※この作品はR-18です。

エロ短編集   作:いかじゅん

136 / 182
まさか私の小説でここまでの王道要素を表記することになるとは思わなんだ。

というわけでTwitterでアンケートしたら勝利したシャナの続編。シャナ人気がめちゃくちゃ高くて流石のポテンシャルにビビる。ここまでの積み重ねが実を結ぶセックス編です。というか快楽堕ち編?
比較的(ガニ股とかはともかく)一般性癖詰め込んだだけなのに妙なエロスがあった。シャナの力が凄い。シャナがしてるってだけでエロいというのは偉大だ……ではどうぞー。





シャナ(催眠、NTR、オナニー、セックス、快楽堕ち)

 

 

 淫魔にとって夢の中というものは独壇場である以外に、もう一つ標識となる理屈がある。それは内部の〝規模〟だ。

 夢の中は何もないと思わせるような虚空と、目には見えないながら足場がある不可思議な空間で構成されている。しかし、決して果てがないわけではない。果てがないように見える夢の中は、それだけ対象の〝器〟が大きすぎる(・・・・・)という意味に繋がる。

 そしてその場合、炎髪灼眼の討ち手の〝器〟は特級。彼女だからこそ、自身でそれほどの力がないと自覚しているデドリーが急速に力を蓄えることができているのだ。

 

「――――ぢゅぽっ♥ ぢゅるっ♥♥」

 

 そんな強大な力を秘めたる炎髪灼眼の討ち手、シャナ。彼女はその〝器〟の資質を表す夢の中で、その力を食い散らかす淫魔・デドリーのペニスをしゃぶっていた。

 正確には、彼の前に跪くように蹲踞をし、全裸ではしたなく股を開いて左手でペニスを支えながらフェラチオ、右手でマンコをぐちゅ♥ぐちゅ♥と弄りオナニーに興じていた。

 

「ぢゅる、ちゅるるる……♥♥ ぶちゅっ♥♥ ぢゅーッ!♥♥♥」

「ふっ……あの物を知らない小娘が見違えましたよ」

 

 初めはフェラチオを一つ一つ教えなければならないほど性に無知な少女だったシャナが、今や炎髪の先を地面に垂らし、灼眼を蕩けさせながらフェラチオとオナニーを同時に行えるまでになった。

 デドリーは単に物を教えたに過ぎない。今のところ彼が直に手を下したのは、立派に皮が向けて指で摘んでしまえるシャナのデカクリのみ。デドリーが素の快感を覚えるほどのフェラチオ。漆黒の地面に滴る膨大な愛液。それはどちらも、シャナ自身の凄まじい才能によるものだった。

 

「じゅるるるる……ちゅぽぉ……♥♥ ちゅっ♥ちゅっ♥♥ ちゅぶ♥」

 

 拙かった口使いはもはや過去のこと。一度の夢で多くのことを学んだシャナのフェラチオは目覚しい開花を遂げた。

 小さな口で巨根を根元まで咥え込み、先端まで丁寧にしゃぶり尽くす。先端に戻れば、その舌で尿道を突き、早くザーメンが欲しいと恥ずかしげもなくアピールする。

 否、シャナにとっては恥ずかしさも快感なのだ。事実、シャナは性的興奮以外に恥ずかしい格好でフェラチオオナニーをしていることにも朱色を混ぜているのだから。

 

「そろそろ射精()ます」

「ん……ぢゅぅぅぅぅぅ!♥♥♥」

 

 デドリーが射精の合図をしてやるのはシャナを気遣ってのことではない。いいや、これもある意味では彼女を気遣っていると言えるだろうか。

 

「ふ、そんなに嬉しいですか。あなたの大好物(・・・)をいただけることが」

「くぽっ♥ ぐぽぉ♥」

 

 ザーメンは興奮要素。シャナは指定、暗示を受けたあらゆる要素を興奮のトリガーとしている。故に、デドリーの合図にシャナは悦びを顕にして動きを変えたのだ。

 通常のフェラチオ顔からさらに品を無くす、頬を窄めたひょっとこ(・・・・・)フェラで亀頭を全力でバキュームするシャナ。せっかくの可憐な小顔がフェラチオのためだけに歪められ、さらにバキュームフェラで空いた手でデカクリを扱く。

 

「ぢゅーッ♥ぢゅーッ♥♥ くぽっ♥くぽぉ♥♥ ん、んー♥♥」

 

