有償リクからよく考えたら半月くらい前のものですね。いつ出そうかと思ってたけど最近大人しいものばっかりだったしそろそろ派手なのいいかなって。大人しいの基準がわかんねぇなこれ。
テンション最高潮の時に好きなキャラを何とか調整四苦八苦しながらやりました。どうぞ。
「……んっ」
小柄な肢体の腕が伸び、固まった身体がその忘れかけた感覚を取り戻すように音を鳴らした。
彼女が妹としての身の丈に似つかわしいとは言えず、されど司令官としてはよく似合う執務室の椅子に座り、情報を精査しながら思案を重ねて早数時間――――その頭脳をもってしても、飛躍した答えには未だ辿り着けずにいた。
「わからない、わねぇ」
肩掛けにしたジャケットの裾を揺らし、何本目かのチュッパチャプスを口に放り、棒をピコピコと上下させる。この数時間繰り返されたルーティーンにはなるが、繰り返したからと言って答えが出るとは限らない。
だが、繰り返さなければやっていられないのだ――――モニタに映し出した少年、無月悪乱という男の正体がどん詰まりな以上は。
(用意された経歴に怪しい部分はない……っていうと狂三に近いわね)
転校生・無月悪乱。そう以前の話ではなく、不意に来禅高校に編入した少年の名だ。経歴にさしたる違和感がないのは確認済みであり、かつて同じ方法で編入し、とある事情から休学中の時崎狂三と似ている……と言えば聞こえはいい。
しかし、狂三との最大の違いは無月が正体、目的を明かすことがなく、かつ精霊でない存在にも関わらず〝精霊に干渉できる〟存在ということだ。
(あくまで推論。抑えられる証拠はないわ)
そう琴里は己に念を押す。だから〝わからない〟と口にしたのか――――否、そうではない。彼女の視線は、モニタに映し出された彼の経歴を間違いなく偽りだと睨めつけていた。
(初めは耶倶矢と夕弦。それだけなら隠す気があるように思えた。けど、六喰は違う)
変化の始まりは八舞姉妹だった。それが本当に始まりだったのかは琴里に断言できるものではなかったが、少なくとも彼女が気がついたのは八舞耶倶矢、八舞夕弦の細やかな変化だ。
そこに兄の新たな友人、悪乱が関わっていることが浮かび上がった矢先、あの六喰の変化だ。その場をどうにか収め、事情を聞くも彼女は〝秘密〟の一点張り。
「……挑発のつもりかしら」
が、秘密ということは誰かが関わったということ。そして我が物顔で五河家に入り込んでいた無月悪乱……関与は明らかだったが、琴里からわかったことは料理の腕はそこそこ。しかし片付けの要領が壊滅的であり、士道が軽くキレて大人しく座らされていた、というくだらないものだった。
無論、琴里は天下の〈ラタトスク〉所属の司令官。こう言っては語弊が生じるものであろうが、彼女が振るえる権力は公共のそれとは程度が違う。たかが人間一人であれば、数時間足らずで全て洗い出せる。
ただし――――それは悪乱がただの人間であればの話だ。
(男性調査員三名が数日間の衰弱状態。女性調査員四名は軽度。だけど……)
必ず辞退する。と調査資料、及び琴里自ら行った聴取で得た数少ない情報を彼女は顎に指を滑らせながら纏めあげた。
悪乱が何かしらの原因であり、兄である士道も間違いなく巻き込まれている。何せ異常が発生したのは霊力を封印した精霊。そこに士道が巻き込まれない理由がない。〈ラタトスク〉司令官として、今の彼に異常がない、などと楽観視はできないのだ。
そこで調査に機関員を派遣。上記の体調不良により捜査は難航――――男性は重度の体調不良、女性は軽度ながら確実に調査を辞退するという法則性のみが、部下の尽力で琴里に与えられた情報となった。
「目的は精霊なのか、それとも女性の共通項から……けれど、ううん……あの子たちは、士道を……」
難しげな顔で悪乱に何かしらの干渉を受けたであろう精霊たちを思い返す琴里。
これが精霊たちに深く影響を与え、大規模な変化をもたらすというのなら話は早い。士道に事情を伝え、〈ラタトスク〉総出で精霊を利用しようとする者に対抗するのみだ。
しかしそうではないからこそ〝わからない〟と琴里は口にした。わかるからこそ、わからない――――精霊たちの心の大部分が未だ士道に向いていると理解ができるからこそ、琴里は悪乱のしようとすることが読み取れずにいた。
琴里は妹であり女だ。早熟ながら想い人を確かとする女の一面を持ち合わせている。理論的とは言えず、悪乱同様証拠もない。それでも、八舞姉妹や六喰の視線が士道に向いていることは容易に共感できるのだ――――それが親愛であれば友愛であれ、愛情であれ。
「………………はぁ」
結局、長い沈黙を挟んで答えが出ない謎に琴里は吐息を零す他なかった。
精霊の精神状態は〈フラクシナス〉からモニタリングしている。先の直感を裏付けるように、精霊たちの好感度は士道から離れていないことが確認されていた……同時に、悪乱への好感度も隠し切れないほどの数値であることが、彼の関与の裏付けになってしまっているのだが。
悪乱が精霊に何かしらのアクションを起こしている。だが、その理由がわからない。精霊の力を利用するのなら、士道の存在は邪魔なはずだ。士道に取り入ろうとしているのか、精霊たちの変化は序章、仕込みの段階でしかないのか。
わからないことが多すぎる。そう頭を振った琴里だったが、その真紅の瞳に諦めというものは宿っていなかった。
「みんなに……おにーちゃんには、手出しさせないわよ」
敵が何を考えていようと、五河琴里はかけがえのない日常を守るためにここにいる。
いざとなれば自分が出るしかないだろう――――しかし、琴里は失念していた。
彼女自身が自覚しているように琴里は〝女〟で〝精霊〟なのだ。彼女は精霊たちの変化を俯瞰したが故に、自分自身が〝獲物〟になり得る可能性を忘れてしまっていた。
それが初めの思い上がり。精霊であり司令官であり女である――――――その女である部分を、まだ幼き琴里は理解し切れてなどいなかったのだ。
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
「ん……」
――――眠っていた?
