いくら何でも遅すぎる、こうなるとこちらから向けに行きたいけど今の自分は目が見えていないスイレンを残すことはできないからどうやってみんなを探せばいいのか。
自分はどうしたら良いのかわからないでいたらスマホが鳴り出して何事かと思ってラインを開いてみるとそこには帝神からきており内容はその子の目を治したいのであればお主がいる砦から北側に向かえばある洞窟にたどり着けるのだがそこに彼女の目を治せる方法がある。
それは本当なのかと思っていたけど帝神がこちらに嘘を言って得することはないなと考えてこれは真実の可能性が高いと思えた。みんなの様子も気になるけど今はスイレンの目を回復させることが優先にして行こう。
もしスイレンが目が治ったら心強い仲間になってくれるはずだ。そうすれば相手が少し多くても戦える。それだけスイレンは強いのだ、と言うか自分が弱すぎるだけかもしれないけど。
とりあえず今後の行動は決まった以上は準備を始めたのである。そしてスイレンには目が治せるかもしれない場所が分かったからもう少しだけ頑張ってくれと話すと
「それは本当ですか・・・ごめんなさい、嬉しくて泣いていると思いますがこれは嬉しくて泣いているだけなので誤解しないでください」
それはもちろん、目が見えるようになれるとわかったらそれは誰でも喜ぶに決まっている。むしろ、喜ばないほうが可笑しいからと思いながら自分は何が来てもいい様に準備をしてから砦の北側に向かってスイレンとそのスイレンに従っている水龍を連れて歩き出した。
北側と言うからあの山脈の中に洞窟があるのかなと考えながら北に向かって歩いていた。本当にケラウノスたちはどうしたのであろうか。流石に死んでいるとは思えないが少し心配である。
そもそもケラウノスはこの世界からすれば邪神みたいな扱いをされているのでもし王子軍と鉢合わせをしたら殺されてしまう可能性が非常に高い。と言うかケラウノスと一緒にいる自分も殺される可能性があるし。
そう考えると王子軍とは会ってみたいけど会いたくもないかなと思えた、主人公だからカッコいいと思えるけど自分はどちらかと言うと敵側みたいな感じだから容赦はないよな。
ブラッククラスのヒロインたちが一斉に襲い掛かってきたら嬉しいようでとても怖い。絶対に勝てませんからあっという間にやられるのがオチです。今のうちにどうやって王子軍と言うよりアイギスと仲良くできるか考えておかないといけないよな。
王子軍はいろんな国の連合軍で間違いなく戦力はこの世界の中でも一番、二番と言えるだろう。それに比べて自分たちは相手の一個小隊ぐらいしか戦力はなく戦った瞬間に負ける。
本当にこの世界はいろんな意味で厳しいよなと思いながら歩いて森を抜けると自分の目の前に大きな山脈が現れたのである。これはマジで超えられることができないのではないかと思えた。
少なくても富士山よりも大きい山脈が続いている、これを通るのは至難の業だ。まあ、元の世界でそれをやってきそうな英雄がいるのだが。それがいない限りは無理です、ここを超えるのはと思いながら見ていると近くに大きな洞窟の入り口を発見したのである。
ここがスイレンの目を治す方法がある洞窟なのかと思いながら見ていた、中には魔物がいなさそうなので自分はスイレンの手を繋いで洞窟の中に歩き出した。
洞窟はとても静かで特に何も変わったところはないように見えたがしばらく歩いていたら奥の方からとても美しい色をした光が出て来ていた。もしかしてあの光がスイレンの目を治す秘訣なのかと思いで自分はスイレンの手を離さないようにしながら歩いて向かった先にはとても神秘的な地下湖が広がっていた。
こんなに大きな地下湖は生まれて初めて見たと思いながら大きな地下湖からはまるでオーロラみたいな光を出していた。できることであればこの光景をスイレンに見せてあげたかったと思っていた。
ほかの者たちはまあ、少なくてもケラウノスは花より団子なのでチョコレートケーキでも作っていれば文句は言われないだろう。それは今は置いといてここからどうすれば良いのだと思いながら見ていたら地下湖から急に光が集まりだしてそこから声が聞こえてきたのである。
「童の眠りを起こす、人の子よ。何の用事でここに現れた。もしよからぬ考えのもとで来たのであれば災いを起こすぞ」
「違います、自分はこの子の目を治せる方法がここにあると聞いて訪れたものです。お願いします、この子の目を治せる方法を教えてください」
「童は確かにこの小娘の目を治せる方法を持っている。しかし、そう簡単にするものではない。だからお主に試練を与える。今から湖から現れるゴーレムを倒せたらそちの願いを条件付きで聞いてやろう」
ゴーレムですかと思っていたがそれを倒せたら条件付きだけどスイレンの目を治してくれると言ってくれたのだ。ゴーレムが相手でも頑張って戦ってやると思いで待ち受けていた。
「無論、戦っている間はそこの小娘には指一つも触れないと約束をしよう。さあ、勇気があるのであれば前に現れるが良い、人の子よ」
自分はスイレンに手を握りながら大丈夫だ、必ず勝負に勝って君の目を治して見せるよ。だから応援をして待っていてと言った。そうするとはい、頑張ってください、雅也さんと言われたのでこれは借りに相手が化け物でも逃げれなくなったなと思いながら前に歩き出した。
そうして前に出ると地下湖から大きな音が聞こえて地下湖から巨大なゴーレムが現れたのである。普通に考えて一人で戦うものではないけどスイレンと約束をした以上は逃げるわけにはいかない。
そう考えていたら地下湖の主がこのゴーレムは英雄が苦戦をしたゴーレムと説明をしてくれた。千年前の英雄が苦戦をしたゴーレムを一人で相手にするのですか。
これってもしかして非常に危ない状況に置かれているのではないかと思っていたが時間は待ってくれずにゴーレムが自分に向かって襲い掛かってきたのだった。自分はゴーレムの攻撃を避けてゴーレムに対して
「ゴーレムさんよ、人の底時からを舐めるなよ。今こそ大和魂と言う物を見せてやるぜー」
自分はそう意気込みを入れてからゴーレムに向かって突撃を始めたのであった。