機械文明が発達した時代。否、発達し過ぎた時代というべきだろう。
人類繁栄の権利は気付かぬうちに人間たちから離れていた。そのことに彼らは気づくことができない――――僅かな人類を覗いて。
「……ここに、彼女が」
背に烟るほど長いピンク色の髪。潜入用の黒いスーツの上からでもわかるほど豊満すぎる乳房、ミニスカに隠された魅惑的な美脚。〝彼ら〟が発見すればこぞって捕まえにかかるような人間の女が、自らの足で彼らの本拠地に足を踏み入れようとしていた。
彼女の名はマリアンネ。異形の者と戦う聖職者であり、今はこうして世界を裏で操る〝アダルト企業〟に囚われた友を救わんとする者だった。
人類に残された時は少ない。僅かな希望と装備を手に、マリアンネは本拠地に潜入を開始した。
「…………」
外側と違い発展した機械文明によって開発された内部は、驚くほどに機械的な作りと発行をしている。その中で目を疑うほど〝卑猥〟な道具たちを目にしても、マリアンネは驚くことをしない。企業に支配された実態を知っている人間からすれば、そういったものは常識だからだ。
潜入は順調に進んでいた。監視の目を掻い潜り、階層を変えて奥へ奥へと進んだ時――――唐突に、警報が鳴り響いた。
「っ、しまった……!?」
気づかない間に、トラップの類を踏んでしまったかとマリアンネは声をあげた。
実際には彼女が見つかったわけではなかったのだが、声をあげて身体を動かし、動揺というものを如実に表してしまえば同じこと。彼女の前に、無数の人型がゾロゾロと姿を見せた。
「量産主(ザコアヌス)!」
白い肌と顔にガスマスクを被ったような見た目の人型〝ロボット〟たち。企業の主だった作業――――少女たちを捕え、快楽調教を施すロボットたちだ。
彼らはマリアンネの容姿を確認し、独自の行動を開始した。即ち、彼女を捕らえて快楽調教を施すつもりなのだ。彼らは量産型のロボットだが、1体1体が成人男性とは比較にならないほどの運動能力を有している。普通の人間なら、複数に追われた時点で諦めるしかないが――――――
「ここで引くわけにはいかないわ!」
生憎、マリアンネは普通の人間ではなかった。悪魔祓いの聖職者の身体能力は常人のそれではない。
女神官として有する退魔の力は彼らに通じないが、その分彼らを打倒する装備を整えていた。潜入ということで多くは持ち込めていないが、特殊な警棒と拳銃さえあれば彼女にとっては十分すぎる。
「退きなさい!」
『――――――』
もはや一人での退路は絶たれた。ならばマリアンネには捕らわれた人間を救い、脱出するしか道はない。
警棒で量産主の身体を砕き、拳銃で彼らの脳に当たる頭蓋を撃ち抜く。地面だけでなく壁を蹴り、天井を使いと持ち前の身体能力を遺憾無く発揮し、黒シャツに包まれた巨乳をバルンッ♥ぶるんっ♥と振り乱し、量産主たちが集まりすぎないよう場所を変えながら突き進む。
『!』
「……っ!」
と、マリアンネはとある一角である量産主と鉢合わせ、息を詰まらせた。ここまで量産主を紙のように刻み打ち倒してきた彼女の、初めてとも言える目に見えた動揺。
これまでの量産主は本拠地での作業、あるいは少女たちを誘拐するために配置されていた個体だった。だから〝装備〟らしいものは持っていなかった。
『…………』
だが、新たに現れた量産主は違うようだ。ガスマスクの下でニヤリと笑ったような雰囲気が感じられて、マリアンネは目を細めた。
彼のロボットの手にはラケットが握られている。そう、あのラケットだ。卓球で使うものと外面の規格が同じであり、尽きることのない大量のボールまで用意されている。
無論、アダルト企業の量産主が扱う道具が単なる卓球ラケットとボールであるはずがない。それを知っているマリアンネは――――高速で撃ち放たれたボールを飛んで避けた。
「く……っ!」
ラケットに接触したボールが淡い光を放ち、回転をかけながら女体目掛けて一直線に迫る。何とか避けることに成功したマリアンネだったが、二発、三発と超高速のボールが迫り、焦りから額に一筋の汗が流れた。
「ふっ! はっ!」
避けられないボールは警棒で弾き返し、反撃に銃弾を見舞う。が、これまでの量産主とは中身までも違うのか、人間なら撃たれた時点で避けるなどまず不可能な銃撃を身体を捻ってあっさりと避けてしまった。
(ここで時間をかけるわけにはいかないのに……!)
