ちなみに今回もFANBOXにオマケあります。表が王道ノーマルなプレイの分とてもお下品なやつです。あといつものオチ。
「お待ちしていましたよ、四糸乃さん」
「……え?」
この世の愛らしさをどれほど固めて作れば彼女のような可憐な少女が生まれるのか。そんな少女の蒼色の瞳が困惑で歪んだ。扉から個室に入り、それなりに広く取られた部屋取りを一瞬見回し、そして見知らぬ二十代半ばくらいの男性に声をかけられて硬直したのだ。
ここは〈ラタトスク〉の地下施設。そこで精霊たちは定期検診の予定が入っていた。霊力を封印され、基本的には人間と変わらぬ生活が叶うとはいえ彼女たち、この少女で言えば識別名〈ハーミット〉、四糸乃は根本的に精霊なのである。霊力が封印された精霊も、精神が不安定化すると霊力逆流の危険性がある。それ以外の未知の可能性も含めて、精霊には定期検診が欠かせない。
『うーん、お兄さん誰かなー? よしのんたちは検査してもらいに来たんだけどー』
だが、見た目は年頃の少女たちである精霊には当然配慮が行き届いている。定期検診はデリケートな部分も曝け出す。今目の前にいる〝男〟が検診を担当したことなど一度もなかった。というより、定期検診やメディカルチェックのデータは男性機関員が触れられないものであり、精霊をデレさせ霊力を封印する少年でさえそれは変わらない。もっとも、彼がそのような行為をする人間でないことは、精霊たち全員が知っていることだが。
故に疑問は深まる。士道すら関わらない定期検診に配置された男の機関員。加えて〈ラタトスク〉職員の制服こそ着ているが、四糸乃は彼を知らない。そのため少女の友であり家族であるウサギのパペット『よしのん』が代わりに話しかけるも、男は戸惑いなくニコリと声を返した。
「ええ。今日は自分が四糸乃さんの定期検診を担当することになりました」
「っ……」
聞いていない。四糸乃は封印当初から成長しているとはいえ、未だ人間に慣れ切っているとは言えない精霊だ。担当も念を容れて彼女の対応に慣れ、四糸乃も慕う解析官の村雨令音であるはずだった。
確かに四糸乃は〈ラタトスク〉の隊員に導かれ、この部屋に連れてこられた。しかし、何かがおかしい。本能的な怯えか、男への疑念か。どちらにしろ四糸乃は思わず後退り、扉から引き返そうと身を翻して――――――
「大丈夫ですよ。何も考えず、こちらに来てください。今の四糸乃さんは、自分に従うだけの機械のようなものです」
「はい」
止まって、従った。震えていた両手が力なく垂れ下がり、饒舌なよしのんも沈黙する。よしのんは四糸乃の感覚ありきで活動を行うため、当然と言えば当然だ。美しい蒼色の瞳が輝きを失って鈍くなり、男の声に従うだけの〝機械〟じみたものとなれば、よしのんも必然声を失うだろう。
そのまま四糸乃は男に足を向け、彼は少女に向けていた手のひらを椅子に座ったまま触れさせた。
頬を撫でる。触れれば返す、という表現が似合う柔らかな頬。ウェーブのかかった髪を掬う。手のひらで溶けるように輝いている。どちらも、四糸乃は身体をピクリとさえ動かさずにいた。
「胸を触りますね」
「はい」
幼き少女に対して妙齢の男が言うべきことではない変態行為にも、四糸乃は躊躇いなく返した。少女は人に慣れていないとはいえ、感情表現は豊かだ。そして慈悲に溢れて優しく、間違っていることは間違っていると言える少女である。
そんな少女が怯えるでも拒絶するでもなく、まるで機械かAIのように淡白かつ従順に頷き答える。小ぶりな胸を服の上から揉まれ、自身の顎に片手を当てた青年が〝他の子〟と比べて楽しんでいる最中も、四糸乃には感情という概念が欠落してしまっていた。
「では検診を行いますので、ここで服を脱いでください」
「わかりました」
更衣室という配慮はなく、青年の眼前で四糸乃は衣服に手をかけ始めた。上着を脱ぐ仕草からは、前述の通り感情、羞恥という必要不可欠なものが失われているように思えた。
そして、四糸乃が服を脱ぎ始めた瞬間、突如としてドアが開いた。
「ああ、こんなところにいたのね。四糸乃、あなた何して――――――」