 ひょっとこフェラ、股を広げ切った蹲踞、マンコとデカクリを同時に弄くり回す両手。これがフェラチオを合わせて彼女がもっとも快感を覚えるスタイル。

 変態淫乱女。そう罵倒されてもシャナは言い返すことができない。ともすれば、その罵倒に羞恥を感じて興奮するある種の〝マゾ〟としての才能すらあるかもしれない。

 シャナは才能のあるなしではなく、彼女が望めばそれだけの才能が開花するのだ。世界すら変えるかもしれないシャナの資質をこうして淫靡なことに使う――――その快楽の味は、デドリーの絶頂に現れていた。

 

射精()しますよ」

「んぶーッ♥♥♥」

 

 ドボッ!♥♥ ドプッ♥ドプッ♥ドプッ♥ドプッ♥ドビュルルルルルルルルッ!♥♥♥

 

 簡素な合図に反して一撃が重苦しい。鈴口から放たれた精液がシャナのひょっとこを歪に膨らませ、その後も前段階で特量の精液を放ち、そこから長い射精が始まる。

 夢であらゆる快楽を喰らう淫魔の射精量も、当然ながら相手がどれだけ性的な味わいがあるかに委ねられる。シャナはその点においても最高の資質を持つ。

 炎髪灼眼の討ち手。フレイムヘイズとして在るべくして在る者。デドリー程度の紅世の徒、その気になれば腕一本で一蹴してしまえるであろう圧倒的な実力者。

 

「んくっ♥んくっ♥ ごきゅ♥ごきゅっ♥ ふぶっ!♥♥♥ ぶぴゅっ♥♥♥♥」

 

 そんなシャナが、格下淫魔のチンポをしゃぶってザーメンを呑み込み、鼻からそれを逆流させて吹き出している。

 

「ん〜〜〜〜〜〜ッ!♥♥♥♥」

 

 プシッ♥プシッ♥ プシャァァァァァァッ!♥♥♥

 

 あまつさえ鼻孔を満たすザーメンの臭いに興奮し、マンコを突く指とデカクリを扱く指を加速させ、絶頂にまで到達する。

 ひょっとこがイキ顔と合わさり、間抜けな炎髪灼眼の姿に興奮しない淫魔などいるのだろうか。いるはずがない。その性に乱れた堕落こそが、淫魔の主食とも言える――――こうしてまた快感と共に彼の力は満たされていくのだ。

 

「ごきゅ♥ごきゅ♥ ぢゅっ、ぢゅる♥♥ ……ちゅぽっ♥」

 

 最後の一滴までしっかりとザーメンを飲み下し、舌を使いながら竿や亀頭の掃除を行い、吸引していたペニスをわざとらしいくらいに音を立てて口から取り外す。

 すると、可憐な炎髪灼眼の面はひょっとこフェラによって鼻からザーメンを垂れ流し、陰毛を張り付かせた卑猥な顔面に成り果てていた。

 

「はー♥はー♥ はぁぁぁ♥♥」

 

 だが、シャナにとっては全てが得難い快楽だ。己の恥ずかしい格好。フェラチオオナニーによる絶頂。吐き出す息が雄臭く、それに反応し股開きの股間から愛液をダラダラと垂れ流しにしていた。

 まだ夢の中のこと。それでも、あの気高く美しさを纏い、紅世の徒ですらそれを認めざるを得なかったシャナの姿はどこにもない。炎髪灼眼を煌めかせ、ザーメンと雄臭さを身に纏い興奮する幼き淫乱な雌――――それが夢の中での炎髪灼眼の討ち手、シャナだ。

 

「礼はどうしました?」

「ぁ……ザーメンお射精、ありがとうございました♥ お陰で変態オナ猿のシャナは、オマンコ絶頂することができました♥」

 

 さらにニヤニヤとした笑みに苛立ちを覚えなければならないはずのシャナは、彼の言葉に従って媚を売るような礼をザーメン臭い口から紡ぐ。

 初めに比べ、まるで抵抗感のない丁寧な言葉遣い。指摘を受けてから口にしたのも、フェラチオオナニーの快感に脳髄が蕩けていたから。もはやフレイムヘイズの名乗りすら排斥しても、彼女にとっては違和感ではない。

 

「よくできました。あなたは実に教えがいがある……今日の残りは、ルーティーンの復習とします。存分に時間を使いなさい」

はい(・・)♥ ガニ股オナニーする♥ クリシコでイキたいっ♥♥」

 

 ――――フレイムヘイズの使命を彼女は覚えているのだろうか。

 恐らく、覚えてはいる。しかし、恐らくと前置きをしなければならないほど、少女は快楽に染まりつつあった。

 忘れたわけではない。物を教えてもらい、それによって戦いの条件を満たす。だから積極的に物を教わる必要がある。知らないことを取り入れる他ない。始まりはそんな単純な論理。淫魔のフィールドと彼が所有した宝具の暗示で絡め取られた偉大なる器。

