というわけで原神より甘雨ちゃん。見た目最高にストライクで中身も良い。これは機会があれば書きたいというところにリクエスト。書くしかねぇ!したら伸びた。
前回お気に入りの上下が激しいダイナミックお下品エロ書いた直後にこの丁寧目な話を書ける自分でも才能なんじゃないかと思いました。それではどうぞ。
甘雨(マッサージ)
「……っ!?」
今朝。今日もまた多くの仕事をこなすことになる璃月七星の秘書を勤める見た目麗しい少女、甘雨。
見た目に反して長い時を生きる仙人、それでいて人間の血を引く彼女。しかし、今はそんなことは重要ではなかった。
鬼気迫る様子の甘雨は、自室の鏡に慌てて己の身を映した。黒のボディタイツに白と青を基調とし鼠径部が見え隠れする深いスリットが入った衣装。彼女が愛用している衣服に相違ない。
だが、甘雨は震えた手を頬に当て、慄いたように震えた声で呟いた。
「ふと、太っ……て……っ!?」
そう、服がキツい。仕事の忙しさから気にしていなかったが、甘雨はふとそのことに気がついてしまったのだ。
今でこそ整ったプロポーションを持つ甘雨だが、昔はそうではなかった。そのことを恥じている甘雨は、璃月に数多ある美食の誘惑に負けじと己を律してきた。だが今、確かにいつもの服がキツく感じてしまう。つまり、太ったと思ってしまった。
(い、一体いつからでしょう? しっかり気を配っていたというのに……)
愕然とする甘雨。好物の植物、清心の花びらも食べてしまうことを恐れて近場では栽培していない。
しかも彼女は趣味が仕事と言えるほどのワーカーホリック。痩せる理由はあれど、太るような理由はない。故に、聡明な甘雨にも服がキツくなってしまった理由がわからないのだ。
それもそのはず。何せ、甘雨は太ってなどいない。美しいウエストライン、お腹周り、黒のタイツに包まれた眩しい太股。皆健在なのだ――――ボディタイツにぴったりと張り付いた胸が大きくなっている以外は。
人より長く生きる甘雨は、だからこそその変化に気が付かない。それゆえ痩せなければ、と仕事の傍らほんの僅かな時間にダイエットを試みる。
(うぅ……一体、どうすれば……)
しかし、成功するはずがない。何せ甘雨の大きくなった場所は胸部、その形がよく張りもいい乳房。どう頑張ったところで縮むはずがなく、甘雨は隠れて頭を抱える。
相談などできないし、かと言って宛があるというわけでも――――――
「――――あ」
そのとき、甘雨の脳裏に光明のような記憶が過ぎる。
ダイエットにはマッサージがいい。街の人間たちがそう言っていたのを思い出したのだ。
当然確証らしい確証はない。が、運動や食事制限を試した甘雨は他に方法が思いつかない。まさか体調不良になるほど過剰なダイエットをし、仕事に穴を開けるなどという考えもありはしない。
(……探してみましょう)
逡巡は一拍。甘雨は藁にもすがる思いでマッサージ店を探し、訪ねた。
「いらっしゃいま――――え、えぇっ!?」
「あ、ごめんなさい……もしかして、予約が必要でしたか?」
彼女がその扉を開いたのは、街の中でも目立たたない裏路地にあるマッサージ店だ。甘雨を知る大勢に太ったと思われたくない彼女らしい選択だと言えるだろう。
だが店に入った途端、一人で店を切り盛りしている店主の男が甘雨を見て腰を抜かした。彼女は素っ頓狂な問いかけをしたが、もちろん予約の有り無しで腰を抜かすわけがない。
「い、いえ、そういうわけでは! あ、あの……失礼を承知でお尋ねするのですが……か、甘雨様、でいらっしゃいます、か?」
「はい。――――あ、私がここを使わせていただくことは、内密でお願いできますでしょうか」
「は、はい! もちろんでございます!」
