※この作品はR-18です。

エロ短編集   作:いかじゅん

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本当は1話だったんだけど好きなプレイ書いたら字数綺麗にオーバーしたからラストの展開を何とか盛ってみようと思っています。今からな!

というわけでリクエスト、空の境界から浅上藤乃ちゃんです。時系列的には式と戦った3章以降になります。あの境遇のふじのんがちゃんと快楽を感じてお下品に喘ぐお話を書いたつもりです。それはそれでどうなのと思いますが、エロですからね!ではどうぞ。





空の境界
浅上藤乃(前編・調教、肉体改造)


 

 

「あの、聞いても良いでしょうか?」

「何かな、お嬢さん」

「――――あなたは一体どなたで、ここは、どこなのでしょう?」

 

 ベッドに腰をかけ、穏やかな声色、或いは溶けていきそうな音色にも似た声でそう問いかけた少女。

 艶のある黒髪。スカートのない清楚ながら規律の厳しさを思い起こさせる修道女のような高校の制服。

 さらにその赤眼はどこか怪しい輝きさえ宿している。視力の大半を失い、不自由のはずが視えている(・・・・・)その目を前にして、男はニヤリと笑った。

 一言で纏めるなら軽薄、伊達男、そんなところだろう。はっきりと外人だとわかる顔立ちの男は、この状況に物怖じしない少女へ向けて声を発する。

 

「俺はチャールズ・フックス。ま、チャールズとでも呼んでくれ、浅上藤乃(・・・・)ちゃん。で、ここは俺の魔術工房ってところかな?」

「魔術……チャールズさんは、魔法使いさんなのですか?」

「いやいや、まさか。んな大それたものじゃない。単なる小物の魔術師だ」

 

 ここで言う魔術師と魔法使いには大きな差がある。魔術師として知識を持っていれば当然理解できるものも、藤乃と呼ばれた少女からすれば全くの未知――――未知ではあるが、異能を受け入れるだけの思考の持ち主ではあるらしい。

 

「その魔術師さんが、私をどうするつもりなのでしょう?」

 

 物怖じしない、肝が据わってる――――というだけでは説明が効かない藤乃の対応。以前の彼女、視力を失う前の彼女であれば困惑していたのかもしれないが、体験したことがしたことだったのだろう。

 それに彼女は殺人者(・・・)。どちらかと言えば、チャールズ側に近しい人間であろう。それを知っている(・・・・・)チャールズは、驚くどころか楽しそうに言葉を返した。

 

「俺はフリーの魔術師でね。色んな依頼を受けて回ってるんだが――――君を無力化(・・・)して欲しい、ととある人間から依頼を受けた」

「――――そう、ですか」

 

 その時、藤乃が何を思ったのか、それは彼女にしかわからない。依頼主である男の顔に思い当たりはあったのだろうか。

 けれど、藤乃はただ一度目を伏せて、色彩(・・)を煌めかせる――――緑と赤の螺旋が人知れず渦巻く。

 

「無力化というのは、私を殺す、ということですか?」

「ま、依頼主は任せるとは言ったが、そっちの方が嬉しそうな声色だったな」

「そうですか。けど、困りました。私、死にたくはありませんから――――――」

 

魔眼(・・)が、チャールズを捉えた。キャンバスに描いた絵のように、藤乃がそれに手を加えるように。

 

(まが)れ」

 

 歪曲――――それはチャールズの腕を捻じ、

 

「あたたっ! ちょっとちょっと、いきなり曲げられると痛いぜ、藤乃ちゃん」

「……?」

 

切れない(・・・・)。右目の回転も、左目の回転も、チャールズの手を捩じ切るどころか服に多少の皺を付ける程度のことしかできず、藤乃はここで初めて動揺と言える訝しんだ表情を浮かべた。

 

「話くらい聞いてほしいなぁ。俺はまだ殺すなんて言ってないし……あ、君の魔眼、ホント凄いね。魔術的でもありながら超能力にも近い。それに千里眼かぁ。正面からは、俺に勝ち目はないかな」

