今回は甘雨さん。またヒルチャールです。はい。
こちらも前作と同様、ヒルチャールの正体が原神のゲーム内イベントで触れられる前に執筆した作品ですのでご注意ください
次辺りは他のもやってみたいなぁ……
トラックフラワー植物姦とか、シンプルにスライムとか……
宝盗団とかファデュイとか。蛍術師ちゃんにレズレイプされるのとかもいいかも?
静寂の部屋に、カリカリとペンを走らせる音だけが響く。
時折紙の捲れる音がしては、再びペンの音のみの空間へと戻っていった。
その部屋にいるのは、たった1人の少女。
空のように透き通った蒼色の髪から2本の角を覗かせた、柔らかい雰囲気の少女だ。
少女は常人とは比べ物にならない早さで書類の文字に目を走らせ、別の書類に文字を書き連ねていく。
不意に、部屋の扉を叩く音が聞こえた。
少女は手を止め、扉の向こうに「どうぞ」と声をかける。
「失礼します。甘雨さん、今、少しお時間よろしいでしょうか?」
扉を開けて入って来たのは、少女──甘雨の後輩に当たる人物だ。
最近この『月海亭』にやってきたらしく、困っていたら助けてやって欲しいと伝えられていた。
「大丈夫ですよ。どうかしましたか?」
「軽策荘まで荷物を運びに行った先輩が帰ってこなくて……何もなければ、もうとっくに往復出来ているくらいの時間なのですが……」
話を聞くと、どうやらもう2往復出来ていてもおかしくないくらいの時間が経っているようで、何かあったのではないかと心配なのだそうだ。
様子を見に行きたいが、戦闘力の無い自分では魔物に襲われたら対処出来ない、と。
「わかりました。ちょうどそちらの方向に用事もありましたし、少し様子を見て来ますね。危険ですから、貴女は待っていてください」
「ありがとうございます、甘雨さん」
甘雨はペンを置くと立ち上がり、部屋を後にする。
その後ろ姿を、後輩は感情の籠らない瞳で見つめていた。
◇◆◇◆◇◆
「はぁっ!」
甘雨の声と共に、氷元素を纏った矢が放たれる。
放たれた矢は寸分違わずヒルチャールの面を撃ち抜いた。同時に、氷元素が周囲のヒルチャールにも襲いかかる。
「これであらかた片付いたでしょうか」
周囲には何体ものヒルチャールが横たわっている。
動く者は無く、甘雨は一息つくと弓を霧散させ収納した。
「最近ヒルチャールの被害が多くなっているという報告はありましたが、予想以上に多いですね。冒険者ギルドにも協力を要請しておきましょう」
再び軽策荘へ向けて歩を進める甘雨。
戦闘続きで多少疲れもあったが、歩いた距離としてはそこまで長くなかった。
「今が帰離原ですから……まだ半分程度ですね。急ぎましょう」
と、そこで甘雨は背後に魔物の気配を感じ、弓を取り出しつつ振り返る。
そして、目を見開いた。
「すみません、甘雨さん……」
甘雨の瞳に写ったのは、暴徒ヒルチャールに両の手首を掴まれ、持ち上げられている後輩の姿だった。
「私、やっぱりどうしても心配で……ひっ……」
側に立っていた赤毛のヒルチャールが、持っている松明を後輩の顔に近づけていく。
後輩の顔が恐怖に歪む。
(人質……?知能の低いはずのヒルチャールが、どうして……)
甘雨は思考を巡らせる。
無事に後輩を助ける方法は?
