璃月の管理を司る大商人『璃月七星』が一人の刻晴。建設と管理を担う『玉衛』の渾名を持つ彼女のモットーは勤勉である。
美貌と才知に恵まれながら胡座をかくことをせず、彼女は努力を惜しむことはない。怠惰と非効率という文字は刻晴の中で唾棄すべきものとして常に刻みつけられている。
そのため、彼女の部下もその速度にはついていけずとも優秀な者たちが揃っている。
「それでさあ――――」
「へぇ。んなことがあったのか――――」
はずだったのだが、どうしてか業務と対面する刻晴の周りには彼女のように仕事を行うものはいない。ある者は物を摘みながら言葉を交わし、またある者は遊びにかまけ、またある者は仕事に向かう刻晴の姿をニヤケ面で眺めている始末だ。
正直、雑音が酷くて仕事の効率が落ちる。いない方がマシだと刻晴は顔を顰めた。
(あの男に言われて雇った連中だけど、今すぐお払い箱にしてやりたい)
仕事のために握ったものを強く握るなど時間の無駄もいいところではあるのだが、刻晴はそうせざるを得ないほど参っていた。
刻晴の同僚である七星秘書の『秘書』からの言葉で雇ったはいいものの、彼らは常に遊び呆けて役に立った試しが試しがない。そう思っていた矢先、現在進行形でその光景を見せつけられていてはもう我慢ならないというものだろう。
勤勉を好む刻晴の前で怠惰を貪るなど言語道断だ。なぜこのような連中を疑問も持たず招き入れたのか――――そのことには〝何故か〟疑問を感じることなく刻晴は席を立ち、声を発した。
「貴方たち。私の邪魔をするつもりなら出ていきなさい」
暗に邪魔だから視界から消えろ、と底冷えするような声色で牽制し、彼らを睥睨する刻晴。他ならぬ璃月七星が一人であり、彼らを歯牙にもかけない地位に座る少女の一喝だ。この職場に勤めているなら、聞かない人間はまずいないだろう。
「えー、だってさぁ……」
が、それは璃月の常識であり『秘書』に遣わされた彼らの常識には当てはまらない。怒りを顕にした刻晴に軽口を返しながら、男の一人が命知らずにも彼女に近づいていく。そして立ち上がった刻晴の背後に回った彼は、彼女の腋に手を入れて。
「ひゃあっ!?」
たわわな胸をワシっと掴み、むにゅむにゅと揉みしだいた。さしもの刻晴も紫水晶の瞳を揺らし、頬を赤らめて悲鳴を上げた。
その気になれば男たちの首を胴体から切り離すことも容易い最高権力者に対し、彼は傍若無人なセクハラをしてみせる。
「刻晴様のちっせぇ胸じゃやる気が上がらねぇってもんすよ」
その後も彼は可愛らしい悲鳴を漏らした刻晴の胸を鷲掴みにし、愛撫をしながら文句を垂れるという愚行を続けた。
小さいという文句は難癖に近い。刻晴は『秘書』のお気に入りである甘雨に負けない十分な乳房の持ち主だ。大きすぎず小さすぎず、美しい巨乳はまさに天は二物を与えたと言えるもの。それを侮辱された怒りがあるのかはともかくとして、前提であるセクハラに対しての怒りは間違いなく存在しなければおかしい。
背後から胸を揉む男をキッと睨みつけた刻晴が言葉を返した。
「貴方――――――確かに、それは正論ね」
間違いなく刻晴の声で、おかしいと思わなければならない言葉を彼女は返した。嘲笑を浮かべる男たちに対しても生真面目な表情を変えず、刻晴は男の指摘に首肯を返した。
「納得のできる意見よ。貴方の言う通り、業務効率を上げられる胸の大きさではないから……」
「そうでしょ。こんな貧乳を触ってあげてるんですから、むしろ感謝して欲しいっすよ」
「ええ。私の貧相なおっぱいに触ってくれたこと、感謝するわ」