瞼を開いた琴里は、意識の浮上と共にそれに疑問を抱いた。
執務室で情報の精査を続けていたはずが、いつの間にか〝ベッド〟に横たわっていた――――執務室に眠り慣れたベッドなどないというのに。
「な……っ!?」
彼女の覚醒は早急に行われた。愛用の飴玉で意識を目覚めさせる手間も必要とせず、琴里は目を見開いて己の置かれた状況を認識する。
場所は執務室ではなく琴里の自室。両手と両足は大の字に広げられ、身体には卑猥な衣装を着せられていた。
「……っ!」
喚き散らしそうになった己の未熟を唾を飲み込み抑え、琴里は状況の認識と改めた。
卑猥な衣装と思ってしまったのは、琴里の精霊としての霊装だった。天女を思わせる和装と焔を纏いし羽衣。しかし、胸を隠す大胆な光の膜は消失し、大胆どころではなく琴里の僅かな膨らみを持った乳房を露出。大の字に開かれた股部は、妙に風を感じる琴里の想像通り秘所から固く閉じた菊門まで全て明かされてしまっていた。
さらに琴里を大の字に拘束する道具。それを道具と呼ぶべきか、拘束された琴里自身でさえ悩ましいと感じていた。それは琴里の手首と足首を囲う円状の物体。ファンタジーな物語に用いられる〝魔法陣〟と称されるものだったのだから。
「おはよう……っていうのもおかしいか。ここ、夢の中だしね」
「っ――――無月、悪乱」
そして、強制的に寝かされた琴里の顔を覗き込む憎たらしい笑み――――アクラを前にして、琴里は確信に近かった疑いを本物の確信に切りかえ、突如現れた彼を睨みつけた。
「お、さすがに冷静。じゃあこのまま自己紹介を一応させてもらおうかな。俺はアクラ。淫魔って言えば君にもわかりやすいかな?」
「淫魔……そう」
「あ、ろくでもない奴ね、って顔してる。間違ってはないけど酷いなぁ」
「っ」
表情からか、この場が彼の領域であるからか。即座に思考が読み取られたことに琴里は唇を噛む。しかし、動揺に囚われるより先にそれを噛み殺しながら言葉を続けた。
「……アクラ、あなたの目的は何? 精霊? それとも――――士道?」
単刀直入。この一方的な状況下で交渉など無意味と割り切った琴里が、強気ながら冷静を装って問いかける。
考えを読まれているのなら、冷静を装うなど無意味に思えるかもしれない。だが心を落ち着かせる動作は相手に余裕を見せるためだけではなく、自分自身が冷静な対応を選ぶための技術でもある。
たとえば、件の悪夢が超然かつ遠回しな物言いで翻弄し、その態度でイニシアチブを握る精霊ならば、琴里は常に冷静かつ動揺を表にせず、司令官として簡潔な言葉を好む精霊。普通ならばアクラを相手に激昂する完全拘束かつ、うら若き乙女として羞恥を覚える衣服を着せられていながら、琴里は培ったその強靭な精神力を遺憾無く発揮していると言えるだろう。
「ん? ああ俺の目的か……いやぁ、初めは精霊って綺麗な子が多いから、ちょっと食べてみたいって思ったんだよね」
「……は?」
そんな理論的な琴里だからこそ、アクラがあまりにも素直に語る事の真相を一度で飲み込むことが叶わなかった。
「士道と仲良くなったのはその一環のつもりだったんだけど、士道が想像より凄いやつで気が変わっちゃったんだ。うん、俺にはできないなぁ。言葉と態度だけで女の子をデレさせて、好きになってもらう。それをあんな綺麗な子たちを相手に全員とだよ? だから気に入った。男として尊敬できる――――そんな良いものを教えてくれた士道に、俺は恩返しがしたくなった」
「――――――」
薄ら寒い。それは琴里の知る〝敵〟とは全く異なる異質な寒気だ。
敵が精霊に向けているのは自分たちの目的のため、精霊を利用しようという感情。精霊をモノのように扱う冷徹な態度。しかし、アクラはそうではない――――彼は琴里たちの〝敵〟ではなかった。
彼は本気で言葉を語っている。楽しげに。そこに薄っぺらい思惑などない。本気だからこそ、琴里は理解が及ばず絶句してしまった。
――――アクラは必要以上の嘘を吐かない。淫魔は自身の欲求に対して酷く素直だ。
淫魔王アクラは本気で士道を尊敬し、本気で彼がデレさせた精霊を綺麗だと感じている。そして、五河士道という〝人間〟を理解した〝つもり〟になって、本気で恩を返そうと考えているのだ。
ああ、とどのつまり――――彼という淫魔の価値観は、人間では理解ができないほどズレているのだ。逆説的に淫魔が人間の価値観を理解できるのは表面のみ。
決定的な価値観の差。アクラは恋や愛というものを知りながら、それが心だけで繋がっている幸福を〝足りない〟と認識したが故に行動を起こした。
知っている。士道と精霊たちが幸せということも知っている――――けれど、そこに快楽という繋がりがあれば、もっと幸せになれるよね、と。
「で、士道が悦んでくれそうなのが、精霊のみんなをもっと魅力的にするって方法。だから、次は君の番だ、琴里」
「――――っは」
魔法陣に縛り付けられた琴里のベッドにアクラが乗る。その動作でようやく、琴里は呼吸という必要な行動を思い出したように息を吐いた。
何事においても、本気の信念を抱く相手は厄介だ。それが善であれ悪であれ、言葉で簡単に止められるものではなく、暴走していれば力でしか止められない。
(ここは夢の中……確かに、こいつはそう言ったわ)
その点、琴里は力での制止は難しいと当たりをつけていた。
衣服こそ霊装の形をしているが、琴里に出せるのは人間の膂力。訓練された彼女は精霊の力を意図的にコントロールし、封印から逆流されることが可能である希少な精霊なのだが、琴里がいくら霊力を引き出そうとしても反応がない。
つまり琴里は霊装のようなものを着せられている。あるいは霊力のコントロールを奪われているという推測が組み立てられた。
「……やれるものならやってみなさい」
なら、琴里にできることは〝耐久〟の二文字である。
淫魔という自称とこれまでの精霊と機関員に見られた異常。卑猥な霊装などからアクラのやり口は予測できる――――そんな俗的なやり方に負けない自信が琴里にはあったのだ。
「あなたに何をされても、私はあなたを認めない。士道はね、あなたが思う以上に馬鹿よ、大馬鹿なのよ――――あなたみたいな相手にどうされたって士道は喜ばないし、私はあなたに変えられるつもりはないわ。せいぜいくだらないことして、捕まる準備だけはしておくことね」
いくら精霊を変えたとしても、士道が悦ぶことはありえない。そして、自分はアクラに変えられたりしない。
ここが夢であるなら、現実の琴里が目を覚ますまで耐えればいい。そうすれば顕現装置を使うことでアクラを追跡できる。もし夢から覚めないというのなら、現実で誰かしらが琴里の異常に気が付き、顕現装置で調べることができる。
対抗策は琴里にもあるのだ。今回は先手を打たれたが、正体がわかればやりようはある。言いたいことを言い切り、冷徹に目を細めてアクラを挑発する琴里。
確かに、それはアクラに対抗できる手段。琴里がアクラと接触する段階がもう少し早ければ、彼を暴き立てることができたかもしれない。
もっとも、それはあったかもしれないというだけの可能性。
「――――へぇ」
そして、人を導く幼き司令官の姿を見せた少女に、淫魔はニヤリと唇を歪めてみせる。
