※この作品はR-18です。

エロ短編集   作:いかじゅん

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本日は有償リクからアズレンの加賀さん。とりあえず更新できる時間がある時にぶん投げていくスタイル





加賀(敗北調教、肉体改造)

 

「どういうつもりだ、指揮官」

 

 母港本部、執務室。椅子に悠々と座る男に詰め寄る美麗な女性が、その面に薄いながらも確かな怒りと思われる感情を浮かべながら声を発した。

 白狐を想起させる大きな尻尾に白と青を基調とした着物。その容姿は優れた物であり、その実力も評価に値する彼女の名は加賀。この母港で作戦行動を取る艦船の一人である空母加賀である。

 

「どう……? 一体何のことだよ。そんな顔してると、せっかくの美人が台無しだぜ、加賀」

 

 美女の怒りを一身に受けながら、素知らぬ顔で彼女を挑発するように肩を竦めた男こそ、この母港の全権を握る指揮官。つまりは加賀の直属の上司、指揮を委ねる相手であるのだが、そんな彼が部下の抗議を受けている理由は一つしかあるまい。

 

「貴様の減らず口に付き合っている暇はない。先の情けない指揮はなんだ、と私は訊いている」

 

 指揮の不甲斐なさ、だ。全権を任される指揮官とは、常にその重圧に耐えながら自分が艦船の命運を握っているという自覚を持って振る舞わなければならない。

 だが当然、加賀が抗議を行う指揮官はそうではなかった。先の出撃ではやる気のない指示で場を混乱させ、倒せる敵も倒すことができず、現場の判断がなければ壊滅さえ有り得た。そんな彼の下手な指揮に業を煮やした加賀は、たとえ無駄だと理解していようと不満を彼にぶつけに来ているというわけだ。

 

「早く応えろ。事と次第によっては……」

「あー、ありゃ不幸な行き違いだ、悪かったな。それより」

 

 指揮の不甲斐なさを〝不幸な行き違い〟などと宣いながら、指揮官は立ち上がって加賀の真横に立ち――――その尻を思いっきり鷲掴みにした。

 

「っっ!」

「前の話、受けてくれる気になったか? おまえの身体なら、かなり優遇してやるぜ。さっきの話だって、聞いてやってもいい」

 

 スカートの下に手を潜り込ませ、加賀の引き締まった尻を撫で回す。さらには大胆に谷間を露出させている扇情的な胸元に片手を滑り込ませ、加賀の巨乳を揉みしだき、交渉を行う。否、加賀の視点から見ればそれは紛うことなきセクハラだった。

 

「……前にも言ったはずだ。私は、弱者に従う趣味はない」

 

 しかし、加賀は言葉で拒絶をするものの、そのセクハラに対しての実力行使を試みることはなかった。朱色に染まる顔で素面を維持し怒りを強引に鎮め、迂闊な反撃に転じることはない。

 加賀は知っている。この母港において、何故かこのセクハラ指揮官が絶対者であるということを。母港を支える人員や他の艦船たちは、彼に全幅の信頼を置いていた。そんな中、加賀を含め彼の本性を知る艦船が考えなしに騒いだところで、逆に反逆者の汚名を着せられ兼ねない。

 闇雲に騒ぎ立てるのは弱者のすること。状況を見極め、好機を待つのが強者足る所以。加賀が自分より弱い存在に身体をまさぐられながらも、素面を装い堪えているのはそういった理由があった。

 

「つれない女だねぇ」

「当然だ。私は女である前に敵を屠る者。今は、貴様を征服者と認めてやっているだけだ」

 

 仕方なく。そして、そうでなくなった時は覚悟しろ。

 強者としてのプライドを持つ加賀らしからぬ屈辱の時間だが、彼女とて無計画なわけではない。必ずこの男を指揮官の椅子から引きずり下ろし、自らが征服者であることを証明してみせる。そうした野心は常に絶やすことなく彼女の心の内に抱かれ、指揮官もそんな彼女をある意味で〝気に入って〟いた。

 

「そうかそうか……そこまで言うならさっきの話、おまえのために考えてやらないことはない」

「なに?」

 

 突然、手のひらを返した殊勝な発言をした指揮官に面を食らって目を丸くした加賀に、彼女へのセクハラを止めた指揮官はニヤリと笑って言葉を続けた。

 

「公平も正義も強い者が享受できる、だろ? おまえが俺より有能だってことを示せれば、俺は指揮官として『空母加賀』の話を聞いてやる」

「…………」

 

 愉悦に満ちたその表情と、喜悦を纏うその声色――――罠だろう。

 

「受けるか? なぁに、中身は普通の単独出撃任務だ。殲滅は趣味じゃなく義務な加賀さんには、簡単すぎるくらいだろ?」

「……いいだろう。その約束、違えるなよ」

 

 だが、たとえ罠であろうと自身の言葉を引用し、煽り立ててくる相手に背を向けるなど言語道断。

 こうして加賀は弱者からの逃走を選ばず、正面から打ち破ることを望んだ。

 

『基地傍近に複数のセイレーン反応を確認。速やかに敵を殲滅せよ』

 

 加賀に与えられた任務の内容は、指揮官が言うように驚くほど簡単なものだった。出撃し、海上を滑り作戦エリアに向かう加賀が未だ半信半疑になる程度には。

 

「……偽りはないようだな」

 

