「む。助手ったら、この私を置いてどこに行ったのかな」
燦々と太陽の光が降り注ぐとある国のビーチにて。
シエスタは集合していた場所と時間に君塚がいないことを知り、不機嫌そうに眉根を寄せた。レディを待たせるなんて常識がなっていないね。自慰行為でもしていたのかな?
などと後で言う文句の言葉を考えつつ、周囲を見渡す。
昼間からビーチバーで飲んだくれている者や、砂浜で城を作る子供。仲睦まじいカップルなど様々な客で大賑わい。これだけ人がいると、トラブルが発生するのは必然だ。日頃から『巻き込まれ体質』なるものを訴える彼がそうなっていそうなのは容易に想像ができるので、飲み物でも買っておいてあげようと、近くのビーチバーに入っておくことにした。
「ようお嬢ちゃん、一人か?」
「生憎だけど彼氏を待っていてね。君の誘いには乗れないよ」
シエスタがカウンターで一人、お勧めされたグァバジュースを飲んでいると、隣に座った男から声をかけられる。即座に追い払うために冷淡な態度を取るが、こういった輩はしつこく付きまとってくるのが面倒なところだ。今回はどう追い返そうか悩んでいると、
「まぁそういうなよ嬢ちゃん。彼氏が辛い目に合うのはきついだろ?」
「全く、君は何を言って……っ……!?」
男が唐突に一枚の写真を見せてきて彼女は目を見開く。写っているのは拘束されている君塚の姿。どこかに拉致されたのか、椅子に座らされており身動きが取れていない。
「彼氏が大切なんだろ、シエスタさん?」
「まさか……依頼自体が罠だったというわけか……」
「そういうことだ。悪いな、俺たちのボスがあんたに熱心でさ。付き合ってくれや」
人質を取られてしまってはと、彼女は黙って男について行くしかなかったのだった。
「おう、連れて来たか。下がっていいぞ」
そして数十分後には、シエスタは先ほどいたビーチを一望できる、大きな家宅の寝室に連れて来られていた。部屋の奥には全裸の男が一人いて、ワインを嗜んでいる。
巨大な別荘と何人もの部下を連れていられるのは、自分を狙っている男がマフィアの長であるということを証明しており、右肩にはびっしりとタトゥーが貼られている。浅黒い肌によく鍛えられた身体は庭にたくさん置いてあるサーフボードが趣味だかららしく、オスとしては魅力的な身体だ。
チャラついた雰囲気ではあるが、かなり年齢は重ねているのだろう。ブロンドヘアの髪の毛には少しばかり白髪が混じっており、裏社会で苦労してのし上がってきたのが理解できる。
男はしばらくの間ビーチを眺めていたが、白いレースカーテンを閉めると、くるりと振り返りギンギンに勃起しているチンポを揺らし彼女に近づいた。
「ははっ、思った通りいい女だな……シエスタ、だったか? 俺が興奮してんのが分かるか?」
「嫌でも分かるさ。それよりも性行為をしたら助手を解放してくれるというのは本当なんだろうね」
「ああ。お前を一回抱けばそれでいいからな」
そう話している間にも、シエスタは二十センチは超えているであろう陰茎を両手で掴まされ、その先端をグリグリとお腹の上から子宮に押しつけられる。
「そうと決まれば早く終わらせてしまおう。私はどうすればいいのかな?」
「ははっ、物分かりのいい奴は好きだぜ。とりあえずキスからだな」
「ん……」
男のために上を向き、瞳を閉じて唇を突き出すシエスタ。少し高めのリップクリームをたっぷり塗っており、助手に気づいてもらおうと思っていたのだ。もっとも覆い被さってくる男の、自分の舌よりも一回りは大きい肉厚なベロに舐められてしまったが。
「よし、舌出せ」
「っ……っ……」