テイワット大陸、璃月の会議場『月海亭』で秘書官を勤める甘雨。この地域にいる者で、その名と見た目を知らない者などいない。彼女は秘書という立場ではあるが、その働きから璃月七星すら尊敬の念を抱く、すなわち肩を並べる存在でもあるのだ。
そんな女性が、細々と経営しているマッサージ店を訪ねるなど前代未聞。店主が驚くのも無理はない。
だが、それこそ甘雨が望んだことだった。この店が小さな場所であればあるほど、甘雨が気にすることがバレる可能性が低くなる。立場上、色々と気を遣う必要がある彼女は他のことにも気を配った結果、あまり知られていない、秘密が漏れにくい店を選んだのだ。
もっとも、店主には大仰に驚かれてしまったことで、頬をかいて苦笑してしまう若干の申し訳なさはあるようだが。
「こ、こちらへどうぞ」
「はい」
一通りのコースを見て選び、準備が整ったところで個室に案内される甘雨。
今日は最初ということもあり、マッサージがどういうものかを知れる軽いものを選んだ。着替えなどもなく、着の身着のままで甘雨は真ん中に毛布が被せられたマッサージに座った。
個人経営ということもあり、個室自体に広さはない。ただ、狭苦しいというほどではなく十分に落ち着ける。部屋の中を漂う香が炊かれ、用意された飲み物を飲めば不思議と甘雨の心は穏やかになっていった。
「で、では……うつ伏せになっていただき、まずは背中からほぐしていきます」
「わかりました。よろしくお願いします」
甘雨がマッサージ台にうつ伏せになると、ボディタイツの構造上で大きく開かれた背中、そのタイツと衣服の上からでもわかる形のいい臀部が顕になる。
ただ、残念と言うべきか店主に甘雨の肢体を味わう余裕などない。何せ相手は街を治める七星の秘書官。何か粗相があろうものなら、彼はこの街に住まうどころかその首が本当に飛んでしまうかもしれない。
「ん……あぁ……」
そんな店主の葛藤を露知らず……というほどではないだが、心からの悩みを持つ甘雨はマッサージを心穏やかに気持ちよさげな吐息を零した。
背中を強く揉んで、仕事で凝り固まってしまった肩などを重点的にマッサージしていく。
(……こ、れ……気持ちいい、です……ね)
ダイエットになると思って訪ねたが、店主の手捌きが想像以上によく、長年固まった疲れが時解されていくような感覚に甘雨は瞼が落ちていき――――自然と微睡みに誘われた。
「――――雨様。甘雨様」
「……は、い? ――――あ」
肩を恐る恐るといった様子で揺する店主に起こされた甘雨は、いつの間にか自分が寝入っていたことに気がついてゆっくり身体を起こした。
そして、しっかり時間通りであること、疲労などが抜けていることを自覚し、自然と笑みを浮かべて店主に声をかけた。
「ごめんなさい、眠ってしまっていたようですね。……ああ、疲れが取れて、とても良い気分です」
「あ、ありがとうございます! お気に召していただけて、何とお礼を申し上げればよいか……!」
「お礼を言うのは私なのですが……そんなに畏まらないでください。また来ます。――――これで沢山仕事ができますから」
「……は、はぁ……?」
――――当初の目的を失念しながら、その日彼女は上機嫌でマッサージ店から帰路についた。
(本格的なマッサージは初めて経験しましたが、あんなにも良いものだとは思いませんでした)
ダイエットが主目的ではあるが、副産物が得られるのは甘雨としても予想外の成果だと言えた。
ふとした時にほぅ、と満足気な吐息が自然と零れる。隠れ蓑というほどではないが、隠密重視で選んだ店としては間違いなく当たり。
「今日もよろしくお願いします」
「は、はい。では……」
一度目の来店からそう時を開けず、甘雨は二度目の来店。