 自分の目で見たものは信じるしかないだろう。作戦エリアに到着し、敵と相対した加賀はその目を疑う光景に独りごちる。

 彼女の眼前に接近する機影が映る。黒のボディと赤や青のラインが刻まれた『駒』と人格を持たない人型の下位個体が数体。報告通り、加賀クラスの空母ならば一蹴することは造作もない相手だった。

 ここに偽りがないのなら、指揮官との約束はあまりに容易く叶えられてしまう。やはり帰還後に何かあるのか、それならば今度こそ容赦しない。

 

「生憎、私は今虫の居所が悪い。鏖殺される準備はできているな?」

 

 しかしどの道、このセイレーンは排除すべき敵だ。純粋な敵ならば加賀は初めから全力で事に当たることができる。

 あの男に身体をまさぐられた不快感で溜まったフラストレーションを蹂躙で発散することも兼ねて、加賀は青い闘気を放ち下位個体たちに己の力を振るう――――直後、加賀の核がドクンと震えた。

 

「な……か、ひゅっ♥♥」

 

 勇ましく戦いに赴こうとしていた加賀が、海の上で内股になって股間に両手を当てる情けない姿を見せながら、涎を飛ばして顔を真っ赤に染め上げた。

 ぱちゃぱちゃっ、と海の水に粘液が滴り落ちる音が響く。しかもそれは加賀の涎などではなく、スカートの中から溢れ出した粘り気のある体液。

 

(こ、これは……な、なんだ? 身体が熱い……っ)

 

 戦闘時に起きる気分の高揚などでは済まされない身体の熱に、加賀が思わず身動ぎした。

 

「くひっ♥」

 

 が、今度は素っ頓狂な悲鳴を上げてたわわな胸部を手で抑えて蹲りかける。KAN-SENは人間でいう乳房の下着を必要としない。それが仇となった彼女は、服と乳首が激しく擦れて思わず甲高い声を上げる〝快感〟を覚えてしまったのだ。

 

 ――――KAN-SENが人類に牙を剥く可能性を考慮した制御装置。

 全ての母港に備えられているのかどうかは不明だが、少なくともこの基地を城とした指揮官はKAN-SENを鎮圧するための装置を用意し、叛逆に対しての対抗策を用意していた。彼がKAN-SENに組み込んだのはKAN-SENの人体に〝発情〟を強制的に促すもの。

 

「ひ、ひぃ……んひぃーっ!?♥♥」

 

 その効力は絶大だった。あの加賀が目を剥き、胸や股間を抑えて海の上で奇妙な動きをすることしかできないほどに。乳首が擦れれば脳髄が焼けるような快感が加賀の視界を真っ白にし、気づけばマンコから愛液が溢れて美しい太股を淫らな汚れで彩る。もし指揮官がこの場を見ていたのなら、この光景の素晴らしさに口笛の一つでも吹いていたかもしれない。

 もっとも、ここにいるのは加賀と――――意思を持たぬ敵性反応たちだ。

 

「っ、しま――――――」

 

 発情した加賀への一斉攻撃が行われ、彼女の悲鳴は爆撃の中に消え失せた。

 

 戦闘終了から数十分後、事態を予見していた指揮官の指示によって迅速な救助部隊が派遣され、加賀は発見された。

 

「指揮官、加賀さんを発見しました。ですが……その……」

『了解。おっ、こりゃひでぇな』

 

 言い淀むKAN-SENからの報告、出力された映像。それらを見た指揮官の声音は、加賀に条件を言い渡した時に見せた以上の愉悦を感じさせた。

 

「……っ、……ッ、ッ♥」

 

 青色の瞳が白目を剥き、セイレーンの集中砲火で大破した衣服からビンビンに勃起した乳首や濡れて変色したパンツを晒し、ガニ股を開いて海の上に浮かんだ加賀。なまじKAN-SENの力で浮かんでしまえるからこそ、舌を痙攣させながらゴミのように気絶した姿は悲惨極まるものであろう。

 発情装置で動けないところをセイレーンたちから袋叩きにされ反撃すらできず、大股を開いて倒れて気を失った加賀を発見したKAN-SENに、指揮官は回収指示を下す。あくまで迅速に――――単独で出撃して返り討ちにあった無能な艦船を慈悲ある心で救ってやる形で。

 

 数日後、修理を受けた加賀は執務室に呼び出され、指揮官の前に立たされていた。

 

「セイレーンの下級個体にすら一矢報いることができないとは、一航戦が聞いて呆れるなぁ、加賀? その口は馬鹿の妄想を俺に聞かせるためのものか、んん?」

「ふ、くぅっ♥ ち、違う……あれは、貴様が何か……っ」

 

 以前と違いセクハラを受けていないにも関わらず、指揮官と対峙した加賀の顔色は真っ赤に染まり切っている。ただし怒りで、というわけではなく、反論もしどろもどろでハッキリとしない。

 上官の前で身体をいやらしく悶えさせる加賀に対して、詰るような口調と共に指揮官は手にした機械をカチカチと操作した。

 

「あひっ♥♥ や、やめろぉ♥ あっあっ、あぁぁぁっ♥♥♥」

 

 途端、複数の振動音が断続的に響き渡り、加賀の声色がいっそう色艶を増したものへと変わった。瞳は狐どころか犬のように潤み、身体は艶やかによがり、悲鳴は官能を含んだ嬌声のそれだ。