指示された通りに伸ばすと、にゅるにゅると絡みつかれたっぷりしゃぶられる。興奮しているのかたっぷりと荒い鼻息をかけられ、彼女も酸素が足りずに息苦しさを覚えてくる。上手く飲み込めない唾液が溢れ出し、顎に伝って胸元や谷間にぽたぽたと落ちていく。
「んむっ……ちゅ、んちゅ、じゅるる……」
助手も色目を使う赤と白の縞々ビキニ越しのおっぱいをこれでもかと押しつけ、今度はシエスタの方から男に奉仕していく。逆らったら君塚の身に何があったか分かったものじゃないと、懸命にベロへと吸いつき男の味を覚えていく。
「んうっ……!? んむじゅ、ぢゅる、ぢゅっ……ぢゅるる……」
胸を隠す布をぐいっとズラされ、乳首をこねられビクンと肩を震わせる。止めていいと言われていないので男へのキスを続けていると、もう一方の手もおっぱいを揉むために移動し、ぐにゅぐにゅと遠慮なく押し揉んできて反応させられる。自分が思っている以上に恐怖しているのか、防衛本能が働いており股ぐらも濡れてしまっているらしい。
「よし、もういいぞ。にしてもでっけぇ胸してんなぁ。パイズリでもしてもらうか」
「君は私を娼婦と勘違いしていないかな? した経験なんてないのだけれど」
「異国で探偵してるあんたなら、やり方くらいすぐ覚えられるだろ」
ベロチューキスを止めた後に、男はキングサイズのベッドに腰かけ、軽く股を開いてリラックスする。ビクビク揺れるチンポを反り勃たせ、シエスタをしゃがませて床に膝立ちさせ、その深い胸の谷間に陰茎を挟ませて我慢汁をべっとりとこびつけた。
「うはっ、柔らけえな。ズってくれよ」
「おっぱいで挟んで擦るだけでいいのかな? よいしょ……こんな、感じ、かな……」
パイズリなんて経験はなく、シエスタは手のひらで横乳を押さえ上半身を上下にゆっくりと動かしてみせる。高低差のあるカリを肌でしっかりと感じ取りつつ、汗をかきどんどん温かくなっていく身体で快楽を与える。にゅるにゅるの乳オナホ具合に男は気持ちよさで呻き、そのまま上半身を後方へと倒す。
隙だらけで攻撃したいが、助手を人質に取られている以上は好き勝手に動くわけにはいかない。歯がゆい思いをしながらも男を気持ちよくさせるためだけにおっぱいを動かすしかないのだ。
「本当に初めてかよ、ははっ」
「男性の自慰行為と同じように動かせばいいのだろうと思ってね。生殖の方法からしても……うん、もう少し圧力をかけた方がいいか……」
ずりゅっ、にゅるっ、ずりゅんっ……。
シエスタは押さえるだけではなく乳房を鷲掴みし、左右に交差させるパイズリファックでチンポをビクつかせ、苦しそうな男の表情を見つめじっくりと射精へと導いていく。
「あーすっげ……腕で寄せてくれ」
「んっ、ふっ、んっ……こうで、いいのかな……ぃ゛っ!?」
唐突に乳首を引っ張られ彼女は反射的に悲鳴を上げる。手持ち無沙汰な男がそれなりに力を入れて、しかも両方ともつねり引っ張ったのだ。すぐに離れるもまだ痛みは残っており、ヒリヒリする先っぽを見ていて手を止めてしまう。
「ははっ、つい弄っちまった。もっとちゃんと気持ちよくさせてくれよ」
「くっ……うっ、ふぅっ、んんッ……」
シエスタが逆らわず両腕で寄せ上げると、おっぱいは楕円形へと変わっていく。そのまま上半身全体を使って谷間から亀頭を出入りさせていくと、挟まっているチンポが限界まで膨らんでいるのを感じ、男に余裕がないのを察した。
射精した瞬間ならチャンスかもしれないと、目だけを動かしテーブルの上に放置してある銃に狙いをつけた。
「そろそろイけそうだ……おっ、うおっ……」
「射精しそうならしても構わないよ。ほらっ、びゅー、びゅ~……」
ぶびゅるるるるる!! ぶびゅっ、びゅぶぶぶ……!!
