※この作品はR-18です。

エロ短編集   作:いかじゅん

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それなりに前に書いた有償リクをお届け、アークナイツよりモスティマがロリ淫魔に調教されるお話。

いやさすがにアズレンと軌跡とデアラのループは問題ありすぎてるなと思って……何でもいいと思われてそうではありますがw






モスティマ(調教、ふたなり、屈服)

 

 神出鬼没の謎多きトランスポーター。堕天使と自らを称する風来坊。彼女、モスティマを理解することは容易いものではない。その心に辛抱強く寄り添うか――――力ずくでこじ開けるか、だ。

 

「クスクス……お姉ちゃんバカだよねぇ♥ あんな自慢げに言ってたのに、アタシにあっさり捕まっちゃうんだもの」

「……」

 

 少なくとも、この〝淫魔〟は後者を選び、モスティマを廃ダンジョンの奥深く、囚われのモスティマでさえ立ち入らない場所に閉じ込めたのだろう。

 息を吐き、モスティマは目を開いた。思考は冷静だ。予想外の力でこの淫魔、名乗った名は『サロドリア』と言ったか。銀髪の低身長、胸も慎ましやかで背には小さな羽と黒い尻尾、ピンクのボンテージにピンヒールとニーソックス――――羅列した情報を並べ立て名称を加えるなら、ロリ淫魔とでも言うのだろうか。

 そのロリ淫魔がどこからともなく取り出した玉座のような椅子に座り、祭壇のような場所にX字で手足を開くように拘束されたモスティマを見下している。彼女にとっては甚だ不愉快極まりないが、隙を突かれて捕まってしまったことは事実だった。

 

「君の目的は何かな? 生憎、私は子供の期待に応えられるような物は持ち合わせていないよ」

 

 子供と言っても淫魔。種族としてはあまり耳にしない希少価値のある存在なのだろう。だがそれ故に、純粋な力勝負では負けるつもりがなかった。今すぐに手足を縛る拘束具を破壊し、彼女を討ち滅ぼす算段をモスティマは頭の中で立てている。

 

「放して欲しいの? じゃーあ、勝負しよーよ。私に勝ったら解放してあげる」

「……なんだって?」

 

 しかし、意外なことに淫魔のサロドリアは間を伸ばした緊張感のない口調で、モスティマの行動を先読みするような提案を言葉とした。

 

「一週間。一週間、アタシの玩具になって。アタシの〝悪戯〟に最後まで我慢出来たら……〝お前〟は自由になれるの」

「……っ!!」

 

 少女の指がモスティマの顎を撫で、真紅の瞳が彼女の表情を映し出した。一瞬の〝怯え〟を彼女自身に映し出したのだ。

 何を馬鹿な。相手は力でモスティマに劣る淫魔。拘束をされたのも、仕事のついでに旅行をしていて油断をしてしまっただけ。何かが来るとわかっているなら、モスティマが淫魔如き矮小な存在に後れを取ることなどありえない。

 

「私は、子供の相手をするつもりなんかないけど……好きにしたらいい」

 

 勝負は受ける。けれど、子供を相手に反応など返さない。遊ぶなら勝手にすればいい。それが、淫魔という存在を見た目から侮ったモスティマの判断。彼女如きに捕まったことへの汚名の返上、プライドを守ることを優先したモスティマの慢心だった。

 

「契約せーりつ♥ ただし、耐え切れなかったらお前はアタシのペット♥ 一生遊べる飼い犬よ♥」

「堕天使が〝犬〟扱いは笑えないジョークだね。そんなことには絶対ならないから、安心するといいよ」

 

 絶対にならない。身体を拘束された状態で、それほど相手を見下せるのは自尊心を保つ本能的な行動だ。

 そんな憐れな【牝犬】を淫魔は笑う。尻尾で生足をするりと撫でながら、その小さな指で彼女の青髪を掬う。

 

「それじゃあ、スタート!」

 

 手に入れた新しい玩具。美しく気高く聡明な女をサロドリアは徹底的に嬲る。欲しいものを欲するがまま手にするのが、淫魔が淫魔たる所以である。

 少女の指先がモスティマの衣服を撫でた――――刹那、彼女が身に纏っていた薄布が溶けて消える。

 

「な……!?」

「あー、驚いてるー。もう反応しちゃうのぉ?」

 

 じゅうじゅうと音を立てて溶ける衣服。淫魔の指が触れ、そこから溢れた液体が広がりながらモスティマの身体を剥いていく。さしものモスティマと言えど、衣服だけを溶かす液体を即座に扱える生物は見たことも聞いたこともない。

 啖呵を切りながらいきなり驚いてしまう醜態を晒したモスティマ。それを笑いながら淫魔は彼女の肢体を晒しあげていった。上着はあっさりと消え失せ、下着は繊維の一つをも残さず溶けて消えた。結果、現れたものは必然としてモスティマの可憐な裸体である。

 

「ふふ、おっぱい大きい〜。けどお股の毛はげひ〜ん♥」

「っ」

 

 この淫魔は、一々モスティマの神経を逆撫でする物言いを好むようだ。飛び出そうとした反論を諌めるように、モスティマの喉が唾を飲み込む。ここで言葉を吐いてはまた彼女の思う壷だ。

 胸は確かにサロドリアに比べれば大きい。丸みを帯びた膨らみと乳頭の色合い、見事なものだ。下腹部から繋がるなだらかな丘には、彼女の言う下品な陰毛がある。年齢不詳な彼女ではあるが、生い茂る青毛から外見年齢相応の年月は割いているのかもしれない。

 

「それにしても綺麗なお腹……うん、ここなんかちょうどいいかな〜」

「?」

 