遠距離攻撃が通じないまま、相手からは一方的に攻撃される状況。
ボールが尽きるまで待つ、というのは現実的とは言えなかった。彼らの技術力を鑑みれば視覚での個数管理など無意味であり、対してマリアンネ側の弾丸は十分とはいえこの先も考えなければいけない。しかも、時間をかけていては他の量産主が駆け付け、一気に劣勢へと追い込まれるだろう。
「――――はぁ!」
つまるところ、マリアンネには前進の二文字しかありえない。決して身体に触れさせてはいけないボールを警棒で弾きながら、量産主を破壊するべく凄まじい速度で進撃する。
当然だが、量産主もマリアンネの動きに対抗して近づけさせまいとした。ボールを複数を掴み、何とも芸達者な打ち捌きで無数のボールをマリアンネに放つ。
「ふっ、はっ――――あぁんっ♡」
二つ、三つは弾き返した。が、四つめがマリアンネの巨乳を打ち付け、凛々しい声だった彼女から甘い官能の悲鳴が零れ落ちた。
左胸を打ち付けた妖しい光を宿したボール。その影響でシャツの下からプクッ♥と彼女の恥部が頭を出し、思わず足を止めた彼女に卓球ボールが再び襲いかかった。
「あっ♡あっ♡ んはっ、はぁ♡♡ だめっ、いやぁ!♡♡」
ビクンッ♥ビクンッ♥と悩ましいほど美しいマリアンネの身体が跳ね、全身のあちこちを打ち据える痛みと快感が綯い交ぜになった不可思議な感覚に彼女は翻弄された。
(やっぱり、あれ、はぁ♡♡)
単なる卓球ラケットとボールではない、という予感は的中していた。
アダルト企業は人類の技術力を上回る発展をし、それを性的な技術へと変換した。これは笑い話ではない。マリアンネのような超人的な力を持つ戦士すら翻弄できる超絶兵器なのだ。
たとえばこの卓球ラケットは打ったボールに性感パルスを伝達し、当てた女体に快感を走らせる。今のマリアンネのように衣服の上からであろうと、打ち据えられてしまえば逃れられない快楽の波が襲いかかる。
性質上扱いは難しいが、この量産主のように道を極めていれば様々なやり方で快楽の質を変えられる。マリアンネの進行を封じていたボールの動きが早速切り替わり、地面を経由して下からスピンをかけたボールがマリアンネのスカートに接触した。
「んあぁぁぁ!♡♡♡」
ギュルンッ、と回転を利用したボールがマリアンネの黒いミニスカをずり上げる。甲高い嬌声で彼女が身体を反らし、聖職者らしい清純な白い下着を顕にしてしまった。
性感パルスを帯びたボールの影響だろう。清楚なパンツではあったが、ぐっしょりと濡れてマンコのいやらしい割れ目が張り付いて見えていた――――その下着目掛けて、今度は飛び上がった量産主がボールを打ち放つ。
「はぅぅぅぅっ!♡♡♡」
次はスカートと逆。ずり上げるのではなくずり下げる。回転したボールが白い下着を巻き込み、一気に足元まで引きずり下ろすことでマリアンネの恥部を開帳した。
「そ、そんな……っ♡」
くぱくぱぁ♥と大陰唇と小陰唇を開き、性感ボールの影響から太ももまで愛液を垂らすマリアンネの秘部。退魔の経験で様々な状況を乗り越えてきたマリアンネも、いきなり羞恥露出をさせられては顔を赤くして身悶えする他なかった。
抜け切らない性感ボールの影響もあって、無防備にマンコをさらけ出したマリアンネ。それは悪魔祓いの身でありながら悪魔的な魅力を持ったメスの女体。量産主は何としても彼女を捕まえるべく、その濡れた秘部に容赦なく狙いを定め、ラケットを経由したボールを打ち付けた。
「あぅあっあっあっ!♡♡♡ あ、あぅ、あっ、やっ♡ ――――あ、あ、あ、あーーーっ♥♥♥♥」
