※この作品はR-18です。

原神 SS集(R-18)   作:咲月蒼華

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今回もskebでリクエストいただいた作品になります。
前回の蛍の乱交(https://syosetu.org/novel/257658/3.html)の前日譚のようなものです。

処女喪失、4Pなどありますのでその辺りもご注意ください。
あと、前回をお読みいただいた方は覚えがあるかもしれませんが、蛍が行為に及ぶきっかけとして、モナが同じような行為をしているシーンが少し挟まれるので、その点もご注意を。




初めての(蛍 売春)

 

「すみません旅人さん。冒険者協会の方でも今は依頼が全然無くて……」

 

その返答に、話を聞いていた金髪の旅人──蛍は肩を落とす。

最近は今いるモンドと、それなりに距離の離れた璃月を往復する事が多かったため、依頼もあまりこなせない上に食費はかさむ一方。

結果として、今の蛍は所持金が心許ない状態にあった。

 

冒険者協会の窓口で依頼が無いか聞きに来たが、それも空振り。

窓口に立つキャサリンにお礼を言うと、蛍は噴水広場のベンチに座り込んだ。

 

「さて……どうしようか……」

 

際限無く青く広がる空を見上げて呟くと、その視界に人の顔が入り込んできた。

濃い蒼の瞳の正体は、蛍と共に旅する自称ナビゲーターであるパイモン。

身長は蛍の半分以下と小さく、何故かいつも空中に浮いている食いしん坊だ。

 

「どこかで依頼を探すしかないんじゃないのか? このままだと明日の朝ご飯が食べられない……オイラそんなの嫌だぞ!」

 

「うん……それじゃあ、分かれて探そうか。パイモンは大聖堂と西風騎士団の方をお願い。私は広場周辺の住宅街を周ってみるから。これ、今日の分のご飯ね」

 

言いながら、蛍はパイモンに弁当箱の入った包みを渡す。

パイモンはその包みを受け取ると、まず大聖堂の方に向かって飛んでいく。

 

「さて、私も依頼探ししなきゃ」

 

ベンチから立ち上がり、そう気合いを入れ直そうとした時、ふと見覚えのある姿を見かけた。

長い黒髪をツインテールにして、大きな青い帽子を被った女性──それは間違いなく、占星術師のモナの姿だった。

 

「あんな路地裏で何を……」

 

その姿は人気の無い路地裏に消えていく。

と、そこで普段から気になっていた疑問を確かめるのにちょうどいいタイミングだと思った。

とある事情で常に金欠なモナが、いつもどうやって生活費を捻出しているか聞いてみれば、自分の現状打破の参考にもなるかもしれないと。

蛍はモナの消えていった路地裏に向かい、声を掛けようとする。

 

「モナ……?」

 

モナに投げかけようとした呼びかけは、疑問の声に変わる。

路地裏を覗き見ると、どこかで見たような男とモナが向かい合って何かを話していた。

 

「それじゃあ、頼むよ」

 

「仕方ありませんね……」

 

モナは男の前でしゃがみ込むと、慣れた手つきで男のベルトを外し、ズボンと下着を下ろす。

露出された男の肉棒は既に硬くなっており、モナの眼前でブルンと踊る。

蛍は見ては行けない場面を見てしまったと思うが、目が離せなくなってしまっている。

これから何が起こるのか、それをなんとなく察して。

 

「ガチガチですね……全く、いつもいつも……」

 

モナはブツブツと何かを言いながら、男の肉棒を右手でシゴき始める。

男はその光景を満足そうに上から眺めていた。

 

「はむ……ん、ちゅ……」

 

次いで、モナは肉棒に口を近付ける。

先端にくちづけし、包み込むようにして喉奥まで咥え込んだ。

 

(あんなに大きいのを……根元まで……)

 

顔を真っ赤にしながらも、蛍はモナの行為をまじまじと見てしまう。

そういった行為の経験が全く無い蛍は、他人の行為などもちろん見たこともないし、それをすることでどんな感覚になるのかわからない。

喉の奥まで咥え込んで苦しくないのか、そんなことを考えながら観察するように見続ける。

 

「んっ、っぐ……れろ……」

 

モナは多少苦しそうな表情を見せたが、それでも止めることなくフェラを続ける。

蛍の見ている角度からではよく見えないが、モナの空いた左手は自身の秘所に向けられているように見える。

 

「ああ、そろそろ出そうだ。口の中でいいのかな?」

 

「ん……」

 

男の言葉に、モナは口を離すことなく頷く。

直後、頭を前後に大きく激しく動かし、さらに肉棒に吸い付くように口を窄めた。

一瞬の間の後、男の身体がビクンと小さく跳ねた。

モナの頭の動きも止まり、何かを嚥下しているのが喉の動きでわかった。

 

「うぇ……濃過ぎですよ、毎度毎度……ちゃんと自分でも処理してください」

 

全て飲み込み終えたのか、モナは肉棒から口を離して文句を言う。

しかしそれに対して男は何も言わず、ニヤニヤとするだけだった。

 

「……まあいいです。それじゃあ、報酬を……」

 

モナがそう言うのを遮るように、男はモナの耳元に口を寄せて何かを囁く。

 

「約束が違います。今日は口だけって……え、そんなにですか……? ……仕方ありません。今回だけですからね」

 