赤毛の黒リボン。肩がけにされた真紅の軍服。その様子から見るに、彼女もまだ検診を終えていないのだろう。
精霊であり〈ラタトスク〉の実働部隊司令官。見た目こそ四糸乃と変わらないが、そのカリスマは彼女に仕える者であれば誰もが認める。彼女の前で四糸乃の脱衣を見る青年でさえ、それは変わらない。
そんな五河琴里が目を見開いた。傍目から見れば少女に脱衣をさせている変態男。自分の部下にそのような度を超えた変質者がいるとは思わなかった、であろうか。
「なんだ、あなたが『担当』してたのね。予定にないことをするなら、私に連絡を寄越しなさい」
「申し訳ありません、司令」
――――しかし、琴里は目の前の光景を受け入れた。それどころか、予定にない行為を暗にフォローするから先に言え、とまで言ってのけた。
ありえない話だ。琴里は精霊を保護し、不条理から救う信念を持つ少女。
「邪魔したわ。けど、程々にしなさいよ」
「ええ――――そうだ、せっかくなら司令も一緒に『検診』されませんか? 二人の方が四糸乃さんも心強いでしょう?」
「ん……そうね。そうさせてもらうわ」
それがまるで部下の言いなり。踵を返そうとした中呼び止められ、考える素振りを見せながらも初めから決まっている答えを琴里は返す。機械的に服を脱ぎ続ける四糸乃の隣に並び、彼女までストリップ紛いの脱衣を始めてしまった。
まだ十代前半、その中でも特別美しい少女たちの生ストリップ。禁忌としての背徳。有り得ならざる光景だからこその倒錯。生々しくも現実感のない光景は、遂に幼き少女たちの裸体という形で一度完成を見ることとなった。
「なるほど……司令の方が少し成長が遅れていますね。陰毛だけは異なるようですが」
「うるさいわね。まだこれからでしょう」
並び立った裸体の品評。いやらしい笑みを隠さずに青年は告げる。どちらも慎ましく子供という印象を抱かせる身体だが、全体的に四糸乃の方が僅かばかり成長が早い。琴里の赤い陰毛が薄らと下腹の丘に出来上がっているなど、多少の差異でしかない。
普通なら激怒して然るべき評価。それ以前に、全裸を親しくもない男の前で晒していること自体がおかしいのだが、琴里は比較的落ち着いた返しを行う。言葉こそ苛立っているが、ほぼ平静そのものだ。全裸を晒しているのに、それがおかしくて堪らないと青年は言葉を継いだ。
「ですね。あ、司令。今の状況を〝適切に〟答えてくれませんか?」
「ええ。『私は自分の部下に催眠をかけられて、何の疑問もなく命令されて従っている間抜けな司令官。素っ裸で貧相な身体を晒しても当たり前みたいに恥ずかしがりもしないわ。今は保護した精霊が同じ目に遭ってるのに何もできないで一緒に検診されている途中』……こんなところかしら」
「はい、ありがとうございました」
何ら疑問はない。どんな言葉を発したのか、それが何の意味を持つか知りながら琴里は疑問を抱くことができなかった。正常な倫理観を持つはずの琴里が異常な命令を聞き、従ってしまう理由は彼女が口にした【催眠】というワードにある。
催眠。厳密にはこの現象とは異なるかもしれないが、青年はわかりさえすればいいと考えていた。本来なら人を操る催眠などあっていい力ではないが、奇跡が溢れる精霊という存在の前では逆に矮小ではないかとさえ思える。何よりこの力は、その精霊に関わる能力であるのだから。
「四糸乃さん、そろそろ本格的な検診を始めます。元に戻って結構ですよ。ただし『私の言葉に一切の疑問を抱かない』こと。『検診の内容は全て呼吸と同じくらい常識と思う』こと。それと『性感を開いて』おきましょうか」
マナ。精霊たちの根源に関わる魔導機関の通称だが、彼はそれを扱い人に干渉できる力を持っていた。もっとも、マナと関わりのない人間が相手では多少思考を誘導したり小細工を仕込むことができる程度、さほど便利な力ではなかった。
それが一変したのは、マナと密接に関わる精霊という種族の存在を知った時。精霊だからこそ、あるいはそういった素養のある人間を正確にコントロールができることを彼は知ってしまった。それでも元の霊力があれば不可能であったかもしれない。が、肝心の霊力を封印された精霊はマナの素養を持った人間に近い生命体となり得る。