ぱちゅっ♥ぱちゅっ♥ぱちゅっ♥ ぷしゃぁぁぁぁぁぁぁ♥♥
一撃だけでも癖になってしまうような性感ボールが速度、角度、回転を自由自在に変化させてマリアンネの秘部を襲い、遂には滝のような愛液を吹き出して絶頂してしまった。
「くぁぁぁ……っ!♥」
いけない、と絶頂の余韻が迫る中、マリアンネは咄嗟に内股になって丸出しのマンコを両手でガードする。絶頂したからと言って待ってくれる敵ではないことは承知の上で、彼女はこれ以上秘部を責められてはマズいと最低限の防御を行う。
『――――!』
が、量産主は惨めに内股でマンコだけを隠すマリアンネを嘲笑い、ラケットをくるりと回して見せつけるようにボールを打った。
打たれたボールは最高速で〝上〟に到達し跳弾、背後の壁を削るように経由し、大きく距離を稼いで地面に着弾、最後の的である――――無防備すぎるほど突き出されたマリアンネの美尻、その尻穴にずぼぉ♥とその身を捩じ込ませた。
「んっ――――ほぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉっ!?♥♥♥♥♥」
バシャバシャッ♥ プシャァァァッ!♥♥♥
予想だにしない方向からの強襲。さらには尻穴というひり出す場所への侵入。マリアンネは一瞬の間を置き、ボールを喰い込ませたアナルを両手で抑えるようにケツに手を当て飛び上がる。その際、突き出されたマンコから激しい潮を吹き出し、酷く間抜けで滑稽な絶頂姿を晒してしまった。
『……』
アクメで歪むオホ顔。役割が役割だけあり、そういったことを〝楽しむ〟ということを嗜んでいるのか、無様を晒すマリアンネに量産主は楽しげにラケットを操る。
次はまた無防備な秘部を、いいや今度は幾度となく揺れて止まない勃起乳首の巨乳を――――――
『!?』
そうして、獲物の前で舌なめずりという愚行の代償は、量産主の命で支払われた。胸を特殊警棒が貫き、次の瞬間、その頭が根元から力技で断ち切られた。
「……はぁ、はぁ……はっ、ぁ……」
――――マリアンネは何も無力を享受していたわけではなかった。
嬲ることに夢中になっていた量産主に対して、彼女は全身で快感を受けながらも僅かな前進を繰り返していた。そして今、狙いの距離に踏み込んだ刹那、全身の力を振り絞って彼女は敵を穿ち貫いたのだ。
胴体を貫かれ、思考回路の頭部を切断された量産主が力なく崩れ落ちた。
「く、ふぅっ!♥」
ぶぽっ♥
対して、崩れかけた体勢を辛うじて維持したマリアンネが、尻穴の異物を無理やりひり出すと、素早く身嗜みを整え始めた。秘部が濡れて不快感がある、乳首がシャツの裏地に擦れて気になる、などと言ってる場合ではないと判断してのことだった。
しかし、それでも遅い。
『――――――』
「く……っ!」
量産主1体に時間をかけ過ぎたことで、他の量産主がマリアンネのいる部屋に集まってきている。万全の状態ならともかく、性感ボールに弄ばれた身体では振り切れない。
絶体絶命の状況――――次の瞬間、量産主が打ち砕かれた。
「な」
「動かないでください」
若くして冷静な声。両断され、塵になっていく量産主。少女の両手に構えられたビームトンファーが熱を帯び、量産主を容易く排除して退けたのだ。
「あなたは……?」
「私はエリカ――――レジスタンスで、この企業と戦う人間です」
マリアンネの危機を救ったエリカと名乗る少女は、マリアンネに負けない豊満な胸をセーラー服が浮かぶほどにたわわと実らせ、悠然と彼女に手を差し伸べた。
「そう、あなたもこのアダルト企業を倒そうとしているのね」