過去の可能性が潰えているのなら、残るは未来の可能性。琴里が本当にこの夢を耐え抜くことができるかどうかの可能性――――未成熟でありながら美しい女体を前にして、視線の〝質〟を切り替えた淫魔が妖艶に笑った。
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
「ひ、ぃ……あっ♥あっ♥あっ♥」
くちゅ♥ くちゅ♥ くちゅ♥
指の上下運動に合わせて鳴る淫靡な水音。粘着質な蜜が絡み、秘部と指の擦れに不自由のない快感をもたらしている。
天女と見紛う可憐な少女はその神々しさを失い、暴れてしまう幼き身体を魔法陣の拘束で諌められて、よがるように腰をくねらせる淫らな少女の様相だった。
霊装がはだけ、アクラの指で秘部を擦られている――――逆に言えば、琴里はそれだけで快楽に染まった官能の声を喉から引き絞っていた。
「あっ、あっあっあっ♥♥ や……く、るっ♥♥♥ これ、以上は、だ……イッ、あぁぁぁぁぁぁぁ〜〜〜〜〜♥♥♥♥♥」
プシッ、プシャァァァァァァァ♥
表面だけを擦る優しい手淫。にも関わらず、琴里は腰を突き上げながら絶頂。頭を真っ白な快感で染め上げ、解れ開かれた秘部からまるでお漏らしのような愛液をシーツに染み込ませてしまった。
(ダメ♥ これ、らめっ♥)
何も考えられなくなる。目の奥からチカチカと閃光が走り、身体の底から絶大な疲労感が彼女を襲って思考を鈍らせる。
――――至極当然の結果だろう。淫魔というものを言葉でしか知らずにいた琴里は、彼の力を見誤った。
精霊の本領を発揮できない以上は司令官として向き合うしかない。しかし、力で対抗、ないし逆転の目を残すことのできる精霊と異なり、司令官は夢の世界で彼女に毅然とした態度をもたらしてくれるだけなのだ。
それがアクラのスイッチを入れた。そしてスイッチが入った淫魔が快楽を知らない小娘を弄べば、結果など火を見るより明らかだった。
「よし、これで〝準備〟完了。いつもはもう少し念入りにやるんだけど、琴里にはこれで十分かな? 本人が何されても平気だってお墨付きをくれたからねー♪」
「……へ?」
しかも、琴里は信じられない言葉を耳にしてしまった。
耐えられない、崩される。予想の遥かに上をいく快感。それら全てが、アクラにとって下準備でしかなかった。
尻穴まで愛液で濡らすような快感。引き締めていた顔が蕩け、食いしばっていた歯が緩み、惨めに涎と鼻水を垂らしてしまう快感が――――準備運動だと、彼は琴里にわざとらしく聞かせてきたのだ。
「いつもは色んなところに付けるんだけど……琴里は特別な場所に集中してプレゼントしてあげる」
そうして呆けた琴里に容赦なく、アクラは指先に淡い光を宿しながら彼女の濡れて開いた秘部に手を添えた。
そこには豆粒のように小さい局所、女体の陰核、まだ本人でさえ快感という意味では触れたことのないクリトリスがあり、
「……の゛お゛ッ!?♥♥♥♥♥♥」
そのクリトリスにアクラの指が触れた瞬間、琴里は今生で一度たりとも出したことのない野太く間抜けな悲鳴を上げ、一瞬目を裏返らせながら腰を限界まで跳ね上がらせた。
魔法陣に手と足首を縛められた琴里の稼働領域は少ない。故に絶頂をした際、彼女の身体は絶頂を得た箇所に近い腰と、主立って動かせる顔を集中して動かしてしまう。
「お゛ぎょッ!?♥♥♥♥♥ お゛ぅ゛お゛♥♥♥♥ お゛ぉ゛♥♥♥♥ お゛っお゛っお゛う゛ぉ゛〜〜〜〜〜〜〜ッ゛!?♥♥♥♥♥♥」
その結果、琴里はクリトリスから伝わる継続的な快感に腰をカクッ♥カクッ♥と惨めに振り、首を反らし下品な嬌声を喉奥から全力で叫び上げることになった。
「っ!♥♥♥♥ ッッ!?♥♥♥♥♥ っ〜〜〜〜〜〜〜♥♥♥♥♥♥」
ぢょろろろっ、ぷしゃっ、じょぼぼぼぼぼぼぼ〜〜〜〜♥♥
終わらない舌出し仰け反り腰ヘコ絶頂に、遂には小便まで大胆に溢れ返してしまう琴里。夢の中であれば本来の許容量など無関係とばかりに溢れた黄色の聖水が、久しく濡らしていなかった愛用のベッドにじょぼじょぼと溜め込まれていった。
もちろんこれは夢の中だ。が、琴里の失禁が無制限にできるとはいえ、衝撃のあまり漏らしたのは彼女自身の意思。
大口を叩きながら快楽に屈して無様失禁をたっぷりとした琴里に、アクラは相応に時間をかけ、彼女の陰核から指を離す。さらには、琴里の愛液と小便で濡れた指をペロリと味わうように舐めながら声を発した。
「お待たせ。さ、見てごらん」
「は、はっ……一体、なにを、した――――――」
思い出したくもない下品な声を上げた絶頂の余韻で、無意識に涙を浮かべながら琴里は言われるがまま顔を上げ、自身の股間部を見遣った。
「――――え」
そうして目撃した、目撃してしまったのは自身の変わり果てたクリトリス、否、クリトリスような〝竿〟であった。
淡い光の紋様が絡み付いた肉の棒。それだけならば男のペニスが想像できるが、ペニスほどの太さはなく亀頭も存在しない。細長い肉棒のようなフォルムのそれは――――通常では不可能なほど勃起したクリトリスに他ならない。
「――――ッッ!!」
言葉を失っていた琴里が我に返って殺意を向ける。自分の身体に……愛しい兄に捧げることを夢見る年頃の少女であれば、怒り狂って当然の仕打ちをアクラは行った。
だが、その射殺さんばかりの視線は一秒足らずで霧散することになった。なぜなら、
「はい♪」
「おほひぃ〜〜〜〜〜〜〜ッ!?♥♥♥♥♥♥♥」
そのクリトリスならぬ〝クリチンポ〟をギュッ♥と指で掴まれた刹那、琴里は視界が白一色に染り脳髄が破壊されるような激しい絶頂に襲われ、また間抜けな嬌声を首を反らして放ってしまったからだ。
シコッ♥シコッ♥シコッ♥ シッコシッコシッコ♥♥ シコシコシコシコシコッ♥♥♥♥
「お゛ぉ゛っっっっ!?♥♥♥♥ お゛♥お゛♥お゛♥お゛ぉ゛♥♥♥♥ んほっ、んおっほぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉっっ!!♥♥♥♥♥♥」
強く握られながら、今度は扱かれる。まるでペニスを手で扱かれるように細い肉棒を上下に擦り上げられ、琴里は為す術なく腰を突き上げ潮を吹き散らかしてしまう。
男のモノと違い射精すれば萎える、などという優しい機能はクリチンポに備わっていない。一切の痛みがない純然たるクリ扱きの快感。生易しいものではない快楽を延々と脳髄に送り込まれ、琴里は言葉にならない声を上げて絶頂し続ける。
「ふふ、そろそろベッドから移動してみようか?」
その間、琴里は為す術を持たぬままアクラの手の内で踊る。
扱かれイキ続ける琴里の手足が魔法陣に吊られ、手は真横に足はピタリと付き、空中で固定。T字になるように琴里は磔にされてしまう。
魔法陣によって空中に磔られた琴里の姿は滑稽であった。何せはだけた和装の股部から、彼女の貧乳とは比べ物にならないほど細長く立派なクリトリスが飛び出し、それを扱かれ下半身をずぶ濡れにしているのだから――――しかもその姿は、同じく空中に設営された大きな鏡に余すことなく映し出されている。
「ほら琴里。今の自分をしっかり見てみようか」
「おぉっ?♥♥♥♥ んおっ……や゛、あ゛ぁぁぁぁぁぁっ!♥♥♥♥♥」
誰が好き好んで醜いクリトリスを扱かれ、だらしなくイキ果てる自分自身を観察したいなどと思うのか。言葉にならない拒絶の意思が何とか彼女に瞼を伏せることを許した。
