火埜翔織のHーEROACADEMYANOTHERLIFE 作:完全怠惰宣言
時系列的には戦闘訓練直後、休日勉強会前です。
葉隠透にとって他人と触れ合うことは自己の証明でもあった。
両親ともに透明で、自身も生まれた頃から透明。
大袈裟な仕草も、必要以上に明るく振る舞うのも、全ては他者に認識されるためであり、認識されることで自身の存在を確認していた。
そんな彼女は、今人生最大の喜びを両親と共に分かち合っていた。
「じ、じぬ゛」
「ヴァナータが悪いのよトーリボーイ」
火埜とイワの視線の先には抱き合う男女がいた。
「あぁ、ダーリンたらこんなに素敵な西洋顔だったなんて」
「おぉハニー、君の美しさの前では“ヴィーナス”だって“ただのナス”同然さ」
「もう、お父さんもお母さんもいい加減にしてよ」
そんな美男美女に挟まれて苦しそうにしながらも、何処か嬉しそうな美少女。
「うむ、ご両親の個性因子は安定しているな。お嬢ちゃんに関してはもう少し経過観察が必要だな」
キャマバッカ事務所御用達の病院『蛞蝓総合病院』にて院長である千手綱手の診察を受け、個性因子の安定の診断を受けたのは葉隠夫妻だった。
娘のためにと、自分達を検体に大空の焔を浴び透明化のオンオフが可能となった夫妻は、結婚してから17年経ち初めてお互いの顔を確認したのだった。
それに挟まれ苦しそうにしながらも、娘である透も初めて見る両親の顔に顔が綻んでいた。
なお、短時間で高濃度の天候の焔を使用した火埜がぐったりしているが、そんなこと知ったこっちゃない。
「というわけで、悪いが透さんは明日の再検診まで翔織のオーラを浴び続けてもらって、個性因子の安定性を視ることにしよう」
そんなこともあり、火埜が気がついた時には葉隠と手を繋いでビジネスホテルの一室に放り込まれていた。
「え、なぜ?」
「えへへ、あたしの個性因子が落ち着くまでに何か起きた時のために一緒にいるべきだって」
握られていた手は火埜が気がついた時にはほどけており、葉隠は後から火埜を抱き締めるように自分を押し付けていた。
混乱した火埜は、制服のポケットから取り出したスマホの通話履歴の一番上、そこにある電話番号を押す。
『もしもーし?』
「イワさん!年若い男女を二人きりにして良いのかよ!?」
『安心なさい、トールガールのダディ&マミーからは娘を宜しくって言われてるから』
「オレの理性が持たないの!!」
『まぁ、そん時はちゃんと責任とりなさいよ。あ、トールガールのダディ&マミーからは手出しOKて言われてるわよ』
「アホか!?」
そして切られる通話。
火埜の顔の横には本当に嬉しそうに笑顔を浮かべる美少女が制服も脱ぎ去り、ラフな格好で抱きついていた。
自身の腕に当たる感触から、火埜は葉隠が下着をつけていないことに気がついた。
「葉隠さんや、一様聞くけど襲われたいの?」
「ん?んーーー、火埜君なら良いかも」
とりゃーの掛け声と共に疲れて動きが鈍い体を押し倒さる火埜。
その上に蠱惑的な笑みを浮かべ馬乗りになるように股がる葉隠。
「一人ぼっちだったの」
そして、ぽつぽつと語り始める葉隠。
「生まれた頃から透明で、気付いて欲しくて大袈裟に動いて、声を挙げて。でもね、1人で鏡の前に立つと誰も居ないの」
瞳に涙を浮かべ、ぽつぽつと心に溜め込んだ何かを吐き出すように、葉隠は語り続ける。
「“こんな個性”だから、いつか誰からも忘れられて、誰にも見つけてもらえないで、消えていくんじゃないか、そんな風に考える日もあった」
「わたし今日まで親の顔すら知らなかったんだよ。それがどれだけ怖かったか、想像できる?」
瞳を濡らした涙は流れ落ち、火埜のワイシャツを濡らしたいた。
「だけど、今日。貴方がわたしを見つけてくれた。貴方がわたしに“普通”をくれた、これがどれだけ嬉しかったか火埜君は解る?」
葉隠の右手は火埜の心臓の位置に置かれ、左手は火埜の右手をとり自身の心臓がある左胸へと押し付けていた。
「貴方がわたし以外の誰かを好きにっても構わない。だけど、貴方に嫌われて、この“普通”がわたしから奪われるなら」
様々な感情が混ざり、葉隠自身も制御仕切れていない現状。
その姿を、火埜は黙って見ていた。