「……は、い。わかり……ました」
たった今、四糸乃の思考を改竄して目に光を戻したように、彼は精霊という存在に深く干渉が可能なのだ。これで四糸乃は『検診』に疑問を抱かずに当然のことと思う。琴里は司令官の立場を十全に使い、彼の命令に従うことに何ら疑問を持たずにいる。
〈ラタトスク〉に所属していれば、霊力を封印された精霊と関わり合うことができる。しかも実働部隊の有能な司令官が精霊など、これ以上ない広大な実験場だ。青年は霊力を封印する少年の邪魔をしないよう気を遣いながら、転がり込んでくる精霊を待っているだけでいい。手を染め慣れて罪悪感を持たない青年が一番に感じているのは、同じ男として思う彼への申し訳なさだった。
「それでは四糸乃、五河琴里、両名の『定期検診』を始めます」
それを本気で、裸身の精霊たちを前にして思っているからこそ、彼は力に取り憑かれた憐れな雄であるのだろうけれど。
「検査開始。触診から始めます。四糸乃さん、感じたことを言葉にしてください。全て素直にお願いします」
「わかり、ました……」
機械的な了承からおずおずとした愛らしい了承へ。人間的になった受け答えだが、結局のところ青年に対して〝否〟の答えを持たないということに変わりはなかった。
全裸で直立不動な少女たちは標本とは比べ物にならないほど美しく、それでいて現実にあるものだ。男は自身の左側に立つ幻想的な少女に手を伸ばし、小さいながらも微かな膨らみを持つ胸に触れた。
「どうですか?」
「お胸が、温かい手に触られて……少し、くすぐったいです」
正直な感想。未知の感覚に戸惑いこそあれど、胸を触られるという行為に羞恥は見られない。手のひらに収まる小ぶりなサイズの乳房を両手で揉みしだいても、それは変わらない。
「ん……っ、ふぅ♥」
それどころか、胸を揉みしだかれて熱い吐息を四糸乃は吐き出した。頬や生肌は内側から熱が立ち上り、仄かな朱色を帯び始めている。性感を開くという漠然とした暗示が、必要以上に効果を発揮しているようだ。
少女が小さな胸を揉まれ、喘ぎ声を上げる。無垢な美少女を淫乱に変える背徳感。精霊という存在に対してこれを味わえる人間はそういない。優越感のまま、彼はもう一人の精霊に手を伸ばした。
「司令も、いつも通り始めさせていただきますね」
「お願いするわ……あ、んんっ♥」
片手で四糸乃の胸を揉みながら、もう片方の手で琴里の胸を揉む。途端、琴里は目を閉じて官能の声を上げた。触れられただけで早いと思えるが、彼女は四糸乃よりずっと先に催眠を仕掛けられている。そんな彼女が何度弄ばれたのかは、いつも通りという言葉から推し量れるだろう。
片手ずつ両者の胸を味わう。胸が形を変え、時折二人が短く吐息を漏らす淫猥な光景をしばらく続けた後、青年は胸の先端に指を触れさせた。
「んっ♥」
「あっ♥」
やはり慣れている琴里の方が甲高い。そこは性感帯の一つ。汚れなき白磁の肌に勃つ明るい色の乳頭。二人の小さな乳首を同時に指で擦りつつ、青年は声を発した。
「ここはどうでしょう?」
「は、い。胸の先っぽが、コリコリって……摘まれると、くすぐったくて、じんじんして……頭がフワフワ、してきます」
「私も、同じ……乳首、きもち、いっ♥」
「気持ちいい……はい、気持ちいい、です♥」
コリコリ、カリカリと指の爪を引っ掛けて刺激され、四糸乃は信頼する琴里に釣られてそれを気持ちがいいものだと認識した。やはり、同世代の信頼できる存在を隣に置くことは、催眠を抜きしても有能だと言うことがわかる結果だ。
少女たちが興奮で赤面し、胸を差し出すようにして刺激を受け続ける。何と心地の良い光景だろうと青年は言葉を続けた。
「その感覚を覚えましょう。私の指を追うようにして、開いているもう片方の乳首を指で刺激してください」
「はい……こう……んんっ♥」
初心で無垢な見た目麗しい少女を自分好みの淫乱に。催眠は従えさせる程度で、感覚は自然と覚えさせればいい。