「ちゃんと見たら、その間だけ琴里のクリトリスをシコシコするのを弱くしてあげるよ?」
「っ……んおぉぉっ!♥♥♥♥♥」
しかし、そう言われては閉じた瞼を開かないわけにはいかなかった――――たとえ罠だと、甘い誘惑だと簡単に予想ができたとしても、その簡単な予想すらイキ果てる琴里には許されてしないのだから。
「――――あ♥」
それは、とても自分のものとは思えない姿だった。
勇ましさを無くし、卑猥にはだけた和装。顕になったコンプレックスの胸元には自分が垂らした涙と鼻水と涎が汗と絡み合い、酷い光景だ。
その顔は蕩け切って見たこともない面で、何より長身になった淫紋クリトリスがあまりにも醜い。ビクビク♥と脈動し、触れればさぞ気持ちが良いであろう淫猥なクリチンポ。
「はぁ……あ……――――ッッ!?」
――――琴里はそんな自らの悲惨な姿に、心のどこかで興奮をしてしまった。
慌ててその吐息と思考を振り払う。
「ふぎっ!?♥♥♥♥♥ んほほぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉっ!!♥♥♥♥♥♥」
「はい、休憩おしまい」
だが、次の瞬間にはまた地獄に突き落とされてしまった。笑みを浮かべた残酷な淫魔の指で、クリトリスを激しく扱かれる――――扱かれながら、琴里の腰はヘコッ♥ヘコッ♥と自ら動き始めた。
「おっ♥ おっおっおお〜〜〜〜〜♥♥♥♥♥」
ヘコッ♥ヘコッ♥ヘコッ♥ヘコッ♥ヘコッ♥
磔られながら、発狂しそうなクリ扱きをされながら、それを助長する無様な腰ヘコダンスを無意識に始めてしまう琴里。
言葉と戦意を喪失し、イキ続けながら変態腰振りをする姿はもはや司令官に非ず。そうなれば、あとは転げ落ちるのみだ。
「お゛っ♥♥♥♥ むり、じぬ゛♥♥ くりどりずしごしごじないでぇぇぇぇぇぇっ!♥♥♥♥♥ イグ、イグゥゥゥゥゥゥゥゥッ!♥♥♥♥♥♥」
六喰に見せたような教育半分のやり方がどれだけ優しかったのか。あの琴里が白目を剥きかけ、止まらないクリ扱きに根を上げたことから容易に察せられた。
「あれ、もう降参なんだ? じゃあ……俺に謝ったらまた弱めてあげるよ」
「っ……ふお゛ぉッ゛!♥♥♥♥♥」
プッシュゥッ!♥♥♥♥
そんな条件は飲めない。自らアクラに屈するようなことをすれば、負けを認めて彼の自由を許すも同じだ。皆を守るために僅かでも屈するわけには――――
「大丈夫大丈夫。俺は琴里に何を言われたって、君を理由にして他の子に手を出すようなことはしないからさ。ほらほら、次に弱めた時に言わないと、ずっとこのままだよ♪」
「ほぎぃぃぃぃいいああああああああああっ!!♥♥♥♥♥♥♥」
シコシコシコシコシコシコシコシコシコシコッ!♥♥♥♥♥♥
そう思いたい気持ちと、アクラの言霊に流されてしまいそうになる弱音。何より身体中の体液を射精のような潮吹きで持っていかれ、クリシコでイキ死んでしまいそうな感覚に琴里は喉が潰れそうな悲鳴を上げ続け、次第に精神まで削り取られつつあった。
――――弱めてもらわなければ、本当に扱き殺されてしまう。
「……っ、反抗的な態度を取ってしまい申し訳、ありませんでしたっ! 不快に、思わせてしまい……すいませんでした!! ――――んぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁっ!?♥♥♥♥♥♥」
しかし、アクラの示唆したタイミングを見つけ、断腸の思いで吐き出した一度目の謝罪はクリ扱きの再開という形で無為に帰す。
「どお゛じでっ!?♥♥ イッだ、の゛に゛ぃ!?♥♥♥♥」
「んー、ちょっと生意気だったからかな? もっと心から……懇願するみたいに、ね?」
「――――ひっ♥」
怖い。怖い怖い怖い――――あれほど立ち向かうと誓ったはずの心が恐怖に歪む。
これほど恐ろしい生物はそういない。これは天敵だ。精霊ではなく女の天敵だ。そして精霊の力を振るえず、振るうわけにもいかない事情を持つ琴里にとっての天敵とも言える――――同じくアクラにとっても、琴里は決して捨て置くことのできない天敵であるが故に容赦というものがなかった。
「……許して、許し……ごめっ、ごめんなさい! ごめんなさい!」
ただその天敵同士の争いと、涙ながらに懇願を始める琴里を見てみたいというサディスティックな嗜好のどちらが優先されているかは、彼女の態度から方針を変えたアクラの行動からハッキリと見て取れる。
「生意気なことを言ってすみませんでした! 真剣に謝ってなくてすみませんでした! みっともないクリチンポですみませんでした!!」
涙を流して鼻水を啜り、涎が散る締りのない口で力の限り謝罪をする琴里。なまじ霊装を再現しているからこそ、鬼と天女を思わせるその美しい姿で惨めな振る舞いを選ばせる――――これほど甘美な味は、五河琴里が行えばこそだろう。
「だからやめて、お願いぃぃ!! 私のクリチンポしこしこしゅるのらめぇぇぇぇえええええ!!♥♥♥♥♥」
その様はたまらなく淫魔をそそらせる。その決意を滲ませていた幼き少女が雌に堕ちることがたまらなく愛おしい。
たまらなく楽しく。たまらなく悦ばしい――――だから淫魔は度し難いほど与えることを止められない。
「次はキスしてる間だけ弱くしてあげる。さあどっちがいい?」
「やらっ♥ キス、や――――の゛ほお゛お゛お゛お゛お゛お゛ッ!♥♥♥♥♥♥」
もし一瞬でも逆らえば激しいクリ扱きが待っている。アクラの指捌きは、琴里が恐怖して可愛らしい声が野太く下品な喘ぎに変わってしまうほどのもの。
「……んんっ♥♥♥♥ ん〜〜〜〜〜っっ♥♥♥♥♥」
しかし大人しく唇を開け渡せば、今度は蕩けるような口付けの凌辱。だが離せばまたクリ扱き地獄であり、琴里は磔の身体を必死に伸ばしてアクラにキスをせがむ屈辱を味わう。
「ん゛お゛ぉ゛ッ゛!♥♥♥♥♥ お゛ぉ゛う゛♥♥♥♥ お゛っ゛お゛っ゛お゛っ゛♥♥♥♥ お゛ん゛ぎぃぃぃぃいいいいいいいいいっ!?♥♥♥♥♥♥」
それが終わればまた次の〝休憩〟まで延々とクリチンポ扱きをされ、快感を求める卑しい女体は腰をヘコッ♥ヘコッ♥ヘコッ♥ヘコッ♥と前後させクリ扱きの助力をし、喉は疲れ果てるということを知らず濁った嬌声を叫び続ける。
歯を食いしばっておかしな表情をしようと、舌を垂らして目を上擦らせようと、快楽を逃がしきることは不可能。琴里はアクラの気まぐれの慈悲が来るまで、ひたすら最大勃起のクリチンポを余すことなく扱き切られた。
「や゛だ♥♥♥♥ もう、や゛べでぇ゛!♥♥♥♥ だずげでおにーぢゃん゛!♥♥♥♥ おにーちゃぁぁぁぁぁぁん!♥♥♥♥♥」
成熟し、優れた精神を持っていようと彼女は幼い。いいや、たとえ幼さがなかったとしても異常な環境で誰かに縋り付くのは当然の権利だ。
もっとも――――その人物が琴里の望む形で現れるとは限らないのだけれど。
「――――お疲れ様。腕ずっと上げてたから疲れたでしょ」
「……っ♥ ぁ……、っ♥」
アクラの膝を椅子代わりにしていたのはいつ頃からだったのか。魔法陣に絡め取られていた手首に自由が戻り、華奢な両手が力なく滑り落ちた。