 しかし、サロドリアの揶揄はそう長く続かなかった。胸を軽く弄び、陰毛を指で撫でた程度の行為に終わり、彼女が興味を示したのは何ら変哲のない下腹部だった。

 なだらかで無駄な肉のない引き締まった肌の質感。白磁の肌とはこのことを言うのだろう。透き通るような腹の肉に――――淫魔の鋭い爪が触れた。

 

「……ッッ!?!?♥♥♥♥」

 

 ビクンッ♥ モスティマが下半身を跳ねさせたのは、まさにその瞬間。意図して声を出さなかったのではなく、声を出せないほどの独特な〝痺れ〟が彼女を襲い、その目を剥き上げた。思わず舌根が飛び出すほどの衝撃が脳髄を焼く。

 

「ここをこうしてこうして〜…………こうっ!」

「お゛ッ♥♥♥」

 

 幸運だったのは、そんな情けのない顔と奇声をサロドリアが茶々を入れなかったことか。彼女はその爪先で下腹部をなぞり、ある形を作ることに夢中となっていた。それがどれほどの衝撃をモスティマに与えているかなど〝準備段階〟の時点で気にすることではない、と。

 

「かんせー♥ なかなか綺麗になったんじゃない?」

「っ……な、に……?」

 

 相変わらず両の手足を縛められたモスティマからは、何とか顔を上げることでしか〝それ〟を見ることは叶わない。なまじ見れたとしても、自身の下腹部にサロドリアのボンテージと同じ趣味の悪い色をした刺青を刻まれた、という程度のことしか認識できなかった。

 

「なに? 淫魔が直々に刻んだ模様なんだから【淫紋】に決まってるでしょ。お前、意外と馬鹿なんだ〜♥」

「ふ、んん……こん、な……低俗な模様は、知る必要もない、よ♥」

 

 低俗。形の見えないモスティマが口を滑らせたそれは、明らかな官能の色と共に発せられた。形が見えないのにどうして低俗だとわかるのか。色だけでは不十分だろうに。

 理由は簡単。淫紋が刻まれた瞬間から、モスティマの身体はイッてしまいそうになるほど快楽が巡っているから。それを認識して彼女は低俗と表現した。だが、それはとどのつまりモスティマが〝感じて〟いると告白してしまっているようなものだった。もっとも、上の口の端、下の開いた口から滴る粘液を見れば言葉などいらなかったかもしれないけれど。

 

「へぇー、そんなに気持ちいいんだ〜♥ じゃーあ、下拵えを続けちゃお〜♥」

 

 無論、強がりから零れた隙をサロドリアは嘲笑を以て見下す。案外と呆気ない玩具だと――――こんなことで感じていては、この先どうなるのか想像もできないだろうに。

 

「声、出さないように気をつけなさい♥」

「っ……誰が――――ひゃぁぁぁっ!?♥♥♥」

 

 随分と可愛らしい声が溢れたのは、淫魔が〝善意から〟忠告した直後のこと。淫紋に続き、淫魔が玉座と同じくどこからともなく取り出した容器の液体を腹に垂らされた途端、モスティマは堪えきれず甲高い声を張り上げた。

 

「やだぁ、アタシがせっかく命令してあげたのに、仕方のない犬なんだからー」

「ひ、ぁ……っ♥」

 

 妙に粘り気のある液体。垂れた傍から熱く粘り着くような、声が出せなくなるほどの快感を伴ったローション。媚薬入りのローションを淫紋を刻んだ女に垂らす。普通の人間なら、この時点で発狂しておかしくなっているだろう。そう思えばモスティマはよく耐えている方だが、サロドリアは感心などしない。

 ただ玩具が自分の命令を無視したことを彼女は理不尽に叱り付ける。ふわりとその黒い羽で浮き上がり、ハイヒールを脱いで捨てたかと思うと。

 

「えーい♥」

「ひぃぃ!?♥♥」

 

 ぶちゅり。ローションが広がったモスティマの腹に足裏で一撃を加えた。それなりの勢いがあった足蹴りだが、モスティマの声からは苦痛ではなく戸惑いと喜悦が伝わってくる。

 

「身体全体に~、たぁ~っぷり、気持ちいいのをまんべんなく~♪」

「やめ……うぶっ♥」

 

 そんなモスティマを足蹴にし、淫魔は上機嫌に彼女の身体にローションを塗りたくった。もちろん足蹴にしているのだから、その細く小さな美しい足裏でだ。腹を押し美乳を潰し、腋を足指でくすぐり顔を踏み潰す。肉という肉を媚薬のローション付きの足で丹念に丁寧に足踏みしていく。

 

「あぁ……あつ、あつい……身体が、とけ、る……ごぶっ♥♥♥」

 

 その日は拘束されたままひたすら媚薬に付けられ、淫魔の足が視界を何十回何百回と覆った。それがどういった結末に繋がるかは、やはり今のモスティマでは想像もつかないことだった。

 

 

 二日目になると、拘束で硬くなった身体を解き放たれた。わざわざ拘束を解いてくれた馬鹿な淫魔を奇襲し打ち倒す。

 

「うふふ、股の毛だけじゃなくて身体も下品になれてよかったじゃない♪」

「く……っ」

 

 ――――ということは当然不可能であった。なぜなら彼女は自ら脚を開いて腰を落とし、腋まで見せつけるように頭の後ろで手を組み、淫魔の前で【屈服】させられていたのだ。玉座に座る幼き少女の前にガニ股腋見せポーズで立つモスティマは、その身体の〝落書き〟から大道芸で金をせびる浅ましい女に思えた。

 表に見える分で『まぬけ♥』『変態♥』『下品♥』。わざわざ矢印を付けて『中古マンコ♥』『1回100円♥』『誰とでもセックスします♥』。頬には『めす犬♥』とグルグルの渦巻き。挙句の果てに、背中を向ければ尻にデカデカと『負け犬』の文字まで。