男がチン先を谷間に引っ込めた瞬間に乳内射精をし、シエスタは熱い精液をこれでもかと受け止めていく。デカマラなだけあってその量や臭いも尋常ではなく、谷間をぐぱぁ……と開くと鼻腔を突き刺し、そのオスの臭いを脳髄へと届かせる。無理やりされているからこそ、彼女の身体は目の前の優秀なオスを受け入れろと命令を受けている。
「ふっ……!」
それらを振り切り転がると、シエスタはテーブルの上の銃に手を伸ばす。そしてまだ仰向けに倒れたままの男に向けて上半身を起こすように声をかけた。
「身体を起こすんだ。さもなければ……」
「いい動きだったなぁ。だが……そいつは玩具だ」
男が言い切ると同時に寝室の扉が開き、銃を構えた男が数人、窓の外からも数人現れる。全員の銃口はシエスタに向けられており、彼女は迷わず引き金を引こうとしたが、音だけは立派でその銃口が火を噴くことはなかった。
男はスッと手を上げると全員を退出させ、シエスタに近づいていく。
「俺もそんな甘くはねえのさ。変な気を起こさなきゃその胸をあいつらに見られることもなかったのに」
「く……ぁっ……。して、やられたね」
そして水着の上からでも分かりそうなほどくっきり浮き出ている勃起乳首を、両方摘まみ少しばかり強めに握って、忠告するように潰して引っ張る。気丈に振る舞うシエスタだが、谷間からはボタボタと白濁液を垂らしていて滑稽な姿を晒していた。
「拭いたらそのままズリフェラしろ。俺もお前のを舐めてやるよ」
「……分かった」
感じてしまっているのを気取られたくないが、どう考えてもバレてしまう指示がきて、シエスタに逃げ場がなくなる。言われた通りに谷間をティッシュで拭き取り、先にベッドで仰向けに寝そべっていた男の上に乗り、お尻を顔に向ける。
「お、濡れてんのか。まあレイプされたら仕方ねえよなぁ」
「っつ……くっ……」
再びその豊満なバストを使って、柔らかくなっているチンポを挟み込む。ズリながら下半身に意識を向け、くいっとズラされ男の目の前におまんこが丸見えになっているのに羞恥を感じてしまう。愛液がにじみ裏地に糸を引いているのが男の目には映っているのだろうと……想像するだけで彼女は心が折れそうになる。
たぱっ、たぱんっ、ずちゅっ。
「んじゅ、じゅるっ、ぢゅぞぞ……ぐぽっ、ぶぽぽっ……」
シエスタは少しでも忘れようと胸を上下に動かし、再び硬くなってきたチンポの先っぽを咥えて顔も動かす。口元を突き出す下品なひょっとこフェラではあるが、男に顔を見られる心配はないので、これでもかと激しく攻め立て搾精しようと必死だ。
「ははっ、そんなに尽くしてくれるなら俺も頑張らねえとな……れろ……」
「んじゅぼ、ぼぽっ……んぶっ、ぶっ……」
マンスジを舐められ一瞬奉仕する動きが止まったが、すぐに再開をする。左右の乳房をズラすように擦りチンポに刺激を与えるが、一発抜いた男がそう簡単に射精できるようにはならない。思春期の少年ならともかく、目の前の男は女を抱くことに慣れているのだ。
これが助手相手だったら、もう少し楽だっただろう。
「ぢゅる、ぢゅぞぞ……」
「んぅうっ……!? ん、ふうぅ……!」
ベロで一舐めされただけで、パイパンにしていたおまんこから水をたっぷり含んでいたスポンジのように愛液がにじみ出る。初めてされるクンニに脳は拒否反応を起こしており、今すぐにでもここから逃げ出したい。
しかし策はなく、どう考えても逃げられないのだ。思考しようとするがぴっちり閉じていたスジに男の傷だらけの人差し指がマン肉に押し当てられ、くぱっと開かれてしまった。
「ははっ、胸は立派でもここは生娘のそれだな。俺がじっくり開発してやるよ……ぢゅぞぞ……!」
「んぶぁ……あっ、くうぅ……!」