働きすらしない無能から胸を揉まれ、感謝をする刻晴の顔に疑問の色は感じられない。胸を揉まれることをさも当然のように受け入れ、感謝して欲しいと言われれば素直に深い感謝を示す。
何かがおかしいと思うべき刻晴はおかしさに気づけず、異常を知る男たちは逆にこぞって彼女の〝改竄〟を弄び始めた。
「それにぃ、仕事の量で言ったら俺たちの方が多いっての。璃月七星だからって調子に乗りすぎだろ」
「……その通りよ。私が傲慢になってしまっていたようね……謝罪するわ」
無論、仕事量は刻晴が彼らの業務を束ねた何十倍もの量を担当している。全く逆の事実を突きつけられていると言うのに、刻晴は『納得のできる意見』として受け入れ、胸を揉まれながら頭を下げた。
「それだけかよ。七星様はお高く止まってんなぁ」
「謝るなら相応のやり方があるってもんでしょ。たとえばさあ――――――」
男たちはさらに捲し立てる。表面上は『部下』である彼らの意見を無下にせず真摯に聞き入った刻晴は、その内容にカァっと頬を赤らめながらも言葉を返す。
「わ、わかったわよ。そう謝ればいいのね……」
言いながら、指示された謝罪の方法を行うために――――服を脱ぐ。
見るからに高級な衣服を畳んで床に置き、タイツや下着をその上に。スレンダーながら出るところは出ている刻晴の裸身が下卑た視線を浴び、白磁の肌に自然と紅葉が浮かぶ。
「こ、これでいいのよね?」
「ああ。謝る時は素っ裸。刻晴様ならご存知のはずでしょう?」
「あ、当たり前よ。この程度、常識ね」
当然だがそのような常識は璃月どころか、世界中のどこを渡ったとしても存在していない。この空間で『部下』から『納得のできる意見』を耳にした刻晴のみに適応される常識である。
そんな事は露知らず男の前で裸になった刻晴は、羞恥で顔を赤らめながら平静を装いある姿勢を取っていく。
両手を彼らに降参するように頭の後ろで組み、胸を張って腋まで見せつける。腰を深く落とし、優れた体幹を用いて脚を全開で開いて紫色のアンダーヘアまで視線の前に晒す。
ガニ股腋見せ。屈服のポーズを取った刻晴は、意を決してニコリと笑顔を浮かべながら声を張り上げた。
「謝罪のおっぱいダンス! 璃月七星の癖に貧乳で大変申し訳ありませんでした! おっぱいブルンブルンッ♥ ちっぱいぼいんぼい〜ん♥」
ブルンッ♥ ブルンッ♥ ブルンッ♥ ブルンッ♥
左右に大きく揺れる刻晴の美巨乳。上擦った声から発せられる知性も品格も感じられないダンスの掛け声。
「おっぱいぶる〜ん♥ ちっぱいぼい〜ん♥ デカチチ目指してブルンブルンッ♥ 貧乳謝罪のおっぱいダンス〜♥」
「ぶははは! 刻晴様ほんとにやったぜ!」
「この女馬鹿すぎるだろ。マジおもしれえ〜」
全裸で恥ずかしい姿勢を取るだけならいざ知らず、身体を横に激しく振って乳房を千切らんばかりに踊らせ、間抜けな掛け声で謝罪する刻晴。
死すべき恥辱に刻晴の笑顔が茹で蛸のように赤く染まる。たとえ彼らから教わった『貧乳であることへの謝罪』であろうと、恥ずかしいものは恥ずかしいのだ。
貧乳であることを謝りながら美巨乳を振って踊る。矛盾極まる行動にも刻晴は疑問を抱かない。真っ赤な顔で笑顔を作り、あくまでも余裕がある体を見せつけ彼らに対応する。
「さあ刻晴様。おっぱい謝罪ダンスの次は……」
「わかってるわよ。私の無能を貴方たちに押し付けた謝罪――――全裸土下座ね」
仕方がないと刻晴はため息を吐き、恥ずかしいポーズから彼女がしてはいけない姿勢に映る。
