というわけでフィーちゃん(黎の軌跡ver.)の有償リク作品になります。並んでいる通り私の好きな要素しかない。つまり全力でヒャッハーしたってことです、はい。
帝国遊撃士協会所属B級遊撃士、フィー・クラウゼル。20という若さに反して破格の位にある彼女は、数多くの修羅場を乗り越え《妖精》の異名を持つ若手筆頭の遊撃士だ。
彼女は助っ人として帝国から来訪し、マフィア組織《アルマータ》との繋がりが疑われるレストランを睥睨していた。
「…………」
報告によれば明確な繋がりが疑われる、とだけあった。しかし、フィーの目から見て外観は何の変哲もない普通のレストランにしか見えない。もっとも、そのような場所は腐るほどに見てきた彼女だ。それだけで油断してはいけないことは百も承知。
武器をいつでも取り出せるように隠し、まずは客としてレストランの扉に手をかけ、開く。
――――カラン、カラン。ドアベルが鳴る。
「?」
そしてレストランに足を踏み入れたフィーは、その奇妙な作りに眉根を僅かに上げた。
レストランと名乗る割に、扉を抜けて飛び込んできたのはさらなる部屋への扉。飲食店らしいテーブルや座席は何もなく、警戒心を露わにしながら素早く扉の前に身体を張り付けた。
フィーが調査を買ってでたのはその身のこなしの軽さ、潜入向きのスキルにある。フィーならば、何か異常があった際の生還、生存率はずば抜けて高い。危機察知や管理能力。そういったスキルを少なからず彼女は持ち合わせていた。
「……!」
明らかに普通のレストランではない。人の気配がないことを読んだフィーは、先に進む唯一の扉をゆっくりと開いた。
部屋は相変わらず空虚。先へ進む扉と、何故か大きな焼却炉のようなものがあるだけだ。脈絡なく不自然すぎる配置にフィーが首を傾げる。
【服を全て脱ぎ、スリーサイズを宣言せよ】
「っ!? 誰!」
すると、部屋に声が響いた。即座に武器を取り出し周囲を警戒するフィー。
【服を全て脱ぎ、スリーサイズを宣言せよ】
しかし、それが単に繰り返される『アナウンス』だと気づき、吐息を吐いて武器をしまう。
「服を脱げ、か」
それにスリーサイズの申告。思わぬところでセクハラ紛いの命令を受けたフィーが眉をひそめた。当然、フィーが従う義務などないはずだった。このレストランに潜入調査に来た。そして、あからさまに何かがある一本道。彼女がやるべきことは、この先に何があるのかを確かめること。アナウンスに従う必要などない。
「仕方ないか」
――――そのはずが、フィーは頬に朱色を帯びた羞恥の面で、自身の衣服に手をかけて脱ぎ始めてしまった。
ノースリーブの上着とスカートを脱ぎ、極力扇情的に身体をくねらせながら。《妖精》に相応しい白磁の肌。数年で可愛らしい少女から美女に変化した裸身を次々と晒す。十分な膨らみを帯びた乳房。白銀の陰毛をたっぷり生い茂らせた大人のマンコ。
「ん」
全てを脱ぎ捨てたフィーは、自身の武器や通信機器ごと焼却炉に衣服を投げ入れてしまった。彼女は、敵地に潜入しながら武器と防具を手放すどころか処分してしまった。
「……さすがに、恥ずかしい」
だといういのに、呑気に口元を隠して全裸の羞恥を感じるだけ。フィーの目的を考えれば悠長がすぎる行動と思考だ。
しかも、もう一つの指示を思い出したフィーはハッと顔を上げ、羞恥心を抑えて軍隊のように気を付けを行い、声を大にして張り上げた。
「フィー・クラウゼル! 年齢20歳、身長162、体重48、スリーサイズは上から81、55、79です!」
個人情報を曝け出す。これ以上の成長は見込めないと自分自身がわかっているものの、女性的な魅力としては十分すぎる果実を実らせた。フィーは軍規を読み上げるような常識で、その魅力のプライバシーを自ら明かしたのだ。
これで衣服を脱ぎスリーサイズを明かす、というアナウンスはクリアされた。だが、フィーの公表が終わると同時に地面から一つの設置カメラがせり上がってきた。
【身体検査を行います。マンコとアナルを開いてください】
「ここまでさせてまだ疑う気? ……確かに、マンコとアナルに武器を隠すのは女の常套手段だけど」
