(まさか、私がこのような不覚を取るとは……)
変貌大妃・ネネカ。このアストルムという世界を想像した七冠と呼ばれるうちの一人、まるでエルフの少女のような見た目をした彼女は、薄暗い部屋の中で失策に眉根を顰めた。
彼女は立場上、様々な人間に狙われている。だがそれを持ち前の頭脳、変身能力で補っていたわけだが――――どういうことか、この空間に吸い寄せられ今に至る。
(ミラーミラーの分身から私の本体を繋げ、引き寄せる。ありえない力です……まさか、ミネルヴァが?)
蝶の姿で情報を彷徨い集めていた最中の出来事で、聡明なネネカもまた混乱の渦中にあった。謎の空間に取り込まれた時点で能力は封じられ、ネネカはその身一つで囚われてしまった。手掛かり、というより道標は――――――
【ようこそ、ダンジョンRPGへ!】
正面に聳え立つ扉と、脳に直接響き渡る謎のアナウンスのみ。
【ようこそ、ダンジョンRPGへ!】
(通信魔法に類似したもの。ですが、逆探知はできそうにもありませんね)
ネネカが警戒を露わにして何も答えずにいようと、ただひたすら同じ言葉を繰り返す脳内通信。ネネカ本来の能力があるならいざ知らず、今の状態で正体を探ることは不可能だ。
しかし、手をこまねいているだけでは始まらない。仮にミネルヴァ――――七冠が作り上げた超AIが根本にあるならば、リスクを伴ってでも進み行く価値はある。嘆息したネネカは、立ち上がって扉の前に立った。
【ようこそ、ダンジョンRPGへ! 挑戦者ですね?】
「……そうなのでしょうね」
仮に〝いいえ〟と答えたところで、歓迎の言葉と同じくループをするだけなのだろう。何せわかりやすくダンジョン〝RPG〟と名乗っている。現実でゲーム開発に携わっていたネネカからすれば、ある程度は予想の範囲内だ。
【では挑戦特典をプレゼントいたします――――装備『ふたなり』を有効的に活用くださいませ!】
「は? ……っ!!?」
瞬間、ネネカの身体のある部分が〝変化〟した。具体的にはピンク色のショートパンツの下、中心。そういった場所に、そういったものが現れた。何の脈絡もなく、突然に。
(なるほど……落ち着きなさい、私。この場所は、そういうものなのでしょう)
しかし、時には完全な形で対象に〝変身〟することを得意とするネネカは、経験から僅かな動揺のみで留めて見せる。彼女でなければこの変化は慌てふためくところではあるが、変貌大妃とまで呼ばれた彼女は人体をあらゆる意味で熟知している。
即ち、この変化を嫌悪はあれど分析して受け入れ、ここがどれほど醜悪な場所であるかを理解したのだ。
【進行に応じた追加の装備、レベルアップはその都度通知いたします! それでは、楽しい楽しいダンジョンRPGへお進みください!】
「期待していますよ。どれほどの愚物が裏側に控えているかをね」
変貌大妃は扉を開き、ゲームマスターとしてではなくゲームプレイヤーとしてダンジョン攻略に挑むのだった。
【ネネカ/HP1000/装備『普通の服』『ふたなり』/状態異常・なし】
【セーフルームだ。ここでは次の部屋に備えた準備ができる】
「ここは……」
扉を開いた先は似たような構造の部屋。先の場所よりそれなりに広く、幾つかの〝モノ〟が置かれていた。
所謂セーブポイント、セーフルームに当たる部屋なのだろうとネネカは当たりをつけた……そもそも、ご丁寧にアナウンスが頭の中で流れているのだから、当たりをつける意味などないのかもしれないが、この通信がどれだけ信用に値するかわからない以上は本人の感覚が大切だ。
「…………」
その本人の感覚は、幾つか置かれた〝モノ〟を見て露骨に眉根を顰めた。ともすれば、自身の装備が付け加えられた時以上に。
飾り付けられた三体の黄金像。あまり直視はしたくないものだ。裸婦像とまではいかないものの、乱れた衣服に怯えた表情で内股を抑えた『ミソギ』にへたり込んだ『ミミ』にM字に股を開いた『キョウカ』の黄金像。
名前は足元の台座に刻まれ、よくよく見れば『リトルリリカル・失禁像』などと低俗極まりないタイトルまで取り付けられている。
「趣味が悪い……しかも、扉には〝私〟ですか」
さらに、先へ進むための扉には女の彫刻が掘られている。黄金の出っ張りはかなり精巧な作りであり、ハートの宝石を装飾した帽子やカールを巻いた長い髪――――どこからどう見ても、ネネカの彫刻だ。
(乗る価値もない、くだらない挑発ですね。私や彼女たちの精巧な彫像を生み出す程度、あの力なら訳はないでしょう)
ネネカ以外であれば動揺することもあったであろう。だがやはりネネカは〝これまでの挑戦者〟の中で最も冷静だ。
容姿とは裏腹に大人びた冷静沈着な態度で、挑発に乗ることなく落ち着いて扉を開いて先へ進んだ。
【レベルアップした! 装備に『女の子のミニスカート』が追加されたぞ!】
「っ!?」
しかし、このダンジョンは間髪を容れず変化をもたらし、ネネカの神経を悉く刺激した。
ネネカのショートパンツが一瞬光に包まれたかと思えば、色合いはそのままにミニスカートへと変貌した。太股にギリギリ裾が差し掛かる言葉通りのミニスカート。老獪とも言える強かなネネカを『女の子』と容姿を小馬鹿にする装備は、間違いなく彼女を煽っていた。
【トラップ部屋だ! 両手を頭より上に上げていないとペナルティが発生するぞ!】
「自らトラップだと明かしてしまうとは、良い手とは言えませんね」
続け様に部屋の説明まで入り、ネネカは息を吐いて状況を俯瞰した。およそ50メートルほどの長い部屋に横引きの白線がネネカ側と出口側に一本ずつ引かれている。そして、都合よく変化したミニスカートと『両手を下げてはいけない』という特殊条件。
考えられる可能性は多くない。くだらないことだ、と嘆息しながらネネカは両手を高く上げ、白線の先へ足を踏み入れた。
「私が生娘のように恥ずかしがると思いましたか? 残念でしたね」
決して長くはないスカートで、しかもショーツなどの感覚もないが、あらゆる姿に変身できるネネカからすれば羞恥心をくすぐられるほどではなかった。警戒をしながらも、なんてことのない罠に冷笑を浮かべる。
まるで降伏し、言いなりになっているような様で。
(妙な気分ではありますが、問題はないでしょう)
けれど、それはあくまで〝なっているような〟だ。実際にネネカが屈しているわけではない。だが、身体はどう思うだろうか――――特に、自然に慣れすぎていたため忘れかけていたその〝モノ〟は。