手のひらをと左右に結い上げた紫紺の髪を地面につけ、頭と尻を規則正しく水平に。艶めかしいうなじや背中を男たちに見下ろされ、この場で最も優れ最も偉い少女が無能な男たちに言葉を向けた。
「璃月七星『玉衛』の名において謝罪する。自らの無能を棚に上げ、貴方方に謂れのない侮辱を与えたこと……大変申し訳ございませんでした」
刻晴という絶対的な地位にある少女が見せる屈伏の姿勢。決して頭を上げず、しかも部下である男たちへ完全に謙る。あまりに屈辱的な行為であるはずが、刻晴は躊躇いなくやり遂げて見せた。
それは刻晴という少女の矜恃なのだろう。部下の前で『正論』を突きつけられた彼女は、精一杯己が正しいと思った行為を貫き通す。それがたとえ屈辱的で侮辱的だったとしても。
「はー、おもしれぇ……よし、わかればいいんですよ、刻晴様」
「じゃあ仕事に戻ってくださいね。あ、もちろん服はそのままで。効率がよくなるっすよ」
「そうなのね。わかったわ……恥ずかしいけど、仕方ないか」
と、刻晴が異常な思考で考えていることを見通している男たちは、肝心な部分で違和感を持てない哀れな彼女を嘲笑いながら『効率』の良い命令を重ねていった。
衣服を放置して椅子に座り直した刻晴が仕事を再開する。もちろん、彼らの何倍もの量をこなすことに変わりはなく、裸で作業を進める背徳的な光景を自らの意思で生み出してしまう。
全ては作業の効率化を図るため。彼女の嫌う怠惰を避けるため。部下たちの言行を余すことなく『納得のできる意見』として採用する刻晴の正しい姿だ。
「……ふぅ」
「あれ、どこに行くんです?」
部下たちの『意見』はいつ如何なる時も刻晴に向かって与えられる。数時間も裸で作業を進めていた刻晴が唐突に立ち上がり、どこかへ向かおうとした際に男が止めに入る。
煩わしい男にため息を吐いて見せた刻晴は、部下の問いかけに『正直』な返答をした。
「おしっこよ。生理現象を処理しに行くの」
言葉を濁すこともせず〝おしっこ〟などと口にする刻晴にプッと部下が吹き出す。部下の言葉に偽りのない言葉を返すことが常識と教えられた刻晴は、それが何の嘲笑か理解ができずに小首を傾げた。
「おしっこですか……くく。刻晴様、その生理現象を我慢すると『効率』がよくなることをご存知でいらっしゃらないのですか?」
「え?」
「刻晴様の焦る姿が楽しいんですよ。だから尿を我慢することで効率が上がる。納得していただけますよねぇ?」
「……え、ええ。もちろんよ。私がおしっこを我慢すれば、それだけ効率が上がる……そう、なのよ、ね?」
おしっこと作業効率。どう屁理屈を捏ねて考え抜いたところで、意識をしてしまう生理現象を解放した方が効率が上がるに決まっている。が、部下がそう言うのなら間違いない。なぜなら彼らの意見は全て納得ができるものだから。
理屈ではなく本能的に納得をした刻晴は、どこか釈然としない表情ながら再度椅子に座り直した。当然だが、離席を行えなかった彼女の尿意はこれから益々膨れ上がっていく。
「ん……ふぅ……っ」
素面で作業を続ける刻晴だったが、その溜まり続ける尿意に頬の内側から羞恥以外の熱が浮き上がり、机に隠れた下半身が時折モジモジと脚を擦り合わせる様子が伺えた。
如何に仕事人間の刻晴と言えど、一度意識をしてしまった尿意は誤魔化しようがない。仕事に打ち込んで必死に誤魔化そうとする姿は滑稽極まりないものだ。
「へへっ、失礼しますよっと」
「好きにしなさい」
そこへ部下の一人が椅子を動かして刻晴の隣に座る。仕事を手伝う、などというつもりはその笑みから一切感じられない。股を擦りながら全裸で作業を進める変態少女を前にして、そういった嗜好を持たない方がおかしいだろう。それが自由に触れられて何ら疑問を抱かない都合のいい女なら尚更だ。