元素を付与した弓だけでは、一発で暴徒と赤毛を同時には倒せない。
同時に倒せる可能性の高い霜華の矢では、後輩を巻き込んでしまう可能性も高くなる。
その思考時間が、最大のミスだった。
「……!」
下半身と、弓を持った左手が氷で覆われていた。
地面から伸びるように手足を包み込んだ氷は硬く、簡単には砕けそうも無い。
甘雨が歯噛みしていると、ヒルチャール達の更に奥の岩陰から2つの影が現れた。
1つは、水元素を操るヒルチャールシャーマン。
もう1つは、罠にかかった獲物を嘲笑う、氷元素使いのアビスの魔術師。
「これは流石に……マズいですね……」
自分の背後にも魔物の気配を感じた甘雨。
直後、後頭部付近から聞こえた鈍い音とともに意識を失った。
◇◆◇◆◇◆
鎖の音が聞こえた。
後頭部に少しの痛みを感じ、甘雨は目を覚ました。
甘雨の両手首には枷が嵌められ、壁に鎖で繋がれて地面に座らされていた。
拘束から逃れようと試みるが、どうやら『神の目』も意識を失っている間に取り上げられてしまったらしく、元素力が使えない。
暗い一室。どこかの廃墟だろう、璃月には似たような場所がいくつも存在する。
崩れた岩壁は、鉄筋のような柵で塞がれていた。
空が見える。今は夜のようだ。
「ここは……」
どこだろうか。
甘雨が意識を失う前は夕暮れだった。
空の明るさで経過した時間を割り出すのは難しいだろう。
頭の鈍痛に耐えながら思考していると、部屋の奥からヒルチャールが顔を覗かせ、何かを言いながら何処かへと行ってしまった。
しばらくすると、何体かのヒルチャールを連れて戻ってきた。
「なにを……するつもり、ですか……?」
「心配しなくても、そんなに酷いことはしませんよ」
ヒルチャール達の奥からそんな言葉が聞こえてくる。
目を凝らして見れば、人間と思しきシルエットが浮かんで見える。
ヒルチャールの物と似た仮面を被っていて顔は見えないが、女性の声だ。それも、甘雨には聞き覚えのある声。
「おはようございます、甘雨さん」
甘雨の側まで歩み寄って、仮面を右手で持ち上げる。
現れたのは、あの時人質になっていた後輩の顔だった。
「なるほど、最初から罠だった訳ですか」
「その通りです。甘雨さんは優しいですから、仕事として頼めば受けてくれますし、後輩の私が人質に取られていれば攻撃を躊躇うと思いました。思った通りでしたね」
後輩は自身の顎に手を当て、妖艶な笑みを浮かべて甘雨の横にしゃがみ込む。
「甘雨さん、ヒルチャールやスライムなんかの知能の低い魔物達の行動の元にあるものはなんだと思います?」
甘雨には、後輩の質問が意図するものがわからない。
何のためにそんな質問をするのか。
「答えは、本能と欲望です」
答えながら立ち上がる後輩。
そのままヒルチャール達の方へ歩きながら続ける。
「生存本能、闘争本能、食欲、支配欲……それは種によって様々で、しかも同種の中でも個体によって異なります。そして、このヒルチャール達の行動の元にある欲は……」
今度はヒルチャールの側にしゃがみ、その股へ手を伸ばす。
「性欲、です」
ヒルチャールの腰布をめくり上げると、固く佇立した男性器が露になる。
それを見た甘雨は、目を見開いて驚いた。
そもそもヒルチャールにそんなものが生えていること自体初めて知った上、それはヒルチャールの細身の身体には似つかわしくない雄々しさを感じさせるものだった。
「ヒルチャールという種族には、男の個体しか存在しません。では、どうやって繁殖するのか? 簡単なことです。彼らは他種と性交を行い、孕ませるんですよ」
「そんな……!」
「知りませんでした? まあでも、それもしょうがないでしょうね。知っているのはごく一部……ほとんどは実際に孕んだ人達ですし、そういう人は他人にそのことを言ったりしませんから」
甘雨の身体が震えた。
理解したからだ。何故今、自分が捕らえられ、生かされているのかを。
「産まれたヒルチャールは、母体によって稀に特殊な個体に変化することがあるそうです。では……1000年の時を生きた、麒麟の血を引く甘雨さんの産むヒルチャールは、どんな個体になるんでしょうね?」
「いや……やめてください……」
震える声で懇願する。
拘束され、『神の目』も奪われている甘雨に出来ることはそれくらいだった。
「甘雨さん、貴女は今まで、何人のヒルチャールを殺しましたか?」