「はい。でも、潜入中に人を助けようとして見つかってしまって……まさか他にも潜入できるような人がいるとは思ってなくて、ごめんなさい」
「ん……私も同じ立場なら同じことをしていたわ。助けてくれてありがとう、エリカさん」
事情を聞けば、エリカもまたマリアンネと同じように企業に潜入、打倒するべく別口で活動をしていた。その際に敵に発見され警報が鳴り響き、マリアンネの存在も発覚した――――だが、おかげで目的を同じとした仲間と出会えたと、マリアンネは真紅の目を優しく笑みの形にし、協力を申し出る。
「ここから先、一人じゃ不安だったの。手を貸してもらえるかしら?」
「もちろんです。一緒に戦いましょう」
目的が同じであり、誰かを助けようとする善意を持つ少女であれば共に戦える。頷き合い、二人は再びアダルト企業の深部を目指して行軍を開始した。
スーツとセーラー服という対象的な衣服の美女、美少女たちが共通の巨乳をぶるんぶるん♥と視覚の暴力とも言える動きで揺らし、それに釘付けになる者、気づく前に解体される者問わず道すがらの量産主が排除される。
驚異的な速度で進軍する二人。そのコンビネーションは即興とはいえ他を寄せ付けない。
「っ!」
「あれは……!」
だが、そんな二人でも足を止めざるを得ない敵がいた。当然、ここは人類を裏側から操る最先端技術が行き過ぎた企業の内部。
『――――――』
「贈主(ギフトロヌス)!」
門番。異常を探知して対象を捕獲、鎮圧、調教するハイクラスの警備ロボット。量産主と比べてマスクの形が変わり、浅黒い肌に刃がピンク色に輝く二刀のサーベルを手に持って二人を扉の前で待ち構えていた。
卓球ラケットで打たれたボールの発光と同色。恐らくは効果も同じだと見切り、マリアンネとエリカは互いの武器を構えて並んだ。
「行きましょう」
「ええ。贈主を倒さないと、先に進めないなら……」
部屋は通り道になって、出口は贈主の背中。ならば二人の行先も単純明快だ。道を阻むというのなら、相手になるまでだとこれまでと同じ戦意で贈主と相対した。
――――だが、二人はまだ企業を甘く見ていた。彼女たちのような美しい子ネズミが駆け回っている中で、わざわざ見逃してやる義理はない。まして、量産主を容易く打ちのめす強靭なメスは〝価値〟が非常に高い。
『――――!』
至極真っ当な結論として、その贈主は特別だった。
たとえば、そう。二人の反応が一瞬遅れるほどの速力で回り込み、二刀の刃を振るうほどのスペックが与えられている、などが挙げられる。
「な、くっ!?」
「きゃあっ!」
辛うじて振り向き、武器でガードする。しかし、俊敏性だけでなく力にも優れた贈主の一撃は、ガードを大きく崩すどころかマリアンネとエリカの身体を弾き飛ばす。結果として、一瞬とはいえ追撃を免れることになったのは不幸中の幸いと言えるだろうか。
「ふっ、てやっ!」
「はぁぁ!」
無論、二人もやられてばかりではなかった。即座に受身を取り、贈主の動きを追って特殊警棒とビームトンファーを振るう。しかし、贈主は全ての動きを見切って刃を返し、二人同時の鍔迫り合いにも難なく受け答えて見せた。
『っ!』
強い。純粋な力の差に鍔迫り合いの中で歯を食いしばるマリアンネとエリカ。今この瞬間も、二人で全力を込めた力でようやく押し退かされずに済む、という絶対的な力の差。
しかも贈主は量産主以上に高度なAIを積まれ、道具を扱える範囲や使い方も彼女たちの知る機械兵の非ではなかった。
鍔迫り合いを行っていた光の刃が一瞬消失し、その柄の先がマリアンネとエリカの巨乳を狙った。
『っ――――くひぃ!♥♥♥』