心外だ、と言いたげにフィーはカメラに近づき、陰毛の茂みを帯びた秘部を両手の指で開き、ガニ股開脚でレンズにしっかりと収めさせる。潜入だから、武器がないことを証明する……という理屈は少々と苦しい。
「オマンコには何もない」
クパァ♥
表層の蠢きは言わずもがな、膣内、新品で膜の存在すら見て取れるそれをカメラに接近してまで見せつける。
続けて小ぶりな美尻に切り替え、尻肉を左右から割って掴んで開き、肛門を広げるフィー。明らかに肌と色合いが異なる極小の菊穴。人体でも相当恥ずかしい部類に入るアナルを彼女は開帳した。
「どう? 怪しいものは入ってないよね? もっとよく見て」
当然、不浄の穴をカメラに見せつけるなど恥ずかしいことこの上ない。が、彼女は表情の変化を赤面だけに抑え込み、なんとカメラのレンズに座るように菊門を押し付けた。
「ん、くぁ……」
僅かな色を帯びた吐息。ぐりぐりと菊門をレンズにくっ付け押し付け、むず痒い感覚に僅かだが息が荒くなったのだろう。今、カメラの向こう側にはフィーの肛門映像がこれでもかと映し出され、短い毛の一本すら逃さぬよう撮影がされているはずだ。
【マンコ、アナル共に安全性を確認しました。フィー・クラウゼル様、お進み下さい】
鍵が回る甲高い音。どうやら、部屋の指示を守れば先へ進むことができる仕組みのようだ。くだらない、とフィーは全裸の身体をさり気なく手で守りながら足早に次の部屋へと向かっていった。
己が素っ裸であることも、武器を捨ててまで潜入を継続したことも、羞恥を覚えながらケツ穴までカメラに向けたことも、彼女は疑問にすら感じていない。
いつからそうなったのか、と問えば――――フィー・クラウゼルがレストランの扉を開き、歓迎の鐘を耳にした時から、であろう。
【利尿剤入りの水を飲み、ゼリー浣腸を】
――――決して、許可が出るまで漏らしてはならない。
またレストランとは思えない殺風景な部屋に出て、素朴な机の上に液体の入った大ジョッキとゼリーが詰まった巨大浣腸器を見つけたフィーは、感情を押し殺した息を吐いて気だるげなジト目で声を発した。
「面倒くさい。早く先へ進まないと」
大股で机に駆け寄り、大ジョッキを苦労もなく持ち上げたフィーは、勢いよく呷るようにコップに入った利尿剤入り水を飲み下し始めた。
「んくっ、んくっ」
ちょうど喉を潤したかったところだと己を誤魔化し、喉を鳴らす。裸一貫の女が大ジョッキを呷り飲む姿は些かおかしなものだが、肌には隠し切れない朱色と水を飲み込む生々しい波打ちがこれ以上なく表に出されていた。
「っ〜〜〜〜ぷはぁ!」
冷たい液体が喉を通り、胃に溜まる感覚に背筋を震わせながらも、フィーは水を一滴残らず飲み干して息を大きく吐き出した。
「っ! 早くしないと、おしっこが出ちゃうかも……」
瞬間、ぶるりと裸身が震える。きっと肌寒いからだと思いながらも、あの量の利尿剤がこの場で効果を発揮してはたまらないとフィーは慌てて浣腸器を手に取った。
浣腸器の注入口にはチューブと繋がっており、それを先っぽに付いたローションを滑らせてアナルに入れる仕組みになっている。一人で行うため、多少時間はかかったがフィーは蹲踞でチューブをアナルに繋ぐことに成功し、大容量のゼリーが仕込まれた太い浣腸器を手にゴクリと息を呑んだ。強がっていても、浣腸など初めての経験なのだ。
「ふぅ……よしっ。せーのっ!」
意を決し、シリンダーを押し込んだ。すると、内部のゼリーが圧力と共に押し出され、太いとはいえないチューブ内を通って直腸に注入されていった。
「んんぅぅぅぅぅぅぅぅぅ!!」
表現し難い肛門内への刺激。目を見開いてシリンダーの圧を緩めてしまう。
「あふっ、暖かいのが、お腹の中に……っ! っ、うぅ……ふぁああ♥」
緩んだのは圧だけではなく、フィーの仏頂面とも言える表情もだ。人肌を程よく刺激する暖かみのあるゼリー。それがフィーの赤面に頬のだらしない緩みを加え、浣腸で恍惚とする変態全裸女を作り出す。
「……!!」
これではいけないとハッと正気に戻ったフィーが、シリンダーの圧を強める。モタモタしていては、腹を火照らせる得も言えぬ刺激に膀胱が押されて刺激されて、下手をすればということも有り得た。