 まるで便所の落書きじみた最低な文字を全裸に書かれた。言うなれば〝便女〟がモスティマ。

 

「こんなことをして何が楽しい……!?」

 

 その上、身体を催眠で操られて恥ずかしい姿勢を取らされていれば、モスティマと言えど冷静さはとっくに消え失せていた。ある種最初の落書きである淫紋と、一日中塗りたくられた媚薬ローションによる途方のない火照りも効いてきている。

 しかし淫魔を相手に言葉は〝餌〟でしかない。淫魔への回答は沈黙が正解だ。どれだけ高尚な言の葉を紡ごうと、根本的に価値観が異なる淫魔には届かない。まして、精神的な苦痛から紡いだ苦し紛れの言葉など聞くに耐えたものではなかった。

 

「楽しいよ? お前が無様にのた打ち回る姿、面白いじゃない。ほら、アタシの前で無様に踊って見せなさい♥」

「誰がそんなこと……へ?♥」

 

 ヘコッ♥ ヘコヘコ♥ カクカク♥

 

 淫魔が指を鳴らした。それは思考への問いかけではない。惨め極まる肉体への【命令】である。呆気に取られ素っ頓狂で間抜けな顔と声を出したモスティマの腰が、ヘコヘコカクカクと〝ダンス〟を踊り出す。

 

「やめ、やめ……やめろぉぉぉぉ!」

 

 ヘッコ♥ ヘッコ♥ ヘッコ♥ カクカクッ、プシャップシャッ♥

 

 モスティマが口調を崩して激昂する。それほどの屈辱が彼女を襲っているのだろうか。否、当たり前のことだった。人として恥ずかしい格好に落書き、品性の欠片も見当たらないガニ股を前後に振って秘部から汁を飛ばす。緩急を付けて振り乱される腰は下品で卑猥で滑稽だ。

 

「あは、あははははははははは!!」

「見るな、笑うなぁぁ!」

「こんなの笑わないわけないじゃないの♥ 馬鹿で間抜けな牝犬が、あんなに大口叩いてたのに涙目で腰ヘコダンス♥ あ〜ん、惨めぇぇ。もっとも〜と見たくなっちゃう♥」

 

 パチンと指が鳴る。これ以上どんな恥を晒させる気なのかと引き攣ったモスティマの顔を遮ったのは銀色の〝お盆〟。そのお盆を二つ掴んだ身体は、ガニ股を解いて動き始める。それだけを聞けばガニ股腰ヘコダンスよりはマシに思えるだろう。

 

「ほっ、ほっ♥ な、ぁ……ほっほっ♥♥ やめっ、やめほぉ♥♥」

 

 けれど裸踊りというのはどうだろう。脚を軽やかに掲げて胸を揺らし、お盆で股間を隠して開き、隠して開き。背中を向けて上下左右に振るお尻を左右のお盆で交互に隠して『負け犬』文字をチラチラと見せていく。

 便女のモスティマを大道芸と称したが、これぞ大道芸人ではなかろうか。惨めな便女が裸で踊って王を笑わせる。可憐な面、何を考えているか読ませない表情が涙目と恥辱に彩られる様。

 

「あはははははは! ばっかみたい! すごいブザマー! 自分が何やってるか分かってるの?」

 

 それが見たかった。クールで生意気、何者にも縛られない特別な存在だとその雰囲気が語る美麗な少女。そんな女を弄ぶことが愉しくないはずがないだろう。

 

「君がっ、やらせて、いること、だろう!!」

「そうねぇ。なら、お前がやりたいことをしていいよ」

 

 パチンと三度目の指鳴り。玉座に座る少女は勝ち誇っていた。足を組み肘掛を使って頬杖をついてモスティマの大道芸を笑いものにしている。そんなサロドリアを相手にやりたいことは一つ――――塵一つ残さず消滅させる。

 

「全力で――――あぁんっ♥♥♥」

 

 そう身を焦がす憎悪と憤怒を振りかざし、絶対的な能力を行使したはずのモスティマは、恥ずかしげもなく声を上げて膣口から粘液を吹き出していた。それを攻撃行動と呼ぶのなら、この世で最も間抜けな敵意の姿勢であろう。

 

「全力でぇ、なぁに? アタシに全力のオナニーを見せてくれるのぉ?」

「あっあっあ♥♥ あぁぁぁぁ、ンァァァァァァッ♥♥♥」

 

 せっかく開放されたガニ股を開き、両手で股間を弄る行動は攻撃ではなく自慰行為。叫びを上げた声は悲鳴ではなく嬌声。何もかもがモスティマの思惑からズレてしまった行動は、淫魔の嘲笑を深める結果にしかならない。

 

「やめろ、やめさせて♥♥ あんっ、ひゃぁぁぁぁぁ!♥♥♥♥」

「どーして? 言ったじゃない、お前がやりたいことをさせてあげるって」

「こんにゃ、こんなの♥ 私がしたいことじゃなひぃぃぃぃぃぃッ♥♥♥♥」

 

 プシャァァァァァァァァ♥♥♥

 

 秘部から……マンコから潮吹きが迸った。ガニ股を突き出し、首を反らすほどの全力絶頂。淫紋が激しく輝く並々ならぬ快楽に翻弄されたモスティマは、そのままサロドリアの声に鼓膜を震わせられる。

 

「ううん、お前がしたいことよ。お前の〝身体〟がしたいことなのよ♥」

 

 快楽で真っ白になる頭に不思議と残る甘い声。真実を告げる淫魔の言霊にある感情が沸き起こった。

 絶望。たったの一日、淫靡なものに浸された身体は精神を上回る――――憎悪が快楽に負けたのだと知らされた。

 