瞬時に身体を反らした二人。が、その大きすぎる胸が災いし、飛び出した光の刃が乳首を掠め、ビックン♥と腰が揃って跳ね上がる。
快感セイバー。纏わせるだけでも強力な性感パルスをサーベルエネルギーとして扱う贈主にのみ許された性的武器だ。その威力は、快感に耐性を持つ二人ですら乳首を掠めただけで絶頂しかけて足が崩れるほど。
それでも耐えられたのは奇跡と言っていい。何とか武器を振るい、距離を取る二人。だが、その胸元には隠し切れない乳首の勃起が浮かび、息は荒くもあり甘くもあるように零れ落ちていた。
「エリカさん……」
「はい。次は……ないです」
たった一度掠めただけで息が上がる。その上、敵の実力は二体一など歯牙にもかけない高性能機。
「――――私が贈主の動きを止めます。その間に、後ろから」
「わかったわ」
けれど、差があるからこそ彼女たちは最適解を選ぶことができる。追い詰められたからこそ、二言と了承のみで通じ合うことができた。
エリカが正面から走る。贈主が正面から打ち合う。力の差はあるが、エリカは持てる力をこの一瞬に注ぎ込み、地面を踏み締め拮抗する。
「はっ、あぁぁぁぁぁぁぁ!」
瞬間、マリアンネは天井を駆けた。天井から頭上を抜け、背後に回って警棒を振るう。如何に強化された個体とはいえ、彼女たちの武器を防ぐほどの装甲は持たされていない。
勝った。その確信で警棒を突き出したマリアンネ――――の眼前で、機械の背に〝穴〟が開き、そこから二つの柄がマリアンネへ向けて射出された。
「な――――」
反応は間に合わない。飛翔した柄に性感パルスが構成され、マリアンネの両胸を串刺しにする。
「いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ――――ッ!♥♥♥♥♥♥」
巨乳を貫く二刀。性感パルスの光は人体を傷つけることなく難なく穿ち、それでいて対象の肉体を性的な意味で破壊する。飛び出した勢いは留まることを知らず、マリアンネの身体は中に浮き上がり壁に磔にされてしまった。
「う、あっ♥♥♥ は、く……い、イクっ、イクっイクっ♥♥♥♥♥ あ、ふ、ああっ!♥♥♥♥」
ぷしゃっ、びちゃびちゃびちゃびちゃ♥♥
おっぱいを快感セイバーで縫い付けられ、引き抜くこともできず脂肪ないの細胞を性感パルスで刺激され続ける。
一太刀で女を絶頂させられる快感セイバーを二本、その自慢の両胸に突き刺されたまま磔にされる衝撃は、マリアンネのアクメ顔とだらしなく開かれた股から洪水のように流れる愛液の川から察することができた。
「マリアンネさん! ――――あ」
そして、マリアンネの決定的敗北に動揺をしてしまったエリカの運命もまた、彼女と同じ敗北の運命にある。
武器を弾かれ、間の抜けた声を零したエリカの胴体を、二刀の快感セイバーが袈裟斬りにした。
「あひっ♥♥♥♥」
さらに間抜けな嬌声。胸に沿うように振り切られた二刀が交差し、突き抜けた絶頂感がエリカに思考というものを許さない。ガクッ♥と膝が落ちて笑い、崩れ落ちる。
『――――――』
その一瞬のうちに、贈主は神速の刃をエリカに刻んだ。切り下ろし、袈裟斬り、右薙、右斬上、逆風、左斬上、左薙、逆袈裟――――刺突。
「ふひっ、くひっ、いひぃ!♥♥♥♥ お、おっ♥ うお、イグッ!♥♥♥♥♥ おひっ、いぎっ、くひっ、はひぃ♥♥♥♥♥」
叫ぶ余裕すら与えない。本物の剣であればエリカの身体はバラバラになっていただろう剣撃は、エリカの精神をバラバラに切り裂くように振るわれた。