「あ、んっ♥ あっあ♥♥」
いずれは隣で喘ぐ淫乱な司令官のように、小さな胸でよがり狂う素晴らしい雌へと変わってくれる。
四糸乃から見て右の胸、琴里から見て左の胸。男に片胸の乳首を刺激されながら、もう片方をその手付きに合わせて弄っていく少女たち。
「ん……あ、あっ♥♥」
「ふ、ふぁ、あぁぁぁ♥♥」
四糸乃もじわりじわり、官能の声を段階的に引き上げているが、先にその声を鋭くしたのは琴里であった。
「い……くっ♥♥♥」
「……っ?」
ビクンッ♥ 爪先から全身を跳ね上げるように琴里が吐息をハッキリとした言葉にした。四糸乃が驚いて指を止めてしまうくらいには明確な変化だ。
直立で立たせていた琴里の脚に少量の液体が滴っている。胸を愛撫されて乳首を弄られ、さらに慰めたことで軽く甘イキをしたようだ――――初めての四糸乃にはこのくらいで十分だろうと青年は気のいい笑みを見せた。
「触診は終了です。お疲れ様でした」
「っ……は、はい。ありがとう、ございました……?」
戸惑いを見せながらも青年の言葉は当然のものとして受け入れる。しかし身体は温まり、乳首がジンジンと熱を帯び、だが妙な物足りなさで四糸乃は無意識に内股を擦り合わせる。一目で滑らかだとわかる生肌が擦り合わさせられ、幼いながらも非常に艶めかしい仕草だ。
「では次の検査の準備をします。少し待っていてください」
四糸乃の戸惑い、その欲求不満は手に取るように青年は理解できた。
幾人もの精霊を見てきた青年だが、その中でも四糸乃は暴力的な美貌を持つ精霊と似ている。無垢で知識が欠けている。育てがいのある少女。件の彼女は優れた直感で〝それ〟が何なのかを掴んでいったが、四糸乃は彼女より道筋を辿り順序を立てて物事を考えるようだ。そのため、それが気持ち良いことを止められて欲求が溜まっているということをまだよく理解できていないらしい。
故にまだ早い。その到達点はもっと衝撃的な感覚と結び付けた方が馴染みやすい。青年は無意識なお預けを喰らった四糸乃と甘イキの余韻に浸る琴里を尻目に、自らの衣服を脱いで全裸になった。
幼い少女たちの前で裸身を晒す青年。もちろん、服の下で精霊の痴態に興奮し続けた肉棒も晒し、部屋の光景はより卑猥で犯罪的なものとなる。だが四糸乃たちは疑問を感じず、青年もこれが普通のことだと言う態度で椅子に座り直して声を発する。
「続いての検査はフェラチオです。こちらのチンポを舐めてもらいます」
「ちんぽ……?」
いたいけな少女に低俗な淫語を口走らせる。それだけで男の勃起した肉棒、赤黒いグロテスクなペニスはビクビクと少なくない脈動で興奮を露わにしていた。
「そうです。おちんちんを舐める、ですよ」
「おちんちんさんを、なめる……わかりました、やってみます」
普通は男性器に怯えるか、興味を持つか、嫌悪を持つかなどをするはずだ。しかし催眠で青年の言うことに疑問を持たない四糸乃は、彼の広げた脚の間にペタンとしゃがみ、熱く滾った雄の肉に平然と愛らしい面を近づける。
「チンポは一本しかないので、司令は代わりに足を舐めてください」
「了解よ」
そして余った琴里には乱雑な指示。もう少し従順さを削れば『まったく、仕方ないわね』と彼女らしくも彼女らしからぬ言葉を返してくれたかもしれない、などと操る少女を嗤う青年の前で琴里が躊躇いなく跪いた。
「ちゅっ、ちゅぱっ♥ れろ、れろぉ♥」
否、跪いたどころではない。犬のように上半身を地面に伏せ、男の左足をその口と舌でチュパチュパと舐め始めたのだ。いつもは好物を口にし、大切な彼と口付けを交わした薄紅の唇に彼女の尊厳を踏み躙り、精霊を穢す男の足が触れている。
「……ちゅっ、ちゅぱっ♥」
そんな異常な光景も今の四糸乃にとっては参考となる。口で舐め慣れた琴里を真似て、四糸乃が目の前のペニスをチロチロと舐め始めた。愛らしい少女がグロテスクなものを素面で舐める異質な光景を眼窩に作り出した青年は、興奮冷めやらぬ様子で声をかけた。
「フェラチオはどうですか?」
「……少し苦くて……しょっぱい味が、します……おちんちんさんが……熱い、です」