ムクッ♥
「ん……?」
と、何かが立ち上がる奇妙な感覚にネネカは視線を下げた。股間部が重く、急速に熱を帯びるような。
「……な!?」
そこには、飛び出した『包茎チンポ』にスカートがふんわりと乗った目も当てられない恥ずかしい光景が映っており、さしものネネカと言えど声を上げてしまった。
ネネカの平らな胸より遥かに飛び出した『ふたなり』は、大きくしなりを上げて勃起し、情けない仮性包茎の先端をスカートの先から僅かに露出している。降伏の姿勢でノーパンミニスカートの中にあるペニスを揺らして歩く。ネネカは無自覚なのだろうが、ふたなりペニスに備わったマゾの本能というものがその倒錯感に興奮し、ムクムクと竿をしならせた。
「〜〜〜〜ッ!!」
女性器の露出程度であれば怒りを感じることはあれど、我を忘れるほどではなかった。しかしなんといっても『ふたなり』だ。いくら変身能力に長けたネネカとはいえ、勃起能力を持たせるまではしていなかった。
その上、ネネカのプライドを何重にも刺激する大きさだけはある包茎ペニス。咄嗟に両手を下げ、ミニスカートを無理やり広げて恥辱のふたなりを隠そうとする。
「――――ほひょッ♥☆」
瞬間、ネネカの顔が歪んだ。素っ頓狂な声を上げ、唇を縦に伸ばして寄り目を作る。ネネカの股下から放たれた二本の光線は、彼女に察知されることなくどっぷりと大きな〝睾丸〟を貫いた。
ガクンと膝が曲がり、外股になって股間を広げたネネカに光は動きを伴い照射を続ける。
【ペナルティ発動! 金玉淫紋の刑!】
「ふ、ぎッ、い……お゛ん゛ッ♥☆」
ふざけた名前のペナルティにネネカが濁り声で叫ぶ。ネネカの睾丸に彼女の衣服の色より明るく、それでいて淫靡な色合いの紋様が刻みつけられた。
【ネネカはトラップ部屋のペナルティを受けてしまった……永続状態異常・金玉淫紋。勃起が促され、ペニスの感度が倍増した】
「っ、く……正気の人間が作ったとは、思えませんね」
たっぷりとペナルティを受けて、息を絶え絶えにしながらもそれから解放されたネネカがらしくもなく愚痴を言い放つ。幸い、トラップ部屋に失敗しても進めなくなるわけではなく、先ほどのようなペナルティが発生するだけのようだ。
(とはいえ、そう何度も失態は犯せません……いいえ、犯すつもりはありませんよ)
ペナルティによる〝ある醜態〟だけは免れたが、あの淫紋の効果なのかペニスに猛烈な熱が生じて非常に煩わしい。勃起が一定値から収まらず、いつ間抜けなスカート捲りがあるかわかったものではない。
歩けないほどではないが、次が無事で済むとも限らない。一度味わった屈辱、与えられるのではなく自ら犯したそれをネネカは叱責し、二度とすまいと心に誓いながら出口のドアを開けた。
【部屋の扉が閉ざされている。当たりの『鼻フックレバー』を引け!】
今度は狭苦しさを覚える部屋に、天井から何本もの紐が並んで垂れ下がっている。
「…………」
一応手で引いてみるもビクともせず、迂闊なことをすればペナルティが発生するだろうと予想するネネカはそれ以上の行動は控えた。
紐の先端に取り付けられた二股に分かれた鉤。わざわざ内側に引っ掛けるための突起と、ネネカの身長に合わせられ都合よく鼻の下にくる紐の配置。
「私に恥辱を与えることが目的ですか? いいでしょう、その代償――――後ほど、身体の隅々まで支払わせて差し上げます」
ここを出たら、どんな方法を使ってでも必ず殺す。否、死ぬだけならまだマシだと思える拷問に処す。
世界の創造者が手ずから下す死刑宣告。
「ふんっ、ん、ぐ……おぉぉぉぉッ!」
しかし、実際に処刑されているのはネネカの方だった。彼女の知的で可憐な面、その尊厳が鼻フックという玩具で殺される。
鼻裏に鉤を引っ掛け、全力で下に引かねば紐は降りてこない。ネネカは鼻の穴を縦に伸ばされ、これ以上今生の恥はないと思えるような不細工顔で踏ん張りを入れて鼻フックレバーを引いた。
【ハズレ! 次のレバーを探せ!】
「はぁ、はぁ……ふ、ぐうぅぅぅ!」
【ハズレ! 次のレバーを探せ!】
「ふごっ、おおぉぉ!」
【ハズレ! 次のレバー探せ!】
「こ、の……っっ、んんんんっ!」
全力で鼻を引き上げて次のレバー、また次のレバー、さらに次のレバー――――――
【当たりだ! 扉の鍵が開いたぞ!】
「はぁ、ふぅ、ずびっ……っ!」
ネネカが果たして何本の鼻フックを引いたのか。何十本と用意されていた鼻フックが多量に濡れていること、ネネカの鼻下や唇がべっちょりと唾液以外のもので濡れていること、小さな鼻孔が赤く腫れていることから、敢えて本数を言うまでもないだろう。
晴れて鼻フックから解放され、次の部屋に進むことができると顔を屈辱で歪めながらも口を拭くネネカ。普段は感情があまり表に出ないネネカの多彩な表情変化、それを一番見られるのは間違いなく今のこの瞬間であろう。
【攻略特典! 装備『鼻フック』を有効活用しろ!】
「ぶごぉッ!?」
――――特に、不意打ちで取り付けられた鼻フックに鼻水を吹き出して目を剥く瞬間など、知的なネネカであるからこそ堪らない背徳感がある。
【ネネカ/HP990/装備『女の子のミニスカート』『ふたなり』『鼻フック』/状態異常・金玉淫紋】
「っ、やってくれますね……ずびびっ」
首輪の後部から帽子を通って鼻先へ至り、ギリギリとネネカの鼻穴を開く『鼻フック』。取り外すことは当然、緩めることも出来ずにネネカは鼻水を垂れ流しにしながら先へ進むことを余儀なくされた。
ふたなりミニスカートに鼻の裏が見えかねない鼻フック。与えられる装備すら事実上のペナルティ。呪いの装備しかないダンジョンRPGなど、もはやRPGを名乗ることさえおこがましい。
【部屋の扉が閉ざされている。椅子に座って鍵を解除しろ!】
だが泣き言を口にしたところで、最後まで突破できなければネネカは単なる負け犬にしかならない。命令的なアナウンスは、ネネカがダンジョンの挑戦者であると告げている。苦渋を味わいながらも呑み込み、先に進んだネネカは部屋の指定を受け、眉根を上げた。
部屋の中央、これ見よがしに置かれた椅子。ネネカが座るにしては少々と気品や高貴さに欠ける無骨な作りの椅子。周りを歩き、試しに軽く叩いて見るも怪しい仕掛けはない。
「さて、私の想像を超える悪趣味なものが仕掛けられているのかどうか……」