押し込む度に異物がフィーの腹を押し上げ、心地の良い熱だけでなく腹が張る便意の感覚が増していく。何より、見ず知らずの誰かに監視されながら全裸でアナルに浣腸する姿を見せている自覚を持ったフィーの全身は、羞恥の加速で赤く染まる。それでも与えられた指示に従う意志を貫き通し、フィーは唇を固く結びながらシリンダーを押し込み続けた。
「っ〜〜〜〜あぁ!!」
ぷっぽん♥
利尿剤一気飲みの際より息が荒い。アナルからチューブが引き抜かれ、空になった浣腸器を床に転がしたフィーが立ち上がる。
ぽっこりと膨らんだ腹。堂々と立っていた両足は折り曲げ、内股気味に。小便と大便の両方を全裸で耐える惨めな女に、扉の鍵が回る音が届いた。
「ミッションクリア……つ、次の部屋に……」
腹をぎゅるるると鳴らし、全身から嫌な汗が出始める排泄欲の予兆に焦りながらフィーは部屋を後にする。
排泄我慢は数分保てるかわからない。膀胱と胃から襲い来る圧力はフィーの想定を遥かに超えたものであった。次の部屋が排泄可能であることを願いながら、排泄を願うはしたなさに恥ずかしさを覚える矛盾を抱えてフィーが歩く。
幸いにも、フィーが願った通りの部屋が待ち構えていた。
【部屋中央のおまるで排泄を行い、量を測定せよ】
ただし便器は、真っ白なアヒルのおまるという人を小馬鹿にし切ったものであったが。
「~~~~っ!!」
いよいよフィーの顔が真紅に染まり、両手で顔を隠してしまった。20歳にもなって、仕切りもなしのアヒルのおまるに跨がって〝しろ〟というのか。しかも、設置型おまるを囲うように設営された撮影カメラのオマケ付きだ。如何にフィーの意識に語りかけてくるような絶対命令とはいえ、彼女自身の羞恥は確実に足を縫い止めにかかっていた。
ごぎゅぐるるるるる!
「んぎゅっ!? ふ、んん……だ、駄目♥」
しかし、便意は待ってくれない。生理現象というものは、最終的には当人の意志など無視して限界を伝えるのだ。膨らんだ腹を抑え、前屈みで開きかけた肛門を締め直すフィー。
尿意と腹痛、便意が我慢の限界を超えつつある。このままではアヒルのおまるに辿り着けず、全て漏らしてしまうかもしれない。そうなれば指示に従ったことにならず、潜入は失敗に終わる。まだ何も掴んでいない。ここまで来て諦めてたまるかと、フィーは焦燥しながら小走りでオマルに向かった。己の考えが正しいかどうかなど、尿意と便意の緊急事態に比べれば些細なことだ。
今にも決壊しそうなアナルに力を込めて、オマルの上に跨る。アヒルの顔にはしっかりとハンドルが取り付けられており、フィーはそれを握って排泄可能な状態で跨って羞恥色に脂汗を浮かべた顔で声を発する。
「オマル排泄準備、整いました! 脱糞許可をお願いします!」
妙齢の美女が全裸でアヒルのオマルに跨り、堂々と排便を宣言する。ハンドルを握り、尿意と便意のダブルパンチで歪んだ可憐な面。サイズは調整されているとはいえ、子供用のオマルに跨るフィーの姿は滑稽で嘲笑されるものだ。その自覚があるからこそ、フィーは顔を真っ赤に上気させているのだろうけれど。
【排泄要求を確認。対象者フィー・クラウゼル…………排泄を許可します】
「排泄許可ありがとうございます! 催眠ゼリー排便、小便放出開始!」
限界間際で躊躇いがない宣誓に菊門が意気揚々と緩み、フィーが全力でいきむ。だが、その両方を備えたのはよい選択ではなかった。
ぶぼぉぉぉぉっ!♥ ぼぶっ、ぶぼぼ、ぶぼぼぼぼぼぶぅ!♥♥
「ひゃあっ!?♥」
菊門を緩めただけではなく全力でいきんだため、爆音で放屁が一番槍で飛び出してしまう。妖精の名に、それ以前に乙女として最悪の音色をケツ穴から爆音で轟かせ、決して人には聞かせられないオナラに一瞬羞恥でいきみが緩むも――――時すでに遅し。問題の塊は彼女の出入り口を広げてずるりと新品オマルの中に滑り落ち始めた。
「おひょおおおおおぉぉぉぉぉっ!?♥♥♥」
ぶりぶりっ、ぶりりりりっ、ぶちゅぶりゅりゅりゅりゅりゅ〜〜〜〜♥♥