何やらそのまま会話していたようだが、どうやら延長戦が始まるようだ。

モナが立ち上がると、男に背を向けて路地の壁に手をつく。

男はモナの着ている服の股間部分の布を横にズラし、タイツを破る。

既にかなり濡れていたモナの秘所から、むわぁ、と熱気が溢れる。

 

その準備万端の秘所に肉棒をあてがうと、男は勢いよく腰を突き出した。

 

「んうっ!?」

 

一気に奥の奥まで捩じ込まれ、思わず大きな声を出してしまうモナ。

誰かに気付かれたらまずいと、咄嗟に手で口を塞ぐ。

 

「ん、ふっ……ふぅ……!」

 

それでも、口の端からは吐息が漏れ続ける。

男は必死に声を殺しているモナの様子を観察しながら、より激しく腰を打ち付ける。

漏れ出てしまいそうな喘ぎ声を必死に押し殺すモナの姿は、同性である蛍にも艶かしく見えた。

 

(そんなに、気持ちいいのかな……)

 

食い入るように見つめていた蛍も、右手が無意識に自らの秘所に向かっていた。

指が下着に触れると、ヌルッとした感触が伝わってきた。

 

「はや、く……終わらせて、ください……」

 

「大丈夫、そろそろだよ……!」

 

モナの言葉に、男の抽送が更に激しさを増す。

快感に耐えているのか顔を伏せてしまったためモナの表情は見えないが、結合部で愛液が泡立っていることから相当の快感をその身に受けているのだと想像出来る。

 

「んうぅぅ!?」

 

少しして、2人の身体がビクッと跳ねた。

男は1回、モナの身体は断続的に痙攣を繰り返す。

お互いに絶頂を迎えたのだろう。

男が肉棒を引き抜くと、モナの秘所から白く濁った液体が地面に垂れる。

 

モナは力無くその場にへたり込んだ。

 

「いやぁ、良かったよ。それじゃあ報酬と……タイツの替えも置いておくね。また頼むよ」

 

男はモナの側に大きめの袋を置くと、服装を整えて蛍のいるのとは逆側に消えていく。

肩で息をしているモナが心配でもあったが、それ以上に今までの光景が目に焼き付いて離れなかった。

 

結局、蛍は声を掛けるのが気まずくてその場を後にした。

 

 

 

◇◆◇◆◇◆

 

 

 

その夜。

蛍はまたモンド城の石畳の道を歩いていた。

蛍とパイモン、2人ともその日は空振りばかりで収穫は0。

パイモンは夕飯の後に疲れて眠ってしまったため、塵歌壺の中で休んでいる。

明日の食費だけでもなんとかしないと、と蛍はまた街に繰り出したのだった。

しかし、蛍の脳内は昼間の出来事の光景ばかりが浮かんでしまう。

 

(あんなに、気持ちよさそうに……)

 

男を受け入れるモナ。

仕方ないと言いつつも、その表情は期待しているように蛍には見えていた。

 

(それに、報酬……)

 

男が置いていった袋の中身はモラだった。

袋の口から硬貨が少しだが見えたし、モナもそれが目的であの行為を始めたのだろう。

 

そんな事を考えながら、陽の落ちた暗い道を1人で歩き続ける。

夕飯時も過ぎ、街の人影もかなり少なくなってきていた。

そんな時。

 

「あれ、旅人さんじゃないですかぁ。こんな時間に何やってるんですかぁ?」

 

蛍に声を掛けてきたのは、どこかで見たような顔の男。

蛍の覚えている限りだと、たしか西風騎士団の下級騎士だったはず。

男は顔が赤く、酒の匂いがした。

酔っ払っているのだろう。

 

「そうだ。良かったら、この後一晩どうです? モラなら弾みますよ! なーんて」

 

「……いいよ」

 

「へ?」

 

酔った男の冗談めいた言葉に、蛍は俯いたまま答える。

まさかそんな返答が来るとは思っていなかったのか、男の口からマヌケな声が飛び出した。

蛍は男の手首を掴むと、そのまま強引に近くの路地裏に連れ込む。

 

「た、旅人さん……?」

 

男の声を無視して、蛍はベルトを外し始める。

いや、無視というより、蛍は頭の中が昼間の光景で埋め尽くされてしまってそれどころではなくなっていた。

男にとっては想定外もいいところな展開だが、それでも肉棒は欲望に忠実に固く大きくなっていく。

肉棒が露出させられるまでには、完全に勃起していた。

 

「お、大きい……」

 

初めて間近で見たソレに、少しの恐怖と不安を覚える蛍。

それでも、ここまでして止まれないからか、好奇心の方が勝ったのか、蛍は男の肉棒を優しく握り、いきなり口に含んだ。

 

「んっ、んん……」

 

想像以上の苦しさに、ただ咥えただけなのに吐き出しそうになる。

口の中から鼻に抜ける雄の匂いも未経験の蛍にはキツく、吐き気すら催しそうになった。

しかし、それだけではなかった。

 

(この、におい……)

 

下腹部に響く。

何もしていないのに、子宮が疼いて仕方ない。

 

「ん……んう……」

 

「た、旅人さん? 苦しいなら、やめても……」

 

口に含んだだけの、フェラと言えるかも怪しいそのぎこちなさに、男が心配になり声を掛ける。

それが聞こえているのか聞こえていないのか、蛍は口を離そうとしない。

蛍は鼻で息をしながら、肉棒を更に奥へと挿入していく。

摩擦によって生み出される感触が、男に焦ったい快感を与える。

 

「んっ、れろ……」

 