すぐさまクリトリスに吸いつかれてしまい、シエスタはフェラを中止してしまう。嫌だと思う度に本能が働いている身体は興奮し下腹部を熱くして子宮を疼かせる。今ここで受精しないと後がないぞと、懸命に訴えかけてくる。
意思を強く持とうとしても数の暴力には勝てない。もしここで次の行動を起こせば、この男だけでなく全員にレイプされてしまうかもしれないのだ。さっきので心は折れかけてしまっており、今は待つだけだ。
「んぶっ……んっ、んんっ……ぐぽっ、ぐっぽ……」
クンニしているお陰かチンポが硬くなってきたので、シエスタは再びぱくっと咥えてパイズリフェラで奉仕する。そうしていると男は腰の紐に手をかけて、彼女の股間を隠す布を脱がせた。
「そろそろ指突っ込んでも良さそうだな……」
にゅぷぷぷ……。
「んっぶ……じゅぷ、じゅぽぽっ……!」
膣内に人差し指が侵入してきて、異物を拒もうと膣壁が締め上げていく。しかしぬるぬるのおまんこはあっさりと第二関節を通り越して、十センチ越えの指を根本までハメ込んだ。
「きっついマンコだな。動かすぞ?」
「ん゛ぅっ……」
ちゅくちゅくちゅく……と卑猥な水音を鳴らしてぴちゃぴちゃと水滴を男の顔に垂らしていくシエスタ。自分も同じようなことをしているが、羞恥心は男の感じる比ではなくどんどん分泌して肉襞を蠢かせる。チンポだと認識しているかのようにぎゅっと締めつけ、Gスポットを攻めてくれとアピール。
「ここがいいのかぁ?」
「ん゛っ……う゛ぅう……!」
一発で弱点を当てられ、シエスタはまたもやチンポから離れそうになった。が、堪えて頭を前後させる。男だって勃起しているのだから苦しいはずだと、射精させようと必死。自然と涙が溢れ出して男の陰毛まみれの恥丘へと落ちていく。
「ははっ、すげえ締まりだな。じっくり開発したくなってくるぜ」
一回で解放してくれる約束が破られそうで絶望的な気持ちになるシエスタ。こうなってくるととにかく男をすっきりさせて解放してもらえるようにするしかない。よだれをたっぷり含ませたベロでカリを舐め回し、胸をこれでもかと寄せ上げて必死に奉仕する。それだけで男は彼女がどれだけ苦しんでいるかを察することができるのだ。
掴んでいる太ももや触れ合っているお腹。至るところから汗をたっぷりと分泌させており、メスのフェロモンを発している。
「おっ、いいじゃねえか。そろそろ射精できそうだな……」
「んぶっ、んぅう、んじゅぶ! れぇぇ……」
亀頭を舐めておっぱいでズることだけに集中し、何度も往復させ抜かせにいく。
ずりゅっずりゅっ……だぱんっ、ぱんっ、ぱんっ……!
「おっ、そいつはやべぇ……!」
「っっっ……! んんっ……」
ドビュルルルルッ!! ビュルルッ!!
噴火のような射精にシエスタは顔面にザーメンを浴びて、おっぱいにぶっかけられていく。それから挟んで抑えようとしたが、その頃にはもう勢いが弱くなっており、残り汁を谷間にコキ捨てるだけ。彼女の髪を濁らせたような精液をたっぷり吐き出したからか、挟んでいるチンポは小さくなっていくのだった。
「くっ……なんでこんなことを……」
それから十分後、ヤる前に風呂へ入るよう指示されたシエスタは、別の寝室に移動していた。もちろんただ風呂に入るのはつまらないとのことで、入浴しているところが丸見えの、ガラス張りの風呂である。
入るなりもはや着用している意味のない水着を取っ払いシャワーを浴び始めると、男はベッドに腰かけてジロジロ舐め回すような視線を送ってくる。
「そこのガラスにおっぱいを押しつけろ」
「ん……こうでいいのかな?」
「いい眺めだ。よし、洗っていいぞ」
指示された通りにガラスへ向かい、胸だけを突き出しむにゅんと押しつける。体温より少し低いガラスに乳首が擦れ、さっきから火照りっぱなしの身体にはひんやりと心地が良い。
後でまたたっぷりと男の臭いや体液をこの身体で受けることになるだろうが、今だけはボディソープで綺麗さっぱりと洗い落としていく。