それから時間を見つけては足繁く通い、五度、六度を越えれば店主も甘雨の人となりを知り、気後れしていた部分が消え、軽い世間話まで行えるようになった。
甘雨も人間との交流を嬉しく感じ、段々と会話が弾むようになっていったのだ。そしてそれは、何度目かの交流の中で飛び出した。
「……そういえば、甘雨様はどうして自分の店に?」
「あ……そ、その、笑いませんか?」
「甘雨様を笑える立場の人間ではありませんよ」
タイツ越しとはいえ内太股の肉をマッサージしながら、店主は初めの緊張が嘘のように笑って言葉を返した。そんな彼に甘雨も安心したのか、恍惚とする心地いい時間の中でその秘密をポロッと零した。
「ま、マッサージが……ダイエットに良いと聞いたもので……」
「え……え?」
「うぅ……恥ずかしいです……」
「え、いや……甘雨様が、ダイエット……?」
うつ伏せのまま顔を赤らめる甘雨だが、店主は店主で様々な動揺が隠せそうにない。
これ以上ない黄金比のスタイル。マッサージで甘雨の身体に何度も触れた店主は、嘘偽りなくそう思っていた。腕、背中、腰、脚……もちろんそれ以上深くは知り得ないが、これほどダイエットに無縁な女性もそういない。
甘雨の過去を知らない店主だからこその疑問。そして彼は声を発した。
「ちなみに……どの辺が、気になるのですか?」
「っ!」
店主の問いかけに甘雨は息を呑んだ。マッサージで身体に触れる彼がわからないような場所が膨らんでいる。自分にしかわからない太ってしまった場所を――――普段の彼女なら絶対に口を滑らせないことでも、部屋を包む心地よい香りとマッサージの快感から違和感なく飛び出してしまった。
「……む、胸の周りが、キツくなっているような気がして……」
その告白に、今度は店主が生唾を呑む番になった。思わず手が止まり、思考する。魔が差す、というのが正しいか。
誰の邪魔も入ることがない個室に、判断力が削がれた甘雨。そしてマッサージという『契約』の下で打ち解けた――――道が逸れたのは、そんな偶然だったのだろう。
「確かに、マッサージにはダイエット効果が期待できます。……その、気になるところを重点的に施術した方が、効果は表れるのですが……如何なさいますか?」
「え……で、は……それを、お願いできますか……?」
ぼんやりとした思考に、意味があると言われれば甘雨は無意識のうちに答えていた。
「それでは、仰向けに」
「はい……」
二桁に及ぶマッサージ回数で、初めて甘雨はうつ伏せから仰向けになる。
ベッドに押し潰されていた甘雨の美乳。それがボディタイツ越しとはいえ店主の眼下に表れ揺れる。
がっつきたくなる気持ちをすり潰し、店主はあくまでマッサージの範囲に留まる手つきで甘雨の胸部を揉みしだく。
「……あ、んっ……」
胸の周りを丁寧に。時にボディタイツから零れる生の肌に指が押し込まれれば、甘雨からいつになく艶やかな吐息が零れた。狭い個室で音らしい音がないことから、それは嫌に反響する。
胸ばかりではなく二の腕や肩、そこで戻って胸周り。不自然にならない範囲でマッサージを繰り返し――――最後に胸を下から押し上げるように揉む。
「んあっ♡」
ビクッ。夢見心地で受け入れていた甘雨の身体が跳ね、ぴっちり張り付いた黒布にプクッと
頬の紅潮。単なる心地良さだけでは零れない甘い声。
「ありがとう、ございました――――また、来ます♡」
その
その日を境に、マッサージの段階はエスカレートしていった。それは何も店主ばかりが踏み入るものだけではなかった。
「か、甘雨様、その格好は……」
「こ、これは……こちらの方が、マッサージがしやすいかと思いまして……」
「それは……甘雨様のお心遣い、痛み入ります」