蛍が酸素を求めて無意識に動かした舌が男の肉棒を撫でる。

ちょうど裏スジに当たる部分に強い刺激に、男の中で射精感が高まった。

男の口から声が漏れる。

 

とはいえ、蛍のフェラは上手いとは言い難い。

徐々に快感は蓄積していくが、なかなか射精までは至ることができなかった。

 

(少し、慣れてきたかも……)

 

しばらくそんなフェラを続けていくと、蛍も少しずつ苦しさに慣れてくる。

根元まで咥えるのはまだ厳しいが、咥えた状態での出し入れがスムーズになりつつある。

まだぎこちない動きではあるものの、ずっと焦らされるような微妙な快感を受け続けた男はその動きでも強い快感を受けているような状態になる。

 

「旅人さん、そろそろ……!」

 

その言葉と同時に、蛍の頭の中に昼間の光景が再び蘇る。

そろそろという言葉と、その後の光景。

蛍は無意識のうちに、自分の我慢できるギリギリのところまで、肉棒を挿入していた。

直後、喉の奥に温かくてネバついた液体が撒き散らされるのを感じた。

鼻に抜ける匂いが強くなる。

喉奥に液体を打ちつけられる感覚で、蛍は密かに絶頂を迎えた。

 

「んん……んっ」

 

ゆっくりと引き抜かれていく肉棒。

口に出されたモノを溢さないようにと、蛍は唇を肉棒に密着させた。

その行動はまるで、尿道に残ったモノまで搾り取ろうとしているようにも見える。

 

「んはぁ……♡」

 

完全に肉棒が抜けた時、蛍は男を見上げるように少しだけ上を向いて口を開けた。

蛍の口内には、まだ大量の白濁液が残っている。

蛍は一瞬の逡巡の後、口を閉じてそれを飲み下していった。

喉を通るネバついた感触が分かり、身体が震える。

 

その光景をボーっと見ていた男は我に帰り、捲し立てるように話し掛ける。

 

「あ、ありがとう旅人さん。も、もうこれで十分だから。これ、報酬ね。そ、それじゃあ……」

 

財布から出したモラを蛍に渡し、ズボンを上げて立ち去ろうとする男。

その手を、蛍が掴んだ。

 

「た、旅人さん……?」

 

「あの、その……」

 

言いづらそうに目を逸らす蛍。

それでも、掴んだ手を離そうとはしない。

 

「続き……」

 

モジモジと太腿を擦りながら、上目遣いで男を見つめて絞り出すように続ける。

 

「最後まで、したい……」

 

男の酔いは、もう完全に覚めていた。

 

 

 

◇◆◇◆◇◆

 

 

 

蛍の誘いを断りきれなかった男は、流石に路地のままではと蛍を自宅に連れて帰ってきた。

終始太腿を擦り合わせていた蛍の様子にドキドキしながら。

 

「本当に、いいんだね?」

 

男は再度、蛍に問う。

正直なところ、下級騎士である自身が栄誉騎士と謳われる蛍とこんな事が出来るなんて、信じられなかったのだ。

それでも、蛍の答えは変わらない。

 

「うん……お願い」

 

男の部屋で、蛍は服を脱ぐ。

蛍の返答が変わらないことで覚悟を決め、男も服を脱いだ。

ベッドに仰向けになるように言われ、素直に従う蛍。

男が蛍の脚を開かせると、すでにそこはグショグショに濡れていた。

まだ多少恥ずかしさが残っているのか、蛍は顔を赤くして目を逸らす。

 

「準備は万端みたいだね。それじゃあ……」

 

男が蛍に視線をやると、顔を逸らしたまま蛍は小さく頷いた。

1度出してもまたガチガチになっている肉棒を、蛍の秘所にあてがう。

ピクン、と蛍の身体が震えた。

ゆっくりと男が腰を押し出していく。

 

「んぁっ……」

 

狭い穴を押し広げていく感覚。

強い違和感と圧迫感を感じる蛍だが、嫌悪や苦痛などはなく、感じるのは快感。

しかし、それはまだこの段階だからこそ。

少しして、何かに引っかかるような感覚があり男の動きが止まる。

 

「なんとなくそんな気はしてたけど……旅人さん、初めてなんだね……」

 

「う、うん……」

 

引っかかる感覚が処女膜だと判断した男。

気まずそうに呟く蛍に、男は何度もした質問を再びする。

本当にいいのか、と。

それでもやはり蛍の答えが変わることはない。

モナの情事を覗き見し、自分でもその一端を体験した今、蛍の中では処女を守ることよりもあの行為によって与えられる快感への興味の方が勝っていた。

 

痛みがあるはずだからその時は無理せずに言うようにと蛍に伝えると、男はそのまま腰を押し出す。

 

「つっ……!」

 

ブチッ、と膜が破れる感触が2人に伝わる。

痛みに顔を顰める蛍の秘所から、真っ赤な液体が垂れてきた。

思わず漏れた声に、男が再び動きを止める。

 

「だい、じょうぶ……だから、もう少し……」

 

男の腕を握り、もう少し入れるように促す蛍。

痛みに耐えているような様子の蛍に躊躇うが、男も中途半端な挿入状態は中々に焦ったく感じていた。

そんな状態でGOサインが出てしまえば、我慢など出来ようはずがない。

 

「んんっ、んぅ……」

 

少しずつ挿入が進む。

異物を受け入れたことのない膣内は、入り込んできた肉棒を押し出さんとキツく収縮する。

それを掻き分け、男は更に先へと向かう。

 