「いい身体してんなぁ……オナニーしてみせろ。セックスしたことはなくても、さすがにそれくらいは分かるだろ?」
「自慰行為くらいしたことあるとも……」
「へぇ……相手はあの助手か?」
「……そうだとも。彼くらいしかオカズにできる相手がいなかったからね」
シエスタは不機嫌になりつつも素直に言い返して、中央が不自然に空いているスケベ椅子に座り、大股を開いて男に見せつける。綺麗に洗ったおまんこはまだ処女を保っており、開くと綺麗なピンク色の具が晒される。ひくひくと蠢く膣口や何度も舐められた陰核は豆粒サイズに肥大化しており、オナニーするには都合が良い。
彼女は早く済ませようと、目を閉じて君塚のことを頭に思い浮かべるが、前にいる男のように屈強ではないのだ。チンポのサイズも目の前の男よりも優れた者はそういないだろうと予測できるので、油断していると、勝手に身体が男をオカズにしてしまう。
「くっ……ぅ、んっ……ふ……ぅっ」
右手で乳首をこねくり回し、左手はクリトリスへ。くにくにと弄っているとピクンと肩を震わせてしまい、感じているのが伝わってしまう。ツンと勃たせて吐息を荒くし、お腹をうねらせながらおまんこ全体をマッサージするように愛撫し、ぬるんと指を挿入する。
「う……んんっ……!」
中指の一本では足りず、二本目の薬指も。顔を背けることは許されないので、ヤケクソになってこれでもかと蕩けた表情とはしたなく開いた口を見せて、男の勃起を手伝っていく。終われば解放されるとそう信じて、自らを昂らせる。
ぐぷくちゅずちゅぬちゅ……。
「っっっ、ふ……ッ……っあぁあ……!」
ガラス越しにしっかりとイキ顔を見せて、シエスタは絶頂をする。頭が真っ白になりふわふわした思考のまま男を見つめ、水晶のように綺麗な水色の瞳を閉じる。
あのデカマラで突かれたらどうなるのかと想像し、キュンキュンするお腹を押さえる。
二本の指で膣内を搔き回して絶頂はしたが、彼女の身体に満足感はない。男のぶっとい指でGスポットをエグられる快感を覚えてしまったからか、物足りないのだ。悔しいが彼のチンポとさっきの感覚でイき、君塚のことなど頭になかった。
「イッたか。んじゃあそろそろ本番するから来い」
「……分かったよ……」
シャワーでもう一度全身の汗を流してバスタオルで軽く全身を拭き、シエスタは風呂場を後にする。水を飲むことは許されたのでコップにたっぷり入った冷たい水で乾いた喉を潤して、頭をわしゃわしゃと拭いてから、バスタオルを椅子の背もたれに放り投げる。
そして男の座っているベッドに乗っかって、仰向けに寝転ぶ。
「何をしているのかな?」
「逃げないように拘束しとこうと思ってな」
「今さら逃げやしないさ」
すると男がベッドの四隅と繋がっている手枷足枷で拘束し、大の字状にさせてきた。
さすがにシャワーを浴びている間は逃げられないようにしたいらしく、彼女は何度か深呼吸をし、彼を待つ。濡れた髪のまま枕に頭を乗せるのは不快だが、三分もしない内に出てきたので気にならなくなった。
「結構濃い色の乳首だな、ははっ。イイ身体してやがる」
「人の身体を笑うなんて最低だね、君は」
「褒めてんだよ。ま、こんな状況じゃ貶しているようにしか思えねえか」
「……っ……」
男は勃起したチンポを見せつけたままタオルで髪を拭き、近くの椅子に投げる。どうせ濡れるのだからとあまり拭かないままベッドに乗り、シエスタの太ももを撫でてビクンと震わせる。
「ぢゅ、ぢゅるるる……」
「んぅっ……っ、くふぁっ……」
そして濃いピンク色の乳首にむしゃぶりついてねちっこく吸いつく。よほど胸が気に入っているのか、乱暴に揉みしだかれ先っぽに何度か甘嚙みされて声が漏れてしまう。彼が離れる頃にはジンジンと痛むほどに硬くなっていた。
「さて……ぼちぼちやるか」