頭を下げる店主の前で恥ずかしげに手で口元を隠す甘雨だが、本来隠さなければならないものはもっと他にあった。
衣服を脱いだ。正確には、ボディタイツの上を脱いだのだ。結果として残るのは足から首までぴっちり張り付いた黒いボディタイツ。ハイレグの上部は脱いでいるため、乳首や下半身に浮かぶ生の下着までハッキリと透けてしまっていた。
確かに衣服が少ない方がマッサージはやりやすい。が、それは水着などを使ってであり――――けれど、それを両者とも指摘することなくマッサージは続く。
「ん、あっ♡ あっ、あっ♡♡」
「やはり直に触れる方が効果がありますね。どうですか、甘雨様」
「は、はい♡ とても、気持ちいい……です♡」
胸を揉みしだく手に、初めの遠慮は見られない。仰向けになった甘雨の両胸を真上から揉み込み、直に着込んだタイツと肌に指を食い込ませる。
そのマッサージを受けて、甘雨は
「ふぁっ!♡ んん、んぁ♡♡」
「ご安心を。乳腺への刺激でしっかり胸部ダイエットの効果を得られますよ」
「そ、そうなんです、ねっ♡ 店主さんは、物知りで……すごい、です……んひっ!?♡」
チッチッと先端を掠めるように、時には大胆に摘み上げ。ボディタイツの下からせり上がり、もはや隠すことのできない乳首の勃起。
それを堂々と弄ばれながら、甘雨は店主を褒めることさえしている。身体が火照り、頬は真っ赤で目は潤み。それに気を良くした店主がお腹を撫で、脚と尻、鼠径部の境目を際どく責める。
じわ、じわ。タイツと下着のその下が、粘りのある水で濡れ始めていた。
(あ……も、もう少し……お、く……っ♡)
それが
だがまさか自分から触れてほしいとは言えない。荒くなる吐息を必死に我慢しながら、胸を揉む一番の刺激に、けれど頂点に達することがない快感に悶える日々が続いた。
果てることができない。だけど自分一人でしてしまうより数倍気持ちがいい。そんな不思議なマッサージは、甘雨に本来の目的を忘れさせる。
ボディタイツのみのマッサージが普通になってからしばらく、いつものように店に訪れた甘雨は店主からある提案を受けた。
「オイルマッサージ……ですか?」
「ええ。より効果が期待できると思うのですが……受けてもらうには、お召し物を脱いでいただく必要がございまして」
「えっ!?」
その内容に、ここまでマッサージを受け入れていた甘雨も驚きを隠せない。乳首が浮き出、下着が見えるボディタイツとはいえその一線は引いてくれている。しかし、オイルを使ったマッサージは肌に与えなければ意味がない――――受けるなら、全裸。
暗にそう言われ、さしもの甘雨にも迷いが生じる。だが……その先を知りたい。そして、自分からではなく他ならぬ店主の提案。
「で、は――――今日はオイルマッサージを、お願いします♡」
甘雨は、その未知なる味に手を引かれて堕ちる。身体の維持しながら気持ちよくなれる。何一つ、悪いことはない、と。
「お、おま……たせ、しました♡」
「はい。甘雨様、こちらへどうぞ」
気を許しているとはいえ人間の男の前に裸身でいる。選択をしたのは甘雨であるため、さながら痴女になった気分だった。
いつもの個室に入り、胸と股間部を手で隠してそそくさとベッドの上へ。店主はそんな甘雨へいつも通りの対応を見せ……ているはずもなく、その視線は露骨なまでに甘雨の裸体に注がれている。
「それでは、マッサージを始めます」
「……は、はひっ♡」
緊張と羞恥のあまり、らしくもなく声が上擦って甘雨の赤面が深まる。麒麟の血を継いだその角まで赤く染まっているようにさえ彼女には思えた。
仰向けに寝転んだ甘雨が、施術の始まりを告げられ、胸と股間を隠していた手を震えさせながら退けた。