知的好奇心がそそられる、というさも余裕めいた微笑でネネカが椅子に腰をかけた。たとえふたなりがチラ見えし、フックで豚鼻のように鼻孔が歪んでいようとも、変貌大妃という七冠のプライドは砕け得ない。
「お゛う゛ッ♥☆」
その微笑が豚鼻に相応しく変わり果てる。鼻水を垂れ流すのではなく、唾液と共に吹き出す――――尻穴にめり込んだ指先によって。
【カンチョートラップだ! ネネカのアナルに攻撃が突き刺さる!】
「お、お゛ぉ? ほ、お……ッ!?」
何が起こったのか理解がネネカにはできない。淫紋ペナルティと同じく、臀部を置いた椅子の座面に穴が開き、中から飛び出した作り物の手が両指を立て、ミニスカートに穴を開けるほどのカンチョーを繰り出したなど、ネネカが想像した悪趣味な予測のどれにもありはしないのだから。
「んほ、お゛ぉん゛!?♥☆」
悪趣味ではなく子供の悪戯、カンチョートラップは目を剥いたネネカを尻目に深くまで潜り込んでいく。一度侵入を許してしまえば、括約筋だけで押し留められる勢いではない。元々、尻穴で遊んだ経験など一度であってもないネネカに抵抗の術はなく、深く深く入り込んだ指先はある一定の地点にまで到達した。
ゴリッ♥
「あひっ♥♥♥」
ネネカの表情がめくるめくように変わる。カンチョーの刺激に悶えていた面が、頬と舌根がだらんと垂れたものへと。
ブルンッ♥♥
「んほっ♥♥♥」
そこから包茎チンポがスカートを翻しながらフル勃起し、亀頭の表面部分のみを開いた皮被りダサ魔羅を露わにする。カリ首まで皮に包まれているあまりに間抜けなペニスではあるが、唇を尖らせて未知の快感に喘いだネネカの顔はペニス以上に目を引いた。
ゴリッ♥ ゴリュッ♥
その上、二度三度と裏側から前立腺を押し込まれ、チンポが高々と快楽の呻き声を上げる。ネネカと言えど、ここまで精巧に男性器を作り上げたことはないだろう。彼女も驚くふたなりちんぽは、前立腺という弱点部位の刺激に耐えられない。これは精神力の話ではなく、ネネカが得たマゾちんぽの本能だ。
「ぅオぉッ!♥♥♥♥ ん゛、お゛ッ、お゛ッほッ!♥♥♥♥ おほおぉおおんっ♥♥♥♥♥」
ビュルルルルルッ、ビュクビュクビュー♥ ビュービュービュルル、ビュ〜〜〜〜〜♥♥
目を剥いた悶え顔から快楽中枢を刺激された蕩け顔、そこからチンポの快楽に酔いしれた間抜け面。
それらを見せつけながらネネカは射精した。僅かに剥かれた皮の内側から、汚れて濁った白濁液を噴水のように噴射する。精通の悦びに打ち震えるように、ブルンッブルンッと力強く揺れながらところてん射精をネネカのふたなりは繰り返し、主に情けのない嬌声を上げさせるのだった。
【ネネカ/HP970/装備『穴あきミニスカート』『精通ふたなり』『鼻フック』/状態異常・金玉淫紋/射精回数・1】
【第二セーフルームだ。三つの関門を見事クリア!】
「……………………」
明るいアナウンスに対して、ネネカはいつも以上に口を開かない。アナルだけ見えるよう綺麗に破れたミニスカートの後部を両手で隠し、内股気味でふたなりを押さえつけてセーフルームを歩く。
あまりの恥辱に言葉が出ない。ネネカは怒りや情けなさで一杯になっているのだ。あのような声を上げ、頭が真っ白になる射精を解き放ってしまった。決して、それだけはしてはならないとわかっていたのに。
ここに用事はない。息を整え、次の部屋に向かう。それだけを考えるようにして、思考に冷静さを取り戻す。道中、三体の黄金像が置かれ『カルミナ・腰振りサマーライブ』などという趣味を疑うものがあろうと知ったことではない。彼女たちの泣き笑顔、まるで無理やり笑顔にされたガニ股の黄金像を極力視界に入れず反対側の扉を目指した。
「なっ!?」
が、どうしても視界に映し、はしたない声を上げざるを得ないもの――――壁に飾られた写真があった。
『変貌大妃ネネカ・スカート捲り』
『変貌大妃ネネカ・鼻フック』
『変貌大妃ネネカ・カンチョー顔』
『変貌大妃ネネカ・射精直前アヘ顔』
『変貌大妃ネネカ・射精オホ顔』
額縁に入れられたネネカの顔写真。飾り気のない下品なタイトルが刻まれた写真は、ネネカがスカートを押えふたなりちんぽを隠す赤面の写真から、『ぶごぉ!?』と呻いた鼻フック直後の豚鼻写真や『お゛う゛ッ!?♥☆』と野太い声を上げたカンチョー写真。さらには『あひっ♥♥♥』とアヘ顔を見せたものから『ぅオぉッ!!♥♥♥♥』と力強いオホ顔まで。
「〜〜〜〜〜ッ!!」
今生の恥として継がれるであろう写真が切り取られ、豪奢な額縁に飾られている。大半が鼻フックを装着したネネカのあられもない顔写真。鼻水を飛ばし、目を潤ませて涎を垂らし、まして絶頂で無防備な馬鹿面を晒した瞬間など、ネネカが思わず殴りつけるのも無理はない。
「はぁ、はぁ……っ!!」
もっとも、それをしたところで額縁に飾られた写真はくしゃりとも歪められない――――出来ることは、先に進んで黒幕を排除し、このダンジョンの全てを消去することのみ。
「っ、あぁぁぁ!」
らしくもない怒りの叫びを上げ、扉を叩くような勢いで開くネネカ。彼女を模した黄金像は、ふたなりをミニスカートから飛び出させ鼻フックを兼ねた下品なものへと変わっていた。
【搾精トラップだ! ビーカーに精液を溜めないと次へ進めない!】
「…………」
部屋の真ん中に大きなテーブル、その中央に実験用のビーカーが備え付けられている。形状、サイズから1000mlは硬い。
「…………」
現実逃避をするように物を分析し、二度、三度と視線を行き来させながら、この部屋にはそれしか備えられていないことを確認。射精という作業を百歩譲って受け入れたところで、どう精液を収めるかが課題であることを認識。
テーブルの高さはネネカの胸ほどの高さがある。加えて横幅があるため遠距離射精は難しい。そもそも、射精という未知の感覚に慣れていないネネカでは現実的ではない。ビーカーを持ち上げようとしたところで、鼻フック同様徒労に終わるだろう。
「……やります。やって差し上げましょう」
――――分析の結果、ネネカは非常に恥ずかしい姿勢でペニスをビーカーに向けざるを得ないという結論に達した。
まずテーブルの上に登る無作法を行い、和式のトイレで用を足すようなしゃがみの姿勢を取り、手袋を脱いだ手でずっしりと重い包茎チンポを掴んで、先端をビーカーの内に向ける。
「マスターベーションのやり方は心得ています……すぅ、はぁ」