 

「おっ♥♥ おおっ♥♥♥ クリシコきもちいいっ♥♥ クリオナでイク、イクイク、イクっ!♥♥♥♥」

 

 僅か一手、二手の差。シャナの常識的な知識が僅かでも豊富だったのなら。或いはシャナの倫理観がもう少し先に進むことができていたのなら。

 そうでなかったために、シャナは浅くありながら品のないガニ股でデカクリをシュッ♥シュッ♥と慣れた手つきで扱き、顔を歪めて絶頂を宣言して股から潮を噴出し果てる。そのことに、快感を覚えてしまっていた。

 幼さ故に。フレイムヘイズとしてあまりに純粋すぎる故に。知り得なかった快感が少女の脳髄を犯す。思考を犯す――――夢は現実を侵食する。

 

「……くくっ」

 

 淫魔が笑う。見た目だけで見れば人間種と大差がない彼も、その笑みに舌なめずりが合わされば淫魔らしさを感じさせた。彼はまだ、一介の淫魔でしかないと口にするのだろうが。

 そんな彼の笑みは、勝利へと近づいている確信に満ち満ちていた。夢が現実に侵食していく。しかし、シャナは夢の中での出来事を学び得たことしか覚えていない。だから無我夢中で快感を得ようとしてしまう――――だが、忘れているためにシャナは現実では(・・・・)気がつけない。

 

 シャナの現実には、まだ(・・)デドリーという存在がいないということ、その意味を。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「……あれ? ねぇ、シャナがどこに行ったか知らない?」

「え、平井さん? さあ……? トイレにでも行ったんじゃない?」

「てか、坂井が知らないなら誰が知ってるんだっての。まあ、最近は平井さんも羞恥心(・・・)ってやつを覚えたんじゃねぇの?」

「?」

 

 常に堂々としているシャナが羞恥心――ないわけではないが、こうした日常生活ではあまり見せることがない――高校生特有の少しませた茶化しに、悠二は釈然とできず首を傾げた。

 

(僕に何も言わなかったけど……まあ、シャナなら大丈夫、だよな)

 

 シャナなら問題はない。何も言わなかったのも、大した用事ではないから――――彼もまた、もう少し時が進んでいれば別の答えに行き着くことができた可能性があるやもしれない。

 だが気がつけない。今の彼では察することができなかった。無論、シャナの夢の中で引き起こされる現象を察しろ、ということに無理があるのは前提としてだが。

 

 

「……ふーっ♥ふーっ♥♥ んむーっ♥」

 

 ぐちゅっ♥ぐちゅっ♥ ぐちゅぐちゅ♥

 

 今のシャナの姿、していることを表現するのであれば、痴女(・・)の二文字が正しい。

 トイレの便座に深く腰を落ち着け、スカートやパンツは乱雑に脱ぎ捨てられ、おっぴろげた股に指を添えてオナニーに耽るその様を、痴女と言わずになんと言うのか。

 

「ふ、ふーっ♥ んおっ!♥♥」

 

 制服のシャツを噛んで声を耐え忍びながら、時折品のない嬌声が漏れ出ている――――満足できない、そんな叫びが声に乗っているようだった。

 

(足りないっ♥ たりないたりないたりない♥ こんなオナニーじゃ、弱すぎるっ♥)

 

 必死に指をマンコに抜き差しして、デカクリを指でこねくり回す。だが全く満足できない。快感は覚えるが、軽すぎて話にならないと顔に苦痛すら浮かべていた。

 シャナの本音からすれば、洋式トイレではなく和式トイレに目掛けてガニ股を開き、絶叫紛いの実況と嬌声を混ぜ合わせてオナニーに興じたいであろう。

 ――――しかし、シャナには二つの暗示が仕掛けられていた。オナニーの際、現実の物はデドリーの許可なく無闇に汚してはいけない。そして他人に気づかれてはならない、だ。

 どちらもデドリーが仕掛けたことを現実のシャナは覚えていない。が、暗示はシャナの存在に深く根付いている。だからこそアラストールを理由をつけて離し、トイレに篭って声を抑えてオナニーをしているのだ。

 

「たりひゃい♥ ふ、ふぅっ!♥♥」

 

