淫辱次元ゲイムネプテューヌ 〜敗北女神の末路〜 作:ぴんころ
世界最強の戦力たる四女神に向けられた欲望と悪意。それらによって、神などと呼ばれようと所詮は女であることを自覚させられ、陥落した女神たちは、ついには男の仔を孕み母となった。
ご主人様と呼ぶ男の趣味嗜好による性行為の数々を経ての多様な変化。それは、どの女神にとっても小さな変化ではなかったが──
一番わかりやすく大きな変化をもたらされたのは誰なのかと言われれば、その答えは満場一致。
本人ですら、屈辱と羞恥に顔を歪めながら、そのことを認めずにはいられない。
女神たちの性奴隷になるにあたっての変化は、堕ちた肢体以外にもいくつか共通したものがある。
例えばそれは、女神としての心。信者を思い、国を思い、姉妹を思う、そんな優しい心は既に全てご主人様のために捧げられてしまった。
今の彼女たちは出産したモンスターが国を滅ぼすと言われても、自らの信者の前に性奴隷の姿を見せると言われても、姉妹を差し出せと言われても、どれだけ恥ずかしがろうと、悔しがろうと、堕ちてしまった体は命令に逆らいきれずに、最後にはご主人様の命令に頷くだろう。
例えばそれは、戦闘能力。既に全てを男に握られてしまった以上、彼女たちの体にみなぎる力は既になく、その戦闘能力が発揮される時が来るとするのならば、その人類を超える力が陵辱のスパイスになる時だけだろう。
そういった、女神として必須のものが彼女たちからは失われている。その上で、もとより極上の雌であった彼女たちは、一人一人が国を傾ける価値のある奴隷となったのだ。
「邪魔するよ」
そんな彼女たちは今、全てを捧げたご主人様に一人ずつ報告をさせられている。今は、満場一致でわかりやすく最も大きな変化を得たと言われる女神、ホワイトハート。
口調は男勝り。女神としての姿になると同時に変化した口調は、性奴隷となっても変わらない。無論、内腿か胸の周りを一撫でされてしまえば、それだけで雌になってしまうのだが。
他の女神とは違い平坦な胸は、変身前と何一つ変わらない。男がつい手を伸ばしたくなるような征服欲に満ちた胸部ではないが、それは別に胸に魅力がないというわけではなく。
「ああ、ブランちゃんか。お乳の調子はどう?」
開かれた扉の先から姿を見せたホワイトハート。清涼感のある水色にも銀色にも近い髪と、メリハリの少ない、けれどきめ細やかな肌にぴっちりと張り付いたそのスクール水着のような白のプロセッサユニットに、ぷっくらと桃色の突起を浮かび上がらせ、さらにはその先端から乳液を滴らせている。
そしてそれは、特段子供を産んだからの変化ではない。女神たちは全員子供を孕む前、心が負けを認めるよりも前の、ご主人様専用雌奴隷の体に堕ちたその時から、全員搾られると母乳を噴射してしまう体になってしまった。
その中でもブランは特別。他の女神がその豊満な乳房という女神乳の貯蔵庫があるが、彼女の平坦な胸に限ってそれはない。
無論、小さな胸だからと言って彼女の魅力が他の女神に劣るはずもなく、一国を傾ける価値のある女神であることは同じなのだが、ことこれに至っては明確な格差が存在する。
他の女神たちは溜め込み、性行為の中で男に弄ばれてこそ吐き出す母乳を、彼女の場合は溜め込むことができず、平時から垂れ流しになってしまう。
今もまた、プロセッサユニットの中で溢れ続け、その中を伝った乳液が愛液と見紛うような形で内腿を伝いながら地にシミを作っている。
それこそが、彼女が奴隷として最も大きな変化を経たと称される理由。他の女神たちは外見そのものに現れる大きな変化は妊娠程度だが、ホワイトハートだけは目に見てわかる、一瞬発情していると錯覚してしまうような姿になっているのだ。
「見りゃわかるだろう」
故に、常はまともな思考を宿すブランが女神たちがそれに羞恥を感じないはずもない。
性奴隷となれば一瞬でその羞恥も消し飛ぶような、そんな軽い感情とはいえ、男としてはそれくらいの張り合いがあった方が、時折生まれる強引に犯したくなる気持ちの発散にも都合がいいのだ。
そっぽを向いたブランの答えはイエスともノーともつかないもの。それは、子供に飲ませる乳の出という意味では問題ないといえば問題ない。けれど、こんな風に乳を垂れ流し、地面を穢してしまうような状態でまともに過ごせるかという意味では問題しかない。だから、良いとも悪いとも答えられない。