舌根で感じる透明な液体と肉棒の熱。躊躇いなく口に含みながら、四糸乃は感想を言葉にする。それだけでも相当な興奮だが、実技も伴えば言うことはない。当たり前だが、躊躇いがないだけで口淫は成り立つものではなかった。知識も技術もなく、飴を舐めるように舌根を這わせる四糸乃。その拙さを楽しみながら、青年は言葉を続ける。
「それがチンポの味です。これから本格的なフェラチオを始めますので、私の指示に従ってください」
「ん、ちゅ……」
四糸乃は肉棒を軽く啄みながらこくりと頷いた。そう、知らないのなら教えればいい。幸いにも、精霊たちは教えれば知識を吸収していける優秀な子が多く、四糸乃もその例に漏れない少女だ。
細かい指示に四糸乃の口が追従していく。カリ首と亀頭を飴を舐めるように小さな舌で舐め上げる基礎。竿に大きく出した舌を付けさせ、まるでソフトクリームを下から上に舐めるように少女の涎を竿全体に浸透させる。
「玉も舐めてください。口に含んで、チンポと同じように舌で〝奉仕〟するんです」
「ふぁい……ちゅぱ♥ ちゅるれろっ♥」
睾丸を小さな口で咥え、少し大きな飴玉を舐めるように転がさせる。玉を少女の口で奉仕させる得も言えぬ快感は、射精に近づくペニスの程よい箸休めになる。陰毛が擽ったいのか、身動ぎしながら口をモゴモゴとさせる四糸乃を見下ろしていれば、その甘い興奮も一入だった。
「次は竿を咥えて出し入れしてください。できる限りで構いません」
「おちんちんさんを、咥える……あむっ♥ じゅるる……じゅぽぽ……♥♥」
竿をパクリと咥え、緩やかな口淫。不思議なことに四糸乃の口内はどこかひんやりとしたものを感じ、それでいながら温かさもある。精霊の霊力が体内に残っているのだろうか、その良質な口内が竿を半分ほど包み、僅かに上下をする。
だが、さすがに物足りない。緩慢なスロートならともかく、今の四糸乃では大きな竿を喉に入れることまでは負担がありすぎる。ならばと青年は命令を下したもう一人の精霊を見遣り、四糸乃に声をかけた。
「ふむ、もう少し勢いを強めて……司令を参考にしてみましょうか」
「んふぁ……っ!?」
口から僅かに肉棒を引き抜き、四糸乃が斜め後ろに向けた目を見開いた。
「ずぼぼッ♥♥ ぶぢゅる゛ッ、ぢゅる、ずぶズボボボ♥♥♥」
さぞ衝撃だったことだろう。あの琴里が男の足指を舐めているだけでなく、鼻の下を伸ばして〝バキューム〟していたのだから。
そこには気の強い顔をした司令官も、四糸乃の優しい友人でもない琴里の顔があった。頬を窄めて伸ばした鼻下を横に広げ、言葉を飾らず言えば不細工なひょっとこしゃぶり顔を作っていたのだ。驚くなという方が無理のある話だ。
これを真似しろ、など美的感覚が標準であればあるほど避けたい。見る側はともかく、する側は人としての恥の顔を晒すのだから。
「ん、ふぅ……」
しかし、今の四糸乃はそれをおかしいとは思わなかった。青年の指示で行われたことを疑問に思えない以上、琴里の不細工ひょっとこ顔すら〝参考に〟してしまう。
目一杯咥えても半分にしかいかないフェラチオ。それでも渾身の力を込めて四糸乃は息を吸い込んだ。
「ズビビィィィィィ!♥♥♥ ぶぼぉぉぉぉっ!♥♥♥」
「ふぉぉ……!」
それは、青年が声を上げてしまうほど見事なバキュームフェラ。技術はないが羞恥もない。だからこそ可能な全力の超吸引。
それによって何が起こるかと言えば、四糸乃の可憐な面が崩れ去る様だ。琴里同様に頬を窄め、ズビズビと鼻を開いて空気を吸い、伸ばした口は横に開いて黄金比の造形を崩す。このひょっとこフェラの素晴らしい部分、どんな美少女でさえも等しく惨め無様に変わることだ。美しい少女の顔を敢えて浅ましく醜いものへと変える、言ってしまえば優越感のための口淫。
誰であっても例外はなかった。足をバキュームする司令官もそうであり、表情の起伏がないとさえ思えた解析官。水晶の如き瞳の煌めきを持つ少女。両者美しい双子精霊。百合の花を咲かす美姫なるアイドル。そして、今この瞬間に愛らしさを形にした精霊すら加えられた。
