「今度こそ、テメェだけになったな」
カイニスは立香を見るとズンズンと歩み寄ってきた。必死に手を考える立香だったが、何も策が浮かばない。先ほどの戦闘中も、カイニスの背後からガンドを放ったり、仲間を回復したりしていたが、カイニスにはガンドは通用せず、回復はとても間に合わなかった。カイニスから距離を離そうと後ずさるが、幅の太い木に背中が当たり、それ以上は下がれない。立香を追い詰めたカイニスは、彼に手を伸ばしてきた。(――殺される!)そう直感しながらも立香は、精一杯の虚勢を張って、目線を逸らさず、カイニスをにらんだ。意外なことに、カイニスは少しおかしそうにククッと笑い、立香の頬を優しく撫でた。戸惑う立香にカイニスが問いかける。
「カルデアのマスター、お前、名前は何て言うんだ?」
「藤丸…立香」
戸惑いながらも立香は答えた。カイニスは立香を撫でまわしながらねっとりと言葉を続ける。
「立香か。よく見るとお前――なかなか可愛い顔してるな。お前の態度によっては、全員見逃してやってもいいぜ」
「…! 本当か!? 何をすればいい?」
立香はカイニスの言葉に飛びついた。絶体絶命の状況から逃れられるなら、何でもするつもりだ。立香の反応にニヤリと笑って、カイニスが要求を伝える。
「立香――オレの”メス奴隷”になれ」
「えっ!?」
立香はカイニスの言葉の意味が分からなかった。彼は男であり、メスになることなどできない
そうカイニスに伝えようとすると、不意にカイニスが立香を抱き寄せた。ただ抱き寄せるだけでなく、股間を立香の下腹部に擦り付ける。最初はカイニスの胸に気を取られ、頬を赤らめた立香だったが、すぐに違和感を感じ、その正体に思い至った。彼の下腹部には、熱くて固いものが、衣類越しに押し当てられていた。カイニスの股間には、男性の象徴――ペニスがついており、固く勃起した状態になっているのだ。神霊カイニスは、召喚時に、女性の体に男性の心で召喚されるように、座から調整されていた。しかし、自らが男性であるという強い思い込みから、霊基が一部変質し、感情が昂ると男性器が現れる体質になってしまったのだ。
「久しぶりに戦闘したら、昂っちまってなぁ。テメェの体で鎮めてもらうぜ。元はと言えば、あのクソ女がオレを女扱しやがったせいだからな。マスターのテメェがメスとしてオレに奉仕するのが筋だろ? そうだなぁ。まずは口でしてもらおうか」
「…分かった…」
下卑た笑みを浮かべて、無茶苦茶なことを言うカイニスだったが、立香は仕方なくうなずき、言われた通りにしようとしゃがみこんだ。しかしカイニスは立香の返答が気に入らなかったようで、彼の髪を掴んで無理矢理立たせた。
「おいおい、言葉遣いがなってねーな。テメェはオレのメス奴隷だろうが! ちゃんとオレ好みの言い方でおねだりしろよ」
立香はカイニスの理不尽な言葉に、思わず反論しそうになるが、必死に堪えてカイニスの好みそうな言葉を探す。
「…ニスさま…しんれ……さい…」
「あ? 聞こえねえよ。ちゃんと聞こえるように言え」
顔を赤らめ、屈辱と恥辱に震えながら言葉を吐く立香にカイニスは容赦なく言葉を浴びせる。耳をピクピクと動かす様子から、本当は聞こえているのは明らかだったが、立香を辱めるために再度言うように促した。
「カイニス様の、神霊チンポ…しゃぶらせて…ください」
泣きそうな声で立香が、必死で考えた恥ずかしい卑語を繰り返す。カイニスのプライドを立てつつ、自分がメス奴隷と自覚していることをアピールするために、あえて、神霊チンポという言葉を選んだのだが、カイニスは、この言葉に満足気な様子で頷いた。
「そうか、そうか。そんなに言うなら仕方ないな。オレのチンポ、しゃぶらせてやるよ」
そう言うとカイニスはパンツを霊体化させた。褐色の巨砲が姿を現す。立香はその大きさに目を奪われた。立香のモノも平均的なサイズではあったが、カイニスのそれは、長さも太さも立香のモノを二回りは上回っていた。
しゃがみこんで恐る恐る顔を近づけると、独特の雄の臭いが広がり、むせ返りそうになった。早く咥えろと言いたげに、カイニスが鼻先にペニスを擦り付けるので、立香は仕方なくペニスの先端を咥えた。苦い味と臭いが口の中に広がり、吐き出しそうになる。必死に我慢して舌先で先端を刺激するが、カイニスは不満そうに立香を見下ろしている。
「こんなんで気持ちいいわけねーだろ。 ちゃんと奥まで咥えろ」
