夏休み、グループ課題で僕の部屋を訪れた結城明日奈と桐ヶ谷直葉 作:黒胡椒サラミ
「んちゅ♡ 好きっ♡ 大好きっ♡ ちゅっ♡ 大好きだよ○○君っ♡ 好きっ♡」
「明日奈、僕も好きだよ。君のことが大好きだ。初めて会った時から好きだった……!」
「ちゅっ♡ 好きっ♡ 好きっ♡ ちゅぅ……っ♡ 好きっ♡ 好きぃっ♡」
バスルームから出ると、僕と明日奈はカーペットの上で対面座位で交わっていた。お互いの背中に腕を回し、舌を絡めながら引っ切り無しに愛の言葉を囁いて、夢中でカクカクと腰を振っている。
僕と明日奈がこうなっているのは、身体を洗い終わったあと、僕が彼女に「次はどんな風にセックスしたい?」と尋ねたからだ。その質問に対して、明日奈は恥じらいながらこう答えた。
「あ、あのね、私も君に、直葉ちゃんみたいにエッチされてみたいんだけど……」
互いに好きだと囁きながら、身も心も一つに溶け合うような恋人エッチをしてみたい。明日奈はそう言ったのだ。僕に断る理由は無かった。しかし、明日奈はあくまで「和人君」の恋人であって、僕とはただのセフレである。彼女が言う「好き」の言葉はセックスを盛り上げるための単なるスパイスに過ぎない。――でも、それにしては、彼女はこの体位でのセックスに深くのめり込んで、熱に浮かされたように「好き」「大好き」と繰り返している。
「こ、これって……明日奈さん、演技じゃないよね……」
僕と明日奈のセックスを見せつけられている直葉が、危機感を含んだ声でつぶやいた。それが耳に入っていない様子の明日奈は、僕の両頬に手を添えて、至近距離から瞳を覗き込んでくる。
「好きだよ、○○君。○○君とのエッチも、○○君も大好き」
「愛してるよ明日奈。明日奈がいれば、他に何もいらない」
「私も――っ」
演技なのか本心なのか、トリップ状態の僕らにはあいまいだ。ただ、明日奈のマンコにハマったチンポが物凄く気持ち良く、明日奈もチンポで物凄く感じているのは事実だった。
「やだぁ……っ、やだよぉ……っ、あたしの先輩をとらないでよぉ……っ」
横では、直葉が涙目で訴えている。彼女は彼女で、この状況から倒錯した快楽を受け取っているらしい。その証拠に、彼女は正座した太ももの隙間に手を差し込んでいて、そこからクチクチと水音が響いてきていた。
「明日奈、そろそろ出るよっ、どこに欲しいっ?」
「ナカっ♡ ナカに出してっ♡ 大好きな君ので、私のお腹を満たしてくださいっ♡」
瞳を潤ませた明日奈に、媚びるような切ない声でそんな風に囁かれたら、我慢できる男はこの世にいない。お望み通り種付けしてやろうと、僕は明日奈をさらにきつく抱きしめた。それと同時に明日奈の長い脚が僕の腰をガッチリとホールドする。
「イっ♡♡ あっ♡♡♡♡ 熱いよぉ……っ♡♡♡♡」
「あ、あううっ……!!!! で、出てる……!!!!」
「しゅ、しゅごい……♡♡♡ 噴水みたいに、奥に、びしゃびしゃって……♡♡♡」
「ふぅ……ふぅ……。どう、明日奈……? 恋人セックスで種付けされるの、気持ちいいだろ?」
「はぁ……♡ はぁ……♡ はぁ……♡ うん……♡♡ こんなの、絶対にクセになっちゃうよ……♡♡」
「ははっ、明日奈の脚、まだ僕を離してくれないんだけど。マンコもちゅうちゅうチンポ吸ってくるしさ」
「君のおチンポも、私のナカでまだビクビクしてるから、おあいこだよ……♡」
「明日奈……」
「うん……♡ ちゅぅ……♡ ちゅるる……っ♡ ちゅっ♡」
あまりに夢中になったせいで、僕らはついつい、再びのキスハメに突入してしまった。甘い恋人セックスで、明日奈の子宮に二発目のザーメンを注ぎ込むと、僕らはようやく直葉のことを思い出した。
「うっ……ひっく……うう……」
「直葉、ホントにゴメン!」
「先輩の一番は、あたしだもん……っ」