「〜〜〜〜〜っ♡」
ぶわっと鳥肌が立ち、甘雨が限界の羞恥に思考を止めた。
ぽつんと乳房の上に立つ桜色の乳首。なだらかな腹丘の斜面にある明るい水色の髪と同じ色の毛。生肌とは異なる色合いの割れ目。甘雨は己の裸身の全てを彼に差し出すように開帳したのだ。
男は男で、恥ずかしがる甘雨の表情、身体の熱に興奮しながらどこか冷静でいた。職業柄というのもあるのかもしれないが、甘雨の美しさが現実感を損ねた結果かもしれない。
「少しひんやりとしますよ」
「はい……ふぁ、あぁぁぁぁ♡」
容器から出されたオイルを手のひらに広げた男が、上腹部にグッと力を入れてそれを塗り込んでいく。
忠告を受けても声をあげてしまう。冷たさと熱が入り交じるえも言えぬ感触。
「んおっ♡ おっ♡ おっ♡」
「全体に馴染ませていきますので、ご辛抱ください」
「だ、大丈夫、ですっ♡ き、きもち、いっ♡」
上乳を押し潰すように、下乳から掬い上げるように。薄布がなくなり、オイルが追加されるだけで甘雨にもたらされる快感は全く異なるものだった。
男の指が、手が押し込まれる度に見開いた目に火花のようなものが散り、オイルが輝く裸体が波打つように痙攣する。甘雨が知る一人の慰めなど子供の遊びに思えるほどだ。
艶めかしく光を反射させるほど上半身にオイルが塗りたくられたところで、下腹部より下段へ。
「ん、ふっ♡ ふぅ……ふぅ……♡」
陰毛に塗られ肌に張り付き、足の裏や太股裏と臀部の境目、そのギリギリを執拗なまでに。
だが、大事な箇所には決して触れない。オイルが滴った結果、割れ目や尻穴が濡れるのみ。
(どう、して♡ けど……あぁ♡)
――――気持ちいい。
もうそれしか考えられない。なのに決定的な
「あ、……こんなものでは……気持ちよくなんて……」
家で慰めもする。が、絶頂の快感がマッサージの一撫でに劣る。そんなものは快楽ではない。仕事を今まで以上に集中して終わらせ、足繁くマッサージ店に通う。行けない日の夜はもどかしさでいっぱいになった。
ただ、行けたとしてもイケはしない。極限まで身体の熱を高められ、解放されずにマッサージは終了する。
(こんなの……まるで……っ♡)
「……こ、ここで、着替えます♡」
「っ!? は、はい……」
しまいには、着替え用の個室ではなく彼の目の前で着替え始める。男も動揺こそするが、ゴクリと生唾を呑んで目を逸らせない様子。
はしたない。そう思っていても、言葉ではなく行動で見せられる最大限の
服の紐を解き、ボディタイツを脱ぎ捨て、下着を生足から引き抜く――――見逃せない糸が下着と股座の間で線を引いていた。その意味を誰より理解している甘雨本人が動揺を示し、サッと下着をカゴにしまいながら朱色の顔に手を当てた。
(や……わ、私……♡)
始まる前から濡れている。いいや、常に濡れている。幾度となく行われた焦れったくも最高の快感をもたらすマッサージに、甘雨の身体は無自覚に調教されてしまっていた。
その成果は、実のところ甘雨が気づかない間に出ていたのだ。
「肩こりや首の痛みにも腋のマッサージは欠かせません。しっかり行わせていただきますね」
「はひっ♡ はぁ、はぁ……んおっ♡♡」
うつ伏せになって楽な姿勢を取るため、剥き出しになった甘雨の腋。男がその窪みにしっかりとオイルを塗り込み、強い手捌きで揉みほぐす。
(わ、腋の下で、なぜこんなに感じてしまうのでしょう……♡)
一見して普通のマッサージ。だが、甘雨の顔は腋への刺激だけで蕩け切ってしまっていた。閉じているはずの口の端には、淫らな雰囲気をか持ち出す光が線を引いている。
甘雨の知らぬ間に施される
「お尻のマッサージを始めます」
「ど、どうぞ♡」