 明らかに何かを仕込まれている加賀に、指揮官は言葉を続ける。

 

「無能の言い訳は結構だ。俺に余計な手間をかけさせた懲罰を受けてもらう。この辞令を読み上げろ。一語一句間違えずにな」

「……な!?」

 

 手渡された紙を震える手で受け取った加賀の目が驚愕に見開かれる。どこまで自分を辱めるつもりなのか――――しかし、加賀が敗北した現実と指揮官が手ずから彼女を救った事実は、真実はどうあれもう変えようがない。だからこそ加賀は身体に辱めを受けて、唇まで震わせて辞令を読み上げた。

 

「空母加賀……作戦の失敗、及び各種損害の罰として……ち、乳首とクリトリスにローター。マンコとアナルにバイブを常に装着した状態での行動を命じる……なんだ、これは……っ!!」

 

 乳首や陰核はともかく、秘部や不浄の穴を指しているのだろう巫山戯た言い回しで口に差せられた加賀が、羞恥で耳まで赤くしながら叫びを上げる。

 たとえ卑猥なことを言わされる羞恥がなかったとしても、スカートの内側からパンツを伸ばしてはみ出した二本のバイブや、着物の胸部に浮かんだローターは加賀を絶えず官能の刺激で責め立てているのだ。指揮官の度が過ぎた嫌がらせだろうと少なからずタカをくくっていた加賀も、これを常に着けていろなどという正気ではない辞令に抗議の声を上げる。

 

「できるはずがないだろう。こ、こんな変態のような……っ!」

「出来なくてもしてもらう。あの程度の任務をこなせない弱者には罰が必要だ。自分の無能さがわかったなら、整備班に顔を出して〝挽回の機会〟に備えるんだな。それとも、これで諦めるか?」

「っ……舐めるな。次は、必ず貴様をその椅子から引きずり下ろしてやる」

 

 一度策略に嵌められたからと言って、加賀の闘争本能は無能な指揮官を必ず見返し、この母港を正しい道へ戻すことを叫んでいる。加えてこの辱めだ。これで諦めて、この男に尻尾を振るなど想像するだけで加賀の身の毛がよだつ。

 執務室を後にし、整備班に顔を出すべく足早に基地を歩く加賀。指揮官に従うのは癪だが、セイレーンの集中砲火を受けた身体はまだ本調子ではない。一刻も早く艦船の力を万全にし、汚名を雪ぐ機会を作らなければならなかった。

 

「……?」

 

 仕込まれた卑猥な道具程度、どうということはないと堂々とした姿で歩く加賀だったが、基地内の人間や艦船たちが彼女を見てヒソヒソと会話をしていた。

 それらに耳を澄ませてみればなんてことはない――――内容は、加賀の失態とその罰が中心だった。

 

「ちっ。抜かりがない男め……」

 

 逆にそういう部分だけは抜かりがない男、とも言える。

 とどのつまり、加賀の敗北と彼女が受けている罰は母港中に噂が広がっているのだ。恐らくは面白おかしく脚色がなされ、加賀が指揮官に指揮官に刃向かった挙句作戦に失敗し、その指揮官に救助されたのだと触れ回っているに違いない。

 いくら加賀が事実とは異なると弁明をしたところで、彼女を回収したKAN-SENたちの目撃情報は消せない。何より、母港の人間や大半のKAN-SENたちの信頼は、敗北で地に落ちた加賀では到底勝ち目があるものではなかった。

 言わずと知れた指揮官と、敗北したての加賀。辺りでは加賀を見る度に嘲笑や揶揄いが飛び回っていた。

 

(……今に化けの皮を剥がしてくれる)

 

 以前は快く整備を引き受けていた彼らも、きっと今の加賀を見る目は変わり果てている。それでも彼女は身体を治し、新たな任務を受領するために耐え忍ぶしかなかった。

 その目はまだ死んでいない。自らは哀れな敗北者ではないと信じていた――――今は、まだ。

 

「出撃任務だ。内容は前回と変わらず、むしろ敵勢力は減っているが……くく、その状態で受けられるか?」

「無駄口は、いい……っ♥ はやく、その任務を寄越せ。すぐに敵を殲滅してきてや……るっ♥」

 

 懲罰を受けてから数日後。加賀は執務室に呼び出され、新たな出撃任務を受領しようとしていた。しかし、声は異様に荒く上擦り、衣服は乱れてあられもない格好をしている。

 

「はは、整備班の連中と楽しんでたか? そりゃ悪い時に呼び出しちまったなぁ」

「黙れと言っている……っ!!」

 

 指揮官の嘲笑は大当たりだ。敗北し、淫らな罰を受ける加賀に安寧などない。基地を歩けば揶揄いが、整備を受ければ憚らないセクハラ。さすがに指揮官のように直接的ではないにしろ、常に淫具の刺激に耐える美女など欲求を溜め込んだ彼らからすれば格好の餌だった。

 胸に腕を押し付けられ、時折激しくなる淫具に声を我慢して喘ぐ姿を隠し撮り――――そんな恥辱を終わりにするべく、加賀は再度の単独出撃命令を掴みかかる勢いで受け取った。

 

『基地傍近に複数のセイレーン反応を確認。速やかに敵を殲滅せよ』

 

 作戦は一度目と全く代わり映えしない。否、指揮官が言うように敵勢力は初回より減少している。加賀が全力を出せる状態であれば、その一振りで放った艦載機が忽ちにセイレーンたちを無機質な鉄クズにしてしまうことだろう。