 けれど、快感が弱すぎる。夢で覚えた多くのことを本能で再現できるシャナにとって、ルーティーンや興奮の材料が何もかも欠けたオナニーの快感は脆弱そのものだった。

 恥ずかしさや侮辱すら快感のシャナは、黒髪を今すぐに炎髪に輝かせたいとさえ思っている。しかし、できない。風呂場とは話が違いすぎる。僅かであっても発覚のリスクは避けなければならない……その暗示には二つの意味がある。

 計画の崩壊を確実に防ぐこと。もう一つは――――シャナの中で欲求不満(・・・・)を蓄積させること。

 

「ん、んっ!♥♥ ひくっ♥♥♥ ん〜〜〜〜〜〜っ!♥♥♥」

 

 プシッ♥プシッ♥ じょぼぼぼぼぼぼ♥

 

 愛液を吹き出し絶頂。小便を便座の内に音を立てて流し込む。

 

「はぁ……はぁ……気持ちいいのに、気持ちよくない……」

 

 しかし、シャナが到底満足できるものではなかった。

 愛液が少量弾ける程度の絶頂に、正しい用途の排泄のため背徳と羞恥に欠けたお漏らし。シャナは甘くもどかしい快感しか覚えることができなかった。

 彼女の外見年齢からすれば異常極まる癖も、夢でたっぷりと時間を使い覚えてしまった深い自慰行為に比べれば子供騙し。いっそ、全て我慢をしてしまった方が欲求が溜まることがないのだろう。

 

「……あ、んっ♥♥」

 

 ぐちゅ、ぬちゃ、ぐちゅっ♥

 

だが(・・)、シャナの手は止まらない。右手が濡れた秘部の表面を撫で、甘い刺激で何とか誤魔化そうとしてしまう。

 シャナも思考では理解している。理解していながら、自慰行為を覚えた手が止まってくれない。焦れるとわかっていながら、シャナは猿のように同じことを求め続けた。

 剥き出しの下半身をおっぴろげ、学校のトイレでするオナニー。それですら満足できない。新たな学びを得る相手もいないため、覚えたことの一部を実行するしかなく、それすら欲求を溜め込むだけの行為――――このもどかしい快感の発散がどこへ向かうかは、明白だった。

 

 

 

「ん゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛っ゛!♥♥♥♥」

 

 野太い声に酷い表情。心なしかいつも以上に深いガニ股に両手を当て、炎髪灼眼の討ち手(オナニー狂いの変態女)は昼間に発散できなかったものを全力で吐き出していた。

 

「ふふ……余程溜め込んでいたようですね。私が干渉しなければ、寝ることすらままならないほどとは」

 

 デドリーの声色は想像以上の成果への悦び、そして変わり果てた炎髪灼眼の討ち手への呆れが滲んでいた。

 欲求不満の解消は夢でしかできない。だが夢に入るには寝なければならず、寝るためには欲求不満が邪魔となる。寝床で暗示を無視して今にも股に手を突っ込みかねなかったシャナに干渉し、こちらへ連れてこなければ危うかった。ある意味、計画で気をつけるべきは増やすことが目的だったシャナの性欲なのかもしれない。

 何事も適切な量が大切だ。行き過ぎれば人で言う麻薬のように止められなくなり、破滅を呼ぶ。

 

「ふっ、手遅れでしょうがね」

「お゛っ♥♥♥ おまんこイクッ!♥♥♥♥ オマンコじゅぽじゅぽデカクリしこしこっ♥♥♥♥ ガニ股潮吹きぜっちょうするっ!♥♥♥♥♥」

 

 プシャッ♥プシャプシャッ♥プシャァァァァァァッ!♥♥♥

 

 もっとも、デドリーが手を組んで嘲笑を吐き捨てたように、シャナの麻薬使用(自慰行為)は止まらない。止められない。ある意味ではフレイムヘイズとしての破滅(・・)ですらあった。

 覚えた言葉をとにかく口にする。その行為に可愛らしさを感じるが、していることはガニ股を突き上げるように差し出し、高々と潮を吹き散らすオナ狂いの少女だ。潮吹きの水分量と炎髪の火の粉、果たしてどちらが多く散っているのだろうか。

 

「んお゛っ♥♥ お、おおっ♥♥♥ んおーっ♥♥ おおおお、おーーーっ!♥♥」

 

 初めは『あっ♥』や『んんっ♥』など少女然とした愛らしい喘ぎだったものが、今やガニ股デカクリオナニーの影響とそうした声の方が恥ずかしくて気持ちがいいとシャナが自覚し、濁り野太く重い雌豚の嬌声と化していた。

 凛々しかった表情は快楽で染まり情けなさ、そして可憐な少女であるが故の妖艶さを感じさせる。彼女だけの炎髪灼眼すらオナニーの道具として無為に消費される。シャナにとっては無為にではなく、代用ができない快感のためにであったが。