そうとは知らない甘雨は、全身弱点だらけの身体を自由に触らせてしまっている。初めの頃なら躊躇ったであろう臀部も、この人ならば大丈夫と差し出してしまう。
オイルで輝くプリっとした尻肉。ググッと下から上へ押し込まれ波打ち、鷲掴みにすれば形を変える。声を我慢しながら我慢できない甘雨の嬌声が響く中――――男の指が尻の間を開いた。
「ひっ!?♡」
オイルで冷たさを感じる中身が、外気に大きく触れてえも言えぬ感覚が甘雨の下半身から突き抜ける。
濡れて輝き、ヒク、ヒクッと蠢く極小の穴。誰にも見せたことがない甘雨の肛門さえ光の元へ引きずり出された。
「あの……♡」
「肛門の周りをマッサージすると、便秘によく効くんですよ」
「そ、そうなんですか……――――では、お願い……します♡」
それが本当であろうと建前であろうと、甘雨にはどうでもよかったのかもしれない。
「ん、おっ♡ ふぉ……むぐっ♡」
尻穴の周りを男の指が這って、撫で、押し込む。今までとはまた異なる感覚。排泄に使う穴に触れられる圧倒的な羞恥。
当然尻穴を見えるように開いているのなら、その穴が恥ずかしげもなく収縮する様も見られているということになる。快楽と羞恥のダブルパンチに、甘雨は正面にある壁だけを見つめながら手でおかしな声を出す口を塞いで耐えた。
丸い尻穴、その皺の一本一本を事細かに入念に。押し上げ、下げ、押し込み――――ふと、その尻穴に指が僅かではあるが挿入された。
「――――お゛っ!?♡♡」
甘雨はそれが自分の声であることに、数秒は気がつくことができなかった。
頭が一瞬真っ白になり、何も考えられなくなった。不浄の穴に指を挿入れられ、望んでいた果てを一瞬見た。その入口、と言ってもいいかもしれない。
だがそれは一瞬。出口には程遠く、むしろ僅かであろうと
(あれがもし……もしも、深くまで……私の、
――――そんなもの、我慢できるはずがない。
一度開かれた扉は止められない。一度得た快楽は忘れられない。だから甘雨は好物を近くには置かない。
しかし、これを我慢する必要はない。知らぬ間に好物になっていた。彼は甘雨を仰向けにさせ、またいつものマッサージに戻ってしまった。これでは先日と同じ結果になる。
ある意味で、甘雨が知った果ての入口は
「あ、の……♡」
裸身がヌルヌルとした液体で煌めく中、気恥しげに身を捩りながら声を発する。その仕草だけで希少性などというレベルではない。だが敢えて男は「なんでしょう」と平気な顔で答えた。
「も、もう少し……
「そうですねぇ。では甘雨様は、具体的に身体のどこが気になりますか?」
「っっっ!♡」
――――きた。
甘雨の心に、その確信が降りる。
店主が大仰に触れられるはずがない。彼はあくまで一般的な商人であり、甘雨は街を取り仕切る七星の秘書官。もし甘雨が何かの間違いで声をあげれば、彼の積み上げてきたものは全て失われてしまうのだ。
だからこれは
そして甘雨自身、ここまでされて堪えられるはずがないと決意していた。決して愚かな選択はしなかった店の主への信頼と、得難い快楽への欲求――――ぴたりと閉じ切っていた脚を、開く。
「――――女陰の膣内が、気になります♡」
綺麗に、美しく一律で開かれた脚。その間に存在する可憐な甘雨の性器。尻穴は言わずもがな、店に足繁く通った数ヶ月もの間、火に油を注ぐような程度の低い自慰行為しか行わなかったその秘部は、オイルでは言い訳できないほど濡れていた。
「では、
「……は、い♡ 私の
わざわざ恥知らずな言い換えをすることも、甘雨が〝許可〟を下したのだという確実性のある証拠。
誰にも知られない秘密の店。甘雨の知られてはいけない秘密の部位――――遂に、指が触れた。