腕の動きで僅かに揺れるたわわな乳房。ピンッと張ったその先端の蕾を刻晴の左脇から男が指で抓った。
「あんっ♥」
瞬間、刻晴から官能の声が上がった。普段の厳しい声色から一転し、女の喜悦に溢れた刻晴の喘ぎ声を乳首を弄り続けながら男が揶揄する。
「あれぇ。刻晴様、おっぱいは小さいのに乳首は馬鹿でっかいですねぇ。もしかして自分で弄って開発してます?」
「んっ♥ あっあっ♥ あ、あの男に言われてから、毎日、ね♥ だ、だから、敏感に、なってて……んはぁっ♥♥」
硬く凝り固まった乳首をギュッと抓り上げれば、痛みなど微塵も感じられない嬌声を刻晴が零す。
「へぇ〜。じゃあ俺が弄ってても問題ないっすよねぇ」
「も、もちろん、よっ♥ ふぅ、はぅっ♥ あっ、んっ、あぁっ♥」
声が上擦って作業の手が止まる。彼女の態度を見ていれば問題しかないと思えるが、知ったことではないとばかりに男が刻晴の背中に回って乳首に指を添えて、爪で引っ掻くように弾いた。
「おっ♥」
ピンッ、ピンッ、ピンッ♥ 連続で両の乳首を擦って刺激する。
「おっ、んおっ、お゛っ♥」
素面を装っていた刻晴の鼻の下が伸び、喉声の嬌声が溢れ出した。乳首を指で抓るより、爪で弾いて嬲る方が刻晴の性感を引き出せる。刻晴の細やかな嗜好を知った部下は容赦なく、そして楽しげに乳首を爪で弾いていった。
「あ゛っあ゛っ♥ ん゛お゛っ、お゛っお゛っ♥ お゛う゛♥ お゛っ♥ お゛っ♥ お゛ッほ♥ お゛ぉ〜〜♥♥」
「うわ、刻晴様声きったねぇ。男でもこんなひっでぇ声出せないっすよ」
リズミカルに。継続的に。乳首が上下に跳ねるごとに刻晴の喉声が醜さを増し、舌が引きずり出されるように飛び出す。反った首の根から迸る汚声を揶揄されても、刻晴自身ではその性感を制御できそうにない。
ビクンッビクンッと絶え間なく、激しく痙攣する裸体。作業の手はとっくに止まり、開いた股座からは愛液が湯水の如く垂れ流しになっている。長時間に及ぶ尿意を漏らさぬよう我慢をしている分、声を抑える余裕もなくなっているのかもしれない。
「ん゛っ、お゛ッ、いくっ、イグッッ!♥♥♥♥」
どの道それは無駄な努力だった。喉奥から目一杯のイキ声を吐き出した刻晴は、首の根を全力で反ってプシュゥッ♥ と股座から解き放った愛液を机の裏にぶちまけ、さらには絶頂の衝撃で口を開いた尿道からちょろちょろちょろ♥ と失禁を溢れさせた。
「おーおー、女が『イグ』とか今どき娼婦の演技でも言わねぇって。しかもお漏らしまでしちゃってさぁ。効率人間の癖に自分から効率落とすとか、どうしてくれるんすか刻晴様」
「は、ひぃ♥ ご、ごめんなさい……少し、気を抜きすぎた、みひゃい♥」
絶頂の余韻に尿意からの解放で、四肢を投げ出して惚けた顔で舌足らずな謝罪をする刻晴。部下の手前、未だしっかりしなければという意識は残っているのだろうが、イカされた身体が意思について行かず腰を痙攣させながら尿混じりのイキ潮で椅子を汚してしまう。陰部から断続的に水を吹き上げるその様は彼女の優れた女体と相まって煽情的で背徳的であった。
「おい、そろそろ俺にも遊ばせろよ。おまえ一人で時間使いすぎだっつーの」
「ちっ、わーったよ。人気っすねぇ、刻晴様」
そう、実に背徳感がある。この璃月で自分たちより圧倒的に上の立場であり、超越的な力を持ち、何より美しい少女を正面から好きにできるなど――――下劣な彼らが愉悦に浸らないはずもない。