 

「お、おぅ♥おぉ♥♥ おっ♥おっ♥おっ♥」

 

 口を窄めて単調で下品な喘ぎを発し、マンコに指を突き立てデカクリを同時に扱き、ガニ股をヘコ♥ヘコッ♥と惨めに前後させて愛液を撒き散らす。

 

「んおぉっ!♥♥♥ おまんことクリシコきもちいいっ♥♥♥♥ ――――お漏らし、イクゥ!♥♥♥♥」

 

 ビクッ!♥♥ じょぼじょぼっ♥♥ じょぼぉぉぉぉぉぉっ!♥♥♥

 

 ガニ股で背筋を逸らし、黄金色の小便を凄まじい勢いで漏らし出す。十数回の絶頂を重ねながら、とことんまで自身の恥ずべき醜態を突き詰めたお漏らし絶頂だ。

 

「はー♥はー♥ ……はひ、はひぃ♥♥」

 

 全裸でお漏らしをし、刃のように鋭かった灼眼を蕩けさせ、だらしなく開いた口と股からはそれぞれ液体を滴らせ――――それでも、シャナは満足し切れない。

 

「も、っと♥♥ きもちいいこと、もっとさせて♥」

 

 ガニ股をガクッ♥ガクッ♥と突き出し、マンコをひたすら指で穿ちデカクリを押し潰し――――それでも、シャナの欲求不満は終わらなかった。

 

「教えて、デドリー♥ 次は、どうすれば気持ちよくなれるの♥ 私に教えて、ください(・・・・)っ♥」

 

 懇願する。性的な快感を知ってしまった少女は、無垢だったが故に色に染まる。

 こうなってはシャナの抵抗力は皆無。フレイムヘイズとして倒さねばならない紅世の徒に、気持ちよくなりたいという本音を差し出しながら教えを乞うことも厭わない。そういった暗示を受けていることは確かだが、そういった暗示が簡単に通ってしまう(・・・・・・・・・)ことが問題なのだ。

 

「――――ええ、いいでしょう」

 

 ただし、デドリー(シャナの敵)にとっては問題どころか都合の良いことでしかない。言葉を発するデドリーの表情は、否、声音そのものが興奮を帯びている。

 

「次はオナニーなどとは比べ物になりません――――セックス(・・・・)を学びましょう」

 

 何せ、あの炎髪灼眼の討ち手を直に(・・)味わう時が来たのだ。慎重な彼からすれば、その高揚感を二度味わうことは難しいであろう。

 

「せっくす♥ 何をするの♥」

「簡単に言えば、秘部に相手のペニスを挿入し、動かす。それを交尾、性交、セックスと人間は呼称しています。あなた風に言い換えてみなさい」

「私のおまんこにおちんぽをじゅぽじゅぽってするっ♥♥ おまんこにおちんぽを挿入れて、せっくすすること♥」

「く、ははは……素晴らしいですよ、シャナ」

 

 品格の損ないが素晴らしい。彼女にとって淫語は恥ずかしい言葉ではなく、一種の常識になった。そのことにデドリーは笑みを零したのだ。

 そして彼に褒められて、シャナはむしろ誇らしげだ。誇らしげにガニ股をヘコヘコッ♥と媚びを売って踊らせ、声を発した。

 

「せっくす♥ はやく、せっくす♥ きもちいい交尾したいっ♥」

 

 快楽に漬け込んだ結果、言語すら退行したのではないかと思えるシャナの言動。正確には、彼女が培った知性、言葉遣いの代わりに快楽を効率よく(・・・・)得るために新たなものを使っている、というのが正しい。

 つまるところ、早く、の言葉通り無駄を省いた結果、シャナは簡潔的な、或いは動物的な直線的言語をこの場では好む――――そして知性を伏せてしまったシャナなど、暗示の餌でしかない。

 

「待ちなさい。この性交渉には条件があります――――受け入れる側、あなたの了承です」

「了、承?」

 

 もはや巧みな言葉など必要ない。快楽を求めるシャナに暗示を仕込み、導くだけでいい。

 

「ええ、了承のない性交はレイプ(・・・)のようなもの。かの炎髪灼眼にそのようなことはできません。私も命は惜しい。ですので――――私とセックスをするなら、私の言葉には絶対服従(・・・・)を誓っていただきましょう」

「っ!?」

 

 了承という単純な単語から、意味をすげ替えて条件を足す。シャナが目を見開き息を詰まらせ驚愕する間に、デドリーは己の言葉を継いだ。

 