「く……こちらが合図をしたら、チンポを引き抜いて前に顔を構えてください。3、2…………1……っ!」
「じゅぽぐぽっ♥ ズビッ、ズボボボボズヂュゥゥゥゥゥゥ……チュポッ♥♥♥」
「っ!!」
ドピュッ♥♥ ビュクビュクッ、ブピュルルルルルルルッ♥♥♥
その快感は肉棒の脈動を容易に頂点へと導いた。激しいバキュームから引き抜かれたペニスは妖しく光り輝いてしなり、四糸乃の顔面を射精の震えで幾度となく殴打しながら飛び出した白濁液をぶちまけた。その量と濁りの濃さたるや、勢いのあまり地面に這い蹲る琴里の身体にまで飛び散ったほどだ。
「ん……ふぁ……♥」
琴里でさえそうなのだから、顔面で受け止めた四糸乃はより凄まじい。眉から目に垂れ、上手く瞼を開けない。唇には白濁液の口紅が塗られ、顔の雰囲気を恐ろしいほど淫靡に飾っている。精液はその髪にまで絡まり、輝かしい光沢の青髪から卑猥な汁が垂れていた。
顔射に戸惑いを露にした四糸乃。ペニスから知らない汁が吹き出し、何なのかも理解ができていない。その無垢さに荒い息が力を増す中で、青年は再び顔面精液少女に声をかけた。
「それは精液……チンポのザーメンです」
「精、液……おちんちんさんの、ザーメン……」
「そう――――これから、あなたの膣内に注ぐ大事なモノですよ」
オウムで言葉を返す無垢な少女を摘み取る、その確かな言葉を。
次の検査を伝えられた四糸乃の反応はこれまでと変わらなかった。それがどういった意味を持つ行いなのか、催眠をかけられた少女には理解できない。仮に催眠をかけられていなくとも、知らないことではあったろうが。
「これで……いいです、か?」
「はい。そのまま楽にしてもらって結構です。少し痛みがありますから、できるだけ気分を落ち着かせてください」
「は、い……」
痛み、と聞いて洗い流された綺麗な面を四糸乃は僅かに歪ませる。白いベッドの上で仰向けになり、裸身を縮こまらせる仕草と合わせると誘っているようにしか思えず、青年は下半身の竿と共に気分を昂らせる。
「司令は……四糸乃さんの検査が終わるまで、チンポを元気にする踊りをしていてください」
「ん、了解――――間抜けな催眠司令官をご指名ありがとうございます♥ チン媚び腰振りダンス、始めますっ♥」
機嫌が良すぎるあまり、琴里に全く別の命令を下してしまうほどだ。命令された彼女は刻まれた知識に従い、部下である男に諂う言葉を使う。そしてベッドから離れた場所にたった琴里は、腰を落とし股間を開き、ガニ股腋見せポーズでエロダンスを踊り始める。
「はっ、はっ♥♥ ふっ、ふっ♥」
腰を前後に振り乱す。全裸の幼い少女が行う恥知らずなチン媚び運動。琴里は最も催眠回数が多い分、様々な仕込みが施されている。髪と腰を揺らし、司令官に有るまじき変態ダンスをしてしまうのもその一環だ。
同時に喰らうという選択肢もあったが、それは次ということだろう。如何に飽きがこない相手とはいえ、今だけは初めて味わう美少女に集中したい。目の前の少女が待つ光景と、あの五河琴里司令を好き放題して乱雑に扱う優越感。一度激しい射精を経験したにも関わらず、彼の肉棒はいつも以上に滾り震えていた。
「では次の検査……セックスを始めましょう」
「はい。私と……セックスして、ください♥」
寝そべった四糸乃が体躯同様小さなマンコをクパァ♥ と開き、肉棒を誘う言葉を吐く。わざわざ奇を衒う必要はなかった。催眠が奇である以上、直線的な情欲を貪るのはこれが適していることを青年は理解していた。
つまり彼は、何の躊躇いや罪悪感もなく四糸乃の秘部に肉棒を当て、正常位で挿入したのだ。
「あ、あ……あ゛っ!」
鋭く痛々しい悲鳴が四糸乃の喉から迸り、挿入口から赤い血が流れ落ちる。破瓜の証、四糸乃が清らかな乙女であったバージンの証明が散った。
「い、痛い。痛い、です……」
催眠下で涙を目に浮かべ、訴えかけていることからその痛みはかなりのものなのだろう。対して慣らされていない少女の膣内に、限界以上に滾るペニスを挿入したのだから至極真っ当な感覚だ。実際、肉棒は半分も挿入れられていないというのに、四糸乃は息を荒くしてしまっていた。