 

「はぁ、はっ♥ く……こ、この程度の刺激、どうということは……っ♥♥」

 

 全力を出せるならば……当然、性感帯を四六時中刺激してくるローターやバイブを取り付けられた状態で出撃し、戦闘を行うなど正気の沙汰ではない。戦いという行為を馬鹿にした淫女と言われてもおかしくないことだと、加賀は気づいているだろうか。

 ただ状況を打破するために奮起した加賀だったが、肝心のセイレーンを前にして海の上で身を捩らせる様は情けなく猥りがましい。それでも加賀は戦いの構えを取り、朱色に染まりながらも真剣な顔で声を発した。

 

「いくぞ。セイレーンごとき、取るに足らぬ――――お゛ああ゛ッ!!♥♥♥♥」

 

 プシャッ♥

 

 直後、その喉から野太い声が発せられ、下半身が反り返りパンツの生地を伸ばして暴れるバイブを見せびらかしながらマン汁を吹き上げる。

 戦闘開始の瞬間、膣穴のバイブが全力で蠢動しクリトリスのローターも取り付けが外れんばかりに震え上がる。それによって加賀は勢いよくイかされた。

 

「んお゛ぉおぉおぉぉおおっ!?♥♥♥♥ おっほーっ!?♥♥♥♥」

 

 加賀の戦闘恥晒しはさらに続き、今度は尻を抑えてより身体を反って爪先立ち、マヌケな嬌声を上げてしまう。尻穴をほじくり返されるような感覚とバイブのピストンによる擬似排泄を同時に受けながら――――加賀はセイレーンの砲弾に晒された。

 

『おー、今度はまたさらにひでぇな』

「お、ぼ……おぉ、おぼぶ……っ♥♥」

 

 海面から飛び出した生尻がビクンビクンと震え、バイブに身悶えしている。上半身は海面の中でゴボゴボと息を吐き出し、下半身はケツを掲げて気絶した奇妙で倒錯的な大破艦船に指揮官は笑いながら救いの手を差し伸べた。

 

『手早く回収して撤退だ。それと、そこの馬鹿は〝研究室〟に運び込め――――無能な部下を持つと苦労するな、まったく』

 

 やれやれと通信越しの呆れた声と、仲間であるはずのKAN-SENたちの蔑むような視線を受けた加賀は、二度目となる敗北の〝罰〟を受けた。そこに拒否権はなく、ともすれば人権すらない。無能者の失態を二度も水に流せるほど母港に余裕はないのだ。

 

「き、さまぁ! 私の身体に何をした!?」

 

 ――――作戦失敗から一週間後、執務室に怒鳴り込んできた加賀を出迎えたのは指揮官の悪辣な笑みであった。

 肩で息をしてその胸を〝揺らす〟加賀に下劣な目を向けながら、彼は平気な顔で声を返した。

 

「あの連中も良い仕事をしてくれたもんだ。最高に良い身体になったじゃないか、加賀」

「ふざ、けるな……っ! 私の身体をよくも、よくもこんな無様なものに!」

 

 いつになく感情を剥き出しにした加賀が指揮官に食って掛かり、執務机を両手で叩きながら怒りがこもった吐息を彼の眼前に吐き出す。

 しかし、こんな無様なものにと口にした割には理解が及んでいないらしい。机を叩いた瞬間、反動でどたぷん♥ と大きく揺れた〝爆乳〟。あまりの大きさに着物から乳輪が零れ落ちてしまっているほどだ。そんな一回り大きくいやらしく実った爆乳を、指揮官は下から持ち上げるようにその両方を鷲掴んだ。

 

「ひゃっ!?♥♥」

「何が不満だ? 罰としては前より余程軽いだろう。おまえが何も感じなければ済む話だ」

「あっあっ♥♥ あ、あぁっ♥ やめ、く……ふぅっ!?♥♥♥」

 

 たぷん、たぷん♥ ぶるんっ、ぶるんっ♥

 

 掴むどころか手のひらで下から叩くだけで波打ち、加賀はスカートを盛り上げる〝デカケツ〟を振って淫らに喘ぐ。

 抜群のスタイルを誇っていた加賀の胸と尻。此度の敗北から救われた代償によって、それらは一回り大きく【改造】を受けていた。巨乳は爆乳に。引き締まったケツはデカケツに。元の衣服から完全に溢れ出ているのはそうした理由からであり、目が覚めて自らの肉々しい女体を見た加賀は指揮官に抗議しにきて――――もう一つの変化にようやく気づいた。

 

「ふぉっ、ふぉぉぅ♥♥♥ な、なに、が……お゛ッ♥♥♥♥ 〜〜〜〜〜〜〜っっ!!?♥☆♥☆♥」

 

 ぶぴゅっ♥ びゅくびゅくびゅくっ♥

 

 強烈な絶頂感に閉じた瞼の裏を激しく明滅させた加賀の乳房から音が響き、着物をじわりと濡らしてぽたぽたと〝母乳〟が零れ落ちる。

 

「な、な……あひんっ♥♥♥」

 