「ぁん……♡」

 

少しずつ、蛍の声にも艶が出てくる。

初めて感じる体内の痛みにも関わらず、次第に快感が勝ってきたようだ。

その様子に、男も徐々に抽送速度を上げていく。

 

「ん、はぁ……♡ きもち、ぃ……♡」

 

蛍の口から漏れ出した、明確な「きもちいい」という言葉。

両手で肩付近のシーツを掴み、蛍はあまりにも強い初めての快感に耐える。

想像以上の快感の奔流。

まだゆっくりと動いているだけでこの状態であるなら、昼間に見たあの激しい抽送をされてしまったらどうなってしまうのか。

それが蛍には怖くもあり、楽しみでもあった。

 

気がつけば蛍の脚は男の腰に回っていた。

完全に無意識だったが、それは蛍が更なる快感を求めている証拠であった。

脚を回された男は、抽送の速度を更に上げる。

 

「んぅ♡ や、はやく……♡ んうぅっ♡」

 

既に抽送速度は初体験とは思えない程に速くなっている。

それでも痛みや苦しさは全く無く、蛍は声を抑えることもなく喘ぎ声を上げる。

お互いに限界が近付き、自然と行為の激しさが増す。

 

「旅人さん、もう限界です! 1回抜きま……」

 

「だめっ……! おねがい、そのままぁ……♡」

 

男は膣内で射精するのはマズイと思ったが、蛍はここで自らの意思で脚を引き、男を身体に密着させる。

それにより男は腰を引く事が出来なくなり、そのまま限界を迎えた。

 

「っあ……!」

 

「んうぅぅぅぅぅぅ!!♡」

 

完全に密着した状態での膣内射精。

勢い良く噴出した精液が蛍の子宮に殺到する。

 

「あぁ……♡ あったかい……♡」

 

下腹部に手を当て、蛍は全体重をベッドに沈める。

その表情は快感にトロけ、だらしなく弛んでいる。

男の肉棒が引き抜かれる。

少しだけ赤の混じった白濁液が垂れていく。

 

快感でトロけた蛍だが、まだやり残した事があった。

昼間に見た、後ろから激しく突かれるあの体位。

今体験した体位とどんな違いがあるのか。

どれほど、気持ちいいのか蛍は知りたかった。

 

「もう、ひとつ……おねがい……あと、いっかい、だけ……」

 

蛍が男にそれを伝えると、男は蛍の身体を心配しつつ、快諾した。

多少フラつきながら蛍は立ち上がり、部屋の壁に手をつく。

プルプルと微かに震える脚は、絶頂の余韻によるものか、それとも不安感からか。

 

未だドロリとした液体を吐き出している蛍の秘所に、男の肉棒が触れる。

ピクンと蛍の身体が反応するが、男は構わずそのまま腰を突き出した。

 

「んうぅぅぅぅぅぅ!?」

 

1度目の挿入とはまるで違う、最奥まで一気に穿つような挿入。

抵抗する暇すら与えぬような、ある種暴力的とも言える強烈な快感が蛍の身体全体を駆け巡る。

快感に慣れない蛍の脳はその膨大な快感を一瞬では処理しきれず、目の前が真っ白に染まった。

 

「はぇ……?」

 

たった一瞬のうちに数回分纏めて絶頂したような感覚に、蛍の口からはまるで意味を成さない『音』が漏れる。

それでも、男はそれで止めることはない。

蛍が希望したのだ。

『自分が辛そうでも、そのまま続けてほしい』と。

 

引き抜くのも、1度目とは違い最初から速い。

完全に抜けるギリギリまで引き抜いたら、今度はまた最奥まで一気に突く。

ただ、それを繰り返す。

 

「あっ♡ んあぁっ♡ はげ、し……♡」

 

蛍の声が、男の興奮を刺激する。

栄誉騎士として戦う凛々しい姿ばかり見てきた蛍が、自分のモノで嬌声を上げている事実が男の理性を崩しかけていた。

 

「ら、めぇ♡ こんらのぉ、おかひく……♡」

 

トロけきった蛍の口から出る言葉は呂律が回っておらず、それがさらに興奮を煽る。

男は腰を振りながら、蛍の発展途上の膨らみを揉み始める。

頂点で主張する突起に手のひらが触れた瞬間、蛍の身体が跳ねた。

 

「ちょっ、らめ♡ いっしょに、なんてぇ♡」

 

蛍のトロけた抗議は男には届かない。

それは蛍の望んだことであり、理性の限界を迎えつつある男にとっては興奮を煽るスパイスでしかないのだ。

両方の突起を親指と人差し指で摘み、その間でコロコロと転がすように弄ぶと蛍の痙攣が大きくなる。

 

「あっ♡ あぁぁぁぁ……♡」

 

開きっぱなしになった蛍の口から、意味を成さない音とともに透明な雫が垂れていく。

抽送の快感だけでも限界を超えていたにも関わらず、敏感な部分をさらに追加で責められれば耐えられる道理など無いのだ。

既に蛍は常に絶頂を繰り返しているような状態。

膣肉は肉棒をキツく締め上げ、男の射精を心待ちにしている。

 

それだけの激しい抽送を繰り返していれば、当然男の方も限界が近くなってる。

ラストスパートと言わんばかりに、男はメチャクチャに腰を振る。

強くなった快感に悶える蛍。

男は自身の限界と同時に、指の間の桃色の突起を強く抓る。

 