まだまともな生活に戻れると思っていること自体が滑稽な話ではあるが、その希望も調教の中では自分で投げ捨ててくれるのだ。屈服させて欲しいと誘っているのか、そんな勘違いをしてしまいそうになる。
「ネプテューヌはネプギアが最初に産んだのと同じベーシックな触手。ネプギアは女の子の夢を踏み躙るインキュバス風のモンスター。ノワールはちょっとした群れ程度のオオカミっぽいやつ。ベールは……産むのに失敗しちゃったみたいだね」
男が目を向けた資料には、つい先日出産したモンスターの種類と、今の時点でわかっている彼らの特徴。
そして、なぜそんなものが生まれたのかという殴り書き。男のタネと女神の卵に違いはないのだから、幽霊の影響か、あるいは卵に込められたエネルギーが違うのか。そういった仮説が所狭しと並べられている。
ネプテューヌは特に大した趣味もないから、怨念の形質が強く出た女神としての尊厳を陵辱することに特化した姿。ネプギアは結婚式などに憧れがあったから、そういう女の子らしい夢を最悪の形で踏み躙るモンスター。
ノワールは後ろから犯されるのが嫌だから、背後からくらいつき、そのままバックで犯すケモノ。そして、ベールに至ってはきっと妹を欲しがる女神だったから
「さあ、君はどんな子供を産んだんだい? 報告して──いや、別に必要ないか」
「……? そいつはどういう……」
「だってほら、君の後ろにもういるもの」
つまり、今回の出産は総じて女神の心を踏み躙るためのモンスターが生まれたと言っても過言ではない。
生まれたモンスターの特徴を見れば、それはきっと女神の心を折る形をしているはずだ、と。
女神の調教最中でしかしないような、だから彼女たちが見る余裕のなかった笑顔を浮かべる男の質問は途中で切られる。
そして、叩きつけた疑問に対する彼の言葉に背後を振り向けば──
「え……なっ!?」
半透明かつ粘性の強い液体の塊。モンスターとしてはスライヌに近い、けれどスライヌの持つ犬の特徴を持たないその巨体。
彼が入り込んだのは扉と地面の隙間から。今もまだずるずると部屋の外に残した体を突入させながら、すでに入り込んだ天井にも届きかねない肉体が、巨大な津波のようにブランに覆い被さった。
ブランの触手調教は、他の女神たちと並べると一際異質だった。
というのも、他の女神たちは豊満な乳房に巻き付いた触手が胸部全体に媚薬を塗りたくっていたが、彼女には巻きつけるだけの胸がない。
だから、胸を開発する触手は手持ち無沙汰となり、けれど女神を啼かせ、父親の命令を果たすためにも、その触手の動きは止まらなかった。
寸胴体型の子供女神の胸元に巻きつきながら、その先端が狙うのは少女の穴。口に、子宮に、アナルに、狙う触手は胸の先端突起を常にこすり上げ、彼女はとにかくどこかしらの穴に二本差しの状態。一滴肌に触れるだけでも狂ってしまいそうになる媚薬を大量に滴らせた触手を二つ、穴にねじ込まれているのが常のこと。
故に彼女の感度は女神随一。一種の芸術のような、女神たちの豊満な体とは真逆の嗜好を満たすその体は、誰よりも淫らに咲き乱れることが可能だった。
「ふーん、防音もバッチリなんだ。これなら、女神候補生が助けに来た時に、女神候補生の近くで無様に絶頂させる、なんてことも簡単かもね」
そんな彼女から産み落とされた、半透明の媚毒スライム。ゲイムギョウ界の住人としては犬要素のないスライヌとでも呼ぶべきブランの仔は、己の母親どころか残りの四奴隷全てを体内に取り込んでもなお余裕のありそうな体積。
女神の仔として全員が持つ形質、触手が滴らせるのと同系統の液体で肉体を構成したスライムが全身を覆うというのはつまり、常に媚薬を全身に塗布されるということ。
普段の調教快楽を思えばこそ、彼女の口から悦楽を煮詰めたような声が響き渡ってもおかしくないのだが、そんな自由すらスライムは奪い去る。
開いた口には声が出るよりも早くスライムの体が滑り込んで胃の中にまでその毒を伸ばし、快楽に跳ねそうになる体は前後左右から粘性液体が自らを押し付けることで、より媚薬が塗りつけられるだけ。
「それにしても……」
それらが、半透明の肉体故に目の前の男に全て鑑賞されている。けれど、それだけだった。
自ら男に犯されるのではなく、その媚態を赤裸々にして男を楽しませるスライムを産み落としたブラン。
一体どういう理屈で、怨念たちはこのモンスターならば彼女の心を踏み躙れると感じたのか。
他の女神たちの仔のように、快楽以外の何かで心を折ろうという気概がそこには感じ取れない。