 硬く勃起して着物の上からすら摘める乳首を指で挟まれ、もう一度ぶぴゅるっ♥ と加賀の乳首から母乳が吹き出した。

 デカ乳とデカケツ改造を施されただけでも混乱の境地にあるというのに、乳首から発せられる強烈な快感に目を瞬かせマヌケな声を上げる加賀。その隙は彼女が思うより長く、指揮官は悠々と加賀の背後に回って覆い被さるように抱き締めた。

 

「く、貴様、離れろ……はなしぇっ!?♥♥♥」

 

 むぎゅうっ♥ スカートどころか下着からも溢れたデカケツを鷲掴まれた加賀は、言葉の途中で涎を飛ばしてよがり狂う。あの冷静な加賀が見せる艶やかな反応が堪らないのか、指揮官は彼女の身体を愛撫しながら声を発する。

 

「おいおい。前みたいに冷たい声で俺の手を叩き落としてた加賀さんはどこにいったんだ? デカ乳興奮させて母乳ぶちまけて恥ずかしくないのか。まあ、負け犬に恥ずかしいなんて感情があるわけないか」

「だまれっ、私は負け犬などでは……んぎぃっ♥♥♥」

 

 言葉が悉く塞き止められる。秘部に差し込まれた指に膣内を荒々しく掻き回されると、加賀は机に突っ伏して濁った嬌声を響かせる。

 

「あっあ♥♥ あ゛ぁ゛ッ、あ゛あ゛ァア゛ーーッ!?♥♥♥ や゛めっ、い……ぐぉ゛♥♥♥♥」

 

 爆乳を机に敷いてデカケツを差し出し、手マンでぐちゅぐちゅといやらしい音を立てさせられて絶頂。執務机に母乳を滲ませる粗相をしながら、加賀は唇の端を唾液で濡らして必死に耐える。

 

「ふぐぉ゛♥♥♥ お゛、あ゛ぉ゛ん゛♥♥ イ、ぐ……イグッ!!♥♥♥♥」

「おーおー、ケダモノみたいな声出しやがる。あの加賀『イグッ』とはな」

 

 その努力はあまりに虚しい。四六時中バイブとローターの刺激を受け、いやらしい改造まで重ねられた加賀は爆乳爆尻と母乳を吹き散らす感度抜群の淫女と化していた。

 

「だ、だまれっ、だまれだまれっ! これもすべて、貴様が仕組んだ、ことだろう!」

「く、くく、あはは!」

「何がおかしい!」

 

 敗北を人のせいだと言い訳するほど落ちぶれた加賀。その感度は自らから出たもの――――母乳は加賀の興奮によって吹き出すものだと、指揮官はあえて黙っていることにした。

 マンコから愛液を、爆乳から母乳を吹き出しながら『自分は負け犬などではない』と嘯く羞恥に塗れた弱者の睨みを指揮官は正面から迎え入れた。この玩具は、どれだけ手のひらで踊ってくれるだろうか。その笑いを落ちぶれた自分への嘲笑と受け取ったのか、加賀が悔しげな顔で歯噛みしながら再び吼えた。

 

「い、今に見ていろ……このままでは、済まさん! 次こそは必ず……!!」

 

 弱き者は弱いから滅せられる。では、二度の慈悲を得て吼える加賀はなぜ生きているのか。他ならない指揮官の温情があればこそであると言うのに、彼女は恩を忘れて彼に敵意を向けている。あまりに惨めな〝弱者〟は、初めに何を求めていたかも忘れて己が汚名を返上せんともがく。

 次こそは必ず。そんな弱々しい考えで勝負を正面から受け続けた加賀は――――セイレーンに連続で敗北する醜態を晒した。

 

「お゛ッ、ほぉ……っ♥」

 

 単独で意気揚々と出撃しては物の数分で敗北し、海のゴミとして流されては指揮官の迅速な対応で回収される。

 

「っ……おまえたち、何のつもりだ? 私にこんなことをして、ただで済むとお゛ぉ゛ん゛ッ!♥♥♥」

「いつまで偉そうな口利いてんだよこの雑魚! てめぇが考え無しにやられるせいで、こっちがどんだけ苦労してるか……!」

「てめぇの下品な身体で少しはいたわれ! そのためのデカ乳とデカケツだろうが!」

「や、やめっ♥♥ んひぃっ、ほぉ゛オ゛ォーッ!?♥♥♥♥」

 

 その度に整備班の手にかかり、度を超えた無能ぶりにいつしか丁重な扱いは失われ、磔で寝かされて変わり続ける身体を弄ばれることが日常となった。

 

「やだ……何あの女。あんなところで這い蹲って何してるのよ、物乞い?」

「知らないの? 例の空母よ……一日土下座したら、解体だけは許してもらえるんですって。ほんと浅ましいわ」

「っ、っっ……んんっ♥♥」

 

 そうして敗北、整備を超えて罰の時間。母港直結の街中で土下座をし、大衆の目に晒されることに耐え忍ぶ。幸いにも間に敷いた爆乳がさぞ良いクッションになっていることだろう。びゅくっ、びゅくっと道すがらの人々が向ける罵倒に対し、あられもない母乳の嵐を吹き出していることに加賀は気づかない。

 単独出撃の敗走、罰を受ける日常。出撃し返り討ち、羞恥的な懲罰――――それを延々と繰り返す日々に、やがて加賀の尊厳は地の底に堕ちた。

 

「…………」

「おい見ろよ。あの痴女空母だ」

「あんな格好で生きてて恥ずかしくないのかねぇ? ま、こっちは眼福眼福♪ せいぜい生き恥を晒してほしいもんだ」

「っ♥」

 