しかし、琴里はろくな反応を示さない。示せない、というのは異論のない指摘だ。イキ果てて精根尽きた琴里は、憎い淫魔の膝に座っていることしかできない。琴里の身体でまだ気力が残る部分は、小便のように愛液を漏らし続ける秘部とそれに類する淫紋のクリチンポという情けのない象徴だった。
もう一刻も早く終わってほしい。これが夢なら覚めてほしい。アクラに無防備な女体を差し出しながら啖呵を切った琴里の決意は、クリ扱きの連続絶頂を前に塵一つ残さず焼き尽くされた。
「よく頑張ったね。強がりな琴里もいいけど、そうしてるともっと可愛い。君もそう思うでしょ――――士織」
「…………………………ぇ」
――――ガタン。そんな音が鼓膜を震わせ、同時に強烈な香りが琴里の鼻腔を擽った。
単なるクローゼットの中で、一体どうやってそれほどの臭いを隠せていたのか。夢の中だからか、急速に思考を取り戻した琴里は現実逃避のように全てが無駄な思案をした――――現れた全裸の〝少女〟に目を見開いた。
「お、に……ちゃ……、ん?」
その身体は琴里のものより女らしい。長身に備わった柔らかい女体美の線。その胸の膨らみとクビレが彼女を〝少女〟たらしめている。
――――少女からかけ離れた剛直と呼べるだけのペニスが局部から生えていなければ、誰もが彼女を純粋な女として扱うだろう。
だが琴里が彼女を見て兄と呼んだのは、両性具有が原因ではなく、彼女の容姿にあまりにも覚えがありすぎたからだ。背に烟る青みがかった髪と中性的なその面。
「……こと、り♥」
覚えがあるどころではなかった。彼女は五河士織。兄が演じる女としての姿――――今はそのふたなりをはち切れんばかりに勃起させた、琴里に発情した獣の名だ。
「ひ……っ!?」
普段の兄であれば、琴里は〝まだ〟怯えることはなかったかもしれない。しかし、精根尽き果てた身体にぶつけられる士織の異常な発情、獣の視線、迫ってくる威圧に等しい欲情に琴里は本能的な恐怖心を抱いてしまった。
なぜ士道が士織になっているのか。本物なのか。本物なら、わざわざ女の身体に睾丸のない擬似的なペニスを生やしているのは何なのか。まず真っ先に混乱と共に浮かぶはずだったそれらの疑問を捨て、琴里は縋り着いた――――よりにもよって、憎き淫魔の身体に。
「あれ? 俺でいいの?」
「――――っっ!! ふ、ざけ……あっ!」
自分が何をしたのか気づき、琴里は自ら抱きついたアクラから離れる。が、それは二重の意味で琴里の失策だった。
一つは純粋に琴里の身体が動けるほど回復はしていないこと。その結果、彼女は転がるように横這いにならざるを得なかった。それこそ二つ目の失策――――琴里に発情した士織が、その手を伸ばして彼女を掴み上げられる位置まで近寄っていたことだ。
「琴里♥ 琴里ことりコトリぃぃぃぃっ!♥♥」
「ひ……や、やめ、やだ! おにーちゃん! やだ、やめてぇ!」
単調な制止しかかけられないか弱い妹に対し、兄……姉の士織は信じられない力で彼女を蹂躙し出した。
霊装を剥ぎ、否、引きちぎり琴里の生肌を余すことなく露出。お互いに全裸となり、生まれた姿で妹の足を開いて押さえつけた姉が成すべきことを定めた。
裸で性器を向け合う。片や細いクリチンポ。片や太ましいふたなりメスチンポ。女同士でありながら、互いに惨めで立派なものを持つ倒錯的な姉妹が行うは――――原初的な快楽の交尾。
「あ、あぁぁぁぁぁぁぁぁっ!?♥♥♥♥」
「ふぁぁぁぁぁぁ……っ!♥♥♥♥」
ズプンッ♥♥♥♥
まるで初めからそこに入ることが決まっていたかのようにスムーズな挿入。メスチンポが琴里のイキ果て熟れたマンコに突き刺さり、挿し込んだ当人は感嘆の声を上げ、挿し込まれた側は目を見開き肉棒の初挿入に首を反らすほど感じていた。
「あっ♥あっあっ♥♥ 琴里のおまんこ気持ちいいっ♥♥♥ いっぱい締め付けておちんぽ溶けちゃいそぉ……♥ 琴里♥琴里♥琴里♥ あは、あはははっ♥♥♥♥」
「……や、ぁ♥♥ あっ、ひ……くぅ♥♥」
――――しかしそれは、交尾というよりレイプの現場だろう。
裸身の幼子に発情し、狂ったように腰を振る。そこには気遣いなど一切ない。それを直に感じ取り、琴里は耐え切れず涙を流した。
それは、彼女自身が辛いから……というだけではない。琴里という形をした女の身体に興奮し、ペニスを沈めるためのオナホとして使っている――――最愛の兄がそんな風になっているのが悲しくて仕方がない。それに感じてしまっている自分が悔しくてたまらない。止められなかった自分が情けなくて涙が止まらない。
目の前の士織が本物であれ偽物であれ、そうさせていることが琴里はたまらなく嫌なのだ。快楽を貪るためだけに腰を振るような人間では決してないはずなのに――――――
「士織、ストップ」
「んほぉ!?♥♥♥♥」
「……ふぇ?♥」
それは意外なことに、傍観者となっていた彼も〝同意見〟のようだ。
獣の発情を琴里に見せつけ、彼女が流す涙にすら反応を示さなかった士織の顔が異なるものへと変わった。快楽を楽しむ蕩けたアヘ顔から、自身の性感帯で諌められた無様なオホ顔へと。元が可憐だからこそ興奮を誘い、士織がどれだけ〝少女〟になっているかが読み取れる。
「あのね士織、女の子はちゃんと気持ちよくさせてあげないと駄目でしょ。あ、今は士織も女の子だから、その辺は教育不足だったかな。――――よく思い出して。士織にとって琴里は性の吐き出し口じゃない。ほら、こんな風に」
そう言いながら、グリィ♥と士織の解きほぐされた尻穴の一部分をアクラが押し込んだ。
「おほぉぉぉぉっ!♥♥♥♥ イクっ、おちんぽイクゥ!♥♥♥♥♥」
「んあ゛ぁぁぁぁぁっ!?♥♥♥♥♥」
ビュルルッ、ブビュルルルルルルッ!♥♥♥♥
喘ぐ琴里をずっと見せられ、オナニーをすることさえ許されず溜まりに溜まっていた精液がそれだけで解き放たれ、琴里の子宮を本当の意味で蹂躙した。
叩きつけられる暴力的な精液の奔流。直前までにあった悲しみが入り交じった快感を、士織の射精で押し流したように琴里が絶頂する。
「ね。二人とも気持ちいいでしょ」
たった一本の指で持論通りに二人を同時に気持ちよくして見せたアクラは、満足気に指を引き抜いた後、その手で士織のお尻をパァン♥と鼓舞するように叩いた。
「うひぃ!?♥♥♥」
「さあ、姉妹仲良く気持ちよくなろうか♪」
「や、やめ――――」
その鼓舞で士織の動きが再開。また士織に獣のようなセックスを選ばせてしまう――――
「んおっ!!♥♥♥♥♥」
そう思った矢先、子宮を押し潰すような快感に琴里まで獣の声を上げ、イク。何の冗談でもなく、琴里は士織の一突きで悲しみなど感じないほどの絶頂に喘いだ。
パンッ♥パンッ♥パンッ♥ と肌を打ち付け合い、結合を抽挿し、ピストンで感じ合う。単調で獣のような性交なのに、
「ごめん、ごめん琴里♥♥ ちゃんと、気持ちよく、なろうねっ♥♥♥ あ、おちんぽイクっ、琴里とイクゥ!♥♥♥♥♥♥」
「あぎっ♥ お゛♥♥ んっ♥♥♥ んおっ、んほ♥♥♥♥ あ゛、あぁぁぁ〜〜〜〜〜〜〜♥♥♥♥♥」
そのたった一つで、士織が語りかけてくるだけで、正気ではないとわかっていても、琴里は心の底から満たされた喘ぎ声を止めることが叶わなかった。
「おにー、ちゃんっ♥♥ おにーちゃんおにーちゃんおにーちゃん――――あっ、イクっ♥♥♥♥ イクっ、イクっ、イクっ♥♥♥♥ おにーちゃんのおちんぽで、イッくぅぅぅぅぅぅぅぅぅっ!♥♥♥♥♥♥」