「大丈夫。膣内で熱さが伝わって……『段々と気持ち良くなっていきます』よ」
「ふぇ……あ♥」
そういう時に催眠の力は便利だった。性感を開くという漠然とした命令さえ、精霊の脳髄に干渉して叶えられる。今のように物理的な繋がりを保っていれば、なお効果はある。
少しずつ挿入れられていく肉の塊。その熱を膣内、子宮で感じた四糸乃の表情から苦痛が引き、快楽の熱を帯び始めた。
「あ♥ あっあ……?♥ あ、ん……はぁ♥♥」
ずぷ、じゅぷ♥ と粘液と粘液が絡まり合う音、四糸乃の膣壁が広がって肉棒を歓迎し始め、少女自身戸惑いながらも奥へと受け入れていく声が零れる。催眠によって痛みが快楽を上回り始めたのだ。痛みを伴う慣らしも省略し、存分にセックスを楽しめる素晴らしい催眠作用に青年は感謝しながら緩やかに腰の押し引きを開始する。
「あぁ……あっ♥♥ ふぁっ♥♥♥」
「どうです四糸乃さん。セックスの検査は」
「……は、いっ♥ あ、きもち、いい……です♥ おちんちん、熱くて……セックスで、頭が……さっきより、ふわふわ、してぇ♥ ま、す♥♥」
膣内と共に舌根も蕩けて止まらないようで、赤い頬が緩まり目が痛みとは異なる理由で潤みを帯びている。初の快感ということもある。あまり長くは保てないだろうと青年は少し体勢を変えた。
「ひゃ……おッ♥♥♥」
と言っても正常位からは離れない。むしろ、もっと近づいて四糸乃を仰け反らせると、ペニスで子宮とのキスを行った。少女の両手を半ば強引に恋人繋ぎで握り、プレスをするように覆い被さる。
「もっと腰をこちらに付けて。奥にしっかり届くように……そしたら、より気持ちがいいセックスができます」
「は、はい。こうで、すか? んあっ♥♥」
押し潰されるように圧をかけられた四糸乃の下半身が、彼女自身によって密接する。さらに華奢な脚が男の腰に回されれば、種付けプレスを望む淫乱な幼子の完成だ。もちろん、青年側の意図で出来上がった物に四糸乃の意図は関わりない。
「さあ、射精まで動きますよ」
「は……いひっ!?♥♥♥ あっあっあ♥ あおっ♥♥ ん、あっあっ、あぁ♥♥」
だが、そのケダモノの体勢で四糸乃が喘ぎ出した事実は確かなものだった。催眠で仕込んだ肉棒の熱に対する快感。それが奥深く、子宮まで到達したことで声の抑揚が外れたのだろう。パチュン、ドチュッ♥ と強く激しく打ち付けられる下半身に、四糸乃の口が勝手に喘ぎ声を上げてしまう。
「あっ、こえっ♥ きもちいい、こえっ♥♥ おちんちんさん……おく、で……でちゃい、ますっ♥♥ あっ、や……ああぁぁぁ♥♥♥」
言動が快楽に引っ張られて支離滅裂、感情が赴くままの叫びに変わる。奥まで届き、自分を押し潰すようなチンポが気持ちいい。普段使わない声量まで底上げした喘ぎ声が、自分のものでないかのようだ。
「は、あっ♥♥ あっあっ♥♥ なにか、きちゃ……おく、から……あつい、あつい、あつ……っっ!?!?♥♥♥」
「そのままイッてください。イけ、イけ……イけ……っ!!」
身体の底から螺旋を巻く感情が四糸乃に叫ぶという行為を、頭が真っ白になり言葉にならないものを感じさせる。
そしてそれが頂点に到達する瞬間、青年の唇が四糸乃の唇に重ねられた。
「〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜っっっ!!♥♥♥♥」
絶頂は同時。膣内でドクドクと脈を打つ肉棒の動きから、四糸乃が見た精液の射精も全く同じタイミングだった。
筋肉が収縮したように自由が聞かず、腰に絡めた脚が震えながら想像を絶する力で青年を引き寄せた。お互いに腰を押し付け合いながら痙攣し――――しばらくの後、ずりゅりと肉棒が引きずり出された。
「ふぁ……あっ♥♥」
絶頂の余韻も抜け切らぬ中、長く短く感じられた膣内の制圧が終わる。肉が引き抜かれた膣内にスっと空気が入り込み、震えた四糸乃の膣口からゴボリと凄まじく濃厚なザーメンが零れた。
「はぁ、あ……」
「ふぅ。どうでしたか、初めてのセックスは」