「うひぃっ!?♡♡」
ビックンッ! 二段跳ね上がったのではないかと思える派手な反応。素っ頓狂な声をあげ、陰部の表面に触れられただけで飛び跳ねてしまったことに、甘雨は赤面しかない顔がさらに赤みを増しているように感じた。
「ご、ごめんなさい……♡」
「いえいえ。ここは刺激に弱い箇所ですから、甘雨様も我慢しないで結構ですよ。じっくり、老廃物を出してしまいましょう」
あくまでマッサージの体は崩さない。それが甘雨にとって、何よりありがたいことだった。
ヌルッとした割れ目の外側から指が慣らすように押し込まれ、最後のもどかしさに期待と不安を甘雨が覚えたところで、身体中を気持ちよくしてくれた指が陰部を擦り始めた。
「あっあっあっ♡ あはぁ♡」
声を我慢など、できるはずがない。
(これ♡ これを待っていました♡ ああ、ああ♡)
甘雨の外も中も、焦がされ続けた果てに感極まった想いを吐き出す。
グチュグチュと音を鳴らして擦られる感覚。ビリビリとした変え難い快感が脳に伝わり、唇の結びが緩み他人に見せられない蕩けた貌が浮かび上がる。
自分で触れるものとは数十、数百倍、とにかく比べ物にならない。色鮮やかなビラが男の指によって蠢動すればするほど、甘雨の艶めかしく光る裸身が痙攣し、腰が跳ねる。
だが、渾身の果てが見えない。入口の中間で止まっている。それでさえ思考が焼き尽くされるような閃光が甘雨の脳髄に走る中、陰裂を開いた男が彼女に声をかけた。
「それでは、おまんこの膣内への施術を開始します」
「はひぃ♡ 奥にくだひゃい……♡」
甘雨自身、何を口走っているかを考えられない。考えるための思考は快楽によって焼き尽くされ、聡明なはずの頭は性感マッサージで得る快楽でいっぱいになっていた。
「ん、んんんんんっ……あぁっ!♡♡」
ズプ、ズプと人差し指と中指の二本が甘雨の秘部を割って――――否、歓迎された膣内へと挿入された。
奥まで異物が入る経験など、純粋な人間と異なる時間を生きる甘雨にはない。大きな二本の指を膣壁が痛いくらいに締め上げ、それによって甘雨が快楽を得る。
「あ、あぁっ♡ んあっ♡ ふぁっ♡♡ ――――んおぉぉぉぉっ!♡♡」
様々な喘ぎの声。果ては獣の唸りのような喜悦の声。穏やかながら理知的な甘雨にもある快楽を恥じ入ることなく得る行為。人の持つ原初の悦び、欲求を彼女は感じ、吐き出す。
絶えず蠢く膣内を指が刺激しながら、吸い付きが激しいその壁内を探る。
(だ、だめです♡ 脚が、変に開いてっ!♡)
男のマッサージが続く間、甘雨は頭が本当に真っ白になる快感を得続ける。だが、その中でも自分の身体がどう動いているかは把握してしまえる。
規則正しく均一に開かれていた脚。その膝部分が、膣内を擦られる度に
両脚ともに平たく、だがおかしな方向に甘雨の意志を無視して変形する。まるで快楽に屈したような平たいガニ股。恥ずかしすぎるにも程があるが、甘雨自身どうしようもなかった。
「あっ、あっ♡ いいっ♡ いひぃぃぃっ!♡♡」
美しい面。たおやかな笑みを浮かべるはずの貌が、口をだらしなく開いて舌先から涎を垂らしているのだから。
上は蕩け顔。下は平たいガニ股。男のマッサージで秘部から愛液を垂れ流しにする。男の指、そのたった二本で身体の感覚を支配される甘雨だったが、快楽を得る心に一切の後悔はない。後悔を感じる暇がない、というべきか。
そして、男の指が子宮付近――――甘雨も知らぬ、絶対的な弱点を突き上げた。
「あ゛――――ああああああああああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!?♡♡♡♡」
ブシュッ! ブシャッ! ブシャアアアァァァァァァァッ!!