「うん、そうだよ直葉ちゃん! だから泣かないで? ねっ?」
僕も明日奈も、ぐずる直葉のフォローに必死になっていた。直葉があまりに泣くので、僕は彼女を抱っこして、背中をポンポンと叩いてやった。こういう子ども帰りした直葉を、明日奈は見たことがないようだったけど、直葉は僕の前ではたまにこうなる。普段しっかりしている反動なのかもしれない。
「先輩、あたしのこと好きですか……?」
「好きだよ」
「明日奈さんよりも……?」
「うん」
「あたしが先輩の一番ですか……?」
「そうだよ」
「……えへへ」
ようやく直葉は満足してくれた。直葉の前で明日奈を優先するようなセリフは、例え演技でも極力控えたほうが良いなと、僕はこの時に学んだ。
「じゃあ、次は直葉の番だね。直葉はどうやって犯されたい?」
「……あたしも、明日奈さんみたいに」
「いっぱいキスしながらセックスする?」
「ううん……あたしも、さっきの明日奈さんみたいに、先輩に乱暴にしてもらって、壊して欲しい……」
「おっと……」
けっこう過激な要求が出てきて驚いた。でも、直葉の瞳は真剣だ。
「あたしが嫌がること、先輩にされてみたいです。あたしが、先輩のモノだっていう証拠に……」
ところどころでそう思っていたけど、直葉にはちょっとマゾッ気があるのかもしれない。それか、ヤンデレの素質があるのか。でも、可愛い恋人のせっかくのおねだりだから、答えないわけにはいかない。
「本当に嫌だったら、ちゃんと言うんだぞ?」
「はい……♡」
直葉はとても嬉しそうにうなずいた。いったい何をするつもりなのかと、明日奈もハラハラと見守っている。僕も少し考えたけど、やっぱり最初はソフトなプレイがいいだろう。
「じゃあ直葉、お尻向けて」
僕は直葉を四つん這いにさせた。
ちなみに、カーペットの中央に置いてあったテーブルは脇に避けてある。3人でセックスする時は、シングルベッドの上だと狭すぎる。本来なら単なる居住空間であるカーペットの上でセックスしまくっていると、本当にここがヤリ部屋になったように思える。
まあそれはそれとして、僕は四つん這いになった直葉の恥丘に、パンパンに膨れた亀頭を押し付けた。その上でヒクヒクと震えているアナルを開発してあげてもいいけど、それはまた今度だ。腰を前に押し出すと、何度ハメても処女の時と同じように締まりのいい直葉のマンコに、亀頭がミヂミヂと侵入していく。
「あ……♡ あ……♡ せんぱいのが……♡ 入ってくる……♡」
「ぐぅ……っ」
僕は思わず呻いた。本当にキツイ。その上に僕のチンポに完全にフィットして、ザラついた膣壁が全力で射精を促してくる。これだけで、射精するのに何の問題も無い。だけど、今回は直葉のリクエストに応えると決めている。
そのために、僕は片手を振り上げると、直葉の大きなお尻に向けて、平手を思いきり振り下ろした。パシィンという音が、小気味よく部屋に響いた。
「ひっ!? ぐっ!? お゛っ!?♡」
「こら直葉! お前は僕のモノなんだから、僕のやることに一々ケチつけるな!」
「ひぅう゛っ――!?♡♡ お゛っ!?♡ お゛っ♡お゛っ♡お゛っ♡お゛っ!?♡」
激しくピストンしつつ、大声で直葉を叱りつける。その合間合間に、彼女の魅力的なお尻をスパンキングしてやった。
「ひぐぅっ!?♡♡ あ゛ううう゛っ!?♡♡♡」
「叩かれて喜んでるのか⁉ ちゃんと反省しろ!!」
「ごめんなしゃいっせんぱいっ♡♡ スグは、悪い子でしたぁっ」
どうやら僕は直葉のリクエストに応えられたらしい。直葉は泣き叫んでいるけど、これが彼女の望みだったのだということが僕には分かる。直葉は、僕に好きだと言われるだけじゃなくて、僕という男に所有され支配されているという実感を得たかったようだ。