「あ、ぁ……♥」

「ほらほら、楽しいことしよ♥ 今のお前は――――私の面白い玩具なんだから♥」

 

 

 

 

 三日目。この日の記憶をモスティマは殆ど思い返すことができなかった。それは何も自分の身体が意識に逆らうことに絶望したから、というわけではない。

 

「あ゛♥♥ あ゛♥♥ お゛あ゛ぁ゛……♥♥」

「あれぇ? ちょっと〝入れ〟すぎっちゃった♥ くれた人間は一本で頭が飛ぶって言ってたけど、本当なんだー」

 

 それを感じるだけの思考を吹き飛ばされたのだ。転がってのたうち回るモスティマの焦点は無軌道に歪み、視界はグルグルと乱回転を繰り返し明滅している。そんな彼女の周りには数えるには両手を使うほどの注射器が捨てられている。中身は空……全てモスティマの身体に注入されていた。

 

「お゛ッ♥♥ おっおっお、うっほぉ〜〜〜〜♥♥♥」

 

 この場合、思考があるなし以前の問題だった。思考が感じるはずの屈辱感など彼方へ〝飛んで〟いき、モスティマは鼻の下を伸ばして必死に股を手で擦ろうとしてしまう。だが、彼女の両手を縛る存在がそれを許さない。

 

「そんなに我慢できないなら……私のコレで気持ち良くさせて・あ・げ・る♥」

「おほ?♥」

 

 それは淫魔の尻尾。長く細い彼女の尻尾は紐のように後ろ手を縛り上げ、自身より大きいモスティマの裸身を浮き上がらせた。その脚はガニ股でビクビクと震え、愛液は濁流の如く流れ落ちている。声の調子から読み取れるように、意識は薬物投与で朦朧としている。

 だから気づかない。彼女に負けじと我慢汁を垂らす〝モノ〟の存在に。黒光を放ち、皮をずる剥けにカリ首は高く、勃起してロリ淫魔の顔近くまで反り返った〝巨根〟の存在を彼女は実際に受け入れるまで悟れなかった。

 

「ぬ゛お゛ほォォォオ゛ォオオ゛ォオ゛ォ!?♥♥♥♥♥♥」

 

 その後も悟ったかと言われれば怪しい。陰裂をこじ開けて穿つ【ふたなりメスちんぽ】に、モスティマは一瞬にして五回はイカされた。尻尾に吊られた身体が反り返った巨根に貫かれ、カリ首が膣壁を捲りながら擦る、否、削る。そして子宮にドッチュンッッッッ♥♥♥♥ と分からせのディープキスを受け、モスティマは三日目の記憶を根こそぎ削り取られた。

 

「えい、えーい! どう? 気持ちいい? あはは、ちゃんと言ってくれなきゃ分かんないよー♥」

「ん゛ぬ゛ォォォオォオ……オ゛ホォ゛ン゛!!♥♥♥♥ チンボッ、オヂンボォォォオ゛ォオォォォオォオオオオオ゛オ゛ッッ!!♥♥♥♥♥」

 

 そこから先は至極単純明快。雌が雄と為す原初的な交尾とは違う、淫魔の人を超えたメスチンポによってケダモノの悲鳴を上げるペットの躾。

 尻尾の動きに超巨根を身体で出し入れし、地面に届かない爪先立ちという無様な脚を美乳と共に揺らす。その顔は自分が吐き出した体液に塗れ、白目を剥いて無惨そのもの。

 

「しきゅうの入り口を、ぐりぐりぐりー♪ おっかしい♥ あたまがっくんがっくんしてるぅ♥」

「ぬ゛ッほ♥♥♥ ぬ゛お゛ほぉ゛ン゛♥♥♥♥ オグッ、ンオ゛ッ゛♥♥♥♥ イ゛グゥゥ、イ゛グッ゛!!♥♥♥♥♥」

 

 その日の記憶はモスティマにない。ただ自分が惨めで下品な声をひたすら叫び上げていた。腹が膨れ上がるようなチンポをぶち込まれ、頭がおかしくなる生の射精を経験したような気がしたと、モスティマは四日目の朝に茫然自失でそれだけを思い返した。

 

 幸いにも四日目は思考を〝飛ばされる〟ことはなかった。声も出さなくて済んだ。

 

「〜〜〜〜〜〜〜〜〜っっ♥♥♥」

 

 起きがけから淫魔の尻に敷かれていれば、声など不要なものを出さずに済むのは当然だった。

 尻に敷かれるというのは比喩的なものではない。今度はベッドにX字で縛られたモスティマは、その顔面に彼女の小ぶりな臀部を押し付けられたのだ。体躯の小ささ故、太股まで顔に敷かれて全く身動きが取れない。視界には触れるだけで熱い淫魔の生肌、美しいと感じられるほどいやらしい秘所、チャーミングなピンクの肛門、兎にも角にもロリ淫魔の見惚れるほど美しい下半身で埋め尽くされる。

 

「ほら、ちゃんと舐めて気持ち良くしてよ。上手くできたらご褒美をあげる♥ アタシ、ペットにも優しいでしょ?」

「んむおぉぉ〜〜〜〜〜♥♥♥♥」

 

 その上、自身の膣内を振動する何かに貪られ、顔の震えでサロドリアを気持ちよくするという恥辱行為を行ってしまう。淫魔の下半身の虜となったモスティマからは見えないが、三日目に彼女を縛める役割を担っていた尻尾、その先端がバイブのように変貌して彼女の膣内を責め立てている。その快感は言わずもがな、モスティマの〝数少ない空気〟を使う喘ぎ声へと変換された。

 

