※この作品はR-18です。

お姫様が裸でパーティーに参加する話   作:黒糖バス

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公爵令嬢リビア

 ハイス王国には大陸で五指に入るほどの規模を誇るフェルナンド学園がある。王都の中心にあるこの学園には、国内の全ての貴族家の子女が通う事になっており、毎年1000人を越える学生が入学する。

 

 学生達は貴族としての常識に始まり、国の歴史や高度な計算、魔法に関する知識を学ぶ事になる。

 

 そんなフェルナンド学園には成績優秀者しか所属する事のできない"生徒会"という組織が存在した。彼等は学生の身でありながら国の官員の様な立ち位置にあり、時には外交官として他国に派遣される事もある。

 

 ガリア聖神国でのパーティーに出席するのも彼等生徒会の伝統的な役割の一つだった。その為、今年度生徒会に所属する7人の学生達もまたハイス王国の代表として彼の国を訪れていた。

 

 

 ▼

 

 

 公爵家の令嬢であるリビアはフェルナンド学園の生徒会の一員である。

 

 幼い頃に王太子の婚約者に選ばれた彼女は、立派な王妃になる様にと厳しく育てられた。そのお陰もあって、礼儀作法は同世代の令嬢達より遥かに身に付いており、学問に関しても学年3位の実績を残している。

 

 それに加えて少し冷たい印象を与えるものの、かなり整った容姿をしており、多くの令嬢達から尊敬され、慕われていた。

 

 

 

 ──しかし、それは去年までの話である。

 

 

 

 今年学園に編入してきたアリシアという男爵家の令嬢にリビアの婚約者であり、生徒会長でもあった王太子が一目惚れすると、全てが変わってしまった。

 

 アリシアはその天使の様に可憐な容姿でカースト上位の男子学生達を次々に虜にすると、本人が望んでいないにも関わらず学園内で大きな影響力を持つようになってしまったのだ。

 

 王太子をはじめ、高位貴族の令息達に守られたアリシアを表立って批難出来る者はおらず、逆に王太子からの寵愛を失ったリビアの周りからは人が減っていった。

 

 アリシアが学問の成績でリビアを上回った事もあり、教師や王宮の関係者すらアリシアに興味を抱いているほどである。

 

 誰の目から見ても明らかなほど王太子から冷遇されるようになったリビアは、いつの間にか"負け犬令嬢"などと陰で言われるようになっていた。もはや彼女を次期王妃だと認識している者は少なくとも学園内には皆無である。

 

 

 そんな状況のまま年が明けて恒例のガリア訪問の日がやって来たのだった。

 

 

 今回ガリア聖神国を訪れた生徒会のメンバーはリビアの他には会長である王太子とその取り巻きの令息達、そしてアリシアである。

 

 リビアを除く男性陣は皆アリシアに心を奪われており、道中の馬車の中でもリビアを無視してアリシアばかり気遣っていた。

 

 そして、それはパーティー会場に入ってからも変わる事はなかった。

 

 

 ▼

 

 

 アリシア男爵令嬢は銀髪を肩まで伸ばした美しい少女だ。優しい性格が顔にも出ており、一緒にいるだけで心が安らぐような魅力がある。

 

 学園の男性達の心を奪ったその容姿は、大陸中から美女が集まったかのようなパーティー会場の中でもやはり特別なようで、多くの視線を集めていた。

 

 想いを寄せるアリシアの裸体を見た王太子達など、我慢出来ずに股間を固くさせ、その身体を舐めるように見ている。それに気付いた彼女が頬を赤らめ恥ずかしそうに下を向けば、胸を押さえて相好を崩す男性参加者達が続出した。

 

 一方、同じように裸体を晒しているリビアの方にも視線が集まっていた。気の強そうな雰囲気のリビアは、ドレスで着飾っている時は周囲に威圧感を与えてしまう事もあるのだが、裸の姿ではそれも緩和されていた。普段リビアなど眼中にない王太子の取り巻き達も、チラチラとその裸体に視線を向けている。

 

 しかし、婚約者である王太子だけはリビアを冷めた目で見下ろした。

 

「おい、リビア。お前は容姿も頭の出来もアリシアに及ばないと思っていたが、どうやら身体の美しさも劣っていたようだな。お前の裸体を見ても全く惹かれんぞ」

「……それは、申し訳ありませんでした、殿下」

「やはりお前との婚約は早めに破棄しなくてはな。くくっ、身体に魅力がないせいで婚約破棄される令嬢など良い笑い者だろうな、リビアよ」

 

 王太子の屈辱的な言葉に内心ショックを受けるリビアだが、表情には出さず謝罪の言葉を口にする。王太子の隣では顔を強張らせたアリシアが必死に目礼をしていた。王太子と公爵令嬢の会話に口を挟む事の出来ない男爵令嬢に可能な、精一杯の謝罪なのだろう。

 

 そんなアリシアの方へ視線を向けたリビアは、自分より美しいと評された裸体を眺めた。

 

 アリシアの乳房はリビアより一回り小さく、男の手に収まる大きさだ。形も整っていて、どこか品があるように見えた。腰回りもすらっとしており、儚げな魅力がある。

 

 更に下に視線をやると、銀髪の薄い茂みと、綺麗な割れ目があった。リビアの生え揃った陰毛と比べると清潔感がある。

 

 アリシアとリビア。どちらの裸体が魅力的かは答えが分かれるだろうが、アリシアに劣等感を抱いているリビアには、自分の身体が恥ずかしいものに思えてしまった。

 

 だから、続く王太子の言葉を素直に信じてしまう。

 