ネネカの股間から下品な男性器が生えている、というだけでも光景としては十分すぎる。さらにそこからネネカの華奢な指がブヨブヨとした皮を掴み、扱き上げるため鼻息を整えるオナニー手前の光景は、倒錯的のみならず冒涜的だ。
「ふ……、おぉっ♥♥♥ く、ふぅ……は、はっ、んぐ……っ♥♥」
自らペニスを扱くマスターベーション。皮肉にも射精の感覚を覚えていたことで、はしたない声は何とか押さえつけることができている。シコッ、シコッ、シコッとゆっくり竿を扱き、気持ち良さで歪みそうになる表情も押さえる。
(く、ペニスが……溶けて、しまいそうですっ♥ 皮、が……剥けるどころか、伸びていって♥ が、我慢、我慢、我慢んんっ♥♥)
それによって顔がおかしなことになっている。皮が剥けずに伸びてダルダルになっている。それでも、出来るだけ一度で終わらせる。前回の射精量の目算通りなら、ビーカーを精液で溢れさせることすらできる。常識では測れない射精量、もちろんそれは諸刃の剣であることは承知の上だった。
「く、ふぅ、あ、あっ、あぁっ♥♥♥ あぁぁぁぁぁっ♥♥♥♥」
ビュルルルルルルルルルルルッ♥ ブビュルルルルルルルルルルルルルッ!!♥♥
女性器で得る絶頂感とは何から何まで異なる。ネネカの高速思考が『射精』という解放感だけで埋め尽くされるような極上の快楽。悔しいが、人間の脳は性的な絶頂に抗えない。
素直に気持ちいいという射精を解き放ち、ギュッと絞ったふたなりをビーカーに入れて搾精する。
「ふーっ、ふーっ♥ こ、これでぇ♥」
満杯どころではなく、テーブルに溢れ返るネネカのザーメン。七冠の聡明で優秀な子種が凄まじい性臭を漂わせ――――それがテーブルの内側に消えた。
「……は?」
【射精時は絶頂宣言が必要だ!】
「っ〜〜! 先に、言いなさい!!」
二つ目のビーカーを前にして声を荒らげ、後出しのルールに冷静さをかなぐり捨てたネネカがペニスを勢いよく扱く。
「お゛ッ、おぉっ……ぜ、絶頂、しますっ!♥♥♥♥」
その甲斐あってか、先ほどより勢いがあり声も鈍く、ついでに気持ち良さも増幅された射精が繰り出され――――またもビーカーが真新しいものに変えられた。
「ぐ、お゛ッ♥♥♥♥ しゃ、射精、しますっ!!♥♥♥♥」
ビーカーに三度目の精液が溜められ――――全てひっくり返したように四つ目のビーカーが設置される。
「〜〜〜〜〜あ゛ッ♥♥♥ おぉ、おほぉぉおおぉおおぉッ!♥♥♥♥」
ビュクビュクビュクッ♥♥
四度目は遂に無駄打ち。腰が砕けて仰け反り、ブリッジを片手で支えるような姿勢でザーメンを打ち上げてしまった。
「お゛ッお゛ッお゛ッ♥♥♥♥ お゛んぎぃぃいいぃいぃッ♥♥♥♥♥」
――――もう限界だ。理性を保っていられるのは五回までとネネカの脳髄が警告を激しく鳴らしている。
「お゛ッん゛お゛♥♥♥♥ お゛ひ――――いぐっ、イッぐぅうぅうぅうぅうぅうッ!!♥♥♥♥♥」
だが、それが結果的に功を奏した。五度目の射精をテーブルの上で打ち上げたネネカは、プライドが快楽で押し流され素直に『イク』という絶頂宣言をその口から叫び上げた。
「ほぉお゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛っ!?♥♥♥♥ きんたまっ、あづいーッ!?♥♥♥♥」
【金玉淫紋の言霊だ! 絶頂宣言に反応して感度が倍加する!】
どびゅっ、どぶびゅるっ、びゅるるるるぼびゅっ、どびゅるるるるるるる〜〜〜〜ッ♥♥♥♥
ブリッジで露になった睾丸の淫紋が光り輝き、ネネカの脳髄を焼き尽くす。恥ずかしげもなく睾丸の名を叫び、先ほどより濃いザーメンを連続でひり出してしまう。
「お゛ひっ、お゛ひーーーーッ!?♥♥♥♥ ぢんぼっ、ぢんぼとまらないッ!♥♥♥♥ イグ、イグのどま゛らな゛――――お゛ほほぉぉおおぉおおぉおぉ!♥♥♥♥♥」
尿道を擦り上げる半固体の精液はそれだけでネネカを絶頂させながら、射精自体の快楽でも責め立てる。鼻の下を伸ばし、猿でももう少しマシであろう顔でネネカは奇っ怪な笑い声を上げ、ビーカーどころか全身を白濁液に染め上げるまで無自覚に包茎ペニスを扱き上げた――――――
【搾精部屋を突破! だが快楽に耐えられず無駄打ちを重ねて体力を大きく削られてしまった……】
【ネネカ/HP730/装備『ザーメン塗れのミニスカート』『射精癖のふたなり』『鼻フック』/状態異常・金玉淫紋/射精回数・13回】
◆
理知、合理。ともすれば狡猾とさえ言える七冠随一の切れ者。それが変貌大妃ネネカ。そんなネネカが挑むダンジョンなど、たちまちに攻略されてしまうはずだった。
「ぜぇ、はぁ……ふぅ、ふーっ」
このように、鼻穴を惨めに晒して倒れ込んでいるなどありえない。股間にずっしりと垂れたふたなりのせいで、うつ伏せではなく仰向けにならざるを得ない無様さ。睾丸が伸びどぷんと地面に置かれ、竿はダルダルになった皮に包まれ仮性ではなく真性包茎と見紛う大きいながらも間抜けなペニス。
【第五セーフルームだ】
【ネネカ/HP480/装備『逆バニー』『包茎ふたなり』『鼻フック』『クソデカ金玉』/状態異常・金玉淫紋、射精癖/射精回数20回】
衣服はレベルアップによって〝退化〟し、まるでバニーガールの服生地を反転させたような胴体丸見えの変態装束に。
ふたなり逆バニー・ネネカはたちまちに攻略せしめるはずのダンジョンRPGに、ただ翻弄され続けていた。いいや、ある意味で順当以上の攻略と言ってもいいかもしれない。
『自慰行為に耽る変貌大妃』
『空中腰振りサンバ・ネネカ』
『変貌大妃尿通記念』
セーフルームの壁に掛けられた額縁入りの写真。いずれも顔写真からネネカの全身を映した写真へと変化し、いずれも彼女がこの〝第五〟へと至るまでの努力と恥の軌跡が収められていた。
一枚目はブリッジ射精の瞬間を切り取り、猿以下の顔で白目を剥いてチンポを擦る知性を感じさせないネネカが。
二枚目は顔を真っ赤にして、写真越しに皮付きペニスが躍動するガニ股腋見せダンスで腰を振るネネカが。
三枚目はこれほど惨めな姿があるだろうか。男子小便器に女性器ではなく男性器からおしっこをする逆バニー姿のネネカが。冠ではなくウサギの耳を取り付けられて、キッと睨みを効かせて皮付きチンポから濃厚な黄金水のアーチを作る写真は、どこか哀愁を漂わせている。
それ以外にも恥を晒した写真が飾られ、関門を閉ざす扉には逆バニーで包茎チンポを勃起させ、鼻フックのアヘ顔を見せる彫像。ダンジョンRPGを進むに連れ、惨めになっていくネネカの姿がしっかりと記録されていた。