「ん……?」
秘部がスライムの身体によって膣が広げられ、幾度も犯されたとは思えないほど綺麗な色を保ったままの中を曝け出しても消えることのなかった疑問に、もしやという考えが出たのは子供が手をつけた次のプロセス、その効果がはっきりと見え始めた時のこと。
わかりづらい変化だったが、壊れたくても壊れることができずに常に絶頂し続ける女神が、その目を強く見開いた瞬間。眼球、耳、鼻、口、肌。五感の全てに媚薬が流れ込み悶える白の女神がさらに強烈な快楽を叩きつけられたことをその身で示す。
「ああ、こうやって鑑賞できると効果が目に見えてはっきりとするね」
変化の対象はプロセッサユニット。真っ白なスクール水着じみた薄い女神服は肌にぴっちりと吸い付き、ともすれば多量の体液で透けてしまいそうなものだった。
けれど女神の力によるものなのか、そのプロセッサに浮かび上がることはなく、唯一見えるのはスーツを下から押し上げる突起の主張のみ。
「うーん、これはなんだろう。プロセッサが溶けてるってわけじゃなさそうだけど……でも、プロセッサの守りが消えただけって言いきるにはちょっと変な感じだなぁ」
そこにプロセッサがあることはわかる。白いスクール水着風の、人前に出ることが恥ずかしくないのかと思うような衣装に変化はない。
外から見ているだけだが質感にも変化はないように見えるが、けれど透けるだけではホワイトハートがより強烈な絶頂を迎えている理由にはならない。
「……ああ、なるほど。プロセッサユニットの材質がスライヌに作り変えられてるのか」
女神のシェアエナジーで構成されるプロセッサユニット。それがシェアを取り込んだスライムに置き換わってしまっている。
あれでは、スライムから解放されたとしてもプロセッサの媚薬は常に活性状態を維持し、まともに動くこともできなくなるだろう。
女神装束そのものを性玩具に変える力を持った子供。その姿から最初に陵辱できる内容として想起できるのは、女神としてまだ立つことを諦めていなかった、というところだろうか。
「でも、それなら別に普通の触手でもおかしくはないんだよね……わざわざスライムなんだから、その理由があるはずだけど」
さて、一体なんだろうかと思ったところで、次の変化。
下腹部の突然の膨張。妊娠何ヶ月というようなお腹になった彼女は、苦しそうな表情でそのまま出産を開始する。
「へぇ……」
生まれ出で、スライムに優しく抱きとめられた子供。
その存在と、彼女の姉妹関係を思い出して、ようやくこのスライムが何を踏みにじるために生まれたのかを理解する。
「なるほどね。君は妹思いだったんだ。だから、こんな形になったのか」
生まれた子供は、ディルドの形をした鉱物系の硬さを持つスライム。
スライムの中で彼女の体を蹂躙するのだって、言ってしまえば遊園地のようなものだろう。
妹のための玩具と、妹と一緒に遊びに行くという姉としての心情。
そんな気持ちが強かったから、いずれくるであろう妹たちを男の奴隷として調教する遊びのために彼女はスライムを生んだのだ。
子宮を擦られては絶頂と共に卵子を噴き出す白の女神。それがスライムの中で溶けては、一瞬でスライムと結びつき女神を堕とす新たな玩具となっては産み落とされる繰り返し。
それが終わりを告げたのは、スライムの増殖よりもなお早く生まれ続ける子供によって、天秤が完全に破綻した時のこと。
父親に対するデモンストレーションとしては十分以上の役割を果たしたと、内側の女神を放り出せば、スライム性プロセッサが押し潰される。
女神の体重は羽毛のようだが、それでも勢いよく倒れ込めば十分な威力。ぎゅう、と肌に染み込むスライム媚薬が、さらなる快楽をブランの中に擦り込む。
「もっっ、むりぃ……ごしゅ、ご主人様……ゆる……ゆるしてっ、くれ……」
「何言ってるのさ。これは君の子供の実験なんだから。他の女神を差し出したいっていうなら話は別だけど」
「んなこと……ってねぇ……」
ガクガクと震え、息も絶え絶えになりながら、男勝りな口調はそのままに潤んだ瞳で切なげに懇願する姿。
女神ホワイトハートを知る者は目を疑うような光景を世界でたった一人見られる男の言葉を必死にブランは否定するが。
「うん。じゃあちゃんと、君が新しく生んだ
「お、う……私の子……ご主人様の役に……おっ」
それでも、口にしようとしたその言葉は、最後まで言葉になることはなかった。