「……っ!!」

 

大きく仰け反った蛍の口から、声にならない嬌声が吐き出される。

子宮に流し込まれる精液のドロドロとした感触と上半身からも駆け抜ける快感が入り混じり、蛍はこの日──否、人生で1番大きい絶頂を迎えた。

 

「っとと……」

 

全身から力の抜けた蛍がその場に崩れ落ちそうになり、咄嗟に男が身体を支えた。

1人では立っていることもままならない蛍を、男はベッドに寝かせる。

蛍の秘所から、2人が感じていた証である液体が混じり合って流れ出る。

 

「きもち、よかった……♡」

 

蛍は最後にそれだけ呟いて、眠りについた。

男はその様子を苦笑しながら見た後、蛍の身体をタオルで拭って布団をかけ、自身もベッドに寄りかかるように座って眠りについた。

 

 

 

◇◆◇◆◇◆

 

 

 

それから数日後。

冒険者協会からの依頼などがありモラ不足はほぼ解決した蛍は、ある依頼のお礼としてレストラン『鹿狩り』に招待され、パイモンとともに鹿狩りに向かっていた。

その道中、ふと視線を向けた先に、ある人物を見つける。

数日前に蛍が処女を捧げた下級騎士が、同僚騎士と思われる私服の男2人と酒場に入っていくところだった。

 

その横顔を見た瞬間、下腹部がキュンと疼く感覚がした。

 

「旅人? どうかしたのか?」

 

立ち止まってしまっていたのか、パイモンに話しかけられてハッとする蛍。

なんでもない、と足を鹿狩りに向けて動かし始める。

しかし、1度疼き始めた身体は中々落ち着いてくれない。

 

鹿狩りのテーブルについて食事を始めても、それは変わらない。

食事に集中出来ず、手は止まりがちだった。

 

「旅人、さっきから様子が変だぞ。やっぱり何かあったんじゃないのか?」

 

パイモンにもそんな風に聞かれてしまう。

どうしても我慢が出来ず、蛍は食器を置いて立ち上がった。

 

「ごめん、パイモン。ちょっと依頼が残ってたの忘れてたから、行ってくるね」

 

「うえぇ!? まだ食べ始めたばっかりだぞ!?」

 

「パイモンはこのまま食べてていいから。サラさんにも伝えておくね」

 

それだけ言い、鹿狩りのウェイトレスであるサラにも同じように伝えて蛍は足早にその場を後にする。

向かう先は、酒場『エンジェルズシェア』。

足早に去っていく蛍の背中を、パイモンは両手に食器を持ったまま呆然と見送っていた。

 

 

◇◆◇◆◇◆

 

 

少しだけ呼吸を落ち着けて、蛍はエンジェルズシェアの扉を開く。

木造の落ち着いた内装を見渡してみても、あの男の姿は見当たらなかった。

2階にいるのだろうかと、店内の奥にある階段を登っていく。

 

「あっ……」

 

2階の隅にあるボックス席に、同僚2人と談笑する男の姿を見つけた。

先程感じた疼きが、より強くなって蛍を追い詰めていく。

と、そこで男が階段で立ち止まっている蛍に気付いた。

男は一瞬目を見開き、蛍の様子を見て微かに笑う。

2人の同僚には見えないように、蛍に手招きする。

 

蛍はゴクリと唾を飲み込み、男のいるテーブルに歩を進める。

 

「あ、旅人さん。お疲れ様です」

 

「え、栄誉騎士様!?」

 

「わたくしどもに、何かご用でしょうか……?」

 

平然と挨拶をする男と、蛍の突然の登場に驚きを隠せない2人の同僚騎士。

テーブルの側で立ったままの蛍は、密かに太腿を擦り合わせる。

中々言葉が出てこない。

それでも、湧き上がる欲望が口から溢れ出す。

 

「この前の『仕事』、もう1度お願いしたいんだけど……」

 

あくまで直接的な表現は使わない。

しかし当然、その場にいる1人だけには意味が伝わる。

わずかに口角を上げ、男は立ち上がった。

 

「わかりました。それじゃあ、行きましょう。この2人は私の同僚なんですが、彼らは……」

 

「……良ければ、一緒にお願いしたい、かな」

 

「栄誉騎士様のお仕事の、お手伝いですか……?」

 

「自分達でよろしければ、喜んで!」

 

蛍の手伝いが出来るということが嬉しいのか、少し舞い上がっている同僚騎士。

そんな2人の様子を見ながら、全てを知っている男は思う。

本当の事を知った時、この2人はどんな反応をするのだろうかと。

 

 

 

◇◆◇◆◇◆

 

 

 

男と蛍に連れられ、蛍があの夜に訪れた男の部屋にやってきた同僚騎士達。

何故この部屋にやってきたのか不思議そうに周囲を見渡す2人。

そのうちの片方の目の前で突然蛍がしゃがみ込み、何も言わないままその男のズボンを下ろした。

 

「え、えぇ!?」

 

困惑するのは、ズボンを下ろされた本人だけではない。

隣で見ていたもう1人も、同様に驚く。

そんな2人を気にすることもなく、まだ大きくなっていない肉棒に顔を近づけていく蛍。

根元を優しく握り、息を大きく吸う。

 

(あ……♡ この匂い……♡)

 

あの日に嗅いだ物とは少し違う、それでも子宮に響く匂い。

我慢出来ずに、蛍は小さいままのソレを口に含む。

 