ビクッ♥ビクッ♥ビクッ♥ビクッ♥ビクッ♥ビクッ♥ビクッ♥ビクッ♥ビクッ♥ と、数瞬の間に九回にも及ぶ絶頂を味わった後、女体の激しい痙攣は胴体を貫かれたことで止まる。
「あ゛ぎぃ♥♥♥♥」
はずもない。今度は地面に押し倒される。全身の隠しセイバーを取り出し、四肢を縫い付けるように貫く。
大の字に拘束したエリカに向かって、一回が脳髄を焼く力を持った性感の刺突が降り注いだ。
「あ、らめっ♥♥♥♥ らめらめらめ、イグおおイグっ♥♥♥♥ イグのイッちゃうイッちゃうイッちゃうのおっおっおっ♥♥♥♥♥ あ゛うぬおっほひっおほっイグッイグッイグ……ッ♥♥♥♥♥♥」
ずりゅプシャッブシュッ♥♥ ぐりっビクッビックンプシッぷしゃぁ♥♥♥ プシッ♥プシッビクッッ♥プシャァァァァァァァァっ!♥♥♥♥
全身が地上に打ち捨てられた魚の足掻きのように大痙攣を起こし、白パンツから失禁の方がマシに思える水飛沫が溢れていく。抜くも地獄刺さるも地獄、両手両足から絶えず流れてくる快楽と全身を性感パルスで串刺しにされ続ける拷問。
「……っ♥♥♥♥ ッッ♥♥♥♥♥」
数分後。エリカのクールな顔は見る影もなく白目を剥いた無様なアヘ顔を晒し、彼女の奥の手が日の目を見ることなく恥辱の敗北に沈む。
「お、あ……イクっ♥♥♥♥ お、イクっ♥♥♥♥♥ イク……あ、あ、あおっ♥♥♥♥」
そしておっぱいを磔にされていたマリアンネのまた、胸に注がれる性感パルスに意識を焼かれてアヘ顔で股から愛液を垂れ流す雌畜生となっていた。
こうなっては自慢の退魔も意味をなさず、彼女は優良なメスの身体を持つだけのものとなった。そんな彼女に近づいた贈主が、股間部に添えた快感セイバーの切っ先をゆっくりと引き上げていく。
「お゛♥♥♥♥ お、お、おぉぉぉぉぉぉぉ……?♥♥♥♥♥」
マリアンネの肌が快感で焼かれながら、その黒シャツが捲り上げられて遂に彼女の巨乳がブルンっ♥と姿を表す。
快感セイバーが突き刺さった巨乳。ぷっくら大きな乳輪に、硬く凝った乳首。何よりやはり全体のバランスが優れている。
――――絶頂の光が、その切っ先をマリアンネの乳房に突き付けた。
「お、ひっ……や、やめ、あ、いくぅ……♥♥♥♥ い、いやぁ……♥♥♥」
ジリジリ、ジリジリと磔にされた生贄に迫る。逃げ道はどこにもない。ミイラ取りが極上のミイラになったマリアンネの巨乳に――――数百の刺突が襲いかかった。
「イグウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥ――――――ッ!♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥」
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
捕らわれた女たちの行先は様々だが、基本的には〝商品〟として販売される。特に、特別な力を持っていた女はよく売れるため、その分徹底した調教が施される。もし仮に様々な調教器具の権限を持つ贈主に捕縛される運のないメスがいたとしたなら――――二度と救われることはないだろう。
「お゛ぉイグッ♥♥♥♥♥ でるでるでるイクっ♥♥♥♥ あ゛お゛っ♥♥♥♥ ぬきっくひっ、うっひぃぃぃぃぃぃぃぃッ!♥♥♥♥♥」
ドチュドチュ♥♥ ビュルブビュルッ!♥♥♥ ドチュッドチュッドチュッドチュッ!♥♥♥♥ ブビュッブビュッブビュルルルルルルッ!♥♥♥♥
エリカは特殊な拘束台に取り付けられ、擬似射精機能付きクリチンポンプ……巨クリチンポと化した陰核から愛液を射精のように放ち、延々とバイブで突かれて裸体の上半身を上下させることしかできていない。これでは脱出を考えるどころではないだろう。