けっこう強めに何発か叩くと、直葉のお尻は真っ赤になった。こんな酷いことをされているというのに、マンコからは蜜が溢れ、ぐじゅぐじゅになってカーペットにまで垂れ落ちている。
「お゛お゛っ♡♡ お゛っ♡♡ お゛っ♡♡ お゛っ♡♡」
「僕の恋人なら、僕のチンポ気持ち良くすることだけ考えてろ!! オラっ!!」
「ん゛いっ!?!?♡♡♡♡ お゛~~~~っ!?♡♡♡ お゛~~~~っ!?♡♡♡」
DV野郎みたいな言動を繰り返しながら、僕は直葉のマンコを耕し、ほじくり返していく。あとで直葉にもう一度謝らないとなと思いつつも、少しこのプレイが楽しくなっている自分がいた。
僕は直葉の両腕を羽交い絞めにして、彼女の首をカーペットに押さえ込んだ。脚も動けなくして、全体重で彼女を拘束する。そして、腰だけをダイナミックに振り続けた。
「んお゛っ♡♡♡ ふかっ、深いぃっ♡♡♡ お゛っ♡♡ お゛っ♡♡ お゛っ♡♡」
「ザーメン昇って来たぞ直葉! 子宮に押し付けて出すからな! 一滴もこぼすなよ!」
「はっ♡ はい゛っ♡♡ せんぱいの赤ちゃんの素、あたしにくださいっ♡♡ ちゃんと妊娠しますからぁっ♡♡♡ あたしをせんぱいから離れられなくしてぇっ!!♡♡♡」
「す、直葉ちゃん……」
直葉の本気の叫びを聞いて、明日奈が圧倒されている。
「せんぱいの赤ちゃんっ♡♡ せんぱいの赤ちゃん産みたいよぉっ♡♡ スグを先輩のお嫁さんにしてくださいぃっ♡♡♡」
「当たり前だろうが!! 直葉はこれから、何人も僕の子どもを産むんだよ!! 結婚して幸せにしてやるっ!! 覚悟しろっ!!」
「えへへっ♡♡ えへへへっ♡♡♡ せんぱぁい……っ♡♡♡」
強すぎる快楽と幸福感がオーバーフローして、何かの糸がプツンと切れたらしい。直葉は涙をボロボロとこぼしつつ、壊れたような笑みを浮かべ、イキまくるだけになってしまった。
僕は亀頭で念入りに直葉の子宮口をマッサージし、無理やり入り口を開かせた。そして、亀頭が子宮口に半ばハマってしまったような形で、欲望を解き放った。
「うぐうううっ!!!! 直葉ぁ……っ!!!! 孕めぇ……!!!!」
「は……っ♡♡♡ お゛……っ♡♡♡ い゛……っ♡♡♡」
「孕め……!! 孕め……!! 孕め……!!」
理性が本能に吹き飛ばされてしまった僕は、ひたすら繁殖欲求を満たすためだけの射精を行っていた。
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「あー……あっつい……チンポ気持ちいい……」
「あっ♡ あっ♡ あっ♡ あっ♡ あっ♡ 君のおチンポ来てるっ♡ 私の奥まで来ちゃってるっ♡」
「ちゅ……♡ せんぱい……♡ せんぱい……♡ ちゅ……っ♡」
朝はまだ涼しいかなと思っていたのに、時間が経つにつれ、クーラーが壊れた僕の部屋は、やっぱり酷い蒸し暑さになってきた。僕らは三人とも汗だくのヌルヌルになって、それでもセックスを続けている。
今は、カーペットに仰向けになった僕の上に明日奈が跨り、騎乗位でおっぱいを揺らしながら腰を振っている。直葉は僕の乳首を弄りながら、身体のあちこちにキスマークを付けるのに夢中だ。
「すごっ♡ いいっ♡♡ どうしてこんな気持ちイイのっ♡♡ 和人君のと全然違うっ♡♡♡」
「直葉……喉乾いたから、冷蔵庫からなんか飲み物とってよ……」
「ちゅ……♡ ちゅぅ……♡ あ、わかりました先輩」
「あっ♡あっ♡あっ♡あっ♡ イクっ♡ イクっ♡ イクっ♡ イクぅっ!?♡♡」
明日奈がちょうど深イキをキメた。僕の上で背中をのけ反らせた彼女は、腰と太ももをビクビク痙攣させて、潮吹きしながら絶頂している。
立ち上がった直葉は、そんな明日奈の横を通って、形の良いヒップを丸見えにしながら、しゃがみこんで冷蔵庫を開けた。
「ああっ♡ んっ♡ あっ♡あっ♡あっ♡」
「オレンジジュースでいいですか? 先輩」