「あなたはセックス、いいえ、それ以外にも快感を得られる。私は身の安全が保証される。ただそれだけの関係。快楽のために必要不可欠な主従関係(・・・・)ですよ」

「絶対、服従……、主従関係……? 紅世の、徒に……わ、私は、フレイムヘイズ……わたし、は……」

 

 葛藤は当然だ。快楽に漬けたと言っても、そうなるべくして育てられたシャナは生粋のフレイムヘイズ。紅世の徒を相手にして、簡単に生殺与奪の権利を差し出せるわけがない。

 しかし、シャナが屈するのはデドリーにではない。

 

「おや、いいのですか? ここで拒絶をすれば、もう二度とあなたはこれ以上の快楽を味わえないのですよ?」

「あ♥」

 

 シャナが屈服するのは、己の裡に芽生えた底知れない快感に対してなのだ。

 

「いいえ。それどころか、先のオナニーすら味わえない。何度も言いますが、私は自分の命が惜しい小心者。二度とあなたの前に姿を現さないことも視野に入れて動いています――――全ては、あなたの選択次第なのです」

「あ、え……あっ♥」

 

 失われる快感。現実世界で味わったもどかしさ。夢の出来事をシャナは記憶できない。デドリーが現れないことを知覚できないシャナは、延々ともどかしいだけのオナニーしかできなくなる。

 それは恐怖だ。使命のために恐れをねじ伏せられるシャナが、快楽を失うことを恐怖した――――何よりも知らないことは教わるという大義名分(・・・・)は、シャナの心だけでなく肉体にすら作用した。

 

「――――誓います♥」

 

 土下座。教えを乞うなら常識とされる仕草にも、屈服の証が立てられていた。

 いつもであれば綺麗に折り畳まれたシャナの身体は、臀部が大きく掲げられ、平伏した炎髪より高い位置でフリフリ♥フリフリ♥と横振りしていた。交尾してください、と言わんばかりに。

 

「私は、フレイムヘイズ、炎髪灼眼の討ち手はデドリー()に絶対服従を誓いますっ♥ オナニーのしすぎて緩くなった私のおまんこと、どうかセックスしてください♥ シャナの変態おまんことデドリー様の立派なおちんちんをセックスさせてください、お願いしますっ!♥♥」

 

 その媚を売って蕩けた無様な声をシャナと信じるものは多くないかもしれない。だが、土下座平伏した炎髪が、頭を擦り付けながら笑みすら浮かべた灼眼が、彼女こそ天壌の劫火のフレイムヘイズ、炎髪灼眼の討ち手――――シャナであることを証明してしまっていた。

 

 

「さあ、どうぞご自由に。腰を下ろし、好きなだけ性交なさい」

「ありがとうございます、デドリー様♥」

 

 一度明確に屈してしまえば、あとは転がり落ちるのみ。

 デドリーに対する丁寧な言葉遣いと敬称に、シャナは何の違和感、嫌悪感を持たない。むしろ、快感を与えてくれる紅世の徒への感謝さえ含んでいる笑みがそこにはあった。

 寝転がったデドリーは、シャナの下品な振る舞いと艶姿によって勃起した肉棒を見せつけていた。彼は確信しているのだ。シャナは、この肉棒に腰を下ろすことしかできないと。

 

「はっ♥はっ♥ おちんぽ、せっくす♥」

 

 事実、シャナは荒く息を吐きながらデドリーに跨ってしまった。自身より遥かに大きい胸板に手を付き、股を開いてずぶ濡れのマンコを鈴口に付け、しっかりと狙いを定めて腰を落とし――――

 

『――――シャナ』

「あ……」

 

 シャナの思考に、ある声と顔が過ぎった。

 

「ゆう――――」

 

 だが、それだけ(・・・・)だった。

 肉欲に溺れた身体は制止することなく、硬い肉と柔らかい内肉が溢れた液体に擦れる音が響き――――ドチュッ!♥ と子宮を打ち上げる音を立てる。

 

「お゛――――お゛ぉ゛ーーーーーーーーっ♥♥♥♥♥」

 

 瞬間、シャナの思考は飛んだ(・・・)。子宮に鈴口が達し、ねじ込まれる。シャナはデドリーの胸板に手を置いたまま全力で仰け反り、地面に足をつけて彼に跨った脚をガクガク♥と笑わせて、舌を天に突き出したアクメに浸っていた。

 挿入れただけで、絶頂した。処女の狭さを全く感じさせず、破瓜の証は愛液の濁流にあっという間に流されて消えた。シャナの初体験は、本当に大事な人に捧げたはずの未来は消えて、あるのはセックスの快感で極上の絶頂感に浸るシャナと、勝利を得たデドリーの笑みだけだった。