胃の中で固まった白銀ゼリーが腸の形になってひり出され、フィーの肛門から雪崩落ちる。もはや彼女の意志では止められない、驚異的な大便が彼女に間抜けな奇声と表情を引き出させ、オマルに跨った下半身が崩れ落ちかけた。
「ふぎっ、ふんぎいいいいぃぃぃぃぃぃぃっ!!♥♥」
だが、フィーも意地を見せる。戦士として排泄の解放感などに負けていられない。いつ敵が現れてもいいように、迅速且つ的確に、警戒を怠ることなく脱糞を終える。オマルにアヒルハンドルがあってよかったと、便器に下半身を突っ込みかけたフィーが本気でそう考えていた。
しかし油断はできない。フィーを襲う解放感は一つではないからだ。
じょぼぼぼぼっ♥ じょばあぁぁぁぁぁぁっ!♥♥
「あっあっ♥ ふぁぁぁぁ……♥♥」
膀胱限界を超えた圧倒的な放尿。線にならず放射状にオマルを叩く真っ黄色の大放尿がフィーから踏ん張る力を抜き取っていた。
「ふんぬぅぅぅ……っ、はぁぁぁ♥♥♥」
必死にこらえて、緩んだ顔といきみ顔を交互に浮かばせる。
小便が反射してオマルから零れないように、腰を動かして常に角度を調節。肛門を捲り上げながらゼリーは適度な弾力でアナルの締め付けを跳ね返し、括約筋を刺激する。小便大便の羞恥に堪えながら、フィーは排泄測定のためあらゆる手を尽くして望まなければならない。
排泄しなければならない使命感。人前で排泄をするとという恥辱。
「お、おほっ♥ うんちっ、まだ出るっ!♥ わたしのケツからゼリーうんち出て……ひぅっ!?♥♥ おしっこの勢いが、増してるぅ!!♥♥♥」
感情が混ざり合って頭が茹り思考力が落ちる。すると、フィーの口からあられもない下品な実況が滑り落ちていった。緩くなったのは何も下の穴だけではないようだ。
「ふっ、ふっ、ふぅぅぅぅぅーーーーッ!♥♥♥」
プシャッ、ブシャッブシャッ♥ じょぼおおおおおおっ!♥♥ ぶりぶりっ、むりむりっぶりゅりゅっ♥♥ ぶりっ♥♥♥ ぶりっ♥♥♥ ぶりっ♥♥♥ ぶりっ――――ぶぽっ!♥♥ ぷぅぅぅぅぅぅぅぅぅ!♥♥♥♥
「あ……はぁ♥ う、うぅぅぅ……」
道中はまだ耐えられた。けれど最後、尻尾を切り離す間抜けな大便音と吹き抜け肛門から発射された甲高いオナラには耐えることができなかったのか、耳まで赤みがこびり付いたフィーから羞恥の大粒涙が零れ落ちた。
というより、ここまで羞恥に耐えられた方が異常だ。小便大便放屁と、どれも人に見せるものではない。大便がゼリーをひり出すものだとしても、だからこそ本物より凄惨な音を立てたというのもある。その痴態を周りのカメラと、彼女は気づいていないがオマルに仕込まれた超小型カメラで撮影されたのだ――――その悪を許さぬ気高い精神に経緯を評するように、声がフィーに降り掛かってきた。
【ゼリー大便の測定……全長3m、最大直径5cm、重量2.7kg。尿の測定……総量790ml、濃度が高レベルを記録】
「な、あ……い、言うなぁぁぁぁぁっ!!」
これは自身の汚物を測定するものだ。それは知っていたが、わざわざ聞かせろとは言っていない。オマルに跨って耳を塞ぎイヤイヤと首を振るフィーだが、声は彼女の心に響くように否応なしに聞こえてきた。
大便のサイズ、アナルの直径、尿の量と濃さに、しまいには放屁に対するアナウンス――――顔を真っ赤にして涙を流しながら、己の股を濡らす別のものに彼女は気が付かない。
「うわぁぁぁぁぁっ!」
結局、ひとしきり感情を吐き出してから自身の汚物と向き合いたくないフィーは部屋を小走りで駆け抜けた。けれど確実に、彼女の痴態は全て記録を成されたのだった。
【3分間、風呂に浸かり身を清めよ】
部屋の扉を開き、アナウンスを聞いたフィーはその内容に対して目を丸くした。今までのように羞恥を煽るものではなく、至って真っ当な命令に対してだ。
「……そんなことでいいの?」
フィーが三人か四人は入っていられそうな異様に大きいバスタブに、並々と張られた湯船。熱は視覚で伝わるほどであり、その魅力はフィーが一人で体験するのは勿体ないと思えるほどだった。
先ほどまでの命令……特に排泄に比べれば拍子抜けだ。まあ、排泄で少なからず汚れた身体を清めていいというのなら、彼女自身歓迎をするものである。