「あぁん♥ いい、いいよぉ♥ ほんっと惨めで堪んない♥ このままアタシの下半身で窒息しちゃえばぁ?♥」

「ふぶっ!?♥♥ ん、ンンンーッ!!♥♥♥」

「ほらほら~♥ お前、私のお尻の穴にキスしろ。しっかり臭いも嗅げ。豚みたいに鼻を鳴らしなさい♥」

 

 視界を密閉する尻と太股。なまじ小さいからこそ隙間などない。さらに淫魔の快感は他者を嬲ること。顔を震わせて淫魔の性感帯を刺激する無様なモスティマは、まさに格好にして極上の快楽。湯水の如く溢れ出る体液に溺れ、息継ぎをすることさえ叶わなくなる。

 

(じぬっ、しぬっ、しぬぅぅ! じぬ、じぬ、ぢぬ、じ……ぬ♥♥♥)

 

 淫魔の下半身に溺れて死ぬ。身体を動かす自由どころか、息をする自由さえ奪われて惨めに命尽き果てる。嫌だ、嫌だと首を振ろうにも苦しく〝心地いい〟肉に包まれて動けない。生存本能から息を吸い込んで、苦しくも〝美味なる〟淫魔の体液が鼻穴と口を通り喉を満たす。

 苦しい、苦しい、苦しい。気持ちいい、気持ちいい、気持ちいい。空気が薄れて白目を剥いたモスティマの思考は二極化した。窒息しかけの苦しさと、膣内から溢れる気持ち良さ。

 

「ひ……ぐぅっ♥♥♥♥♥」

 

 最後の最後、意識の飛ぶ壁の一歩前で絶頂に到達――――瞬間、尻と太股に敷かれていた顔面に空気の隙間が生じた。

 

「ぷはっ♥♥ すぅぅぅぅ、ぶぼっ♥♥ ごきゅごきゅっ♥♥ ぶちゅるるるる♥♥」

「はい、ごほーび♥ やだぁ、そんなに必死になって……アタシの愛液そんなに美味しいのぉ?♥」

 

 美味しい。窒息の苦しさに比べれば、息継ぎの間に滴り落ちてくる蜜壷の液を呑み込むことなど苦しくも何ともない。

 

「はい、そこまでー♥」

「ぶぼっ♥♥ む、んむぅぅぅぅぅ♥♥♥」

 

 だが、また密閉されて息をできなくされたモスティマは叫んだ。必死に叫んだ。その声に官能が乗っていようがいるまいが、助けてくれと叫びを上げる。

 

「あはは、そんなに暴れたらすぐ息苦しくなっちゃうんじゃない?♥ お前って本当に頭わるすぎー♥ 逝け♥ 逝け♥ イキ死んじゃえ♥」

「〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ッッォ゛♥♥♥♥♥」

「どれくらい息止めれるかなぁ? いーち、にーい、さーーん、しぃーーーい……ごー――――」

 

 逝きたくない、逝きたくない――――イキたい。イッて、楽になりたい。

 直に窒息は止む。苦しければ苦しくなるほど快楽が増して、イカせてもらえる。そうすれば生きていられる。

 

 自由であったモスティマの中に芽生えたのは、浅ましく生(性)を欲する本能。牝犬が紐付けされていく快楽と被虐に呻くものだけ。彼女が多くのものを失って得られたのは、そんな惨めな生存欲求(マゾヒズム)だった。

 

 

 

 五日目、いいや、六日目のことだったろうか。息を縛られたモスティマの時間は半ば形骸化し、もはや何日淫魔に囚われているのかすらわからなくなっていた。もう何ヶ月も囚われているようにも思えた。淫魔が〝増えている〟とさえ錯覚した。

 

「ざぁこ、ざぁこ♥ お前は私の足舐め奴隷♥ 馬鹿にされてお股を濡らすマゾメスまんこ♥」

「あんっ、あぁん!♥」

「うわぁ、聞いた? 叩かれて気持ち良さそうにしてる。マゾの変態女♥ ほら、もっと鳴け♥」

 

 実際のところ、それは唯一と言っていいほど正常な認識ではあった。脚はガニ股拘束に慣れ始め、両手は首と共にギロチン台のような枷に囚われ、視界は目隠しで覆われて光を失っている。

 その上で彼女の裸体は四方八方からの走る鞭のしなりに襲われ、しかも痛みを感じながら下品な喘ぎ声を漏らしてしまっている。マゾの変態女を囲むは淫魔の群れ。一人一人が寸分違わぬサロドリアという個体。

 

「やめて、やめてぇ!♥♥♥ 痛いの駄目、痛いのやだぁ!♥♥ 何で、なんで気持ちいいのぉ!♥♥ こんなのおかしいぃぃ!♥♥♥」

「何もおかしくないわよ。お前はアタシの可愛い玩具♥ マゾ牝犬♥」

「ほんとおかしい♥ これだから玩具で遊ぶのは止められないのよ♥ 弱い癖にイキって、すーぐ言葉の使い方も忘れちゃう♥ こんなふうに♥」

 

 ひゅんっと風を切る音にモスティマが身を震わせた。瞬間には『負け犬』の事実文字が消えない尻に鞭が炸裂していた。初めのモスティマならいざ知らず、あらゆる感覚を狂わされた彼女では音で方向を予想することなどできないし、できたところで避ける術はない。

 

「あぁんっ!♥♥♥ 痛いの、止めて、ひんっ!♥♥♥ ダメ、い゛ぃ゛!♥♥♥ 感じちゃ、あんんっ、いやぁぁぁぁぁ!!♥♥♥♥」

 

 確かな痛みが身体中に走っているはずなのに、脳髄に届くのは快感。ガニ股から飛沫を地面にぶちまけるのは被虐快楽を覚えたマゾマンコ。

 