 

「今ペニスがねじ込まれている場所が子宮。そこに精液を注ぎ、満たされることでさらに気持ちよくなれますよ」

「子宮♥ 亀頭が子宮をグリグリして、イクっ!♥♥♥♥」

 

 挿入れているだけで絶頂するシャナ。それだけでなく、とことん解された膣内は締め付けが強くそれでいながら挿入の抵抗感は薄い。快楽を得たいシャナは、肉体的な素質まで開花させたらしい。

 デドリーが純粋な充実感を得るほどの名器。そして挿入れただけでイッてしまうほどの感度。シャナが自らに課した絶対服従の誓い(暗示)で、より大胆な行為を解禁したデドリーが声を発する。

 

「性交は相手への好意(・・)を口にすれば、より快感を得られますよ」

「これ以上、気持ちよく、なれる?♥ ――――好きっ♥」

 

 パチュンッ!♥

 

「あ゛んお゛お゛ぉ゛ぉ゛お゛っ♥♥♥♥」

「おやおや……」

 

 長い肉棒を引き抜き、下ろす。好意を叫びながら一度のピストンを行っただけで、シャナはアヘ顔を晒してイキ果ててしまった。

 

(きもちいぃ……オナニーより、オナニーと比べられないくらい、せっくすはきもちいい♥♥)

 

 しかしシャナの胸にあるのは戸惑いではなく快感。脳髄が焼き焦げたと思えるほどの快感をしっかりと刻み込み、セックスという行為を覚える。

 

「好きっ♥ デドリー様、好きっ♥♥ せっくすきもちいい♥♥♥ おまんこセックス、すきぃ!♥♥♥♥ んほぉーーーーーーーーっ!!♥♥♥♥♥」

 

 パチュンッ♥パチュンッ♥パチュンッ♥

 

 シャナの愛らしいヒップがデドリーの身体と虚空を往復し、肉と肉が弾ける音を立てて子宮が何度もチンポに穿たれ、その度にシャナの灼眼に火花が散っていく。

 

「すきっ♥♥ せっくす好きっ♥ あ、あっ♥♥ おちんぽ好きっ♥♥ ご主人様♥ご主人様ぁ♥♥♥ お゛ほぉ♥♥ 子宮イきゅうぅぅぅぅ!♥♥♥♥」

 

 それは正しくセックス。本能の獣に支配された炎髪灼眼の少女が腰をピストンし展開する交尾。

 その愛は肉欲。純粋な三大欲求の性欲のみが構成する愛情。快楽を与えてくれる紅世の徒に、シャナは愛情を感じる――――本来のシャナが唾棄する愛を、彼女はその身に刻み込んでしまった。

 

 もう逃れられない。シャナの主は紅世の徒――――シャナの膨大な器の力で、いずれ紅世の王に成り上がるであろうデドリーなのだ。

 

「イクっ♥♥♥ おちんぽ♥ おちんぽ様で私のマンコぜっちょうしてるっ♥♥♥ 気持ちいいことしか考えられないっ!♥♥♥♥」

「ふっ、こちらもそろそろ射精()させていただきましょう」

 

 デドリーの肉棒が精巣に溜め込んだ子種で膨張し、シャナの膣内にあのとてつもない量のザーメンをぶちまけんと脈動し始めた。

 その予兆にシャナがさらにピストンを激しくしようと腰を引き上げ――――その腰を両手で掴んだデドリーが、渾身の力で引きずり下ろした。

 

「お゛♥♥♥♥」

 

 シャナは一声。その一声と白目を剥きかけた灼眼で、どれほどの衝撃かを自ら証明して見せた。

 子宮をこじ開けた亀頭から濃厚な種付けが始まった。小さな穴に流れ込む洪水のような精液は、街を容易に呑み込む津波。

 

「ん゛お゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛っ゛♥♥♥♥ しぎゅうイグゥ!♥♥♥♥ ザーメンびゅーびゅー子宮イキして……っ!♥♥♥♥ お、おっ♥ むほ、んほっ、おっおほぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉっ!♥♥♥♥♥」

 

 ビュルビュルビュルッ!♥♥ ブビュル、ブビュゥ!♥♥♥ ドビュルルルルルルルルブビュゥゥゥゥゥゥゥッ!♥♥♥♥

 

 もはや言葉もない。一体何度シャナの膣内で膨れ上がり、どぷっ♥どぷっ♥とザーメンを流し込めば気が済むのか。

 