「リビアよ。お前の身体を多少は見られるモノに変えてやろう。──これを陰唇に塗り込んでおけ」

「……これは?」

「保湿液のような物だ。寒々しいお前のソコもこれで潤いを帯びれば男達の目に留まるだろう」

「……お気遣いありがとうございます」

 

 リビアが王太子から受け取ったのは液体の入った小瓶だ。彼女はそのフタを開けて中の液を掌に出した。秘所を濡らす事に何の意味があるのか彼女には理解出来なかったが、他ならぬ王太子の指示とあらば従う他ない。

 

「……っ」

 

 陰毛を掻き分け、自らの割れ目に液体を塗り込む公爵令嬢の姿を王太子の取り巻き達は下卑た目で見つめた。

 

「塗り終わりました、殿下。────お次はアリシアさんですね」

「いや、アリシアには必要ない。彼女はそんな物を使わなくても魅力的だからな」

「ッ……そう、ですか……」

 

 リビアがアリシアに渡そうとした小瓶を王太子は奪い取り、従者に下げさせる。婚約者の口から「魅力がない」と遠回しに言われたリビアは一瞬だけ表情を歪める。それを目にしたアリシアは申し訳ない気持ちで顔を伏せた。

 

 王太子はそれからアリシアとリビアの2人を伴って他国の要人達に挨拶をして回った。その際、相手の男性がアリシアよりも自分の下半身に視線を向けている事に気付いたリビアは、保湿液を使わせた王太子の慧眼に感心する。

 

 この時、純真な所のある彼女はその理由を見栄えのお陰だと思っていた。だが、男達は気の強そうなリビアが秘所を濡らす姿を邪(よこしま)な目で見ていたのだった。自分がはしたない女だと思われているとは知らず、彼女は恥を晒し続ける。

 

 そこに変化が起きたのは挨拶回りを始めて10分が経った頃だ。リビアは自分の下半身が仄かに疼くのを感じた。最初は気の所為だと判断した彼女だったが、その甘い疼きは次第に大きくなり、あっという間に無視出来ないレベルになる。

 

 彼女の秘所は熱を持ち、感じた事のない快感を得始めた。ピタリと閉じていた割れ目はひとりでに開いていき、その奥から保湿液とは種類の違う液体を分泌させる。

 

 自らの身体の異変に気付いたリビアだったが、タイミング悪く隣国の王族との会談中であった為、太ももを擦り合わせて疼きに堪える他なかった。なんとか澄まし顔を維持したものの、股全体を愛液で汚し、皮を被った陰核を勃たせてしまう。

 

 それを目ざとく見つけた隣国の王族はニヤリと笑みを浮かべると、王太子に話しかけた。

 

「随分と素敵な婚約者をお持ちのようですな。何度かこのパーティーに参加させて頂いておりますが、彼女のような方を見たのは初めてですよ」

「気遣いは無用ですよ。全く、はしたない女だ。婚約者が隣にいるにも関わらず、他の男の裸を見て発情するなんて」

 

 王太子達の会話をリビアは羞恥で顔を赤くしながら聞くしかない。公爵令嬢でしかない彼女に王族同士の会話に割って入る権利はないからだ。

 

 リビアは保湿液と偽って渡されたのが媚薬の類であった事。そして、王太子が自分の醜態を他国の要人に見せ付け、婚約破棄の理由にしようと企んでいる事をようやく悟ったのだった。

 

 

 ▼

 

 

 男爵令嬢アリシアは当初、多数の男性に裸を見られて緊張していた。天使の様に可憐な容姿をした彼女は、会場内でもそれなりに目立っており、その裸体を目に焼き付けようとする多くの男達の視線に晒されてしまったのだ。

 

「……リビア様……っ」

 

 しかし、今はその緊張よりも隣で頬を赤らめるリビアへの心配が勝り、気が気ではなかった。媚薬に犯されたリビアの秘所は粗相をしたかの様に濡れそぼり、呼吸に合わせて淫らな雫を滴らせている。

 

 王太子はその様子を冷たく見下ろし、晒し者にするように会場内を連れ回した。恐らく明日にでもリビアの醜態は噂になり、王太子の望み通りに婚約破棄までいってしまうに違いない。

 

 アリシアは、何も悪い事をしていない健気な少女にこんな仕打ちをする王太子が恐ろしくて仕方がなかった。

 

「……リビア様、少し失礼しますね」

「……え? ……あっ……」

 

 苦しむリビアの姿を見ていられなくなったアリシアは、王太子の隙を窺い、そっと彼女に近寄る。そして、その秘所に手を這わすと愛液を拭い取り、自分の割れ目に塗り付けた。リビアに当てられて少し尖っていた陰核と微かに湿った女性器。そこに媚薬の混ざったリビアの愛液を塗り込んでいく。

 

 アリシアは目を瞬かせるリビアに「私が視線を分散させます」と告げると、自らの身体の変化を待った。

 

 

 ▼

 

 

 数分後。アリシアはリビアと同様に淫液を溢れさせ、割れ目を花開かせてしまっていた。下の毛の薄い彼女は、リビア以上に秘所の様子を周囲の者に見られてしまう。男達は天使の様な少女の淫らな艶姿に息を呑んだ。

 

 王太子もまた溺愛するアリシアの官能的な姿に見惚れ、股間を固くさせていた。しかし、同時に都合の悪い展開だと気付くと表情を険しくした。

 

 もし彼がリビアの醜態を理由に婚約破棄をした場合、同じ醜態を晒したアリシアと新たに婚約を結ぶ事が難しくなったからだ。

 

 王太子は今回の企みが失敗に終わった事を悟ると、アリシアの裸体をこれ以上衆目に晒すまいと彼女を連れて壁際に移動するのだった。

 

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