「え……?」
「覚えていませんよね? たかがヒルチャール、そんな風に考えてたんじゃありませんか? 彼らだって、この世界に生きる命なのに」
「それ、は……」
答えることが出来ない。
今までどれだけのヒルチャールを殺してきたか……数えきれない。
「せめて、減らした分は増やさないといけませんよね?」
目の前が真っ暗になるのを、確かに甘雨は感じた。
これまで生きてきた長い時間で、甘雨はヒルチャールをどれだけ『減らした』のか。
甘雨はこれから、どれだけ『増やさないといけない』のか。
ただの人間の身ならば限界はある。
しかし、甘雨はこれからも、数十年、数百年、数千年と生き続ける。
その時間──ヒルチャールを産み続けるのかと。
ヒルチャール達が甘雨に歩み寄っていく。
無意識に後退りしようとした甘雨の背が、壁にぶつかった。
「怖いですか? でも心配はいりませんよ」
甘雨の視界が、ヒルチャール達に埋め尽くされる。
後輩の声が、遠くに聞こえた。
「この子達、とっても上手ですから」
◇◆◇◆◇◆
「やめ、て……ください……!」
あれから1時間ほど。
甘雨はヒルチャール達の愛撫を受け続けていた。
ある者は指で乳首を転がし、ある者はタイツを破き秘部を撫でる。
唇を奪う者、甘雨の露出された腋を舐める者、責め方は様々だ。
拘束はすでに外されていたが、そういった経験の無い甘雨にはどれも刺激が強く、抵抗らしい抵抗は一切出来なかった。
「わぁ、甘雨さんビショビショじゃないですか。やめて、って言ってる割に気持ちよくなってくれているんですね。嬉しいです」
「きもちよくなんて……こんなの、気持ち悪い、だけです……!」
「気持ちよくないんですか?それじゃあ、仕方ないですね……」
後輩はやれやれ、といった様子で部屋の奥に引っ込んでいく。
戻ってきた後輩は、手に広めの口をした小さな瓶を持っていた。
「ヒルチャールが炎スライムを使って爆弾を作っているのは知っていますよね?あれ、樽に詰め込んだだけに見えて実はスライムの元素力に干渉して操作する、結構高度な技術が使われているんですよ。じゃないと、木製の樽は炎スライムに触れればすぐに燃えてしまいますからね」
後輩が手で合図すると、ヒルチャール達が甘雨から離れていく。
1時間ぶりに責めから解放され、甘雨は息を整える。
「だから私は、唯一言葉の通じたアビスの魔術師に聞いてみたんです。『炎スライム以外も元素力を操作できるんじゃないか』って。答えはYesでした」
キュポン、と瓶に栓をしていたコルクを引き抜く。
その中に入っているものを見た甘雨は、目を見開いた。
瓶に詰められていたのは、紫色の液体。時折バチバチと音を立てている。
「これは、元素力の操作によってより液体に近くなった雷スライムです。スライムは元より半液状ですが、これはよく見る丸い形を形成出来ないほど液体に近いんですよ」
「そ、それを……どうするつもりですか……?」
「そんなの決まってるじゃないですかー」
後輩はその液体を自らの手に垂らし瓶を捨てると、両手でグチュグチュとスライムを挟んで手に馴染ませる。
そしてその雷スライム塗れの指を、甘雨の秘部へと挿入した。
「んぅ……!」
ぬるりとした感触とともに感じる異物感。
僅かに落ち着きを取り戻していた身体が、その刺激を受けて再び昂り始める。
「気持ちいいですよね?天然のローションみたいなものですし。でももちろんそれだけじゃありませんよ。操作して弱くなってしまった元素力とはいえ、これは紛れもなく雷スライムなんですから……」
それを聞いて甘雨はハッとなった。
先程瓶の中に詰められている状態でも、雷元素は時折発生していた。つまり、この状態でも……
「びっしょびしょになっている甘雨さんのここで、水と雷の元素反応……なんて、最高に気持ちいいと思いますよ」
後輩がニッコリと笑って言ったその瞬間。
甘雨の秘部に稲妻が走った。
「いやあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!?」
秘部だけではすまない。
雷元素の刺激は甘雨の身体から溢れ出した蜜や汗の水分と反応して全身へと駆け抜けていく。
「ぁん♡私の身体にも……ビリビリぃ……♡」
もちろん、素手で甘雨に触れている後輩の身体にも雷元素の刺激が送られる。