何度目かの問いかけになるが、それほど無垢な少女に口を割らせることが楽しいのだろう。何せ、キスで濡れた艶やかな唇で、少女は淫靡な言葉を何の躊躇いもなく言葉にしてくれるのだ。楽しくないわけがない。
「すごく激しくて、疲れました、けど……気持ち、良かったです♥」
「そうですか。それは良かった……『私とする行為は全て気持ちいいこと』ですからね」
「ん……っ!♥」
再び塞がれる唇。好いた少年にしか許していなかった乙女の唇がキスで塞がれ、彼女は不思議な多幸感で満たされた。好いた彼とのキスも、今に思えばこの多幸感で満たされていた。同質で匹敵するこの行為が、気持ちよくないはずもなかった。
「ちゅ、ぷ……あ、の……琴里さん、も……一緒に……」
ならば、自分一人で独占するのは間違っている。控えめながら、催眠の中で慈悲の少女が動く。青年は少女の変化を目を見開いて喜びながら、指名された赤髪とマンコを未だ振り乱す司令官を呼び付けた。
「そうですね、司令の検査を見てまた〝参考〟にしてください。司令、こちらへ」
「はぁ、はぁ……んっ♥」
セックス中、そう長くない時間とはいえ負担のかかる体勢で腰を振り続けた琴里の疲労は激しい。全身は汗に塗れ、それが上気し少女の甘い香りを醸し出している。検査用にしては大きいベッドに荒い息で登り、青年に四つん這いで差し出した臀部の艶など素晴らしいという他なかった。
「……?」
そう、琴里は這うように秘部を差し出した。四糸乃と違い慣れた琴里が見せる差異に彼女は小首を傾げる。ゴポリと精液を秘部から零しながら、全く異なるセックスの形を食い入るように見た。
琴里の汗ばんだ腰をしっかりと掴み、青年が二度全力で射精しても衰えない肉棒を構える。ニヤリと笑った彼は、敬愛すべき司令の――――否、調教した雌の声で無垢な少女の鼓膜を震わせた。
「お、おぉぉぉぉぉ……ッ!♥♥♥」
「っ!?」
四糸乃と違いスムーズに挿入されたペニス。四糸乃と違い、唸るような野太い嬌声が部屋に響き渡る。
そして幼い身体に肉棒の七割が沈められた頃、青年は琴里の腰ではなくその赤髪を握った。愛らしい者だけが許されるツインテール。誰より似合う髪型を大切なリボンで括ったもの――――それを道具のように引っ張りながら彼は腰を突き出した。
「ん゛お゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛〜〜〜〜〜ッ!!♥♥♥♥」
ドッチュンッッッ!!♥♥♥
「え……あ……♥」
イッた。気を遣うとか、そういったものはなかった。馬の手網を引くより荒く、琴里のツインテールを掴み上げての挿入。激しく痛々しいまでの挿入で、琴里は野太い〝快感の〟雄叫びを上げて絶頂したのだ。
挿入だけで、あんなにも乱暴にされたのに――――あんなに、気持ちよさそうな声を上げている。
「お゛ッ♥♥♥ お゛ぐッ♥♥♥ ん゛ほぉ♥♥♥」
「………………♥」
頬を朱色に染めて、バックでピストンされて野太く喘ぐ琴里の痴態を呆然と見つめる四糸乃。ゴボリ、またコポッと垂れた精液には、紛れもなく四糸乃のものである蜜液が絡まっている。
「仕方のない司令官様だ。さて、四糸乃さん――――どうですか?」
「……っ♥」
また問いかけだった。振り返った青年が、琴里を下品に喘がせながら四糸乃に問いかける。沈黙という答えはない。どうですか、という答えに対しての言葉もない。
ただ少女は首を縦に振った――――精霊が放つケダモノの声に新しいものが加わるまで、そう長くはかからないだろう。
これFANBOXのオマケ(本編より文字数多い)を含めて今日一日で書いたんですよね。2万字後半。そらまあこんなことばっかり続けてたら腕ぶっ壊すわなと。良かったらFANBOX側もよろしくお願いします。
感想、評価、お気に入りなどなどお待ちしておりますー。これでさすがにデアラ布教編は一旦終わりのはず。枷を外すと性癖とデアラの熱で燃え上がって怖いねバナージ。いやマジで人数少なめノーマル催眠で文字数ここまで行くとは思わなんだ。ではまた次回〜