正気ではないからこそ、姉妹は絡み合うように一つになる。性器を打ち付け、腰を擦り付け、胸を擦り付け合う。女の身体と改造された部位で二人は我を忘れて快楽を貪り食う。
「あっ♥ 琴里のクリチンポ♥♥ 私のお腹でスリスリしてる♥ いいよ、もっとゴシゴシして♥ 琴里な可愛いクリチンポぉ♥♥♥♥」
「らめっ♥ とまらにゃい♥♥ ん゛お゛っ♥♥♥♥ クリチンポらめぇ♥♥ ちんぽ♥ ちんぽちんぽ♥♥ 士織のお腹でゴシゴシしてイグぅ!♥♥♥♥♥」
どぷん♥どぷん♥ 早漏ながら無尽蔵の精液が琴里の子宮を制圧し、身体を重ね合い、心を溶かし合い、
『――――んっ、ちゅっ♥』
当然のようにキスを重ね、淫猥な姉妹が全てを忘れて快楽に堕ちていった。
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
「おっほぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉっ!?♥♥♥♥♥♥」
――――それから夢の中で数時間と経ち、琴里は再び絶望へと突き落とされていた。
士織の精液が絡まった身体で四つん這いになり、尻穴を肉棒で拡張させられてオホイキ顔を晒す。俯くことは許されず、霊装の一部である角をハンドルのように握られて彼女はアナルセックスをさせられていた。
それは当然、琴里とのケダモノ交尾に力を使い果たして床に座り込んでいる士織ではなく、余力を余らせ切ったアクラの仕業だ。
「んー、琴里のアナルは少しキツいね。琴里の考え方みたい……っていうとちょっと寒いかな? まあけどこれはこれで凄く気持ちいいよ♪」
「おっ、おほっ♥♥ んおっ、おうっおうっおぉっ♥♥♥♥ お尻、壊れ、るぅ!♥♥♥♥ なん、でぇ!♥♥♥♥」
今度こそ終わったと思っていた。士織を……士道を既に利用されて、完膚なきまでに琴里の信念をへし折られた。アクラに抵抗する気力を削がれ、ボロボロの琴里は屈服という形で解放される。
「え? だって俺は淫魔だよ? 見てるだけだと持て余して仕方ないじゃん。だからマンコは士織でアナルは俺が使わせてもらおうかなって……キスは上書きしたし、琴里もこれくらいは許してくれるでしょ?」
「ゆるす、わけ……んほぉ♥♥♥♥♥」
そう思い込んでいたのは琴里だけ。淫魔の気まぐれな理屈は琴里の想像を超え、怒りが再燃する。
だがそれも一瞬。結腸を奥まで突く肉棒にオホ声を上げさせられ、仮に四つん這いで惨めにビタン♥ビタン♥と自身の腹を打ち付けるクリチンポを触れられてしまえば、琴里の復活した反抗心はたちまちに殺されてしまうだろう。
そして――――淫魔は琴里の恐ろしいまでの反骨精神を悟ったからこそ、楔を打ち込みにかかった。
「ああやっぱり。琴里は油断できないなぁ。だから、しっかり誓ってもらわないと」
「な、に……んほお゛お゛お゛お゛ッ♥♥♥♥♥♥」
ブピュルブピュルッ♥♥ ブビュッブピュルルルルルッ!♥♥ どぷッ♥どぷッどぷッどぷッ♥♥
アナルに注がれる射精。それは琴里の子宮にたぷんたぷんと溜め込まれた士織のものと違い、ある役割を明確に持ったザーメンだった。
初めは水っぽく、次に重圧な塊で蓋をするように絡み合う。琴里が初アナル射精でケツアクメをしている間に、そのザーメンは強固に〝固まって〟琴里の結腸内に圧し留まる。
「おほぉ……お゛ぉ!?♥」
アクラの肉棒が引き抜かれ、捲られた琴里の肛門が元通りに硬く閉ざされたとはいえ、それは一滴足りとも零れることなく彼女の腹に留まった。
尻穴から注入された強固な液体に腹を抑えて踞る琴里に対し、アクラは相変わらず楽しげな――――今回ばかりはサディスティックな、というべき笑みで言葉を紡いだ。
「俺に屈服して、もう二度と逆らいませんって言えたらここから出してあげるよ。君は俺が許せないだろうけど、俺も士道の妹とは〝仲良く〟したいんだよね――――まだまだ、みんなが士道を悦ばせるには足りないからさ。その間だけ俺の邪魔をしないでほしい。そのために、何をいえばいいかは〝頭の中〟に浮かんでるよね?」
「っ!!」
何もかもに〝ふざけるな〟と返してやりたかった。士道はアクラのすることを悦ばない。仮に士織が本物だとしても、彼が望んでそうなったのではないと琴里は叫び上げる自信がある。
精霊たちもそうだ。精霊は彼の玩具ではない。彼がそう思っていなかったとしても……思っていないと断言できるからこそタチが悪い。アクラに嘘がないからと言って、これほどの快楽を与えられた自分たちがいつ道を踏み外し、狂ってしまうか。それを誰が保証してくれるというのか。
彼女はそれを言ってやりたかった。彼の価値観がそれを理解できずとも、言うべきことだった。五河琴里は淫魔に屈することなく、アクラを止めなければならないのだから。
「……こ、この度はアクラ様にご迷惑をおかけし、まことに申し訳ありませんでした♥ お詫びとして反省の排泄をさせていただきます♥」
そう、淫魔に身体を差し出して逆らう気でいた浅はかだった女は思っていた。だが、淫魔に蹂躙された雌は頭に浮かんだ言葉たちを口から吐き出し、身体を折り曲げ頭を下げて無様極まる屈服を選んだ。
――――五河琴里とアクラは天敵同士だと語ったのは紛うことなき真実だ。
実際のところ、彼らの相性関係は互いに干渉を行う順序が後か先か、その違いでしかない。
琴里が後手になったが故に彼女はアクラに土下座をし、アクラは笑みを浮かべて彼女の謝罪を引き出すことができた。
「も、もう二度と逆らいません♥ 夢でも現実でも誓いますっ♥ だから……みんなに、酷いこと……しないで……っ!」
仮に彼女が残酷な性格ならば、もう少し〝楽〟をすることができたのかもしれない。
だが彼女は、五河琴里という少女は――――聡明でありすぎるが故に、少し優しすぎた。
「うん。琴里がしっかりやり遂げてくれたら、俺も約束するよ♪」
「〜〜〜〜〜〜〜っ!!」
ああ、それが嘯いているとわかっている。アクラは本気で精霊を快楽に漬けようとしているのだ。純粋に自分だけで弄びたいのなら、士織を教育などしない。
しかし、ここで琴里がやらなければ彼は琴里にしたことを他の子にもしてしまうかもしれない。この屈服宣言は、最低限それをさせないために琴里が引き受ける意味合いも込められている。自分が堕ちる段階でさえ、それを咄嗟に約束させた琴里にアクラはまた上機嫌なる。
そんな憎たらしい存在に苦渋を舐めながら、身体を丸めて手を地面に突けて平服しながら、
「アクラ様ごめんなさい!♥ 反省の排便――――始めますっ!♥♥♥♥」
ぶびぃぃぃぃいいい!!♥♥♥♥
琴里は全ての屈辱を受け入れ、肛門に力を込めて下品なオナラをひり出した。
出したくて出したわけではない。中身を排泄するには、屈服したと証明するには避けられないものだった。それでもうら若き乙女が大音量でガスを放射するという行為は、土下座で下げた顔が真っ赤に染まるほどの恥辱。
しかもそれで終わりではないのだ。放屁はあくまで準備段階。頑なに閉じる肛門を開け放ち、琴里は渾身の力を込めて〝土下座排便〟を始めた。
「んん~っ!!♥ ふぬっ、くぅ……んぎぃ……!♥♥」
もこもこっ、むりむりむりむりっ!♥