「ちょ、栄誉騎士、さま……」

 

下級騎士であるこの男からすれば、ある種憧れの存在であった栄誉騎士、蛍。

そんな蛍が今、明らかに発情した表情で自分の肉棒を口に咥えている。

現実とは思えないその状態に、蛍の口内で肉棒が固くなっていく。

 

「ん、ふぅ……♡ おおひく、なっへひた♡」

 

興奮が抑えられない様子で固くなってきた肉棒に舌を這わせる蛍。

ヌルリとした感触に、男の肉棒はあっという間にガチガチになる。

 

喉奥まで咥え込み、ゆっくりと引き抜きながら唾液を肉棒に纏わせていく。

完全に引き抜くと、男に見せつけるように今度は亀頭を舐めていく。

 

「ぴくぴく、してる……我慢出来ない?」

 

蛍の言葉にも、男は反応することが出来ない。

状況に理解が追いついていない上、追撃のように強い快感が襲ってきているのだ。

会話する余裕などなかった。

 

「我慢しないで、出して♡」

 

再び奥まで肉棒が挿入される。

亀頭が口内に擦れ、竿には舌が絡みつく。

耐えきれぬまま、男は蛍の口内に勢いよく白濁液を放出した。

 

「んぅ……♡ っく、んくっ……はぁ♡」

 

喉奥に流し込まれたソレを、躊躇うことなく飲み下していく。

粘ついた感触が食道を犯していった。

小さく蛍の身体が震える。

 

「まだ固いまま……♡ それじゃあ……」

 

すぐ側の壁に左手をつき、腰を突き出して男を誘うように右手で秘所を広げて見せる蛍。

今回が初めての2人はその艶かしい姿にゴクリと喉を鳴らす。

開かれた秘所からはヌルリとした透明な液体が床に垂れていく。

 

「今度は、こっちで……♡」

 

そんな風に誘われれば、断ることなど出来るはずもない。

直前までフェラをされていた男が真っ先に飛びつく。

両手で蛍の腰に添えて、開かれた秘所に未だ固いままの肉棒を挿入する。

 

「んん……♡ やっぱり、これ凄い……♡」

 

人生において3度目の挿入。

まだ十分に解れきったとはいえない、性交に慣れぬ膣内は挿入のみで絶頂を迎え、異物である肉棒をキツく締め上げる。

それでもそれは痛みを伴うものではなく、むしろ強烈な快感を男へと齎す。

当然、それは蛍自身の更なる快感にも繋がる。

 

「んっ、ふぅ……♡ ほ、らぁ……ちゃんと、動いて♡」

 

動かなくても強い快感ではあったが、挿入されたまま動くことのない男に少し物足りなさを感じた蛍は腰をくねらせて更なる快感を求める。

蛍の腰の動きに合わせて、揉むような刺激が肉棒に伝わる。

新しい刺激を加えられ、男も我慢がきかなくなり腰を動かし始めた。

 

「あぁ……♡ そう、これぇ♡」

 

あの日から待ち焦がれていた快感に、歓喜の声を上げる蛍。

肉と肉がぶつかり合う音が部屋の中に響く。

男が奥を突く度に、蛍の口から色っぽい声が漏れる。

 

「ぁん♡ んぅ……♡ そこ、すきぃ……♡」

 

コツン、コツンと子宮口を何度も突かれると、それに合わせて蛍の膣内が収縮し、甘い快感が2人の身体に流れていく。

絶頂直後の身体に流れる快感はより強く感じられ、再びの絶頂はすぐそこまで近づいてきていた。

 

「わたし、もう……♡」

 

ヒートアップした蛍は腰をくねらせ、腰の動きを速める。

息が上がり、2人ともが無我夢中に快感だけを求めていく。

 

「も、だめぇ……!」

 

「こっちも、限界……!」

 

「ん、あぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」

 

背中を大きく後ろに反らして、声を抑えることもせずに絶頂する蛍。

お互いに激しく動いていたこともあって子宮口に密着した状態での射精でこそなかったものの、体内を焼くような熱さは当然変わることはない。

蛍は、膣内と共に心も満たされていくような感覚に浸る。

しかし、引き抜かれる肉棒と共に喪失感が強まっていく。

 

「んっ……♡ 抜け、ちゃった……」

 

その場にへたり込み、上半身だけ男達の方を振り向く蛍。

その目の前には、今抜けてしまったものも含めて合計3本の固くいきり立った肉棒。

今感じた喪失感は、また埋めてもらえる。

 

「次は、あなた……かな?」

 

次に蛍が目をつけたのは、まだ相手をしたことのないもう1人の同僚騎士の男。

蛍に視線を向けられ、男は緊張した様子で返事をする。

まだ立ち上がれていない蛍をソッと抱き上げ、ベッドに仰向けに寝かせる。

 

「それじゃあ……お願いします」

 

「ん……♡」

 

白濁液の流れ出てくる蛍の秘所に、我慢し続けてガチガチになった肉棒をゆっくりと挿入する。

そこで、蛍は気付く。

見ただけで、少し違う感じはしていた。

その理由が、身をもって理解できた。

 

(これ……太っ……♡)

 

今回挿入された肉棒は、他の2人よりも長さこそ劣るものの、太さが圧倒的に太い。

今までより異物感が強く、押し広げられていく感覚が少しだけ苦しさを齎す。

 

「すっご……い……♡ お……♡」

 