「…………」

 

正面からは(・・・・・)――――藤乃は彼の言い分を何となくでしか感じられない。しかし、その何となくで理解をしている。魔術師の工房(・・)に何の策もなく連れ込まれることの無謀さを。

 数ヶ月前、両儀式との戦いで浅上藤乃は素人だから(・・・・・)こそ生き延びることが出来た。だが、今回は魔術師という異常者を知らない素人だから策に嵌った。

 もっとも、気がついたら連れてこられていた(・・・・・・・・・・・・・・・)などと、誘拐そのものなやり方では、藤乃ではどうにもならないものであろうことは想像に固くないが。

 

「さすがにあの〝直死〟を相手にするのは死んでも御免こうむるが、君の魔眼の歪曲範囲は君の理解によるだろう? それさえ知っていれば、仕込みはそう難しいものではないのさ」

 

 歪曲の魔眼は、魔眼と言っても能力の識別や仕様には主に脳を扱う。チャールズが言及した〝直死〟同様、眼を潰しても能力は扱えてしまう。視力が低下しても藤乃の魔眼は変わるどころか精度が増しているのは、千里眼以外にもそういった理屈がある。

 だからこそ、脳が処理できないものは曲げられない――――魔術の基礎すら知らない藤乃が、複雑に組まれた防御障壁を曲げられる理屈は存在せず、工房に巡らされた魔眼殺し(・・・・)が本来なら人体すら捻り殺す威力を遮ってしまっている、というのがカラクリだ。

 己の魔眼を封じられて、藤乃は焦りを見せた……というわけではない。むしろ、より穏やかに声を返した。

 

「そうなんですね」

「いや、藤乃ちゃんってば他人事みたいに言うね」

「そういうわけではないのですが……チャールズさんは、日本語がお上手ですね」

「まあ、一応ね。……え、もしかして今、時間稼いで逃げようと頑張ってる?」

「はい。死にたくは、ありませんから」

 

 生き長らえた藤乃だからこそなのか。今一度、馬鹿正直に生存欲求を答えた藤乃にチャールズはプッと吹き出した。

 肝が据わってるというより、思い切りが良すぎる。先に魔眼の使用を躊躇わなかったことを鑑みても、彼女は殺し殺されの関係をある意味で受け止めて、或いは悟っている。それでいて、腕を狙ったことから殺意は感じない。

 不思議な異常者。それが浅上藤乃の印象――――とはいえ、チャールズ・フックスにとって彼女の内面などさして重要なものではない(・・・・・・・・・・・・)

 

「よっと」

「……あ」

 

 トン、と藤乃を押し倒したチャールズ。白いシーツに散らばる黒髪と、呆けたような彼女の声が印象的だった。

 

「殺してもいいとは言われたけど、君みたいな美女を殺すのは俺の主義に反してるんでね。別の方法で無力化させてもらおうかな」

「――――――」

 

 チャールズの言葉を聞いた藤乃は、これから自分が何をされるかを察し、同時に視線を冷たく、言ってしまえば過去にされたこと(・・・・・・・・)と同一視し、冷めた視線で彼を見上げた。

 

(この人も同じ……)

 

 彼らと同じ、藤乃を遊び道具としてしか見ていない――――そうであれば、藤乃の運命は違うものになっていただろう。

 

「おぉっと、俺をあんなクソガキ共と一緒にしてくれちゃあ困るぜ。快楽に暴力を混じらせるなんて頭がおかしいとしか言えないね」

「はぁ……?」

 

 藤乃にはチャールズが何を言っているのか、魔術師ということ以上に理解ができずに首を傾げた。

 出来なくて当然だ。無痛症の中で少年たちに性的暴行を加えられ、時折戻るようになった感覚の中で暴力を加速させられ、そして悲劇が起こった。そんな藤乃がこういった行為を好むなど、それこそ愛した者でもなければありえない。