美しく気高い璃月七星『玉衛』が嬲られる。才覚に恵まれず努力も怠った矮小な男たちに、屈辱の真なる自覚すら許されずに。
「あっあっあっ♥ そこ、だめ、よわ……んひぃぃぃっ♥♥」
「『そこ』とか『だめ』とかじゃわかんないですよ。ほら、手を止めないでもっと正確な報告をしてください。腰が落ちすぎてケツ穴まで見えてみっともない刻晴様」
椅子が失禁で汚れたからと退かされ、立ち作業を余儀なくされた刻晴が喘ぐ。膣内に入り込んだ男の指を求めるように腰が落ち、脚をガクガクと揺らしながら段々と中腰で机に持たれてしまう。
刻晴の膣口からぐちゅぐちゅと淫らな水音が響き、彼女は作業どころではなくなっていた。トロトロの膣内を股裏にしゃがんだ男の指でまさぐられ、弱所を削られるように責め立てられた刻晴が、堪らず喜悦の声を上げる。
「おまんこっ、指でぐちゅぐちゅされて、んひっ♥ か、感じてるっ、おまんこ感じてイク♥ イクッ、イクッ、イッく♥♥」
爪先を立たせながら脚を開いた歪な姿勢の刻晴からプシャッと勢いのある飛沫が吹き出し、無様な空間を作るガニ股に滝のような絵を生み出す。
「ま゛っ♥ イクッ♥ イッてるっ、もうイクッ、イクーーッ!!♥♥♥♥」
彼女が絶頂したかしていないかなど、さほど重要なことではない。立ち作業で手マンされる方が効率がいい、という彼らの意見を受け入れた刻晴は膣内を掻き回し壁を擦る男の指をひたすら耐えて、しっかりと絶頂の宣言を行うだけなのだ。
敏感な身体をまさぐられながら作業など進むはずもなく、刻晴の並外れた効率は凡人以下に落ちぶれる。それも全ては部下たちの進言を受け入れた結果ではあるのだが、彼女はそれを悪とすることができない。故に己の過失であると定めた刻晴は休憩時間を設けた。
「おほっ、おぉぉぉぉぉ〜〜♥♥ おっおっ、おぉぉっ!?♥♥♥」
そんな休憩時間にも『効率』が求められる刻晴によるY字バランス。全裸で股間を強調するように片足を上げた彼女の尻穴に、太いバイブが差し込まれている。
括約筋の力だけで動くバイブを維持し、それによる作業の効率化を図る。副産物として部下たちも楽しむことができる……後者が本命の名目なのは言うに及ばずであろう。
「頑張れ〜。刻晴様のアナルは緩々じゃないって証明してくれ〜」
「クソでっけぇバイブをあんな顔で必死に咥えてる時点でガバガバだろ。あー、油断してると抜けそうっすねぇ。もっとケツ穴締めて気張らねぇっとすよー?」
部下たちの声音は優越感と悦びに満ち満ちていた。応援は建前だけの嘲笑であり、刻晴への心無い罵倒が絶えず飛び交っている。
遊び、笑い、騒ぐ。刻晴が忌み嫌う怠慢の化身である部下たち。
「ふ、おおっ♥♥ んおぉ゛♥ ふんぐぉぉぉぉぉ〜〜♥」
彼らのような人間を前にして、刻晴は脇目も振らず尻穴を締め上げて腸壁への苛烈な刺激に耐えていた。アナルの刺激でマン汁を垂れ流し、歯茎の全容が明らかになるほど気張った不細工顔で鼻水を吹き出してバイブを渾身の力で咥え込む。
あまりにみっともなく、あまりに酷く、あまりに凄惨な姿を璃月きっての権力者と見ている者はここにいない。そういう立場の人間であると知りながら、玩具のように扱う悦びに浸っているのだ。
それを酷いと思う者はいない。酷いのは刻晴の顔だ。
それをみっともないと感じる者はいない。みっともないのは平静を装う刻晴だ。
同情などそこにはない――――外道の意見を鵜呑みにしてしまう間抜けな女へ向けるものは、ひけらかされる矮小な欲望のみだ。
「待って、待ちなさい! この姿勢でしたら、書類が汚れ……あぁぁぁぁっ♥♥」