琴里の硬く小さな肛門から、白濁色の塊が頭を出し、排便そのものの流れで外へと排出される。
ザーメンは本来のものより二重の意味で硬い。解れ切っていない硬いアナルを押し広げ、ザーメンゼリーが彼女の後部にずるずると吐き出される。
「ふ、ふんぬぅぅぅぅ……はっ、あぁぁぁ!♥♥」
ぶぼっ、ぶぶっ、ぶりり……ずるずる、むりむり、ぶりっ、ぶりぶり!♥♥
土下座でいきんでいられることで、辛うじてその顔を伏せていられることが琴里にとっての救いだろう。だが、彼女の肛門は下品で低俗な放屁と排便音を繰り返し、長く太いザーメンゼリーに入口が捲れ上がる恥辱を公開してしまっている。
それを以て屈服とし、誓いを立てる。土下座排便という人として見せたくない恥を晒す屈服の宣言。
「……あ。そういえば夕弦がこういうことしてたっけ」
――――それこそ、淫魔の気まぐれらしく魔が差したのだろう。
琴里の屈服排便を餌にするように楽しんでいたアクラが、あるやり方を思い返してニヤリと微笑み、魔法陣をたった今肛門から排泄された腸液で濡れたザーメンゼリーの先端にセットし――――中に押し戻した。
「んごぉぉぉぉぉぉ!?♥♥♥♥ 戻って!?♥ 戻ってきたぁ!?♥♥ ザーメンウンコ逆流してくりゅぅぅぅぅ!!♥♥♥♥♥」
ぼびぃぃぃぃぃぃいいいい!!♥♥♥♥♥
無様な自分に耐え、必死に半分ほどひり出したザーメンゼリーが肛門から空気を押し出しながら中に戻っていく。単に戻るだけではなく、肛門口を削り取るように押し戻され、大放屁までさせられ、琴里は首を反らして排便顔を見せつけてしまう。
目を剥き、鼻を広げた誰にも見せられない力んだ表情。全て、全部、余すことなく見られた。
「屈服宣言にまだ悔しいって感情がこもってた気がしてさ。今度はもう一回……しっかりと、ね?」
そして、アクラの取って付けたような理由に対して、
「私、ド低能司令官五河琴里はアクラ様のご厚意を察することができず、大変なご迷惑をおかけしました!♥ そのため、お詫びとして反省のお下劣変態脱糞をさせていただきます……いえ、させてください!♥」
もう琴里は逆らうという考えにすら至らず、今度は頭を地面に擦り付け、自身の小ぶりな尻を踵から離して掲げるように土下座した。
排便から押し戻しでなお解れない肛門は、これ以上は本当に裂けてしまうかもしれない。実際にそんなことはないとわかっていても、琴里は謝罪排便で〝感じる〟という屈辱を一分一秒でも早く終えたかった。
「石頭な琴里のキツキツアナルからカッチカチのうんちゼリーをぶりぶりひり出す音を聞いてください!♥ 大音量のオナラと一緒にザーメンうんちぶり〜♥ぶりぶり〜♥ってするところを見てください!♥」
淫紋を通して頭に刻まれた下劣な単語を選び、全力で屈する道を選ぶ。その赤毛の少女が琴里だとわからなくなるほど、彼女は淫魔に対してプライドを捨て、徹底的な服従を選んだのだ。
「アクラ様、大変申し訳ございませんでした!♥ 糞漏らしの琴里完全屈服!♥ 大反省の大放屁脱糞、始めさせていただきますっ!♥ ――――ふんぎぃぃぃぃぃぃいいいいいい!!♥♥♥♥♥」
ぶびびぼぼぼぶぼびぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!!♥♥♥♥♥
掲げた尻に入れた力だけで精一杯開いた肛門。そこから琴里の身体を地面に押し付けるような空気砲が発せられた。
めりめりっ、めりめりゅう、ぶりぶりぶりぶりぶりぶり!♥♥♥♥♥
そこから足りない分を押し広げ、出口を裂き切らんばかりの勢いで白濁の排便が琴里のケツ穴から迸る。
「ふんごぉぉぉぉぉぉ!!♥♥♥♥ ふぎっ、んごっ、ふんぬぅぅぅぅぅぅ!!♥♥♥♥♥」
一度目とは全く速度が違う本気排泄。無論、それは琴里の羞恥を捨てた努力があればこそ。プライドや恥ずかしさを感じる心など、皆を裏切って淫魔に屈したことを考えれば自分には高尚すぎるものだと〝言い聞かせ〟ながら、琴里は全力でザーメンゼリーを排便し続けた。
言い聞かせるだけで羞恥が潰せるのなら彼女は人ではない。少女らしさを隠せないから琴里は乙女なのだ。いきんだ顔は屈辱の涙と――――排泄という原初の快感に濡れてアヘ顔へと変わる。
ぶりりっ、ぶりぶりぶりぶりっ!♥♥ むりむり、もりもりもりもりっ!♥♥ ぶりゅぶりぶりぶりぶりぃぃぃぃぃぃぃ!♥♥♥♥
「痛いぃぃぃぃ!♥♥ ケツ穴裂けるっ、切れちゃうぅぅううう!♥♥♥♥ ――――でも……気持ちいいのぉ!♥♥♥♥♥ 堅物ザーメンウンコで肛門痛めつけるの気持ち良すぎるのほおぉぉぉぉぉぉぉ!!♥♥♥♥♥♥」
いつしか琴里の腰はより高く掲げられ、顔は犬が這い蹲るように前を向き、排便ケツアクメに屈した変態ド下品司令官のアヘ顔と――――悪戯な笑みを浮かべたアクラが指で描いた〝肛門の〟淫紋が輝いていた。
「ぬほぉぉぉぉぉぉっ♥♥♥♥ ケツ穴擦れてイグッ!♥♥♥♥♥ ザーメンうんちぶりぶりイクっ!♥♥♥♥♥♥ おまんこ潮吹きでクリチンポ叩かれてイクイクッ!♥♥♥♥♥♥ 惨めに全部出しながらイッぐゥゥゥウゥウウゥウウウウウウウ――――――――ッ!!♥♥♥♥♥♥♥♥」
ぶぶぶぶ、ぼふぅうううう!♥♥♥♥ ブシュッブシュッブシュッ!♥♥♥♥ ぶりぶりぶりぶりぶりゅりゅりゅ!♥♥♥♥ ブシュッぶりっぶりっブシャァァァァッ!♥♥♥♥ ぶりゅりゅぶりぶりぶりもりもりもりぼりゅぶぶぶむりむりずるずるずるぅ――――ぶぼぶびぶりぶりぶりぶりぃ!♥♥♥♥♥♥
「ん゛ほぎょお゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛――――――――ッッッ゛!!♥♥♥♥♥♥」
――――ぼぶっ、ぼびぃ!♥♥♥♥♥
琴里は生きていることが恥ずかしいほどの下品ザーメン排便をやり遂げ、最後の一切れのその汚らしい音で屈服を宣言し切った。
べちゃ♥と白濁の管が腸液を弾けさせて部屋に落ち、小柄な腹に溜まっていたとは思えない長さのザーメンゼリーが反骨精神の重さと大きさを示すように渦を巻いている。
「…………ぉ、おぉ〜〜〜〜♥♥♥♥」
それをひり出し、残ったのは琴里だったもの。長いザーメンゼリーを振り絞った余力に捧げ、白目を剥いてカエルように四肢を広げて失神した排便少女。と――――――
「……………………あ、ヤバ。士道に殺されるかも」
――――いつものことながら、楽しみすぎて少々と理性というものが足りていないアクラの冷や汗のみだった。
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
「………………」
――――その夢を琴里は二度と忘れはしない。
精霊を救うという決意。兄に背負わせてしまったものを全て、自分も共に背負うと決めた覚悟。
それがあのように汚らしく下品な快楽で押し流され、屈してしまったことを――――そうさせた張本人が、監視のカメラ越しに悠々と歩いている憎らしさ。
それも、琴里に見せつけるように兄と共に、仲の良い友人のように。それを琴里は見ていることしかできない。
「……っ」
拳を握り、唇を噛み締め――――カクッ♥カクッ♥ と僅かに椅子から浮かせた腰を無意識に揺らすことしか彼女にはできないのだ。
(そう……いう、こと……っ!)