「……ふぅ」
一糸纏わぬ姿で十数分。冷えた足先から湯に入れ、肩まで浸かったフィーの身体が心まで温まる心地よい湯浴みに思わず色っぽい息が零れた。
身体の内側から熱が発せられるようでポカポカして――――頭が、ボーっとする。
「……あ、れ?」
裸身が火照る。身体の汚れが異常な汗と共に流れて、彼女の内側に真新しい細胞が構成される。神経が異様に鋭くなっているのに、視界がボヤけて四肢に力が入らない。
さすがにこれはおかしいと、カウントが終わる前にフィーは湯船から上がろうとした。
「な!?」
途端、バスタブの底からフィーを何かが縛り付ける。手足を雁字搦めにし、肩まで浸かるように絡め取ったベルトのような拘束具。身体に巻き付いたそれのせいで、フィーは湯船からの離脱を封じられてしまった。
――――風呂の湯の正体は高純度の媚薬。正確な命令の内容は【媚薬風呂に3分浸かり身を清めよ】だ。
「あひっ、ひぃぃ♥ やら、やめて、やへてぇぇ♥ だひへぇ♥♥」
身体がとき解され、お湯にフィーの身体から漏れ出た淫液が混ざり始める。全身の熱と痺れは呂律の動きすら苛むほど。そしてベルトがフィーの身体に巻かれ終わった瞬間、トドメとばかりにその身体を浴槽に引きずり込んだ。
「がぼっ♥ がぼがぼぼぼっ!?♥♥♥」
フィーの姿が消える。頭まで引きずり込まれ、波を打つ湯船の表面に辛うじて彼女の髪と溢れさせた空気が浮かんでいる。
耳から、鼻から、口から。女を一瞬で淫乱に変えるほどの媚薬が取り込まれていく。平時ならばまだしも、そのような状態で息が続くはずもない。途切れる――――そうフィーが思った直後、人知れず栓が引き抜かれバスタブから媚薬液が排出されていた。
「おぼぼぼぼ…………あ、へぇ♥♥」
役目を終え、空になった浴槽内部。ベルトの拘束を解かれ、ずぶ濡れの裸身が大の字で取り残されていた。その顔の緩みは極限まで……フィー・クラウゼルという戦士に対しての侮蔑を使わねばならぬほど、緩み切ったものだった。
【お疲れ様でした。次が最後の部屋です。お進みください】
――――下拵えを終えた雌を招くように、最後の扉の鍵が開いた。
【薬を飲み、拘束台に合わせて仰向けになれ】
最後の命令も変わらず無機質で詳しい要領を得ないものだった。
X字の磔台が平面で設置されて、離れた机にはまた大ジョッキに注がれた液体が置かれている。
「はぁ♥ あぁ……♥」
しかし、フィーは自身の思考で疑問を覚えることはなかった。純粋に、考える余裕がないのだ。媚薬で今すぐ全身を掻き毟るように貪りたい欲求を抑え、足を引き摺ってここまで来た。最後の部屋、ここさえ終えれば――――それが何に繋がるのかさえ忘れて、彼女は命令に従う人形のように液体を飲み干し、磔台に背中を預けた。
「っ…………はぁ」
磔台の手足に当たる部分から拘束具が飛び出し、フィーを縫い付ける。そこで迂闊なことをした、とは考えない。背中を磔台に預けることができ、僅かだが精神の落ち着きを取り戻すことができたからだ。
だが、こういった磔台は普通対象を立たせるものではないのか、という考え方はあるだろう。これではまるで――――フィー自身が、レストランの料理として盛り付けられているようで。
「……う゛ぎぁ!?♥♥♥」
瞬間、下腹部の焼けるような熱にフィーが叫び声を上げた。瞠目した瞳を閃光が包むように走って、視界が何も見えなくなる。それだけの衝撃と熱があるというのに、不思議と痛みはなかった。
「あ、あ、あ、あああああああああああっ!♥♥♥♥♥」
彼女を襲ったのは一際激しい、否、そんな言葉では足りない気が狂うような絶対的快感だった。絶叫と共に身体を動かそうとした。できないのだと拘束具から音が鳴ってから気づく。全ての思考が快楽に遅れを取り、股間から何かを引きずり出されるのうな感覚が先行していく。
「あっ♥ ふぁっ♥ はぁぁぁぁ………………なぁ!?!?」
やがて熱の波が穏やかになり、フィーが深々と息を吐いて整え、沈黙を挟んでその整えた息を台無しにする叫びを上げた。
