自分から準備してるなんて奴隷の自覚が出てきたのかな?」
五分、十分。いや、あるいは一分もなかったかもしれない。
ノワールにとっては史上初の長さを誇る時間の終わりを告げるのは、当然世界で唯一、今の地獄を止める権利を持った男の声。
それに気がつく余裕も今のノワールにはなかったが、けれど快楽電流は強制停止させられ湯船の中で無様に跳ねる踊りは終わりを告げた。
仰け反り、浴槽の淵に半ば叩きつけるように頭を預け、今にも気絶しそうな女神のぼやけた視界の中で、男の姿がどんどん大きくなる。
彼は、ノワールの湯船に浮かびそうなほどに弛緩した体を後ろから抱きかかえ、その下に自らの体を滑り込ませて──
「んっ、ごしゅ……じ……んぅ」
女神の聖域を、自慢の逸物でおし拡げる。
膣内にこびりついたまま、効力を失い、ただそこにあるだけだったエキスの残滓。
快楽電流により活性化させられ力を取り戻したそれを、膣壁を擦り上げながら抽挿を繰り返す肉棒によって、子宮の奥にまで塗りたくられる。
「……っ、んぁ、ひっ、うっ、くぁぁっ」
無理矢理に高められる性感が受け取るのは、けれど先の強制絶頂とは違う、彼女を気持ちよくさせる、気持ちよくなっていると感じる余裕のある快楽。
突き上げる肉棒の動きに、女神の神体は上下に揺れ、その度に躍動する胸が水面に波紋を際立たせる。
それをプロセッサの上から揉み込んでやれば、先ほどの自慰とはまるで比べ物にならない快楽が彼女の全身を疼かせ、胸を覆う布に滲んだ乳がわずかな隙間からこぼれ落ち、湯に溶けこむ。
「ご、ごしゅじ……んぅっ」
「ん、どうしたんだい?」
女神の上位者に立った男から与えられる中では一番緩く、甘い快楽。それが彼女を絶頂に導くこと数十回。
幾度かの射精ですでに子供を宿しているはずの胎は、さらなる子供を作らんと動き、さらにまた甘い快楽を全身に広げる。
だからだろうか。普段は言う余裕なんてないはずの言葉がノワールの口をついて出たのは。
「かお……」
「顔……?」
「ご主人様のかおを見たい……です……」
弱々しく振り返ったノワールは、潤んだ瞳で男を見上げ懇願。
それは、普段の苛烈ながらも凛々しく、それが美しさを際立たせるブラックハートとはまるでかけ離れた姿。
信者では見ることが不可能で、普通に彼女と肉体関係を持っても不可能で、彼女の完全上位者に立ったからこそ見られる、男だけに見せる唯一の姿だった。
そんなものを見せられて、黙っていられるような男がいるはずない。
「いいよ、存分に見てイキ狂いなよ」
ぐるりと、肉棒を包み込んだまま一回転。
男の専用となった膣だからこそできる無茶を行い、ノワールの膣は余計に膨張した男の肉杭を子宮の奥深くで受け止めることになる。
「さてと、一度に何人くらい産みたい?」
その倍は孕ませてやると、そんなことを考え。
そして、女神たちの帰還までにその三倍の数を、女神としての強靭な体にノワールは一気に宿すことになった。