「あ、うん。口移しで飲ませてよ。明日奈がもう一回イキたいみたいだから、手が離せなくて」
「わかりました。んっ――――はぁっ♡ 美味しかったですか?」
「もう一杯ちょうだい」
「はい♡」
僕は今、直葉に口移しでジュースを飲ませてもらいながら、明日奈のマンコでチンポを気持ち良くしている。暑さで思考が鈍くなり、ダラ~っとした退廃的な空気がまとわりついていても、僕らはセックスを止められなかった。
「はぁっ…… はぁっ……! はぁっ……! はぁっ……! いっぱいイッちゃった……ちょっと休憩……」
「お疲れ、明日奈」
「あ、じゃあ次はあたしが――」
一通りイキまくると、チンポから離れた明日奈が、僕の横にゴロリと転がった。代わりに直葉が僕のチンポに跨って、淫らに腰を揺らし始める。
「はァ……はァ……はァ……君のおチンチンって、どうしてこんなに長持ちするの……? あんなにたくさん射精してるのに……」
「そう? 他の人と比べたことないから分かんないや」
ああ、でも明日奈は「和人君」と比較しているから分かるのか。そう思ったけど、口には出さなかった。僕らは今、三人で仲良く気持ち良くなっている真っ最中だ。そこに部外者の名前は要らない。
明日奈はしばらくのあいだ、呼吸を整えるので精いっぱいのようだった。僕の横で、明日奈の胸が上下するたび、ハリのある膨らみの頂点からふもとに向かって、汗がすじとなって流れていく。明日奈は右手を上げて額に置いているから、腋に流れる汗も良く見えた。
「明日奈、大丈夫?」
「はぁ……はぁ……うん、もう平気。まだ君のが入ってるような気がするけど……変な感じ」
「いっぱいザーメン中出ししたから、それじゃないの?」
「そうかも…………ていうか、直葉ちゃん、凄いね……」
「あっ♡あっ♡あっ♡あっ♡あっ♡ せんぱいっ♡ せんぱいっ♡ せんぱいぃっ♡」
明日奈が視線を向けた先には、マンコにチンポを咥え込んで奔放に腰を振る直葉がいる。ぶるぶると揺れるFカップの巨乳は、同性の明日奈にとっても目を奪われる迫力があるのだろう。
「もう一回直葉の中に出したら、そろそろご飯の準備しよっか」
「うん……。はぁ……この部屋、ホントに暑いなぁ……」
「ああ……ヤバっ、出そう……!! 直葉! そろそろイクぞ! ――うっ!!!! ぐっ!!!!」
「あああああああっ♡♡♡♡♡」
そのラウンドを終えると、僕らはまた三人でシャワーを浴びた。お湯じゃなく水を使って、火照った身体を冷ました。
「ほら明日奈、直葉の身体を洗ってあげて。直葉は明日奈を洗うんだよ」
「う、うん」
「なんか、変な感じですね」
「もう散々恥ずかしいところを見せたんだから、今さらこのくらいで恥ずかしがっちゃダメだよ」
新しい趣向として、僕は女の子二人にお互いの身体を洗わせてみた。もちろん、タオルやスポンジは使わずに、自分の手や身体を使わせて。
「ん……ヌルヌルする……直葉ちゃんのおっぱい、やっぱり大きいね……」
「明日奈さんのだって、すっごくキレイ……」
これまでの彼女たちは、仲がいいように見えて微妙な壁があった。やはり、一人の男を好きになってしまった女の子同士、わだかまりがあったのだろう。でも、そうなっていたのはその男の甲斐性が足りなかったからだ。
今の彼女たちは、その男を見限って、僕という新しい好意の対象を見つけた。僕が明日奈と直葉の二人を同時に相手しても、完全に満足させられる男だと、彼女たちは身をもって知っている。だから、二人にはもう争う原因はどこにもない。
「直葉ちゃん、柔らかい……お肌すべすべ……」
「明日奈さんの腰って、どうしてこんなに細いんだろ……」