無自覚だが止められない腰振り。まるで犯して欲しいと身体が願っている雌に堕ちた身体。
琴里はようやく合点がいった。アクラの考え方は理解はできても分かり合うことはないが、彼の手にかけられた女機関員の気持ちを彼女はよく理解ができ、尚且つ分かり合うことさえできるだろう。
快楽の楔とも言える拘束具。女体を縛めるアクラからの、いいやアクラに対する極限の快楽欲求。もし琴里が士道を想っていなければ、その想いがなければ、彼女は間違いなくアクラに真の意味で全てを捧げていただろう。
それほどの渇望に加えて、琴里にはそれ以上の楔があった。
「うん。そこまでするのは琴里くらいだけどね」
「っ!?」
その思考に行き着いた瞬間、彼の声が〝部屋から〟聞こえてきたことに琴里は椅子を蹴り倒す勢いで立ち上がった。
「やっほー、琴里」
「アクラ……っ!」
片手を上げ、親しい友人と語らうような軽い仕草の少年は、今モニタに映る士道と話をする少年・悪乱と瓜二つの容姿だ。
何故、というのは野暮だろう。己と同じ分身を生み出せる精霊がいるのだから、それに類する能力をアクラが持っていたところで何ら不思議はない。〈フラクシナス〉の警備を潜り抜け、琴里の執務室に音もなく侵入できたのは――――それこそ、原因は琴里側にある。
あの夢の契約で、琴里はアクラと密接な関係を強引に結ばされた。彼女が何をしていようと、どこへ逃げ込もうと彼は一瞬で琴里の前に現れることができる。
「ん?」
「っっ!」
そしてアクラが目を細めて微笑みかければ、琴里は悔しげな視線を返しながら、それに負けない怯えを滲ませながら震えた声を発した。
「……申し訳、ありません……アクラ、様」
屈服を誓った以上、従うべきは琴里。自らの愛する子であり城である艦の中で琴里が唯一へりくだらなければならない相手が、憎悪を抱くアクラなのだ。これほどの屈辱がこの世に存在することを、琴里はたった今思い知らされる。
「そうそう。けど、挨拶はまだあるよね?」
「っ、っ……く、ぅ!」
細めた視線と挑発の言葉に促されながら、琴里は赤色のスカートを指で摘み、中心が見えやすいように脚をはしたなく広げていく。
〝濡れて〟艶かしい太股が顕になり、鼠径部から中心がまろびでる――――夢の中と全く同じ立派な淫紋クリチンポが姿を見せた。
「……琴里のクリチンポをお見せして……ガニ股変態ポーズで……アクラ様に屈服していることを、証明させてください♥」
ビクッ♥ビクッ♥ と脈動し、淫紋が妖しく絡み付き輝く琴里のクリトリス。六喰と同様の理屈で、琴里は夢での調教を現実に反映させられた。
もちろん扱き一回でイク鋭敏な感度をも引き継いでいる。そのため琴里はズボンや下着を履くことができない。スカートですら、アクラが用意したあるものがなければ持ち上げて細いテントを張ってしまうことだろう。
「よく出来ました。それじゃあご褒美(お仕置き)♪」
「お゛う゛ッ!?♥♥♥♥ お゛ぉぉぉぉぉッ!♥♥♥♥♥」
プシャブシャァァァッ!♥♥♥♥ ヘコッ♥ヘコッ♥ヘコッ♥ヘコッ♥ヘコッ♥ヘコッ♥
アクラが言葉を発した瞬間、琴里が絶頂の潮吹きを放ち高速腰振りダンスを披露し始める。
傍から見ればノーパンでスカートをたくし上げ、ガニ股腰振りダンスを踊る変態司令官。だが、クリチンポが何かに抑えられるようにダンスとは別の動きをしていることから、アクラが何かをしていることをは明白。
「お、おっ♥♥♥♥ おうおぉ……ら、らめっ♥ クリチンポ、シコシコ……し、しないでぇ!♥♥♥♥ イグッ、イッちゃうぅぅぅぅッ!♥♥♥♥♥」
――――琴里のクリトリスには見えない魔法陣が〝常に〟張り付いている。
それによってクリトリスの動きを制御され、琴里はどうにか人並みの生活を送ることができる。それと同時に、こうして即座にクリチンポを扱かれて反抗心を矯正させられているのだ。
「ふふ、ついでにもう一つも解消〝してもいい〟よ」
「っ……あなた、どこまで――――ひっ♥」
ぷっ♥ ぷすぷすっ、ぷすぅ〜♥
「や、やめてっ! やめて、いやぁ!」
スカートの背部を僅かに膨らませ、空気の抜けるような音が彼女を辱める。如何に尻を両手で抑えようと、そのオナラは肛門の機能をたった今アクラの言葉で思い出したかのように止まらない。
スカートたくし上げのガニ股からは解放されたが、今度はオナラの止まらぬケツを抑えて身悶えする屁こき司令官が生まれてしまう。それを解消するためには――――――
「わ、わかった! する! しますっ! 琴里のカチカチ雑魚アナルから〝スライムゼリー〟ぶりぶりさせてください!♥ ――――ひぃ!♥♥♥♥」
やはりアクラに屈する他ないが、その瞬間、琴里を弄ぶように閉ざされていた便意が琴里の尻穴に集中した。
「お、おぉっ、おほっ、ほへっ、んお、むおおおお〜〜〜〜っ!♥♥♥♥」
むりっ♥ ぶりゅりゅりゅりゅ、ぶぽっ、ぶぶぽぉ♥♥
慌ててスカートを捲り上げるより早く、琴里の尻穴には赤いスライムゼリーが尻尾のように垂れ下がり、スカートが退けると同時に彼女が座っていた椅子にどぐろを巻いて放たれる。
琴里の硬いアナルを強引に裂くザーメンゼリーではなく、柔らかく滑りの良いスライムゼリー。淫紋が刻まれた肛門を解すためのそれは、アクラの許可なくして排泄はできない。そしてスライムゼリーは琴里の排泄物を浄化、再構成した純粋な排泄行為を兼ね備えたもの。
「よしよし。上手く出せたみたいだね」
「……ふー♥ ふぅぅぅぅ……く、うぅ……!」
逆らえばクリチンポを扱かれて矯正。下手な動きをすれば止まらないオナラとゼリー脱糞。
とても年頃の少女に架す罰ではない。ああ、クリを扱かれてアヘ顔を晒し、アナルゼリーを排便させられオホ顔を見せ――――顔面を体液塗れにしながら、その瞳の炎が燃え尽きない琴里にこそ必要な〝枷〟なのだ。
「ごめんね。もう少し大人しくしててほしいんだ」
「っ……離し、なさんほぉ!?♥♥♥♥」
未だアクラを拒むように硬いアナルを、彼は琴里を抱き締めながら指で穿ち解してやる。
せめて〝前〟は譲る。だからアクラは〝後ろ〟のお零れをもらおう。その独善的な考えがあればこそ、スライムゼリーは琴里の尻穴を解す意味合いを持つ――――琴里を弄ぶことが楽しいのだろう、という考えも否定しないことが、アクラらしいと言えるのかもしれない。
「そしたら今度は……士道と〝仲良く〟させてあげるからさ♪」
「っ……う、あ……ひっく……ぐ、うぅ……!」
――――敗けた。
琴里は敗けた。完膚なきまでに、淫魔の手中に収められてしまった。
けれど彼女にはわからなかった。その涙が屈辱の悔しさなのか、それとも――――快楽に対する歓喜なのか、五河琴里は理解を拒み滂沱のような涙を流すしかなかった。
鬼畜度というかNTR度をめちゃくちゃに減らしてその分排泄を盛って調整しました。調整できてないねこの文量。多分ここ最近で一番派手に排泄ネタやったやつ。
プロットは士織ちゃんがやったところをアクラが再度全部犯す感じだったのですが、これアカンアカンアカンと本能的に回避して何とかお尻のみに。まだ自分の中の危険度を察知して勝手に変えちゃうセンサー健在だった。
ちなみにアクラと琴里が天敵同士っていうのはシリーズ続いてたから勝手に私がその場で考えた。実際琴里なら夢の中に顕現装置で干渉できますし。そこまで届かなかったのはそら届いたら全部解決しちゃうので……ま私の趣味だ。デアラ自体がそんな感じではあるけれど。有償の中でも相変わらず一番ノリノリですねぇ。
感想、評価、お気に入りなどなどお待ちしておりますー。頑張って消化してるけど追いつかないので有償の待機列は気長によろしくお願いします、何卒。書き上げるのが苦手なジャンルとかもありますので……デアラ以外の愛ある系だろってのはそうですね。最近本気でそのことに気づいてきました。逆によくデアラあんだけ書けるなと。ではまた次回〜