「はぁ、ふぅ……なる、ほど……っ!」
痙攣する両足を手で叩き、ずっしりと垂れたデカマラと睾丸を携えて立ち上がったネネカ。見慣れたくもない恥の写真や彫像の他に、ネネカがずっと目を逸らしてきたものがセーフルームにはあった。
第一、第二と同様にセーフルームには等身大の黄金像が設置されている。当初は趣味の悪い銅像くらいにしか思わなかったが、射精による快感がネネカの思考を冷やしたことで見えてくるものがあった。有り体に言えば、恥を晒しすぎたことで逆に冷静さを取り戻したのだ、ネネカは。
第三に設置された黄金像は『ゴブリンマウント・ママサレン』。裸身のエルフが矮小なゴブリンに跨られ、鞭で四つん這い歩行させられる凌辱の光景を描いたものだった。
第四に設置された黄金像は『なかよしハイグレ部』。薄いレオタードを着た三人の少女が爪先立ちのガニ股で、鼠径部に両手を添えて大真面目な顔をしている。命題の通りならそれが『ハイグレ』ポーズだったのだろう。
(そして、第五は……)
今まさにネネカが休憩をした第五エリア――――『ドラゴン族のふたなりデスアクメ・ホマレ』。この世界の希少種・ドラゴン族の美女がふたなりを扱いて射精した瞬間を造成した黄金像。
体躯自体がネネカの遥か上を行くグラマラス。爆乳爆尻ながら、ふたなりもネネカ以上。ネネカは大きいとはいえ常識的にありえなくはないペニスだが、この黄金像の主は規格外も規格外。ズル剥けの超巨チンは爆乳爆尻とも比べ物にならず、恐らく縦に向ければ本人が直接しゃぶれるほどの長さ、しかし口に入らない横幅……そんなサイズのペニスを目を見開いたオホ顔で扱き、射精した瞬間――――きっと彼女は、力尽きたのだ。
(そう。この黄金像たちは、恐らく……このダンジョンに敗れた者たち)
定期的に告知される自身のステータス。本人の状態を嘲り笑う目的が主であろうが、露骨に設定された『HP』。体力が失われればゲームオーバー。ゲームではポピュラーなシステムだろう。ダンジョン〝RPG〟と名乗っているのなら、尚更だ。
とすれば問題はゲームオーバー時の挙動。コンティニューがあるのか、ないのか。もしないのだとしたら、敗北した挑戦者はどこへ行くのか――――セーフルームの黄金像がその答えであろう。
これまでの像と違い、明確にネネカと似た装備を着けられているからこそ確信した。ネネカが敗北したその時、彼女もまた〝同じ〟になるのだと。
「……私は違います。必ず、この悪辣なダンジョンを踏破して見せましょう……必ずです」
独りごちた決意表明。たとえ鼻が吹き曝し真っ赤になっていようと、股間に女のものではないダサ魔羅を生やされていようと。自分は変貌大妃、この世界を創り上げたゲームマスターの一人――――こんな巫山戯たダンジョンに屈してなるものかと、ネネカはセーフルームを飛び出した。
第五のセーフルーム、その先は広々とした空間〝しか〟なかった。
「これは……今までにないものですね」
ここまでの部屋は何かしらの物が置かれるか、何かしらの指示があるかのどちらかだった。そのどちらもない、見るからに怪しいエリアにネネカは眉を顰めた。
ズクズクと煮えるように疼く半勃ちのペニスを揺らし、バニーのネネカが慎重に部屋を歩いていく――――ガコンと上から音が鳴る。
「っ!」
瞬間、ガリガリッと削るような音を立てて、天井がネネカの頭上へと滑り落ちてきた。
【釣り天井トラップだ! 早く次の部屋へ向かわないと、ぺしゃんこになってしまうぞ!】
「く、猟奇的な嗜好を……!」
これまでにない純粋かつ殺意に満ちたトラップに、ネネカが舌打ち混じりに言葉を吐いて走る。ブルンッブルンッとふたなりが揺れる低俗な光景を生み出したとしても、そのような恥を半ばネネカは投げ捨てていた。今更という感情と、プライドに拘りすぎて負け犬になるわけにはいかないという合理的な判断。
「っ、間に合わない……あぁぁぁぁっ!」
だが、元々肉体派ではない上、ダンジョンの罠で体力を消耗し不要なモノまで垂れ下げていたことで扉の手前まで走るくらいが限度。
「ぐ、うう……肉体労働は、私の役割ではないのです、がっ……ふっ、ぬぅうぅぅ!」
――――そこから、辛うじて両手で天井を支えることでネネカは脱出の時間を稼ぐ。一種の賭けであったが、このダンジョンが単に挑戦者を押し潰すだけの罠を作るはずがない、という逆の信頼がある故の行動だろう。バニーのウサミミが倒れるギリギリで両手を上げ、四股踏みのように股を開き、鼻水を吹き出すほど力を込める。
恥も外聞もない今のネネカだからこそできる最大限の支えだ。幸いにも、全力を出せば釣り天井の進行は止められると判断したネネカは、ゆっくりと足を扉に向かって上げて――――――にゅるりと、ねっとりとしたものが股間に絡み付く感覚に総毛立った。
「うひゃんッ♥ な……っっ!?」
うねうねと〝手〟を蠢動させる小さな紫色の物体。胴体はなく、本体であろうその手がネネカの股間部に触れている。無論、ネネカが持つ今の股間部と言えば醜い包茎ペニスだ。
【触手型モンスターだ! 餌と巣穴を探している!】
「このような時に……いえ、このような時だからこそですが……っ!」
先ほどネネカはダンジョンを信用したが、今の状況はそれと同じだ。単に支えられる程度の罠だけで終わるはずがない。もしこの触手に反応し、ネネカが力を緩めればその時は。
「冗談ではありません」
あの黄金像のようにアクメして死ぬなど御免だが、圧死という結末も到底受け入れられない。腕に力を込めたネネカは、触手を無視し慎重に足を踏み出していく。
見たところ触手は小さく、竿全体に付くような長さはない。ペニスの快感は絶大とはいえ、醜悪なトラップに晒され続けて多少の耐性が出来ていた。竿に纏わりつかれる程度なら放置して問題はない――――――
「うひひひひっ!?♥♥♥ そ、そりぇはぁ、餌ではありませっ、うひょーッ!?♥♥♥」
その数秒後、ネネカは己の判断の甘さを心の底から後悔し、甲高い声で啼いていた。
足がガクガクと震え、天井は今にもネネカを押し潰してしまいそうだ。それでも力が入らないのはペニスに絡み、否、入り込んだ触手が原因だ。
「うひっ、ほひっ、くひ〜〜っ♥♥♥ そ、そこ、撫で回したら、むりっ♥ ちんぽむりっ、イクッ♥♥ た、食べないで――――私のチンカス、食べられてりゅうぅうぅう、んも゛おォほ!?♥♥♥♥」