 

「本物の快楽を知らないなんてとんでもない。女は快感を知っているべきなのさ」

 

 だがチャールズの考えは異なる。女は快楽を知らずにいるべきではない。ある種、類を見ない信仰心と表現すべき理念を彼は持っている。

 無論、見た目通りの伊達男な彼は誰彼構わず、というわけではない。チャールズという男は、浅上藤乃の美しさに一目惚れ(・・・・)した。そして、彼女が快感を誤解していることを許せずにいる。それだけ(・・・・)なのだ。

 

「俺が快楽ってやつを教えてあげるからさ。もちろん、気持ちよくなかったら声に出してくれよな。そしたら俺も素直に諦めらめて、別の方法で力を封じさせてもらうよ」

「……わかりました。言いたいことは、今は(・・)言います――――どうぞご自由に」

 

 世迷言、眉唾物、そんな退廃的な態度が藤乃から感じられた。

 

(……嫌なことは、言葉にしなきゃ)

 

 それがどこまで通じるかはわからないが、藤乃はもう黙っているつもりなどなかった。嫌なものは、不快なものは、痛いことは口にする。

 唇を優しく唇で塞がれながら、藤乃は以前のように全てを受け入れた。

 

 

 

 

 

 

 そんな藤乃の考えが覆されるのに、数時間と使うことはなかった。

 

「あっ♥♥ あっあっ♥」

「いいハーモニーだ。どうだい、藤乃ちゃん。快楽は最高だろう?」

 

 パンッ♥パンッ♥パンッ♥パンッ♥

 

 ベッドの上で裸の男女が繋がりあっている。一人はチャールズ。もう一人は、清楚な制服を脱ぎ捨てて魅力的な肢体を晒し、バックで膣内を掻き回されて喘ぐ藤乃。

 そう。子供がした性的暴行など比にならない。犯され、膣内で男のペニスを受け入れ、浅上藤乃は蕩けた顔で喘いでいた。

 

「あひっ♥♥ ひ、あ、あ〜〜〜〜♥♥♥♥」

「お、イッたね。膣内と子宮の動きでよくわかる。隠したって無駄さ」

「んひぃ♥♥♥」

 

 グリ、グリィ♥

 

 膣壁を巨大なカリ首でこそぎ落とすように抉られ、子宮口に捩じ込まれた鈴口が強引なのに藤乃の〝雌〟の本能を引き立たせる。

 感情表現に乏しい、とまで言われていた藤乃が他人が聞いたことがない、ましてや自分で出したこともない喘ぎ声を上げた。痛みだけが先行していた子供のセックスとは違う、本物のセックス。

 

「あっ♥ 胸、やっ……♥ お、おっ、お〜♥♥♥」

「良い乳首の硬さだ。まったく、これだけの逸材に乱暴をするなんて、日本の少年の考えることはわからんね」

 

 秘部を突かれながら四つん這いで垂れ、揺れる美乳を揉みしだかれ、乳頭を指で擦り上げられて快楽で間延びした声を引き出させられる藤乃。

 完全に余裕を無くした藤乃に比べ、チャールズは全く疲労の気配はない。女は快楽を知らずにいるべきではない、という考えから魔術で避妊も完璧であり、藤乃の膣内で掻き回される液体には精液も含まれている。が、何度射精しても一切衰える気配がなく、余裕もまた崩れない。

 

 ――――経験値が違う(・・・・・・)

 魔術回路を持ち、魔術師として動くチャールズだが、その本質は女の快楽を引き出すこと、それのみだ。そのためならば魔術師にしては珍しい現代的な機器を積極的に取り入れることも厭わず、自分が快楽を与えられない、又は別の人間によって既に満たされた女性には手を出さない――――逆に言えばそれ以外には積極的に手を出す、自他ともに認める女にだらしない伊達男(・・・・・・・・・・)がチャールズ・フックスの正体だ。

