その次の日には自分たちはスイレンがもともと住んでいた場所に向かって歩き出していた。今は一人でも多くの人材が必要だとか考えての行動であった。
いくら有能でもわずか三人と水龍、一匹ではどうすることもできない。それならばどこかの人が集まっている場所に向かって仲間を集めたほうが良いと考えた自分たちはスイレンが住んでいた場所に向かっていた。
別に問題もなく進んでちょうど引き潮になっている時に到着してそのまま満ち潮になる前に半島の奥に進んだ。
進んでいるうちにどんどん道は狭くなり確かにこれでは簡単に攻めることはできないなと思いで歩いて標高が高くなる場所まで歩いていた、そして島を見てこれは島丸ごと要塞をしている。
島自体の大きさもあるのでここならば小さな国ぐらいはできそうと思いで歩いていると奥から何か騒ぎが起きているような感じがしたので走ってみるとそこにはゴブリンの軍勢が村を襲おうとしていた。
このままでは危ないと思った自分たちはゴブリンの群れに突撃をした。幸いなことに弱いゴブリンばかりだったのでそれほど苦労はしなかった。まあ、スイレンちゃんもいるし女神でもあるケラウノスもいることだから負けるはずがない。
そうしてあっという間に蹴散らして自分たちは村から歓迎を受けたのだった、ついでにここでスイレンが住んでいた村らしくスイレンちゃんを見ると村の人々は喜んでいた。
村で一番強くて美人で人気があったので無事に帰ってきたことに嬉しく思っているらしい。そこにスイレンちゃんが自分を彼氏と言って紹介をしていた。
いやいや、いくら何でも早すぎじゃないかと思っていたが村の女性からは歓迎を受けて男性からは村のアイドルが奪われたとして嫉妬の目を向けられていた。
確かにそうなりますよねと思いで見ていた、まずは長く歩いた上に戦闘もしたので疲れた体をこの村で回復するために滞在をすることにしたのだった。
もちろん数日後にはこの島にある唯一の町に向かう予定だ。そこでは多くの人もいるので戦力になってくれる人もいるだろうと考えていた。
だが、自分の考えとは予想もしないことが起きたのである。それはこの村は勿論のこと周辺の村をすべて統治をしてほしいとお願いをされたのである。政治ができる上に飽きないなどの知識もあったせいでそうお願いをされたのである。
実はこの地は辺境な地で全然技術などが進歩しなくてその上でこの交通の不便さを加わってあんまり訪れる人もおらずここの領主は代理を送ってくることはないぐらいに寂しい地方なのだ。
しかし、今回はそのあんまり攻めても利益が出ないおかげで魔物たちからあんまり攻撃をされることもなく無事であったらしいがつい最近になりとうとう魔物たちも攻めて来てどうしようと思っていた時に自分たちが現れたと言うわけだ。
そして訪れた人はとても強くその上でいろんな技術を持っている人であり是非ともこの地を治めて安心をさせて欲しいと言うのだ。
確かに自分は過去にこれの数倍の広さの領地をもって統治をしていた経験があるけど・・・それは周りが優秀な人がいたからできただけで今、同じように出来るかと言われたら自信がない。
特にアーリマン様からは後方支援みたいな役割を任せられて兵糧や武器などの調達や製造などはしていたけど、商いもやって商業を栄えさせたこともあるけどさ。それでも心配だよね、政が出来そうなのが自分ぐらいしかいないから。
少なくてもスイレンちゃんはできそうもないと言うか政の話をしたら煙が出て完全にオーバーヒートしていた。そしてケラウノスも堂々としながら私は部下にすべて押し付けていたから分からないと言ってきたのでとりあえず当分の間はケーキを作ることをやめることにした。
けれども人々が不安になっていることを見捨てたくはない上に自分にとっても大きな利益が出ていた。それは争いもせずにこの地を手に入れることができるということが一番の大きな利益。
この地を一度、統一して国として機能をさせた上でこの地や町などに繋がる数少ない道に要塞でも作れば村どころか国すべてを守れる。
この余りにも標高の差は天然の空堀や水掘りになっている。まるで中国になる四川みたいだ。その地で有名な国は三国志に出てくる蜀と言う国だがこの地とその蜀と言う場所は非常に似ているところがありとても守りやすい。
ならばここから国を立ち上げることにしても良いかもしれないと思っていた。それにスイレンの故郷だし魔物たちから守り、国を発展させることができると考えた自分はこの村の村長の提案を受け入れることにした。
すると村長は喜んではい、これからよろしくお願いしますと言って頭を下げた。そして嬉しかったのか村長はすぐにほかの村や町の有力者たちに話をしたのである。
自分たちも村長に同行して集まっていた、最初は本当に大丈夫かと言われていたが自分の知識や力などを見せたらすぐにお願いをしてきたのであった。本当に人材がいないのねと思いながら承諾して正式なこの地の主になった。
そう言ってもまだ何もないがまずは村や町などを守るために侵入されやすい道に柵や落とし穴などを作って防衛線を作っていた。そしてその間にもスイレンちゃんにはこの島の地形や川などを調べて地図を作ってくれるようにお願いをした。
ケラウノスには見張りをお願いをして魔物が来ているかとか見てもらっていた。幸いなことにあの引き潮と満ち潮で地形が変わる場所があるおかげで魔物たちはこちらまで向かってこなかったみたいだ。
本当に自然の要塞だなこの場所はと思いで仮の防衛線を作り上げた、そうしてまずは戦える男たちを集めて訓練をさせた。主に弓や槍の攻撃を教えていた、出来る限り接近される前に倒そうと言う考えで教えていた。
その中でも弓矢の使い手だなと思ったのはあの人物であった。それは千年戦争アイギスをプレイをしているのであれば一度は見たことあるだろう。その男は弓兵アルス。
まさか、名前があるキャラがこんな場所にいるとはと思っていたけどならばスイレンもここ出身じゃないかと思うのだった。ほかにも足軽のほうでもなかなか頼りになれそうで良いけどここで思うのは回復をしてくれる人物がいないと思って出来る人が来てくれるように祈るのであった。
そして雅也がいる地方の山奥で一人の少女が未来が見えて誰もいないので声を出して言うのだった。
「そろそろ、運命の主に会えそうじゃな・・・」
少女の姿から見て風水士であろう者は少し笑みを出して占いをしていたのであった。