「ざーめんでイクっ!♥♥♥♥ ザーメンアクメでイキじぬぅ♥♥♥♥ おまんこ、しきゅう、おちんぽ様でイックゥゥゥゥゥゥゥゥゥッ!♥♥♥♥」

 

 ただ、子宮に流し込まれ、膣内からザーメンを溢れ返すシャナは、ひたすらに幸福感を得ていた。

 見違えるほどのアヘ顔。快楽に蕩けた灼眼。低俗な言語で発する絶頂宣言。男のペニスに支配された見た目が美しい下品で変態な雌。

 

「……あ、へ……ザーメン射精、ありがとう、ございましゅう……♥♥♥ せっくす、しゅきぃ♥」

 

 それがシャナ。炎髪灼眼の討ち手だった者(・・・・)

 

「ふふ、私に従っていれば、より気持ちのいいこと……将来的には、交尾による妊娠も教えて差し上げましょう」

 

 いずれ、時が来れば。ありえないほど膨らんだ子宮がシャナの腹を満たし、炎髪灼眼の少女はボテ腹アヘ顔でデドリーの言葉を受け止め――――歪んだ笑みを見せた。

 

「はひぃ♥ わたしはデドリーしゃまにぜったいふくじゅう♥ おまんこせっくすだいしゅきなへんたい――――炎髪灼眼のおちんぽ奴隷、シャナ♥」

 

 堕ちる。堕ちていった。可憐で苛烈な一人の討ち手が。世界を変えたであろう少女が肉欲の奴隷に堕ちた。

 夢の中のシャナは掌握され――――たった一人の紅世の徒に、彼女は支配されたのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 

「悠二、早くして」

「ま、待ってよシャナ。訓練で、まだ身体が……」

「悠二がやるって言った」

「それはわかってるって。付き合ってくれてありがとう、シャナ」

「……ふん。わかってればいいのよ」

 

 今朝は何も変わらない。変わり得ない日常。

 

「――――シャナ?」

 

 だが、少年は僅かにそれ(・・)を感じた。少女が見せる横顔、靡く黒髪。美しさを変えず――――言いようのない不可思議な妖艶さを、彼は感じたのだ。

 

「何?」

「……あ、いや、何でもない。僕の勘違いだったみたい」

「? 変な悠二」

 

 それも一瞬のこと。何せ彼は女の味など知らない。好意を抱かれながらも、まだ先があるだけの少年なのだ。

 シャナに生まれた()の一面を察したところで、元来の彼女を知っていればありえないと切って捨てるが道理。彼だけでなく、シャナを知る誰もがそう思う。

 

「さあ――――ここからが楽しい時間ですよ、シャナ」

 

 ――――シャナを染め上げたただ一人を除いて。

 






フェラチオエロ蹲踞オナニーは絶対セックス編開幕に入れてやろうと思っていた。楽しかったです。

いいのかなぁと思いながらも、3話使って積み上げたんだし理由をちゃんと提示すればいけるか、とお下品な声を中心に崩壊したシャナをお届けしました。いや、ここまで堕ちてシャナの口調が残ってるのもおかしいので、彼女なりの堕ち方にさせてもらいました。まあ身も蓋もないこと言えばこの方が個人的にエロいからですがね!!

とりあえず夢の中のシャナは完堕ち。第一部完!って感じです。ちょっと先の未来で完全NTRデドリー勝利エンドオチにしても良かったんですけど、満足して二度と続き書かなそうだったから……。この先があるかは反応次第ですが、ここより先は基本的に現実がメインになるでしょうね。学校の子や千草お母さん巻き込んだら楽しそうですよね(ゲス顔)
シャナに才能があるというか才能が芽生えてくるというか。シャナって基本的にめちゃくちゃ優秀なので覚えたことは素直に言葉に出してくれると思うんですよ。その結果がこれだよ!!
もちっと先の時系列だとこうはならなかった感じでしょうけどね。怖いメイドさんも現れますし、何より悠二が完全に覚悟決めて有能ムーヴしてしまうし、シャナも経験積んで夢に対応してきそうですし……なので序盤で詰ませればいいね!という身も蓋もないやり方。ヴィルヘルミナさんは即堕ちしたらそれはそれでエロそうとか思ってますが(ボソッ)

感想、評価、お気に入りなどなどありがとうございます!モチベだったり色んな予定だったりでノンビリ目な更新にはなりますが、そうなりますので評価を気軽に置いていってもらえると嬉しいです。何度でも言います!
次は……またTwitterでアンケート取るかどうかですかね。ではまた次回〜
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。