 だから、言葉通り経験値の差だ。所詮は子供の感情が行き過ぎた性暴力しか知らない藤乃からすれば、百戦錬磨のチャールズがもたらす快感は未知。宣言通り乱暴はしない。だが、その熟練のテクニックは、

 

(――――きもち、いい♥)

 

 浅上藤乃の心に快楽と、生の実感(・・・・)を刻み込んだ。

 

 

 

 

 

 

「……けほっ。チャールズさん、煙草は、あまり……」

「っと。悪いな藤乃ちゃん。つい癖でつけちまった」

 

 修道女を思わせる学生服の少女が、一室で一服しようとした金髪の伊達男を咎める……一見すると意味不明な状況だが、藤乃は制服に付着した僅かな灰を払いながら冷静に言葉を紡いだ。

 

「制服に臭いがついたら困りますから」

「あ、そっちね。確かに藤乃ちゃんの学校厳しいもんなぁ」

 

 藤乃の通う礼園女学園はかなり厳しい学校であり、制服に煙草の臭いをつけようものならどうなることかわからない。

 もっとも、藤乃は成績優秀、品行方正、さらに身体的なハンデを含めて万が一にも不良の道へ、などとは見られない。それに、チャールズが前もって学園へ仕込み(・・・)を入れているため、どうであれ問題になることはない。

 

 たとえこうして、藤乃が学校からチャールズの家に帰ってきていたとしても、だ。

 

「…………」

「ん? どうしたの、藤乃ちゃん」

「……いえ」

 

 軽薄で流暢な日本語に、彼を見つめていた藤乃は首を振った。

 チャールズに誘拐され、快楽を教えられてからそう長い時は経過していない。が、藤乃は初めの警戒心などは薄れていた。

 それは一重に、藤乃の境遇にあった。工房と呼ばれた場所は目が不自由な藤乃のために整備されており、移動面に問題はない。食事や衣服などは藤乃が必要とあらば――彼女の性格上、求めることはないのだが――チャールズが即座に用意し、外出はおろか学校にまで通っていられている。

 浅上藤乃に課せられた暗示、契約は一つ。契約が有効の間、帰る場所は必ずチャールズの家であること。つまりどこに外出しようと、逃げることはできない。

 

(けれど、その気になれば……)

 

 藤乃が首を傾げ続ける部分はまさにその契約だ。それ以外は何の制約もない藤乃は、その気になれば誰かに助けを求める事が出来る。無論、魔術師を真っ向から相手にできるような伝手は――嫌な記憶を除いて、彼女の知る知識の範囲では――ないのだが、藤乃にもその気(・・・)はなかった。

 

「じゃあ藤乃ちゃん、今日も始めようか」

「っ……は、はい」

 

 それは、煙草の火を消して処理したチャールズがニヤッと楽しげに浮かべた笑みに答え、制服を脱いだ(・・・・・・)藤乃の態度に表れていることは明白であった。

 長いスカートに加え、地味とも言える制服から露骨に盛り上がった(・・・・・・・・・)胸部がたゆん♥と震えて藤乃の裸体が姿を見せる。

 

「ノーブラノーパンはどうだった?」

「……恥ずかし、かったです。誰かに気づかれたらと思うと、頭が痛くなって……い、陰核が、大きく、なってしまいました♥ 愛液も、沢山……」

 

 ノーパンノーブラ。つまり制服の下に何も着ず、藤乃は一日を外で過ごした。

 戒めを失った豊満な胸は動く度に揺れ、生い茂った陰毛から細長く勃つ(・・・・・)陰核はスカートに擦れ、靴の中に愛液が滴った。その興奮(・・)を全裸で立って、震えながら赤面まで見せて報告した藤乃に、チャールズは指を立てて揺らし、言葉を返した。

 

「違うだろ、藤乃ちゃん。教えた通りにしないと、気持ちよくなれない(・・・・・・・・・)ぜ」

「〜〜〜〜〜〜〜っ!♥」

 