 びゅくっ♥

 

 もはやヒソヒソと言葉を隠すこともせず、街中を歩く加賀を見ては心無い罵倒を浴びせかける人間たち。それを聞いて勝手に吹き出す母乳の煩わしさに、加賀が舌打ちをしながら胸をどたぷんっ♥ と張った。

 隠すことのない生の乳に、陰毛まで晒し尽くしたマンコ――――先日の敗北、総計して十九回目の敗走で遂に加賀は衣服を着る権利すら失ってしまったのだ。

 肉体改造の罰は肥大化し、胸はNカップを超えて下半身は尻肉だけでなく太股までムッチリと肉を取り付けられ、空母加賀の身体はグラマラスながら恥知らずな下品娼婦のそれに成り果てた。指で摘め、否、掴めるデカ乳首からは人の視線に晒される度に母乳が四散し間抜けなことこの上ない。

 

「うふふ、加賀先輩じゃないですか」

「…………五航戦か。何の用だ」

 

 そして、落ちぶれた加賀を揶揄するのは何も市民だけではない。かつての同胞さえも例外ではなかった。

 いいや、今も同胞ではあるのだ。指揮官に歯向かっているくせに、両手で足りないほどの敗北を繰り返しては彼に助けられている負け犬。そうした評判が流れる中、全裸で街中を歩かされる醜態を重ねた『センパイ』を蔑む視線を向けるのも無理はないだろう。

 嫌な相手に出会ったと内心舌打ちをするも、加賀に逃走の二文字はなかった。それをすれば最後、彼女は本当の意味で負け犬に成り下がってしまう。五航戦の翔鶴を相手に、一航戦の加賀は爆乳を張って恥ずべきことなど、隠すものなどないという態度で望んだ。

 

「くすくす。何の用か……もちろん心配してるんです。十七回目の罰で、すっぽんぽんにされちゃった加賀〝センパイ〟を♥」

「っ♥ よ、余計な気遣いは無用だ」

 

 無論、翔鶴の口調が気遣いという表の言葉とは裏腹に、小馬鹿にしたものであることは加賀も理解していた。仲間や後輩にすら見下される自身の無様な姿に、加賀は拳を握りしめ母乳を垂らしながら気丈に声を返した。

 

「えぇ、そうですね。あんなに恥を晒した後ですから、裸で歩くくらいは訳ないですよね♥ この前……十五回目は、M字開脚で磔の引き回しでしたし♥」

「ぐ、黙れ♥」

 

 恥辱の記憶を掘り返され、加賀が姿勢を屈ませながら言葉を返す。しかし、その声音は先ほどから爆乳に滴る母乳以下の勢いしかない。

 

「あ、九回目の壁尻も凄かったですね。加賀センパイのイキッた顔写真を貼り付けて、そのムッチムチでだらしないお尻を壁から出して大好評♥ 七回目の腰振り一万回ダンスもお見事です。あんなに腰をヘコッ♥ ヘコッ♥ ってさせながら、真っ赤っかな顔を必死に引き締める間抜けなお姿、とても素敵でした♥ 終わった後にガニ股をガクガク♥ ってさせて、腋汗とマン汁を流す加賀センパイはもう情けないことこの上ない♥ あとはお尻の穴を鈎で開かれて、穴の奥まで丸見えにして歩き回ったことも――――――」

「ふーっ、フーッ♥♥ 黙れ五航戦♥ その口、縫い合わされたいかっ♥」

 

 びゅくっ、びゅるびゅる、ぶびゅっ♥

 

 言葉は強がりながらも、手で抑えた乳首から溢れ出る母乳の情けなさは隠し切れていない。翔鶴の思い出話だけで〝興奮〟しているとは露知らず、加賀は煩わしい身体だと歯噛みをして声を返した。

 

「くだらない話をするだけなら、私は先に行かせてもらう」

「あぁ、待ってください。指揮官から言伝を預かってました」

「……なんだと?」

 

 一糸纏わぬ下品な女体をぶるんっぶるんっ♥ と揺らす加賀が足を止めた。以前までなら食いついたそれに、加賀が無意識のうちに身体を震わせていた。

 

「はい――――最期の、単独出撃任務です♪」

 

 

「空母加賀のコンディションチェックを開始。はい、動かないでくださいね〜」

「はー、これで終わりと思うと名残惜しいですねぇ。このおっぱいともおさらばかー」

「ん、くっ♥ ふぅ、ふぅぅ♥」

 

 〝最期〟の出撃。それを聞いて、後がないことを覚悟した加賀は即座に出撃用のドックに入り、その中で整備(セクハラ)に呼吸を整えて耐え忍んでいた。

 裸体の加賀を襲うコンディションチェックという名のセクハラ。胸を揉まれ、尻を撫でられ、太股や腋を舐められる。以前なら無駄口を叩くなと反抗したところだが、それによって引き起こされる二次被害に今は精神を割いている余裕すら加賀は奪われてしまっている。

 大人しく身体中を弄ばれること数十分。整備班から解放され、裸身に淫らな汁を輝かせた加賀が海の水を足で踏み、出撃準備を完了させ――――

 

「おいおい加賀さん、それじゃあ出撃できないだろ?」

「ポーズ、忘れてるよー。負け犬空母のポーズ♪」

「ッッ♥ ふ、くぅぅっ♥♥」

 