「やべでぇ!♥♥ クリトリス踏まないで、潰れちゃう!♥♥♥ 取れちゃうぅぅ!♥♥♥」

「取れちゃえ取れちゃえ♥ こんなよわ〜い豆粒、お前には必要ないのよ♥」

「いぎゃあ゛ぁぁぁぁぁあ゛ぁあ゛ぁ!?♥♥♥♥」

 

 鋭いピンヒールで極小の陰核を押し潰される。それでもマンコからは潮吹きを伴う絶頂が数秒起きに引き起こされていた。

 

「痛くしないで、気持ちいいの止めてぇぇ……身体、おかしくなってる……もう、やめて、戻して……もどじでぇ♥♥」

 

 そして数少なくなった自由を許された口、サロドリアを愉しませるために開かれることを許可された口は涎を流して無様な懇願を発する。

 

「あれぇ? 『子供の相手なんかするつもりない』『好きにしたらいい』とか言ってませんでしたァ?♥ どっちがアタシの聞き間違いかなぁ〜?♥」

「ていうか戻せるわけないじゃん♥ どんだけ馬鹿なのお前♥ アタシに捕まる雑魚の癖に何であんな偉そうだったのぉ?♥ はー、おっかいしいんだ〜♥」

「う、うぅ、違う、ちがう……私、わたひ、こんな……あ゛ッ!?♥♥♥」

 

 ずりゅ、と身の毛がよだつ音が鼓膜の間近に迫ってモスティマが叫びを上げた。その時には、サロドリアが異空間から呼び出した触手が彼女の両耳の穴を這いずり回っていた。

 

「お゛ぉ゛ぉ゛ぉお゛おぉ゛ぉ゛ぉ゛ぉぉ♥♥♥ みみ、耳が、が、ぁ……お゛お゛ぉ゛ぉぉ、おほぉぉぉぉぉぉぉぉッ♥♥♥♥♥」

 

 耳だけでなく膣内も尻穴も。逃れられない。身体の外であろうと内であろうとこの淫魔からマゾ牝犬のモスティマが逃れられる理由はなくなった。

 

「認めなさい♥ お前はペット♥ アタシのペット♥ それしか生きる価値がない弱っちぃワンちゃん♥」

「認めなさい♥ お前は負け犬♥ アタシの足舐めマゾペットなのよ♥」

「ひゃめへ……ひゃめ、ひゃめへぇぇぇぇぇぇぇぇぇ♥♥♥♥」

 

 グチュグチュと耳を貪られながら聞こえてくる。自分の主人となる者の声が。否定したいのに、しなければいけないのに。あと何分、何時間、何日耐えればいいのか、何もかもがわからなくなる。あと、あと、あとあとあとあとアトアトアトアト――――――もう、何も耐えられない。

 

 

 

 それは奇しくも七日目。最後まで耐え切ることができれば解放してやると約束した日のこと。慢心したモスティマが完膚なきまでに分からされた最終日に、彼女は廃ダンジョンをひたすら駆けずり回っていた。

 

「にげ、逃げなきゃ。はやく、早くここから……じゃないと、もう……」

 

 消えない落書きを施された一糸纏わぬ姿で走り回る。負け犬の文字に相応しい敵前逃亡兵がそのケツを振って出口へと向かう。

 プライド、汚名の返上など既に頭にない。飄々とした表情はいつ来るとも知れぬ少女の姿に怯えて泣いている。それほど心身共に限界を迎えたモスティマが逃げることができた、一瞬の隙を掴むことができたのは奇跡の所業であった。

 

 いっそ、そんな奇跡が存在しない方が壊れて救われることができたかもしれないのに。

 

「出口、でぐちっ、でぐひ……あっ!」

 

 モスティマという超然とした少女を構成するものが剥がれ落ち、惨め無様に逃亡を繰り返したことが功を奏したと言えるのか。複雑な廃ダンジョンで、またも奇跡的に彼女は外に繋がる出口を見つけた。

 人に見せられる身体でないことを理解している。だが誰かに助けを求めなければ。ドクター、その仲間、もうならず者だろうと構わない。あの淫魔に弄ばれるより、強姦を受けた方がマシだと本気でモスティマは考えてしまっていた。その迷いのない一歩は。

 

「みぃつけたぁ♥」

「ひぃぃっ!?♥♥♥♥」

 

 プシャッ♥♥♥

 

 身を竦ませる淫魔の声色にせき止められ、鼓膜を通した快楽が絶頂潮吹きという動作を選んだ。あまりにみっともないイキ方に、入口に降り立ったサロドリアがくすくすと笑い声を零していた。

 

「あはは、ばぁ〜か♥ こんなわかりやすい目印付けて逃げられると思ったのぉ?♥ おまんこお漏らしさせながら逃げるなんて……ワンチャンでももう少し頭いいんじゃないかなー?♥」

「あ、あ……♥」

 

 サロドリアが人差し指と親指の間に見せつけるように擦った粘液。それは、たった今モスティマが股間からバシャバシャと惜しげもなく溢れさせた液体と同じ――――彼女が必死に歩いてきた道に滴り落ちていた愛液だった。

 なんて無様、なんて間抜け。言葉もなくモスティマは呻いた。けれど、賽は投げられている。事実上勝負を破棄したモスティマに残された道は二つに一つ。連れ戻され、勝ち目のない残りの時間という地獄を過ごすか。

 

「……っ!!」

 

 ここでサロドリアを討滅するか、だ。弱々しく、しかし最後の戦意を振り絞って姿勢を低くし、サロドリアと戦う姿を見せるモスティマ。

 確かにモスティマならばサロドリアを倒すことができるだろう。油断や慢心のない彼女ならば、淫魔を正面から叩き潰すことができる。

 だがそれはモスティマという戦士の話であって、脚をガクガクと震えさせ、口元も恐怖で締りが感じられないマゾペットに調教された女の話ではない。

 

「ふぅー♥」

 