 顔を真っ赤にして震え上がる藤乃――――彼女の殺人衝動は生の実感(・・・・)を違えたことによって起こった。

 それにより彼女は残虐性、殺しを楽しんでしまう被虐心を一度は得たわけだが、そうなると本来の彼女の性質はどうであったのか――――生の実感を得られる快楽に、どのような反応を示すのか。

 

「く、クリチンポ(・・・・・)、すごく勃起しました♥ デカクリがスカートに擦れて、おまんこからトロトロのマン汁流して、もしかしたら、顔がおかしくなったところ見られてしまったかも……しれません♥ ――――ひんっ♥」

 

 プシャッ♥

 

 浅上藤乃の本来の資質は嗜虐的なものなどではなく、被虐的(・・・)なものである、ということだ。

 早々にそれを見抜いたチャールズは、そんな彼女が快楽を感じられる調教(・・)を施した。

 

『ほら、立派に育っただろう? ここの名前はクリチンポだ。さあ、言ってごらん』

『そ、そんな恥ずかしい、言葉……く、クリチンポ♥♥ クリチンポ、クリチンポ――――クリ、ちんぽ♥』

 

 効果は、まさに覿面。チャールズが藤乃の中で嫌悪の対象だったセックスというものを快楽に変えたことも含め、さらに抵抗できない魔術工房の中という大義名分を与えであることも拍車をかけた。

 クリトリスに施された肥大化改造以外は、まだ藤乃の身体は元のままだ。だと言うのに、羞恥的な行動をして、教えられた(口に出すだけで顔が悦に歪む)淫語で下の口からマン汁を吹き出すのだ。あまりの素質に、チャールズは常に笑みを絶やさないほどだ。

 

「やっぱり藤乃ちゃんはそっち(・・・)だったか。大丈夫、身体を傷つけないやり方なんていくらでもあるからね――――もっと気持ちいいこと、教えてあげるよ」

「……は、い♥」

 

 トロ、トロ♥と秘部から愛液を滴らせ、艶やかな脚を淫靡な色で染め上げる藤乃。

 ほんの僅かな期間。魔術を使ったほんの少しの肉体改造。たったそれだけで、浅上藤乃は快楽を求め始めた。

 従わされているという逃げ道が。快楽という生そのもの(・・・・・)が――――何より、浅上藤乃はまだ何色にも染まる少女であった。

 如何な異常者と言えど、精神が成熟していない雌を手玉にとって絡め取っていくなど、女を相手にして百戦錬磨のチャールズには容易すぎる仕事だ。

 

(ま、殺してほしそうだったが、俺には関係ないね)

 

 無力化しろ、などと曖昧な提示をしたことが悪い。チャールズは裸身を晒した美しい少女を前に、依頼のことなど表面上こなせばいいと鼻歌交じりに考えていた。

 金と依頼主。育てがいがあり快楽を知らない美しい少女。チャールズがどちらかを取るかと言えば、迷うことなく後者を取る。彼はそういう人間だ。女が美しければ手にしようとし、不粋だと分かれば身を引く。が、藤乃のように快楽を勘違いした子を調教し尽くすことには躊躇いはない。彼女が殺したという者たちも、男なら特別どうとも思わない――――良くも悪くも、彼の行動方針は〝美少女〟と〝美女〟で定まっているのだ。

 

「さあ、この前教えたポーズをするんだ」

「はい……ま、まんぐり返し、ですね♥」

 

 全裸であること自体を藤乃は気にしない。元々から羞恥心が薄いのか、それともその羞恥心を出す感情が乏しいのか。

 しかし、快楽の味を知った藤乃の頬には確かな朱色が灯り、興奮を隠さず教わった恥ずかしいポーズをベッドの上で披露した。

 両足の先を頭の上まで持っていき、股間を差し出すような返し。少々と無理な姿勢に思えるが、存外に藤乃の身体は柔らかく、たぷんと十分な質量の美乳と魔術を施されて聳え勃つ細い肉棒となった陰核を十分に見せびらかすことができていた。何よりも、自分自身に(・・・・・)