カイニスは不満をぶちまけると、立香の頭を掴み、一気に奥まで突き入れた。喉までカイニスのペニスが詰め込まれ、立香は窒息しそうになる。息苦しさから必死に喉から吐き出すと、ペニスの先端が、頬の内側に刺さり、頬がペニスの形に膨らんだ。自分の意に従わない行動をとる立香を怒鳴ろうとするカイニスだったが、頬の粘膜の刺激が想像以上に心地よく、怒声を引っ込めた。カイニスは立香の頭を掴むと、頬の内側を使ってペニスをしごき始めた。頬が無理矢理押される痛みはあったが、立香はカイニスにおとなしく従う。1回、2回、3回とストロークの回数が増すにつれ、ストロークの速度が増していき、立香は頬の内側が削られそうになる。クチュクチュと卑猥な水音が鳴り、立香の口の中が乾いていく。口内をかき乱しながら、ペニスの中に何かがこみあげてくる感触が伝わった。
「く…んん…そろそろ、出すぞ」
カイニスは宣言すると、立香の口内に思い切り精を放出した。出し終わると、立香の口内からペニスを引き抜き、彼の鼻をつまんで口を手で押さえた。
「むぐぅぅぅ!」
呼吸が苦しくなった立香は、口内のカイニスの精液を飲んでしまう。口の中に苦い味が広がり、ドロリとした不快な食感が喉を通る。その味と食感のえぐさ、そして口内に射精されているという状況に涙がこぼれる。一部の液は口からこぼれてしまい、よだれのようにだらしなく垂れる。その無様な姿はカイニスの嗜虐心を刺激した。立香の頭を撫でながら意地悪な質問を問いかける。
「なぁ、立香。オレの神霊ザーメン、うまかっただろ? もっと欲しいよなぁ?」
立香は精液を垂らしたまま、力なく首を横に振った。あの味は二度と味わいたくなかった。カイニスはわざとらしく肩をすくめて、固さを保ったままのペニスを見せつける。
「そうかぁ、もういっぺん飲ませてやろうと思ったが嫌なら仕方ねぇな。今度はマンコにぶちこんでやるよ」
乱暴に言い放つと、カイニスは無理矢理立香を立たせて、背後から立香の体を木に押し付ける。
背後からベルトを外すと、ズボンと下着を一気に下した。
「や…やめて…んぐ」
カイニスの次の行動を察した立香が哀願するが、カイニスはフェラでもさせるように指を口に突っ込んだ。
「”やめて”じゃねえだろ。テメェはおねだりする立場だろうが」
そう言うと、カイニスは立香を咎めるかのように、尻を数回平手でピシャピシャと叩く。軽く叩いただけだったが、立香の尻は赤く変色する。その様子を面白がりながら、立香の唾液をローション代わりに使って、彼の尻穴を指でほぐしていく。一方、立香はこれから肛門越しに異物が入ることを想像して、悍ましさに目を閉じ、体を固くする。立香の緊張はカイニスにも伝わってきた。
「そう固くなるなよ。”処女喪失”は力を抜いたほうが痛みも少ないぜ。――オレの経験上な」
自身の苦い記憶を思い出しながら、カイニスが不自然なほど優しい口調で立香に告げた。立香の尻穴は大分ほぐれてきて、カイニスの指を素直に受け入れるようになってきた。指を入れたときの吸いつき具合からペニスを入れたときの快感を想像し、自然とカイニスに笑顔がこぼれる。
背後から立香の耳を軽く甘噛みして囁く。
「さてと、そろそろ頃合だな。おい、立香、マンコ拡げておねだりしろ。そしたらぶち込んでやるからよ」
カイニスの言葉に、立香は羞恥心で震えながら尻穴を拡げ、精一杯考えた卑猥な言葉を吐く。
「カ…カイニス様の‥神霊チンポで…立香の…立香の‥処女マンコを‥犯して‥ください」
「よーし、じゃあお望みどおり、挿入れてやるよ!」
立香の言葉に満足げに笑うと、カイニスはペニスを立香のアナルにあてがい、ゆっくりと挿入を始めた。いくらほぐしてあるとはいえ、規格外の大きさのカイニスのペニスがすんなり入るはずがない。
「ひっぎぃぃぃ!」
立香はメリメリと体が裂かれそうな痛みに、目を見開き、涙を流して悲鳴を上げる。一方、カイニスは舌なめずりをしながら、立香のアナルをそのペニスで味わっていた。内部の抵抗ですら、カイニスにとっては快感を味わうためのスパイスでしかない。
「テメェのマンコ、いいしまりじゃねぇか。一気にぶち抜いてやるか!」
半分ぐらいまではゆっくりと挿入していたカイニスだったが、残り半分を一気に立香の中に押し入れた。
「あひぃぃ!」
体が真っ二つに引き裂かれたような衝撃で、立香が泣き叫ぶ。幸い裂傷はできなかったが、その痛みと衝撃で口をパクパクと開閉し、呼吸困難に陥りそうになる。立香がリアクションするたびに、尻穴が締まり、カイニスの快感が増していく。
「ハハハハハハ! 神霊チンポで処女喪失できてよかったなぁ、立香!」