甘雨とは対照的にうっとりとした表情で悦んでいるようだが。
「あ……かはっ、こほ……はぁ、はぁ……」
甘雨は身体をビクンビクンと跳ねさせ、電流によって弛緩した秘部からは断続的に潮を噴いている。
「ああ……気持ちよかった。それじゃあ、後はみんなに任せるね」
後輩は甘雨の秘部から指を引き抜いた。
その手には、雷スライムは一切付着していない。
「聞こえているか分かりませんが、気をつけてくださいね。ほとんど液体とはいえ、それはスライムですから……」
甘雨の股の間に溜まった紫色の液体が一人でに持ち上がる。
「動きますよ。勝手に」
後輩の言葉を引き金に、スライムが一斉に甘雨の秘部を目指す。
その動きに気付いた甘雨は両手で秘部を隠すようにして防ごうとするが、相手はほぼ液体。指の隙間をスルリと抜けて簡単に侵入していく。
「いや……奥まで、はいって……んぅ、出て行って、ください……!ひゃう!?」
雷スライムは全て甘雨の膣内へと侵入すると、奥へ奥へと進んでいく。
ほぼ液体であるスライムは甘雨の処女膜を破る事もなく、容易にその先まで滑り込んだ。
そして最奥……子宮口にたどり着いた時、ピリッとした刺激が甘雨の身体に伝えられた。
「ま、まさか……」
嫌な予感。
そしてそのような予感というのは大体的中するもので。
雷スライムは子宮口に密着したまま、精一杯の放電を行った。
弱くなった元素力とはいえ、肉体の内側、しかも特に敏感な箇所の至近距離での放電。
「〜〜〜〜〜〜〜!?!?」
その瞬間、甘雨の脳内は真っ白に染まる。
刺激が強過ぎたのか声すら上げることも出来ず、身体を弓なりに反らせて痙攣を繰り返す。
秘部からは、スライムが押し流されるのではないかと思うほどの潮が絶えず溢れ出した。
「あ……あぁ……」
声すらまともに発することが出来ない。
しかし、甘雨にはわかったことが一つあった。
今、自身が受けた刺激に対して感じたのが『痛み』ではなかったということ。
いや、正確には痛みも感じていたが、それよりも大きな感覚があったこと。
それは、紛れもなく快感だった。
(どうして……こんなの、気持ちいいはずないのに……)
理解して尚、理解出来ない。
快感であることは理解出来てしまう。けれど何故そんな感覚を覚えてしまうのかは理解出来なかった。
というよりも、理解したくなかった。
グッタリと身体を投げ出して荒い息を繰り返す甘雨。
その近くに、先程下がって行ったヒルチャールが近づいてくる。
(いや……来ないで……今、これ以上の事をされたら……)
腰布はすでに取り払われ、露出したヒルチャールの男性器は目の前のメスを犯したいとバキバキにそそり立っている。
甘雨は、無意識に唾を呑んでいた。
下腹部が疼いているのがわかった。
強烈な刺激によって無理矢理に起こされた生殖本能が、甘雨の意思に反してその行為を求めている。
「い……や……」
上半身を起こす力すらない甘雨の秘部に熱を持った男性器があてがわれ、クチュ、と水音が鳴った。
スライムとは別の、紛れもなく甘雨の身体から分泌された液体だった。
メスの準備が整っていると判断したのか、ヒルチャールは無理矢理に自らの男性器を捩じ込んだ。
「ひぅ!?ん、ぐうぅぅぅ!」
スライムには回避されていた処女膜が、ブチブチと音を立てて破られる。
戦闘中に攻撃を受けた時とは違う、激しい痛み。
自らの腹部に感じる圧倒的な異物感。
その二つに、甘雨は苦悶の声を上げた。
それでもヒルチャールは甘雨のことを気にする素振りも無く、そのまま抽送を開始する。
相手のことを全く考慮していない激しいピストンに、甘雨は顔を顰めた。
破瓜の傷口を無理に擦られ、痛みばかりが甘雨を襲う。
……と、甘雨は思っていた。
「ん、うぅぅぅ!やめ、はげし、い……!」
蓋を開けてみれば、痛みはすぐに引いていた。
2度受けた電流によって、感覚が麻痺しているのかもしれない。
けれどそれでは説明がつかないことがあった。
(いた、くない……むしろ……)
痛みはすぐに引いていたのに、別の感覚はハッキリと残っていたのだ。
それは先程も感じていたもの。すなわち快感であった。
しかも、甘雨は自身の膣内が今どんな状態にあるのか、自分でも驚くほど正確に感じ取れていた。
(あ……子宮口とヒルチャールのモノで、スライムが潰されて……あ、だめ、それ以上押したら……それ以上は、入っちゃだめ……!)