首を上げて、磔にされた身体の下部を見やった。それだけなのに、フィーはここ一番の驚きを顔と声で表現した。
「な、な、なななっ、なんで……っ!?」
それは何故かと問われれば、
「――――なんでわたしに、お、おお、おちんちんが生えてるの!?」
フィー・クラウゼルという美女の股間から、男のペニスというありえないものが生えていたからであろう。
仰向け平面で凹凸を作る美乳を越え、聳え立つ肉の塊。ビキビキと触れずして血を滾らせ、先頭の口からは雄臭い我慢汁を垂れ流し、愛液でべっとりと濡れた陰毛に乾きを許さない。
睾丸がないことが救い、にはならないだろう。その巨頭はフィー・クラウゼルという美女に、ふたなりという状態異常を付与したようなものなのだから。しかも、フィーに与えられた異常はふたなりだけではない。大便と小便の二重解放と同じように、相互作用を引き起こす。
「あ、はぁ……あっ、あっ、あっ♥♥」
激しい熱は収まったが、今度は穏やかでむず痒い、耐えきれない熱がふたなりから生み出されている。触れなければ萎えるはずのペニスが一向に力を失わない。立派すぎる巨頭はフィーの身体から一番飛び出し、触れて欲しいとチンポ汁をダラダラと滴らせて止まらない。
「はっ♥ はっ♥ はっ♥」
だが触れられない。フィーの両手は磔台に差し出して、全力を出しても引き千切ることができないのだ。せいぜいと腰をカクッ♥カクッ♥カクッ♥ と突き出してエアオナニーをするしかないが、余計に虚しさともどかしさが募るだけだ。
媚薬のおかげで甘イキはできる。それでもマンコから愛液が飛び出すくらいで、ふたなりちんぽは全く気持ちよくなれなかった。触れたい、擦りたい、扱きたい。扱かせて扱かせて、扱いて扱いて扱いて、シコシコシコシコシコシコシコシコ――――イキたい。
「イキたいイキたい! 触らせて! わたしのふたなりチンポ触らせて、扱かせてぇぇぇぇぇぇっ!♥♥♥」
限界は、そう遠いものでもなかった。当然のことだ。【ふたなり化の薬を飲み、X字に磔られろ】という命令はとうに終えている。次の命令が来るまで待つなど、フィーに耐えられるはずもない拷問だった。
「ちんぽっ♥ ちんぽちんぽちんぽぉ♥ 扱きたい! 気持ちよくシコシコしたい! もう我慢できない。おちんぽシコッてイカせてくださいお願いしますぅぅぅぅぅっ!♥♥♥」
ぶりんっ♥ ぶるんっ♥ ぶりんっ♥ ぶるんっ♥
ふたなりちんぽが上下に揺れる。左右に揺れる。虚空を突いて虚しいだけの透明ちんぽ汁を飛ばす。女として受け止める未知数の雄チンポの快感に頭の悪い雄叫びを上げる。
妖精と呼ばれた愛らしい少女から羽化した美女。そんなフィー・クラウゼルがふたなりちんぽに屈した恥辱塗れの瞬間を。
【認識に関する催眠を解除、ここまでの己の痴態動画を確認せよ】
フィー・クラウゼルという〝個〟に、全て認識させる。
「扱かせて! シコシコシコシコ扱か――――――――あ?」
催眠の解除。フィーの脳髄を支配していた暗示が解け、鐘の音から失われていた彼女の正常な思考が回帰する。
顔を青くした。歯がカチカチと噛み合わずに鳴った。顔を真っ赤にした。奥歯が砕けんばかりに歯ぎしりを起こした。
全てが正常に戻る。だが、身体は正常でないまま、フィーが見上げる視界に映像と音声が映り込み鼓膜を震わせた。
『フィー・クラウゼル! 年齢20歳、身長162、体重48、スリーサイズは上から81、55、79です!』
『ここまでさせてまだ疑う気? ……確かに、マンコとアナルに武器を隠すのは女の常套手段だけど』
『っ! 早くしないと、おしっこが出ちゃうかも……』
『あふっ、暖かいのが、お腹の中に……っ! っ、うぅ……ふぁああ♥』
これまでの過程全て。敵地の中に潜入できたと思い込み、裸になった自分自身。おしっこを我慢して、ケツ穴にゼリーを流し込む自分の恍惚とした顔表情。
フィー・クラウゼルの間抜けな洗脳潜入記録が、余すことなく彼女の目の前に流れたのだ。
「やめろ、止めろおおおおおおおおおおおぉぉぉぉぉぉぉ!!」