不快感は無い。

違和感と苦しさこそあれ、蛍が最も感じているのは今までとは少し違った種類の快感だ。

膣肉を太い異物が掻き分けていく快感と、ソレが抜けていく時の、苦しさから解放されていく快感。

それが交互に蛍に襲いかかる。

 

「こりぇ、らめ……♡ くる、しいのに……きもち、い……♡」

 

相反するはずの感覚が同時に感じられる状況に困惑する蛍。

少しずつ慣れてきていた感覚とは微妙に違う、けれど確かに快感であるその感覚を蛍はじっくりと味わう。

奥までは届かない。

なのに気持ち良さは奥を突かれていた性交にも引けを取らない。

 

「ふといの、きもちぃ……♡ んぅっ……♡」

 

抽送はゆっくりであるのに、圧迫感も相まって蛍の限界はすぐそこまで来ている。

それだけの圧迫感があるということは、中の肉棒もその分締め付けられているということでもあるわけで……男の表情にも余裕がない。

 

「栄誉騎士、さま……もう……」

 

「だ、め……♡ もう、少し……♡」

 

限界を告げる男だったが、蛍はまだこの感覚を味わっていたかった。

男が射精に至ってしまえば、多少なりともこの圧迫感は緩んでしまうだろう。

その蛍の言葉に、我慢しなければと必死に射精を堪える男。

歯を食いしばりながらも、腰は勝手に動いてしまう。

 

「すみません……やっぱり、もう無理、です……!」

 

「わた、しも……! イッ……!」

 

最後まで言い切ることなく、蛍は大きく仰け反る。

仰け反ったことで背中がベッドから1度浮き、その後力無くベッドに沈んだ。

 

「ん……はぁ……♡」

 

快感を身体に染み渡らせるように、全身から力を抜いていく蛍。

肌に優しく触れるシーツの感触が心地良い。

限界まで我慢した後の射精で力を使い果たし、男がその場に膝を落とす。

その際に勢いよく肉棒が引き抜け、蛍はまた大きく跳ねた。

 

「はぁ……はぁ……」

 

「……っ♡」

 

男が肩で息をして、蛍は快感に震える。

そこに、あの日蛍が処女を捧げた男が近づいていく。

男は蛍の身体を抱き上げる。

肌と肌が触れ、反射的に蛍の身体が小さく震えた。

 

「次は、私ですよね?」

 

「う、ん……♡」

 

蛍が男の首に腕を回し、男は蛍の尻を持って支える。

2人が意識しなくとも、お互いの性器が触れ合う。

 

「ん、んぅぅ……♡」

 

抱き合ったままのその体勢で、蛍の秘所に肉棒が入っていく。

蛍は初めてを経験したその肉棒に、微かな安心感を覚える。

 

(さっきのも、その1つ前も……良かった、けど……!)

 

「やっぱり……これが、1番……♡」

 

「嬉しいことを、言ってくれますね……!」

 

蛍がより強く男に抱きつく。

最初に経験し、2度続けて繋がった肉棒がやはり1番しっくりくる。

太さは先ほどのものに劣る。

しかし、苦しさを伴わない太さでしっかり1番奥まで届く長さを合わせ持つその肉棒は、蛍に最も心地良い快感を与えてくれる。

 

「んっ♡ んあぁっ♡」

 

男にしがみついたまま、この日1番大きい喘ぎ声を上げて蛍は悶える。

男の身体以外の支えが無いこの状態では、自然と奥の奥まで肉棒が入っていく。

 

「これ、奥まで、ぇ……♡ すご、い……♡」

 

天を仰ぎ、快感に酔いしれる。

男は身体を上下に揺らし、蛍の身体を上下に揺らすことで抽送を繰り返す。

激しい動きにはならないが、蛍の身体が重力によって落ちる際の勢いは十分過ぎる快感を生み出していく。

 

「んぅっ、ちゅっ♡ れろっ……んっ♡」

 

快感に流され、至近距離にある男の唇に自らの唇を合わせる。

初めての口付け。

躊躇いなどなく、無我夢中で舌を絡ませる。

 

「んむっ、んれぇ……♡ もっろ……もっろぉ♡」

 

その様子はモンドを救った英雄にも、名の知れた凄腕の冒険者にも見えはしない。

ただの発情した雌そのものだった。

 

「んんんっ♡ んー♡」

 

唇を合わせたまま何度も何度も奥を突かれ続け、子宮が降りて来る。

子宮内を満たして欲しい、そう言うように子宮口が亀頭に吸い付く。

 

「らひてっ♡ おく、にぃ……♡」

 

「言われなくても……!」

 

「ん、んうぅぅぅぅぅぅぅ!!」

 

お互いの絶頂とともに、蛍が男の身体に強くしがみつく。

奥まで挿入され、子宮内を火傷してしまいそうな熱さが満たしていく。

口を離すと、男の口との間に透明な橋がかかった。

 

「はぁ……はぁ……さい、こう……♡」

 

力無く男の身体に体重を預ける蛍。

何度絶頂したかもわからない。

しかし、数え切れないほどの絶頂を繰り返しているにも関わらず、蛍の欲求は満たされない。

 

「まだ、ヤれるよね……?」

 

「もちろん」

 

抱き合ったまま男の顔を見つめて聞くと、聞くまでもないと言わんばかりに即答する男。

他の2人も頷いている。

男は蛍に肉棒を挿入したまま、その場で仰向けに寝転がる。

ちょうど蛍が男に跨るような体勢になり、その両横へ2人が歩み寄って来る。

 