ヒルチャールの男性器に押されたスライムは、一部が膣壁と男性器の間へと流れたが……残りは子宮口と男性器の間に留まっていた。
男性器に押されるたび、子宮口が少し広げられるような感覚がした。
「……!…………!」
ヒルチャールが何やら叫びながら、ゆっくりと男性器を抜いていく。
全て抜くのかと思いきや、抜け切るギリギリで止まった。
そして……
パァン!
と大きな音が鳴るほど、甘雨の身体に力強く腰を打ちつけた。
「んあっ!?や、はいって、ます……」
ヒルチャールは、スライムが最奥に溜まっていたのが邪魔になって奥まで突けなかったことに苛立ったらしい。
思い切り捩じ込まれた男性器に押され、奥に溜まっていたスライムは更に奥……子宮内にまで押し込まれた。
そしてさらに最悪な連鎖が起こる。
いきなり固いものに突撃されたスライムが、防衛本能を刺激されてしまったのだ。
ピリ、と微弱な電気が子宮を叩いた。
「だめです……そんな、ところでなんて……!ぜったい、おかしくなっちゃ……!?」
甘雨の懇願は届かない。
身の危険を感じたスライムは持てる全ての力を持って電気を放った。
「あ……!あ、がぁ……」
先ほどよりも強い電流が、先ほどよりも敏感な部位を駆け巡る。
電流の刺激によってヒルチャールもビクビクと男性器を震わせ、射精に至っていた。
甘雨はというと、膣内に射精されたことに気づけない程余裕が無くなっていた。
頭が焼き切れるのではないかと思うほど激しい絶頂に、甘雨の意識は飛ぶ寸前だった。
(だめ……いしきが……)
とぶ。
そう思った瞬間、甘雨の意識は無理矢理覚醒させられた。
電流により射精したヒルチャールと交代で、別のヒルチャールが甘雨を犯し始めたのだ。
絶頂直後の更なる刺激によって覚醒させられた甘雨は、自分を犯すヒルチャールの後ろに並ぶ何体ものヒルチャールに気づき、悟った。
(ヒルチャール達のこの行為に……終わりはない……)
きっと永遠に犯され続ける。
何年も、何十年も、何百年……何千年も。
甘雨の中で、何かが壊れる音がした気がした。
松明の光が照らす薄暗い部屋には、楽しげなヒルチャールの声と、喘ぎ声を殺す甘雨の艶っぽい息遣い、そして粘り気の強い水音が響いている。
(私は……どれだけヒルチャールを産めば許されるのでしょう……)
その時はきっと来ない。
千年もの間、甘雨はヒルチャールを殺してきた。その数は数万では効かないだろう。
もし万が一その時が来たとしても、その頃には……
「やぁ……!これ、さっきのより、ふとっ……!きもちぃ……」
快楽の虜になっていることだろう。
◇◆◇◆◇◆
「あは、甘雨さん、もう気持ちよさそうにしてる。よかったぁ……ぁん♡」
甘雨がヒルチャール達に代わる代わる犯されているのを、後輩は眺めていた。
通常のヒルチャールよりも大きな体躯をもつ暴徒の、一際大きな男性器を自らに挿入し、腰を振りながら。
その隣に、アビスの魔術師が現れた。
「甘雨さんはもう堕ちるのも時間の問題だと思うよ。次は誰にしよっか?」
アビスの魔術師が甘雨の様子を眺めて笑うのと共に、後輩は歪んだ笑みを浮かべた。
続編ありそうな終わり方しましたが続編あるかは不明です。
反響良ければ書くかも。うん。