シワシワになった皮の中にするりと入り込んだ触手。そこは汚れの巣窟……射精の残滓と恥垢がこびり付いたもう一つの排泄器官。臭いを閉じ込めた皮の内側に潜り込まれ、チンカスに塗れた亀頭を舐め取られるという形で〝掃除〟され、ネネカは堪らず射精。
「ほぎょっ、そこは、あなたの巣ではありません゛ん゛ッ♥♥♥ フガッ、んごぉおぉおぉっ!?♥♥♥ 臭いっ、私のザーメンぐざい゛♥♥♥」
それによって飛び出した触手が今度はネネカの鼻穴を狙う。鼻フックの開き具合でも足りず、ネネカの鼻を左右から平たく潰すように広げ、ザーメン塗れの触手をズルズルと鼻奥に挿入。
悶絶するネネカのいよいよ人がしてはいけない崩壊顔面を生み出すと、そこが巣としては〝浅い〟と判断したのだろうか――――ネネカの尻臀に張り付き、束ねたドリルのような触手で狙いを済ます。
「ま、待ちなさい……そ、そこは……っっ!!」
どこへなどと言うまでもない。カンチョーで解れ、少しばかり開いたネネカのピンク色のケツ穴に――――ずりゅんっ!!♥
「のっひょおおぉおぉおぉッ!!♥♥♥♥ イグッ、ウンコ穴ファックでイクイク、ちんぽイグーッ!?♥♥♥♥ アナル犯されてちんぽちんぽ〜〜〜〜ッ♥♥♥♥♥」
びゅぶりゅるりゅるりゅるるっ♥♥ びゅくびゅくびゅく〜〜〜〜♥♥♥♥
はしたない汚声を上げてチンポからザーメンが迸った。ケツ穴を突き上げられ、中でバラけた触手に結腸を探られる特殊なケツ穴レイプでネネカはイキ果てる。
その時、フッとネネカの腕から力が抜けて――――ズドンと、部屋の天井が地面に到達した。
「……は、へっ♥ はひ……たすかっ、ひゃ……?♥ ふ、ふぅぅぅ……あっ♥」
――――押し潰される既のところでネネカは次の部屋に転がり込み、何とかトラップをくぐり抜けることに成功した。
命の危機から脱し、射精直後で僅かに萎えたペニスからお漏らしをしながら倒れ伏す、死んでいた方がマシな醜態を晒して。
【釣り天井トラップを突破! しかし、アナルを触手の巣にされてしまった……】
【ネネカ/HP380/装備『逆バニー』『包茎ふたなり(掃除済み)』『鼻フック』『クソデカ金玉』/状態異常・金玉淫紋、射精癖、淫語癖、触手寄生/射精回数22回】
「はぁ……んほっ♥ っ……ひ、人のケツ穴を住処にするなら、せめて行儀よくしていなさい!」
ネネカの腸壁を擽る触手。まるで取っ手のないアナルプラグが肛門の〝入口〟を塞ぎ、ネネカの手で抜き取ることはできそうにない。
言葉が通じるかはわからないが、そうでもしないとやっていられないと触手を叱咤してネネカは歩いた――――新しい部屋を、何の警戒もせずに。
「へ――――むぎゅっ!?」
べちゃっ♥ 粘着質な地面に足を取られ、ネネカが避けていたうつ伏せの姿勢で倒れ込む。咄嗟に受け身を取ろうとしたのか、両手がバンザイをするように接着。両足は無様に広がり……彼女からは見えていないが、それはまるで踏み潰されたカエルの死骸を思わせた。
「ん゛ぶっ、んぶぶぶぅっ! ぶぉ゛っぉ゛!」
(は、離れられない……これは一体!?)
もちろんネネカは立ち上がろうとした。が、顔が、手足が、ペニスがべっとりと地面にくっついて離れない。強烈な粘着テープ、あるいはゴキブリ取りの罠にでも引っかかってしまったような――――――
【粘着トラップだ! 時間内に脱出できないと一定時間拘束されてしまうぞ!】
実際のところ、表現は的を射るものだ。ネネカが地面だと思って踏んだのは強力な粘着シート。部屋の隅以外、全てに敷き詰められた透明な粘着トラップ。ネネカの注意力が正常ならば、一瞬で見抜くことができたであろう初歩的な罠だった。
しかし、射精が癖になったペニスにアナルを貪る触手。疲労が油断になったネネカは、足元の注意を疎かにして間抜けな罠に捕らえられた。
「む゙ん゙ぐぶぉ゙ぉ゙ッ、む゛お゛ーッ!!」
しかも、粘着トラップから逃れる力がなく、暴れることすら出来ず地面にべったりと張り付いた変貌大妃の背中という光景を抜け出せずにいる。
やがてアナウンスの言う〝時間〟が来たのだろう。粘着シートが〝持ち上がった〟。不可視の力で持ち上げられたそれは、ネネカを粘着したまま壁に現れた額縁の中に張り付いた。
「んぎゅっ、ふぎゅううぅうぅ!!」
ガニ股万歳の服従ポーズで身動き一つ取れないネネカ。平らな胸、腹に押し付けられた肉厚な包茎チンポがギチギチと透明な粘着ラバーに潰される。乳首やチンポの勃起すらねじ伏せ、圧縮する。
「むぐっ、むぐうぅうぅ……む゛お゛ッ!?♥♥♥ ン゛ぶう゛う゛う゛お゛お゛お゛ぉ゛ぉ゛♥♥♥」
だが何より目を引くのはその貌。知性と美貌に溢れた起伏の薄い可憐な面、というのはとっくに崩れ去っていたが、数々の額縁に飾られた写真のどれよりネネカは不細工だった。
粘着シートが空気を抜き取るように張り付き、潰す。それはネネカの豚鼻、頬、唇のどれであっても容赦はない。鼻穴と頬が横に拡がって面積を増やし、薄紅の口は見事なまでの鱈子唇。透明なラバー素材はそんなネネカの不細工貌を余すことなく晒し上げ、彼女のプライドや自尊心を文字通り踏み躙る。
「ぶも゛ッ!?♥♥♥♥ むぐぐぅうん゛ん゛ーッ!♥♥♥♥ ん゛お゛む゛ッ、む゛う゛ーーーーッ!♥♥♥♥♥」
(おほッ♥♥ チンポ潰れるッ♥☆ いきゅっ♥☆)
そして、圧縮は押さえつけられた勃起ペニスに快楽を与え、ネネカの脳髄に雷で打たれたような快楽物質をもたらして射精させる。射精、射精、射精、また射精――――バキューム額縁に飾られたネネカは、そのまま時間が来るまで不細工な面で目をアヘらせながら圧縮ザーメンを放出し続けたのだった。
【脱出に失敗した! バキュームトラップでネネカは18回も無様に射精してしまった……】
【ネネカ/HP20/装備『逆バニー』『包茎ふたなり(掃除済み)』『鼻フック』『クソデカ金玉』/状態異常・金玉淫紋、射精癖、淫語癖、触手寄生/射精回数40回】
【第六セーフルームだ】
「はぁ、ひぃ……よ、よくも、私にあのような……っ!!」
ほぼ力尽きるような形で第六セーフルームに辿り着いたネネカ。顔面は見るに耐えず、ペニスは多量の射精に打ち震えるように痙攣している。
首の皮一枚を繋いで辿り着いたネネカ。しかし、誰の目から見ても限界なのは明らかだった。それは、ギリギリの状況でも自身のステータスを意識していたネネカが一番に理解している。
(残数値は20……あと1回、何かの拍子でイッてしまえば、私は……っ!)