 それを誰より知るサロドリアは、頬笑みを浮かべて手のひらを口元に翳しながら吐息を発した。すると、ほんのりとしたそよ風、微風が引き起こされる。これまでの術に比べれば事象と呼ぶことすらおこがましい風だ。

 

「ひぃんっ!♥♥」

 

 だが間抜けなことにその風で身体を縛られた牝犬が一匹いた。そよ風が届いた瞬間、モスティマは世界一惨めな〝気をつけ〟の姿勢と悲鳴を上げてマン汁を吹き散らした。走るだけで風が摩擦で身体を擦り何度も何度も絶頂を繰り返した身体は、淫魔の吐息だけで身動きが取れなくなってしまう。

 

「いいざまぁ♥ あぁ、なんか愉しくなってきちゃった♥ いい、いいわ♥ こんなみっともなくて諦めの悪いペット飼うのは初めて♥ ちょっと戦って《遊んで》あげちゃうわ♥」

「ひ……ぁ……」

 

 戦い。生きるとはそういうものだと他者の命を奪う行為。それこそモスティマの知る戦い、狩りと言い換えてもいい。

 だが――――モスティマを襲ったのは、そんな命の取り合いが高尚に思えるほど底辺を極める戦い《遊び》だった。

 

「あひっ、ひぃぃん!♥♥ いやっ、やめて、叩かないで♥ いひゃい!♥ いひゃいぃ!♥♥」

「痛いならもっと痛がったらぁ?♥ それか牝犬らしく四つん這いになったら、もう少し逃げやすいかも、ねぇぇ!♥」

「きゃひぃぃぃん♥♥」

 

 執拗に尻を鞭で叩かれ、喘ぐ。拘束具のない状態で逃げ回れるからこそ、その様は拘束されているより滑稽だ。快感で爪先立ちになってひょこひょこと歩き回って逃げ惑う。鞭で揺れる負け犬ケツをさらに振り、爪先立ちのガニ股という無様を極めた歩行で追いかけ回される。先ほど戦いと比べたが訂正しよう。子供の遊びでも、もう少し高尚な絵になるだろうと。

 

「きゃん!♥ きゃん、きゃうんっ!♥ おしり、だめぇ♥ あぅんっ♥ あぁぁん♥ 痺れるの、だめぇ♥」

「ほらほら♥ 悪い事したら、どうするの~♥」

「あぁぁ!♥ ごめんなさい!♥ ごめんなさいごめんなさい!♥ ごめんなさいぃぃぃぃ!♥♥♥」

 

 淫魔の気まぐれが切り替わり、触手に両腕を絡め取られて〝お尻ペンペン〟。腫れ上がった桃尻を今度は小さな手のひらでぶたれる。

 尻を執拗に狙い済ましているのは、牝犬に対する躾も兼ねているからなのだろうか。中腰になった大きな少女が小さな少女に尻を叩かれ、鼻水を垂らして謝罪を繰り返しながら秘部からはマン汁を垂れ流す。呆れ果てるほど無様な光景は、いっそ死んでしまった方が楽なのかもしれない。

 

「あはは! 不細工なケツ♥ ほらぁ、アタシに何か言うことあるんじゃないの〜♥ 自分から言ったら許してあげないことも、ないかもね♥」

「おっほ♥ んほぉぉぉぉぉぉ♥♥♥ 許して、許してくださいサロドリア〝様〟♥ サロドリアしゃまぁぁ♥♥」

 

 けれど死ねない。一度惨めな死に近づきすぎたモスティマは生にしがみついてしまう。魔法で取り出された玉座に座った淫魔の前で、腫れ上がった尻を四つん這いで向け、ヒールの踵でアナルを掘られながら、格下と見下していたサロドリアに様を付けてへりくだる。

 悲しいまでに矮小な生き物。生にしがみつく憐れなマゾ牝犬。良い姿になったモスティマのアナルを穿つのを止めたサロドリアが、そのヒールを脱いで声を発した。

 

「んー、もう一声。アタシ、ちょうど足掛けが欲しいのよねぇ♥」

「はひっ、サロドリア様♥」

 

 本当に惨めな生き物がいるものだ。淫魔に頭を差し出し、踏みつけられる。それは即ち土下座という完全降伏の姿勢だ。全裸で負け犬ケツを掲げ、ヒクヒクと蠢くアナルまで丸見えにしての屈伏。

 死にたくない。その思いが、恐怖が転じてサロドリアに服従することを選ぶ。あの地獄をどうにか避けようと、彼女に〝負けました〟と宣言する。

 

「ふふ、あはははは! いいじゃない、さらにもう一声――――今まで生意気な口を聞いたことを謝って、命乞いをしたら助けてあげる♥」

 

 足蹴にして、地面に顔を擦り付けさせてサロドリアは宣告を返した。そんな形ばかりの敗北宣言では足りない。もっと寄越せ、もっと惨めになって愉しませろと最後の通告。

 これを超えれば、もう戻れない。気ままな風来坊、神出鬼没の堕天使。そういう『モスティマ』を示すものを心から捨て去ることになる。

 

「申し訳ありませんでした!♥ 今まで散々反抗した馬鹿な負け犬でごめんなさい!♥ 悪い子でごめんなさい!♥ 低脳惨めなマゾ牝犬のモスティマをどうか許して、お許しくださいっ♥ ケツ振りでも裸踊りでも腰ヘコでも何でもしますっ♥ 一生足掛けでいいです!♥ 足舐めマゾペットにさせてください、サロドリア様!♥♥♥」

 

 その幕切れはあまりに呆気なく、モスティマは死を迎えた。身体的な意味の死ではなく、モスティマという記号の死だ。

 

「ん♥」

「あぁ、サロドリアしゃま……んちゅっ♥」

 