「貴方をわたしに縛り付けて、わたしから離れられなくしてやる」
その瞳には一種の狂気のようなものが宿っていた。
それに反して葉隠の鼓動は途轍もなく乱れていた。
だから、気付けなかったのだろう。
火埜の左手が葉隠の肩に置かれていたことに。
ほんの少し力で押された葉隠は簡単に転ばされ、先程とは逆の火埜に押し倒された状態になっていた。
葉隠の両手首は気が付けば火埜の右手で拘束され、互いに見つめ合うように顔が近づいていった。
そして。
葉隠の額に、瞼に、頬に、唇の端に火埜の唇が押し付けられていく。
「
「あ、名前」
「今から君はオレのモノだ」
僅かに垂れ下がる髪が周囲の光を遮断し、火埜の顔に影を作る。
男に色気を感じると言うことを、葉隠は初めて体感していた。
「はい、わたしは今から貴方のモノです」
誰が見ても狂っていると言われるが、その日2人は書面も何もないがお互いを縛り付ける確かな契約を結んだ。
その答えに満足したように火埜は葉隠の唇を啄むようなキスをしていく。
徐々に長くなっていくキスの時間。
気が付くとぎこちなくしかし互いを食べるように深くなっていくキス、押し倒され主導権を握られた葉隠はボーッとする頭で目の前の男に貪られる快楽に浸っていた。
突然、大量の酸素が葉隠に送り込まれた。
目の前には自分から顔を遠ざけた火埜の顔があった。
よく見たら口の端が少し切れていた。
それを知覚したのと同時に、葉隠の口に血の味が広まっていった。
しかし、なぜか葉隠はその血の味に嫌悪感を抱くことが出来なかった。寧ろ、目の前の男の一部を自分が取り込む感覚に悦楽を感じていた。
「透もまだ女の子だったんだな」
「へ?」
火埜がずらした視線の先は葉隠のまだ生えてない恥丘があった。
下着を全て脱ぎ、アンダーウェアーとして着ていた薄手のティシャツだけになったいた葉隠の下半身はまる見えになっていた。
「こっちはこんなに綺麗なのに」
火埜の右手で優しく撫でられるのは、葉隠にとって誰に見せるつもりも見られることもないと思っていた自慢のロングヘアー。
手櫛で労るようにすかれるだけなのに葉隠は何度目か解らない軽イキをさせられていた。
火埜に触れられる、ただそれだけのはずなのに葉隠の脳はそれを快楽と捉えるように作り替えられていた。
「あ、あのさ火埜君、今日は」
「ん」
何かを促そうと葉隠が口を開くが、その口に火埜の中指を射し込む。
「んむぅ、あむ、ちゅう」
その中指を何も言われていないのにも関わらず、葉隠は丁寧に味わうように舐め始めた。
その光景を見つめる火埜、その視線を感じ葉隠は知らないうちに股を濡らしていた。
「今日はダメ」
「だめぇ?」
葉隠が濡らした指で割れ目を弄っているが、その指を入れることはなかった。
そして、葉隠は見てしまった。
火埜の股間に反り立つ年不相応の性剣を。
「(あ、“あれ”は無理!!)」
「何となく、何考えてるかわかるけど近いうちに射し込むからね」
火埜の顔に浮かぶ笑顔に葉隠の背中に寒気が走るが、それと同時に火埜に支配される感覚に興奮を覚えていた。
そして、その夜裸で抱き合い同じベッドで眠る火埜と葉隠がいた。
葉隠の寝顔は満たされたように美しかった。
その日から、葉隠透は変わった。
誰かに見つけてもらうためにではなく、ただ1人に見ていてもらうために。
今日も葉隠透は女を磨く。
依存系ワンコガール 葉隠 透
忠犬系メス犬に進化した元インビジブルガール。
肉体接触の比率が主人公にガクンと傾いた。
主人公が望むならどんなアブノーマルなプレイにも答える所存。
皆の癖を教えて。ズバリ、誰を汚したい?
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壊r(保護者と世間が睨んでますよ)
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ボディも麗らかな頑張りや(麗日)
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君の桃を舐め回したい(八百万)
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