 

「その体勢でオナニーしよう。君にしかできない(・・・・・・・・)やり方でね。わかるだろう?」

「っ……♥」

 

 まんぐり返しを支えることに手を使い、一見するとチャールズに触れてもらうことでしか藤乃は快楽を得られない。

 しかし、藤乃には触れる手段があった。全裸で局部を見せてしまっている恥ずかしい格好で、手を使わずにオナニーをする方法が。

 深紅の瞳が勃起した左の乳首と、見ているだけで無様な細チンポ、勃起クリトリスを捉える。そう、彼女にはある。

 

「……凶れ♥」

 

 瞬間、片乳首とクリトリスが全く同時に捻じ曲がった(・・・・・・)

 

「んっおぉぉぉ〜〜〜〜〜っ♥♥♥♥」

 

 藤乃の野太い嬌声。それを吐き出す美少女の顔は表現し難いものだった。輝く瞳は魔術工房の効果で決して捻じ切らない、だが捻れを作っている力を行使するため乳首とクリトリスを捉えて離さない。しかし口はだらしなく開き、舌から涎を垂らして藤乃とは思えない品の薄れた表情を帯びてしまっていた。

 快楽に堕ち、快楽を受け入れて取り繕うことを止めた雌の表情(アヘ顔)、という表現が妥当かもしれない。

 

「ふふ、魔眼オナニーなんて君にしかできない取っておきの快楽だ。心ゆくまで楽しむといい」

「おっ、おぉぅ♥♥ 乳首とクリチンポ、捻れ、て……私、変な声、おおっ♥ お、イクっ♥♥♥ 乳首クリチンポ魔眼オナニー、イクゥ!♥♥♥♥」

 

 一体誰が、あの浅上藤乃が淫語を口走りまんぐり返しで潮を吹き上げる姿を想像したであろうか。人生で決してしたことがないアヘ顔を浮かべ、間違った快感を矯正される悦びを知る雌に堕ちるなど予想したであろうか。

 

「右、左、右、左。捻れの方向を変えるだけじゃなく、乳首も交互にするといい」

「はひぃ!♥ お、おんっ♥♥ 逆捻り、イクっ♥ イクイクゥ!♥♥♥♥」

 

 視点をズラして捻りの方向を変え、右に捻っていたクリチンポを左捻りに切り替え、一気に変わる快楽で絶頂。乳首も片方からもう片方、捻りの方向を真逆に変えて。

 希少な魔眼すら快楽に扱う。人を捻り殺せる力を持つ歪曲の魔眼は、チャールズにとって藤乃に素晴らしい捻りの快感を与える道具の一つでしかなかった。

 

 当然、浅上藤乃の調教はチャールズの手もふんだんに加えて進められる。

 

「あ、あ゛♥♥ あ゛ぁぁぁぁぁぁぁっ!♥♥♥♥」

 

 独特の振動が藤乃の濡れた秘部から愛液を弾けさせ、振動の頂点である大きな丸みがグリィ♥と奥底まで捩じ込まれると、椅子に座った藤乃が大きく身体を逸らした。

 

「ふお゛ぉぉぉぉぉぉぉぉぉっ!?♥♥♥♥」

「こういうのは魔術より現代のものが馴染みやすい時があってね。よく頼らせてもらっている。このマッサージ器(・・・・・・)の威力はどうだい?」

 

 電動マッサージ器とは言うものの、威力は改造で正規品の比ではない。時に魔術などより効率の良い機器、便利な道具は作り出されている。彼は考え方が古臭い魔術師と違い、快楽を女に与えるためならば魔術師のプライドなどあってないようなものだ。それは善し悪しではあるが、少なくとも浅上藤乃に快楽を与えるという目的には〝善し〟の一面が強い。

 