(3人……一緒に……♡)

 

その一連の動きを、蛍は期待に子宮を疼かせながら嬉しそうに見つめる。

差し出された2本の肉棒を両手でそれぞれ握り、先ほどの性交で蛍の愛液に塗れたそれをニチャニチャとしたイヤらしい音を立ててシゴき始めた。

 

1度のフェラ、3度の性交、そしてこれから始まる4人の狂宴。

部屋内には4人の身体から放たれる淫靡な匂いが充満していた。

蛍はその空気を身体いっぱいに吸い込みながら、自らで腰を振り、両手を動かし、肉棒の先端に口づけを落とす。

 

「ちゅっ……♡ れろ、んぅ♡」

 

蛍の左側に位置する1番太い肉棒を口に含め、亀頭を舐め回し、裏スジを舌で撫で上げる。

ゾワゾワとした感覚が背中に走り、舐められた男は身体を震わせた。

しかし射精までは至らない程度の刺激を与えて、蛍は反対側の肉棒へと標的を変えてしまう。

意識しての行動ではなかったが、結果的に寸止めになり、太い肉棒が触れられもしない状態でピクピクと細かく跳ねた。

 

「ふふ、勝手に動いてる……♡ んっ、んぁっ♡ そんなにいじってほしい、の……? ん、んぅ♡」

 

右側の肉棒を舐めながら、蛍は微笑ましいものを見たように笑う。

その最中に下から突き上げられ、喘ぎ声が漏れた。

一瞬蛍の両手に力が入り、肉棒を少し強く握りしめてしまう。

 

「ご、ごめ、んぅぅ♡ ちょ、いっかい、とめ……んあぁ♡」

 

握りしめてしまったことを謝罪しようとする蛍だったが、下からの突き上げが続いたことでマトモに謝罪することも出来ず、制止しようとしてもそれすら突き上げでかき消されてしまう。

 

「栄誉騎士様、私たちの方もちゃんとお願いしますよ」

 

「ちょっ、と♡ 待っ……! きもひ、よすぎて……♡」

 

突き上げはどんどん激しくなっていく。

両手の責めが完全に止まる……と思いきや、不定期的に握りが強まり、緩まりを繰り返すことがシゴく時と違った種類の刺激を生み出していた。

 

「ん、くぅ……♡ らめ、わたし……だ、めぇ……!」

 

蛍の絶頂の予兆を感じ取った男がギリギリまで肉棒を引き抜き、重力に従って落ちてくる蛍の身体を弾き返す勢いで最奥まで貫き、欲望を吐き出した。

蛍の小さな身体が跳ねる。

絶頂によって全身に力が入り、両手の握りが強くなった。

それは絶頂時に膣肉が挿入されている肉棒を締め付けるように、手の中の肉棒を締め付ける。

 

その刺激によって、両脇の男達も少し遅れて絶頂した。

全身に力が入った際に両腕を身体に引き寄せたことで肉棒が若干下を向き、蛍の肌を白濁液が汚していく。

腕、肩、胸、太腿……あらゆる場所に熱を帯びた液体を吐きかけられ、蛍は雫が落ちるたびに身体を震わせた。

 

「ん、んぅ……♡ あっつい……♡」

 

肩で息をしながら、精液のシャワーを浴びる蛍。

本来は嫌悪感を覚えるような匂いを、肺いっぱいに吸い込んで堪能する。

 

「すー……はぁ……♡」

 

「満足してくれましたか、旅人さん」

 

下に寝転がっている男が、蛍の身体を持ち上げて肉棒を引き抜く。

膣内で何度も出された精液が溢れ出し、男の身体を汚していった。

 

「ん……♡ きもち、よかった……」

 

それはよかった、と男は上半身を起こし、蛍を膝の上に座らせる。

他の2人に、それぞれタオルと毛布を持って来るように指示し、蛍がそれを受け取る。

蛍は受け取ったタオルで身体の汚れを拭い、毛布を羽織る。

 

「落ち着いたら、シャワーもどうぞ。今は余韻と疲れで動きづらいでしょうから、ベッドにでも座っていてください」

 

「うん……ありがと……」

 

男達の肩を借りてベッドに向かい、倒れ込む蛍。

あまりに疲れてしまっていたのか、蛍はそのまま目を瞑る。

男達が苦笑しながら布団をかけるその瞬間を肌で感じながら、意識を手放した。

 

 

 

◇◆◇◆◇◆

 

 

蛍が2度目の身売りをしたあの日から数日。

夜のモンド城を、蛍は歩いていた。

この日もパイモンは既に就寝しており、歩いているのは蛍1人。

「目的は?」と聞かれると返事に困るかもしれない。

ただの散歩と答えることだろう。

しかし、他の言葉をかけられたなら、返答も大きく変わる。

 

「旅人さん」

 

蛍に背後から声をかける、男の声。

振り向くと、なんとなく見覚えがある顔の男が蛍に手を振っていた。

蛍の記憶では、西風騎士団の一員だったはずだ。

男は蛍に歩み寄ると、周囲には聞こえないような小さな声で蛍に何か話を持ちかける。

その内容に小さく微笑むと、蛍は男と共に歩き出した。

 

その日から、モンド城では密かにある噂が広まった。

曰く、夜のモンド城には、不定期的に女性の喘ぎ声が響いて来るという。

そしてその声は、モンドを救った英雄の声にソックリであるらしい。

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