額縁に新たに飾られた写真。『変貌大妃四股踏みアクメ』『変貌大妃不細工バキューム』のどちらかでも余計な射精をしていたら……ネネカは間違いなく、写真ではなく本物の黄金像として祀られていた。
嫌だ、恐ろしい。想像するだけでチンポがビクビクと痙攣し、身体がカタカタと震えてしまう。ここに来て敗北を直視し、七冠として見せることのなかった涙をネネカが流しかけて。
【おめでとう! 第六セーフルームまで初めて辿り着いた挑戦者! 次が最後の部屋……ゴールを目指す挑戦者にプレゼント! 体力増強精力剤!】
「……なん、ですって?」
まさにその時、足を止めたネネカに小さな瓶が転送された。
体力増強精力剤とアナウンスが発した言葉にネネカは僅かな気力を取り戻す。最後、と言っていた。それはつまり、ネネカは辿り着きかけている。
「ふぅ、ふぅー……ふ、はは、うふふ……やはり〝最後〟に勝つのは私ですね」
【ネネカの体力が回復した! HP20→1000】
それはあまりにわかりやすい希望だった。ネネカしかここまで来れなかった。その証拠に、このセーフルームには黄金像が存在しない。今までの挑戦者は、全てこの手前で脱落していた。
ボトルのキャップを迷いなく外し、ネネカは迷うことなくグッと喉に嚥下した。
「ん゛お゛……く、チンポが、滾りますっ♥ 見て、いなさい!」
体力増強精力剤。体力が増強回復する代わりに、ペニスの精力が増し射精で体力が削られるリスクを伴う回復手段。だが、ここまで辿り着いたという高揚感でネネカは進むこと以外の選択肢を除外した。
そうでなければ進めなかった、とも言えるだろう。生来、その理知的な頭脳に反して負けん気が強い、悪く言えば煽りに弱いネネカらしい進み方だ。
見事に乗せられたネネカは最後の部屋――――ズラリと壁に尻が並んだ卑猥な場所に辿り着いた。
「ッッ!?」
【壁尻の脱出口! どれかのマンコが鍵穴になっているぞ!】
壁に尻、そのままだ。多種多様なプリッとエロい尻が壁に嵌め込まれ、下のマンコと上のケツマンコを露出させてネネカを淫らに誘っている。
壁尻の上壁にはご丁寧に持ち主の写真だろうものが張り付けられ、それも良い想像を掻き立てネネカのチンポを勃起させてくれた。
「ごく……っ♥」
ネネカの喉鳴りに合わせ、精力剤でフル勃起したペニスが包茎の先から涎をたらぁー♥ と流す――――そう、ネネカは〝雌〟の味を知らない。
下手をすれば生えてから数時間、睾丸の淫紋で精力と感度が上昇し射精が癖になったネネカの包茎ペニス。当然、それは〝童貞〟だ。ネネカにもマンコはあるが、能力が封じられた状態では挿入などできなかった。
「……わ、悪く思わないでください♥ これも私がこのダンジョンから出るため……あなた方のオマンコを、賞味させていただきますよ♥」
脱出のため、仕方なく、この哀れな犠牲者たちのマンコをレイプする。そのためにチンポをマンコにぶち込むのは仕方がないこと。口から垂れた涎をペロリと舌で舐め取ったネネカは、このダンジョンに来てから最も軽い足取りで壁尻に向かっていった。
「ふーっ、ふーっ♥ ふふ、ふふふ……まずは、この〝ロリ穴〟が鍵かどうかを確かめて差し上げます♥」
ネネカが選んだ最初の穴は三つ並びの小尻。産毛すらない少女、ロリの穴。写真には無垢な笑みと『キョウカ』『ミミ』『ミソギ』のネームプレートが誂られている。もっとも、記憶力に優れたネネカであれば彼女たちをどこで見たのかを覚えているだろう。
第一セーフルームの黄金像。小便を漏らしたギルド『リトルリリカル』の少女たち。まだ年端も行かぬ未成熟な尻をふたなり逆バニーガールが鷲掴みにして――――――ずちゅんッ!♥
「んぉっほぉぉぉおおぉぉオオオ〜〜〜〜ッ!?♥♥♥♥♥」
ガニ股腰突きスタイルで未熟なマンコに下品なチンポを挿入。童貞喪失の快感で鼻の下がこれでもかという勢いで下がり、目が上擦ってたった今挿入れた『キョウカ』という少女の顔写真にその下卑た笑みを向けた。
「こ、こ、これがオマンコっ♥♥ 本物の、オマンコぉ〜♥ 童貞喪失射精、ぎも゛ぢい゛い゛ーーーーッ!♥♥♥♥♥ オナニーなんか目じゃないぃ……っ♥♥」
【キョウカは鍵穴ではなかった! キョウカで二回射精してしまった! HP1000→960!】
「ふぅ、はぁぁぁ……そう叫ばないでください。わかっていますから――――あと47回も射精できることは♥」
パンッパンッパンッパンッパンッパンッ♥♥
「おっおっおっ!♥♥♥ 締め付けがきつくて、チンポが抜けません♥ ぎゅうぎゅうに咥えこんで、金玉からザーメン搾り取ってきます♥ 痛いくらいに締め付けてぇ……ふぅ、ようやく抜けましたね♥ まったく、淫乱なロリマンコです♥ 次は……おっほ♥ こちらの子は、奥に呑み込んできます♥」
キョウカを好き放題に犯した後、次の鍵穴である『ミミ』のマンコへ強引に挿入する。尻がビクッビクッと震えているとか、奥に呑み込んできているのではなく奥に押し込んでいるのだとか……そんなことは、ネネカにとってどうでもいいことであった。
「おひょぉ!?♥♥ アイドルまんこヤバイ!♥ 気持ちよすぎィ!♥♥♥♥ マンコ全体が蠢いてチンポに握手会してる♥ 動かしてないのに、もう……イくぅううぅぅうぅう!♥♥♥♥♥」
芸術への理解は相応にある。だが、今のネネカにとってアイドルとは精神的な高揚を得られる性の象徴。鍵穴として用意された極上の穴の一つ一つに、たっぷりと膣内射精。
「表面っ、膣壁がざらざらして、亀頭が擦りあげられる♥ うひっ!?♥ 亀頭責めやばっ!?♥ 皮被ってるのに、気持ちよすぎて腰砕けるぅ♥ チンポがギュって抱きしめられる♥ まんこ抱擁しゅごいぃいいぃぃい♥♥♥♥♥」
「すっごっ、コレやっべ!♥ 全員まんこの具合が違う♥ 子宮の入り口に先っぽ当たってノックすると震えてぇ、くすぐったい♥ 柔らかくて溶けちゃいそう♥ なかよしマンコ三つ全部にくっせぇちんぽザーメン射精すぞ!♥♥ イケ、イッたマンコで射精ちんぽ気持ちよくしろぉ〜♥♥♥♥」
「あひゃぁぁ!?♥♥♥♥ デカチンやべぇぇ!♥♥♥ ピストンすると玉がチンポに当たって精子どくどく作られてくっ♥ てか、まんこガバガバで笑える♥ オラ、緩まんもっと締めろ♥♥」
『サレン』のペニスを包むようなマンコを味わい、『クロエ』『ユニ』『チエル』の三者三様名器マンコに一人三回は射精し、超極太ふたなりペニスを壁尻から地面に衝いた『ホマレ』の緩マンを賞味する。
「はー、使い捨てマンコ最高ぉ……ふふ、あなたも不幸ですね♥ そのチンポでは誰のマンコにも挿入れられないでしょう♥ 大きくても童貞……ゲヒッ♥ どーせならそのケツ穴で射精させてやる♥♥ オラッ、こっちはちゃんと締め付けろ!♥♥」