「お゛ぉ゛♥♥♥ イクっ♥ おまんこブルブル震えて、イきますっ♥♥ おまんこイクっ♥♥♥♥」

 

 プシャッ!♥♥

 

 根本が優等生なだけはあり、物覚えに優れた藤乃の絶頂宣言と愛液噴射――――に合わせて、バイブの振動がより捩じ込まれていった。

 

「お゛ぉぅ゛!?♥♥ ど、どうじでぇ♥」

 

 一度イッたらおしまい。僅かでも休憩は必要。藤乃の中で絶頂はそういうものだと認識されているため、止まらないバイブの振動と快感に戸惑いの声を上げてチャールズを見やる。

 

「まだ藤乃ちゃんは演技(・・)の面があるみたいだからね。天に昇るような快楽の渦、知ってみようじゃないか」

 

 当の本人は藤乃の扉を開くことを楽しむ、悦びの笑みを唇に浮かべ――――バイブの出力を上げた(・・・・・・)

 

「お、おっ?♥♥ ふぉっ、お゛♥♥♥ んぉ〜〜〜〜っ!♥♥♥♥」

 

 プシッ♥プシッ♥ プシャァァァァァァァッ!♥♥♥

 

 学んだ言葉を必死に口に出すのではなく、本能的な喘ぎ声を喉から引き絞る。股から噴射した潮吹きは文字の意味そのものを表した勢いで高く上がり、椅子に局所的な水溜まりを作りながら藤乃はひたすら連続絶頂(・・・・)に白目を剥きかけた痙攣をしてしまう。

 

「お゛ぉ゛♥♥ イグッ!♥♥♥♥ イグッイグッイグッ♥♥♥♥」

「はは、そうだ! その調子だ――――快楽は、素晴らしいだろう?」

「――――おまんこぉ、イグゥ!!♥♥♥♥♥」

 

 問いかけの返答に、藤乃ははしたない絶頂の液体と宣言を叫びあげることだけで、何よりの答えとしていた。

 

 染め上げられていく。浅上藤乃という少女が、忌諱すべきものをそうではないのだと――――奇しくも彼女は、快楽によって正しく生きる意味を知り始めていたのだ。

 

 






シャナの淫語調教好きなのでふじのんでもやって欲しいとのことでした。シリーズなら教える場面からしっかり書いたというか前編後編にすると初めから決めていたなら教える場面濃くしてたと思う。完全に私のミスだなこれな。

チャールズくんはまた基礎設定と名前を考えてもらいました。いや似々花様の相手も考えてもらったんですがね!そこから私が肉付けをしてみた形です。清々しいですよ。クソ野郎はクソ野郎ですが一応弁えてはいるクソ野郎です。仮にふじのんが幹也と繋がっていたら別のことしてました。ちなみにふじのんが好みじゃなかったら割と容赦なし。そういうやつです。

直死に死んでもごめんとかいうブラックジョーク。魔術師が異能に対する絶対的な驚異に勝てるわけないだろ!!
ふじのんが純粋に戦闘だけは素人なのと、歪曲の魔眼の特性を理解して対策ガチガチにしてます。仮にふじのんが魔術を理解したら捻じきって工房脱出くらいはできるはずですが、式とやり合ったあとなので肝は据わってるけど……という感じですね。3章後のふじのんってこんな感じで大丈夫なのかは、まあ想像による。

感想、評価、お気に入りなどなどありがとうございます!評価があるだけ更新を頑張らせていただきます。後ふじのんの後に書くキャラのアンケート昼頃までTwitterでやってますので、良かったらどうぞ。
空の境界そこそこ程度には詳しいですが、幹也との関係が好きなので式は書けそうにないとかいう不具合を見つけてしまった。いやじゃいやじゃ、人のは見れるけどツンギレ式が幹也以外に落ちるの書きとうない。ちなみに鮮花とふじのんは余裕で書けるというかむしろめちゃくちゃ書きたい。ほんまそういうところやぞって感じでまた次回〜
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