「やめて……お願い、ゆる、してぇ……♥」
両手と両足を壁に誂えられた枷で封じられ、股間を〝ミニガン〟に差し出して絶望の表情で許しを請うていた。
マリアンネが許しを請うなどまず有り得ない。ミニガン、というには大きな回転円筒が彼女の命を奪うものならマリアンネは決して口を割ることなどしていない。
故に、そのミニガンが回転し、マリアンネが顔を引き攣らせた瞬間にその理由は明かされ、同時に事は済んでいた。
『――――――ッッッッ!♥♥♥♥♥♥♥♥♥』
声はなかった。ただマリアンネの身体が限界以上に反り返り、ミニガンの回転が終わった数秒後に彼女は絶叫した。
「あ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛っ゛!♥♥♥♥♥ あ゛う゛う゛はははははあっあ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛――――ッッッ゛!♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥」
ガックン♥ガックン♥ガックン♥ガックン♥ とても拘束されている女体の動きとは思えない絶頂痙攣と、マリアンネのものとは思えない狂った嬌声。
超速ピストンのマシンガンバイブ。調教道具の中でも特に凶悪で、毎秒100発のピストンの破壊力は快感を与えることを通り越し、感じる前にイクことから『無快感バイブ』の悪名を持ついわく付き。
精神力に秀でたマリアンネのため、普通の人間は精神崩壊する代物として用意された。マリアンネの番が終われば、次はエリカがこのマシンの前に座ることになるかもしれない。
それも、彼女たちの理性が残されていればの話だったが。マリアンネとエリカの残存理性は残り10%。それまでに二人が脱出できなければ、
『んっひぎぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃッ!♥♥♥♥♥♥』
その魅惑の女体が支配者たちのものとなる。物語のバッドエンドまで、あと何絶頂か――――アヘ顔を晒す反逆者たちが堕ちるまで、無慈悲な機械はその淫辱を終わらせることはない。
とりあえずデフォルトでノーブラなのとか企業の中身ヤバくないってのはエリカちゃん側の設定なので華麗にスルーして適応しました。依頼内容を守ったのでマリアンネさんのいつもの服装が出せなかったのがちょっと心残り。あぁ法衣の方ですよ、あの囚人服(布)じゃないよ、アレもエロいけど!
珍しくノルマ控えめアナルも1回という感じでしたが、まあ中身的にこんな感じになるのかなって……この辺は依頼文見ながら逸脱しないようにやってますけどズレてたらごめんなさいって感じです。指定されなきゃえぐめのは避けてますがNGがあったらちゃんと書くんだぞ。お金は大切だからおじさんとの約束だ。書いて欲しい性癖をお金でぶつければえぇねん。余程おかしな解釈違いでもなきゃ断らんので私……だから依頼お気軽に待ってます。こいつさてはいつ依頼来なくなるかと不安になってるな?
感想、評価、お気に入りなどなどお待ちしておりますー。有償が落ち着いたら前のノリのデアラ書きたいというか、いっそ有償にアビス側の依頼でも来ないかなというか。散々書いたしなかなか書きたくなるイチャラブものってのは難しいねんな。散々書いたなら読者も満足して別の依頼をするのでは?凌辱無様作家と間違いなく思われているいかは訝しんだ。ではまた次回〜