 足が頭の上から退いた代わりに、足裏を顔に押し付けられる。その足裏を、指の隙間までたっぷり舌でモスティマは舐める。飼い主に甘えて縋り付くように。

 

「――――だーめ♥」

「………………へ?♥」

 

 そんな可愛らしい牝犬が浮かべた安堵の笑みを、幼き笑顔の主人は無邪気な一言で絶望へと叩き落とした。

 

「おほぉおおおぉぉおおぉっ!?♥♥♥ おんっ、おぉ、ぬ゛お゛ほぉ゛!?♥♥♥♥ ごめんなしゃい!♥ ごめんにゃしゃい!♥ ゆるひへ、ごしゅじんしゃまぁ!♥」

「やーだ♥ お前のここ、それなりに気持ちいいから本気で使いたかったの〜♥」

「んほひぃぃぃぃぃぃぃぃっ!?♥♥♥♥♥」

 

 淫魔という種に謝れば許してもらえる、などという理屈は通用しない。このように、土下座のままふたなり巨根チンポを挿入され、都合のいい穴として使われることだってある。

 もっとも、連日の調教に〝救われた〟モスティマは、彼女の人外ペニスを受け入れることができていた。

 

「サロドリア様、サロドリア様ぁぁ!♥♥♥ 許して……ご慈悲をくらひゃいっ!♥♥」

「じゃあ正直に言いなさい。アタシのこれ、気持ちいい?」

「はい、気持ちいいです!♥♥ おちんぽ気持ちいい!♥ ありがとうございます!♥♥ ありがとうございます!♥♥ おちんぽイキますっ、イクーーーーッ♥♥♥♥」

 

 まあ、それは偏に〝壊れてしまった〟と言う方が正しいのかもしれないけれど。

 下品に野太く喘ぐだけではなくなったからこそ、その媚び売りが浅ましく下賎。いやらしく無様。

 

「あんっ、あーんっ!♥♥ ご褒美、おちんぽご褒美嬉しいです!♥♥ これ好きぃぃ!♥♥♥ えへ、えへへ、あはははは♥」

 

 そして、正しく生き恥。その笑顔からは確かな感情が読み取れた――――淫魔に弄ばれている悦びが。

 

「あはぁ♥ さいっっっっっこう♥♥♥♥」

 

 ドピュッ♥♥ ドピュッボビュッボビュルルルルルルルルルルルルルルル!!♥♥♥♥

 

「サロドリア様ああああああああぁぁぁぁぁぁ!♥♥♥♥♥」

 

 本気の突き上げから本気の膣内射精。土下座から牝犬の四つん這いでそれを受け止めたモスティマは、あまりの精液量にガクガクと両手両足を痙攣させる。ブビュルブビュルと逆流する精子。白目を剥いてイキ続ける牝犬。

 

「……お゛っほ♥♥♥♥」

 

 ベチャリと精液の溜りに倒れたその牝犬は、潰れたカエルのような姿勢で気を失った。

 けれど顔は幸福に染まっていた。被虐のアヘ顔と負け犬の尻を主に向かって見せつけて、ザーメンをひり出して自らを白濁の海に沈める。

 

「ペット一匹、かんせ〜い♥」

 

 惨めなマゾペットを見下ろす淫魔の面は、最後まで残虐で無邪気な頬笑みを崩すことなく、その足でモスティマだったものを踏み付けた。

 

 

「うーん、退屈ー……何か面白い玩具でも探してこようかな〜」

 

 玉座に座る幼き少女の淫魔は退屈を持て余していた。とはいえ、その表情は言葉とは裏腹に酷く晴れやかだった。

 少女の足元で仰向けに転がり、その可憐な面を足マットとして扱われるマゾペットで遊んでいるため、であろうか。

 

「うーん……退屈しのぎに、お前で遊んであげる♥ マゾペット、チンチン♥」

「わんっ♥」

 

 ペットはその名の通り、じゃらりと趣味の悪いピンクの首輪に繋がった鎖を鳴らし、犬の媚び売りチンチンポーズで立ち上がる。もっさりと良い毛並みの陰毛をおっぴろげ、手を胸横に掲げて舌をベロンと垂らす。そんな下品なペットの顔面に、サロドリアは足裏を打ち付けた。

 

「へぶっ♥♥ ……へっへっへっ♥ サロドリア様の足の裏、おいちいでしゅぅ♥♥」

「んもう、首輪が擦れて痛いってば。もっと丁寧に舐めなさいよ」

「あひんっ♥ もうひわけ、あひましぇん♥♥ あはぁぁ……♥♥」

 

 しょわあぁぁぁぁぁぁぁ♥♥

 

 いさみ喜び足を舐め、叱られ悦び嬉ションをする。股間から勢いよく上気する小便を漏らしたペットに、サロドリアは目を細めて体躯に似合わぬ妖艶さで――――自らの秘部を指で広げた。

 

「お漏らしなんて仕方ないペットねぇ♥ 尿道まで弱々なんだから……見てたらアタシもしたくなっちゃったぁ♥ お願いね――――私の、足舐めマゾペットちゃん♥」

 

 廃ダンジョンの奥底で、風来坊故に誰にも知られず消えた女が牝犬となった。二重に聞こえる飛沫の音色の片方を受け止めているのが誰であったのか……もう、本人にさえわからない。

 これから彼女はペットとして生きる。過酷な責めを受け続ける。それを過酷と思えなくなるほど受け続ける――――永遠に、遊ばれ続けるのだ。

 






特に話すこともないというか、最近はFANBOX書いてるか有償リク一気に進めてるかの2択ですねぇ。趣味を書いてスッキリして気合を入れて有償リクに望む感じ。

感想、評価、お気に入りなどなどお待ちしておりますー。ではまた次回〜
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