腰が大きく跳ね上がり、秘部からずっと溜め込まれた尋常ではない量の体液が吹き上がる。自分自身ではどうしようもない、一瞬にして出口へ放り出されたその感覚。
絶頂。長い時を生きた甘雨が、これまでの全ての快感を束ねても勝ち目がないと思える絶大なもの。考えやあらゆる知識が押し流され、脳は歓喜の叫びを吐き出すための器官として成立してしまう。
「甘雨様。もっとも気持ちのいい時は、わかりやすく〝イク〟と仰ってください」
「お゛、お゛ぉ゛?♡ イクっ♡ イキます!♡ イッていますっ!?♡♡ イクゥゥゥゥゥゥゥ――――ッ!!♡♡♡♡」
真っ白に染まる脳に指示を出すのは甘雨ではなく男。
男の指に、男の言葉に従って体液と言葉を吐き出し続ける。ガニ股で腰を浮かせ、可憐さが崩れるほどの蕩け顔をしながら――――甘雨は、ようやく得ることが出来た絶頂の悦びに浸っていた。
「ごめんなさい! ごめんなさい! お店を汚してしまって……何とお詫び申し上げれば良いか……」
「お、お顔を上げてください。むしろ、当店のマッサージをお気に召していただけ、光栄に思います」
「うぅ、ですが……」
店の入口で、着替え終えた甘雨が店主に平謝りしていた。
しかし、店主は店主で萎縮する。あの〝役得〟に比べれば掃除の手間など些細なこと。しかもそれがこの美しい甘雨が
「あの」
「っ! なんでございましょう?」
店の扉からひょっこりと顔を出した甘雨が、気恥しげに頬を染めている。
踏み込みすぎたか――――そんな店主の懸念は、すぐに失われる。
「あ、明日の分も……予約をお願い、できますでしょうか♡」
契約の上で行われるマッサージ――――そこに、不純なものなどあるはずがないだろう。
マッサージ系はあまり書いたことないし詳しいとは言えないので出来てるのかなぁ、というそこはかとない不安。
単純に罠仕掛けられるのも考えましたが、ここはあえて甘雨ちゃんから病みつきになってもらおうかなと。眠ってしまったのに仕事が丁寧だった店主を仕事仙人の甘雨ちゃんが信用しないわけないんですよ、たぶん(実際あそこで手を出すようなら店変えてるという話)
何かこういう丁寧目な話を書きたかった。甘雨ちゃんそれだけ好みストレートなキャラなんですよねぇ。
それはそれとして無様敗北も書きたい。ヒルチャールに負けてレイプされたりヒルチャールの仮面で洗脳されたり、ふたなりでその長年の知識を人格ごと吐き出して肉便器にされたり、丸呑み苗床エンドとかもいいですよねぇ(恍惚)
今回の話の続きがあるとしたら、マッサージ器(意味深)使ったり反応を見たいんですよ(棒)してフェラしながらマッサージ受けたり、果てはセッッッッッまで……大体でいいから読みた人いるなら中身誰か考えてください(いつもの投げやり)
感想、評価、お気に入りなどなどお待ちしておりますー。何か飛びつくリクエストがなければしばらくはのんびり考えたい気もする。評価も気軽にあるとやる気が高まる気もする。全ては感想の反応や評価貰えるかで決まるこの投稿間隔である。
ではまた次回〜