怒り狂ったフィーが身体を捩らせる。しかし、動くのはその乳房やメスちんぽだけだ。ならばと目を逸らした。映像が着いてくる。それならと目を閉じた。音は消えず、どういう理屈か瞼の内側に映像が投影された。
「やだ……やだぁ……もう、やめて……ころして……ころしてください……」
『オマル排泄準備、整いました! 脱糞許可をお願いします!』
『お、おほっ♥ うんちっ、まだ出るっ!♥ わたしのケツからゼリーうんち出て……ひぅっ!?♥♥ おしっこの勢いが、増してるぅ!!♥♥♥』
『ちんぽっ♥ ちんぽちんぽちんぽぉ♥ 扱きたい! 気持ちよくシコシコしたい! もう我慢できない。おちんぽシコッてイカせてくださいお願いしますぅぅぅぅぅっ!♥♥♥』
正気を無くした自分の記録が正気に戻ったフィーを襲う。
オマルに跨りアヒルハンドルを握る全裸女。
ゼリー大便をひり出す肛門を映し出されながら下品な言葉を並べ立てる脱糞女。
磔にされながらふたなりちんぽを振って媚を売る変態女。
「あ、あぁぁぁ……♥」
フィーのプライドごと精神をへし折るには、十分すぎるものだ。今の自分、リアルタイムすら映し出されては、もうどうにもならなかった。
マンコは濡れ、乳首は固く勃起し、アナルは半開き。何よりふたなりは天を衝いていた。自分自身の恥辱映像に興奮しっぱなしで、我慢汁をドクドクと湯水のように溢れさせている。
もう、一秒だって我慢したくない。
「――――おねがい、お願いします! 射精させてください!♥ 出したいのに、出そうなのに出ないんです! お射精許可をお願いしますっ!!♥♥♥」
積み重なった射精欲求が、フィー・クラウゼルという女の心を打ち砕いた。
「全部、ぜんぶ話します! わたしは《アルマータ》との繋がりを調べるためにここに来ました! けどもうどうでもいい! 遊撃士もみんなのこともこの国がどうなってもいい! だからちんぽ! ちんぽを射精させてください!♥♥ フィーのふたなり勃起おちんぽびゅるびゅる〜って気持ちよくザーメンぶちまけさせてください!♥♥♥ 遊撃士からおちんぽブッコキ女にしてくださいぃぃぃぃぃぃっ!♥♥♥♥」
ここにいるのは潜入に失敗し、媚薬とふたなりで気が狂ったド淫乱な雌だ。そうでなければ、フィー・クラウゼルという少女が救われない。メスちんぽを振り乱して人生を投げ出すような存在をフィーだと認めてしまっては、あまりに哀れであろう。
そんな彼女に慈悲が下る。
【敗北を宣言し、射精と共にその人格を排泄せよ】
催眠解除後の命令に、拘束力は存在しない。やろうと思えば、初めからそうできたことをこの命令を下す存在はしなかった。その理由はわからない。わからないが、この命令がフィーを縛るものではないことは確かなのだ。
「わたし、フィー・クラウゼルはこれから敗北の射精をさせていただきます!♥ 女の子なのにチンポコ生えてる変態負け犬フィーが情けなくお射精懇願するところ見てください♥♥♥」
――――そんなことはもうどうでもいいのだ。
足りないのならもっと差し出す。射精のためなら、これまで積み重ねてきたものを吐き出しても恐ろしくはない。絆も力も必要ない。
「馬鹿みたいに自信満々で突撃した癖に、催眠即堕ちで醜態晒した間抜けがこのわたしです♥ 低能女フィー・クラウゼル、催眠とチンポに完全敗北♥ 催眠とチンポに脳みそ犯されて降参しました♥」
欲しい。その渇望だけが彼女の中で渦巻いている。視線は寄り目でチンポだけを追っている。舌は垂れて垂涎を滴らせている。
「我慢できなくて今にも暴発しそうな負け犬ザーメン♥ 扱きたいのに騙されて拘束された所為で触れもしない惨めなマゾ女♥ Mにピッタリのマゾチンポが苦しくて苦しくて気持ち良くなってます♥ もう一秒だって待ってられません♥♥♥」
あまりの惨めさにチンポが震える。脳に積み込んだ人生の全てが股間に流れていく。惨めすぎて気持ちがいい。哀れすぎて気持ちがいい。屈服する自分が、最高に輝いている。
「だからお願いします!♥ チンポ射精させてください♥ ビュービューせーし出したいです♥♥ しゃせいしゃせい!♥♥ しゃっせい♥しゃっせい♥ 射精絶頂させてください!♥♥ おちんぽお射精ミッションをチンポ屈服変態フィーに命じてくださいお願いします!♥♥♥」