『〜〜〜〜〜〜〜〜!?!?♥☆♥☆♥☆♥☆』
「っはぁ〜〜♥♥ マンコよりこっちの方が締まるぅ♥ やっぱりチンポ付いてるやつはこっちの方がキツキツぅ〜♥ ところてん射精大好きなケツマンコにペニス汁でるでるでるぅっ♥♥♥♥」
次々にマンコを犯し、挙句の果てに同じふたなりであるホマレのケツ穴にチンポをハメて仲良く射精。ケツ穴に触手を住まわせていることもあってか、ネネカは誰よりところてん射精の心地よさを知っている。どこを突けば相手が無様に射精し、間抜けな反応を返すかを理解し尽くしていた――――もっとも、今一番間抜けなのはネネカだろうが。
【ホマレは鍵穴ではなかった! ホマレで六回射精してしまった! HP――――】
「ああもううるさい。黙っていなさい! 鍵穴ならチンポで探しているでしょう!」
それにしては関係のない尻穴を犯したように思える。彼女の顔や言動は醜く歪んでいるように感じられる。
何より聡明なネネカであれば気づけたはず――――鍵穴は何も、そのドロドロになった汚チンポで探せなどと一言も言われなかったと。
「? なんですか……この薄汚い穴は♥」
ホマレを犯し抜いたネネカがペニスを振って次の壁尻を探していると、特別目立った穴が目に付いた。
これまでの若く遊ばれていない穴とは違う、弄ばれ続けた雌穴。ぱっくりと縦に割れて肉が鱈子唇のように捲れたケツ穴に紫がかった桜色の剛毛。ケツ穴から飛び出した剛毛はマンコにまで続き、恐らくは壁の先にある下腹までジャングルになっているに違いない。
今までにない薄汚い鍵穴。触れるどころか、本来なら見ることもはばかられるようなジャングル性器の持ち主は――――
「くひっ♥ んほっ、人のケツ穴でそう暴れて急かすなと……まあいいでしょう。早くしないとチンポも疼いて仕方ありませんからね。そのきったねぇマンコを使わさせていただきますよ――――エリス♥」
その写真だけは特別、ネネカの発情した豚鼻笑顔と渡り合えるほど下品なアヘ顔を浮かべた『エリス』の顔に彼女は唇を大きく歪めた。
何十回という射精をしたとは思えないほど力強く勃起させたチンポを、仕方ないと言いながら確かな期待に満ちた笑みを以て――――挿入。
「お゛ぉ゛……っ♥♥ い、意外と、イけますね……♥ さあ、それでは――――」
【エリスは鍵穴だった! 最後の扉が開かれた! 今こそ脱出しよう!】
「あ〜〜〜♥♥♥♥ でる゛ぅうぅうぅ〜〜〜〜♥♥♥♥♥」
びゅるるるる♥♥ どぷどぷどぷっ、びゅるるるるるるるるっ♥♥
「射精たまんねぇ〜♥ お゛っ、まだでる♥ 縮れ毛マンコにヤベェくらいにザーメンでるっ♥♥♥♥ このケツも掴み心地が良いですね♥ 気に入りました♥」
【エリスで射精! HP120→100!】
「ふぅ、ふぅううぅうぅっ♥♥♥♥ お゛ぉう゛♥♥ この穴、私の皮を子宮で摘んでるっ♥ 皮が伸びて……ふぉぉおおぉう゛♥♥♥♥♥」
【エリスで射精! HP100→60!】
「お゛っ♥♥ この毛わかった♥ マンコパコると擦れてゾワゾワするこの感じ……金玉奉仕のためにあるのですね♥ ふふ、わかってしまえば可愛らしい……オラッ、射精すぞジャングルマンコ♥ 奉仕された金玉から登ってきたザーメン♥ 受精専用ドスケベマンコで受け止めろッ!!♥♥♥♥」
【エリスで射精! HP60→10!】
ばちゅんっ♥ ぱちゅんっ♥ ぱちゅんっ♥ ぱちゅんっ♥
一心不乱にガニ股を振る。世界を創り上げた脳の100パーセントを射精に注ぎ込む。ネネカに恐怖はなかった。あるのは純然たる射精への期待――――黒幕マンコに偉大なる七冠の力を分からせる膣内射精への期待のみだった。
「あ゛ぁ〜〜〜〜♥♥♥♥ イグッ、クソイグッ♥♥♥♥ 金玉から全部ザーメンでるっ♥ でるっ♥ でるっ♥ ん゛ほぉ、お゛ぉっほぉ〜〜〜〜♥♥♥♥♥」
びゅぶりゅるりゅるりゅりゅるりゅるるるるるるるるる〜♥♥♥♥
【エリスで射精! エリスで射精! エリスで射精! エリスで射精! エリスで射精! エリスで射精! エリスでエリスでエリスでエリスでエリスで――――――】
◆◆◆◆◆◆◆◆◆
「もおぉぉぉ、何なのよここはぁ! 薄暗いし気味が悪いし、もう帰りたいぃぃぃ!」
「まあまあキャルちゃん。こういうやばいですね☆ という時こそ、ご飯を食べて考えましょう!」
「やばいですね☆ って自分で言ってるじゃないのアホリーヌ〜! 大体、こんなジメジメした場所に食料なんてあるわけないじゃないのよぉぉぉ!!」
「キャル、落ち着いて。私たち、ここに来てまだ他の部屋を見てない……?」
けたたましい叫び声の中、集団の中でドラゴン族の水色髪をした少女が部屋の中で奇妙な〝像〟を見て小首を傾げた。
「この像、何かしら……」
「……! いけません、シェフィさまには刺激が強すぎます」
「あんたもよコロ助! ちゃんと目ェ閉じときなさい!」
「あはは……これはなんというか……すごい、ですね」
コッコロがシェフィの目を塞ぎ、キャルがコッコロの目を塞ぎ、最後にペコリーヌが頬をかいて〝黄金像〟の尋常ではない造形に引き笑いを浮かべた。
「と、とにかく先へ進みましょう!」
「そーね。こんな趣味の悪い像、いつまでも見てらんないわよ」
できるだけ直視をしないよう注意しながら部屋の先へ行く『美食殿』の四人。果たして彼女たちが自らの意思で迷い込んだのか、それとも連れてこられたのか。
【HP-10000! ネネカはクリア手前で力尽きてしまった……】
どちらにせよ、自分たちの未来にある可能性の具現から目を反らせたのは幸運だ。そして、知人が〝壁の裏側〟であられもない姿を晒していることを知らずに済んだのだから。
『剛毛アヘ顔スマイルピース・エリス』
彼女たちが直視しなかった黄金の上半身像はダブルピースでアヘ顔を浮かべ、人知れずダンジョンの中で敗れ去った女だ。
【ようこそ、ダンジョンRPGへ! ――――挑戦者の方々ですね?】
そして、新たなる挑戦者がその問いに頷きを返す頃――――最奥のセーフルームに、新たな黄金像がごとりと置き捨てられた。
『絶頂射精ブリッジバニー・ネネカ』
あまりの連続射精でガニ股のまま背筋を折れんばかりに反ってしまい、剛毛マンコからペニスを引っこ抜いた瞬間。皮被りから発射した精液から鼻の穴を広げて伸ばし、知性の欠片も感じられないそのアヘ顔はまさに幸福の一瞬を切り取った黄金像。
果たして新たな挑戦者たちはその無様で惨め、しかし幸せの最中で固められた像を見ることができるのだろうか?
【挑戦者・ネネカの最終ステータス/HP-10000/装備『逆バニー』『包茎ふたなりチンポ(童貞卒業)』『鼻フック』『クソデカ金玉』/状態異常・金玉淫紋、射精癖、淫語癖、触手寄生、知性=精力変換、セックス中毒/射精回数・測定不能】