シエスタは足枷が外されるのを待ち、掴まれた足首を見下ろす。男の手首と変わらない女性のそれは、抵抗したら折られてしまうかもしれない。想像しただけで気力をそがれ、もうどうしようもないとあきらめるしかなかった。
いよいよ本番、セックスなのだ。
数多の経験をしてきた彼女でも未知の体験となると、心臓の鼓動は高まり口を閉ざしてしまう。
「ゆっくり挿入してやるから安心しな」
「そうしてくれるとありがたいよ」
余裕そうな笑みを浮かべるシエスタだが声は震えている。脚を大きく開かされ、正常位の姿勢になり、男の巨大な陰茎がべちべちとおへそに叩きつけられる。子宮を超えてなお奥まで入り込みそうなサイズのそれは、明らかに彼女と性交することを想定していないモノである。
「よっと……」
ずちゅ……ずにゅるるるる……。
「っつあ……! ぐ……ぅぁあっ……!」
処女膜など存在しないと分かっているが、ぶちぶちと破けるような感覚で膣内を押し広げるデカマラに、シエスタは歯を食い縛り呻く。きちんとほぐしていたが涙が出そうなほどに痛く、腹筋に力を入れて押し出そうとするが、それが余計に彼女を苦しませる。男はそれを言わずに彼女のおまんこを堪能しているだけだ。
「ぜ、全部入っ……」
「これで根本まで入ったぞ……っと!」
「かふぁっ……」
ゴツンと、岩でもぶつけられたのかと思えるほどの衝撃が膣奥から伝わってきて、シエスタを襲った。自分でも知らない内に拳や足の指先に全力で力を込めていたのか、わなわなと震えており嫌な汗がたっぷりと出てしまっている。
「うはっ、すげえなこのマンコ」
ズチュッ、ヌチュッ、ブチュッ……!
「ぐっ……いぁっ……」
やがて男がピストンを初め、膣内を蹂躙し始める。
ぼっこり浮かんでいるお腹を撫でられ腹が破けるのではないかと思えてくるほどの痛み。レイプの被害者などとも関わり知識などは豊富だが、された経験は初めてなのだ。愛している相手となら満たされるとも聞いたが、逆に相手が違うだけでこんなにも苦しいのかと、彼女の身体にひたすら苦痛を与えていく。
「あ~すっげ……すぐ出ちまいそうだなおい」
「んあっ……うっ、うあっ……!! っつ、うああっ……!」
男がぶるんぶるんと揺れていた胸を掴んできたので、シエスタは彼に身を任せて全身を揺らしていく。ベッドは壊れそうなほどにギシギシと鳴り響き、二人の男女が繋がっている股ぐらからは血とカウパーが混じったぬるぬるの液体が零れ落ちてシーツを汚す。
「っひ……!」
細めた瞳でケダモノのような男を見ると、それだけで全身に戦慄が走り恐怖が強まった。
「うあっ……! あ、ぐっ、んああぁあっ!」
身体が望んでいたGスポットへの突きで、彼女は悲鳴と嬌声とが混じったような声を漏らす。抑えようと思っても抑えられない喘ぎ声。レイプ被害者から聞いていた情報通りであるが、止められるものではない。
胸も乱暴に揉まれており体重をかけられて、だんだんと息も苦しくなってくる。
「うはっ、すげえうねってるじゃねえか。気持ちいいか?」
その一方で身体の方──おまんこは男の肉棒に、催促するように柔肉をねちねちと絡みつかせる。それも男の肉棒が抽送されるだけで根こそぎカリ首で削がれ、スポンジのように愛液が出ては結合部から漏れ出ていく。
「気持ちよくなんか……んあっ、あっ、くぅう……ッ! んふあ……っ!」
恐怖で全身が弛緩しきったのか、結合部はスムーズにピストンし円滑に交尾を進めていく。シエスタの頭は現実逃避し始め、これはただの遺伝子を後世に伝えるためだけの行為だと連呼し、男から顔を背け続ける。
「嫌がる様子がまたたまんねぇな……でも無視してんじゃねえよ。ここんとこはどうだ……っと!」
「んひあっ……!!」
ぐりゅん、とGスポットを亀頭で突かれて甘い声が漏れ出る。反射的に口を塞ごうと腕を動かそうとするが、手枷がそれを邪魔して手首に痛みが走るだけだ。