同じチンポにメスにされた者同士、二人は仲良くするべきだ。そう思って洗いっこを提案したのだけど、それで二人には何かのスイッチが入ってしまったように見える。互いの身体をガン見して、色々とつぶやきながら相手の肌を手で清めていた。放っておいたら、このままいつまでもやっていそうだ。
二人が仲睦まじいのはいいけれど、のけ者にされたくはない。複雑な男心を働かせた僕は、二人の身体を一緒に両腕で抱え込むようにした。
「きゃっ♡」
「あんっ♡」
「僕も混ぜてよ。ほら、三人でキスしよう」
「――んむ♡」
「――ちゅぅ♡」
頭を抱き寄せても、ほとんど抵抗はない。三人の舌を中央で交わらせて、それぞれの唾液を交換する。僕が明日奈と直葉のおっぱいを揉んでやると、彼女たちの手も、他の二人の胸に伸びた。三人でキスしながら、三人で胸を揉み合う。かと思えば、一本しかない僕のチンポに、ボディソープでヌルヌルになった二人の手が伸びてきた。
「先輩……♡」
「○○君……♡」
「うあ……っ。二人とも、スゴい……」
二人の唇に両乳首をついばまれ、大きさと形の違う二つの手にチンポを扱かれている。アパートの狭いユニットバスの中なのに、まるで王様になった気分だ。実際、どこかの王様か大富豪でも、こんな美少女を二人も同時に手に入れるのは難しいだろう。
金タマがぎゅるぎゅると蠢き、ザーメンが尿道をせり上がってくる。でも、僕は耐えた。
「ちょっと待って、二人とも」
「え……? どうしてですか?」
「ガマンしないで、精液出しちゃえばいいのに……」
「どうせなら二人のマンコにたっぷり出したいよ。ご飯食べて、続きはまた夜にしよう」
「あ……はい♡」
「うん……♡」
僕らはバスルームから出ると、一応は服を着て夕食の準備を始めた。メニューは直葉が決めた。暑いから、てっきり素麵でも茹でるのかなと思っていたんだけど――
「なんでレバニラ?」
「え? だってこのほうが……」
Tシャツとホットパンツの上にエプロンを着た直葉が、その先を言いよどむ。まあ、彼女が言いたいことは良く分かった。
「そんなに僕に張り切ってもらいたかったんだ?」
「……はい」
「スーパーで買い物する時も、チンポで犯されることばっかり考えてたんでしょ」
「……そうです」
「あー……もう。直葉、唇出して、キスするよ」
「――ん♡ ちゅ♡ ちゅぅ……♡」
「ちょっと……あなたたち、私のこと忘れてないかしら?」
そんな一幕がありつつ、僕らは夕食を準備し終えた。セックスも楽しいけど、三人でおしゃべりしながらする食事も、それに劣らない楽しさがある。僕は直葉の手料理を味わって食べたし、明日奈と直葉も笑顔で食事していた。
「じゃあ……これからどうしましょうか」
「そうですね……」
直葉手製のレバニラ定食的な夕食を食べ終わると、少しまったりとした時間が流れた。明日奈も直葉も横目で僕を見ているのは、セックスを再開するタイミングを、僕に切り出して欲しいからだろう。
僕はそれを分かっていて、よしと言った。
「じゃ、デザートでも食べよっか」
「デザート?」
「セックスするんじゃないんですか? ――あ」
失言した直葉が、耳まで赤くなってうなだれる。そんな彼女の髪を優しく撫でてから、僕は冷蔵庫からあるものを取り出した。売っている時から半分に切られていたそれを見て、明日奈は首を傾げた
「スイカ……?」
「ほら、やっぱり夏だし」
本当を言えば思い出作りにスイカ割りくらいしたかったけど、それは我慢した。
「風鈴もあるしさ、ここはやっぱりスイカじゃない?」
「そう……なのかな? そうなのかも」
「あたし包丁持ってきますね」
僕が明日奈を無理やり納得させると、直葉が立ち上がって包丁とまな板をとってきた。
「手、気を付けてね、直葉」
「はい」
直葉がスイカを切り、大きな皿に並べていく。そして、僕らはめいめいにそれを手で掴み、かぶりついた。
「うん、冷たくて美味しいです」
「ちょうどいい甘さだね」