いよいよ遠慮など無くした。いいや、そのような配慮は初めから持ち合わせていない部下たちの滾った肉棒を刻晴はその身で受け入れる。
必要な情報を書き記し整理した書類が置かれた机。今日、彼女が知覚できない妨害を受けながらも認めた仕事の成果が肉棒を挿入されて喘いだ刻晴の手で散らばった。
裸になってから散々弄ばれた膣は硬く大きい肉棒を難なく包み込み、汁を絡ませ合いながら交尾のピストンを続ける。刻晴の身体を机の上に乗せて後背位で交合う……わざわざそんなことをするのは、それほど刻晴の邪魔をするのが心地よいからであろう。
「あはは! 汚したくなかったら我慢してくださいよー。刻晴様がチンポパコられて涎飛ばさなきゃ済む話じゃないですか」
「わ、わかって、るわ、よっ♥ あぐっ、んぐ、ぎっ♥♥ んあっあっ、あぁっ♥♥♥ く…………お゛ほッ♥♥♥」
土台無理な話だ。無自覚に快楽を享受してしまう開発をされた身体は、どうあっても刻晴に淫らな声を上げさせる。尻に男の腰を打ち付けられ、子宮の巨根を叩きつけられる。野太い嬌声を溢れさせた口から飛び出した唾液が、璃月の未来を保つための成果を汚していく。
さらにはセックスする刻晴で肉棒を扱く男の真正面にある資料を見た彼女が、ギョッと目を見開いて慌てた声を発した。
「待ち、なさい! それを汚したら……」
「あーもう出そうっすわ。刻晴様エロすぎ〜」
「っ、あっあ♥ く、口でするから、はやくそのチンポお゛ごッ♥♥」
初めからそのつもりだった男が刻晴のツインテールを掴み、喉奥に射精間際の肉棒をぶち込む。肉厚で匂い立つ亀頭が喉奥を突き、カリ首が口内を抉るように侵入し、竿が舌根をずりずりと擦り上げる。
口の中に入り込んで来た巨根に嘔吐感を覚える。視界が縮れ毛と男の股間肌で染まり嫌悪感を覚える。圧迫感という苦しさに白目を剥いた刻晴だったが、背後からのハードピストンが気絶という逃げ道を許さない。
「おっ、こっちも出そう。あー出る出る、くぁぁぁ〜」
「おごっ、おぶっ♥ ぶぎゅっ、ごォ゛♥♥ お゛ぐ、ん゛ッお゛♥♥ おおっ、おぶご……ん゛お゛ごおおおおおおおおおおおおおおおおおぉぉぉぉぉぉッ♥♥♥♥」
ドビュルルルルルル♥ ボビュッボビュッボビュルルルルッ♥
前後からの射精に見舞われた刻晴が言葉にならない声を上げる。机に預けてしまった身体の下半身は膣内から逆流して溢れた精液、吹き出した愛液を書類にまぶして台無しに。
口で咥えて射精から大事な成果を守らんとした上半身はと言えば、半ば気を失ったことで精液を飲み込みきれず口内を逆流し、鼻穴から白濁液がブクブクと泡を作って下に、つまりは刻晴が手ずから崩した書類の山に落としてしまっていた。
「オ゛エ……ごぶっ、う゛……ッ♥」
「はーい、残念でしたー。見事に汚れちゃいましたねぇ」
「けど刻晴様がいけないですよね? ちゃんと口とマンコで抱え切れてたら書類は無事だったわけですし」
責任転嫁も甚だしい男たちの言葉だが、鼻から精液を垂らして白目を剥いた刻晴には聞こえていないらしい。仮に聞こえていたところで、刻晴は自分の過失であると認めることしかできないのではあるが。
資料を身体の下に敷いて気絶した刻晴。そんな彼女の汚れた裸身を抱き上げる男がいた。
「駄目じゃないっすか刻晴様。仕事中にサボリ寝するとか、それでも璃月七星なんですぅ?」
馴れ馴れしく語りかける男は善意で刻晴の起床を促す……はずもなく、彼女の膝裏に腕を差し込んで恥ずかし固めで持ち上げる。