 否、準備は終わっていなかった。見守る人間たちに煽り立てられ、加賀は自身の戦場足る水上で脚を大股で開き、両手を頭の後ろに添えた。

 

「空母加賀――――出るっ♥ おっほ♥」

 

 びゅるるっ♥

 

 ガニ股腋見せ服従のポーズ。それが十九の敗北を重ねた加賀に命じられた出撃の姿勢。全裸ガニ股で母乳を吹き上げながら水上を滑り、セイレーンの殲滅任務に飛び出した加賀の背に大きな笑い声が届いていた。

 

(今に見ていろクズ共……今日ここで、全てを取り返してみせる)

 

 改造された下品な身体を張り、おかしな声を出した自覚がない加賀があらゆる尊厳を取り戻すための任務に全力を注ぐ。

 あらゆる恥も、屈辱も、あの指揮官の態度もこれで最後だと……思考に集中するあまり、出撃から〝ガニ股〟を無自覚に続けていた加賀が辿り着いた海域に、一機の敵性反応が入り込んだ。

 

「一機……一機だと?」

 

 それも偵察機。KAN-SENであれば対空砲の一撃で払い落とせるような最弱のセイレーン。加賀が受けた任務はセイレーンの殲滅――――まさか、この一機を仕留めさせるためだけに加賀を出撃させたというのか。

 

「舐めた真似を……この私が、そこまで落ちぶれていると思ったか!」

 

 だが、慢心はしない。加賀は威圧をかけるようにセイレーンの空中偵察機を睨み付け、ガニ股のまま構えを取る無様極まりない仕草で叫びを上げた。

 

「戦場において弱者は滅ぼされるが定め――――生き残れるのは、強き者だけだ!」

 

 もう後がないことは十全に理解している。だから矮小なセイレーンであろうと持てる全ての力を出し尽くして加賀は挑んだ。

 たかが偵察機に全力を出すことが強者か。その疑問は加賀の中にはない。ただ彼女は敗北の地獄から抜け出そうと必死だった。だから〝持てる力の全て〟を出し尽くしたのだ。

 

「お゛ん゛ぎぃぃぃぃっ!?♥♥♥」

 

 故に加賀は惨めな声を上げて、蹂躙されていた。

 

「おひっ、うひっ、くひぃぃん♥♥ 尻、叩くなぁ!♥♥♥」

 

 セイレーンの偵察機が小さな身体の中から無数のコードを伸ばし、加賀の尻尾を絡め取って吊り上げ、束ねて触手のようにしたモノで巨尻を何度も叩く。

 偵察機の愚鈍な攻撃になど当たるはずもなかった。しかし、加賀の意識はいつまでも自分が全盛期だと思い込んでいたが、彼女の身体は度重なる敗北の罰を受けて戦闘能力が著しく低下――――加えて、その身を無自覚に差し出すような姿勢まで取っていたのだから、この結果は当然と言えるものだった。

 

「ば、馬鹿なっ♥ こんな、鉄クズごときにっ♥ ほぎょっ♥☆」

 

 ピンッ♥

 

 自慢の美しい尻尾を強く締め付けられ、空中で足先を伸ばした無様な直立を強制される。しかも何より惨めなのは、飛び出した爆乳から絶えず母乳が吹き散らされていること――――つまり加賀は、敵に捩じ伏せられることが気持ちよく感じる負け犬以下のマゾ艦船になってしまっていたのだ。

 

「く、貴様♥ よほど命がいらんと……ひぃっ♥ そ、そこっ、触る、なぁ……んお゛ッ♥♥ お゛ほおぉおおぉおおぉぉっ♥♥♥♥ イグッ、イグゥ!?♥♥♥♥♥」

 

 意志を持たないセイレーンに拘束されながら、脅しかけるという醜態を晒すのみならず、デカ乳首とクリトリスにコードを巻き付けられ、力強く締め上げられて母乳とイキ潮を吹き上げる。

 意志を持たないとはいえ敵の弱点を探る知性がないわけではない。全裸で〝弱点丸出し〟の空母加賀の弱所、嬲られ続けた性感帯である尻や胸、クリトリスを知覚することはあまりに容易だったのかもしれない。偵察機の火力ではKAN-SENの耐久力を削るのは至難の業だが、変態痴女のマゾ艦船を削り取るならば――――加賀の背中に張り付き、その全身に触手を伸ばした偵察機は彼女の弱点を完璧に見抜いた責めを行う。

 

「ま、待てっ、まさか、私の膣内に……お゛ぉっ♥♥ んほおぉぉおおぉおおぉおおおーッ♥♥♥♥」

 

 コードを何重に束ねた極太触手を加賀のマンコに挿入。野太い声を上げて母乳と潮を吹き出し仰け反った加賀に、効果ありと判断した偵察機はもう一つ極太触手を生み出し、一突き。

 

「ンホーーーーッ!?♥♥♥♥ け、けちゅっ、んほっ♥ にゃめ、おっっっほ♥♥♥♥ ん゛ほぉおおおぉおおぉおおおおッ!♥♥♥♥♥」

 

 デカケツの尻穴を串刺しにし、加賀から責め苦の効果を感じさせる奇声を感知。空中で脚を広げさせられ、太い悲鳴とオホ顔を海の真ん中で見せつける幾多の恥晒し、弱者以下の負け犬にその効果的な責めは続けられた。

 