「なん、で……私の弱いトコ……んぁああッ……! そこ、んぁあっ……!」
「なんでもなにも、さっき自分で弄ってたじゃねえか。指でも押し当てたしな。しっかりしてくれよ探偵さん」
「んふあっ……ひぁ、ああっ……」
もう一度快楽スポットを突かれ、今度はお腹の上からも指で圧迫されてシエスタは思わず目を見開く。自分を弄って楽しむ下衆な男の笑顔に本気の殺意を抱いてキッと睨みつけるが、彼はそれすらも笑って受け入れる。
「声聞かれたくねえか? だったら口塞いでやるから出せよ」
「っ……んん……」
媚びるようなメス声を発するよりかはマシだと、唇を突き出す。拒もうと閉じていたが、ぬるんと侵入してくるベロを受け入れ、舌の上に乗っかる男の味を嫌でも味わわされる。
「んちゅ、じゅる、ぢゅりゅる……。れろれろ……んんっ、んっ、んくっ……」
いっそのこと早く男を満足させようと、入ってくるよだれを飲み込み舌を突き返して挿入していくと、収納されているチンポがビクビクと脈動している。これは有効な手段だと思ったが、そう甘くはない。
「んむ、ちゅ、ちゅぅぅ……ぢゅるる……んふあっ。ふッ……んッ……んむぁッ……!?」
接吻している間にもゆっくりと男の腰は動き始め、シエスタのおまんこの奥へと入り込み、ポルチオにもぶちゅんと優しいキスを施す。奥を突かれると彼女の脳内はぴりぴり痺れ上手く舌を動かせず、荒い鼻息を吐いては少ない酸素を共有し、息苦しくなっていく。
生殖本能を刺激してくるいやらしくねちっこい腰の動きに彼女もまた、自分はただの動物のメスであると認識させられた。目の前の男に孕まされてしまうかもしれない恐怖に怯え、本能のままに卵を準備して、子種を迎え入れようと締めつける。
安全日だというのにも関わらず、身体が認識しているのは危険日と同じ状態だ。
「ぷぁ……そろそろ出してやるぜ……」
「ンむぁ、まっ、ま゛っへ……! んぐむっ!? ん゛ん゛ー! ん゛ん゛ん゛ー!!」
このまま射精するつもりらしく、腰を打ちつける速度が上がっていく。汗だくの硬い胸板と柔らかいおっぱいとが触れ合い、唇も重ねっぱなしで、シエスタの全てを味わっているのだ。男の脳みそはこれ以上ない快楽に染まっており、遺伝子を残すことで思考は精一杯だ。
シエスタは目尻に大粒の涙を浮かべて懇願するように目を開けるが、男の苦しそうな顔はすでに射精することだけを考えているそれだった。
「んん……」
びゅるるるっ、びゅぶっ、びゅるる……びゅるるるるる!!
「ん゛うぅ゛うう!! ん゛ん゛ん゛んん!!」
不規則なリズムで長いキスハメ射精が始まるとシエスタはくぐもった声を発し、躊躇いなくレイプするような、倫理観の崩壊した男のクズ遺伝子を子宮の中に受け入れていく。その事実から目をそらそうと閉じると、まだとぷとぷと注がれる精液の生々しい感覚が頭のてっぺんからつま先まで襲ってくる。
これでもかと体重をかけられている密着体勢でおっぱいを押し潰され、お互いの汗で滑るように触れ合っている。
「……ん゛ふあっ……ふう゛、ふう゛ぅぅ……」
「ふー……いい身体だったぜ」
ようやく男が離れチンポを引き抜くと、せき止められていた白濁液がぶびゅっと吹き出しシーツの上に垂れ落ちる。シエスタは彼が柔乳の谷間で残っていたザーメンをコキ捨てるのを、抵抗せずに見守る。
「や、約束通り解放してもらおうか……。まさか嘘をつかないだろうね?」
「ああ。さっさとシャワー浴びて帰りな探偵さん」
その後、シャワーを駆使しておまんこから精子を掻き出そうとしたが、すでに子宮の奥へと侵入している子種の群れをどうにもすることはできない。
本能のままに受精したことを感じたシエスタは解放されるなりアフターピルを飲んだものの、後日妊娠検査をこっそり行い、孕んだことを知り絶望するのであった。