直葉も明日奈も喜んでいる。
二人とも、とても美味しそうにスイカを食べている。
「……先輩?」
「……どうしたの?」
「いや、なんか――」
この光景が、何かのツボに入ってしまったらしい。気が付くと、僕は自分の目頭を押さえていた。
「いや、大丈夫」
「…………うん」
「……先輩も食べてください。美味しいですよ」
「ありがとう」
それから僕らは、まるで何事もなかったようにスイカを食べた。夜になると少し涼しくなりはじめていて、窓の隙間から入るそよ風が、風鈴を鳴らしていた。
「明日は、花火でも買ってきませんか?」
「うん……いいかも。せっかく夏なんだし」
直葉と明日奈が、窓の外の風景を眺めるような穏やかな口調でそう言った。
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「ンっ♡ はぁ……っ♡ ああ……っ♡」
「あんっ♡ ん……っ♡ んぅ……っ♡」
真夜中の真っ暗な部屋の中に、二種類の悩まし気な吐息の音が聞こえている。視界がほとんどないなかで、僕は、肉付きの差や肌の質感の違いによって、自分の手が触れているのが明日奈なのか直葉なのかを判断していた。
でも、それもかなり曖昧になってきている。3人の身体のどこがどう絡み合っているのか、もう僕には分からない。明かりをつければ、おそらく僕らは、二度と解けないように複雑に絡まっているように見えたんじゃないだろうか。
僕のチンポは、たぶん明日奈のマンコのナカに埋まっている。でも本当にそれすらも曖昧だ。どこからどこまでが僕で、どこからどこまでが明日奈と直葉なのかさえ、今の僕には不確かだ。ただ、身体の全部と心の全てが気持ちいい。快楽と幸福感で満たされている。
「やぁっ♡ ああっ♡ そこ……っ♡ んっ♡」
「ふぅ……♡ あ……♡ いい……♡ ああ……っ♡」
二人の口から、意味のある単語はほとんど出てこない。断続的に響く甘ったるい喘ぎが、僕の耳から脳に侵入し、思考をドロドロに溶かしてしまった。僕らの流した汗や体液も、ぐちょぐちょに混じり合っている。夏の夜の熱気と三人の体温が淫臭を増幅し、淫らな衝動をさらに加速させる。
「う゛っ……ぐぅ……あっ……」
いま僕がうめき声をあげたのは、明日奈の胎内に精を解き放ったからだ。今日何度目の射精なのか、それも分からない。そのほぼすべてを、僕は明日奈か直葉の子宮の中に詰め込んでいる。チンポが萎える暇などない。熱い媚肉の甘美な刺激に晒されて、気付いたら痛いくらいに勃起している。
「ふぁあっ♡♡ いっ――♡♡♡」
チンポが別のぬるりとした感触に包まれた。直葉の嬌声が上がったから、これは直葉のマンコだ。でも、僕が顔を埋めているのは明日奈のおっぱいで、僕の髪を撫でているのは直葉の手だ。僕の右足は、たぶん明日奈の左足と指を絡め合っているんじゃないだろうか。そう思っていたら、直葉が僕の肩に甘噛みしてきた。
もう良く分からない。ただ、このまま溶けて無くなっても悔いはない。
「うぐ……っ」
僕はまた射精した。
「直葉、明日奈……大好きだよ……」
「はい、先輩。あたしもです……」
「私も、君のことが好き……っ」
射精快楽の中で二人の名前を呼べば、彼女たちはすぐに答えてくれる。どうしようもない安心感が僕を包む。
「あ……んっ♡ いっ……♡ はぁ……っ♡」
「ああ……っ♡ ん……っ♡ ふぁ……っ♡」
聞こえるのは、また嬌声だけになった。それと、たまにベッドの軋み。それほど激しく動いていないから、三人分の重さにも耐えてくれている。
「んふ……♡ あ……っ♡ やっ……♡」
「いい……っ♡ あふ……っ♡ はぁ……っ♡」
ああ、もう一回射精できそうだ。今度は明日奈のナカに出そう。
僕らはそうやって、夜更けに力尽きて眠ってしまうまで、ひたすら交わり続けていた。