「あ゛お゛ッ♥♥♥♥ おっほ、ぐお゛ッ♥♥♥♥ おぐっ、いぐっッ♥♥♥♥ ――――ぶひぃっ♥♥♥♥ む、むねっ、叩くなっ♥ おくっ、突くな♥♥ んほっ、お゛ぉ♥♥ オ゛ッ、ホッ♥♥ オ゛ぉ゛ン♥♥♥♥ ン゛ホオ゛ォオォオ゛ォ〜〜〜〜〜〜ッッ!!♥♥♥♥♥」

 

 KAN-SENとセイレーンの戦い。戦場の匂いを感じるはずの盤面とは思えないケダモノの嬌声。変態マゾ艦船の声は終ぞ元に戻ることはなく、戦いの終わりが観測されるまで海の上、空の下に響き渡り続けたのだった。

 

 

「――――指揮官、加賀の回収任務完了しました」

「ご苦労さん。いやぁ、このポンコツと違っておまえらは優秀だなぁ」

「……おっ、あへっ?♥」

 

 ドックの地面に投げ捨てられたガニ股爆乳の女艦船。失禁で海を汚しながら気絶し、仲間に脚を掴まれて引き摺られて回収された彼女が〝あの〟加賀であると誰が信じるだろうか。

 しかし真実だ。指揮官とその部下たちが、アヘ顔で四肢を投げ出した爆乳デカケツの加賀をその目に収めている。ニヤニヤ、ニタニタと哀れな女の結末を〝見納め〟ていた。

 

「いや、俺に逆らわない頭があれば優秀なままでいられたか。あの加賀がここまで落ちぶれるとは俺も驚きだよ、ははは!」

「ご、お……だ、だまりぇ♥ つ、つぎこそは……おぉん♥♥」

 

 逆らったばかりに惨めな生き恥を晒していることを笑われた加賀が、散々蹂躙された意識を辛うじて取り戻したのか反応を返した。が、犯された余韻が抜け切らず母乳と残潮を吹き上げる音の方が大きい始末で指揮官は笑いが止まらなかった。

 

「あはは、ははは! はー、おかしい。馬鹿なやつだ――――俺は〝最期〟って言ったよなぁ」

「な……っ!? ま、まて……私はまだ戦える……くひんっ♥♥」

 

 爆乳を踏みつけられ、マゾ声を上げて母乳を引き絞って吹き出す。弱者以下の家畜に成り下がった〝それ〟の懇願に、指揮官が耳を貸すことはない。

 

「ペットが喋るなよ、うるせぇな。雑魚一機に負けるような戦力に要はねぇんだよ――――連れて行け」

「ひ……や、やめろ! まだ私は――――ゆ、許してくれっ! 助けてくれ! 逆らったことは謝る! だから……いやだぁぁぁぁぁっ!!」

 

 今さら後悔したところで、何もかもが遅すぎた。空母加賀〝だったもの〟が脚を掴まれ、爆乳をずりずりと引き摺られみっともなく泣き叫んで連れて行かれる。これまで保っていた最後のプライドさえ投げ打った彼女の悲鳴に――――心の底から生じる愉快な笑みを、指揮官が絶やすことはなかった。

 

 

「これは指揮官殿。おはようございます。散歩ですかな?」

「おはようございます。ええ、とても良い天気で〝ペット〟が散歩をしたいと元気に鳴くものでして」

 

 基地直営の街中でリードを引いた指揮官が、外行用の笑みで市民に挨拶を返した。彼らからすれば、母港に近い街の平和を守っている指揮官は敬意、尊敬の対象なのだ。

 つまるところ、指揮官に逆らうような無能には一切の容赦がない。流された噂を信じ切り、空母加賀の無様な姿に一役買ったのはそうした理由もある。もっとも、今は全て過去のこと。無能空母加賀は彼の母港に存在しない。

 

「おやおや、困ったものですね」

「いえ。躾がいがありますよ。こうして元気に吠える〝卑猥なペット〟はね」

「――――ふごっ!♥ お゛ぉ゛ぶ、オォーッ!♥♥」

 

 ヒトイヌ。指揮官が飼うペットの通称だ。両手両足をラバー製の拘束具に詰め込み、歩行は膝と肘のみ。同じ素材の目隠しや拘束を顔面にも枷られ、口は大きなボールギャグで常に多量の涎を垂らす。

 無論、生前の爆乳は地面に引き摺られ、デカケツの内側には無数のバイブが咥え込まれてパンパンになり母乳と愛液を唾液と共に吐き出し続ける。美しかった自慢の尻尾は邪魔にならないよう荒縄で纏め上げられ、狐ではなく人の形をした犬としての姿を強要されている。

 

「もしよろしければ、一つ躾を願えますかな? 私だけでは手に余るものでして」

「よろしいのですか! では喜んで……この雌犬の躾を預からせていただきましょう」

 

 言葉を封じられ犬としての振る舞いを強要されながら、淫乱マゾな身体は悦び体液をダラダラと流す。

 惨めで、無様で――――淫靡なペット。

 

「ん゛ぼッ!?♥♥ オォーッ!♥ オ――――ぶぼオ゛ォ゛オ゛ォ゛ォン゛ッ!♥♥♥♥♥」

 

 ヒトイヌ・加賀。それが彼女の結末――――これから先、死より凄惨な生存を強いられたKAN-SENの末路である。

 

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