テンションの上がったカイニスは、高笑いをして立香に卑猥な言葉を投げかける。かなり奥深くまで挿入したが、立香の内部は損傷もなく無事だった。ならば今度は引き抜く番だ。カイニスがペニスを引き抜くと、ヌチャァという感触で立香の肛門が絡みついた。その感触を楽しみながら、カイニスは再びペニスを挿入し、立香の内部の抵抗を楽しんだ。また引き抜き、挿入する。次第に抜き差しする速さを速くしていき、やがて一定のリズムのピストン運動で立香に出し入れするようになった。カイニスが腰をぶつけるたびにパンッ、パンッと心地よい音が鳴り響く。立香はもはや悲鳴を上げることもなく、虚ろな瞳でされるがままになっていた。立香のアナルは中々の名器で、カイニスを楽しませる。その時、意識を失い倒れていたナイチンゲールの体が、ピクリと動いた。
「う…ここは?」
混濁した意識の中で、ナイチンゲールは目を覚ました。頭が割れるように痛かったが、無理矢理記憶を呼び覚ます。カイニスとの戦闘の記憶が呼び出された。周囲を見渡すと、カイニスと思しき人影の姿が、立香と重なっているように見えた。立ち上がろうとするが、体に力が入らず、立ち上がることはできない。何とか這って行こうとするも、体が全く動かなかった。
「ん…? あのクソ女、目ェ覚ましたか。おい、立香。ご挨拶にいこうぜ」
立香を犯すことに夢中になっていたカイニスだったが、すぐにナイチンゲールが意識を取り戻したことに気付いた。彼女へのある仕返しを思いついたカイニスは、立香と結合したまま、彼をM
字開脚の姿勢で抱えあげて、ナイチンゲールの元へ向かった。その間、立香は人形のようにされるがままだ。ナイチンゲールの前に来ると、これ見よがしに立香を犯しながら、カイニスは彼女に声をかけた。
「よぉ、クソ女。テメェの間違いを認める気になったか? オレとコイツ、どちらがオスでどちらがメスか、テメェでもわかるだろう?」」
「私は…間違ってなど、いません。彼は男性で、あなたは治療が必要な女性です。マスターを放しなさい、ミス・カイニス」
カイニスはナイチンゲールに、自分がオスで立香がメスだと認めさせようとしたが、当然、彼女は頑なにそれを認めようとはしない。そこでカイニスは立香を利用することにした。
「おいおい、テメェでも分かるだろ? チンポをぶっこんでる方が、オスで、ぶちこまれている
方がメスだってことぐらいよ。それともコイツに粗末なチンポがついているから間違えるのか?だったら、コイツのチンポ、引っこ抜いてやらねぇとな!」
「ま…待ちなさい!」
間違いと認めねば、立香を力ずくで去勢させるという宣言に、ついにナイチンゲールが折れた。
唇を強くかみしめ、悔しさを我慢する。
「彼…いいえ、彼女を放してください。ミスター・カイニス」
「ハハハハ! やっと認めやがったか! それじゃあフィニッシュだ!」
カイニスは、ナイチンゲールを屈服させたことに喜びの声を上げ、激しいピストンで立香の尻穴をえぐる。その刺激で立香は我に返った。目の前のナイチンゲールの存在に気付き、涙ながらに懇願する。
「お願い…婦長‥見ないで…」
しかし、立香の懇願はかなえられることはなかった。半ば呆然とした様子で見守るナイチンゲールの前で、カイニスのピストンは勢いを増していき、遂に彼女の目の前で立香の尻穴に、勢いよく精液を放出した。放出後、カイニスは萎えたペニスを立香の尻穴からズルリと抜く。するとあまりの量に、立香の体に収まりきらなかった精液が漏れ、ナイチンゲールの衣服を汚した。
立香への中出しで満足したのか、いつのまにかカイニスの男性器は消え、霊体化していたパンツが元に戻っていた。
「テメェのケツ穴、なかなかよかったぜ。また気が向いたら犯してやるよ」
立香を地面に下し、一方的に告げると、カイニスはその場から去って行った。無論、立香にもナイチンゲールにも、カイニスを追う気力など残っていなかった。
その後、意識を取り戻した静謐が救助を依頼し、立香達はシャドウボーダーに回収された。幸い、立香に目立った外傷はなかったが、彼は今回の件がトラウマになり、しばらくの間、男性恐怖症に悩まされた。また、ナイチンゲールも、カイニスに屈服したことで、しばらくの間は、治療行為に手がつかなくなった。失われたものが多かったカイニスとの接触だったが、1点、怪我の功名があった。強い神性を持つカイニスの精液の効果で、立香の体内のコヤンスカヤの毒が、一部緩和されたのだ。ダ・ヴィンチはこの結果を元に、神性を持つサーヴァント達の協力の元、毒の症状をある程度中和する薬を作ることに成功し、立香の延命をすることができた。