チャラチャラとして不真面目な分、外見に反して刻晴を抱き抱えるだけの力があるらしい彼は、白目を剥いて痙攣したままの刻晴に硬く勃起した肉棒を添えた。添えた場所は精液がドプッと逆流したマンコではなく――――プックラと膨れたピンクの尻穴だ。
「さーん、にー、いーち……よいしょぉ!」
「ん゛ホオ゛オ゛オ゛オ゛オ゛ォォォッ!?♥♥♥♥」
ブボッ♥ プシャァァァ♥ ぶぴぃ♥
穿たれたアナルから汚らしい挿入の音が、マンコから潮が吹き出し、その勢いで甲高いマン屁がひり出される。リズムよく奏でられた三重の恥音に合わせて、ケツアクメした刻晴が仰け反った顔から鼻ザーメンを吹き出して起床する。
「『んほー』、『んほー』って。刻晴様、みっともない声も大概にしてくださいよぉ」
「お゛ッほ♥ ほぉ゛ぉ゛お゛お゛ォ゛♥♥ ん゛ィイ゛ッ゛♥♥♥ おっ、ほぉ゛っ、おほぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉおおお〜〜〜〜〜〜〜〜ッ♥♥♥♥」
チンポをアナルに挿入されて目を覚ました刻晴の間抜けな悲鳴に嘲笑が飛び交う。が、刻晴にそれらを意識する余裕は一切ない。
「ん゛ぃぐっ♥♥ の゛ほぉ♥ ん゛お゛ッほぉ゛、尻っ♥ じり゛♥ ちんぽ、めぐれ゛♥♥ ほぉ゛ォ゛ォ゛ォ゛ォ゛ォ゛♥♥♥ イグッ゛♥♥ イグッ♥♥ イッグゥゥ゛ゥゥゥウ゛ウゥウゥ〜〜〜〜〜〜〜〜〜♥♥♥♥」
ぶっぽぶっぽと下品なアナルレイプ音を響かせる。恥ずかし固めでチンポを差し込まれたアナルで達しながら、マンコから吹き上げたイキ潮と逆流ザーメンで机の上のものをびちゃびちゃドロドロに汚していく。
喉から汚声が止められない。自らの成果を自らの怠惰で汚し、全てをひっくり返してしまった絶望感と尻穴が捲れ返ってチンポが擦れる官能に頭が真っ白になる。
「や゛め゛ッ♥ ちんぽむ゛り゛♥ む゛り゛む゛り゛っで♥♥ おぢり、ごわれ゛♥ ぜんぶ、汚れでッ♥♥ ぬ゛お゛ッほォ〜〜〜〜〜〜〜♥♥♥ イグッ、だいなしにしておしりで、イグッ♥♥ イグッ、イグッ、イッッッ♥♥♥♥ グゥゥウゥゥウゥゥ〜〜〜〜〜〜〜♥♥♥♥」
「イッちまえ! ドスケベ淫乱の玉衛様!!」
ドピュドピュドピュドピュドピュ――――ブボリュリュリュリュッ♥♥
「ホオ゛オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛ォ゛ォ゛ォ゛〜〜〜〜〜〜〜〜ッ゛♥♥♥♥ ぜんぶ、よごれりゅうぅぅうううぅぅぅ!♥♥♥ ん゛ッほォ゛ォ゛ォ゛ォ゛ォ゛オ゛ォ゛ォ゛!!♥♥♥♥」
ケダモノの声を上げる刻晴から何度目かのイキ潮が吹き散らされ、チンポの栓を引き抜かれたケツ穴からザーメンがドロリと机に落ちる。粘着質な白濁液をびちゃびちゃと愛液だ叩き、もはや使い物にならない資料の束――――その上に刻晴の背中がどしゃりと落ちたと同時に、大きな鐘の音が鳴り響いた。
「お、もう終わりかぁ。今日も働いたわ〜」
「刻晴様はまだ終わってませんよねぇ? じゃあ残業よろしくお願いしまーす♪」
退勤時間を告げる鐘に部下たちが上司を置いて仕事場から立ち去っていく。退勤の権利は当然の如く彼らにある。まだ仕事が残っている――――自らが汚して台無しにした仕事のやり直しを抱えた刻晴に止める権利はない。
「……んぉ♥ お゛へ……ッ♥」
もっとも権利があったとしても、仰向けで白い鼻提灯を作ってアヘ顔で仰け反った哀れな刻晴が言葉にできるとは、到底考えられたものではなかった。
明日も明後日も明明後日も。璃月七星の仕事は続く。部下たちの言葉に『納得』だけを返す刻晴は、明日もまたその身体で存分に働くことだろう。