ビクン♥ マゾチンポの脈動が遂に膨張という形を選んだ。
【射精許可。敗北人格を射精し、我らに忠誠を誓う奴隷となれ】
瞬間、フィー・クラウゼルの脳が絶頂を思い出した。脳とメスちんぽが直結する。エラを張ったチンポが初射精を解禁してもらえたことを鼓膜を音が通り抜けるより早く察知した。
「催眠敗北負け犬ちんぽ、射精解禁!♥♥♥ いくいくいく――――雑魚メスちんぽイクうううううううううううぅぅぅぅぅぅ!♥♥♥♥♥」
びゅくびゅくびゅく――――ドボビュルルルルルルルルルルルルルッ!♥♥♥♥
準備射精が溢れる。ついで、噴射。火山の噴火を思わせたそれが、白濁液を吹き上げでフィーの全てを吐き出させる射精を開始した。
巨頭から噴射された白濁液が一定の距離まで打ち上がり、広がる。それらがフィーの裸体に降り注いだ。
「いひぃぃぃぃ!♥♥♥ せーしでる!♥♥♥ 射精止まんない!♥♥♥ えひっ!♥♥♥♥ 出る、精子と一緒に、大事なもの出てる!♥♥♥ わたしの中で無くしちゃいけないもの全部くっさい精液にしちゃってる!♥♥♥♥ でも止まんない!♥♥♥ 止められない!♥♥♥ もういい!♥♥♥ 出させて、全部まとめて射精させてええええぇぇぇ!!♥♥♥♥♥♥ ちんぽイク、イク、イク、イクーーーーッ!!♥♥♥♥♥」
白濁液が磔ふたなり女を卑猥に飾り付ける。自らの知性を、大事なものを余すことなく裸体の盛り付けに使われ、消費し、消し去る。
「あひょおおおおおぉぉぉぉぉぉぉ!!♥☆♥☆♥☆♥☆♥ 射精好きぃぃぃぃ!♥♥♥ お射精ばんざーい!♥♥♥♥ あへええええぇぇぇぇ!!♥♥♥♥」
ドッピュドッピュブピュルブヒュル♥ ドプドプドプドプドプ……ぴゅっ♥♥♥♥
白濁液に塗れたアヘ顔に、最後の一滴がべちゃ♥ と叩きつけられた。
萎えチンポが精液塗れの太股を叩く。全身にイカ臭い人格精子を纏わり付かせたふたなり女が、拘束を解かれ立ち上がった。
ゆっくりと用意された巨大カメラの前に立つ。大きなレンズに自分の姿が反射し、その目に映っているはずだ。
なのに彼女は淫靡に微笑み、敬礼をした。
「負け犬チンポ奴隷フィー・クラウゼル、ただ今参上しました♥ 精一杯負け犬ちんぽシコッて組織のために頑張ります♥」
ビクンッ♥
惨めなほどに気持ちがいい。絡み付いた人格精子を振り払い敬礼勃起するフィーの……いいや、フィー・クラウゼルだった身体のメスちんぽ。
この日、B級遊撃士の《妖精》フィー・クラウゼルが任務中に姿を消した。懸命な捜索も虚しく、将来を期待された聡明で優秀な遊撃士の行方が見つかることはなかった。
そして時を同じくして、各地で凄惨なレイプ事件が勃発した。神出鬼没な犯人は、被害者を犯して最後には必ずその精液を相手の全身にぶちまけるという。被害者の女性は決まって美しく、それでいてレイプ後はその美貌がわからぬほど顔が歪んでいるという――――それも、自らの意志で淫猥な微笑みを浮かべているという意味で。
その事件にはある噂があった。眉唾物で、噂にしても低俗の度が過ぎていると言われている。
「おほっ♥ 今日の雌穴は当たり!♥♥ このマンコちんぽ止まんねっ♥♥♥ うっほおお〜〜〜〜♥♥♥♥」
犯人の声が、犯人の姿が、行方をくらませた《妖精》にそっくりなふたなり全裸女であるという噂はまことしやかに囁かれ、その下品な嬌声と共に消えていった。
何だかんだ軌跡シリーズ書くこと増えてきたなぁと思う今日この頃。やはりキャラがエロいし設定もすこ。キャラがエロい。大切なことだから2回言いました。
尊厳を踏みにじりまくった後にふたなり人格射精させて無様な洗脳少女にするのは……最高やな!!これの続きを書くならエピローグのレイプ現場とかになりそう。アニエスが犠牲になりかっこよく登場したレンちゃんがド下品レイプされる(予定)なおいつ書くのかも未定な模様。
感想、評価、お気に入りなどなどお待ちしておりますー。依頼の残りも減ってきたので何かあればお気軽にどうぞ。年末年始だろうとまあ特にという物書きが趣味な人間なので。暇人だねって言うのはそうね。ではまた次回〜